JP7165063B2 - コンクリートスランプの推定方法 - Google Patents
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Description
〔1〕JIS A 1101に準じて測定されたコンクリートのスランプと、
前記コンクリートから粗骨材を除いたモルタルの硬度であって、ゴム硬度計により測定された硬度
との相間関係に基づいて、測定対象のコンクリートのスランプを推定する方法。
〔2〕前記相間関係は、回帰分析によって得られる下記式(1);
y=αx+β (1)
〔式中、
xは、ゴム硬度計により測定されたモルタルの硬度を示し、
yは、コンクリートのスランプ(cm)を示し、
α及びβは、相互に独立に、実数の定数を示す。〕
で表される回帰式で示され、該回帰式に測定対象のコンクリートから粗骨材を除いたモルタルの硬度を代入し、測定対象のコンクリートのクランプを推定する、〔1〕記載の推定方法。
〔3〕前記モルタルが下記の(A)及び(B)のうちのいずれかである、〔1〕又は〔2〕記載の推定方法。
(A)前記コンクリートをウェットスクリーニングして採取されたモルタル
(B)前記コンクリートから粗骨材を除いて作製されたモルタル
〔4〕スランプが4~23cmであるコンクリートを対象とする、〔1〕~〔3〕のいずれか一に記載の推定方法。
〔5〕コンクリートがセメント、粗骨材、細骨材及び水を含むものである、〔1〕~〔4〕のいずれか一に記載の推定方法。
本発明の推定方法においては、JIS A 1101に準じて測定されたコンクリートのスランプと、該コンクリートから粗骨材を除いて作製されたモルタルの硬度との相関関係を予め求める。
先ず、コンクリートを準備する。
コンクリートは、セメント、粗骨材、細骨材及び水を含むものが好ましい。
セメントとしては特に限定されないが、例えば、普通ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメント、耐硫酸塩ポルトランドセメント、低アルカリ形ポルトランドセメント、白色ポルトランドセメント等のポルトランドセメント、高炉セメント、シリカセメント、フライアッシュセメント等の混合セメント、エコセメント、アルミナセメント、超速度セメント等の特殊セメントが挙げられる。セメントは、1種又は2種以上使用することができる。
更に、コンクリートは、高炉スラグ微粉末、フライアッシュ、シリカフューム、石灰石粉末、珪石粉末、膨張材等を含有することができる。
また、細骨材の割合は、コンクリート中の全骨材量に対して、通常30~60質量%、好ましくは40~50質量%である。
スランプの測定は、注水から所定時間ごとに、JIS A 1101に準じて行う。スランプの測定時間は適宜設定可能であるが、例えば、注水から6分、30分、60分及び90分経過時とすることができる。その具体例として、図1に、実施例1で使用したコンクリートについて、注水から6分、30分、60分及び90分経過時に測定したスランプを示す。また、図4に、実施例2で使用したコンクリートについて、注水から6分、30分、60分及び90分経過時に測定したスランプを示す。更に、図7に、実施例3で使用したコンクリートについて、注水から6分、30分、60分及び90分経過時に測定したスランプを示す。
先ず、コンクリートから粗骨材を除いたモルタルを準備する。
ここで、本明細書において「コンクリートから粗骨材を除いたモルタル」とは、コンクリート中の粗骨材のみが混入されていないモルタルをいう。したがって、当該モルタルは、粗骨材を除いたこと以外は前記コンクリートと同一成分を使用し、モルタル配合中の水、セメント、細骨材の容積比はコンクリート配合と同一とする。
(A)前記コンクリートをウェットスクリーニングして採取されたモルタル
(B)前記コンクリートから粗骨材を除いて作製したモルタル
また、(B)において、モルタルの製造は常法にしたがえばよく、十分に練混ぜることができれば特に限定されない。
モルタル硬度の測定は、例えば、次の手順で行うことができる。先ず、モルタル容器にモルタルを投入し、タッピングして空気を抜いた後、容器開口部の余分なモルタルを定規で除去しながらならし、モルタル表面と容器上面とを一致させる。次いで、容器上面に空気が入らないようにモルタル表面をビニールで覆った後、ゴム硬度計を手で垂直に保持しながら、ゴム硬度計の測定面とビニール上面(測定面)とが平行になったときに、ゴム硬度計をビニール上に静かに載置し、手を放した直後のゴム硬度計の指針を正面から読み取る。
測定時間は適宜設定することが可能であるが、コンクリートスランプとの相関関係を求める点で、コンクリートスランプの測定時間と同一とすることが望ましい。その具体例として、図2に、実施例1で使用したモルタルについて、注水から6分、30分、60分及び90分経過時に測定した硬度を示す。また、図5に、実施例2で使用したモルタルについて、注水から6分、30分、60分及び90分経過時に測定した硬度を示す。更に、図8に、実施例3で使用したモルタルについて、注水から6分、30分、60分及び90分経過時に測定したモルタル硬度を示す。なお、容器にモルタルを投入する際に、測定に供するモルタルを練り返しても構わないが、練り返しの有無を統一するものとする。
コンクリートのスランプと、モルタル硬度との相関関係について回帰分析を行う。より具体的には、例えば、コンクリートスランプを縦軸とし、モルタル硬度を横軸としてプロットし、最小二乗法により下記式(1)で表される回帰式を求める。モルタル硬度の単位は、SI単位でも、非SI単位でもよく、装置の目盛を用いることもできる。
xは、ゴム硬度計により測定されたモルタル硬度を示し、
yは、コンクリートのスランプ(cm)を示し、
α及びβは、相互に独立に、実数の定数を示す。〕
測定対象のコンクリートのスランプは、次の方法により推定することができる。
先ず、測定対象のコンクリートから粗骨材を除いたモルタルを作製する。次いで、モルタルの硬度を測定する。なお、モルタルの作製及び硬度の測定は、前記と同様の方法により行うことができる。そして、得られたモルタル硬度を前記回帰式(1)に代入して測定対象のコンクリートのスランプを推定する。
(i)セメントの種類が同一である
(ii)骨材の種類が同一である
(iii)水/セメントの質量比(W/C)が45~65質量%の範囲内である
(iv)全骨材量に対する細骨材の割合(s/a)の差分が±5質量%以内である
という条件をすべて満たすことが好ましい。
また、スランプが、好ましくは4~23cm、より好ましくは4~20cm、更に好ましくは8~23cmであるコンクリートを対象とすることが望ましい。
本実施例で使用したコンクリート材料は、以下のとおりである。
注水から6分、30分、60分及び90分経過時のコンクリートについて、JIS A 1101に準拠してスランプを測定した。
注水から6分、30分、60分及び90分経過時のモルタルについて、ゴム硬度計(商品名:アスカーゴム硬度計F型、高分子計器社製)を用いて硬度を測定した。測定は次の手順で行った。先ず、モルタル容器(サンダイヤ ステンレスシャーレ SUS304,φ120×H25mm)にモルタルを投入し、タッピングして空気を抜いた後、定規で余分な試料をかき取ってならしモルタル表面と容器上面とを正しく一致させた。次いで、容器上面に空気の入らないように、モルタル表面を厚さ11μmのポリ塩化ビニリデン製ビニール(サランラップ(登録商標),AsahiKASEI社製)を被せた。そして、ゴム硬度計を手で垂直に保持しながら、ゴム硬度計の加圧面とビニール上面(測定面)とが平行になったときに、ビニール上にゴム硬度計を静かに置き、手を放した直後のゴム硬度計の指針の位置を正面から読み取った。なお、本実施例で使用したゴム硬度計は、指針が0ポイントの場合は539mN、100ポイントの場合は4460mNに設計されているので、これより1ポイント当たりの応力を算出し、硬度(mN/mm2)を求めた。
表2に示すコンクリート材料を下記(1)に記載の方法で混練してコンクリートを作製し、下記(2)に記載の方法によりモルタルを採取した。
表2に示す、粗骨材、半分の砕砂、セメント、及び残り半分の砕砂の順番で投入した材料を、強制練りミキサ(パン型、公称容量55L)を用いて20秒間空練した後、AE減水剤とAE剤を混入した水を投入して120秒間混練してコンクリートを作製した。なお、コンクリートの混錬は、20±2℃、80%R.H.の環境下の試験室で行った。
練上がったコンクリートを公称目開き4.75mm(JIS Z 8801-1)の網篩でふるい、モルタルを採取した。
注水から6分、30分、60分及び90分経過時のコンクリートについて、JIS A 1101に準拠してスランプを測定した。また、注水から6分、30分、60分及び90分経過時のモルタルについて、モルタル硬度を測定した。その結果を表2に併せて示す。また、試料No.1~5の注水から6分、30分、60分及び90分経過時のコンクリートスランプを図1に示し、試料No.1~5の注水から6分、30分、60分及び90分経過時のモルタル硬度を図2に示す。
前記(3)により得られたコンクリートスランプを縦軸とし、モルタル硬度を横軸としてプロットし、最小二乗法により回帰式を求めた。その結果を図3に示す。
表3に示すコンクリート材料を用いたこと以外は、実施例1と同様の操作によりコンクリート及びモルタルを作製した。そして、実施例1と同様の方法により、コンクリートの注水から6分、30分、60分及び90分経過時のスランプと、注水から6分、30分、60分及び90分経過時のモルタル硬度を測定した。その結果を表3に併せて示す。また、試料No.6、7の注水から6分、30分、60分及び90分経過時のコンクリートスランプを図4に示し、試料No.6、7の注水から6分、30分、60分及び90分経過時のモルタル硬度を図5に示す。そして、コンクリートスランプを縦軸とし、モルタル硬度を横軸としてプロットし、最小二乗法により回帰式を求めた。その結果を図6に示す。
表4に示すコンクリート材料を用いて、実施例1と同様の操作によりコンクリートを作製した。また、粗骨材を用いないモルタルを作製した。なお、モルタルの混錬は、モルタル用ホバートミキサー(公称容量4.7リットル)を用い、20±2℃、80%R.H.の環境下の試験室で行った。また、モルタルの混練は、JIS R 5201に準じて低速、140±5rpmで半分の細骨材、セメント、及び残り半分の細骨材を、20秒間空練した後、AE減水剤とAE剤を混入した水を投入して120秒間行った。そして、実施例1と同様の操作により、注水から6分、30分、60分及び90分経過時のコンクリートスランプと、注水から6分、30分、60分及び90分経過時のモルタル硬度を測定した。その結果を表4に併せて示す。また、試料No.8~11の注水から6分、30分、60分及び90分経過時のコンクリートスランプを図7に示し、試料No.8~11の注水から6分、30分、60分及び90分経過時のモルタル硬度を図8に示す。そして、コンクリートスランプを縦軸とし、モルタル硬度を横軸としてプロットし、最小二乗法により回帰式を求めた。その結果を図9に示す。
Claims (5)
- JIS A 1101に準じて測定されたコンクリートのスランプと、
前記コンクリートから粗骨材を除いたモルタルの硬度であって、ゴム硬度計により測定された硬度
との相間関係に基づいて、測定対象のコンクリートのスランプを推定する方法。 - 前記相間関係は、回帰分析によって得られる下記式(1);
y=αx+β (1)
〔式中、
xは、ゴム硬度計により測定されたモルタルの硬度を示し、
yは、コンクリートのスランプ値(cm)を示し、
α及びβは、相互に独立に、実数の定数を示す。〕
で表される回帰式で示され、該回帰式に測定対象のコンクリートから粗骨材を除いたモルタルの硬度を代入し、測定対象のコンクリートのスランプを推定する、請求項1記載の推定方法。 - 前記モルタルが下記の(A)及び(B)のうちのいずれかである、請求項1又は2記載の推定方法。
(A)前記コンクリートをウェットスクリーニングして採取されたモルタル
(B)前記コンクリートから粗骨材を除いた配合で作製されたモルタル - スランプが4~23cmであるコンクリートを対象とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の推定方法。
- コンクリートがセメント、粗骨材、細骨材及び水を含むものである、請求項1~4のいずれか1項に記載の推定方法。
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