JP3232702U - 飾り付き髪留め - Google Patents

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Abstract

【課題】髪の締め付け具合を簡単に調整することができるとともに、髪を束ねる手間がかからず、短時間でスムーズに髪を束ねることができ、部品の紛失等によって利用不可能になる事態が生じることなく、ファッション性に優れた飾り付き髪留めを提供する。【解決手段】飾り付き髪留め1は、紐2と、飾り3とを備える。紐2は、複数の突起11または溝が軸方向に所定間隔で配置された線状の紐本体部10と、紐本体部10の所定位置に設けられ、第1穴14Aを有する第1固定部14とで構成されている。飾り3は、第2穴を有する第2固定部を含む。第1固定部14は、紐本体部10の一端が第1穴14Aに通されることで複数の突起11の間または溝に固定される。第2固定部は、紐本体部10の一端が第2穴に通されることで複数の突起11の間または溝に固定される。【選択図】図1

Description

本考案は、人の髪を束ねる、飾りの付いた飾り付き髪留めに関する。
ヘアゴムが髪留めとして多くの人に利用されている。ヘアゴムは人が髪を束ねる(縛る、まとめる)ときに使用するゴム紐である。ヘアゴムにはリング状(環状)のものや一本の線状のものがある。
リング状のヘアゴムの場合、ヘアゴムを使用する人(以下、使用者という。)がヘアゴムを指で広げ、リング状のヘアゴムの輪の中に髪を通して髪を束ねる。この場合、ヘアゴムによる髪の締め付け具合を調整するため、使用者がヘアゴムで2重以上の輪を作り、その2重以上の輪の中に髪を通して髪を束ねることもある。使用者以外の人(以下、第三者という。)が使用者の髪を束ねる場合も、同様の要領でリング状のヘアゴムを使って使用者の髪を束ねることができる。
一本の線状のヘアゴムの場合、使用者が自身の髪の毛の量や長さに合わせて予め線状のヘアゴムを結んで輪を作る。そして、使用者が予め結んだヘアゴムを指で広げ、ヘアゴムの輪の中に髪を通して髪を束ねる。また、第三者が使用者の髪を手で束ね、束ねた髪に線状のヘアゴムを巻き付けた後、ヘアゴムを結ぶ。これにより、第三者が使用者の髪をヘアゴムで束ねることができる。
リング状のヘアゴムの場合、ヘアゴムの伸縮性と輪の径の大きさによって髪の締め付け具合が決まってしまう。また、使用者や第三者がヘアゴムで2重、3重の輪を作ることにより髪の締め付け具合を調整することができるが、締め付け具合の微妙な調整は困難である。
また、一般的には、使用者がリング状のヘアゴムの輪の中に髪を通した後、2つ目の輪を作り、2つ目の輪の中に髪を通す作業を行う必要がある。このとき、髪の毛がヘアゴムにからまってしまうおそれがある。特に、子供がそのような作業を行うことが難しく、時間がかかってしまう。さらに、リング状のヘアゴムの場合、伸縮性の高いゴム紐で形成する必要があり、ヘアゴムを形成する材料(素材)の自由度が制限されてしまう。
一本の線状のヘアゴムの場合、使用者の髪の毛の量や長さに合わせて予めヘアゴムを結んで輪を作ることができる。しかし、線状のヘアゴムの場合、ヘアゴムを結ぶのに手間がかかる。また、線状のヘアゴムを結んでできた輪の径が使用者の髪の毛の量や長さに合っていない場合は、線状のヘアゴムをほどいて、あらためて結びなおさなければならず、さらに手間がかかってしまう。
第三者が線状のヘアゴムで使用者の髪を束ねる場合も、手間がかかり面倒である。特に、母親が子供の髪を線状のヘアゴムで束ねる場合、子供の髪の毛が細く毛量が少ないため何度も髪に巻きつけなければならない。このため、母親が線状のヘアゴムで子供の髪を束ねる時間がかかってしまうが、子供がじっとしているのが難しい。
特許文献1には、弾性変形可能なこぶ(突起)が付いた紐と、紐の両端を穴に通して固定する固定具とを備えた弾性変形可能なヘアバンドが記載されている。このヘアバンドを通常のヘアゴムのような髪留めに応用することにより、使用者の髪の毛の量や長さに合わせてヘアゴムの締め付け具合を調整することができる。
特開2020−162717号公報
特許文献1に記載されたヘアバンドを通常のヘアゴムのような髪留めに応用した場合、次の課題がある。まず、特許文献1の場合、ゴム紐の両端を固定具の穴に通して固定するので、ゴム紐の2つの端を穴に通す作業に手間がかかる。また、ゴム紐には所定間隔で突起が付いているので、2つのゴム紐の突起が固定具内でぶつかり、スムーズに固定具を移動させることができない。また、特許文献1の場合、ゴム紐と固定具が分離しているので、固定具を紛失した場合、ヘアバンド(本考案では髪留め)を利用することができなくなってしまう。
また、特許文献1の場合、スポーツのシーンで使用されることを想定しているので、ファッション性について考慮されていない。ヘアゴムのような髪留めの場合、主に女性に使用されるため、ファッション性が重要な要素となる。
上記の問題を鑑みて、本考案は、髪の締め付け具合を簡単に調整することができるとともに、髪を束ねる手間がかからず、短時間でスムーズに髪を束ねることができ、部品の紛失等によって利用不可能になる事態が生じることなく、ファッション性に優れた飾り付き髪留めを提供することを目的とする。
本考案の飾り付き髪留めは、複数の突起または溝が軸方向に所定間隔で配置された線状の紐本体部と、紐本体部の所定位置に設けられ、第1穴を有する第1固定部とで構成された紐と、第2穴を有する第2固定部を含む飾りと、を備え、第1固定部は、紐本体部の一端が第1穴に通されることで複数の突起の間または溝に固定され、第2固定部は、紐本体部の一端が第2穴に通されることで複数の突起の間または溝に固定されることを特徴とする。
複数の突起は、径方向に弾性変形可能であり、第1穴及び第2穴は、内径が紐本体部の一端の外径よりも大きく突起の外径よりも小さい。このような構成によれば、紐本体部の一端を第1穴及び第2穴の中にスムーズに通すことができるとともに、第1固定部及び第2固定部を固定するストッパーとして突起を機能させることができる。
第1固定部は、第1穴が径方向に伸縮する伸縮性材料で形成され、第2固定部は、第2穴が径方向に伸縮する伸縮性材料で形成されている。このような構成によれば、第1穴及び第2穴の内径や各部分の径の大きさを厳密に合わせる必要がなく、簡単に低コストで飾り付き髪留めを製造することができる。
紐は、紐本体部の一端に設けられ、複数の突起の間または溝に引っ掛けられることで紐本体部の一端を複数の突起の間または溝に固定するフック部を備えている。このような構成によれば、フック部を任意の突起の間または溝に引っ掛けることができ、髪留めの形をさまざまに変形させることができる。
紐本体部は、軸方向に伸縮する伸縮性材料で形成されている。このような構成によれば、第1固定部を紐本体部の所定位置に固定することにより形成される輪を指で広げることができ、髪を束ねる際に使いやすくなる。
本考案によれば、髪の締め付け具合を簡単に調整することができるとともに、髪を束ねる手間がかからず、短時間でスムーズに髪を束ねることができる。また、本考案によれば、部品の紛失等によって利用不可能になる事態が生じることを防止することができる。さらに、本考案によれば、飾りを使用者の好きな箇所に簡単に取り付けることができ、ファッション性を向上させることができる。
第1実施形態の飾り付き髪留めの全体構成を示す図である。 第1実施形態の飾り付き髪留めにおける紐を示す拡大断面図である。 第1実施形態の飾り付き髪留めにおける星形の飾りを示す図である。 第1実施形態の飾り付き髪留めの使用状態を示す図である。 第1実施形態の飾り付き髪留めの使用状態を示す図である。 第2実施形態の飾り付き髪留めにおける紐を示す図である。 第2実施形態の飾り付き髪留めの使用状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本考案の髪留めを実施するための形態を説明する。また、図面においては、各構成をわかりやすくするために、一部を強調して、あるいは一部を簡略化して表し、実際の構造または形状、縮尺等が異なっている場合がある。
実施形態1:
図1は、第1実施形態の飾り付き髪留め1の全体構成を示す図である。図1に示す飾り付き髪留め1は、以下に説明するように通常のヘアゴムとは構成及び使い方が大きく異なる製品である。この飾り付き髪留め1は、髪を束ねる(縛る、まとめる)ための線状の紐2と、その紐2に取り付けられる飾り3とを備えている。紐2は、紐本体部10、複数の突起11、端部13、第1固定部14を有している。また、図1に示す例では、飾り3として、星形の飾り21、月形の飾り22を示している。
紐本体部10は、線状の紐2の本体部分である。紐本体部10は、断面が円形または略円形であり、軸方向に伸縮するゴムなどの伸縮性材料で形成されている。紐本体部10は、径方向に弾性変形可能な複数の突起11が軸方向に所定間隔で配置されている。本実施形態では、紐本体部10の周囲に球状の突起11が一定間隔で複数形成されている。複数の突起11は、径方向に弾性変形可能なゴムなどの材料で形成されている。複数の突起11が一定間隔で配置されることにより、複数の突起11の間に隙間12が形成される。
端部13は、紐本体部10の一端を構成する部分である。本実施形態では、端部13は、例えばプラスチックや金属などの材料で形成されている。第1固定部14は、紐本体部10の他端に設けられた、第1穴14Aを有するリング状の部材である。本実施形態では、第1固定部14は、例えばプラスチックや金属などの材料で形成されている。
図2は、第1実施形態の飾り付き髪留め1における紐2を示す拡大断面図である。図2に示すように、紐2の紐本体部10は、芯部10aと、その芯部10aを覆う外層10bとで形成されている。そして、外層10bの周囲に球状の突起11が複数形成されている。芯部10aの一端に端部13が取り付けられ、芯部10aの他端に第1固定部14が取り付けられている。
図2に示すように、第1固定部14の第1穴14Aの内径d1は、端部13の外径d2よりも大きい。また、端部13の外径d2は、外層10bの外径d3と同じ大きさである。また、第1穴14Aの内径d1は、突起11の最大の外径d4よりも小さい。
図3は、第1実施形態の飾り付き髪留め1における星形の飾り21を示す図である。図3(A)は星形の飾り21の背面図であり、図3(B)は星形の飾り21の側面図である。図3(A)及び(B)に示すように、星形の飾り21は、星形の飾り本体部21aと、飾り本体部21aの背面に設けられた第2固定部21bとを有している。第2固定部21bは、第2穴21b1を有するリング状の部材である。
本実施形態では、第2固定部21bの第2穴21b1の内径d5は、第1固定部14の第1穴14Aの内径d1と同じ大きさである。すなわち、第2固定部21bの第2穴21b1の内径d5は、端部13の外径d2よりも大きい。また、第2穴21b1の内径d5は、突起11の最大の外径d4よりも小さい。
次に、飾り付き髪留め1の使用方法(使い方)について説明する。
図4及び図5は、第1実施形態の飾り付き髪留め1の使用状態を示す図である。図4は第1固定部14が突起11の間に固定された状態を示し、図5は星形の飾り21が突起11の間に取り付けられた状態を示している。
使用者が紐本体部10の一端に設けられた端部13を紐本体部10の他端に設けられた第1固定部14の第1穴14Aに通す。そして、使用者が第1固定部14を一方の手で保持しつつ他方の手で端部13を引っ張ることにより、第1固定部14が紐本体部10の軸方向に移動する。図2に示したように、第1固定部14の第1穴14Aの内径d1は突起11の外径d4よりも小さい。従って、図4に示すように、第1固定部14が所定の2つの突起11の間の隙間12に保持される。これにより、紐本体部10と第1固定部14で輪が形成される。
使用者は、自身の髪の毛の量や長さに応じて自由に輪の径を調整することができる。使用者が飾り付き髪留め1を使用して髪を束ねる際、紐本体部10と第1固定部14で形成される輪を指で広げる。このとき、突起11が第1固定部14のストッパーとなり、第1固定部14が2つの突起11の間の隙間12に保持された状態が維持される。使用者は一方の手で第1固定部14を保持しつつ他方の手で端部13を引っ張ることで、髪の締め付け具合を調整することができる。
第三者が飾り付き髪留め1を使用して使用者の髪を束ねる場合、第三者が使用者の髪を手で束ねる。そして、第三者が束ねた髪に紐本体部10を巻き付けた後、紐本体部10の端部13を第1固定部14の第1穴14Aに通す。そして、第三者が第1固定部14を一方の手で保持しつつ他方の手で端部13を引っ張ることにより、第1固定部14が紐本体部10の軸方向に移動する。第1固定部14が所定の2つの突起11の間の隙間12に保持される。このように、第三者が短時間で簡単に使用者の髪を束ねることができる。
上記のような髪留め1は、使用者が自身の髪の毛の量や長さに応じて自由に輪の径を調整することができるというメリットがある。また、短時間で簡単に髪を束ねることができるというメリットもある。しかし、紐本体部10における第1固定部14の固定箇所と端部13との部分、すなわち紐本体部10における輪を形成している部分以外の余った部分の見栄え(見た目)が良くないというデメリットがある。これが、上記のような髪留め1が一般に出回っていない理由の一つであると考えられる。
そこで、本考案の飾り付き髪留め1では、発想を転換し、輪を形成している部分以外の余った部分(見栄えの良くない部分)を利用することで、髪留めの見栄えが良くなるとともに、使い方の自由度が増し、使用者の利便性を向上させる工夫をしている。つまり、余った部分に飾りを取り付け可能に構成することにより、見栄えが良くなるとともに、使い方の自由度が増すように工夫している。
図5に示すように、使用者が紐本体部10の一端に設けられた端部13を飾り21の第2固定部21bの第2穴21b1に通す。そして、使用者が第2固定部21bを一方の手で保持しつつ他方の手で端部13を引っ張ることにより、第2固定部21bが紐本体部10の軸方向に移動する。図3に示したように、第2固定部21bの第2穴21b1の内径d5は突起11の外径d4よりも小さい。従って、図5に示すように、第2固定部21bが所定の2つの突起11の間の隙間12に保持される。
第1固定部14と第2固定部21bを同じ部品で構成することにより、製造コストを下げることができる。
図5に示す例では、端部13を第1固定部14の第1穴14Aに通して第1固定部14を突起11の間に固定した後、端部13を飾り21の第2固定部21bの第2穴21b1に通して飾り21を突起11の間に取り付けていた。しかし、このような場合に限られず、端部13を飾り21の第2固定部21bの第2穴21b1に通して飾り21を突起11の間に取り付けた後、端部13を第1固定部14の第1穴14Aに通して第1固定部14を突起11の間に固定してもよい。また、複数の飾り21,22を紐本体部10のさまざまな箇所に取り付けることができる。
以上に示す構成では、径方向に弾性変形可能な複数の突起11が軸方向に所定間隔で配置された線状の紐本体部10と、紐本体部10の所定位置に設けられ、第1穴14Aを有する第1固定部14とで構成された紐2と、第2穴21b1を有する第2固定部21bを含む飾り21とを備えているので、髪の締め付け具合を簡単に調整することができるとともに、髪を束ねる手間がかからず、短時間でスムーズに髪を束ねることができる。
また、上記の構成によれば、第1固定部14が紐本体部10に取り付けられているので、部品の紛失等によって利用不可能になる事態が生じることがない。さらに、上記の構成によれば、飾り21,22を使用者の好きな箇所に簡単に取り付けることができ、ファッション性を向上させることができる。なお、飾り21,22を紛失等しても髪留め自体が利用不可能になることはない。
また、第1穴14Aは、内径が紐本体部10の端部13の外径よりも大きく突起11の外径よりも小さい。このような構成によれば、端部13を第1穴14Aの中にスムーズに通すことができるとともに、第1固定部14を固定するストッパーとして突起11を確実に機能させることができる。
また、第2穴21b1は、内径が紐本体部10の端部13の外径よりも大きく突起11の外径よりも小さい。このような構成によれば、端部13を第2穴21b1の中にスムーズに通すことができるとともに、第2固定部21bを固定するストッパーとして突起11を確実に機能させることができる。
実施形態2:
図6は、第2実施形態の飾り付き髪留めにおける紐2Aを示す図である。図6に示す紐2Aは、図1に示す紐2と異なり、紐2における端部13に代えてフック部15を設けている。フック部15は、紐本体部10の一端に設けられ、複数の突起11の間に引っ掛けられることで紐本体部10の一端を複数の突起11の間に固定する部材である。フック部15は、先がクの字に曲がった鉤のような形状に形成されている。フック部15は、プラスチックや金属などの材料で形成されている。
図7は、第2実施形態の飾り付き髪留めの使用状態を示す図である。使用者が紐本体部10Aの一端に設けられたフック部15を第1固定部14の第1穴14Aに通し、第1固定部14を一方の手で保持しつつ他方の手で端部13を引っ張る。第1固定部14が所定の2つの突起11の間の隙間12に保持される。これにより、図7に示すように、紐本体部10と第1固定部14で輪が形成される。
次に、図7に示すように、使用者は紐本体部10の一端に設けられたフック部15を2つの突起11の間の隙間12に引っ掛ける。これにより、図7に示すように、紐本体部10とフック部15で輪が形成される。これも、紐本体部10で輪が形成されている部分以外の余った部分の見た目をよくするための工夫である。なお、フック部15は、任意の2つの突起11の間に引っ掛けることができる。
上記のような構成によれば、ヘアゴムの形をさまざまに変形させることができ、使用者が楽しむことができる。
実施形態3:
上記の実施形態1,2では、第1固定部14及び第2固定部21bは、プラスチックや金属などの材料で形成されていた。しかし、そのような構成に限られず、第3実施形態における飾り付き髪留めは、第1固定部14及び第2固定部21bのうちの少なくとも一方をゴムなどの伸縮性材料で形成する。
すなわち、第1穴14Aが径方向に伸縮する伸縮性材料で第1固定部14を形成し、また、第2穴21b1が径方向に伸縮する伸縮性材料で第2固定部21bを形成する。このような構成の場合、第1固定部14の第1穴14Aの内径、第2固定部21bの第2穴21b1の内径、端部13の外径、突起11の外径を実施形態1,2の大きさにする必要がない。従って、髪留めを簡単に製造することができる。
上記の各実施形態の構成に限定されるわけではなく、適宜変更することが可能である。
例えば、紐本体部10,10Aの断面は円形または略円形としていたが、断面が楕円形や方形などであってもよい。また、第1固定部14は、紐本体部10,10Aの他端に設けられていたが、紐本体部10,10Aの途中の箇所に設けてもよい。この場合、第1固定部14と他端との間に飾り3を取り付けることができる。
また、突起11の形状は球状としていたが、突起11がストッパーとして機能するものであれば楕円球状やリング状などの形状でもよい。また、紐本体部10,10Aに複数の突起11を形成するのではなく、紐本体部10,10Aにストッパーとして機能する複数の溝(くびれ)を形成してもよい。この場合、例えば、第1穴14Aや第2穴21b1の内径を紐本体部10,10Aの外径よりも小さくすることで、複数の溝(くびれ)がストッパーとして機能する。
また、図2に示したように、端部13の外径d2と紐本体部10の外層10bの外径d3は同じ大きさとしていたが、異なる大きさであってもよい。第1穴14Aの内径d1と第2穴21b1の内径d5は同じ大きさとしていたが、内径d1,d5が端部13の外径d2よりも大きく、突起11の最大の外径d4よりも小さいという条件を満たせば、内径d1,d5が異なる大きさであってもよい。また、紐本体部10は、芯部10aと外層10bとで構成されていたが、ゴムなどの材料で一体的に形成されていてもよい。
また、紐本体部10,10Aは軸方向に伸縮する伸縮性材料で形成されていたが、軸方向に伸縮しない非伸縮性材料で形成してもよい。
飾り3の例として、星型の飾り21や月形の飾り22を示したが、このような飾りに限定されず、アクセサリーやリボン、天然石、ビーズ、ワッペン、チェーンなどであってもよい。また、飾り3は、LEDなどの発光部品であってもよい。この場合、夜間の子供の安全を確保することができる。
本考案は、人の髪を束ねる際に使用するヘアゴムなどの髪留めに好適に使用することができる。
1 飾り付き髪留め
2,2A 紐
3 飾り
10,10A 紐本体部
11 突起
13 端部
14 第1固定部
14A 第1穴
15 フック部
21,22 飾り
21b 第2固定部
21b1 第2穴

Claims (5)

  1. 複数の突起または溝が軸方向に所定間隔で配置された線状の紐本体部と、
    前記紐本体部の所定位置に設けられ、第1穴を有する第1固定部とで構成された紐と、
    第2穴を有する第2固定部を含む飾りと、を備え、
    前記第1固定部は、前記紐本体部の一端が前記第1穴に通されることで前記複数の突起の間または前記溝に固定され、
    前記第2固定部は、前記紐本体部の一端が前記第2穴に通されることで前記複数の突起の間または前記溝に固定される
    ことを特徴とする飾り付き髪留め。
  2. 前記複数の突起は、径方向に弾性変形可能であり、
    前記第1穴及び前記第2穴は、内径が前記紐本体部の一端の外径よりも大きく前記突起の外径よりも小さい請求項1に記載の飾り付き髪留め。
  3. 前記第1固定部は、前記第1穴が径方向に伸縮する伸縮性材料で形成され、
    前記第2固定部は、前記第2穴が径方向に伸縮する伸縮性材料で形成された請求項1に記載の飾り付き髪留め。
  4. 前記紐は、前記紐本体部の一端に設けられ、前記複数の突起の間または前記溝に引っ掛けられることで前記紐本体部の一端を前記複数の突起の間または前記溝に固定するフック部を備えた請求項1から請求項3のいずれかに記載の飾り付き髪留め。
  5. 前記紐本体部は、軸方向に伸縮する伸縮性材料で形成された請求項1から請求項4のいずれかに記載の飾り付き髪留め。

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