JP7168625B2 - 自動測定装置及び自動測定方法 - Google Patents

自動測定装置及び自動測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動測定装置及び自動測定方法に関し、特に、無線機の自動測定装置及び自動測定方法に関する。
被試験対象としての無線機から出力される無線信号を被測定信号として受信し、当該被測定信号に対して解析処理を行うシグナルアナライザやスペクトラムアナライザなどの測定装置が従来から知られている。無線機に対しては、その製造時又は保守時において電波法等に準拠した測定を行い、全ての測定項目において許容値の範囲内の測定値が得られることを確認する検査を行う必要がある。
既存の技術で無線機を測定する方法として、下記手順が必要と考えられる。図13は、無線機に対する測定の測定項目と測定条件を設定するための設定画面61の一例を表している。ユーザが測定を実施したい測定項目のチェックボックス61aにチェックマークを入力することにより、チェックマークが入力された測定項目の測定が順次実施される。測定条件は測定対象の無線機の技術基準によって様々である。
例えば、図13に示す設定画面61では、無線機の変調方式の設定と、無線機の定格出力の設定と、無線機と測定器との間に挿入されるアッテネータ(ATT)の減衰量(以下、「ATT量」とも称する)に応じた測定経路の設定を行うことが可能である。
図13に示す従来の方法では、無線機の定格出力が例えば50Wに設定された状態で、各変調方式の測定項目の測定が順次実施される。定格出力50Wについて全ての測定項目の測定が完了すると、無線機の定格出力が35Wに設定されて、同様に各変調方式の測定項目の測定が順次実施される。このようにして、全ての定格出力の設定に関して、全ての測定項目の測定が実施される。
図13の設定画面61でチェックマークが入力された全ての測定項目について測定が実行された場合の所要時間は、例えば図14に示すように1405秒であった。なお、ここでの所要時間とは、実際に測定器が測定を行っている時間を除外した、各種の設定や切り替えに要した時間である。
ここで、変調方式の切り替えを表す切替[1]と、定格出力の切り替えを表す切替[2]は、無線機に対して行う必要があり、それらの1回当たりの所要時間は約5秒である。また、ATT量の切り替えを表す切替[3]は、無線機と測定器のRF端子にそれぞれATTを繋ぎ変える作業が必要となり、その1回当たりの所要時間は約30秒である。また、電力測定に用いる測定器の種類の切り替えを表す切替[4]は、例えば電力測定に用いるパワーセンサのRF端子と、それ以外の測定に用いるスペクトラムアナライザのRF端子との間でケーブルを繋ぎ変える作業が必要となり、その1回当たりの所要時間は約30秒である。
これらの切り替えには人が介在した作業が必要となるため、特に所要時間の長い切り替えの切替回数が多い程、無線機の検査に時間が掛かる上に、ヒューマンエラーも発生しやすくなるという問題があり、解決が求められていた。
従来、複数の測定項目と測定条件があらかじめ設定された状態で半導体素子等の自動測定を行う自動測定装置として、測定条件のパラメータのうち長い切替時間を要するものほど切替回数が少なくなるように、測定の実行順序を制御するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3018247号公報
特許文献1に開示された自動測定装置では、製造ラインで製造された素子を測定用マウントに自動装填した状態で、測定条件に共通性のある測定同士をグループ化して効率化している。しかしながら、既に述べたように、RF端子でのケーブルの繋ぎ変えなどの人が介在した作業が必要となる無線機の測定装置には、特許文献1に開示された方法を適用できないという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであって、測定手順を効率化することで、人が介在する回数を極力減らしてヒューマンエラー発生確率を下げつつ、無線機の検査時間を大幅に短縮することができる自動測定装置及び自動測定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る自動測定装置は、複数の測定器を用いて無線機に対する測定を行う自動測定装置であって、前記無線機に対する複数の測定項目を指定するための測定項目指定部と、前記複数の測定項目ごとの測定条件を設定する測定条件設定部と、前記測定項目指定部により指定された前記複数の測定項目に関する複数の前記測定条件をグループ化する測定条件グループ化部と、前記測定条件グループ化部によりグループ化された複数の測定条件グループごとに、前記測定条件の切替回数を決定する切替回数決定部と、前記切替回数決定部により決定された前記切替回数で前記測定条件を順次切り替えながら、前記測定項目指定部により指定された前記複数の測定項目の測定を前記複数の測定器に実行させる測定制御部と、前記測定項目指定部により前記複数の測定項目を指定するための設定画面と、前記複数の測定器により得られた測定結果を表示するための測定実行画面と、を表示する表示部と、を備え、前記複数の測定項目は、空中線電力、周波数偏差、占有周波数帯域、帯域外領域、及びスプリアス領域を含み、前記複数の測定条件グループは、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器のRF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループと、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器の前記RF端子における繋ぎ変えを必要としない測定条件グループとを含んでおり、前記切替回数決定部は、前記複数の測定条件グループのうち、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器の前記RF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループの前記切替回数を取り得る最小値に決定するとともに、前記複数の測定条件グループでの前記測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が最も小さくなる前記切替回数を決定し、前記測定条件設定部は、前記測定条件の設定として、前記無線機から送信される無線信号の周波数設定、変調設定、及び電力設定を行うものであり、前記測定条件設定部は、前記電力設定については、前記無線機の定格出力の設定と、前記無線機と前記複数の測定器との間に挿入されるアッテネータの減衰量に応じた前記定格出力ごとの測定経路の設定と、を行い、前記測定条件設定部は、前記変調設定については、前記無線機から出力される前記無線信号の変調方式の設定を行い、前記測定制御部は、前記複数の測定項目の測定を実行する際に、前記変調方式の切り替え、前記定格出力の切り替え、及び前記測定経路の切り替えを順次行い、前記測定制御部は、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器の前記RF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループの測定を実行する際に、前記複数の測定器のうちの第1測定器を用いる前記空中線電力に関する前記測定項目の測定を実行した後に、前記複数の測定器のうちの第2測定器を用いる前記空中線電力以外の前記測定項目の測定を実行する構成である。
この構成により、本発明に係る自動測定装置は、複数の測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が、該合計の取り得る最大値よりも小さくなる切替回数を決定するようになっている。これにより、本発明に係る自動測定装置は、測定手順を効率化することで、人が介在する回数を極力減らしてヒューマンエラー発生確率を下げつつ、無線機の検査時間を大幅に短縮することができる。
また、この構成により、本発明に係る自動測定装置は、測定器のRF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループの切替回数を、該切替回数の取り得る最小値に決定することにより、人が介在する回数を極力減らしてヒューマンエラー発生確率を下げつつ、無線機の検査時間を大幅に短縮することができる。
また、この構成により、本発明に係る自動測定装置は、複数の測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が最も小さくなる切替回数を決定することにより、人が介在する回数を極力減らしてヒューマンエラー発生確率を下げつつ、無線機の検査時間を大幅に短縮することができる。
また、本発明に係る自動測定装置においては、前記無線機は、定格出力が1W以上のアナログ又はデジタルの多重無線機であってもよい。
また、本発明に係る自動測定装置においては、前記アッテネータ(40)は、同軸切替器、分波器、及びアッテネータを組み合わせたものからなり、前記アッテネータ(40)によりあらかじめ前記無線機と前記複数の測定器とが接続されている構成であってもよい。
また、本発明に係る自動測定装置においては、前記複数の測定条件グループは、前記無線機から出力される前記無線信号の前記変調方式の測定条件グループ、前記無線機の前記定格出力の測定条件グループ、前記複数の測定器の前記RF端子に接続される前記アッテネータ(40)の前記減衰量の測定条件グループ、及び、前記空中線電力の測定に用いる前記複数の測定器の種類の測定条件グループのうちの少なくとも1つを含む構成であってもよい。
また、本発明に係る自動測定装置においては、前記測定制御部は、前記測定条件の切り替えを自動制御する構成であってもよい。
この構成により、本発明に係る自動測定装置は、無線機の設定の切り替えや、ATTのATT量の設定の切り替えを自動化することで、測定条件の切り替えを自動制御することができる。これにより、本発明に係る自動測定装置は、人の介在をなくして、検査時間を更に短縮することが可能となる。
また、本発明に係る自動測定装置においては、前記測定制御部は、前記測定項目指定部により指定された前記複数の測定項目に応じて、前記無線機に対する測定に要する測定時間の想定測定時間を算出する想定測定時間算出部を含み、前記表示部は、前記想定測定時間算出部により算出された前記想定測定時間を表示する構成であってもよい。
この構成により、本発明に係る自動測定装置は、無線機に対する測定に要する測定時間の想定測定時間を表示することで、ユーザが想定測定時間に応じて、測定を行っていない測定器において他の無線機の交換等の作業に移行することができ、検査効率を向上させることが可能となる。
また、本発明に係る自動測定装置においては、前記測定制御部は、前記無線機に対する測定の進捗状況に応じて、前記無線機に対する測定に要する測定時間の残り測定時間を算出する残り測定時間算出部を更に含み、前記表示部は、前記残り測定時間算出部により算出された前記残り測定時間を表示する構成であってもよい。
この構成により、本発明に係る自動測定装置は、無線機に対する測定に要する測定時間の残り測定時間を表示することで、ユーザが残り測定時間に応じて、測定を行っていない測定器において他の無線機の交換等の作業に移行することができ、検査効率を向上させることが可能となる。
また、本発明に係る自動測定方法は、複数の測定器を用いて無線機に対する測定を行う自動測定方法であって、前記無線機に対する複数の測定項目を指定するための測定項目指定ステップと、前記複数の測定項目ごとの測定条件を設定する測定条件設定ステップと、前記測定項目指定ステップにより指定された前記複数の測定項目に関する複数の前記測定条件をグループ化する測定条件グループ化ステップと、前記測定条件グループ化ステップによりグループ化された複数の測定条件グループごとに、前記測定条件の切替回数を決定する切替回数決定ステップと、前記切替回数決定ステップにより決定された前記切替回数で前記測定条件を順次切り替えながら、前記測定項目指定ステップにより指定された前記複数の測定項目の測定を前記複数の測定器に実行させる測定制御ステップと、前記測定項目指定ステップにより前記複数の測定項目を指定するための設定画面と、前記複数の測定器により得られた測定結果を表示するための測定実行画面と、を表示する表示ステップと、を含み、前記複数の測定項目は、空中線電力、周波数偏差、占有周波数帯域、帯域外領域、及びスプリアス領域を含み、前記複数の測定条件グループは、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器のRF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループと、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器の前記RF端子における繋ぎ変えを必要としない測定条件グループとを含んでおり、前記切替回数決定ステップは、前記複数の測定条件グループのうち、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器の前記RF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループの前記切替回数を取り得る最小値に決定するとともに、前記複数の測定条件グループでの前記測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が最も小さくなる前記切替回数を決定し、前記測定条件設定ステップは、前記測定条件の設定として、前記無線機から送信される無線信号の周波数設定、変調設定、及び電力設定を行うものであり、前記測定条件設定ステップは、前記電力設定については、前記無線機の定格出力の設定と、前記無線機と前記複数の測定器との間に挿入されるアッテネータの減衰量に応じた前記定格出力ごとの測定経路の設定と、を行い、前記測定条件設定ステップは、前記変調設定については、前記無線機から出力される前記無線信号の変調方式の設定を行い、前記測定制御ステップは、前記複数の測定項目の測定を実行する際に、前記変調方式の切り替え、前記定格出力の切り替え、及び前記測定経路の切り替えを順次行い、前記測定制御ステップは、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器の前記RF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループの測定を実行する際に、前記複数の測定器のうちの第1測定器を用いる前記空中線電力に関する前記測定項目の測定を実行した後に、前記複数の測定器のうちの第2測定器を用いる前記空中線電力以外の前記測定項目の測定を実行する構成である。
この構成により、本発明に係る自動測定方法は、複数の測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が、該合計の取り得る最大値よりも小さくなる切替回数を決定するようになっている。これにより、本発明に係る自動測定方法は、測定手順を効率化することで、人が介在する回数を極力減らしてヒューマンエラー発生確率を下げつつ、無線機の検査時間を大幅に短縮することができる。
また、この構成により、本発明に係る自動測定方法は、測定器のRF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループの切替回数を、該切替回数の取り得る最小値に決定することにより、人が介在する回数を極力減らしてヒューマンエラー発生確率を下げつつ、無線機の検査時間を大幅に短縮することができる。
また、この構成により、本発明に係る自動測定方法は、複数の測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が最も小さくなる切替回数を決定することにより、人が介在する回数を極力減らしてヒューマンエラー発生確率を下げつつ、無線機の検査時間を大幅に短縮することができる。
また、本発明に係る自動測定方法においては、前記無線機は、定格出力が1W以上のアナログ又はデジタルの多重無線機であってもよい。
また、本発明に係る自動測定方法においては、前記アッテネータ(40)は、同軸切替器、分波器、及びアッテネータを組み合わせたものからなり、前記アッテネータ(40)によりあらかじめ前記無線機と前記複数の測定器とが接続されている構成であってもよい。
また、本発明に係る自動測定方法においては、前記測定制御ステップは、前記測定条件の切り替えを自動制御する構成であってもよい。
この構成により、本発明に係る自動測定方法は、無線機の設定の切り替えや、ATTのATT量の設定の切り替えを自動化することで、測定条件の切り替えを自動制御することができる。これにより、本発明に係る自動測定方法は、人の介在をなくして、検査時間を更に短縮することが可能となる。
また、本発明に係る自動測定方法においては、前記測定制御ステップは、前記測定項目指定ステップにより指定された前記複数の測定項目に応じて、前記無線機に対する測定に要する測定時間の想定測定時間を算出する想定測定時間算出ステップを含み、前記表示ステップは、前記想定測定時間算出ステップにより算出された前記想定測定時間を表示する構成であってもよい。
この構成により、本発明に係る自動測定方法は、無線機に対する測定に要する測定時間の想定測定時間を表示することで、ユーザが想定測定時間に応じて、測定を行っていない測定器において他の無線機の交換等の作業に移行することができ、検査効率を向上させることが可能となる。
また、本発明に係る自動測定方法においては、前記測定制御ステップは、前記無線機に対する測定の進捗状況に応じて、前記無線機に対する測定に要する測定時間の残り測定時間を算出する残り測定時間算出ステップを更に含み、前記表示ステップは、前記残り測定時間算出ステップにより算出された前記残り測定時間を表示する構成であってもよい。
この構成により、本発明に係る自動測定方法は、無線機に対する測定に要する測定時間の残り測定時間を表示することで、ユーザが残り測定時間に応じて、測定を行っていない測定器において他の無線機の交換等の作業に移行することができ、検査効率を向上させることが可能となる。
本発明は、測定手順を効率化することで、人が介在する回数を極力減らしてヒューマンエラー発生確率を下げつつ、無線機の検査時間を大幅に短縮することができる自動測定装置及び自動測定方法を提供するものである。
本発明の実施形態に係る自動測定装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る自動測定装置の測定系を説明するための図であって、(a)は無線機とスペクトラムアナライザとの間にATTを挿入した測定系を示しており、(b)は無線機とスペクトラムアナライザとの間にATTとパワーセンサを挿入した測定系を示している。 本発明の実施形態に係る自動測定装置が備える測定項目指定部の設定画面の表示例(その1)を示す図である。 本発明の実施形態に係る自動測定装置が備える測定条件設定部の設定画面の表示例を示す図である。 無線機の定格出力とATT量との関係の一例を示す表である。 無線機の定格出力に応じた測定経路ごとのATT量の周波数依存性を示すグラフである。 従来の例と図3の設定画面の設定例について、各測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間と、それらの所要時間の合計を示す表である。 本発明の実施形態に係る自動測定装置が備える測定項目指定部の設定画面の表示例(その2)を示す図である。 図8に示す設定画面において、測定順序確認ボタンが操作部により押下された場合の表示例を示す図である。 図8の設定画面の設定例について、各測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間と、それらの所要時間の合計を示す表である。 測定器により得られた測定結果を表示するための測定実行画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る自動測定装置を用いる自動測定方法の処理を示すフローチャートである。 従来の測定手順を説明するための図である。 従来の測定手順における、各測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間と、それらの所要時間の合計を示す表である。
以下、本発明に係る自動測定装置及び自動測定方法の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る自動測定装置100は、1台又は複数台の測定器30を用いて無線機200に対する測定を行うものであって、操作部11と、表示部12と、測定項目指定部13と、測定条件設定部14と、許容値設定部15と、記憶部16と、測定条件グループ化部17と、切替回数決定部18と、測定制御部19と、を備える。なお、自動測定装置100は、1台又は複数台の測定器30のうちのいずれかの内部に構成されていてもよい。
操作部11は、ユーザによる操作入力を受け付けるためのものであり、例えば表示部12の表示画面に対応する入力面への接触操作による接触位置を検出するためのタッチセンサを備えるタッチパネルで構成される。操作部11は、ユーザが表示画面に表示されている特定の項目の位置を指やスタイラス等で触れた際に、タッチセンサが表示画面上で検出した位置と項目の位置との一致を認識することにより、各項目に割り当てられた機能を実行するための信号を、測定項目指定部13、測定条件設定部14、及び許容値設定部15などに出力する。あるいは、操作部11は、キーボード又はマウスのような入力デバイスを含んで構成されてもよい。
表示部12は、液晶ディスプレイやCRT等の表示機器で構成され、測定項目指定部13、測定条件設定部14、許容値設定部15、及び測定制御部19による表示制御に基づき、後述する設定画面51,52や測定実行画面53などの各種表示画面を表示するとともに、各種表示画面において、各種条件を設定するためのボタン、ソフトキー、プルダウンメニュー、テキストボックスなどの操作対象の表示を行うようになっている。
測定項目指定部13、測定条件設定部14、許容値設定部15、記憶部16、測定条件グループ化部17、切替回数決定部18、及び測定制御部19は、例えばCPU、ROM、RAM、HDDなどを含むマイクロコンピュータ又はパーソナルコンピュータ等で構成される。
なお、測定項目指定部13、測定条件設定部14、許容値設定部15、記憶部16、測定条件グループ化部17、切替回数決定部18、及び測定制御部19は、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのデジタル回路で構成することや、CPUによる所定のプログラムの実行によりソフトウェア的に構成することが可能である。あるいは、測定項目指定部13、測定条件設定部14、許容値設定部15、記憶部16、測定条件グループ化部17、切替回数決定部18、及び測定制御部19は、デジタル回路によるハードウェア処理と所定のプログラムによるソフトウェア処理とを適宜組み合わせて構成することも可能である。
無線機200は、例えば、アナログ無線機の技術基準(TELEC-T208 F3E等)や、デジタル無線機の技術基準(TELEC-T235 第25号の4)に従った、アナログ又はデジタルの多重無線機などである。
測定器30は、例えば、スペクトラムアナライザやパワーセンサである。なお、スペクトラムアナライザはその単体を1台の測定器とみなすことができる。一方、パワーセンサは、その単体を1台の測定器とみなしてもよく、あるいは、図2に示すようにスペクトラムアナライザに接続された場合には、スペクトラムアナライザの1つの機能部とみなしてもよい。
無線機200と測定器30とは同軸ケーブルで接続される。また、無線機200と測定器30との間には、アッテネータ(ATT)40が適宜接続される。図2(a)は、無線機200とスペクトラムアナライザ30aとの間にATT40を挿入した測定系を示している。また、図2(b)は、無線機200とスペクトラムアナライザ30aとの間にATT40とパワーセンサ30bを挿入した測定系を示している。図中の操作パネル50は、操作部11及び表示部12の一例であり、ユーザは操作パネル50への入力操作により無線機200の各種設定を行うことができる。なお、図2の例では、自動測定装置100がスペクトラムアナライザ30aの内部に構成されている。
測定項目指定部13は、無線機200に対する複数の測定項目(例えば、空中線電力、周波数偏差、占有周波数帯域、帯域外領域、スプリアス領域など)をユーザによる操作部11への操作入力により、表示部12の画面上で指定するためのものである。図3は、測定項目指定部13により表示部12の画面上に表示される設定画面51の表示例を示している。設定画面51は、測定項目指定部13により複数の測定項目を指定するための画面である。なお、図3に示す各測定項目のうち空中線電力については、電波法に従った測定はパワーセンサ30bで行う必要があるが、必要に応じて簡易的な測定をスペクトラムアナライザ30aで行うことも可能である。
図3に示すように、設定画面51は、測定項目及び後述する測定条件ごとのチェックボックス51aを含む。ユーザによる操作部11への操作入力により、測定を実施したい測定項目及び測定条件のチェックボックス51aにチェックマークが入力されることにより、チェックマークが入力された測定項目及び測定条件の測定が順次実施される。図3は、表示された全てのチェックボックス51aにチェックマークが入力されて、全ての測定項目が指定された状態を示している。
測定条件設定部14は、ユーザによる操作部11への操作入力により、複数の測定項目ごとの測定条件を設定するためのものである。図4は、表示部12の画面上における測定条件設定部14の設定画面52の表示例を示している。例えば、図4の設定画面52では、測定条件の設定として、無線機200から送信される無線信号の周波数設定、変調設定、及び電力設定を行うことができる。
周波数設定の項目では、無線機200から送信される無線信号の送信周波数を設定することが可能である。また、変調設定の項目では、例えば、CW、FM、SSB、4FSK、PI/4QPSK、16QAMなどの各種のアナログ変調方式やデジタル変調方式と、各変調方式の占有周波数帯域の許容値やチャネル間隔を設定することが可能である。また、電力設定の項目では、無線機200の複数の定格出力の設定と、無線機200と測定器30との間に挿入されるATT40のATT量に応じた測定経路の設定を定格出力ごとに行うことが可能である。
図5は、無線機200の定格出力とATT40のATT量との関係の一例を示す表である。ここでは、測定器30として、最大入力レベルが30dBmのスペクトラムアナライザ30aと、最大入力レベルが20dBmのパワーセンサ30bを使用するものとする。
無線機200の定格出力が50Wの場合、TELEC測定規格の送信出力では+20%が上限とされているため、無線機200の送信出力は60W(+47.78dBm)まで許容される。一方、測定器30に入力される無線信号の電力は、測定器30の最大入力レベルを超えないようにする必要がある。このため、例えば、この60Wの無線信号を測定器30に入力したい場合には、+47.78dBmにクレストファクタ+10dBを加算した+57.78dBmを無線信号の瞬間最大電力として見積もる。
パワーセンサ30bとスペクトラムアナライザ30aとで無線信号の入力レベルを揃えるためには、最大入力レベルがより小さいパワーセンサ30bの最大入力レベル+20dBmを測定系の最大入力レベルとすることになる。無線信号の瞬間最大電力(+57.78dBm)が、パワーセンサ30bの最大入力レベル(+20dBm)を超えないATT量は、ATT40のステップが10dB刻みの場合には、図5に示すように40dBとなる。この場合は、「経路1」を測定経路として使用することになる。ATT量が40dBのATT40通過後の無線信号の電力は17.78dBm(=+57.78dBm-40dB)となり、パワーセンサ30bの最大入力レベル(+20dBm)を超えていないことが分かる。
定格出力が35W,10Wの場合についても同様にATT量を計算することができ、50Wの場合と同じ40dBが必要であることが分かる。そのため、この場合も、50W測定時と同じ「経路1」を測定経路として使用することになる。同様に、定格出力が1Wの場合はATT量が30dB、0.1Wの場合はATT量が20dBでよいことが分かる。これらの場合は、それぞれ「経路4」と「経路5」が測定経路として使用されることになる。例えば、スプリアス測定においては、より低いレベルを測定することが必要になるため、ATT量を極力減らすことが望ましい。
図6は、ATT40、ATT40を無線機200及び測定器30に接続する同軸ケーブル、並びに同軸ケーブルのコネクタの周波数依存性によってもたらされるATT量の周波数依存性を示すグラフである。図6に示すように、例えば定格出力50W,1W,0.1Wに対する測定経路(「経路1」、「経路4」、「経路5」)のATT量は、無線機200からの無線信号の周波数が高くなるほど大きくなる。なお、図5の表に示したATT量は、ATT量が最も小さくなる低い周波数での減衰量(ATT40の定格減衰量)を表している。
図1に示す許容値設定部15は、複数の測定項目ごとに電波法に定められた基準を満たすかどうかの合否判定を行うための許容値を、ユーザによる操作部11への操作入力により設定するためのものである。例えば、許容値設定部15は、図3に示す測定項目ごとに設けられた設定ボタン51bが操作部11により押下されることにより、測定項目ごとの許容値を設定するための設定画面を表示部12に表示させるようになっていてもよい。許容値設定部15により、例えば、複数の測定項目のうちの空中線電力の許容値を定格出力の20%から-50%の範囲などに設定することができる。
記憶部16は、各測定項目と、各測定項目に対して測定条件設定部14により設定された測定条件とを、互いに対応付けて記憶するようになっている。また、記憶部16は、各測定項目と、各測定項目に対して許容値設定部15により設定された許容値とを、互いに対応付けて記憶するようになっている。また、記憶部16は、測定が実施される測定項目、測定条件、許容値などを、測定対象の無線機200の種類ごとのファイルとして記憶してもよい。例えば、図3の設定画面51に示すように、プルダウンメニュー51cから所望の無線機200の種類が操作部11への操作入力により選択されると、選択された無線機200(図3の例では無線機A)の測定項目、測定条件、許容値、各チェックボックス51aのチェックマークの有無の情報などがファイルから読み出されて、適宜設定画面51に自動的に表示されるようになっていてもよい。
測定条件グループ化部17は、測定項目指定部13により指定された複数の測定項目に関する複数の測定条件をグループ化するようになっている。例えば、複数の測定条件グループは、無線機200から出力される無線信号の変調方式の測定条件グループ、無線機200の定格出力の測定条件グループ、測定器30のRF端子に接続されるATT40のATT量の測定条件グループ、及び、電力測定に用いる測定器30の種類の測定条件グループのうちの少なくとも1つを含む。
例えば、図3の設定画面51の設定例では、CW、FM、PI/4QPSK、SSBが、無線機200から出力される無線信号の変調方式の測定条件グループとなる。また、定格出力50W,35W,10W,1W,0.1Wが、無線機200の定格出力の測定条件グループとなる。また、「経路1」~「経路5」が、測定器30のRF端子に接続されるATT40のATT量の測定条件グループとなる。また、全ての測定項目の測定にスペクトラムアナライザ30aを用いるか、あるいは、電力測定(空中線電力)の測定にパワーセンサ30bを用い、それ以外の測定にスペクトラムアナライザ30aを用いるかが、電力測定に用いる測定器30の種類の測定条件グループとなる。
図1に示す切替回数決定部18は、測定条件グループ化部17によりグループ化された複数の測定条件グループごとに、測定条件を切り替える回数である切替回数を決定するようになっている。また、測定制御部19は、切替回数決定部18により決定された切替回数で測定条件を順次切り替えながら、測定項目指定部13により指定された複数の測定項目の測定を測定器30に実行させるようになっている。
図3に示す例では、まず、測定制御部19は、パワーセンサ30bのRF端子31bにATT40を介して無線機200が接続された図2(b)の測定系で、空中線電力に関する測定項目の測定を順次実行する。このとき、測定制御部19は、変調方式の切り替え、定格出力の切り替え、測定経路の切り替えを順次行う。
次に、測定制御部19は、スペクトラムアナライザ30aのRF端子31aにATT40を介して無線機200が接続された図2(a)の測定系で、空中線電力以外の測定項目の測定を順次実行する。このとき、測定制御部19は、変調方式の切り替え、定格出力の切り替え、測定経路の切り替えを順次行う。このようにして、全ての測定項目の測定が実施される。
例えば、図3の設定画面51の設定例では、変調方式の測定条件グループの切替回数は38回である。また、定格出力の測定条件グループの切替回数は8回である。また、ATT量(測定経路)の測定条件グループの切替回数は8回である。また、電力測定に用いる測定器30の種類の測定条件グループの切替回数は1回である。
図7は、従来の例と本実施形態の図3の設定画面51の設定例について、各測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間と、それらの所要時間の合計を示している。ここで、変調方式の切り替えを表す切替[1]と、定格出力の切り替えを表す切替[2]は、無線機200に対して行う必要があり、それらの1回当たりの所要時間は約5秒である。また、ATT量の切り替えを表す切替[3]は、無線機200と測定器30のRF端子にそれぞれATT40を繋ぎ変える作業が必要となり、その1回当たりの所要時間は約30秒である。また、電力測定に用いる測定器30の種類の切り替えを表す切替[4]は、例えば電力測定に用いるパワーセンサ30bのRF端子31bと、それ以外の測定に用いるスペクトラムアナライザ30aのRF端子31aとの間でケーブルを繋ぎ変える作業が必要となり、その1回当たりの所要時間は約30秒である。
すなわち、図3の設定画面51の設定例での変調方式の測定条件グループの切り替えの所要時間は190秒である。また、定格出力の測定条件グループの切り替えの所要時間は40秒である。また、ATT量の測定条件グループの切り替えの所要時間は240秒である。また、電力測定に用いる測定器30の種類の切り替えの所要時間は30秒である。さらに、これらの切り替えの所要時間の合計は、従来の切り替えの所要時間の合計の35%程度に短縮された500秒となる。
ここで、切替回数決定部18は、複数の測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が、該合計の取り得る最大値よりも小さくなるように、切替回数を決定するようになっている。これは、例えば、切替回数決定部18が、複数の測定条件グループのうち、測定条件の切り替えに測定器30のRF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループの切替回数を、該切替回数の取り得る最小値に決定することで実現できる。
例えば、図3の設定画面51の設定例では、スペクトラムアナライザ30aのRF端子31aにATT40を介して無線機200が接続される図2(a)の測定系と、パワーセンサ30bのRF端子31bにATT40を介して無線機200が接続される図2(b)の測定系とを切り替える切替[4]の切替回数を1回にすることで、上記の条件が満たされる。このとき、図7に示すように、切替回数決定部18は、切替[1]の切替回数を38、切替[2]の切替回数を8、切替[3]の切替回数を8、切替[4]の切替回数を1とする切替回数の組み合わせを決定する。
なお、切替回数決定部18は、複数の測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が最も小さくなるように、切替回数を決定するものであってもよい。
測定制御部19は、合否判定部19aと、想定測定時間算出部19bと、残り測定時間算出部19cと、を含む。合否判定部19aは、測定器30から得られた各測定項目の測定値が、許容値設定部15により設定された許容値の範囲内に収まっているか否かを判定するようになっている。想定測定時間算出部19bは、測定項目指定部13により指定された複数の測定項目に応じて、無線機200に対する測定に要する測定時間の想定測定時間を算出するようになっている。ここで、測定時間とは、実際に測定器30が測定を行っている時間を意味する。残り測定時間算出部19cは、無線機200に対する測定の進捗状況に応じて、無線機200に対する測定に要する測定時間の残り測定時間を算出するようになっている。
図8は、測定項目指定部13により表示部12の画面上に表示される設定画面51において、一部のチェックボックス51aにチェックマークが入力された状態を示している。また、測定経路については、3つの「経路1」と、1つの「経路4」と、1つの「経路5」が選択されている。
図8に示す例では、まず、測定制御部19は、パワーセンサ30bのRF端子31bにATT40を介して無線機200が接続された図2(b)の測定系で、空中線電力に関する測定項目の測定を順次実行する。このとき、測定制御部19は、変調方式の切り替え、定格出力の切り替え、測定経路の切り替えを順次行う。
次に、測定制御部19は、スペクトラムアナライザ30aのRF端子31aにATT40を介して無線機200が接続された図2(a)の測定系で、空中線電力以外の測定項目の測定を順次実行する。このとき、測定制御部19は、変調方式の切り替え、定格出力の切り替え、測定経路の切り替えを順次行う。このようにして、チェックマークが入力された全ての測定項目の測定が実施される。
図9は、図8に示す設定画面51において、測定順序確認ボタン51dが操作部11により押下された場合の設定画面51の表示例を示している。定格出力及び測定経路の各列において、かっこ書きで示された左側の番号は、電力測定でスペクトラムアナライザ30aを使用する場合の測定順序を示している。また、定格出力及び測定経路の各列において、かっこ書きで示された右側の番号は、電力測定でパワーセンサ30bを使用する場合の測定順序を示している。また、表示部12は、想定測定時間算出部19bにより算出された想定測定時間を設定画面51において表示するようになっている。
図8の設定画面51の設定例では、変調方式の測定条件グループの切替回数は18回である。また、定格出力の測定条件グループの切替回数は5回である。また、ATT量の測定条件グループの切替回数は3回である。また、電力測定に用いる測定器30の種類の測定条件グループの切替回数は1回である。
図10は、図8の設定画面51の設定例について、各測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間と、それらの所要時間の合計を示している。すなわち、図8の設定画面51の設定例での変調方式の測定条件グループの切り替えの所要時間は90秒である。また、定格出力の測定条件グループの切り替えの所要時間は25秒である。また、ATT量の測定条件グループの切り替えの所要時間は90秒である。また、電力測定に用いる測定器30の種類の切り替えの所要時間は30秒である。さらに、これらの切り替えの所要時間の合計は235秒となる。
図11は、測定器30により得られた測定結果を表示するための測定実行画面53の一例を示す図であり、図8の設定画面51の設定例で、電力測定でパワーセンサ30bを使用している場合の測定の進行状況を示している。測定制御部19は、自動測定実行ボタン53aが操作部11により押下されると、かっこ書きの番号の順に各測定項目の自動測定を実行する。現在測定中の測定項目は、測定実行画面53において色付きの太枠53bで明示されるようになっている。
図11に示すように、測定制御部19は、測定が実行された測定項目の箇所には、合否判定部19aによる判定結果を測定結果として表示させるようになっている。ここで、「合格」は、測定器30から得られた各測定項目の測定値が、許容値設定部15により設定された許容値の範囲内に収まっていることを表している。また、「不合格」は、測定器30から得られた各測定項目の測定値が、許容値設定部15により設定された許容値の範囲外にあることを表している。また、「失敗」は、例えば、無線機200の通信異常などにより無線機200から無線信号が出ていない、特定の測定経路(図11の例では「経路4」)において、配線が壊れていたり、ケーブルの接続が緩んでいたりするなどの不具合により、測定が正常に実行できなかったことを示している。
また、測定実行画面53においては、測定項目選択ボタン53c,53dが操作部11により押下されることにより、太枠53bを任意の測定項目の位置に移動させることも可能である。ここで、測定項目選択ボタン53cは、一つ前の測定項目の位置に太枠53bを戻すためのボタンである。一方、測定項目選択ボタン53dは、一つ後の測定項目の位置に太枠53bを進めるためのボタンである。また、図11に示された単発測定実行ボタン53eは、測定項目選択ボタン53c,53dにより選択された特定の測定項目の測定を単発で実行するためのボタンである。
例えば、測定制御部19は、合否判定部19aにより「失敗」と判定された測定項目の位置に太枠53bが移動された状態で、単発測定実行ボタン53eが操作部11により押下されることにより、「失敗」と判定された測定項目の測定を再度行うことができる。あるいは、測定制御部19は、自動測定実行ボタン53aの押下により開始される自動測定が一通り終了した後に、「失敗」と判定された測定項目のみを自動で再測定するようになっていてもよい。
また、表示部12は、測定実行画面53の右上において、残り測定時間算出部19cにより算出された残り測定時間、測定項目指定部13により指定された全ての測定項目の数、現在測定中の測定項目の測定順序の番号、現在までの合否判定の結果を表示する。なお、現在測定中の測定項目よりも測定順序が前の測定項目において、1つでも「不合格」が判定された場合には、現在までの合否判定は「不合格」と表示される。一方、全ての測定項目が「合格」と判定された場合には、現在までの合否判定は「合格」と表示される。
さらには、以下の処置を実施することで、測定制御部19が測定条件の切り替えを自動制御して、人の介在のない自動測定が可能となる。切替[1]及び切替[2]については、無線機200の設定を行う場合、リモート制御を行う、若しくは、アームなどを使用して物理的に無線機200のパネルボタンを押すことで、1回当たりの所要時間が5秒から2秒に削減されると同時に、人の介在が不要となる。また、切替[3]及び切替[4]については、同軸切替器や分波器、アッテネータを組み合わせたものをATT40としてあらかじめ無線機200と測定器30とを接続しておくことで、1回当たりの所要時間が30秒から2秒に削減されると同時に、人の介在が不要となる。
以下、本実施形態に係る自動測定装置100を用いる自動測定方法について、図12のフローチャートを参照しながらその処理の一例を説明する。
まず、表示部12は、次の測定項目指定ステップS2により複数の測定項目を指定するための設定画面51を表示する(表示ステップS1)。
次に、測定項目指定部13は、ユーザによる操作部11への操作入力に応じて、無線機200に対する複数の測定項目を指定する(測定項目指定ステップS2)。
次に、測定条件設定部14は、ユーザによる操作部11への操作入力に応じて、複数の測定項目ごとの測定条件を設定する(ステップS3)。
次に、許容値設定部15は、ユーザによる操作部11への操作入力に応じて、複数の測定項目ごとに電波法に定められた基準を満たすかどうかの合否判定を行うための許容値を設定する(ステップS4)。
次に、測定条件グループ化部17は、測定項目指定ステップS2により指定された複数の測定項目に関する複数の測定条件をグループ化する(測定条件グループ化ステップS5)。
次に、切替回数決定部18は、測定条件グループ化ステップS5によりグループ化された複数の測定条件グループごとに、測定条件の切替回数を決定する(切替回数決定ステップS6)。
ここで、切替回数決定ステップS6は、複数の測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が、該合計の取り得る最大値よりも小さくなるように、切替回数を決定するようになっている。これは、例えば、切替回数決定ステップS6が、複数の測定条件グループのうち、測定条件の切り替えに測定器30のRF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループの切替回数を、該切替回数の取り得る最小値に決定することで実現できる。なお、切替回数決定ステップS6は、複数の測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が最も小さくなるように、切替回数を決定するものであってもよい。
次に、想定測定時間算出部19bは、測定項目指定ステップS2により指定された複数の測定項目に応じて、無線機200に対する測定に要する測定時間の想定測定時間を算出する(想定測定時間算出ステップS7)。
次に、表示部12は、想定測定時間算出ステップS7により算出された想定測定時間を設定画面51において表示する(表示ステップS8)。
次に、表示部12は、測定器30により得られた測定結果を表示するための測定実行画面53を表示する(表示ステップS9)。
次に、測定制御部19は、切替回数決定ステップS6により決定された切替回数で測定条件を順次切り替えながら、測定項目指定ステップS2により指定された複数の測定項目の測定を測定器30に実行させる(測定制御ステップS10)。ここで、測定制御ステップS10は、測定条件の切り替えを自動制御するものであってもよい。
次に、表示部12は、測定制御ステップS10により得られた測定結果を測定実行画面53において表示する(表示ステップS11)。
次に、測定制御部19は、無線機200に対する測定の進捗状況に応じて、無線機200に対する測定に要する測定時間の残り測定時間を算出する(残り測定時間算出ステップS12)。
次に、表示部12は、残り測定時間算出ステップS12により算出された残り測定時間を測定実行画面53において表示する(表示ステップS13)。
次に、測定制御部19は、測定項目指定ステップS2により指定された全ての測定項目の測定が終了したか否かを判断する(ステップS14)。ここで、測定制御部19が全ての測定項目の測定が終了していないと判断した場合(ステップS14でNO)、ステップS10以降の処理を続行する。これに対し、測定制御部19が全ての測定項目の測定が終了したと判断した場合(ステップS14でYES)、測定制御部19は上記一連の自動測定方法の処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る自動測定装置100は、複数の測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が、該合計の取り得る最大値よりも小さくなる切替回数を決定するようになっている。これにより、本実施形態に係る自動測定装置100は、測定手順を効率化することで、人が介在する回数を極力減らしてヒューマンエラー発生確率を下げつつ、無線機の検査時間を大幅に短縮することができる。
また、本実施形態に係る自動測定装置100は、測定器30のRF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループの切替回数を、該切替回数の取り得る最小値に決定することにより、人が介在する回数を極力減らしてヒューマンエラー発生確率を下げつつ、無線機の検査時間を大幅に短縮することができる。
また、本実施形態に係る自動測定装置100は、複数の測定条件グループでの測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が最も小さくなる切替回数を決定することにより、人が介在する回数を極力減らしてヒューマンエラー発生確率を下げつつ、無線機の検査時間を大幅に短縮することができる。
また、本実施形態に係る自動測定装置100は、無線機200の設定の切り替えや、ATT40のATT量の設定の切り替えを自動化することで、測定条件の切り替えを自動制御することができる。これにより、本実施形態に係る自動測定装置100は、人の介在をなくして、検査時間を更に短縮することが可能となる。
また、本実施形態に係る自動測定装置100は、無線機200に対する測定に要する測定時間の想定測定時間を表示することで、ユーザが想定測定時間に応じて、測定を行っていない測定器において他の無線機の交換等の作業に移行することができ、検査効率を向上させることが可能となる。
また、本実施形態に係る自動測定装置100は、無線機200に対する測定に要する測定時間の残り測定時間を表示することで、ユーザが残り測定時間に応じて、測定を行っていない測定器において他の無線機の交換等の作業に移行することができ、検査効率を向上させることが可能となる。
また、本実施形態に係る自動測定装置100は、特に1台の測定器30(例えば、スペクトラムアナライザ)を用いて無線機200に対する測定を行う場合には、複数の測定器間での接続切替がないため、測定条件の切替回数の削減と、測定条件の切り替えに要する所要時間の削減に顕著な効果がある。
11 操作部
12 表示部
13 測定項目指定部
14 測定条件設定部
15 許容値設定部
16 記憶部
17 測定条件グループ化部
18 切替回数決定部
19 測定制御部
19a 合否判定部
19b 想定測定時間算出部
19c 残り測定時間算出部
30 測定器
30a スペクトラムアナライザ
30b パワーセンサ
31a,31b RF端子
40 ATT
50 操作パネル
51,52 設定画面
51a チェックボックス
51b 設定ボタン
51c プルダウンメニュー
51d 測定順序確認ボタン
53 測定実行画面
53a 自動測定実行ボタン
53b 太枠
53c,53d 測定項目選択ボタン
53e 単発測定実行ボタン
100 自動測定装置
200 無線機

Claims (13)

  1. 複数の測定器(30)を用いて無線機(200)に対する測定を行う自動測定装置(100)であって、
    前記無線機に対する複数の測定項目を指定するための測定項目指定部(13)と、
    前記複数の測定項目ごとの測定条件を設定する測定条件設定部(14)と、
    前記測定項目指定部により指定された前記複数の測定項目に関する複数の前記測定条件をグループ化する測定条件グループ化部(17)と、
    前記測定条件グループ化部によりグループ化された複数の測定条件グループごとに、前記測定条件の切替回数を決定する切替回数決定部(18)と、
    前記切替回数決定部により決定された前記切替回数で前記測定条件を順次切り替えながら、前記測定項目指定部により指定された前記複数の測定項目の測定を前記複数の測定器に実行させる測定制御部(19)と、
    前記測定項目指定部により前記複数の測定項目を指定するための設定画面(51)と、前記複数の測定器により得られた測定結果を表示するための測定実行画面(53)と、を表示する表示部(12)と、を備え、
    前記複数の測定項目は、空中線電力、周波数偏差、占有周波数帯域、帯域外領域、及びスプリアス領域を含み、
    前記複数の測定条件グループは、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器のRF端子(31a,31b)における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループと、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器の前記RF端子における繋ぎ変えを必要としない測定条件グループとを含んでおり、
    前記切替回数決定部は、前記複数の測定条件グループのうち、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器の前記RF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループの前記切替回数を取り得る最小値に決定するとともに、前記複数の測定条件グループでの前記測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が最も小さくなる前記切替回数を決定し、
    前記測定条件設定部は、前記測定条件の設定として、前記無線機から送信される無線信号の周波数設定、変調設定、及び電力設定を行うものであり、
    前記測定条件設定部は、前記電力設定については、前記無線機の定格出力の設定と、前記無線機と前記複数の測定器との間に挿入されるアッテネータ(40)の減衰量に応じた前記定格出力ごとの測定経路の設定と、を行い、
    前記測定条件設定部は、前記変調設定については、前記無線機から出力される前記無線信号の変調方式の設定を行い、
    前記測定制御部は、前記複数の測定項目の測定を実行する際に、前記変調方式の切り替え、前記定格出力の切り替え、及び前記測定経路の切り替えを順次行い、
    前記測定制御部は、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器の前記RF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループの測定を実行する際に、前記複数の測定器のうちの第1測定器(30b)を用いる前記空中線電力に関する前記測定項目の測定を実行した後に、前記複数の測定器のうちの第2測定器(30a)を用いる前記空中線電力以外の前記測定項目の測定を実行することを特徴とする自動測定装置。
  2. 前記無線機は、定格出力が1W以上のアナログ又はデジタルの多重無線機であることを特徴とする請求項1に記載の自動測定装置。
  3. 前記アッテネータ(40)は、同軸切替器、分波器、及びアッテネータを組み合わせたものからなり、前記アッテネータ(40)によりあらかじめ前記無線機と前記複数の測定器とが接続されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動測定装置。
  4. 前記複数の測定条件グループは、前記無線機から出力される前記無線信号の前記変調方式の測定条件グループ、前記無線機の前記定格出力の測定条件グループ、前記複数の測定器の前記RF端子に接続される前記アッテネータ(40)の前記減衰量の測定条件グループ、及び、前記空中線電力の測定に用いる前記複数の測定器の種類の測定条件グループのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の自動測定装置。
  5. 前記測定制御部は、前記測定条件の切り替えを自動制御することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の自動測定装置。
  6. 前記測定制御部は、前記測定項目指定部により指定された前記複数の測定項目に応じて、前記無線機に対する測定に要する測定時間の想定測定時間を算出する想定測定時間算出部(19b)を含み、
    前記表示部は、前記想定測定時間算出部により算出された前記想定測定時間を表示することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の自動測定装置。
  7. 前記測定制御部は、前記無線機に対する測定の進捗状況に応じて、前記無線機に対する測定に要する測定時間の残り測定時間を算出する残り測定時間算出部(19c)を更に含み、
    前記表示部は、前記残り測定時間算出部により算出された前記残り測定時間を表示することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の自動測定装置。
  8. 複数の測定器(30)を用いて無線機(200)に対する測定を行う自動測定方法であって、
    前記無線機に対する複数の測定項目を指定するための測定項目指定ステップ(S2)と、
    前記複数の測定項目ごとの測定条件を設定する測定条件設定ステップ(S3)と、
    前記測定項目指定ステップにより指定された前記複数の測定項目に関する複数の前記測定条件をグループ化する測定条件グループ化ステップ(S5)と、
    前記測定条件グループ化ステップによりグループ化された複数の測定条件グループごとに、前記測定条件の切替回数を決定する切替回数決定ステップ(S6)と、
    前記切替回数決定ステップにより決定された前記切替回数で前記測定条件を順次切り替えながら、前記測定項目指定ステップにより指定された前記複数の測定項目の測定を前記複数の測定器に実行させる測定制御ステップ(S10)と、
    前記測定項目指定ステップにより前記複数の測定項目を指定するための設定画面(51)と、前記複数の測定器により得られた測定結果を表示するための測定実行画面(53)と、を表示する表示ステップ(S1,S8,S9,S11,S13)と、を含み、
    前記複数の測定項目は、空中線電力、周波数偏差、占有周波数帯域、帯域外領域、及びスプリアス領域を含み、
    前記複数の測定条件グループは、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器のRF端子(31a,31b)における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループと、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器の前記RF端子における繋ぎ変えを必要としない測定条件グループとを含んでおり、
    前記切替回数決定ステップは、前記複数の測定条件グループのうち、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器の前記RF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループの前記切替回数を取り得る最小値に決定するとともに、前記複数の測定条件グループでの前記測定条件の切り替えに要する所要時間の合計が最も小さくなる前記切替回数を決定し、
    前記測定条件設定ステップは、前記測定条件の設定として、前記無線機から送信される無線信号の周波数設定、変調設定、及び電力設定を行うものであり、
    前記測定条件設定ステップは、前記電力設定については、前記無線機の定格出力の設定と、前記無線機と前記複数の測定器との間に挿入されるアッテネータ(40)の減衰量に応じた前記定格出力ごとの測定経路の設定と、を行い、
    前記測定条件設定ステップは、前記変調設定については、前記無線機から出力される前記無線信号の変調方式の設定を行い、
    前記測定制御ステップは、前記複数の測定項目の測定を実行する際に、前記変調方式の切り替え、前記定格出力の切り替え、及び前記測定経路の切り替えを順次行い、
    前記測定制御ステップは、前記測定条件の切り替えに前記複数の測定器の前記RF端子における繋ぎ変えを必要とする測定条件グループの測定を実行する際に、前記複数の測定器のうちの第1測定器(30b)を用いる前記空中線電力に関する前記測定項目の測定を実行した後に、前記複数の測定器のうちの第2測定器(30a)を用いる前記空中線電力以外の前記測定項目の測定を実行することを特徴とする自動測定方法。
  9. 前記無線機は、定格出力が1W以上のアナログ又はデジタルの多重無線機であることを特徴とする請求項8に記載の自動測定方法。
  10. 前記アッテネータ(40)は、同軸切替器、分波器、及びアッテネータを組み合わせたものからなり、前記アッテネータ(40)によりあらかじめ前記無線機と前記複数の測定器とが接続されていることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の自動測定方法。
  11. 前記測定制御ステップは、前記測定条件の切り替えを自動制御することを特徴とする請求項8から請求項10までのいずれかに記載の自動測定方法。
  12. 前記測定制御ステップは、前記測定項目指定ステップにより指定された前記複数の測定項目に応じて、前記無線機に対する測定に要する測定時間の想定測定時間を算出する想定測定時間算出ステップ(S7)を含み、
    前記表示ステップは、前記想定測定時間算出ステップにより算出された前記想定測定時間を表示することを特徴とする請求項8から請求項11のいずれかに記載の自動測定方法。
  13. 前記測定制御ステップは、前記無線機に対する測定の進捗状況に応じて、前記無線機に対する測定に要する測定時間の残り測定時間を算出する残り測定時間算出ステップ(S12)を更に含み、
    前記表示ステップは、前記残り測定時間算出ステップにより算出された前記残り測定時間を表示することを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに記載の自動測定方法。
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