JP7171882B2 - 負圧湿式予作動スプリンクラー設備 - Google Patents
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Description
消火水槽から一次側配管の減圧センサが減圧を検出すると起動する送水ポンプを介して上方に立ち上がって配管された一次側配管と、各階において前記一次側配管に接続され、スプリンクラーヘッドまで配管された二次側配管と、
前記一次側配管と前記二次側配管との間に設置され、火災発生時以外では閉状態が維持される予作動式流水検知装置と、
前記二次側配管に一端側を接続すると共に、他端側を、下端が前記消火水槽まで垂下した排水管に接続した吸引管と、
前記吸引管の途中部に設置された、前記二次側配管内の負圧の状態の正常時には少量の、異常時には多量の流通量とするオリフィス自動弁と、
前記吸引管の途中部における前記オリフィス自動弁より前記二次側配管側の位置に設置された、前記二次側配管内の圧力を検出する真空スイッチと、
更に、最下層の吸引管より下側に、内部に水位検出器を設けた気水分離タンクを配置して該気水分離タンクの下側を弁を設けた導管を介して前記排水管に連通すると共に、該気水分離タンクの上部を吸気管を介して空気を吸引する真空ポンプに連通し、前記排水管の末端に逆止弁を設けて、消火水槽の水が排水管側に流れ込まないようにした負圧湿式予作動スプリンクラー設備において、
前記気水分離タンクの上部と前記真空ポンプとを連通する前記吸気管の途中部にリミットスイッチ付オリフィス弁を設け、更に、前記気水分離タンクの上部に、吸気用自動弁を備えた、大気を取り入れる吸気管を設ける一方、気水分離タンクの下部に、気水分離タンク内の水を排出する水抜き管を設け、
更に、前記吸気管の途中部に設けたリミットスイッチ付オリフィス弁の作動によって水の流通を遮断すると共にリミットスイッチが作動して、気水分離タンクの上部に設けた吸気管の吸気用自動弁を開放すると共に、気水分離タンクの下部において排水管に連通させる導管と水抜き管とを分岐状に接続して該分岐部分に設けた三方自動弁を、導管の気水分離タンクへの分岐管への接続ポートと、水抜き管への接続ポートとが連通するように作動し、気水分離タンク内の水を自然流下させて排出するようになしたことを特徴とする負圧湿式予作動スプリンクラー設備
にある。
本体部は、シリンダ部と、該シリンダ部の一端側に装着されるカバー部からなり、該シリンダ部は、該シリンダ部の一端側が閉塞された円筒状をなし、閉塞部分の中心部に、流出口と、該流出口の内側に連成された該流出口より小径の開口を設けてなり、
カバー部は、一端部が閉塞された円筒状をなし、閉塞部分の中心部に、前記流出口と同径の流入口を設けてなり、
ピストン部は、一端部が閉塞された円筒状をなし、他端部に外径が前記シリンダ部の内径と等しいフランジ部を形成し、円筒状部分に前記シリンダ部における閉塞部分の開口より小径の開口を設けると共に、流入する水の圧力によって前記コイルバネの付勢力に抗して最前進位置まで移動することによりその閉塞部分が前記シリンダ部の内側面に密接するようになされ、
さらに、前記ピストン部におけるフランジ部の外周部に、前部が低い傾斜面を形成する一方、シリンダ部における前記ピストン部のフランジ部の傾斜面に対応する位置に孔を貫設し、該孔内に、下端部が前記ピストン部のフランジ部の傾斜面に摺接し、コイルバネをもって内方に移動するように付勢された円柱状のプッシュロッドを出没自在に挿入してなると共に、前記シリンダ部における前記プッシュロッドの出没位置にリミットスイッチを設けてなるリミットスイッチ付オリフィス弁
としてもよい。
尚、プッシュロッド15とシリンダ部3Aの孔3A″との間にはOリング16′が介装され、プッシュロッド15とシリンダ部3Aとの間の水密性が保たれている。また、シリンダ部3Aの孔3A″の開口端には、プッシュロッド15を摺動自在に嵌合した環状バネ受け17が取着されている。
2 リミットスイッチ付オリフィス弁
3 本体部
3A シリンダ部
3A′閉塞部分
3B カバー部
3B′閉塞部分
4 流出口
5 開口
8 流入口
10 ピストン部
10′ 閉塞部分
11 フランジ
11A 傾斜面
12 開口(オリフィス)
13 コイルバネ
14 コイルバネ
15 プッシュロッド
16 リミットスイッチ
17 吸気用自動弁
18 吸気管
20 水抜き管
21 逆止弁
22 三方自動弁
100′ 負圧湿式予作動スプリンクラー設備
100″ 負圧湿式予作動スプリンクラー設備
101 一次側配管
102 消火水槽
103 送水ポンプ
104 二次側配管
105 スプリンクラーヘッド
106 予作動流水検知装置
107 火災感知器
108 吸引管
109 排水管
113 オリフィス自動弁
114 真空スイッチ
115 信号受信盤
116 制御盤
120 気水分離タンク
121 弁
122 導管
123 真空ポンプ
124 吸気管
125 排水ポンプ
Claims (2)
- 消火水槽から一次側配管の減圧センサが減圧を検出すると起動する送水ポンプを介して上方に立ち上がって配管された一次側配管と、各階において前記一次側配管に接続され、スプリンクラーヘッドまで配管された二次側配管と、
前記一次側配管と前記二次側配管との間に設置され、火災発生時以外では閉状態が維持される予作動式流水検知装置と、
前記二次側配管に一端側を接続すると共に、他端側を、下端が前記消火水槽まで垂下した排水管に接続した吸引管と、
前記吸引管の途中部に設置された、前記二次側配管内の負圧の状態の正常時には少量の、異常時には多量の流通量とするオリフィス自動弁と、
前記吸引管の途中部における前記オリフィス自動弁より前記二次側配管側の位置に設置された、前記二次側配管内の圧力を検出する真空スイッチと、
更に、最下層の吸引管より下側に、内部に水位検出器を設けた気水分離タンクを配置して該気水分離タンクの下側を弁を設けた導管を介して前記排水管に連通すると共に、該気水分離タンクの上部を吸気管を介して空気を吸引する真空ポンプに連通し、前記排水管の末端に逆止弁を設けて、消火水槽の水が排水管側に流れ込まないようにした負圧湿式予作動スプリンクラー設備において、
前記気水分離タンクの上部と前記真空ポンプとを連通する前記吸気管の途中部にリミットスイッチ付オリフィス弁を設け、更に、前記気水分離タンクの上部に、吸気用自動弁を備えた、大気を取り入れる吸気管を設ける一方、気水分離タンクの下部に、気水分離タンク内の水を排出する水抜き管を設け、
更に、前記吸気管の途中部に設けたリミットスイッチ付オリフィス弁の作動によって水の流通を遮断すると共にリミットスイッチが作動して、気水分離タンクの上部に設けた吸気管の吸気用自動弁を開放すると共に、気水分離タンクの下部において排水管に連通させる導管と水抜き管とを分岐状に接続して該分岐部分に設けた三方自動弁を、導管の気水分離タンクへの分岐管への接続ポートと、水抜き管への接続ポートとが連通するように作動し、気水分離タンク内の水を自然流下させて排出するようになしたことを特徴とする負圧湿式予作動スプリンクラー設備。 - 気水分離タンク内の水位が充分に低下したときには、吸気用自動弁を閉止すると共に、三方自動弁を導管への接続ポートと、導管の分岐管への接続ポートとが連通するように作動させ、真空ポンプによる吸引を再開するようになした請求項1記載の負圧湿式予作動スプリンクラー設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021210391A JP7171882B2 (ja) | 2017-11-15 | 2021-12-24 | 負圧湿式予作動スプリンクラー設備 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017220211A JP7001435B2 (ja) | 2017-11-15 | 2017-11-15 | 負圧湿式予作動スプリンクラー設備 |
JP2021210391A JP7171882B2 (ja) | 2017-11-15 | 2021-12-24 | 負圧湿式予作動スプリンクラー設備 |
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JP2017220211A Division JP7001435B2 (ja) | 2017-11-15 | 2017-11-15 | 負圧湿式予作動スプリンクラー設備 |
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---|---|
JP2022037198A JP2022037198A (ja) | 2022-03-08 |
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ID=87852804
Family Applications (1)
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JP2021210391A Active JP7171882B2 (ja) | 2017-11-15 | 2021-12-24 | 負圧湿式予作動スプリンクラー設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7171882B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014188298A (ja) | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Nohmi Bosai Ltd | スプリンクラ消火設備 |
JP5601988B2 (ja) | 2010-11-19 | 2014-10-08 | ニッタン株式会社 | 負圧湿式スプリンクラー設備 |
-
2021
- 2021-12-24 JP JP2021210391A patent/JP7171882B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014188298A (ja) | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Nohmi Bosai Ltd | スプリンクラ消火設備 |
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