JP7162107B1 - 保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品を環状に保持できる、汎用性の高い保持具を提供する。【解決手段】第1の端部と第2の端部とを有する物品の第1の端部と第2の端部とを繋いで、物品を環状に保持するための保持具1であって、第1の部材10と、第1の部材10に取り付け可能な第2の部材20と、を備え、第1の部材10は、第1の端部の少なくとも一部および第2の端部の少なくとも一部を巻き付け可能な巻き付け部11を有し、第2の部材20は、第1の部材10に取り付けることで、巻き付け部11に第1の端部の少なくとも一部および第2の端部の少なくとも一部が巻き付いた状態を維持し、物品を環状に保持可能とする。【選択図】図2

Description

本発明は、保持具に関する。
従来、リストバンドやブレスレット等のように、それ自体が環状になるようにして使用される物品が知られている。一般に、このような物品は、その両端部に、互いに係止可能な構造を設けておき、これらを繋げることで環状物品としている。
また、環状を構成する物品とは別に、その物品の両端を保持する保持部材を設けて、この保持部材により、環状の物品とするものも知られている。例えば、特許文献1には、セット穴および複数のバンド穴という所定の穴が設けられたリストバンドに対し、これを環状に巻きとめるためのリストバンド用クリップが開示されている。
特開2003-289917号公報
このリストバンド用クリップにおいては、環状に巻きとめるためのリストバンドに所定の穴が形成されており、リストバンド用クリップには、その穴に通すことができる突起部を有する必要がある。すなわち、リストバンドとリストバンド用クリップとが互いに組み合わせて使用できるように対応した構造を有する必要がある。
ところで、このような穴を有しないリストバンド等の物品を用いる場合であっても、簡便に環状に保持することできる保持具があれば、環状に保持する対象が広がり、その汎用性が高まるため、様々なシチュエーションでの使用が可能となる。
本願の主な目的は、少なくとも2つの端部を有する物品を環状に保持できる、汎用性の高い保持具を提供することにある。その他の課題および新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになる。
本願において開示される実施の形態のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の一実施の形態である保持具は、第1の端部と第2の端部とを有する物品の前記第1の端部と前記第2の端部とを繋いで、前記物品を環状に保持するための保持具であって、第1の部材と、前記第1の部材に取り付け可能な第2の部材と、を備え、前記第1の部材は、前記第1の端部の少なくとも一部および前記第2の端部の少なくとも一部を巻き付け可能な巻き付け部を有し、前記第2の部材は、前記第1の部材に取り付けることで、前記巻き付け部に前記第1の端部の少なくとも一部および前記第2の端部の少なくとも一部が巻き付いた状態を維持し、前記物品を環状に保持可能とする。
一実施の形態の保持具によれば、少なくとも2つの端部を有する物品を環状に保持できる、汎用性の高い保持具を提供することができる。
一実施の形態である保持具(表側)を示す斜視図である。 一実施の形態である保持具(裏側)を示す斜視図である。 図2で示した保持具のA-A断面図である。 図3Aで示した断面において、第2の部材を第1の部材に取り付けた状態を示す断面図である。 図3Bにおける保持具の正面側から見た断面図である。 図1の保持具の巻き付け部に、物品を巻き付けた状態を説明する図である。 図1の保持具により、物品を保持した状態を示す図である。 物品を保持した状態の変形例を示す図である。 他の実施の形態である保持具(裏側)を示す斜視図である。 他の実施の形態である保持具の正面側から見た断面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、図面では、説明の便宜上、構成やハッチングを省略または簡略化している場合もある。
(実施の形態)
本実施の形態の保持具は、第1の端部と第2の端部とを有する物品に対し、その第1の端部と第2の端部とを繋いで、物品を環状に保持するためのものである。
図1および図2は、本実施の形態に係る保持具1において、物品を保持する前の状態を示す斜視図であり、図1は保持具の表側、図2は保持具の裏側を示した図である。なお、ここで「表側」および「裏側」は便宜的に使用した用語である。この保持具1は、図1および図2に示しているように、第1の部材10と、第2の部材20と、接続構造30と、を有して構成されている。
また、図3Aは、図2で示した保持具1のA-A断面図(側断面図)であり、第2の部材20を第1の部材10に取り付ける前の状態を示しており、図3Bは、図3Aに示した断面において、第2の部材20を第1の部材10に取り付けた後の状態を示している。また、図4は、図3Bにおける保持具1の正面側から見た断面図である。すなわち、図1~図3Aは、取り付け前の状態、図3Bと図4は、取り付け後の状態、を示している。
以下、保持具1を構成する各部について詳細に説明する。
第1の部材10は、巻き付け部11を有する。
この巻き付け部11は、保持対象である物品の第1の端部の少なくとも一部および第2の端部の少なくとも一部を巻き付けるための部材である。
ここで保持対象である物品は、第1の端部と第2の端部を有するものであり、それら端部のそれぞれにおいて、少なくとも一部が巻き付け部11に巻き付けることができるものであればよい。例えば、第1の端部および第2の端部が、それぞれ細長い紐状、バンド状等の形状となっているものが挙げられ、第1の端部および第2の端部の中間部分の形状は特に限定されるものではない。なお、全体において、紐状やバンド状の形状である物品が典型的な例として挙げられる。
また、巻き付け部11は、このような物品の第1の端部の少なくとも一部および第2の端部の少なくとも一部が巻き付いた状態とできれば、その形状は特に限定されるものではない。巻き付け部11の形状としては、物品の端部が巻き付きやすいように所定の径を有する柱状とすることが好ましく、例えば、四角柱や三角柱等の多角柱や、円柱等の形状が挙げられる。
物品を巻き付けて保持する観点からは、側面に角を有する多角柱が、その角において摩擦力を高められたり、引っかかりやすくなったりして、物品が巻き付け部11からずれて外れることを抑制でき好ましい。
巻き付け部11を柱状としたとき、さらに、その柱状の一端側を物品の第1の端部を巻き付けるために用い、他端側を物品の第2の端部を巻き付けるために用いることもできる。このとき、物品の第1の端部と第2の端部とを、巻き付け部11の中央で直接接触するようにしてもよいし、物品の第1の端部と第2の端部とを、直接接触させず、巻き付け部11を介して間接的に繋げるようにしてもよい。
また、巻き付け部11は、物品を環状に保持した際に、その環状を構成する周方向と略同じ方向(第1方向)に延在して形成することが好ましい。この第1方向は、別の言い方をすれば、円環状に保持された物品の保持具1における接線方向とも言うことができ、後で説明する図6を参照することで、その方向が容易に理解できる。すなわち、図6における第1方向は、この図における左右方向となる。
また、本実施形態において、上記第1方向は、後述する第1の部材10の切欠き部13,14により形成される開口部を結ぶ方向と言うこともできる(図2および図4参照)。このとき、物品は、その第1の端部と第2の端部がそれぞれ巻き付け部11に巻き付いて、環状に保持されるため、巻き付け部11が環状の一部を形成することともなる。この場合、物品の側面から余計な力が加わることなく環状とできるため、保持具1による物品の保持を安定したものとできる。
さらに、巻き付け部11は、第1方向における端部の少なくとも一方に、第1方向と交差する方向に延在する突起部11aを有してもよい。この突起部11aの延在する方向は、第1方向に対して交差していればよく、その交差する角度は、例えば、60~120度が好ましく、80~100度がより好ましく、85~95度がさらに好ましく、90度が特に好ましい。
この突起部11aは、巻き付け部11に巻き付いた物品の動きを規制する作用を有する。これにより、特に、物品の端部が、柱状の巻き付け部11の軸方向にずれて外れることを抑制できる。したがって、突起部11aにより、物品をより安定して保持することができる。
さらに、突起部11aの延在方向は、第2の部材20を第1の部材10に取り付けたときに、第2の部材20側に延びる方向が好ましく、図3Bのような側面視において、突起部11aが後述する押さえ部22と重なるように設けることがさらに好ましい。これにより、より物品を安定して保持できる。さらに、第2の部材20の第1の部材10への取り付け状態において、突起部11aと押さえ部22とが隣接する位置関係になることが好ましい。
次に、第2の部材20は、第1の部材10に取り付けることができる部材である。そして、この第2の部材20は、第1の部材10に取り付けることによって、上記巻き付け部11に巻き付いた物品の第1の端部の少なくとも一部および第2の端部の少なくとも一部が巻き付いた状態を維持できるようにする。すなわち、第1の部材10に第2の部材20を取り付けることで、物品を環状に保持できる。
第2の部材20は、第1の部材10に取り付けることができ、上記作用を奏するものであればその形状は特に限定されるものではない。例えば、図1~図4に示したように、第2の部材20を、第1の部材10に取り付けるための係止部21を有する場合を例示できる。このとき、第1の部材10には、係止部21が係止できるような形状に形成された被係止部12が設けられている。
このように、第1の部材10と第2の部材20とが、互いに係止できるように係止部21と被係止部12とを有すると、所望の配置構成で確実に係止でき好ましい。このとき、第2の部材20は、巻き付け部11に巻き付いた物品の端部の少なくとも一部を被覆し、その被覆状態のまま第1の部材10に係止するようにできる。
なお、図1および図2において、係止部21を凸形状、被係止部12をその凸形状に嵌合可能な凹形状となる場合を例示しているが、この形状は逆に設けられていてもよい。また、係止可能であれば、その形状は特に限定されるものではない。
なお、この保持具1では、第2の部材20を第1の部材10に取り付けるにあたって、第1の部材10と第2の部材20とを接続構造30で接続し、一体のものとした例を示している。この接続構造30は、屈曲して第2の部材20を第1の部材10に一定の位置で取り付けられるようにしており、取り付け操作を簡便にするとともに、第1の部材10と第2の部材20の一方を紛失する等のおそれがなくなり好ましい。なお、本実施の形態において、接続構造30は必須の構成ではなく、第1の部材10と第2の部材20とを接続していない独立した部材とすることもできる。
上記したように、図3Aには、第2の部材20を第1の部材10に取り付ける前の状態を、図3Bに、第2の部材20を第1の部材10に取り付けた後の状態を、それぞれ示している。ここで示しているように、第1の部材10と第2の部材20とを接続する接続構造30を屈曲させることで、第2の部材20を第1の部材10に取り付けられる。
また、第2の部材20は、第1の部材10に取り付けることで、巻き付け部11に物品の端部が巻き付いた状態を維持して、物品を環状に保持可能とするものである。ここでは、第2の部材20に、押さえ部22(第1の押さえ部)を設けることにより、この作用を安定して奏することができるようにしている。
押さえ部22は、第2の部材20に設けられた突出した部材であり、第2の部材20を第1の部材10に取り付けた状態において、巻き付け部11に巻き付いていない物品の動きを規制するための部材である(図3Bおよび図4)。この押さえ部22は、第2の部材20を第1の部材10に取り付けたときに、第1の部材10側に延びる方向に延びるように設けることが好ましく、図3Bのような側面視において、突起部11aと重なるように設けることがさらに好ましい。これにより、より物品を安定して保持できる。さらに、第2の部材20の第1の部材10への取り付け状態において、突起部11aと押さえ部22とが隣接する位置関係になることが好ましい。
図4に示したように、その保持具1の内部において、物品の端部が巻き付け部11に巻き付く領域を巻き付き領域R1、巻き付いていない領域を非巻き付き領域R2とすると、押さえ部22は、非巻き付き領域R2(巻き付け部11(突起部11a)の外側)に配置されるように設けられる。
この押さえ部22は、非巻き付き領域R2において、開口部から外部に出ようとする物品を側面から押さえることができるようになっており、このようにすることで、物品の動きを規制し、より安定して物品を保持することができる。なお、押さえ部22が長すぎると、物品が強く押さえられてしまい、逆に保持が不安定になるおそれがある。そのため、押さえ部22は、図3Bのような側面視において、巻き付け部11と重ならないように設けることが好ましい。
また、押さえ部22は、巻き付け部11に巻き付いた物品の端部が、巻き付け部11の軸方向に抜けて外れることを抑制することもできる。このとき、押さえ部22を、非巻き付き領域R2の中でも、巻き付き領域R1に近づけて設けることが、より物品の動きを規制し外れにくくできる点で好ましい。押さえ部22をこのように設けると、上記した突起部11aを設けなくても、押さえ部22により同様の作用を発揮できる。
また、第1の部材10と第2の部材20において、それぞれ切欠き部13,14,23,24を設けることができる。これらの切欠き部は、第1の部材10に第2の部材20を取り付けたときに、物品が通る開口部となる。すなわち、本実施の形態では、切欠き部13と切欠き部23により、また、切欠き部14と切欠き部24により、それぞれ円形の開口部が形成される。なお、この開口部の形状は、円形に限られるものではなく、特に限定されるものではない。
ここでは、2つの切欠き部が組み合わさって1つの開口部が形成される例を示しているが、第1の部材10と第2の部材20の少なくとも一方に切欠き部を有するようにして、取り付けたときに開口部が形成されるようにしてもよい。
ここで形成される開口部は、例えば、保持具1の互いに対向する側面に形成されていることが好ましく、さらに、巻き付け部11の軸方向に形成されることが好ましい。このように形成することで、巻き付け部11は、環状に保持された物品の環の周方向に沿って、その環の一部となる。これにより、物品に外部から余計な力がかかることなく、安定して保持できる。
また、第2の部材20は、装飾部品を着脱可能に装着する装着部25を有していてもよい。この装着部25は、第2の部材20の外側面に設けられており、物品を環状に保持した保持具1に、装飾部品を装着できる。装飾部品は、着脱可能となっており、様々な種類の装飾部品から、状況に応じて任意に選択して取り替えることができる。
装着部25は、上記説明では、第2の部材20に設けているが、第1の部材10の外側面に設けてもよい。ただし、第1の部材10は巻き付け部11を有しており、物品を巻き付けるときの作業性を考慮すると、装着部25は第2の部材20に設けることが好ましい。
また、装着部25は、例えば、凸状に形成した突出部とすることが好ましい。このとき、装飾部品には、この突出部と嵌合する窪みを設けることで、着脱可能とできる。このとき、突出部にはその周方向に凸部または凹部を設け、装飾部品の窪みには上記凸部に嵌まる凹部または凹部に嵌まる凸部を設けておくと、装着状態を安定させることができる。さらに、この突出部を二股に分かれた形状で、内側に撓むような材料で形成すると、着脱を容易に行うことができるようにしながら、装着状態をより安定させることができ好ましい。
次に、保持具1を用い、物品を環状に保持するための操作について、さらに、図5および図6を参照しながら具体的に説明するが、ここでは、物品として、螺旋形状(コイル形状)に伸びる紐状物品100を用いた場合を例示している。
ここで用いる紐状物品100としては、円筒形状の材料に、螺旋の切り込みを入れて切断することで形成した物品が例示でき、このとき、螺旋の切り込みを同時に2カ所入れながら切断すると、螺旋形状に伸びる紐状物品が2つ得られる。そして、このように得られた紐状物品100は、物品全体が螺旋形状となっており、その両端が第1の端部と第2の端部となる。紐状物品100を形成する材料は、容易に変形して、保持具1により紐状物品100を環状に保持できるものであればよく、可撓性を有する材料が好ましい。
まず、図5には、第2の部材20を取り付けていない状態の第1の部材10を平面的に見た状態の図(保持具1の裏側から見た図)である。この第1の部材10が有する巻き付け部11に、紐状物品100の第1の端部100aと、第2の端部100bと、をそれぞれ巻き付ける。なお、図5では、紐状物品100を二点鎖線で示している。
このとき、第1の端部100aと第2の端部100bとは、上記したように、互いに接触するようにしても、直接接触せずに巻き付け部11を介して間接的に繋ぐようにしてもよい。図5では、直接接触していない場合を例示している。
図5において、第1の端部100aは、巻き付け部11の左側半分に巻き付いており、保持具1の一方(左側)の開口部を通って外部に繋がっており、第2の端部100bは、巻き付け部11の右側半分に巻き付いており、保持具1の他方(右側)の開口部を通って外部に繋がっている。
このとき、紐状物品100の端部において、巻き付け部11への巻き付けは、巻き付けたときの摩擦力による保持を考慮すると、少なくとも1巻(1ピッチ)以上巻き付けるようにすることが好ましく、さらに、巻き付け部分が長すぎると保持具1により環状に保持した物品の装飾品としての美観を損なうことも考慮すると、1巻以上2巻以下(1ピッチ以上2ピッチ以下)巻き付けることがより好ましく、1巻以上1.5巻以下(1ピッチ以上1.5ピッチ以下)巻き付けることがさらに好ましい。
また、保持具1の紐状物品100の通る開口部の径(直径)は、紐状物品100の螺旋の外径よりも小さくなるようにすることが好ましい。このようにすると、紐状物品100が保持具1の開口部により押さえられ、その動きが規制され、保持具1により紐状物品100を安定して保持できる。紐状物品100は、螺旋形状に伸びた紐状であり、特に可撓性を有する材料で形成されていると、変形しやすく、開口部の径が小さくても問題はない。
次に、図5に示したように、第1の部材10に紐状物品100を巻き付けた状態で、第2の部材20を取り付ける。第2の部材20を取り付けることで、保持具1により、紐状物品100を環状に保持できる(図6)。
このようにして保持具1により環状に保持した物品は、ブレスレット、ネックレス、ヘアゴム、キーホルダー、リストバンド等の装飾品としての様々な用途に使用できる。
また、保持具1は、上記のように第2の部材20を第1の部材10に取り付けることによって、その保持具1の内部が外部から視認できないようにすることが好ましい。このようにすれば、保持具1の内部構造や物品の端部が巻き付いた状態が見えなくなるため、美観に優れたものとできる。外部から視認できないようにするには、第1の部材10および第2の部材20を形成する材料として、不透明な材料を用いればよい。
なお、図5および図6では、紐状物品100を1つ保持した例を示しているが、螺旋形状に伸びた紐状物品を2つ組み合わせて環状に保持することもできる。例えば、図7には物品を保持した状態の変形例を示しているが、ここでは螺旋形状に伸びた紐状物品101,102を組み合わせて円筒状の紐状物品とした例を示している。ここで、紐状物品101と102とは、互いに異なる素材としたり、同種の素材であるが異なる色合いのものとしたりすると、触感が異なったり、デザイン性が向上したりして好ましい。
さらに、図7では、保持具1に装飾部品110を装着した例を示している。このとき、保持具1は装飾部品110の裏側に隠れており、図では示していない。また、図7では、ストラップ120も追加しており、このストラップ120により、物品が形成する環を利用せずに様々なものに取り付けることが可能となる。
(変形例)
次に、上記した実施の形態について、さらに安定して物品を保持することができる例を説明する。図8および9には、図2で示した斜視図および図4で示した断面図における保持具1をそれぞれ示しており、押さえ部26(第2の押さえ部)を追加している以外は、図2および図4で示した保持具1と同一の構成となっている。以下、同一の構成についての説明は省略し、異なる構成である押さえ部26について説明する。
押さえ部26は、第2の部材20に設けられた突出した部材であり、第2の部材20を第1の部材10に取り付けた状態において、巻き付け部11に向かって突出するように設けられている(図4)。これにより、巻き付け部11に巻き付いている物品の動きを規制する作用を奏する。
この押さえ部26は、上記作用を奏するように、巻き付け部11に巻き付いた物品の端部を、巻き付け部11と押さえ部26とで挟んで押さえることができるようになっている。これにより、巻き付け部11に巻き付いた物品の端部は、その動きを規制され、巻き付け部11に確実に保持される。そのため、このような構成とした保持具1は、物品をより安定して保持できる。
この押さえ部26は、第2の部材20を第1の部材10に取り付けたときに、第1の部材10側に延びる方向に設けることが好ましく、(図3Bと同一方向から見た)側面視において、突起部11aと重なるように設けることがさらに好ましい。これにより、より物品を安定して保持できる。
以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 保持具
10 第1の部材
11 巻き付け部
11a 突起部
12 被係止部
13,14,23,24 切欠き部
20 第2の部材
21 係止部
22,26 押さえ部
25 装着部
30 接続構造
100 紐状物品
100a 第1の端部
100b 第2の端部

Claims (13)

  1. 第1の端部と第2の端部とを有する物品の前記第1の端部と前記第2の端部とを繋いで、前記物品を環状に保持するための保持具であって、
    第1の部材と、前記第1の部材に取り付け可能な第2の部材と、を備え、
    前記第1の部材は、前記第1の端部の少なくとも一部および前記第2の端部の少なくとも一部を巻き付け可能な巻き付け部を有し、
    前記第2の部材は、前記第1の部材に取り付けることで、前記巻き付け部に前記第1の端部の少なくとも一部および前記第2の端部の少なくとも一部が巻き付いた状態を維持し、前記物品を環状に保持可能とする、保持具。
  2. 請求項1に記載の保持具であって、
    前記第2の部材は、前記巻き付け部に巻き付いた前記第1の端部の少なくとも一部および前記第2の端部の少なくとも一部を被覆した状態で前記第1の部材に係止可能である、保持具。
  3. 請求項2に記載の保持具であって、
    前記第2の部材は、前記第1の部材に係止するための係止部を有し、
    前記第1の部材は、前記係止部と嵌合して係止可能とする被係止部を有する、保持具。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の保持具であって、
    前記物品が環状に保持された状態において、前記巻き付け部は、前記物品が環状を構成する周方向と略同じ第1方向に延在して形成される、保持具。
  5. 請求項4に記載の保持具であって、
    前記巻き付け部は、前記第1方向における端部の少なくとも一方に、前記第1方向に交差する方向に延在する突起部を有する、保持具。
  6. 請求項5に記載の保持具であって、
    前記第2の部材は、前記第1の部材への取り付け状態において、前記巻き付け部に巻き付いていない前記物品の動きを規制するための第1の押さえ部を有する、保持具。
  7. 請求項4~6のいずれか1項に記載の保持具であって、
    前記第2の部材は、前記第1の部材に取り付けたとき、前記巻き付け部に巻き付いている前記第1の端部の少なくとも一部および前記第2の端部の少なくとも一部を、前記第2の部材と前記巻き付け部との間に挟んで動きを規制する第2の押さえ部を有する、保持具。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の保持具であって、
    前記物品の前記第1の端部側が通る第1の開口部および前記物品の前記第2の端部側が通る第2の開口部が、互いに対向する側面に形成されている、保持具。
  9. 請求項8に記載の保持具であって、
    前記第1の部材および前記第2の部材の少なくとも一方に切欠きを有し、
    前記第2の部材を前記第1の部材に取り付けることによって、前記切欠きが前記第1の開口部および前記第2の開口部を形成する、保持具。
  10. 請求項1~いずれか1項に記載の保持具であって、
    前記第1の部材と前記第2の部材とが、屈曲可能な接続構造で接続されている、保持具。
  11. 請求項1~10いずれか1項に記載の保持具であって、
    前記第2の部材を、前記第1の部材に取り付けることによって、前記保持具の内部が外部から視認できないようになっている、保持具。
  12. 請求項1~11いずれか1項に記載の保持具であって、
    前記保持具の外側面に、装飾部品を着脱可能に装着できる装着部を有する、保持具。
  13. 請求項12記載の保持具であって、
    前記装着部は、前記前記第2の部材に設けられている、保持具。
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