JP7169803B2 - コンバイン - Google Patents
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特許文献1には、チャフシーブを複数のチャフリップ板で構成し、かつチャフリップ板の上端縁を上下方向の波形状に形成した技術が開示されている。
波形部分の谷部に係止された線状の夾雑物の姿勢は、それが相当に長いものであれば、複数のチャフリップ板にわたる状態で係止された姿勢となって、前後のチャフリップ板同士の間から落下し難くなる。しかし、それほど長くないもので、単一のチャフリップ板の上端縁における波形部分のみに係止された状態であれば、チャフシーブの揺動作動に伴う夾雑物の姿勢変化を抑制できず、前後のチャフリップ板同士の間から簡単に落下する虞がある点で改善の余地がある。
脱穀処理部の下方に選別処理部が配設され、
前記選別処理部に、脱穀処理後の被処理物を受け止めて後方へ揺動搬送しながら、前記被処理物中の穀粒を選別して漏下させる揺動選別装置が備えられ、
前記揺動選別装置に、前記被処理物の移送方向に交差する方向に長手方向を沿わせた複数のチャフリップ板を備えるチャフシーブが設けられ、
前記チャフリップ板は、前記被処理物を受け止め載置する載置面部が、前下がり傾斜姿勢に配置され、
前記載置面部の後端上縁が上下方向の波形に形成されるとともに、
前記載置面部に、当該載置面部における板面の一部が他の部位よりも前方側へ膨出する複数箇の膨出突条部が、前記移送方向に長手方向を沿わせた状態で、前記波形の上方側への突出部分と合致する位置に形成され、
前記チャフリップ板には、前記膨出突条部が形成された上方部と、その上方部の下方に位置する下方部と、が備えられ、
前記下方部に、前記膨出突条部の長手方向と交差する方向に長い横向き突条部が、前記下方部の長手方向の全長にわたって形成され、
前記横向き突条部が、前記載置面部の前方側へ突出する凸部と、前記載置面部の後方側へ突出する凹部と、を備え、
前記凹部を挟む上方位置及び下方位置に前記凸部が配置され、上方位置の前記凸部が前記膨出突条部の下端部と連なるように形成され、
前記チャフリップ板が前記上方部に備えた取付片、及び前記下方部に備えた取付片を介して、前記揺動選別装置に備えた固定ピンに枢支され、
前記固定ピンのうち、前記下方部に備えた取付片を枢支する前記固定ピンが、操作板に取り付けられて前後位置変更可能に構成され、
前記載置面部の前下がり傾斜姿勢における傾斜角度が、前記上方部に備えた取付片を枢支する前記固定ピンの軸芯まわりで変更可能に構成されていることにある。
つまり、チャフリップ板の載置面部には、後端上縁の波形部分と共に、載置面部の板面で移送方向に長手方向を沿わせた膨出突条部が備えられ、この両者が被処理物中に混在する線状の夾雑物に作用し易く設けられている。これにより、チャフリップ板の載置面部における平面視でのほぼ全域に、線状の夾雑物を係止し易い部分が備えられる。すなわち、移送方向の前後で隣り合うチャフリップ板同士にわたる状態のみならず、夾雑物の一部が一つのチャフリップ板の上端縁の波形部分に係止し、隣のチャフリップ板の上端縁の波形部分には係止していない状態であっても、夾雑物の他の部位が載置面部の板面に存在する膨出突条部に係止して、移送方向に沿う姿勢が維持され易い。
したがって、被処理物中に混在する線状の夾雑物のうち、一旦、長手方向が移送方向に沿う状態になった線状の夾雑物が、揺動選別中にチャフリップ板の長手方向に沿う姿勢に変化する可能性を低減させられる。その結果、線状の夾雑物がチャフリップ板同士の間から下方へ落下してしまう虞を少なくして、選別性能の向上を図り得る効果がある。
また、横向き突条部が、下方部の長手方向の全長にわたって存在することで、前後のチャフリップ板同士の間に形成される被処理物の漏下流路を、屈曲した経路とすることができる。これによって、例えば、この漏下流路を単なる直線状に形成した場合よりも、チャフリップ板同士の間隔を狭めずに流下抵抗を増し、被処理物の流下速度を緩やかなものとし易い。
したがって、被処理物の漏下量としては所定量を確保して、被処理物の詰まり発生の虞は回避しながら、チャフシーブ上における被処理物の滞留時間を十分に長くして効果的な選別処理を行わせ易い。
また、本発明において、
前記上方部に備えた取付片が、前記載置面部における前記上方位置の凸部の前面よりも前方側へ折り曲げられた姿勢で設けられ、
前記下方部に備えた取付片が、前記載置面部における前記凹部の後面よりも後方側へ折り曲げられた姿勢で設けられていると好適である。
尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように記載している。つまり、本発明を適用したコンバインの前進側の進行方向(図1における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1における矢印B参照)が「後」である。
図1は、普通型コンバイン(本発明に係る「コンバイン」に相当)を示している。
普通型のコンバインは、機体フレーム1が走行装置10に支持されている。走行装置10は、機体フレーム1の前部に駆動可能に装備された左右一対の前車輪10F、機体フレーム1の後部に操向可能に装備された左右一対の後車輪10Rを有している。
刈取搬送部2には、植立穀稈を切断する刈刃20と、植立穀稈を掻き込む掻込リール21と、刈取穀稈を掻き込む掻込オーガ22と、掻き込まれた刈取穀稈を後方搬送するフィーダ23と、が備えられている。
この刈取搬送部2は、機体左右向きの昇降軸芯Pを支点にした昇降揺動が可能な状態で連結されている。刈取搬送部2の昇降揺動は、機体フレーム1とフィーダ23にわたって架設された油圧式の昇降シリンダ24の伸縮作動で行われる。
運転キャビン12よりも後側における機体フレーム1上には、刈取搬送部2が搬送する刈り取り後の穀稈を脱穀対象物として受け入れて脱穀処理し、脱穀処理後の被処理物に選別処理を施す脱穀装置3が設けられている。
そして、脱穀装置3の上方における前部位置に、脱穀装置3から搬送された単粒化穀粒を回収して貯留する穀粒タンク13が設けられている。穀粒タンク13の下部には、貯留された穀粒を排出するスクリューコンベヤ13Aが接続されている。脱穀装置3の上方における後部位置には、動力源となるエンジンを内装した原動部14が設けられている。
さらに、脱穀装置3の後側には、脱穀処理後の排藁を細断処理するための排藁細断装置15が連設されている。
脱穀装置3は、脱穀処理を行う脱穀処理部3Aと、選別処理を行う選別処理部3Bとを備えている。脱穀処理部3Aに脱穀用の扱胴30を備え、その脱穀処理部3Aよりも下方の選別処理部3Bに選別用の揺動選別装置40及び唐箕50が備えられている。
扱胴30は、回転軸心P1が後上がりの傾斜姿勢となる状態で配置されている。したがって、茎稈から分離して受網35上に受け止められた被処理物が、扱胴30の回転や図示しない送塵弁の作用で後方送りされる際に、受網35上における滞留時間を比較的長く保ち易い。つまり、例えば、回転軸心P1が水平や後下がりである場合に比べて、被処理物の後方送りにある程度の抵抗を与えながら後方送りすることができるので、受網35上における脱穀処理時間を比較的長く確保し易い。
穀粒等の被処理物を分離させた後の、受網35を通過しない排ワラは、後方の排藁細断装置15に送り込まれて細断された後、機体後方下方へ向けて放出される。
つまり、揺動選別装置40は、第一グレンパン41、第二グレンパン42、第一チャフシーブ43(チャフシーブに相当する)、第二チャフシーブ44(チャフシーブに相当する)、補助チャフシーブ49(チャフシーブに相当する)、グレンシーブ45等を有したシーブケース40Aを備えている。そして、このシーブケース40Aが、前端側に備えた前後スライド運動機構(図示せず)、及び後端側に備えた偏心運動機構(図示せず)によって、前後方向及び上下方向に揺動自在に構成されている。このように、シーブケース40Aの全体を前後方向及び上下方向に揺動させて、シーブケース40A上の被処理物を比重選別しながら後方へ送るようにしている。
このシーブケース40Aも、扱胴30の回転軸心P1の後上がりの傾斜に比べると少ないが、前方側よりも後方側がやや上位となる後上がり傾斜姿勢で配設されている。
そして、選別処理部3Bの下部には、揺動選別装置40によって選別された一番物を回収するための一番物回収部31と、枝付き穀粒等の二番物を回収するための二番物回収部32とが備えられている。
第一グレンパン41の移送方向下手側端部から移送方向下手側に向けて、複数本の線状部材で構成された篩い線46が片持ち状に延設されている。
この第一チャフシーブ43は、被処理物の搬送面がシーブケース40Aの後上がり傾斜と同程度の後上がり傾斜姿勢となるように配設されている。第一チャフシーブ43の後端は、一番物回収部31へ被処理物を案内する第一流下板33の後端よりもやや後方にまで延出されている。
第二チャフシーブ44からの漏下物は、第二流下板34に案内されて二番物回収部32側へ案内される。第二チャフシーブ44の後端に達した残りの被処理物は、ほとんどが切れワラなどの夾雑物であるため、機外へ放出される。
この第二チャフシーブ44の被処理物搬送面は、第一チャフシーブ43の被処理物搬送面よりも急角度の後上がり傾斜面となっている。したがって、被処理物が第一チャフシーブ43で所定距離移動して比重選別される場合よりも、単位距離あたりで、より長い時間を掛けて比重選別作用を受けることになる。
補助チャフシーブ49は、前後方向では、第一チャフシーブ43の後部と第二チャフシーブ44の前部から後部近くにわたる範囲に設けられている。
この補助チャフシーブ49の搬送面は、扱胴30の回転軸心P1と同程度の後上がり傾斜角度に設定されている。したがって、第一チャフシーブ43の搬送面よりも急角度であり、第二チャフシーブ44の搬送面よりも緩やかな角度の後上がり傾斜面となっている。
補助チャフシーブ49上では、扱胴30の後部近くからの漏下被処理物を受けるので、被処理物中における切れワラなどの夾雑物の割合が非常に高い。したがって、そのまま第一チャフシーブ43や第二チャフシーブ44に落下させると、第一チャフシーブ43や第二チャフシーブ44における処理負荷が増大することを回避するために、この補助チャフシーブ49が用いられる。
第一チャフシーブ43、第二チャフシーブ44、及び補助チャフシーブ49の具体構造について説明する。
第一チャフシーブ43、及び第二チャフシーブ44、及び補助チャフシーブ49は、その配設位置及び前後方向長さが異なるだけで、実施的に同一の構造であるため、第一チャフシーブ43についてのみ説明し、第二チャフシーブ44、及び補助チャフシーブ49の具体構造に付いては説明を省略する。
複数のチャフリップ板60の夫々の下部箇所は、操作板48により一体的に連結されている。この操作板48が、図示しない角度調節機構によって前後方向にスライド操作可能に構成されている。この角度調節機構で各チャフリップ板60の揺動角度を変更させることにより、チャフリップ板60同士の間における開度を変更調整することができるように構成されている。つまり、チャフリップ板60同士の間隔を変更する訳ではないが、各チャフリップ板60の揺動角度を変更することによって、前後のチャフリップ板60同士の間に存在する被処理物の流下路全体の傾斜が変更され、流下路を流れる被処理物の流れやすさが変更される。これがチャフリップ板60同士の間における開度の変更である。
この載置面部61の後端上縁61aは、上下方向の波形に形成されている。そして、載置面部61には、当該載置面部61における板面の一部が他の部位よりも前方側へ膨出するところの、複数箇の膨出突条部62が形成されている。この膨出突条部62は、被処理物の移送方向に長手方向を沿わせた状態で形成されている。
そして、下方部60Bには、膨出突条部62の長手方向と交差する方向に長い横向き突条部63が、下方部60Bの長手方向の全長にわたって形成されている。
横向き突条部63は、図5に示すように、載置面部61の前方側へ突出する凸部63a,63cと後方側へ突出する凹部63bとを備えた凹凸断面形状に形成されている。
そして、上記の載置面部61において、凹部63bを挟む上方位置と下方位置とに形成された凸部63a,63cのうち、上方位置の凸部63cが、膨出突条部62の下端部と連なるように形成されて、膨出突条部62の前方側への突出高さと凸部63cの前方側への突出高さとが、ほぼ同一高さに形成されている。
取付片64は、上部側寄りの位置で、載置面部61よりも前方側へ突出する前向き取付片64fと、下部側寄りの位置で、載置面部61よりも後方側へ突出する後向き取付片64rと、が右側端部、及び左側端部の両箇所に設けられている。
これらの前向き取付片64f及び後向き取付片64rのそれぞれに取付孔65が形成されている。この取付孔65は、シーブケース40Aに固定の支持板47からシーブケース40Aの内方側へ向けて突設された固定ピン47a、及び操作板48からシーブケース40Aの内方側へ向けて突設された固定ピン48aに嵌合するように、孔径及び位置が設定されている。
したがって、取付孔65の周辺には、固定ピン47a、又は固定ピン48aの軸線方向に沿う立ち上がり突起部分65aが一体形成されている。
この取付孔65を、固定ピン47a、及び固定ピン48aに嵌合させた状態で、固定ピン47a、及び固定ピン48aに備えた抜け止めピン孔47b,48bに、止めピン47c,48cを差し込むことによって連結固定する。
実施の形態では、膨出突条部62が、載置面部61のうちで、後端上縁61aに形成された波形の後方上部側への突出部分と合致する位置に、つまり、波形の谷部ではなく山部に相当する部分と合致する部位に形成された構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、膨出突条部62が、波形の山部と合致する位置に限らず、谷部や、その他の位置に対応する箇所に形成されたものであっても差し支えない。
また、膨出突条部62が、すべての山部と合致する位置に設けられるものに限らず、一つ飛び、や二つ飛び、あるいは全く不規則に設けられたものであっても良い。
尚、本発明でいう、載置面部61における板面の一部が他の部位よりも前方側へ膨出する膨出突条部62とは、載置面部61における板面の一部と他の部位との相対的な位置関係で、前方側に位置する部位が膨出突条部62に該当する。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、後端上縁61aに形成された波形として、一定のピッチで一定の上下方向高さを有した形状のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、波形のピッチや波形の大きさが不揃いのものであっても差し支えない。
このとき、膨出突条部62を波形の山部と合致する位置に設ける場合には、その波形のピッチや波形の大きさとも合致するように設けるのが望ましいが、波形のピッチや波形の大きさと合致しない状態で設けてもよい。
また、前後に位置するチャフリップ板60同士の間で、波形のピッチや波形の大きさが一致せず、不揃いであるように設けられたものであっても差し支えない。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、載置面部61のうちで、波形が存在する部位の上下方向幅h1が、膨出突条部62が存在する部位の上下方向幅h2の半分よりも短い範囲である構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。例えば、波形が存在する部位の上下方向幅h1と膨出突条部62が存在する部位の上下方向幅h2が同一である構造、あるいは、波形が存在する部位の上下方向幅h1が膨出突条部62が存在する部位の上下方向幅h2よりも長い構造であっても差し支えない。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、下方部60Bに設ける横向き突条部63を、一つの凸部63aと一つの凹部63bの組み合わせで構成された凹凸断面形状のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。例えば、二つ以上の凸部63aと二つ以上の凹部63bの組み合わせで構成されたもの、あるいは、一つの凸部63a又は一つの凹部63bによって構成された構造のものであっても差し支えない。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、チャフリップ板60の取付片64を、支持板47や操作板48に止め付けるための構造として、固定ピン47a、及び固定ピン48aに備えた抜け止めピン孔47b,48bに、止めピン47c,48cを差し込むことによって連結固定する構造を示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。例えば、止めピン47c,48cに代えて、固定ピン47a、及び固定ピン48aの突出端部側にサークリップ(図示せず)を装着可能な構造を採用して、取付片64を、支持板47や操作板48に止め付けるようにしても良い。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
3B 選別処理部
43,44 チャフシーブ
60 チャフリップ板
60A 上方部
60B 下方部
61 載置面部
62 膨出突条部
63 横向き突条部
63a 凸部
63b 凹部
h1 上下方向幅
h2 上下方向幅
Claims (3)
- 脱穀処理部の下方に選別処理部が配設され、
前記選別処理部に、脱穀処理後の被処理物を受け止めて後方へ揺動搬送しながら、前記被処理物中の穀粒を選別して漏下させる揺動選別装置が備えられ、
前記揺動選別装置に、前記被処理物の移送方向に交差する方向に長手方向を沿わせた複数のチャフリップ板を備えるチャフシーブが設けられ、
前記チャフリップ板は、前記被処理物を受け止め載置する載置面部が、前下がり傾斜姿勢に配置され、
前記載置面部の後端上縁が上下方向の波形に形成されるとともに、
前記載置面部に、当該載置面部における板面の一部が他の部位よりも前方側へ膨出する複数箇の膨出突条部が、前記移送方向に長手方向を沿わせた状態で、前記波形の上方側への突出部分と合致する位置に形成され、
前記チャフリップ板には、前記膨出突条部が形成された上方部と、その上方部の下方に位置する下方部と、が備えられ、
前記下方部に、前記膨出突条部の長手方向と交差する方向に長い横向き突条部が、前記下方部の長手方向の全長にわたって形成され、
前記横向き突条部が、前記載置面部の前方側へ突出する凸部と、前記載置面部の後方側へ突出する凹部と、を備え、
前記凹部を挟む上方位置及び下方位置に前記凸部が配置され、上方位置の前記凸部が前記膨出突条部の下端部と連なるように形成され、
前記チャフリップ板が前記上方部に備えた取付片、及び前記下方部に備えた取付片を介して、前記揺動選別装置に備えた固定ピンに枢支され、
前記固定ピンのうち、前記下方部に備えた取付片を枢支する前記固定ピンが、操作板に取り付けられて前後位置変更可能に構成され、
前記載置面部の前下がり傾斜姿勢における傾斜角度が、前記上方部に備えた取付片を枢支する前記固定ピンの軸芯まわりで変更可能に構成されているコンバイン。 - 前記上方部に備えた取付片が、前記載置面部における前記上方位置の凸部の前面よりも前方側へ折り曲げられた姿勢で設けられ、
前記下方部に備えた取付片が、前記載置面部における前記凹部の後面よりも後方側へ折り曲げられた姿勢で設けられている請求項1記載のコンバイン。 - 前記載置面部のうちで、前記波形が存在する部位の上下方向幅は、前記膨出突条部が存在する部位の上下方向幅の半分よりも短い範囲である請求項1又は2記載のコンバイン。
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