JP7161307B2 - 圧粉磁心の製造方法 - Google Patents
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(1)軟磁性粉末と、絶縁樹脂と、シランカップリング剤とを混合し、混合粉末を作製する。
(2)得られた前記混合粉末を加湿条件下で乾燥する。
(3)乾燥後の前記混合粉末を加圧成形する。
(4)乾燥工程における前記加湿条件が、前記混合粉末に含まれるシランカップリング剤に対して所定量の水を供給できる水蒸気量を有する加湿雰囲気中で前記混合粉末の乾燥を行うものである。
(1)軟磁性粉末と、絶縁樹脂と、シランカップリング剤とを混合する。
(2)得られた混合粉末を加湿条件下で乾燥する。
(3)乾燥後の前記混合粉末を加圧成形する。
(4)前記加湿条件が、前記混合粉末の混合工程の終了後及び/または乾燥工程の初期に所定量の水を前記混合粉末に散布し、前記混合粉末の乾燥を行うものである。
軟磁性粉末としては、純鉄粉、センダスト(Fe-Si-Al合金)粉、Fe-Si合金粉、Fe-Ni合金粉などが使用できる。他に、軟磁性粉末として、FeBPN(NはCu,Ag,Au,Pt,Pdから選ばれる1種以上の元素)が使用できる。軟磁性粉末は、水アトマイズ法、ガスアトマイズ法、水・ガスアトマイズ法により製造されるものを使用できるが、特に、水アトマイズ法によるものが好ましい。水アトマイズ法は、現状、もっとも入手性が良く低コストである。水アトマイズ法を使用した場合は、その粒子形状がいびつであるので、それを加圧成形した粉末成形体の機械的強度を向上させやすい。軟磁性粉末の平均粒径は30μm~100μmが好ましい。
絶縁樹脂は、軟磁性粉末に添加する。絶縁樹脂としては、常温で軟磁性粉末を加圧した場合に、ある程度緻密化された状態の成形体が得られ、しかも、その成形体に過大な力が加わらない限り、所定の形状を維持することのできる程度の粘性のある樹脂を用いる。
絶縁樹脂の混合工程において、シランカップリング剤を加える。シランカップリング剤の種類としては、アミノ系のシランカップリング剤を使用することができ、特に、γ-アミノプロピルトリエトキシシランが良い。軟磁性粉末に対するシランカップリング剤の添加量は、0.25wt%~1.0wt%が好ましい。軟磁性粉末にこの範囲のシランカップリング剤を添加することで、成形された圧粉磁心の密度の標準偏差、磁気特性、強度特性を向上させることができる。
潤滑剤として、ステアリン酸及びその金属塩ならびにエチレンビスステアラマイドなどのワックスが使用できる。これらを混合することにより、粉末同士の滑りを良くすることができるので、混合時の密度を向上させ成形密度を高くすることができる。さらに、成形時の上パンチの抜き圧低減、金型と粉末の接触によるコア壁面の縦筋の発生を防止することが可能である。潤滑剤の添加量は、軟磁性粉末に対して、0.1wt%~1.0wt%程度が好ましく、一般的には、0.5wt%程度である。
軟磁性粉末に混合する無機絶縁粉末としては、融点が1000℃以上の無機絶縁粉末であるアルミナ粉末、マグネシア粉末、シリカ粉末、チタニア粉末、ジルコニア粉末の少なくとも1種類以上であることが好ましい。融点が1000℃以上の無機絶縁粉末を使用するのは、軟磁性粉末をアトマイズ法にて生産する際に発生する機械的歪みを取り除く目的で行う軟磁性粉末に対する熱処理工程で加えられる熱により、無機絶縁粉末が焼結し圧粉磁心の材料として使用できなくなることを防止するためである。
本実施形態のコアの製造方法は、次のような各工程を有する。
(a)軟磁性粉末に絶縁樹脂とシランカップリング剤を添加して混合する工程。
(b)混合された軟磁性粉末と絶縁樹脂を加湿状態で乾燥する工程。
(c)乾燥された混合物を、加圧して成形体を作製する工程。
(d)得られた成形体を加熱する熱処理工程。
(a)混合工程
混合粉末を作製する混合工程では、例えば、平均粒径が30μm~100μmの軟磁性粉末に対して、その0.75wt%~2.0wt%の絶縁樹脂を添加して、混合する。この混合工程において、前記のシランカップリング剤を加える。軟磁性粉末に対するシランカップリング剤の添加量は、0.25wt%~1.0wt%が好ましい。混合は、造粒機、混合機(W型、V型)、ポットミル等を使用して行う。
乾燥工程では、絶縁樹脂やシランカップリング剤などに含まれている溶剤などの揮発成分を蒸散させる。本発明においては、この乾燥工程において、混合粉末に含まれるシランカップリング剤を加湿することを特徴とする。乾燥温度は、100℃~300℃が好ましい。乾燥温度が100℃より小さいと絶縁樹脂による被膜の形成が不完全となり、渦電流損失が高くなり、損失の増大を招く。一方、乾燥温度300℃より大きいと粉末が酸化することによりヒステリシス損失が高くなり、損失の増大を招く。乾燥時間は、1~3時間が好ましい。
P=((Y×Z)/X)×Q
(1)乾燥室内を一定の加湿雰囲気とする方法。すなわち、混合粉末に含まれるシランカップリング剤に対して、所定の水蒸気量を有する加湿雰囲気中で混合粉末の乾燥を行う。所定の水蒸気量は、シランカップリング剤の反応基が加水分解するために必要な水分量を供給できる量である。加湿雰囲気とする期間は、乾燥工程の初期から継続してあるいは断続的に行うことができる。ただし、シランカップリング剤に対する十分な加湿が行われた後は、加湿雰囲気から除湿雰囲気に変更すると共に加熱を行って余分な水を蒸散させ、シランカップリング剤の脱水縮合が円滑に進むようにする。
成形工程では、絶縁樹脂を添加した混合物に、さらに潤滑剤を添加して混合した後、これらの混合物を金型内に充填して、加圧成形する。その場合、金型温度は常温が好ましいが、80℃までの範囲であっても構わない。すなわち、ここでの常温とは、5℃~35℃までの範囲をいうが、5℃~80℃の範囲であっても構わない。成形圧力は、例えば、800MPa~1700MPaである。成形時に混合粉末が金型内に円滑に充填されるように、前記の潤滑剤を添加することができる。
熱処理工程では、成形工程を経た成形体に対して、N2ガスやN2+H2ガスなどの非酸化性雰囲気中にて、600℃以上且つ軟磁性粉末に被覆した絶縁被膜が破壊される温度(例えば、850℃または950℃とする)以下で、熱処理を行うことで圧粉磁心が作製される。絶縁被膜が破壊される温度以下で熱処理を行うのは、成形工程での歪みを開放すると共に、熱処理時の熱により軟磁性粉末の周囲に被覆した絶縁被膜が破れることを防止するためである。一方、熱処理温度を上げ過ぎると、この軟磁性粉末に被覆した絶縁被膜が破れることにより、絶縁性能の劣化から渦電流損失が大きく増加してしまう。それにより、磁気特性が低下するという問題が発生する。
本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、次のような他の実施形態も包含する。本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
Claims (6)
- 軟磁性粉末と、絶縁樹脂と、シランカップリング剤とを混合し、混合粉末を作製し、
得られた前記混合粉末を加湿条件下で乾燥して、
乾燥後の前記混合粉末を加圧成形し、
乾燥工程における前記加湿条件が、前記混合粉末に含まれるシランカップリング剤に対して所定量の水を供給できる水蒸気量を有する加湿雰囲気中で前記混合粉末の乾燥を行うものであることを特徴とする圧粉磁心の製造方法。 - 軟磁性粉末と、絶縁樹脂と、シランカップリング剤とを混合し、
得られた混合粉末を加湿条件下で乾燥して、
乾燥後の前記混合粉末を加圧成形し、
前記加湿条件が、前記混合粉末の混合工程の終了後及び/または乾燥工程の初期に所定量の水を前記混合粉末に散布し、前記混合粉末の乾燥を行うものであることを特徴とする圧粉磁心の製造方法。 - 前記所定量の水が、シランカップリング剤の分子量をX、シランカップリング剤における無機材料との反応基の数をY、水の分子量をZ、最低限必要とされる水の量P、シランカップリング剤添加量Qとすると、下式で示される水分量である請求項1または請求項2に記載の圧粉磁心の製造方法。
P=((Y×Z)/X)×Q - 前記軟磁性粉末が、純鉄、FeSi合金、FeNi合金またはFeSiAl合金であることを特徴とする請求項3に記載の圧粉磁心の製造方法。
- 前記絶縁樹脂が、メチルフェニル系シリコーン樹脂であることを特徴とする請求項3に記載の圧粉磁心の製造方法。
- 前記軟磁性粉末に、絶縁樹脂を混合するに当たり、無機絶縁粉末を添加したことを特徴とする請求項3に記載の圧粉磁心の製造方法。
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