JP7163802B2 - 逆止弁 - Google Patents

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本発明は、逆止弁に関する。
特許文献1の逆止弁は、有底筒形状のホルダを備えている。このホルダは、底面側に位置する小径部と、開口側に位置する大径部とで構成されている。大径部の内径は、小径部の内径よりも大きくなっている。小径部の内部には、コイルバネが配置されている。コイルバネの一端はホルダの底面に当接している。コイルバネの他端には、ガイド部材が載置されている。このガイド部材は、コイルバネの他端に載置された円盤状のベース部と、ベース部の中央部からホルダの底面側に延びてコイルバネの内部に挿入されたリテーナ部とを備えている。ガイド部材のベース部の外径は、ホルダの小径部の内径よりも大きく、ホルダの大径部の内径よりも僅かに小さくなっている。ガイド部材は、ベース部の外周面がホルダの大径部の内周面に沿って摺動することで、ホルダの内部を当該ホルダの軸線方向に沿って移動可能になっている。ホルダ上には、球形状の弁体が支持されている。ホルダの開口には、キャップが嵌め込まれている。キャップには軸線方向に貫通孔が貫通しており、この貫通孔の内径は弁体の直径よりも小さくなっている。
特許文献1の逆止弁では、コイルバネがガイド部材を介して弁体をホルダの開口側へと付勢している。そして、弁体がキャップにおける貫通孔の開口縁に当接すると、逆止弁が閉弁状態になる。一方、弁体がキャップにおける貫通孔の開口縁から離間すると、逆止弁が開弁状態になる。
特開2018-136001号公報
特許文献1の逆止弁においては、弁体がガイド部材によって支持されており、弁体とは別部材のガイド部材が必須である。仮に、特許文献1の逆止弁において、単にガイド部材を省略するのみであると、弁体が、ホルダの内部で当該ホルダの径方向にがたついてしまって、キャップにおける貫通孔の開口縁を適切に塞ぐことができないおそれがある。したがって、特許文献1の逆止弁では、当該逆止弁の部品点数を低減しつつも、弁体がホルダの径方向にがたつくことなくホルダの軸線方向に移動できる構造が求められる。
上記課題を解決するための逆止弁は、有底筒形状のホルダと、前記ホルダの開口に固定され、前記ホルダの内外を連通する貫通孔が設けられたキャップと、前記ホルダの内部に配置された球形状の弁体と、前記弁体を前記ホルダの開口側へ付勢するコイルバネとを備えている逆止弁であって、前記ホルダは、前記コイルバネが収容される有底筒形状の小径部と、前記小径部に対して前記ホルダの開口側に位置しているとともに前記小径部の内部の最小幅よりも内径が大きい円筒形状の中径部と、前記中径部に対して前記ホルダの開口側に位置しているとともに前記中径部の内径よりも内部の最小幅が大きい筒形状の大径部とを備え、前記小径部と前記中径部との境界部分は、前記ホルダの開口側ほど内径が大きくなる第1テーパ部になっているとともに、前記中径部と前記大径部との境界部分は、前記ホルダの開口側ほど内径が大きくなる第2テーパ部になっており、前記弁体の直径は、前記貫通孔の内径よりも大きく、前記小径部の内部の最小幅よりも大きく、前記中径部の内径よりも小さくなっている。
上記構成によれば、弁体がホルダの径方向に移動しようとしても、ホルダにおける中径部の内周面に当接する。すなわち、弁体の径方向の移動がホルダの中径部によって規制されている。したがって、弁体は、径方向に過度にがたつくことなく軸方向に移動可能である。また、上記構成では、弁体の径方向の移動を規制する中径部が、ホルダの一部分として構成されている。そのため、中径部を含むホルダ全体を一体物として製造することも可能で、逆止弁の部品点数の低減に寄与できる。
なお、上記構成においては、逆止弁が閉弁状態から開弁状態へと切り替わるときに、弁体が小径部と中径部との境界部分に衝突することがある。この点、上記構成によれば、小径部と中径部との境界部分が第1テーパ部になっているため、弁体が上記境界部分に衝突しても、小径部と中径部との境界部分の角に弁体が当たりにくく、当該弁体に傷等が付くことは抑制できる。また、上記構成において、弁体の直径がホルダにおける中径部の内径に近いので、逆止弁の製造過程において弁体を中径部の内部に収容するときに手間取る可能性も捨てきれない。この点についても、上記構成によれば、中径部と大径部との境界部分が第2テーパ部になっているため、このテーパ形状で弁体を案内しつつ中径部の内部へと導き入れることができる。
閉弁状態の逆止弁を示す断面図。 開弁状態の逆止弁を示す断面図。
以下、車両の燃料供給装置に適用された逆止弁50の実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。この逆止弁50は、燃料配管に取り付けられており、燃料を噴射するインジェクタ側から燃料を貯留する燃料タンク側に燃料が流れることを抑制する。
図1に示すように、逆止弁50は、有底筒形状のホルダ60を備えている。ホルダ60は、軸線方向において段階的に径が変化する段付き形状になっている。具体的には、ホルダ60における最も底側(図1における下側)の部分は、有底円筒形状の小径部61になっている。小径部61に対して軸線方向の開口側(図1における上側)には、円筒形状の中径部62が位置している。中径部62の内径及び外径は、小径部61の内径及び外径よりも大きくなっている。中径部62に対して軸線方向の開口側には、円筒形状の大径部63が位置している。大径部63の内径及び外径は、中径部62の内径及び外径よりも大きくなっている。本実施形態においてホルダ60は、金型等を用いて成形される一体成形物である。
ホルダ60における中径部62には、ホルダ60の径方向に流通口62aが貫通している。流通口62aは、ホルダ60の周方向において互いに離間しつつ複数配置されている。
小径部61と中径部62との境界部分は、ホルダ60の軸線方向の開口側ほど内径が大きい第1テーパ部66になっている。ホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の傾斜は、一定になっている。また、ホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の鋭角側の傾斜角度は、およそ45度になっている。
中径部62と大径部63との境界部分は、ホルダ60の軸線方向の開口側ほど内径が大きい第2テーパ部67になっている。ホルダ60の中心軸線に対する第2テーパ部67の傾斜は、一定になっている。また、ホルダ60の中心軸線に対する第2テーパ部67の鋭角側の傾斜角度は、およそ60度になっており、ホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の鋭角側の傾斜角度よりも大きくなっている。
ホルダ60の開口には、キャップ90が固定されている。キャップ90は、円柱形状の本体部91の外周面から径方向外側にフランジ部92が突出した形状になっている。キャップ90における本体部91の外径は、ホルダ60における大径部63の内径と略同じになっている。また、キャップ90における本体部91の軸線方向の寸法は、ホルダ60における大径部63の軸線方向の寸法よりも大きくなっている。本体部91の中央には、当該本体部91の軸線方向に貫通孔93が貫通している。貫通孔93における本体部91の軸線方向の底面側(図1における下側)の一部分は、本体部91の軸線方向の底面側ほど内径が大きいテーパ孔93aになっている。テーパ孔93aの内周面においては、当該内周面の内周縁から外周縁へと延びる図示しない溝部が窪んでいる。この溝部の存在により、逆止弁50が閉弁状態になっているときでも、ある程度の量の燃料が流通できるようになっている。
フランジ部92は、本体部91の外周面のうち、本体部91における軸線方向の端部から突出している。フランジ部92は、本体部91の端部における縁の全域に亘って延びており、円環形状になっている。
キャップ90における本体部91の一部、具体的には本体部91におけるフランジ部92とは反対側の一部は、ホルダ60における大径部63に挿入されている。フランジ部92における軸線方向の底面側の面は、ホルダ60における大径部63の端部に当接している。このようにキャップ90における本体部91がホルダ60における大径部63の内部に挿入されているため、上記の貫通孔93によってホルダ60の内外が連通されている。
ホルダ60における小径部61の内部には、螺旋状のコイルバネ80が収容されている。コイルバネ80がホルダ60の内部に収容される前にあっては、コイルバネ80における軸線方向の寸法は、ホルダ60における小径部61の軸線方向の寸法よりも大きくなっている。また、コイルバネ80がホルダ60の内部に収容された状態にあっては、コイルバネ80における軸線方向の寸法が小さくなるようにコイルバネ80が軸線方向に圧縮されている。コイルバネ80の一端は、小径部61の底面に当接している。
ホルダ60における中径部62の内部には、球形状の弁体70が配置されている。弁体70は、コイルバネ80の他端に当接しており、コイルバネ80によってホルダ60の軸線方向の開口側に向かって付勢されている。弁体70の直径は、キャップ90における貫通孔93の内径よりも大きくなっている。また、弁体70の直径は、ホルダ60における小径部61の内径よりも大きく、ホルダ60における中径部62の内径よりも小さくなっている。本実施形態において、弁体70の直径は、当該弁体70の外面と中径部62の内周面の間を燃料が流通できる程度に、ホルダ60における中径部62の内径に比べて僅かに小さくなっている。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
逆止弁50では、図2に示すように、弁体70がキャップ90におけるテーパ孔93aの内周面から離間すると、逆止弁50が開弁状態になる。すると、燃料タンク側(図2における上側)から導入された燃料は、キャップ90における貫通孔93を介してホルダ60の内部に至る。そして、ホルダ60の内部の燃料は、流通口62aを介してインジェクタ側(図2における下側)に排出される。
また、逆止弁50では、図1に示すように、コイルバネ80によってホルダ60の軸線方向の開口側に向かって付勢されている弁体70が、キャップ90におけるテーパ孔93aの内周面に当接すると、逆止弁50が閉弁状態になる。すると、インジェクタ側(図1における下側)から燃料タンク側(図1における上側)へ燃料が流れることが抑制される。
ここで、仮に、弁体70の直径がホルダ60の中径部62の内径よりも相応に小さい場合、例えばホルダ60の小径部61の内径と同じである場合には、弁体70が、ホルダ60における中径部62の内部でホルダ60の径方向にがたついてしまうことがある。例えば、逆止弁50が開弁状態から閉弁状態に切り替わる際において弁体70がホルダ60の径方向にがたつくと、弁体70が、キャップ90におけるテーパ孔93aの内周面に適切に当接せず、キャップ90における貫通孔93を適切に塞ぐことができないおそれがある。
本実施形態では、弁体70の直径がホルダ60における小径部61の内径よりも大きく、ホルダ60における中径部62の内径よりも小さくなっている。そのため、本実施形態では、弁体70が、ホルダ60の径方向に移動しようとしても、ホルダ60における中径部62の内周面に当接するため、ホルダ60の径方向への弁体70の移動が規制される。そして、弁体70は、ホルダ60の径方向に過度にがたつくことがなく、ホルダ60の軸線方向に移動する。これにより、逆止弁50の閉弁状態では、弁体70が、キャップ90におけるテーパ孔93aの内周面に適切に当接し、キャップ90における貫通孔93が適切に塞がれる。また、本実施形態では、弁体70の径方向への移動を規制する中径部62が、ホルダ60の一部分として構成されている。そのため、中径部62を含むホルダ60全体を一体物として製造することも可能で、逆止弁50の部品点数の低減に寄与できる。
さらに、逆止弁50が閉弁状態から開弁状態に切り替わるときには、弁体70が小径部61と中径部62との境界部分である第1テーパ部66に衝突することがある。この点、本実施形態では、第1テーパ部66が、ホルダ60の中心軸線に対して傾斜している。そのため、弁体70が第1テーパ部66に衝突したとしても、当該弁体70は、第1テーパ部66の内周面で受け止められることになる。すなわち、小径部61と中径部62との境界部分に生じている角に弁体70が当たりにくい。そのため、第1テーパ部66に対する弁体70の衝突に伴って、当該弁体70に傷等が付くことは抑制できる。
なお、弁体70の直径、及びホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の鋭角側の傾斜角度によっては、逆止弁50が閉弁状態から開弁状態に切り替わるときに、小径部61と中径部62との境界部分に生じている角に弁体70が当たり得る。本実施形態では、ホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の鋭角側の傾斜角度は、45度であり、比較的に小さくなっている。そのため、本実施形態では、ホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の鋭角側の傾斜角度が、相応に大きい角度になっている場合、例えばホルダ60の中心軸線に対する第2テーパ部67の鋭角側の傾斜角度と同じ60度になっている場合に比べて、小径部61と中径部62との境界部分の角に弁体70が当たる可能性を低減できる。
ところで、本実施形態の逆止弁50を製造するにあたっては、ホルダ60の小径部61内にコイルバネ80を収容した後、ホルダ60の中径部62内に弁体70を挿入することになる。上述のとおり、本実施形態では、弁体70の直径がホルダ60における中径部62の内径よりも僅かに小さく、両者の差が小さい。そのため、逆止弁50の製造過程において、弁体70をホルダ60の開口側から挿入して弁体70を中径部62の内部に収容するときに、ホルダ60に対する弁体70の位置決め精度が低くて弁体70を速やかに挿入することができず、弁体70を収容する作業で手間取る可能性も捨てきれない。この点についても、本実施形態では、中径部62と大径部63との境界部分が第2テーパ部67になっている。そのため、例えば、ホルダ60の小径部61側を鉛直方向下側に位置させつつ、比較的に内径の大きい大径部63内に弁体70を挿入することで、第2テーパ部67のテーパ形状によって弁体70を案内しつつ中径部62の内部へと導き入れることができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態において、ホルダ60の形状は変更できる。例えば、小径部61は、有底の楕円筒形状や有底の多角形筒状であってもよい。この場合、小径部61の内部の最小幅は、中径部62の内径よりも小さく、弁体70の直径よりも小さくなっていればよい。また、同様に、大径部63は、楕円筒形状や多角形筒状であってもよい。この場合、大径部63の内部の最小幅は、中径部62の内径よりも大きくなっていればよい。なお、大径部63の形状に合わせて、キャップ90の本体部91の形状は変更すればよい。さらに、小径部61の軸線方向の寸法、中径部62の軸線方向の寸法、大径部63の軸線方向の寸法は変更できる。なお、ここでいう「内部の最小幅」とは、筒形状の中心軸を通り、且つ向かい合う内周面同士を結ぶ直線の長さのうち最も短いものをいい、例えば円筒形状の場合は内径、楕円筒形状の場合は短内径である。
・上記実施形態において、ホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の鋭角側の傾斜角度は変更できる。例えば、ホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の鋭角側の傾斜角度は、45度よりも大きくしたり、45度よりも小さくしたりしてもよい。なお、逆止弁50が閉弁状態から開弁状態に切り替わるときの第1テーパ部66に対する弁体70の衝突を考慮するのであれば、ホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の鋭角側の傾斜角度は、小さい方が好ましい。その一方で、ホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の鋭角側の傾斜角度が過度に小さいと、逆止弁50が開弁状態にあるときに弁体70が第1テーパ部66内に嵌まり込んで抜け出せなくなるおそれがある。これらの点を総合すると、ホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の鋭角側の傾斜角度は、35度から55度までの範囲内であることが好ましい。
・同様に、ホルダ60の中心軸線に対する第2テーパ部67の鋭角側の傾斜角度は変更できる。例えば、ホルダ60の中心軸線に対する第2テーパ部67の鋭角側の傾斜角度は、60度よりも大きくしたり、60度よりも小さくしたりしてもよい。
なお、上記のように傾斜角度を変更することで、結果として、ホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の鋭角側の傾斜角度と、ホルダ60の中心軸線に対する第2テーパ部67の鋭角側の傾斜角度との大小関係が変化しても構わない。
・上記実施形態において、ホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の鋭角側の傾斜角度は、一定になっていなくてもよく、徐々に変化していてもよい。例えば、ホルダ60の中心軸線に対する第1テーパ部66の鋭角側の傾斜角度は、ホルダ60の軸線方向の開口側ほど大きくなるように徐々に変化していたり、ホルダ60の軸線方向の開口側ほど小さくなるように徐々に変化していたりしてもよい。
・同様に、ホルダ60の中心軸線に対する第2テーパ部67の鋭角側の傾斜角度は、一定になっていなくてもよく、徐々に変化していてもよい。例えば、ホルダ60の中心軸線に対する第2テーパ部67の鋭角側の傾斜角度は、ホルダ60の軸線方向の開口側ほど大きくなるように徐々に変化していたり、ホルダ60の軸線方向の開口側ほど小さくなるように徐々に変化していたりしてもよい。
・上記実施形態において、キャップ90の形状は変更できる。例えば、ホルダ60に対してキャップ90が十分な強度で固定されるのであれば、フランジ部92を省略してもよい。
50…逆止弁、60…ホルダ、61…小径部、62…中径部、62a…流通口、63…大径部、66…第1テーパ部、67…第2テーパ部、70…弁体、80…コイルバネ、90…キャップ、91…本体部、92…フランジ部、93…貫通孔、93a…テーパ孔。

Claims (1)

  1. 有底筒形状のホルダと、前記ホルダの開口に固定され、前記ホルダの内外を連通する貫通孔が設けられたキャップと、前記ホルダの内部に配置された球形状の弁体と、前記弁体を前記ホルダの開口側へ付勢するコイルバネとを備えている逆止弁であって、
    前記ホルダは、
    前記コイルバネが収容される有底筒形状の小径部と、
    前記小径部に対して前記ホルダの開口側に位置しているとともに前記小径部の内部の最小幅よりも内径が大きい円筒形状の中径部と、
    前記中径部に対して前記ホルダの開口側に位置しているとともに前記中径部の内径よりも内部の最小幅が大きい筒形状の大径部とを備え、
    前記小径部と前記中径部との境界部分は、前記ホルダの開口側ほど内径が大きくなる第1テーパ部になっているとともに、前記中径部と前記大径部との境界部分は、前記ホルダの開口側ほど内径が大きくなる第2テーパ部になっており、
    前記弁体の直径は、前記貫通孔の内径よりも大きく、前記小径部の内部の最小幅よりも大きく、前記中径部の内径よりも小さくなっており、
    前記ホルダの中心軸線に対する前記第1テーパ部の鋭角側の傾斜角度は、前記ホルダの中心軸線に対する前記第2テーパ部の鋭角側の傾斜角度よりも小さくなっている
    逆止弁。
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