JP7169202B2 - 空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

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本発明は、空気入りタイヤの製造方法に関する。
特許文献1の空気入りタイヤは、インナーライナの表面に設けられた粘着性のシーラント層と、シーラント層の内側に配置された熱可塑性樹脂を主成分とする組成物からなるシーラントカバー層とを備える。特許文献1には、粘着性のシーラント層を予め積層したシーラントカバー材をインナーライナに貼り付ける空気入りタイヤの製造方法が開示されている。
特開2011-37399号公報
しかし、この空気入りタイヤの製造方法では、シーラントカバー材をインナーライナに貼り付けた後に、シーラントカバー材をインナーライナに溶着する必要があり、生産性に改善の余地がある。
本発明は、複数のシーラント層を有する空気入りタイヤを製造する空気入りタイヤの製造方法において、生産性を向上することを目的とする。
本発明の一態様は、インナーライナを有する加硫成形済みのタイヤを用意することと、粘着性の第1シーラント材を帯状に押し出す第1供給装置と前記タイヤとを前記タイヤの軸心回りに相対的に回転させながら、前記第1供給装置と前記タイヤとをタイヤ幅方向に相対的に移動させるとともに、前記第1供給装置が前記インナーライナの内周面に前記第1シーラント材を塗布して第1シーラント層を形成することと、粘着性の第2シーラント材を帯状に押し出す第2供給装置と前記タイヤとを前記軸心回りに相対的に回転させながら、前記第2供給装置と前記タイヤとをタイヤ幅方向に相対的に移動させるとともに、前記第2供給装置が前記インナーライナの内周面又は前記第1シーラント層に前記第2シーラント材を塗布して第2シーラント層を形成することとを含む、空気入りタイヤの製造方法を提供する。
この空気入りタイヤの製造方法によれば、粘着性の第1シーラント材をインナーライナに塗布することで第1シーラント層が形成され、粘着性の第2シーラント材をインナーライナ又は第1シーラント層に塗布することで第2シーラント層が形成される。これにより、第1シーラント層と第2シーラント層とを、インナーライナに溶着などによって固定する必要がないため、空気入りタイヤの生産性を向上できる。
前記第2シーラント材の粘度は、前記第1シーラント材の粘度よりも高くてもよい。
この空気入りタイヤの製造方法によって製造された空気入りタイヤは、インナーライナの内周面に形成された第1シーラント層と、第1シーラント層をタイヤ径方向の内側から覆うように形成された第2シーラント層とを備える。この空気入りタイヤによれば、第1シーラント層よりも流動性の低い第2シーラント層によって第1シーラント層が覆われているので、第2シーラント層によって第1シーラント層の流動が抑制される。その結果、空気入りタイヤが転動した場合などの第1シーラント層の流動を抑制できる。
前記第2供給装置は、前記タイヤに対する前記第1供給装置の相対的な移動方向の下流側に位置していてもよい。
タイヤに対する第1供給装置の相対的な移動方向の下流側に第2供給装置を配置することで、第1シーラント材及び第2シーラント材の塗布を平行して実行した場合であっても、第1シーラント層は、第2シーラント層よりもインナーライナ側に形成される。このため、第1供給装置による第1シーラント材の塗布と、第2供給装置による第2シーラント材の塗布とを平行して実行できるので、第1シーラント層と第2シーラント層を別個の工程で形成する場合と比較して、空気入りタイヤの生産性を向上できる。
前記第1シーラント材を塗布する前に、バフ研磨、超音波洗浄、又はレーザー処理のうちの少なくとも1つを用いて前記インナーライナの内周面を処理してもよい。
この空気入りタイヤの製造方法によれば、加硫成形済みタイヤのインナーライナの内周面に付着した離型剤が除去されるので、インナーライナの内周面と第1シーラント層及び第2シーラント層との付着性を向上できる。
本発明によれば、複数のシーラント層を有する空気入りタイヤを製造する空気入りタイヤの製造方法において、生産性を向上できる。
本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの子午線方向での断面図。 本発明の実施形態に係る空気入りタイヤを製造するための製造装置の概略図。 本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの製造方法を説明するための図。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの製造方法を説明する。図面において、タイヤ周方向をTCで示し、タイヤ幅方向をTWで示し、タイヤ径方向をTRで示す場合がある。
(第1実施形態)
図1を参照すると、本実施形態の空気入りタイヤ1は、トレッド部10と、一対のサイドウォール部11と、一対のビード部12とを備える。サイドウォール部11は、トレッド部10のタイヤ幅方向TWの両端部からタイヤ径方向TRの内側に向かって湾曲しながら延びている。ビード部12は、サイドウォール部11のタイヤ径方向TRの内側端に設けられている。また、空気入りタイヤ1の内周面には、ブチルゴムからなるインナーライナ13が設けられている。なお、添付図面では、内部構造の図示を省略している。
本実施形態の空気入りタイヤ1は、インナーライナ13の内周面13aに形成された第1シーラント層14と、第1シーラント層14のタイヤ径方向TRの内側に形成された第2シーラント層15とを備える。第1シーラント層14の幅W1(タイヤ幅方向TWの寸法)は、空気入りタイヤ1の接地幅W2の1.05倍よりも大きければ好ましい。本実施形態では、第1シーラント層14の幅W1は、空気入りタイヤ1の接地幅W2の約1.1倍である。空気入りタイヤ1の接地幅W2は、トレッド部10のタイヤ幅方向TWの寸法である。
本実施形態の第1シーラント層14は、ブチル系ゴムを主成分とするゴム組成物であり、粘弾性を有する第1シーラント材M1を用いて形成されている。第1シーラント層14は、粘着性を有しており、インナーライナ13に接着して設けられている。
第1シーラント層14は、流動性を有している。第1シーラント層14は、釘のような突起物がインナーライナ13を貫通したときに、インナーライナ13及びトレッド部10に形成された貫通穴を塞ぐように流動する。この流動性の観点から、第1シーラント層14を構成する第1シーラント材M1の粘度(40℃)は、20,000Pa・s以下であると好ましい。第1シーラント層14を構成する第1シーラント材M1の粘度(40℃)が20,000Pa・sよりも大きいと、貫通穴に第1シーラント材M1が流れ込みにくく、シール性が低下する。
第1シーラント層14は、後述するように、第1シーラント材M1が帯状に押出成形されることで形成される。押出成形時の押し出し性の観点から、第1シーラント層14を構成する第1シーラント材M1の粘度(40℃)は、70,000Pa・s以下であると好ましい。第1シーラント層14を構成する第1シーラント材M1の粘度(40℃)が70,000Pa・sよりも大きいと、第1シーラント材M1の押出成形が困難になる。
第1シーラント層14の100%モジュラスは、8MPa以下であると好ましい。第1シーラント層14の100%モジュラスが8MPaよりも大きいと、釘のような突起物が空気入りタイヤ1から抜けたときに、第1シーラント層14は、第1シーラント層14に形成された貫通穴を閉塞しにくい。
本実施形態の第2シーラント層15は、ブチル系ゴムを主成分とするゴム組成物であり、粘弾性を有する第2シーラント材M2を用いて形成されている。第2シーラント層15は、粘着性を有しており、第2シーラント層15は、インナーライナ13及び第1シーラント層14に接着して設けられている。具体的には、第2シーラント層15は、タイヤ幅方向TWの両端部において、インナーライナ13に接着しており、タイヤ幅方向TWの両端部以外の部分では、第1シーラント層14に接着している。第2シーラント層15は、第1シーラント層14を覆うように設けられており、第1シーラント層14の流動を抑制する。
第2シーラント層15を構成する第2シーラント材M2の粘度(40℃)は、第1シーラント層14を構成する第1シーラント材M1の粘度(40℃)よりも大きい。本実施形態では、第2シーラント層15を構成する第2シーラント材M2の粘度(40℃)は、20,000Pa・s以上であれば好ましい。第2シーラント層15を構成する第2シーラント材M2の粘度(40℃)が20,000Pa・s未満だと、第2シーラント層15が空気入りタイヤ1の転動中に流動して、第1シーラント層14の形状を保持できない。
第2シーラント層15は、後述するように、第2シーラント材M2が帯状に押出成形されることで形成される。押出成形時の押し出し性の観点から、第2シーラント層15を構成する第2シーラント材M2の粘度(40℃)は、70,000Pa・s以下であることが好ましい。第2シーラント層15を構成する第2シーラント材M2の粘度(40℃)が70,000Pa・sよりも大きいと、第2シーラント材M2の押出成形が困難になる。
第2シーラント層15の100%モジュラスは、第1シーラント層14の100%モジュラスよりも大きい。すなわち、第2シーラント層15は、第1シーラント層14よりも変形しにくく、形状保持性に優れるので、第1シーラント層14の流動を抑制する。
一方で、第2シーラント層15の100%モジュラスは、10MPa以下であると好ましい。第2シーラント層15の100%モジュラスが10MPaよりも大きい場合では、釘のような突起物が空気入りタイヤ1から抜けたときに、第2シーラント層15は、第2シーラント層15に形成された貫通穴を閉塞しにくい。
空気入りタイヤ1は、インナーライナ13の内周面13aに形成された第1シーラント層14と、第1シーラント層14をタイヤ径方向TRの内側から覆うように形成された第2シーラント層15とを備える。この空気入りタイヤ1によれば、第1シーラント層14よりも流動性の低い第2シーラント層15によって第1シーラント層14が覆われているので、空気入りタイヤ1が転動した場合などの第1シーラント層14の流動を抑制できる。
(空気入りタイヤの製造装置)
図2は、本実施形態の空気入りタイヤ1を製造するための製造装置2を示す概略図である。図2では、タイヤ子午線方向での断面を示す。
図2を参照すると製造装置2は、加硫成形済みのタイヤ3を支持するとともに、タイヤ3の軸心C回りにタイヤ3を回転駆動するための回転駆動装置20を備える。タイヤ3は、第1シーラント層14及び第2シーラント層15を有していない点を除いて、本実施形態に係る空気入りタイヤ1と同様の構成を有しており、その説明を省略する。
製造装置2は、タイヤ3のインナーライナ13のタイヤ径方向TRの内側に第1シーラント材M1を塗布する第1ノズル21を備える。また、製造装置2は、タイヤ3のインナーライナ13又は第1シーラント層14(図1に示す)のタイヤ径方向TRの内側に第2シーラント材M2を塗布する第2ノズル22を備える。
第1ノズル21は、タイヤ3のタイヤ径方向TRの内側に配置されている。第1ノズル21は、第1ノズル21を駆動するための駆動機構(図示せず)によってタイヤ幅方向TWに移動可能である。第1ノズル21は、第1ノズル21に第1シーラント材M1を供給する第1供給源23に接続されている。第1ノズル21は、本発明に係る第1供給装置の一例である。
第1供給源23は、第1ノズル21に第1シーラント材M1を送り出す第1二軸スクリュ押出機(図示せず)と、前記第1二軸スクリュ押出機に第1シーラント材M1を供給する第1材料供給機(図示せず)とを備える。
第2ノズル22は、タイヤ3のタイヤ径方向TRの内側に配置されている。第2ノズル22は、第2ノズル22を駆動するための駆動機構(図示せず)によってタイヤ幅方向TWに移動可能である。第2ノズル22は、第2ノズル22に第2シーラント材M2を供給する第2供給源24に接続されている。第2ノズル22は、本発明に係る第2供給装置の一例である。
第2供給源24は、第2ノズル22に第2シーラント材M2を送り出す第2二軸スクリュ押出機(図示せず)と、前記第2二軸スクリュ押出機に第2シーラント材M2を供給する第2材料供給機(図示せず)とを備える。
本実施形態では、第1ノズル21の前記駆動機構と第2ノズル22の前記駆動機構とは、互いに独立して駆動可能である。
(空気入りタイヤの製造方法)
図3は、本実施形態の空気入りタイヤ1の製造方法を説明するための模式図である。図3では、タイヤ子午線方向での断面を示す。
まず、インナーライナ13を有する加硫成形済みのタイヤ3を用意する。タイヤ3は、第1シーラント層14及び第2シーラント層15を有していない点を除いて、本実施形態に係る空気入りタイヤ1と同様の構成を有しており、その説明を省略する。
タイヤ3は、ブラダー(図示せず)を使用して加硫成形される。タイヤ3のインナーライナ13の内周面13aには、加硫後に、タイヤ3からブラダーを取り外し易くするための離型剤が塗布されている。タイヤ3のインナーライナ13の内周面13aに離型剤が残留した状態だと、第1シーラント材M1及び第2シーラント材M2と、インナーライナ13の内周面13aとの付着性が低下することがある。このため、タイヤ3のインナーライナ13の内周面13aから離型剤を除去するために、前処理をすることが好ましい。この前処理の方法としては、例えば、バフ研磨、超音波洗浄、又はレーザー処理などが挙げられる。
そして、タイヤ3を回転駆動装置20に取り付け、第1ノズル21及び第2ノズル22を、タイヤ3の内側に挿入する。このとき、第2ノズル22は、第1ノズル21に対して、タイヤ幅方向TWの一方側(図3の左側)に配置されている。
次に、回転駆動装置20によってタイヤ3をタイヤ3の軸心C回りに回転させ、第1ノズル21をタイヤ幅方向TWの一方側(図3の左側)から他方側(図3の右側)に移動させるとともに、第1ノズル21から第1シーラント材M1を吐出する。その結果、第1シーラント材M1は、インナーライナ13の内周面13aに連続的に螺旋状に塗布されて、第1シーラント層14が形成される。
また、回転駆動装置20によってタイヤ3がタイヤ周方向TCに回転している状態で、第2ノズル22をタイヤ幅方向TWの一方側から他方側に移動させるとともに、第2ノズル22から第2シーラント材M2を吐出させる。その結果、第2シーラント材M2は、巻き始めにおいて、インナーライナ13の内周面13aに塗布された後、第1シーラント層14に連続的に螺旋状に塗布される。また、第2シーラント材M2は、巻き終わりにおいて、インナーライナ13の内周面13aに連続的に螺旋状に塗布される。これにより、第2シーラント層15が形成される。
本実施形態では、第2シーラント材M2の塗布は、第1シーラント材M1の塗布と平行して行われる。具体的には、第2シーラント材M2を吐出する第2ノズル22は、第1シーラント材M1を吐出する第1ノズル21のタイヤ幅方向TWの移動に追従して、タイヤ幅方向TWに移動する。本実施形態では、第2ノズル22が第1ノズル21の移動方向の下流に配置されているので、第2シーラント層15は、第1シーラント層14よりもタイヤ径方向TRの内側に形成される。
この空気入りタイヤ1の製造方法によれば、粘着性の第1シーラント材M1をインナーライナ13に塗布することで第1シーラント層14が形成され、粘着性の第2シーラント材M2をインナーライナ13又は第1シーラント層14に塗布することで第2シーラント層15が形成される。これにより、第1シーラント層14と第2シーラント層15とを、インナーライナ13に溶着などによって固定する必要がないため、空気入りタイヤ1の生産性を向上できる。
第1ノズル21の移動方向の下流側に第2ノズル22が位置することで、第1シーラント材M1及び第2シーラント材M2の塗布を平行して実行した場合であっても、第1シーラント層14は、第2シーラント層15よりもインナーライナ13側に形成される。このため、第1ノズル21による第1シーラント材M1の塗布と、第2ノズル22による第2シーラント材M2の塗布とを平行して実行できるので、第1シーラント層14と第2シーラント層15を別個の工程で形成する場合と比較して、空気入りタイヤの生産性を向上できる。
この空気入りタイヤの製造方法によれば、加硫成形済みタイヤのインナーライナ13の内周面13aに付着した離型剤が除去されるので、インナーライナ13の内周面13aと第1シーラント層14及び第2シーラント層15との付着性を向上できる。
以上より、本発明の具体的な実施形態について説明したが、本発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
実施形態では、タイヤ3をタイヤ周方向TCに回転させていたが、タイヤ3を固定して、第1ノズル21及び第2ノズル22を中心軸に対して回転させてもよい。すなわち、タイヤ3を、第1ノズル21及び第2ノズル22に対して、タイヤ周方向TCに相対的に回転させればよい。
また、実施形態では、第1ノズル21及び第2ノズル22をタイヤ幅方向TWに移動させたが、第1ノズル21及び第2ノズル22を固定して、タイヤ3をタイヤ幅方向TWに移動させてもよい。この場合、回転駆動装置20がタイヤ3をタイヤ幅方向TWに移動させてもよい。すなわち、タイヤ3を、第1ノズル21及び第2ノズル22に対して、タイヤ幅方向TWに相対的に移動させればよい。
1 空気入りタイヤ
2 製造装置
3 タイヤ
10 トレッド部
11 サイドウォール部
12 ビード部
13 インナーライナ
14 第1シーラント層
15 第2シーラント層
20 回転駆動装置
21 第1ノズル
22 第2ノズル
23 第1供給源
24 第2供給源
M1 第1シーラント材
M2 第2シーラント材

Claims (4)

  1. インナーライナを有する加硫成形済みのタイヤを用意することと、
    粘着性の第1シーラント材を帯状に押し出す第1供給装置と前記タイヤとを前記タイヤの軸心回りに相対的に回転させながら、前記第1供給装置と前記タイヤとをタイヤ幅方向に相対的に移動させるとともに、前記第1供給装置が前記インナーライナの内周面に前記第1シーラント材を塗布して第1シーラント層を形成することと、
    粘着性の第2シーラント材を帯状に押し出す第2供給装置と前記タイヤとを前記軸心回りに相対的に回転させながら、前記第2供給装置と前記タイヤとをタイヤ幅方向に相対的に移動させるとともに、前記第2供給装置が前記インナーライナの内周面又は前記第1シーラント層に前記第2シーラント材を塗布して第2シーラント層を形成することと
    を含む、空気入りタイヤの製造方法。
  2. 前記第2シーラント材の粘度は、前記第1シーラント材の粘度よりも高い、請求項1に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  3. 前記第2供給装置は、前記タイヤに対する前記第1供給装置の相対的な移動方向の下流側に位置している、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  4. 前記第1シーラント材を塗布する前に、バフ研磨、超音波洗浄、又はレーザー処理のうちの少なくとも1つを用いて前記インナーライナの内周面を処理することを含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤの製造方法。
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