JP7167644B2 - コンテナ搬送システム - Google Patents

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本発明は、物品をコンテナに収容して搬送するコンテナ搬送システムに関する。
従来のこの種コンテナ搬送システムの一例として、下記の特許文献1(特許6040893号公報)記載の物品搬送システム(図5)を挙げることができる。
特許文献1記載の物品搬送システム1においては、自動倉庫2を備え、この自動倉庫2と出庫ステーション3とがコンベヤ5を介して接続されており、物品Wの自動倉庫2への搬入、自動倉庫2からの搬出に搬送車4が使用されている。
[発明が解決しようとする課題]
物品搬送システム1において、特許文献1記載の場合と相違し、物品Wがそのままの状態では搬送しにくいものである場合、物品Wは入庫ステーション(図示せず)でコンテナに収容された後、入庫ステーションから自動倉庫2へと搬送され、自動倉庫2の棚ではコンテナに収容された状態で保管される。このコンテナは、自動倉庫2の棚に形成されたコンテナ収容スペースの数だけは少なくとも用意される。
自動倉庫2で保管されていたコンテナを出庫して出庫ステーション3まで搬送すると、出庫ステーション3ではコンテナから物品が取り出され、物品を梱包する作業が行われる。この梱包作業に伴い、出庫ステーション3では空のコンテナが大量に発生することとなる。この大量に発生する空コンテナは、入庫ステーションにおいて物品の投入作業に使用されるため、通常は、空コンテナを入庫ステーションへ搬送するためのコンベヤライン(図示せず)が配設されている。
また、自動倉庫2の規模が大きく、例えば、1万個~10万個のコンテナを保管する自動倉庫2のような場合、出庫ステーション3側では大量の空コンベヤの発生が見込まれ、入庫ステーション側の近くに、大規模なコンテナを滞留させるためのコンベヤのプールラインを形成したり、あるいは空コンテナの段積設備を併設したりするなどの対策が講じられていた。
大規模なコンベヤのプールラインの形成には、建屋内に広いスペースを確保しなければならず、システム全体としてのコストが非常に高くつくといった大きな課題があった。
また、空コンテナの段積設備を併設する場合にも、設備費に大きなコストを要したり、段積みされたコンテナをばらす作業に大きな労力を要するといった課題があった。
特許6040893号
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、出庫ステーション側で大量の空コンテナの発生が見込まれる場合であっても、空コンテナをプールしておくための大規模なコンベヤのプールラインを形成する必要がなく、また、空コンテナの段積設備を併設する必要もなく、段積みされたコンテナをばらす作業に大きな労力を要することもないコンテナ搬送システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るコンテナ搬送システム(1)は、自動倉庫、入庫ステーション、出庫ステーション、これらを接続するコンベヤライン、及びコンテナの流れを制御する制御部を備えたコンテナ搬送システムであって、
前記コンベヤラインが、空コンテナを前記出庫ステーションから前記入庫ステーションへ直接的に搬送する直送ラインと、前記空コンテナを一時的に蓄積しておくプールラインと、前記空コンテナを前記出庫ステーションから前記自動倉庫へ直接的に搬送する倉庫ラインとを備え、
前記出庫ステーションで発生する前記空コンテナが、前記倉庫ラインを介して前記自動倉庫へ搬送され、該自動倉庫でも収納可能となるように構成され、
前記制御部は、前記入庫ステーションにおける入庫作業量予測と、前記出庫ステーションにおける出庫作業量予測とを実施し、これら作業量予測からの、前記入庫ステーションにおける前記空コンテナの需要予測量に基づいて前記入庫ステーションへの前記空コンテナの供給量を制御するものであり、
前記入庫ステーションにおける投入作業時間、前記出庫ステーションにおける梱包作業時間、及び前記自動倉庫からの前記空コンテナ出庫作業時間を考慮して前記空コンテナの供給量を、前記制御部が制御していることを特徴としている。
ここでいうコンテナは、収納される物品に合わせて用意されるものであって、大きさ、形状、材質、ともに特に限定されるものではない。大きさは、小さなものでは、1辺が20cm位のもの、大きなものでは、1辺が1mを超える位のものであっても差し支えない。形状は通常、中空直方体形状のものが多いが、形状も何ら直方体形状のものに限定されるものではない。材質としても、特に限定されるものではなく、樹脂製のものでも、段ボール紙のような紙製のものであっても差し支えない。
上記コンテナ搬送システム(1)によれば、空コンテナを前記出庫ステーションから前記自動倉庫へ直接的に搬送する倉庫ラインを介して、空コンテナを前記自動倉庫に貯えておくことができる。このため、空コンテナをプールしておくための大規模なコンベヤを形成する必要がなく、また、空コンテナ保管のための段積設備を併設する必要もなく、コンテナ搬送システムを構築するためのコストを大幅に削減することができる。また、段積みされた空コンテナをばらす作業も不要とし、労力の軽減も図ることができる。
また、投入作業時間、梱包作業時間、及び自動倉庫からの空コンテナ出庫作業時間を考慮して空コンテナの供給量を、制御部が制御するため、入庫ステーションへの空コンテナの供給量を高い精度で制御することができ、前記入庫ステーションにおける空コンテナ不足の発生をより確実に阻止することができる。
また、本発明に係るコンテナ搬送システム(2)は、上記コンテナ搬送システム(1)において、前記制御部が、前記入庫ステーションにおける前記空コンテナの需要予測量が供給量を上回ると判断した場合には、前記空コンテナの不足分を前記プールラインに貯えられている前記空コンテナから供給するように前記制御部が制御することを特徴としている。
上記コンテナ搬送システム(2)によれば、前記空コンテナの需要予測量が供給量を上回ると判断されたとしても、前記入庫ステーションへは該入庫ステーション近傍に配設されることが多い前記プールラインから即座に空コンテナが供給されるため、前記入庫ステーションにおける空コンテナ不足の発生を阻止することができる。
また、本発明に係るコンテナ搬送システム(3)は、上記コンテナ搬送システム(2)において、前記プールラインからの前記空コンテナの供給によっても、前記入庫ステーションにおける前記空コンテナの需要予測量が供給量を上回ると判断される場合には、前記自動倉庫に収納されている前記空コンテナを前記入庫ステーションに供給するように前記制御部が制御することを特徴としている。
上記コンテナ搬送システム(3)によれば、前記プールラインからの空コンテナの供給によっても、前記入庫ステーションにおける前記空コンテナの需要予測量が供給量を上回ると判断されても、前記自動倉庫に保管されている空コンテナを前記入庫ステーションに供給することができるため、前記入庫ステーションにおける空コンテナ不足の発生を阻止することができる。
また、本発明に係るコンテナ搬送システム(4)は、上記コンテナ搬送システム(1)~(3)のいずれかにおいて、前記制御部が、前記入庫ステーションにおける前記空コンテナの需要予測量が供給量を下回ると判断した場合には、前記空コンテナの余剰分を前記プールラインに貯えるように前記制御部が制御することを特徴としている。
上記コンテナ搬送システム(4)によれば、前記入庫ステーションにおける空コンテナの需要予測量が供給量を下回ると判断される場合には、前記入庫ステーションにおける空コンテナの需要予測量が供給量を上回る場合に備えて、前記空コンテナの余剰分を前記プールラインに貯えておくことが可能となる。
また、本発明に係るコンテナ搬送システム(5)は、上記コンテナ搬送システム(4)において、前記プールラインが前記空コンテナにより満たされた場合には、前記空コンテナの更なる余剰分を、前記倉庫ラインを介して前記自動倉庫の空スペースに収納するように前記制御部が制御することを特徴としている。
上記コンテナ搬送システム(5)によれば、空コンテナを前記プールラインのみならず、前記自動倉庫にも貯えておくことができるため、空コンテナをプールしておくための大規模なコンベヤによるプールラインを形成しておく必要がなく、また、空コンテナの段積設備を併設する必要もなく、コンテナ搬送システムを構築するためのコストを大幅に削減することができる。また、段積みされたコンテナをばらす作業も不要とし、大きな労力の軽減を図ることができる。
また、本発明に係るコンテナ搬送システム()は、上記コンテナ搬送システム()~(7)のいずれかにおいて、前記制御部が、前記入庫作業量予測と前記出庫作業量予測とのバランスが取れている状態で、しかも前記プールラインが前記空コンテナで満たされていると判断した場合には、前記空コンテナが前記出庫ステーションから前記直送ラインを介して前記入庫ステーションに搬送されるように、前記制御部が制御することを特徴としている。
上記コンテナ搬送システム()によれば、前記入庫ステーションへの空コンテナの供給制御を単純化することができ、システムのバランスが取れている状態の維持を容易化することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明に係るコンテナ搬送システム(7)は、自動倉庫、入庫ステーション、出庫ステーション、これらを接続するコンベヤライン、及びコンテナの流れを制御する制御部を備えたコンテナ搬送システムであって、
前記コンベヤラインが、空コンテナを前記出庫ステーションから前記入庫ステーションへ直接的に搬送する直送ラインと、前記空コンテナを一時的に蓄積しておくプールラインと、前記空コンテナを前記出庫ステーションから前記自動倉庫へ直接的に搬送する倉庫ラインとを備え、
前記出庫ステーションで発生する前記空コンテナが、前記倉庫ラインを介して前記自動倉庫へ搬送され、該自動倉庫でも収納可能となるように構成され、
前記制御部は、前記入庫ステーションにおける入庫作業量予測と、前記出庫ステーションにおける出庫作業量予測とを実施し、これら作業量予測からの、前記入庫ステーションにおける前記空コンテナの需要予測量に基づいて前記入庫ステーションへの前記空コンテナの供給量を制御するものであり、
前記空コンテナの前記入庫ステーションにおける需要予測量が供給量を上回ると判断した場合には、前記空コンテナの不足分を前記プールラインに貯えられている前記空コンテナから供給するように前記制御部が制御し、
前記入庫作業量予測と前記出庫作業量予測とのバランスが取れている状態で、しかも前記プールラインが前記空コンテナで満たされていると判断した場合には、前記空コンテナが前記出庫ステーションから前記直送ラインを介して前記入庫ステーションに搬送されるように、前記制御部が制御することを特徴としている。
上記コンテナ搬送システム()によれば、空コンテナを前記出庫ステーションから前記自動倉庫へ直接的に搬送する倉庫ラインを介して、空コンテナを前記自動倉庫に貯えておくことができる。このため、空コンテナをプールしておくための大規模なコンベヤを形成する必要がなく、また、空コンテナ保管のための段積設備を併設する必要もなく、コンテナ搬送システムを構築するためのコストを大幅に削減することができる。また、段積みされた空コンテナをばらす作業も不要とし、労力の軽減も図ることができる。
また、前記空コンテナの需要予測量が供給量を上回ると判断されたとしても、前記入庫ステーションへは該入庫ステーション近傍に配設されることが多い前記プールラインから即座に空コンテナが供給されるため、前記入庫ステーションにおける空コンテナ不足の発生を阻止することができる。
また、制御部が、前記入庫作業量予測と前記出庫作業量予測とのバランスが取れている状態で、しかも前記プールラインが前記空コンテナで満たされていると判断した場合には、前記空コンテナが前記出庫ステーションから前記直送ラインを介して前記入庫ステーションに搬送されるように、前記制御部が制御するため、前記入庫ステーションへの空コンテナの供給制御を単純化することができ、システムのバランスが取れている状態の維持を容易化することができる。
また、本発明に係るコンテナ搬送システム(8)は、上記コンテナ搬送システム(1)~(7)のいずれかにおいて、前記制御部による前記入庫作業量予測と前記出庫作業量予測との実施に、現在使用されている、あるいは使用予定の前記入庫ステーション数及び前記出庫ステーション数が考慮されることを特徴としている。
上記コンテナ搬送システム()によれば、前記制御部による前記入庫作業量予測と前記出庫作業量予測との実施を高い精度で行うことが可能となる。
また、本発明に係るコンテナ搬送システム(9)は、上記コンテナ搬送システム(1)~(8)のいずれかにおいて、前記入庫ステーションにおける投入作業の終了の際には、次の投入作業に備え、前記コンベヤライン上の空コンテナを前記プールライン上に搬送しておくように、前記制御部が制御することを特徴としている。
上記コンテナ搬送システム(9)によれば、システムの再始動時における前記入庫ステーションへの前記空コンテナの供給量の確保を容易にすることができる。
本発明の実施の形態に係るコンテナ搬送システムの全体を模式的に示した平面図である。 実施の形態に係るコンテナ搬送システムを構成する自動倉庫の一部分を概略的に示した斜視図である。 実施の形態に係るコンテナ搬送システムにおける制御部を示すブロック図である。 実施の形態に係るコンテナ搬送システムにおける制御部の動作を示すフローチャートである。 従来の物品搬送システムの一例を示す平面図である。
以下、本発明に係るコンテナ搬送システムの実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明に関する好適な一例を示すものであり、本発明を各実施の形態に限定することを意図するものではない。例えば、各実施の形態において開示するコンテナ搬送システムは、好適な一例を示すものに過ぎず、その他の構成の可能性を否定するものではない。
図1は、実施の形態に係るコンテナ搬送システムの全体を模式的に示した平面図である。コンテナ搬送システム10は、自動倉庫11、入庫ステーション12、出庫ステーション13、これらを接続するコンベヤライン15、及びコンテナの流れを制御する制御部20を含んで構成されている。
制御部20には、ディスプレイ21、入力部22などが接続され、コンテナ搬送システム10の全体に配置された各種センサ(図示せず)と無線、あるいは有線で通信可能に接続されており、自動倉庫11へのコンテナの入庫処理、自動倉庫11からのコンテナの出庫処理のみならず、コンベヤライン15の制御を含むコンテナ搬送システム10全体の制御を制御部20が行うように構成されている。さらには、コンテナ搬送システム10に送信されてくる物品の入庫予定情報や、物品の出庫予定情報も制御部20は把握できるように構成されている。
制御部20は、取得できる様々な情報に基づいて、入庫ステーション12における空コンテナの需要予測量を算出し、算出された需要予測量に基づいて入庫ステーション12への空コンテナの供給量を制御するように構成されている。
コンベヤライン15は、出庫ステーション13での梱包作業の結果生じる空コンテナを、出庫ステーション13から入庫ステーション12へ直接的に搬送するための直送ライン16と、入庫ステーション12の手前で空コンテナを一時的に蓄積しておくためのプールライン17と、空コンテナを出庫ステーション13から自動倉庫11へ直接的に搬送するための倉庫ライン18とを備えている。
さらには、自動倉庫11から搬出されてくる空コンテナを、直送ライン16あるいはプールライン17を介して入庫ステーション12側へ供給するためのバイパスライン19を含んで構成されている。
図2は、図1に示した自動倉庫11の概略を少し詳しく示した斜視図であり、自動倉庫11は、コンテナCの保管時にコンテナCを支持する棚板25aと、棚板25aを含んで構成された枠体としてのコンテナ支持部25と、走行経路としての走行レール26と、走行レール26上を移動するコンテナ搬送車27とを備えている。コンテナ搬送車27は、コンテナ移載装置27aを備えており、走行経路内の所定箇所でコンテナCをコンテナ支持部25へ渡すこと及びコンテナ支持部25からコンテナCを受け取ることが可能に構成されている。
コンテナ支持部25はコンテナCを保管するために用いられる。コンテナ支持部25は、走行レール26に沿って、走行レール26を間に挟むように間隔を開けた状態で一対設置されている。取り扱うコンテナCの数量に合わせてこれら対の設置数が決定され、少ない場合は一対、多い場合は十対位まで設置される。コンテナ支持部25には、コンテナCが載置される棚板25aが複数段(図示した実施の形態では6段)配置されている。
自動倉庫11は、コンテナCを倉庫へ搬入し、あるいは倉庫から搬出するための入出庫用中継コンベヤ28、入出庫用リフト装置29及び入出庫用コンベヤ30を備えている。
入出庫用中継コンベヤ28は、コンテナ支持部25にコンテナCを入庫させるときに用いられる入庫用中継コンベヤ28aと、コンテナ支持部25からコンテナCを出庫させるときに用いられる出庫用中継コンベヤ28bとを含んで構成されている。入庫用中継コンベヤ28aと出庫用中継コンベヤ28bとからなる一対の入出庫用中継コンベヤ28は、図中Y方向に間隔を開けた状態で設けられており、コンテナ支持部25における棚板25aの段数に応じて上下方向に並んだ状態で複数組(図示した実施の形態では6組)設けられている。
入出庫用リフト装置29も、入庫用リフト装置29aと出庫用リフト装置29bとを含んで構成されている。
入出庫用コンベヤ30も、入庫用コンベヤ30aと出庫用コンベヤ30bとを含んで構成されている。
このように構成された自動倉庫11において、入庫用コンベヤ30aから入庫されたコンテナCは、入庫用リフト装置29aにて入庫用中継コンベヤ28aに振り分けて搬送される。入庫用中継コンベヤ28aに振り分けられたコンテナCは、同じ段に装備されているコンテナ搬送車27に乗せられ、制御部20により指示された所定箇所の棚板25a上に搬送される。
出庫時には、棚板25a上にあったコンテナCは、コンテナ搬送車27に乗せられて同じ段に装備されている出庫用中継コンベヤ28bへと搬送される。その後コンテナCは、出庫用リフト装置29bにより出庫用コンベヤ30bへと搬送される。
これらコンテナ搬送車27、入出庫用中継コンベヤ28、入出庫用リフト装置29、入出庫用コンベヤ30を使ったコンテナCの入庫、出庫作業は、すべて制御部20により自動的に実施される。
図3は、実施の形態に係るコンテナ搬送システム10における制御部20を示すブロック図であり、制御部20は、例えば中央処理演算装置とハードディスク、ROM、RAM等を含んで構成された記憶装置とを備えたパーソナルコンピュータに専用のソフトウエアがインストールされた汎用コンピュータにより構成される。
制御部20は、中央制御部20Aに、ラック制御部20B、リフト制御部20C、コンベヤ制御部20D、及び空コンテナ制御部20Eがそれぞれ通信自在に接続されて構成されている。
ラック制御部20Bには、コンテナ搬送車27、入出庫用中継コンベヤ28が接続され、リフト制御部20Cには、入出庫用リフト装置29が接続され、コンベヤ制御部20Dには、入出庫用コンベヤ30の他、コンベヤライン15が接続されている。また、空コンテナ制御部20Eには、コンベヤライン15が接続され、その他、コンテナ搬送車27、入出庫用中継コンベヤ28、入出庫用リフト装置29、入出庫用コンベヤ30などのすべてが中央制御部20Aを介して接続されている。
ラック制御部20Bは、搬送要求情報に基づくコンテナCの出庫指示を受け取ると、その出庫指示に基づいて、いずれの棚板25aの段に収納されているコンテナCを出庫するかを判断する。
そして、指示されたコンテナCを出庫すべく、コンテナ搬送車27の走行動作及びコンテナ搬送車27に装備されたコンテナ移載装置27aの移載動作を制御するとともに、入出庫用中継コンベヤ28の搬送動作を制御する。
また、ラック制御部20Bは、中央制御部20AからのコンテナCの出庫指示に基づいてコンテナCの出庫が完了すると、出庫済み情報を中央制御部20Aに送信するようになっている。
リフト制御部20Cは、入出庫用リフト装置29における昇降搬送部の昇降動作及びコンテナCの授受動作を制御するように構成されている。
コンベヤ制御部20Dは、入出庫用コンベヤ30、コンベヤライン15夫々の動作を制御するように構成されている。
空コンテナ制御部20Eは、コンベヤライン15の動作を制御するように構成されている。
コンベヤライン15においては、各ラインの合流部、分岐部には、それぞれ合流装置、分岐装置(いずれも図示せず)が配置されており、コンベヤ制御部20D及び空コンテナ制御部20Eは、これら合流装置、分岐装置の夫々について各別に搬送動作を制御するように構成されている。
ここでの搬送要求情報は、コンテナCの種別と、当該コンテナCの搬送先とを指定するデータを含んで構成されている。
次に、制御部20における空コンテナ搬送制御動作の一例を図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
制御部20は、まず、ステップS1において、入庫作業量と出庫作業量との状況を把握する。
コンテナ搬送システム10に送信されてくる物品の入庫予定情報や、物品の出庫予定情報も制御部20は把握できるように構成されており、前記状況の把握には、これら情報の他、種々の情報が活用される。
また、前記状況の把握は、今現在の状況だけではなく、近い将来の状況も加味して行われ、入庫作業量予測と出庫作業量予測との実施には、現在使用されている、あるいは使用される予定の入庫ステーション数及び出庫ステーション数が考慮される。
また、入庫ステーションにおける投入作業時間、出庫ステーションにおける梱包作業時間、及び前記自動倉庫からの空コンテナ出庫作業時間も考慮して前記状況が把握される。
次に、ステップS2において、入庫作業量の方が出庫作業量よりも多いか否かが判断される。
ステップS2において入庫作業量の方が出庫作業量よりも多いと判断されれば、次にステップS3に進み、入庫ステーション12への空コンテナの供給が不足しているか否かが判断される。
ステップS3において、入庫ステーション12への空コンテナの供給が不足していると判断されれば、次に、ステップS4に進み、プールライン17上に空コンテナがあるか否かが判断される。
ステップS4において、プールライン17上に空コンテナが無いと判断されれば、次に、ステップS5に進み、不足すると予想される分だけの空コンテナを自動倉庫11に貯えられている空コンテナから供給すべく、空コンテナの出庫処理を実施する。
他方、ステップS4において、プールライン17上に空コンテナがあると判断されれば、次にステップS6に進み、ステップS6において、プールライン17上に存在する空コンテナを入庫ステーション12供給する処理を実施する。
また、ステップS3において、入庫ステーション12への空コンテナの供給量が不足していないと判断されれば、ステップS1に戻る処理を実施する。
他方、ステップS2において、入庫作業量の方が出庫作業量よりも多いと判断されなければ、次にステップS7に進み、入庫作業量と出庫作業量とがバランスしているか否かが判断される。
ステップS7において、入庫作業量と出庫作業量とがバランスしていると判断されれば、次にステップS8に進み、入庫ステーション12への空コンテナの供給量が不足しているか否かが判断される。
ステップS8において、入庫ステーション12への空コンテナの供給量が不足していると判断されれば、次に、ステップS9に進み、不足している分だけの空コンテナをプールライン17から供給する処理が実施され、その後、ステップS1に戻る。
他方、ステップS8において、入庫ステーション12への空コンテナの供給量が不足していないと判断されれば、次に、ステップS10に進み、プールライン17が空コンテナで満たされているか否かが判断される。
ステップS10において、プールライン17が空コンテナで満たされていると判断されれば、次に、ステップS11に進み、入庫ステーション12への空コンテナの供給が直送ライン16に切り替えられる処理が実施され、その後、ステップS1に戻る。
他方、ステップS10において、プールライン17が空コンテナで満たされていないと判断されれば、ステップS12に進み、ステップS12において、プールライン17を空コンテナで満たす処理が実施された後、ステップS1に戻る。
他方、ステップS7において、入庫作業量と出庫作業量とがバランスしていないと判断されれば、次にステップS13に進み、入庫作業量が出庫作業量よりも少ないと判断する。
ステップS13で入庫作業量が出庫作業量よりも少ないと判断されると、次にステップS14に進み、ステップS14では、プールライン17が空コンテナで満たされているか否かが判断される。
ステップS14において、プールライン17が空コンテナで満たされていないと判断されれば、ステップS15に進み、ステップS15において、プールライン17を空コンテナで満たす処理が実行された後、ステップS14に戻る。
他方、ステップS14において、プールライン17が空コンテナで満たされていると判断されれば、ステップS16に進み、ステップS16において倉庫ライン18への切り替えが実施される。
その後、ステップS17に進み、余剰の空コンテナを自動倉庫11へ入庫する処理が実施された後、ステップS1に戻る。
(本実施の形態の効果)
上記した実施の形態に係るコンテナ搬送システム10によれば、空コンテナを自動倉庫11に貯えておくことができるため、空コンテナをプールしておくための大規模なコンベヤを形成する必要がなく、また、空コンテナ保管のための段積設備を併設する必要もなく、コンテナ搬送システム10を構築するためのコストを大幅に削減することができる。また、段積みされた空コンテナをばらす作業も不要とし、労力の軽減も図ることができる。
また、空コンテナの需要予測量が供給量を上回ると判断されたとしても、入庫ステーション12へは入庫ステーション12の近傍に配設されることが多いプールライン17から即座に空コンテナが供給されるため、入庫ステーション12における空コンテナ不足の発生を阻止することができる。
さらには、プールライン17からの空コンテナの供給によっても、入庫ステーション12における空コンテナの需要予測量が供給量を上回ると判断されても、自動倉庫11に保管されている空コンテナを入庫ステーション12に供給することができるため、入庫ステーション12における空コンテナ不足の発生を阻止することができる。
他方、入庫ステーション12における空コンテナの需要予測量が供給量を下回ると判断される場合には、入庫ステーショ12における空コンテナの需要予測量が供給量を上回る場合に備えて、空コンテナの余剰分を前記プールラインに貯えておくことが可能となる。
また、空コンテナをプールライン17のみならず、自動倉庫11にも貯えておくことができるため、空コンテナをプールしておくための大規模なコンベヤによるプールラインを形成しておく必要がなく、また、空コンテナの段積設備を併設する必要もなく、コンテナ搬送システムを構築するためのコストを大幅に削減することができる。
また、制御部20による前記入庫作業量予測と前記出庫作業量予測との実施に、現在使用されている、あるいは使用予定の入庫ステーション数及び出庫ステーション数が考慮されているので、制御部20による前記入庫作業量予測と前記出庫作業量予測との実施を高い精度で行うことが可能となっている。
また、入庫ステーション12における投入作業時間、出庫ステーショ13ンにおける梱包作業時間、及び自動倉庫11からの空コンテナ出庫作業時間を考慮して空コンテナの供給量を、制御部20が制御しているので、入庫ステーション12への空コンテナの供給量を高い精度で制御することができる。
また、制御部20が、前記入庫作業量予測と前記出庫作業量予測とのバランスが取れている状態で、しかもプールライン17が空コンテナで満たされていると判断した場合には、空コンテナが出庫ステーション13から直送ライン16を介して入庫ステーション12に搬送されるように、制御部20が制御するので、入庫ステーション12への空コンテナの供給制御を単純化することができ、システムのバランスが取れている状態の維持を容易化することができる。
〔別の実施の形態〕
別の実施の形態では、入庫作業の終了の際には、次の入庫作業に備え、コンベヤライン15上の空コンテナをプールライン17上に搬送しておくように、制御部20が制御する工程が付加される。この実施の形態によれば、システムの再始動時における入庫ステーション12への空コンテナの供給量を容易に確保することができる。
1 物品搬送システム
2 自動倉庫
3 出庫ステーション
4 搬送車
5 コンベヤ

10 コンテナ搬送システム
11 自動倉庫
12 入庫ステーション
13 出庫ステーション

15 コンベヤライン
16 直送ライン
17 プールライン
18 倉庫ライン
19 バイパスライン

20 制御部
20A 中央制御部
20B ラック制御部
20C リフタ制御部
20D コンベヤ制御部
20E 空コンテナ制御部
21 ディスプレイ
22 入力部

25 コンテナ支持部
25a 棚板
26 走行レール
27 コンテナ搬送車
27a コンテナ移載装置
28 入出庫用中継コンベヤ
28a 入庫用中継コンベヤ
28b 出庫用中継コンベヤ
29 入出庫用リフト装置
29a 入庫用リフト装置
29b 出庫用リフト装置
30 入出庫用コンベヤ
30a 入庫用コンベヤ
30b 出庫用コンベヤ
C コンテナ
W 物品

Claims (9)

  1. 自動倉庫、入庫ステーション、出庫ステーション、これらを接続するコンベヤライン、及びコンテナの流れを制御する制御部を備えたコンテナ搬送システムであって、
    前記コンベヤラインが、空コンテナを前記出庫ステーションから前記入庫ステーションへ直接的に搬送する直送ラインと、前記空コンテナを一時的に蓄積しておくプールラインと、前記空コンテナを前記出庫ステーションから前記自動倉庫へ直接的に搬送する倉庫ラインとを備え、
    前記出庫ステーションで発生する前記空コンテナが、前記倉庫ラインを介して前記自動倉庫へ搬送され、該自動倉庫でも収納可能となるように構成され、
    前記制御部は、前記入庫ステーションにおける入庫作業量予測と、前記出庫ステーションにおける出庫作業量予測とを実施し、これら作業量予測からの、前記入庫ステーションにおける前記空コンテナの需要予測量に基づいて前記入庫ステーションへの前記空コンテナの供給量を制御するものであり、
    前記入庫ステーションにおける投入作業時間、前記出庫ステーションにおける梱包作業時間、及び前記自動倉庫からの前記空コンテナ出庫作業時間を考慮して前記空コンテナの供給量を、前記制御部が制御していることを特徴とするコンテナ搬送システム。
  2. 前記制御部が、前記入庫ステーションにおける前記空コンテナの需要予測量が供給量を上回ると判断した場合には、前記空コンテナの不足分を前記プールラインに貯えられている前記空コンテナから供給するように前記制御部が制御することを特徴とする請求項1記載のコンテナ搬送システム。
  3. 前記プールラインからの前記空コンテナの供給によっても、前記入庫ステーションにおける前記空コンテナの需要予測量が供給量を上回ると判断される場合には、前記自動倉庫に収納されている前記空コンテナを前記入庫ステーションに供給するように前記制御部が制御することを特徴とする請求項2記載のコンテナ搬送システム。
  4. 前記制御部が、前記入庫ステーションにおける前記空コンテナの需要予測量が供給量を下回ると判断した場合には、前記空コンテナの余剰分を前記プールラインに貯えるように前記制御部が制御することを特徴とする請求項1~3のいずれかの項に記載のコンテナ搬送システム。
  5. 前記プールラインが前記空コンテナにより満たされた場合には、前記空コンテナの更なる余剰分を、前記倉庫ラインを介して前記自動倉庫の空スペースに収納するように前記制御部が制御することを特徴とする請求項4記載のコンテナ搬送システム。
  6. 前記制御部が、前記入庫作業量予測と前記出庫作業量予測とのバランスが取れている状態で、しかも前記プールラインが前記空コンテナで満たされていると判断した場合には、前記空コンテナが前記出庫ステーションから前記直送ラインを介して前記入庫ステーションに搬送されるように、前記制御部が制御することを特徴とする請求項1~5のいずれかの項に記載のコンテナ搬送システム。
  7. 自動倉庫、入庫ステーション、出庫ステーション、これらを接続するコンベヤライン、及びコンテナの流れを制御する制御部を備えたコンテナ搬送システムであって、
    前記コンベヤラインが、空コンテナを前記出庫ステーションから前記入庫ステーションへ直接的に搬送する直送ラインと、前記空コンテナを一時的に蓄積しておくプールラインと、前記空コンテナを前記出庫ステーションから前記自動倉庫へ直接的に搬送する倉庫ラインとを備え、
    前記出庫ステーションで発生する前記空コンテナが、前記倉庫ラインを介して前記自動倉庫へ搬送され、該自動倉庫でも収納可能となるように構成され、
    前記制御部は、前記入庫ステーションにおける入庫作業量予測と、前記出庫ステーションにおける出庫作業量予測とを実施し、これら作業量予測からの、前記入庫ステーションにおける前記空コンテナの需要予測量に基づいて前記入庫ステーションへの前記空コンテナの供給量を制御するものであり、
    前記空コンテナの前記入庫ステーションにおける需要予測量が供給量を上回ると判断した場合には、前記空コンテナの不足分を前記プールラインに貯えられている前記空コンテナから供給するように前記制御部が制御し、
    前記入庫作業量予測と前記出庫作業量予測とのバランスが取れている状態で、しかも前記プールラインが前記空コンテナで満たされていると判断した場合には、前記空コンテナが前記出庫ステーションから前記直送ラインを介して前記入庫ステーションに搬送されるように、前記制御部が制御することを特徴とするコンテナ搬送システム。
  8. 前記制御部による前記入庫作業量予測と前記出庫作業量予測との実施に、現在使用されている、あるいは使用予定の前記入庫ステーション数及び前記出庫ステーション数が考慮されていることを特徴とする請求項1~7のいずれかの項に記載のコンテナ搬送システム。
  9. 前記入庫ステーションにおける投入作業の終了の際には、次の投入作業に備え、前記コンベヤライン上の前記空コンテナを前記プールライン上に搬送しておくように、前記制御部が制御することを特徴とする請求項1~8のいずれかの項に記載のコンテナ搬送システム。
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