JP7162286B1 - 構造材の接合構造 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]ボルト及びナットをそれぞれ備えた3組の固定具と、
直角に屈曲された隣り合う平板部を有する構造材本体と、該構造材本体の先方に設けられ、前記直角に屈曲された隣り合う平板部の両外縁から中心屈曲部に向かって傾斜して先端にそれぞれ頂角を形成する隣り合う傾斜平板部を有する傾斜板と、前記傾斜板のそれぞれの傾斜平板部の傾斜辺を折り曲げ線として前記傾斜平板部に対して内側に垂直に折り曲げられると共に、前記固定具を挿通可能な固定孔を有する接合板と、をそれぞれ備えた3つの構造材と、
を少なくとも用い、前記3つの構造材がそれぞれXYZ方向に延設されて構造体の角部を形成する構造材の接合構造であって、
前記3つの構造材の傾斜板の傾斜平板部の傾斜辺が互いに当接され、3つの構造材がそれぞれXYZ方向に延設するよう、3つの構造材の端部が突き合わされることにより、
X方向の構造材のZ方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角と、Z方向の構造材のX方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角とで直角を形成し、
X方向の構造材のY方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角と、Y方向の構造材のX方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角とで直角を形成し、
Y方向の構造材のZ方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角と、Z方向の構造材のY方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角とで直角を形成し、
前記ボルト及びナットが前記構造材の固定孔に挿通状態で固定されることにより、前記3つの構造材が接合されることを特徴とする構造材の接合構造。
前記屈曲支持板は、120°に屈曲された隣り合う平板部と、前記平板部にそれぞれ形成された前記固定具を挿通する挿通孔とを備えており、
前記3つの屈曲支持板が、前記3つの構造材から形成される角部の頂点を通る内方中心線にそれぞれの屈曲部が近接するように、かつ、前記3つの構造材にそれぞれ対応して周方向に配設され、
前記屈曲支持板の挿通孔及び構造材の固定孔に固定具が挿通されて固定されることを特徴とする上記[1]記載の構造材の接合構造。
[5]前記構造材が、傾斜平板部1つに対して2つ以上の固定孔を有し、該2つ以上の固定孔に挿通状態で固定される固定具を備えていることを特徴とする上記[1]~[4]のいずれか記載の構造材の接合構造。
[6]前記構造材本体が、所定の長さを有する断面L字状の部材であることを特徴とする上記[1]~[5]のいずれか記載の構造材の接合構造。
[7]前記構造材本体が、その後方にXYZ方向に延在される3つの長尺部材を固定する長尺部材固定部を備えていることを特徴とする上記[1]~[6]のいずれか記載の構造材の接合構造。
[8]前記構造材の接合板の固定孔の中心線と交差する構造材本体に、前記ボルト及びナットを締結する締結具を挿入するための締結具挿入孔が設けられていることを特徴とする上記[1]~[7]のいずれか記載の構造材の接合構造。
[9]前記構造材が、一枚の金属板を折り曲げて形成されていることを特徴とする上記[1]~[8]のいずれか記載の構造材の接合構造。
[10]上記[1]~[9]のいずれか記載の接合構造を角部に備えていることを特徴とする構造体。
まず、本発明の固定具について説明する。
本発明の構造材の接合構造は、ボルト及びナットをそれぞれ備えた3組の固定具を少なくとも備えている。ボルト及びナットが構造材の接合板の固定孔に挿通状態で固定されることにより、3つの構造材が接合される。ボルト及びナットは、構造材の接合板と別体であってもよいし、ボルト及びナットのいずれか一方が構造材と一体に成形されたものであってもよい。なお、3組の固定具とは、XYZ方向に延設された3つの構造材に対応する最低数の固定具であり、XYZ方向の構造材の固定孔の数に応じて3組以上の固定具を備えていてもよい。
ボルト及びナットの形状及び材質としては、構造材の固定孔に挿通状態で固定できるものであれば特に制限されるものではない。ボルト及びナットの材質としては、例えば、金属、プラスチック(合成樹脂)を挙げることができ、金属が好ましい。
続いて、本発明の構造材について説明する。
本発明の構造材の接合構造は、構造材本体と、傾斜板と、接合板とを備えた構造材を3つ備えている。構造材、傾斜板及び接合板は、通常一体のものである。3つの構造材は、それぞれXYZ方向に延設するよう、端部が突き合わされ、構造体の角部を形成する(図1A参照)。
構造材本体は、直角に屈曲された隣り合う平板部を有している(図3Aの22a及び22b参照)。すなわち、構造材本体は、屈曲角度が90°の断面L字状に形成された隣り合う2つの平板部を少なくとも有している。隣り合う2つの平板部は、異なる形状であってもよいし、同一形状であってもよいが、同一形状であることが好ましい。すなわち、構造材本体は、中心屈曲部を中心に対称(等辺山形)に形成されていることが好ましい。また、平板部の一方の端部又は両端部に、補強のための縁返し部が設けられていてもよい。構造材本体の横断面形状としては、具体的に例えば、L字状(等辺山形状)、四角形状、直角三角形状、U字状等を挙げることができ、アングル材のような断面L字状(等辺山形状)が好ましい。なお、例えば、断面L字状(等辺山形状)の部材とは、断面L字状の部位が主体となる部材をいい、補強のための縁返し部が設けられたものなども含む(図3A参照)。構造材本体は、平板部の先端側が後述の傾斜板と連続している。
傾斜板は、構造材本体の先方に設けられた部材であって、直角に屈曲された隣り合う平板部の両外縁から中心屈曲部に向かって傾斜して先端にそれぞれ頂角を形成する隣り合う傾斜平板部を有している。すなわち、傾斜板は、中心屈曲部を中心線として両側に90°の屈曲角度で直角三角形の傾斜平板部を有しており、直角三角形の先端角が頂角である。なお、傾斜板の先端部は欠けていてもよく、その場合、傾斜平板部の傾斜辺と、中心屈曲部との延長線上で頂角が形成される。
接合板は、傾斜板のそれぞれの傾斜平板部の傾斜辺を折り曲げ線として傾斜平板部に対して内側に垂直に折り曲げられると共に、固定具を挿通可能な固定孔を有している。この接合板は、傾斜平板部1つに対して少なくとも1つ以上設けられており、傾斜板は隣り合う2つの傾斜平板部を有することから、傾斜板1つに対して接合板は2つ以上設けられていることになる。接合板は、傾斜平板部1つに対して2つ以上設けられていてもよい。また、1つの接合板において、2つ以上の固定孔を有していてもよい。すなわち、傾斜板の傾斜平板部1つに対して固定孔が2つ以上(傾斜板1つに対して4つ以上)設けられていてもよく、これにより、より強固に接合することが可能となる。なお、後述する屈曲支持板を用いる場合は、固定孔の数に対応して、屈曲支持板に挿通孔を複数設けたり、用いる屈曲支持板の数を増やしたりして、接合構造の強度をより高めることができる。
構造材の材質としては、例えば、金属、プラスチック(合成樹脂)を挙げることができ、金属が好ましい。金属としては、具体的に例えば、普通鋼(炭素鋼)等の鉄鋼、合金鋼・特殊用途鋼・工具鋼等の特殊鋼、アルミニウム合金、銅合金、チタン、マグネシウム等の非鉄などを挙げることができる。プラスチックとしては、具体的に例えば、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルファイド、PEEK、フッ化ビニリデン樹脂、四フッ化エチレン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、PA46、ポリアセタール、ガラス繊維強化ポリアミド、FRP、セラミック、シリコン、ポリイミド等を挙げることができる。
本発明の構造材は、構造材本体の先方に傾斜板(及び接合板)が設けられているものであるが、構造材本体の後方にも傾斜板(及び接合板)が設けられているものが好ましい。これにより、構造体のすべての角部を本発明の接合構造により構成することが可能となる。また、本発明の構造材は、構造材本体が所定の長さを有する断面L字状の部材等の長尺部材から構成される態様であってもよいし、構造材本体が長尺部材を取り付け可能に構成される態様であってもよい。このような構造材本体としては、例えば、アングル材(等辺山形鋼)の他、角形鋼管等を挙げることができるが、アングル材が好ましい。また、XYZ方向の構造材は、それぞれ同一形状の部材であってもよいし、異なる形状の部材であってもよいが、同一形状の部材が好ましい。
構造材の長さとしては、用途によって適宜設定することができ、構造材本体が所定の長さを有する長尺部材から構成される態様の場合には、200~2000mmであることが好ましく、300~1500mmであることがより好ましく、500~1200mmであることがさらに好ましい。また、構造材本体が長尺部材を取り付け可能に構成される態様の場合(三方コーナー固定具として機能する場合)には、50~500mmであることが好ましく、80~300mmであることがより好ましく、100~200mmであることがさらに好ましい。また、その幅(構造材本体の平板部の幅)としては、10~150mmであることが好ましく、15~120mmであることがより好ましく、20~100mmであることがさらに好ましい。また、その厚さとしては、0.5~30mmであることが好ましく、1~20mmであることがより好ましく、2~15mmであることがさらに好ましい。
構造材の材質が金属の場合、構造材は、一枚の金属板を折り曲げて形成されることが好ましい(図4参照)。これにより、構造材の成形が容易となり、製造工程の簡略化や製造コストを抑えることができる。
本発明の構造材の接合構造においては、構造材の接合板の固定孔の中心線と交差する構造材本体に、ボルト及びナットを締結する締結具を挿入するための締結具挿入孔が設けられていることが好ましい(図3Aの49参照)。これにより、ボルト及びナットの取り付けが容易となる。締結具としては、通常、ボルト及びナットの締結に用いられるものを挙げることができ、例えば、ドライバー、ナットドライバー、電動ドライバー、六角棒スパナ等を挙げることができる。
本発明の構造材の接合構造は、上記3つの構造材の傾斜板の傾斜平板部の傾斜辺が互いに当接され、3つの構造材がそれぞれXYZ方向に延設するよう、3つの構造材の端部が突き合わされることにより、X方向の構造材のZ方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角と、Z方向の構造材のX方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角とで直角を形成し、X方向の構造材のY方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角と、Y方向の構造材のX方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角とで直角を形成し、Y方向の構造材のZ方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角と、Z方向の構造材のY方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角とで直角を形成する(図1B及び図6参照)。
本発明の構造材の接合構造は、より強固に構造材を接合するため、さらに補強構造を備えていることが好ましい。
本態様の本発明の構造材の接合構造は、120°に屈曲された隣り合う平板部と、平板部にそれぞれ形成された固定具を挿通する挿通孔とを備えた少なくとも3つの屈曲支持板を備えている。
本発明の構造体としては、上記接合構造を角部に備えている構造体を挙げることができる。このような構造体としては、例えば、本発明の構造材の接合構造を上下の4つの角部(計8つ)に備える直方体状架台や(図9参照)、本発明の構造材の接合構造を上部の4つの角部に備えるテーブル状架台などを挙げることができる。
構造材には、両端に傾斜板及び接合板を備えた長さ100mmの断面L字状の一般構造用圧延鋼材製のアングル材と、両端に傾斜板及び接合板を備えた長さ80mmの断面等辺山形状の一般構造用圧延鋼材製のアングル材と、24本のボルト及びナット用いた。なお、アングル材の幅はすべて同じものを用いた。
続いて、本発明の構造材と一部同様の構成部材を備える構造材を用いた溶接による構造材の接合構造の参考例を説明する。
参考例に係る構造材(アングル材)の接合構造においては、
直角に屈曲された隣り合う平板部を有する構造材本体と、該構造材本体の先方に設けられ、前記直角に屈曲された隣り合う平板部の両外縁から中心屈曲部に向かって傾斜して先端にそれぞれ頂角を形成する隣り合う傾斜平板部を有する傾斜板と、をそれぞれ備えた3つの構造材と、
を少なくとも用い、前記3つの構造材がそれぞれXYZ方向に延設されて構造体の角部を形成する構造材の接合構造であって、
前記3つの構造材の傾斜板の傾斜平板部の傾斜辺が互いに当接され、3つの構造材がそれぞれXYZ方向に延設するよう、3つの構造材の端部が突き合わされることにより、
X方向の構造材のZ方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角と、Z方向の構造材のX方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角とで直角を形成し、
X方向の構造材のY方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角と、Y方向の構造材のX方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角とで直角を形成し、
Y方向の構造材のZ方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角と、Z方向の構造材のY方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角とで直角を形成し、
前記3つの構造材の傾斜板の傾斜平板部の傾斜辺が溶接されることにより、前記3つの構造材が接合されることを特徴とする。
2 構造材の接合構造(第二実施形態)
3 構造材の接合構造(第三実施形態)
10,10’ X方向及びZ方向のアングル材を固定するボルト及びナット
12,12’ X方向及びY方向のアングル材を固定するボルト及びナット
14,14’ Y方向及びZ方向のアングル材を固定するボルト及びナット
16 アングル材Xを支持する屈曲支持板
18 アングル材Yを支持する屈曲支持板
20 アングル材Zを支持する屈曲支持板
22 平板部
24 構造材本体
26 中心屈曲部
28 傾斜平板部
30 傾斜板
32,32’ 固定孔
34 接合板
36 縁返し部
38 傾斜板
40 接合板
42 屈曲支持板平板部
44 挿通孔
46 屈曲部
48 金属板
49 締結具挿入孔
50 傾斜板
52 傾斜平板部
54 傾斜板
56 平板部
58 傾斜板
60 平板部
62 傾斜平板部
64 傾斜平板部
66 接合板
X1,X2,X3 X方向のアングル材
Y1,Y2,Y3 Y方向のアングル材
Z1,Z2,Z3 Z方向のアングル材
Claims (10)
- ボルト及びナットをそれぞれ備えた3組の固定具と、
直角に屈曲された隣り合う平板部を有する構造材本体と、該構造材本体の先方に設けられ、前記直角に屈曲された隣り合う平板部の両外縁から中心屈曲部に向かって傾斜して先端にそれぞれ頂角を形成する隣り合う傾斜平板部を有する傾斜板と、前記傾斜板のそれぞれの傾斜平板部の傾斜辺を折り曲げ線として前記傾斜平板部に対して内側に垂直に折り曲げられると共に、前記固定具を挿通可能な固定孔を有する接合板と、をそれぞれ備えた3つの構造材と、
を少なくとも用い、前記3つの構造材がそれぞれXYZ方向に延設されて構造体の角部を形成する構造材の接合構造であって、
前記3つの構造材の傾斜板の傾斜平板部の傾斜辺が互いに当接され、3つの構造材がそれぞれXYZ方向に延設するよう、3つの構造材の端部が突き合わされることにより、
X方向の構造材のZ方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角と、Z方向の構造材のX方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角とで直角を形成し、
X方向の構造材のY方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角と、Y方向の構造材のX方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角とで直角を形成し、
Y方向の構造材のZ方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角と、Z方向の構造材のY方向に立設した傾斜平板部の先端の頂角とで直角を形成し、
前記ボルト及びナットが前記構造材の固定孔に挿通状態で固定されることにより、前記3つの構造材が接合されることを特徴とする構造材の接合構造。 - 少なくとも3つの屈曲支持板をさらに用いた構造材の接合構造であって、
前記屈曲支持板は、120°に屈曲された隣り合う平板部と、前記平板部にそれぞれ形成された前記固定具を挿通する挿通孔とを備えており、
前記3つの屈曲支持板が、前記3つの構造材から形成される角部の頂点を通る内方中心線にそれぞれの屈曲部が近接するように、かつ、前記3つの構造材にそれぞれ対応して周方向に配設され、
前記屈曲支持板の挿通孔及び構造材の固定孔に固定具が挿通されて固定されることを特徴とする請求項1記載の構造材の接合構造。 - 前記構造材に設けられた1対の接合板がそれぞれ延設されて、該延設端部が、前記3つの構造材から形成される角部の頂点を通る内方中心線で、近接、当接又は接着されていることを特徴とする請求項1記載の構造材の接合構造。
- 前記XYZ方向の3つの構造材の傾斜板の傾斜平板部の先端の頂角が45°であることを特徴とする請求項1記載の構造材の接合構造。
- 前記構造材が、傾斜平板部1つに対して2つ以上の固定孔を有し、該2つ以上の固定孔に挿通状態で固定される固定具を備えていることを特徴とする請求項1記載の構造材の接合構造。
- 前記構造材本体が、所定の長さを有する断面L字状の部材であることを特徴とする請求項1記載の構造材の接合構造。
- 前記構造材本体が、その後方にXYZ方向に延在される3つの長尺部材を固定する長尺部材固定部を備えていることを特徴とする請求項1記載の構造材の接合構造。
- 前記構造材の接合板の固定孔の中心線と交差する構造材本体に、前記ボルト及びナットを締結する締結具を挿入するための締結具挿入孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載の構造材の接合構造。
- 前記構造材が、一枚の金属板を折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項1記載の構造材の接合構造。
- 前記請求項1~9のいずれか記載の接合構造を角部に備えていることを特徴とする構造体。
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