JP7161367B2 - 足場寸法計測具 - Google Patents

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Description

本発明は、建築現場において組み立てる足場の各所の寸法を計測するための足場寸法計測具に関する。
建築現場において組み立てる足場の各所の寸法は、労働安全衛生法(法律)で定められている(非特許文献1参照)。
従って、建築現場において足場を組み立てる際には、足場の各所の寸法を、労働安全衛生法で定められた法定寸法に合わせる必要がある。
足場の各所の寸法は、例えば、足場の床材間の隙間の寸法、床材と建地との間の寸法、床材の床面から手すりまでの高さの寸法等である。
労働安全衛生規則 第二編 第十章 通路、足場等(第五百四十条-第五百七十五条)。
従来、足場の各所の寸法は、作業員が巻き尺(メジャー)を用いて計測しているため、寸法を正確に計測できなかったり、足場の床材上で無理な姿勢で計測しなければならない等、作業が煩雑であるという課題があった。
本発明は、足場の各所の寸法を、簡単、かつ、正確に計測できる足場寸法計測具を提供するものである。
本発明に係る足場寸法計測具は、組み立てられた足場の各所の寸法を計測するための足場寸法計測具であって、棒状計測部と、棒状計測部の一端側に当該棒状計測部の中心軸と交差する方向に延長するように設けられた先端側計測部とを備え、先端側計測部の長さ寸法が、足場の床材と建地との隙間の法定寸法に対応した寸法であることを特徴とする。
また、組み立てられた足場の各所の寸法を計測するための足場寸法計測具であって、棒状計測部と、棒状計測部の一端側に当該棒状計測部の中心軸と交差する方向に延長するように設けられた先端側計測部とを備え、先端側計測部の先端側の少なくとも一部の寸法が、足場の床材間の隙間の法定寸法に対応した寸法であることを特徴とする。
また、組み立てられた足場の各所の寸法を計測するための足場寸法計測具であって、棒状計測部と、棒状計測部の一端側に当該棒状計測部の中心軸と交差する方向に延長するように設けられた先端側計測部とを備え、棒状計測部の他端側の少なくとも一部の寸法が、足場の床材間の隙間の法定寸法に対応した寸法であることを特徴とする。
また、棒状計測部は、寸法計測用の目印を備えたことを特徴とする。
また、棒状計測部は、足場寸法計測具の先端から棒状計測部の他端に向けた所定位置に、又は、棒状計測部の他端から棒状計測部の一端に向けた所定位置に、目印を備え、当該目印は、足場の巾木の高さの法定寸法に対応した距離の位置、足場の床材の床面から中さんまでの高さの法定寸法に対応した距離の位置、足場の床材の床面から手すりまでの高さの法定寸法に対応した距離の位置、床材の幅の法定寸法に対応した距離の位置のうち、少なくとも1つの位置に設けられたことを特徴とする。
以上のような構成の足場寸法計測具によれば、足場の各所の寸法を、簡単、かつ、正確に計測できる。
足場寸法計測具を示す斜視図。 足場寸法計測具を示す正面図。 建地に隣接して構築された足場を示す図。 足場の巾木、中さん、手すりの関係を示す図。 (a)は足場の床材と建地との隙間の寸法の計測方法を示す図、(b)は足場の床材と床材との隙間の寸法の計測方法を示す図、(c)は足場の巾木の高さの寸法、足場の床材の床面から中さんまでの高さの寸法、足場の床材の床面から手すりまでの高さの寸法の計測方法を示す図。
図1,図2に示すように、実施形態の足場寸法計測具1は、組み立てられた足場における各所の寸法を計測するための足場寸法計測具1であって、棒状計測部2と、棒状計測部2の一端側に当該棒状計測部2の中心軸と交差する方向に延長するように設けられた先端側計測部3とを備えた構成である。
棒状計測部2は、例えば、丸棒状管材により構成される。
先端側計測部3は、例えば、チーズ(ティーズ)と呼称される3方向分岐のT字管(T形配管接合継手部材)により構成される。
足場寸法計測具1は、先端側計測部3のT形の縦部の下端部31と棒状計測部2の一端部21とが連結されて構成される。
当該先端側計測部3のT形の縦部の下端部31と棒状計測部2の一端部21との連結は、例えば、ねじ連結、溶接、接着剤等によって連結されている。
足場寸法計測具1は、先端側計測部3のT形の縦部の上端32(以下、足場寸法計測具1の先端32という)から棒状計測部2の他端22に向けた棒状計測部2の複数の所定位置の周面に目印4,4…を備えている。
例えば、図3,図4に示すように、建地10に隣接して構築される足場5は、地面11に設置されたジャッキベース51,51…の上に支柱材52,52…を建て、支柱材52と支柱材52とをつなぎ材53でつなぎ、床材(作業床)54の引っ掛け部55をつなぎ材53に引っ掛けて床材54を設置し、巾木56、中さん57、手すり58を設置して構築される。
労働安全衛生規則においては、足場の床材の幅は40cm以上とすること(第563条 二 イ)、床材間の隙間は3cm以下とすること(第563条 二 ロ)、床材と建地との隙間は12cm未満とすること(第563条 二 ハ)等が定められている。
また、例えば単管足場などのように、図4に示すように、巾木56、中さん57、手すり58を設ける必要がある場合において、労働安全衛生規則では、床材の床面から高さ85cm以上の位置に手すりを設けること、床材の床面から高さ35cm~50cmの位置に中さんを設けること(第562条)、高さ10cm以上の巾木を設けること(第563条)等が定められている。
実施形態では、労働安全衛生規則で定められた足場の床材間の隙間の法定寸法a(図3参照)である3cm以下に対応させて、T形の横部の両端33,33の外径寸法a1,a1が例えば3cmに形成された先端側計測部(T字管(チーズ))3を用いた(図2参照)。即ち、先端側計測部3のT形の横部の両端(先端側計測部3の先端)33,33の外径寸法a1,a1は、床材54,54間の隙間チェック用の寸法に設定されている。
また、実施形態では、労働安全衛生規則で定められた足場の床材間の隙間の法定寸法a(図3参照)である3cm以下に対応させて、他端22の外径寸法a1が例えば3cmに形成された棒状計測部(丸棒状管材)2を用いた(図2参照)。即ち、棒状計測部2の他端22の外径寸法a1は、床材54,54間の隙間チェック用の寸法に設定されている。
また、実施形態では、労働安全衛生規則で定められた床材と建地との隙間の法定寸法bである12cm未満に対応させて、T形の横部の長さ寸法b1が例えば12cmに形成された先端側計測部3を用いた(図2参照)。即ち、先端側計測部3のT形の横部の長さ寸法b1は、床材54と建地10との隙間チェック用の寸法に設定されている。
また、実施形態では、目印4としては、例えば、図2に示すように、足場寸法計測具1の先端32から一番近い位置に設けられた第1目印41、足場寸法計測具1の先端32から二番目に近い位置に設けられた第2目印42、足場寸法計測具1の先端32から三番目に近い位置に設けられた第3目印43、足場寸法計測具1の先端32から4番目に近い位置に設けられた第4目印44、足場寸法計測具1の先端32から最も遠い位置(棒状計測部2の他端22に最も近い位置)に設けられた第5目印45を備える。
実施形態では、足場寸法計測具1の先端32から第1目印41までの直線距離(寸法)c1(図2参照)は、労働安全衛生規則で定められた足場の巾木の高さの法定寸法c(図4参照)である10cm以上に対応させて例えば10cmに設定されている。即ち、第1目印41は、巾木56の高さチェック用の寸法に設定されている。
また、足場寸法計測具1の先端32から第2目印42までの直線距離d1(図2参照)は、労働安全衛生規則で定められた足場の床材の幅の法定寸法d(図3参照)である40cm以上に対応させて例えば40cmに設定されている。即ち、第2目印42は、床材54の幅チェック用の寸法に設定されている。
また、足場寸法計測具1の先端32から第3目印43までの直線距離e1(図2参照)は、労働安全衛生規則で定められた足場の床材の床面から中さん57までの高さの法定寸法e(図4参照)である35cm~50cmに対応させて例えば50cmに設定されている。即ち、第3目印43は、床材54の床面54tから中さん57までの高さチェック用の寸法に設定されている。
また、足場寸法計測具1の先端32から第4目印44までの直線距離f1(図2参照)は、労働安全衛生規則で定められた足場の床材の床面から手すりまでの高さの法定寸法f(図4参照)である85cm以上に対応させて例えば85cmに設定されている。
また、足場寸法計測具1の先端32から第5目印45までの直線距離f2(図2参照)は、労働安全衛生規則で定められた足場の床材の床面から手すりまでの高さの法定寸法f(図4参照)である85cm以上に対応させて例えば90cmに設定されている。
即ち、第4目印44及び第5目印45は、床材54の床面54tから手すり58までの高さチェック用の寸法に設定されている。
例えば、床材54の幅の寸法dx(図5(a)参照)が、法定寸法dを満たす寸法となっているか否かを、足場寸法計測具1を用いてチェックする場合、作業員が、足場寸法計測具1の先端32から第2目印42までの距離d1(40cm)と床材54の幅の寸法とを比較する。
そして、床材54の幅の実寸法が、距離d1以上の場合は、計測した床材54の幅の実寸法dx≧法定寸法d(40cm以上)であるので、床材54の幅の実寸法dxが法定寸法dを満たす寸法であることを確認でき、当該幅の実寸法dxが法定寸法dを満たす床材54を使用して、足場5を構築すればよい。
また、図5(a)に示すように、構築した足場5の床材54と建地10との隙間の寸法bxが、法定寸法bを満たす寸法となっているか否かを、足場寸法計測具1を用いてチェックする場合、作業員Aが、足場寸法計測具1の棒状計測部2の他端22側を掴んだ状態で、先端側計測部3のT形の横部の長さb1(12cm)と、床材54と建地10との隙間とを比較しながら、先端側計測部3のT形の横部が、床材54と建地10との隙間を通過するか否かを確認する。
そして、先端側計測部3のT形の横部が、床材54と建地10との間を通過しない場合は、計測した床材54と建地10との隙間の実寸法bx≦法定寸法b(12cm以下)であるので、床材54と建地10との隙間が法定寸法bを満たす寸法であることを確認できる。
また、先端側計測部3のT形の横部が、床材54と建地10との間を通過した場合は、計測した床材54と建地10との隙間の実寸法bx>法定寸法bであるので、床材54と建地10との隙間が法定寸法b(12cm以下)になるまで調整する調整作業を行う。
当該調整作業は、例えば、作業員が、足場寸法計測具1の棒状計測部2の他端22側を掴んだ状態で先端側計測部3のT形の横部の端部で、建地10に近い床材54の引っ掛け部55を叩いて、当該床材54を建地10に近付けるよう移動させることで簡単に行うことができるようになる。
また、図5(b)に示すように、構築した足場5の床材54,54間の隙間の寸法axが法定寸法を満たす寸法となっているか否かを、足場寸法計測具1を用いてチェックする場合、作業員Aが、足場寸法計測具1の棒状計測部2の他端22側を掴んだ状態で、先端側計測部3のT形の横部の端部の外径寸法a1(3cm)と、床材54,54間の隙間とを比較しながら、先端側計測部3のT形の横部の端部が、床材54,54間を通過するか否かを確認する。あるいは、作業員が、足場寸法計測具1の先端32側を掴んだ状態で、棒状計測部2の他端22の外径寸法a1(3cm)と、床材54,54間の隙間とを比較しながら、棒状計測部2の他端22が、床材54,54間を通過するか否かを確認する。
そして、先端側計測部3のT形の横部の端部、あるいは、棒状計測部2の他端22が、床材54,54間を通過しない場合は、計測した床材54,54間の隙間の実寸法ax≦法定寸法a(3cm以下)であるので、構築した足場5の床材54,54間の隙間が法定寸法aを満たす寸法であることを確認できる。
また、先端側計測部3のT形の横部の端部、あるいは、棒状計測部2の他端22が、床材54,54間を通過した場合は、計測した床材54,54間の隙間の実寸法ax>法定寸法aであるので、床材54,54間の隙間が法定寸法a(3cm以下)になるまで調整する調整作業を行う。
当該調整作業は、例えば、先端側計測部3のT形の横部の端部、あるいは、棒状計測部2の他端22で、外側(建地10とは反対側)の床材54の引っ掛け部55を叩いて、当該床材54を建地10に近付けるよう移動させることで簡単に行うことができるようになる。
また、図5(c)に示すように、構築した足場5の巾木56の高さの寸法cxが法定寸法cを満たす寸法となっているか否かを、足場寸法計測具1を用いてチェックする場合、作業員Aが、足場寸法計測具1の先端32から第1目印41までの距離c1(10cm)と巾木56の高さとを比較する。
そして、巾木56の高さの実寸法cxが、距離c1以上の場合は、計測した巾木56の高さの実寸法cx≧法定寸法c(10cm以上)であるので、構築した足場5の巾木56の高さの実寸法cxが法定寸法cを満たす寸法であることを確認できる。
また、巾木56の高さが距離c1よりも小さい場合は、高さ寸法が10cm以上の巾木56に交換する。
尚、巾木56の高さの寸法チェックは、足場5を構築する前に行っても良い。
また、図5(c)に示すように、床材54の床面54tから中さん57までの高さの寸法exが法定寸法eを満たす寸法となっているか否かを、足場寸法計測具1を用いてチェックする場合、作業員Aが、足場寸法計測具1の先端32から第3目印43までの距離e1(50cm)と床面54tから中さん57までの高さとを比較する。
そして、床材54の床面54tから中さん57までの高さの実寸法が距離e1(50cm)よりも小さい場合は、床面54tから中さん57までの高さの実寸法ex<法定寸法e(35cm~50cm)であるので、構築した足場5の床材54の床面54tから中さん57までの高さの実寸法exが法定寸法eを満たす寸法であることを確認できる。
また、床材54の床面54tから中さん57までの高さの実寸法が距離e1よりも大きい場合は、床面54tから中さん57までの高さの実寸法ex>法定寸法e(35cm~50cm)であるので、構築した足場5の床材54の床面54tから中さん57までの高さの実寸法exが法定寸法eを満たしていないため、中さん57の位置が法定寸法eの範囲内に位置されるように調整する。
尚、この場合、別途、床材54の床面54tから中さん57までの高さの実寸法exが、35cmよりも小さいか否かを確認して、35cmよりも小さければ、中さん57の位置が法定寸法eの範囲内に位置されるように調整する。
また、図5(c)に示すように、床材54の床面54tから手すり58までの高さの寸法fxが法定寸法fを満たす寸法となっているか否かを、足場寸法計測具1を用いてチェックする場合、作業員Aが、足場寸法計測具1の先端32から第4目印44までの距離f1(85cm)及び足場寸法計測具1の先端32から第5目印までの距離f2(90cm)と手すり58の高さとを比較する。
そして、床材54の床面54tから手すり58までの高さの実寸法fxが、f1以上f2以下の場合は、f1(85cm)≦計測した床材54の床面54tから手すり58までの高さの実寸法fx≧f2(90cm)であるので、手すり58の高さの実寸法fxが法定寸法eを満たす寸法であることを確認できる。
また、床材54の床面54tから手すり58までの高さの実寸法fxが、f1(85cmm)よりも小さかったり、あるいは、寸法f2(90cm)よりも大きかった場合は、手すり58の位置がf1以上f2以下の範囲内に位置されるように調整する。
従って、実施形態の足場寸法計測具1を用いることによって、床材54の幅寸法、足場5の床材54と建地10との隙間の寸法、足場5の床材54,54間の隙間の寸法、巾木56の高さ寸法、足場5の床材54の床面54tから中さん57までの高さ寸法、足場5の床材54の床面54tから手すり58までの高さ寸法を、簡単、かつ、正確に計測でき、これら各寸法が、法定寸法を満たす寸法となっているか否かを、簡単にチェックすることができるようになる。
即ち、従来のように、作業員が巻き尺を用いて、足場の床材の上で無理な姿勢で各所の寸法を計測しなくても良くなり、作業員が足場5の床材54の上で自然な立ち居姿勢で計測を行えるようになるので、足場5の各所の寸法を、簡単、かつ、正確に計測できるようになり、かつ、各寸法が、法定寸法を満たす寸法となっているか否かを、簡単にチェックできるようになる。
また、この足場寸法計測具1を用いれば、足場5の各所の寸法を視覚的に覚えることができるようになり、足場組み立て作業において、各寸法に合わせる作業に慣れて作業を早く行えるようになる。つまり、新人作業員に対する教育用にも適した足場寸法計測具1を提供できる。
尚、わく組足場の場合、巾木の高さの法定寸法cが10cm以上で良い場合がある。この場合、第1目印41までの距離c1を10cmに設定すればよい。
また、棒状計測部2は、足場寸法計測具1の先端(先端側計測部3のT形の縦部の上端)32から棒状計測部2の他端22に向けた距離の異なる複数の所定位置に、又は、棒状計測部2の他端22から棒状計測部2の一端に向けて距離の異なる複数の所定位置に、目印4を備え、当該目印4は、足場5の巾木56の高さの法定寸法に対応した距離の位置、足場5の床材54の床面54tから中さん57までの高さの法定寸法に対応した距離の位置、足場5の床材54の床面54tから手すり58までの高さの法定寸法に対応した距離の位置、足場5の床材54の幅の法定寸法に対応した距離の位置のうち、2つ以上の位置に設けられた構成としてもよい。
また、棒状計測部2は、足場寸法計測具1の先端32から棒状計測部2の他端22に向けた所定位置に、又は、棒状計測部2の他端22から棒状計測部2の一端に向けた所定位置に、目印4を備え、当該目印4は、足場5の巾木56の高さの法定寸法に対応した距離の位置、足場5の床材54の床面54tから中さん57までの高さの法定寸法に対応した距離の位置、足場5の床材54の床面54tから手すり58までの高さの法定寸法に対応した距離の位置、足場5の床材54の幅の法定寸法に対応した距離の位置のうち、少なくとも1つの位置に設けられた構成としてもよい。
また、棒状計測部2は、足場寸法計測具1の先端32から棒状計測部2の他端22に向けた所定位置に、又は、棒状計測部2の他端22から棒状計測部2の一端に向けた所定位置に、目印4を備え、当該目印4は、上述した各法定寸法以外の法定寸法に対応した距離の位置に設けられた構成としてもよい。
また、棒状計測部2の他端22の外径寸法a1、先端側計測部3のT形の横部の両端(先端側計測部3の先端)33,33の外径寸法a1,a1、先端側計測部3のT形の横部の長さ寸法b1は、法定寸法aや法定寸法bよりも若干短い寸法としてもよい。このようにすれば、床材54,54間の寸法、床材と建地との隙間の寸法を、法定寸法aや法定寸法bよりも若干短い寸法に調整できるようになり、安全側に余裕を持たせた足場を構築できるようになる。
尚、先端側計測部3は、棒状計測部2の一端側に当該棒状計測部2の中心軸と交差する方向に延長するように設けられ、この延長方向の長さが、足場5の床材54と建地10との隙間の法定寸法に対応した寸法に形成され、かつ、延長端の外径寸法が、足場5の床材54,54間の隙間の法定寸法に対応した寸法に形成された棒材等により構成されていればよい。
また、棒状計測部2、先端側計測部3は、管状の棒材ではなく、中実な棒材で形成されていてもよい。
また、棒状計測部2、先端側計測部3は、断面形状が円形以外の棒材で形成されていても良い。
また、棒状計測部2、先端側計測部3の材質は、問わない。即ち、棒状計測部2、先端側計測部3は、例えば、鋼材、プラスチック、木材等で形成されていればよい。
また、実施形態では、先端側計測部3の先端33の外径寸法、又は、棒状計測部2の他端22の外径寸法を、足場の床材間の隙間の法定寸法aに対応した寸法として、足場の床材間の隙間の寸法を計測する例を示したが、先端側計測部3の先端33側の少なくとも一部の寸法、又は、棒状計測部2の他端22側の少なくとも一部の寸法が、足場の床材間の隙間の法定寸法に対応した寸法に形成されていればよい。
例えば、先端側計測部3の先端側断面や先端端面の寸法、又は、棒状計測部2の他端側断面や他端端面の寸法が、足場の床材間の隙間の法定寸法に対応した寸法に形成されていればよい。
当該断面や端面の寸法の具体例としては、円形の断面や端面の外径寸法、角形の断面や端面の最大外径寸法(最大外形寸法)、最小外径寸法(最小外形寸法)、対角間寸法等、円形の断面や端面あるいは角形の断面や端面等の外周の一部の寸法等がある。
1 足場寸法計測具、2 棒状計測部、3 先端側計測部、4 目印、5 足場、
22 棒状計測部の他端、54 床材、56 巾木、57 中さん、58 手すり。

Claims (5)

  1. 組み立てられた足場の各所の寸法を計測するための足場寸法計測具であって、
    棒状計測部と、棒状計測部の一端側に当該棒状計測部の中心軸と交差する方向に延長するように設けられた先端側計測部とを備え、先端側計測部の長さ寸法が、足場の床材と建地との隙間の法定寸法に対応した寸法であることを特徴とする足場寸法計測具。
  2. 組み立てられた足場の各所の寸法を計測するための足場寸法計測具であって、
    棒状計測部と、棒状計測部の一端側に当該棒状計測部の中心軸と交差する方向に延長するように設けられた先端側計測部とを備え、先端側計測部の先端側の少なくとも一部の寸法が、足場の床材間の隙間の法定寸法に対応した寸法であることを特徴とする足場寸法計測具。
  3. 組み立てられた足場の各所の寸法を計測するための足場寸法計測具であって、
    棒状計測部と、棒状計測部の一端側に当該棒状計測部の中心軸と交差する方向に延長するように設けられた先端側計測部とを備え、棒状計測部の他端側の少なくとも一部の寸法が、足場の床材間の隙間の法定寸法に対応した寸法であることを特徴とする足場寸法計測具。
  4. 棒状計測部は、寸法計測用の目印を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の足場寸法計測具。
  5. 棒状計測部は、足場寸法計測具の先端から棒状計測部の他端に向けた所定位置に、又は、棒状計測部の他端から棒状計測部の一端に向けた所定位置に、目印を備え、
    当該目印は、足場の巾木の高さの法定寸法に対応した距離の位置、足場の床材の床面から中さんまでの高さの法定寸法に対応した距離の位置、足場の床材の床面から手すりまでの高さの法定寸法に対応した距離の位置、床材の幅の法定寸法に対応した距離の位置のうち、少なくとも1つの位置に設けられたことを特徴とする請求項に記載の足場寸法計測具。
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