JP7159089B2 - タイヤ成形用モールドの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鋳型を用いてタイヤ成形用モールドを鋳造するタイヤ成形用モールドの製造方法に関する。
タイヤ成形用モールドは、タイヤ加硫装置に設けられて、タイヤ(未加硫タイヤ)の加硫時にタイヤを成形する。また、タイヤ成形用モールドは、一般に、形状及び要求される特性から、鋳造により製造される。このようなタイヤ成形用モールドの製造方法として、従来、原型、ゴム型、石膏型、タイヤ成形用モールド(タイヤ加硫用金型)を順に製作する製造方法が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された従来のタイヤ成形用モールドの製造方法では、原型をタイヤのトレッド形状に対応した形状に形成し、原型によりゴム型を成形する。続いて、ゴム型により石膏型を成形し、石膏型を用いてタイヤ成形用モールドを鋳造する。ところが、原型は、各種の溝を有するタイヤのトレッド形状に対応して、複雑な形状に形成される。そのため、原型の製作には手間がかかり、タイヤのトレッド形状が複雑になるのに伴い、原型及びタイヤ成形用モールドの製造効率が低下する。また、原型の溝の壁面は、複雑な形状に形成するのが難しい。
トレッド部にサイプ(細溝)を有するタイヤでは、タイヤ成形用モールドの突起により、サイプがトレッド部に成形される。突起を鋳造によりタイヤ成形用モールドに形成すると、タイヤの成形時に加わる力で突起が破損する虞がある。そのため、高強度の板材(例えば、鋼)をプレス成形することで、サイプ成形用のブレードが形成される。ブレードの一部をタイヤ成形用モールドに鋳包み、ブレードをタイヤ成形用モールドに固定する。また、原型を製作するときには、ブレードに対応する板状の突出部材(原型用ブレード)を原型に取り付ける。
図22は、従来のタイヤ成形用モールドの原型100の製作過程の例を示す斜視図である。図22Aは、製作途中の原型100を示し、図22Bは、製作後の原型100を示している。
図示のように、突出部材101が原型100に突出するように取り付けられて、原型100が製作される。突出部材101により、ゴム型に溝部が形成され、ゴム型の溝部にブレードが差し込まれる。ブレードは、ゴム型から石膏型に移され、ブレードの一部は、タイヤ成形用モールドに鋳包まれる。
原型100には、サイプの数に対応して複数の突出部材101を取り付ける必要があるため、原型100の製作には手間がかかる。また、突出部材101は、ブレードよりも小さく、プレス成形により変形し易い。そのため、ブレードと突出部材101の成形を同じプレス型により同じプレス圧で行うと、突出部材101がブレードよりも大きく変形する。このように、突出部材101の寸法とブレードの寸法の間に差が生じたときには、溝部に差し込まれたブレードにより、ゴム型が変形する。この場合には、ゴム型の形状が損なわれ、或いは、ゴム型のパターンにズレが生じる虞がある。石膏がブレードとゴム型の間に入ることで、石膏型にバリが生じることもある。バリを除去する作業に伴い、タイヤ成形用モールドの製造効率が更に低下する。
特開2005-169929号公報
本発明は、鋳型を用いて鋳造するタイヤ成形用モールドの従来の問題に鑑みなされ、その目的は、タイヤ成形用モールドの原型を簡易に製作して、タイヤ成形用モールドの製造を容易に行うことである。
本発明は、タイヤのトレッド形状を含むトレッド形状部を有する原型を製作する工程と、原型のトレッド形状部を転写した転写部を有する中間型を製作する工程と、中間型の転写部により鋳型を成形する工程と、鋳型を用いてタイヤ成形用モールドを鋳造する工程と、を有するタイヤ成形用モールドの製造方法である。トレッド形状部の表面部を形成し、表面部を原型のベース部に取り付けて原型を製作するに際し、複数の表面ピースに分割された表面部を形成し、表面部の複数の表面ピースをベース部に取り付ける
本発明によれば、タイヤ成形用モールドの原型を簡易に製作でき、タイヤ成形用モールドの製造を容易に行うことができる。
第1実施形態のタイヤ成形用モールドの製造過程を示す斜視図である。 第1実施形態のタイヤ成形用モールドの製造過程を示す斜視図である。 第1実施形態のタイヤ成形用モールドの製造過程を示す斜視図である。 第1実施形態のタイヤ成形用モールドの製造過程を示す斜視図である。 第1実施形態のタイヤ成形用モールドの原型を示す斜視図である。 第1実施形態の原型のベース部を示す斜視図である。 第1実施形態のトレッド形状部の表面部を示す斜視図である。 第1実施形態のタイヤ成形用モールドの原型を示す斜視図である。 第2実施形態のタイヤ成形用モールドの原型を示す斜視図である。 第2実施形態の原型のベース部を示す斜視図である。 第2実施形態のトレッド形状部の表面部を示す斜視図である。 第2実施形態のタイヤ成形用モールドの原型を示す斜視図である。 第3実施形態のタイヤ成形用モールドの原型を示す斜視図である。 第3実施形態の原型のベース部を示す斜視図である。 第3実施形態のトレッド形状部の表面部を示す斜視図である。 第3実施形態のタイヤ成形用モールドの原型を示す斜視図である。 第4実施形態のタイヤ成形用モールドの原型を示す斜視図である。 第4実施形態の原型のベース部を示す斜視図である。 第4実施形態のトレッド形状部の表面部を示す斜視図である。 第4実施形態のタイヤ成形用モールドの原型を示す斜視図である。 第5実施形態のトレッド形状部の表面部の一部を示す斜視図である。 従来のタイヤ成形用モールドの原型の製作過程の例を示す斜視図である。
本発明のタイヤ成形用モールドの製造方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のタイヤ成形用モールドの製造方法では、タイヤ成形用モールドを鋳造により製造する。また、本実施形態のタイヤ成形用モールドは、タイヤを成形する金型であり、タイヤの加硫時に用いられる。タイヤ(未加硫タイヤ)は、タイヤ成形用モールドにより成形されつつ加硫される。以下、タイヤ成形用モールドの製造方法の複数の実施形態について順に説明する。
(第1実施形態)
図1~図4は、第1実施形態のタイヤ成形用モールド1の製造過程を示す斜視図である。
図示のように、タイヤ成形用モールド1(図4C参照)は、転写法を用いた鋳造製法により製造される。また、タイヤ成形用モールド1は、複数のブレード10により、タイヤのトレッド部に複数のサイプ(細溝)を成形する。
まず、タイヤ成形用モールド1の原型2を製作する(図1A参照)。原型2は、タイヤのトレッド部の形状(トレッド形状)を含むマスターモデルであり、トレッド形状部3と、トレッド形状部3に突出して形成された複数の突起4を有している。ここでは、タイヤのトレッド形状は、トレッド部のタイヤ周方向の一部(トレッド部をタイヤ周方向に複数に分割した分割部分)の形状であり、原型2は、トレッド部のタイヤ周方向の一部に対応する形状に形成されている。
トレッド形状部3は、原型2の型部であり、タイヤのトレッド形状に対応する形状に形成されている。また、タイヤのトレッド部の溝に対応して、複数の溝3Aがトレッド形状部3に形成され、タイヤのトレッド部の複数の陸部に対応して、複数の陸部3Bがトレッド形状部3に形成されている。突起4は、トレッド形状部3におけるタイヤのサイプに対応する位置(サイプ位置)に設けられており、サイプ位置に沿って延びる細長い板状に形成されている。陸部3Bは、溝3Aにより区画されており、突起4は、陸部3Bの複数箇所に形成されている。
次に、原型2のトレッド形状部3により中間型20を成形して、中間型20を製作する(図1B、図1C参照)。中間型20は、タイヤ成形用モールド1の製造の中間段階で製作されるゴム型であり、ゴム材で形成されたゴム部21と、ゴム部21を補強する補強部22と、ゴム部21の一部である転写部23を有している。ゴム部21及び転写部23が原型2のトレッド形状部3により成形されて、タイヤのトレッド形状を含むトレッド形状部3が転写部23に転写される。また、トレッド形状部3の複数の溝3Aにより、複数の突出部24が転写部23に形成され、トレッド形状部3の複数の突起4により、複数の溝部25が転写部23に形成される。
転写部23の溝部25は、ブレード10(図2A参照)を保持するための切れ目であり、スリット状に形成されている。ブレード10は、サイプ成形用の板部材(サイプブレード)であり、タイヤのトレッド部にサイプを成形する成形部11と、タイヤ成形用モールド1に鋳包まれる鋳包み部12と、鋳包み部12に形成された複数の孔13を有している。成形部11は、ブレード10の一方の縁部側に位置し、鋳包み部12は、ブレード10の他方の縁部側に位置している。トレッド形状部3の突起4(図1A参照)は、ブレード10の鋳包み部12に対応する形状に形成されている。そのため、転写部23の溝部25は、突起4により、ブレード10の鋳包み部12に対応する形状に形成される。
ブレード10の鋳包み部12を転写部23の溝部25に差し込む(図2B参照)。これにより、ブレード10の鋳包み部12は、溝部25に嵌め込まれて、中間型20の転写部23に保持される。ブレード10の成形部11は、中間型20の転写部23から突出する。その状態で、中間型20の転写部23により鋳型30を成形して、鋳型30を製作する(図2C参照)。鋳型30は、崩壊可能な鋳型材で形成されており、ここでは、石膏により形成された石膏型である。ブレード10の成形部11は、鋳型30に埋設されて、鋳型30に取り付けられる。
鋳型30を中間型20から分離すると、ブレード10の鋳包み部12は、中間型20から外れる(図3A参照)。また、ブレード10の成形部11が鋳型30に保持されて、複数のブレード10を有する鋳型30が製作される。ブレード10の鋳包み部12は、鋳型30の外部に位置しており、鋳型30から突出する。鋳型30は、中間型20の転写部23により、原型2のトレッド形状部3及びタイヤのトレッド形状に対応する形状に成形される。また、転写部23の複数の突出部24により、複数の溝31と陸部32が鋳型30に形成される。陸部32は、溝31により区画されており、ブレード10は、陸部32の複数箇所に取り付けられる。
次に、鋳型30を用いて、タイヤ成形用モールド1を鋳造する。具体的には、複数の鋳型30をそれぞれ製作して、複数の鋳型30を環状に組み合わせる(図3B参照)。環状の鋳型30の周囲で金属(例えば、アルミニウム合金)を凝固させて(図3C参照)、タイヤ成形用モールド1の鋳物(モールド鋳物40)を鋳造する。モールド鋳物40は、環状に形成されており、複数のタイヤ成形用モールド1を含む。モールド鋳物40には、複数の押湯41が接続している。鋳型30を用いて、タイヤ成形用モールド1(モールド鋳物40)を鋳造しつつ、ブレード10の鋳包み部12をタイヤ成形用モールド1に鋳包む。これにより、ブレード10の鋳包み部12は、タイヤ成形用モールド1に固定される。
鋳型30を破壊することで、鋳型30をタイヤ成形用モールド1のモールド鋳物40から外す(図4A参照)。続いて、押湯41をモールド鋳物40から除去して、モールド鋳物40を周方向に複数に分割する(図4B参照)。また、モールド鋳物40の外面部(外周部、端面部等)を加工する(図4C参照)。これにより、複数のタイヤ成形用モールド1を製作する。複数のタイヤ成形用モールド1は、それぞれ複数のブレード10を有しており、タイヤの加硫時(成形時)に環状に組み合わされる。ブレード10の成形部11は、タイヤ成形用モールド1の外部に位置しており、タイヤ成形用モールド1から突出する。また、鋳型30の複数の溝31により、複数の突出部1Aがタイヤ成形用モールド1に形成される。
図5は、第1実施形態のタイヤ成形用モールド1の原型2を示す斜視図であり、分解した原型2を示している。図5では、原型2の形状を簡略にしており、図1Aに示す原型2とは異なる形状の原型2を模式的に示している。
図示のように、原型2は、ベース部50と、ベース部50よりも薄いトレッド形状部3の表面部60を有している。ベース部50は、原型2から表面部60を除いた原型2のベースとなる部分であり、表面部60は、原型2のトレッド形状部3の表面側の部分である。また、表面部60は、トレッド形状部3の表面形状に対応する形状に形成されており、トレッド形状部3の表面形状を含む。原型2のベース部50と表面部60は、別個に製作される。トレッド形状部3の表面部60を形成し、表面部60を原型2のベース部50に取り付けて、原型2を製作する。
図6は、第1実施形態の原型2のベース部50を示す斜視図である。
図示のように、原型2のベース部50は、原型2からトレッド形状部3の表面側の少なくとも一部(表面部60)を除いた部分であり、複数の溝51と、複数の被覆部52を有している。ベース部50は、加工機(例えば、NC加工機)を用いた機械加工で製作されており、機械加工が容易で、かつ、寸法が変化し難い材質(例えば、各種のケミカルウッド(合成木材)、アルミニウム合金)で形成されている。
ベース部50の溝51と被覆部52は、ベース部50の表面部60側(トレッド形状部3側)の部分に形成されている。ベース部50の溝51は、トレッド形状部3の溝3Aの底部であり、トレッド形状部3の溝3A(タイヤのトレッド部の溝)に対応する位置に形成されている。ベース部50の被覆部52は、平滑面であり、トレッド形状部3の陸部3B(タイヤのトレッド部の陸部)に対応する位置に形成されている。トレッド形状部3の表面部60が被覆部52に取り付けられて、被覆部52が表面部60により被覆される。また、被覆部52は、溝51により区画されており、溝51は、被覆部52の間に形成されている。ベース部50は、ブロック状の保持体であり、被覆部52に表面部60を保持する。
図7は、第1実施形態のトレッド形状部3の表面部60を示す斜視図であり、2つの方向からみた表面部60を示している。図7Aは、トレッド形状部3の表面側からみた表面部60を示し、図7Bは、ベース部50側からみた表面部60を示している。
図示のように、トレッド形状部3の表面部60は、トレッド形状部3の表面側の少なくとも一部を含む部分であり、複数の表面ピース61Aに分割されている。表面ピース61Aは、トレッド形状部3の表面部60の一部であり、トレッド形状部3の表面側の一部を含む形状に形成されている。
表面部60の複数の表面ピース61Aは、直接造形法である三次元造形法(例えば、光造形法、レーザー積層焼結法)により、それぞれ造形されて形成される。三次元造形装置(例えば、光造形装置、レーザー積層造形装置、3Dプリンタ)により、表面部60の表面ピース61Aは、三次元形状データに基づいて、一体に造形されて製作される。表面部60の表面ピース61Aは、三次元造形法の種類に対応して、例えば、光硬化樹脂、熱可塑性樹脂、焼結金属で形成される。これに対し、表面部60の表面ピース61Aは、紙を積層した積層物であってもよい。
表面部60の表面ピース61Aは、トレッド形状部3の陸部3Bであり、陸部3Bの表面形状に対応する表面形状に形成されている。また、複数の表面ピース61Aは、表面部60において、トレッド形状部3の溝3Aに対応する位置で分割されている。表面部60の表面ピース61Aは、表面ピース61Aのベース部50側の部分に形成された取付部62と、トレッド形状部3に突出して形成される突起4を有している。取付部62は、ベース部50の被覆部52に合致する形状の平滑面であり、被覆部52に重ね合わされて、被覆部52に密着する。取付部62が被覆部52に取付手段(例えば、接着、接合)で取り付けられて、表面部60の表面ピース61Aがベース部50の被覆部52に取り付けられる。被覆部52は、表面ピース61Aにより被覆される。
突起4は、表面部60の表面ピース61Aにおけるタイヤのサイプ位置に設けられており、サイプ位置に沿って延びる細長い板状に形成されている。また、突起4は、ブレード10の鋳包み部12に対応する形状の突片であり、表面ピース61A及び表面部60に一体に形成されている。ここでは、複数の突起4が、表面ピース61Aに突出して形成されている。
図8は、第1実施形態のタイヤ成形用モールド1の原型2を示す斜視図であり、製作後の原型2を示している。
図示のように、複数の表面ピース61Aに分割された表面部60を形成し、表面部60の複数の表面ピース61Aをベース部50に取り付ける。これにより、表面部60の表面ピース61Aとベース部50を合体して、複数の突起4を有する原型2を製作する。また、表面部60の表面ピース61Aとベース部50により、複数の溝3Aと複数の陸部3Bを原型2のトレッド形状部3に形成する。溝3Aは、互いに隣接する表面ピース61Aの間の間隙とベース部50の溝51により、表面ピース61Aの間に形成される。陸部3Bは、表面ピース61Aにより形成される。
突起4をトレッド形状部3の表面部60(表面ピース61A)に一体に形成し、トレッド形状部3の表面部60の突起4により、中間型20の転写部23に溝部25を形成する(図1C参照)。その後、サイプ成形用のブレード10の鋳包み部12を転写部23の溝部25に差し込む(図2A、図2B参照)。ブレード10を板材のプレス成形により製作するときには、ブレード10の実寸法(例えば、外周形状寸法、曲げ形状寸法)とブレード10の設計寸法との間に差(例えば、0.02~1mm程度の差)が生じることがある。このような寸法差に対処するため、表面部60の突起4の寸法をブレード10の鋳包み部12の実寸法に基づいて補正して、突起4を補正した寸法で表面部60に形成する。
トレッド形状部3の表面部60を製作する前に、ブレード10を製作して、ブレード10の鋳包み部12の実寸法を測定する。測定された鋳包み部12の実寸法で、突起4を表面部60に形成する。これにより、突起4を鋳包み部12の実寸法に合致するように調整する。これに対し、鋳包み部12の実寸法と鋳包み部12の設計寸法との間の差の過去のデータに基づいて、突起4の寸法を補正してもよい。また、鋳包み部12の実寸法が設計寸法と同じときには、表面部60の突起4を鋳包み部12の設計寸法で形成する。
以上説明したように、第1実施形態のタイヤ成形用モールド1の製造方法では、原型2を簡易に製作して、タイヤ成形用モールド1の製造を容易に行うことができる。また、トレッド形状部3の表面部60をベース部50により補強して、表面部60の形状と寸法の変化を抑制することができる。ベース部50に取り付ける前の表面部60に変形が生じたときでも、表面部60をベース部50に取り付けることで、表面部60の形状を矯正することができる。複雑な形状のトレッド形状部3への対応も可能であり、トレッド形状部3を簡易に形成することができる。
表面ピース61A及び表面部60を三次元造形法により形成することで、原型2のトレッド形状部3を正確に形成できるとともに、原型2の製作に要する時間とコストを削減することができる。また、微細形状の形成、又は、加工し難い部分の形成も容易に行うことができ、表面ピース61A及び表面部60の形成効率を向上することができる。
トレッド形状部3の表面部60を複数の表面ピース61Aに分割することで、一体に形成する部材を小さくすることができる。そのため、表面ピース61Aを正確に形成でき、形成時における表面ピース61Aの変形を抑制することもできる。表面部60を構成部分(表面ピース61A)毎に形成するため、表面部60を容易に形成することができる。突起4を表面部60に一体に形成することで、突起4を有する原型2を容易に製作でき、原型2の製作時間を短縮することができる。複雑な形状の突起4にも対応することができる。
突起4の寸法をブレード10の鋳包み部12の実寸法に基づいて補正することで、突起4の寸法と鋳包み部12の実寸法との差を低減することができる。その結果、ブレード10の鋳包み部12を中間型20の転写部23の溝部25に容易に差し込むことができる。また、鋳包み部12により転写部23が変形するのを抑制でき、鋳包み部12と転写部23の間に隙間が発生するのを抑制することもできる。
なお、トレッド形状部3の表面部60及び表面ピース61Aに突起4を一体に形成しないようにしてもよい。例えば、タイヤ成形用モールド1にブレード10を設けないときには、トレッド形状部3の表面部60及び表面ピース61Aに突起4を形成しない。また、トレッド形状部3の一部を表面部60で形成してもよく、トレッド形状部3の全体を表面部60で形成してもよい。トレッド形状部3の表面部60を分割せずに、トレッド形状部3を1つの表面部60で形成してもよい。
次に、タイヤ成形用モールド1の製造方法の他の実施形態(第2~第5実施形態)について説明する。第2~第5実施形態のタイヤ成形用モールド1の製造方法に関し、第1実施形態のタイヤ成形用モールド1の製造方法と同じ事項の説明は省略する。また、第2~第5実施形態の構成に関し、第1実施形態の構成に相当する構成には、第1実施形態の構成と同じ名称を用いる。
(第2実施形態)
図9は、第2実施形態のタイヤ成形用モールド1の原型2を示す斜視図であり、分解した原型2を示している。図10は、第2実施形態の原型2のベース部50を示す斜視図である。
図示のように、原型2のベース部50は、被覆部52に形成された凸部53を有している。凸部53は、トレッド形状部3の表面部60(表面ピース61B)が装着される装着部であり、ベース部50の複数の被覆部52のそれぞれに形成されている。また、凸部53は、被覆部52の縁部を除いた部分に形成されて、表面部60に向かって突出している。複数の凸部53が、ベース部50の表面部60側の部分に凸状に形成されている。
図11は、第2実施形態のトレッド形状部3の表面部60を示す斜視図であり、2つの方向からみた表面部60を示している。図11Aは、トレッド形状部3の表面側からみた表面部60を示し、図11Bは、ベース部50側からみた表面部60を示している。図12は、第2実施形態のタイヤ成形用モールド1の原型2を示す斜視図であり、製作後の原型2を示している。
図示のように、表面部60は、表面ピース61Bの取付部62に形成された凹部63を有している。第2実施形態の表面ピース61Bは、凹部63を除いて、第1実施形態の表面ピース61Aと同様に形成されている。凹部63は、ベース部50の凸部53と嵌合する嵌合部であり、表面部60の複数の表面ピース61Bのそれぞれに形成されている。また、凹部63は、取付部62の縁部を除いた部分に形成されて、ベース部50に向かって開放されている。凹部63は、表面部60の表面ピース61Bのベース部50側の部分に凹状に形成されている。
凸部53を有するベース部50を形成し、凹部63を有するトレッド形状部3の表面部60(ここでは、表面部60の表面ピース61B)を形成する。表面部60に形成した凹部63をベース部50に形成した凸部53に嵌め込み、表面部60をベース部50に取り付ける。凹部63が凸部53に嵌合して取り付けられ、表面部60の表面ピース61Bが凸部53に装着される。これにより、原型2を製作する。
凸部53と凹部63の嵌め込みにより、トレッド形状部3の表面部60(表面ピース61B)を原型2のベース部50に容易に取り付けることができる。ベース部50に取り付ける前の表面ピース61B及び表面部60に変形が生じたときには、凸部53により、表面ピース61B及び表面部60の形状を矯正することができる。凹部63の形成に伴い、表面部60の表面ピース61Bを薄くすることができる。そのため、三次元造形法により、表面部60の表面ピース61Bを容易に形成できるとともに、表面部60の表面ピース61Bを正確に形成することもできる。
(第3実施形態)
図13は、第3実施形態のタイヤ成形用モールド1の原型2を示す斜視図であり、分解した原型2を示している。図14は、第3実施形態の原型2のベース部50を示す斜視図である。
図示のように、原型2のベース部50は、第2実施形態のベース部50と同様に、凸部53を有している。
図15は、第3実施形態のトレッド形状部3の表面部60を示す斜視図であり、2つの方向からみた表面部60を示している。図15Aは、トレッド形状部3の表面側からみた表面部60を示し、図15Bは、ベース部50側からみた表面部60を示している。図16は、第3実施形態のタイヤ成形用モールド1の原型2を示す斜視図であり、製作後の原型2を示している。
図示のように、表面部60の表面ピース61Cは、複数の陸部64と、互いに隣接する陸部64の間に形成された溝形状部65と、取付部62に形成された凹部63を有している。表面ピース61Cの陸部64は、第2実施形態の表面ピース61Bに相当しており、凹部63は、陸部64の取付部62に形成されている。溝形状部65は、トレッド形状部3の溝3Aに対応する部分である。陸部64と溝形状部65は、交互に形成されて、互いに連続している。
(第4実施形態)
図17は、第4実施形態のタイヤ成形用モールド1の原型2を示す斜視図であり、分解した原型2を示している。図18は、第4実施形態の原型2のベース部50を示す斜視図である。
図示のように、原型2のベース部50は、第3実施形態のベース部50と同様に、凸部53を有している。
図19は、第4実施形態のトレッド形状部3の表面部60を示す斜視図であり、2つの方向からみた表面部60を示している。図19Aは、トレッド形状部3の表面側からみた表面部60を示し、図19Bは、ベース部50側からみた表面部60を示している。図20は、第4実施形態のタイヤ成形用モールド1の原型2を示す斜視図であり、製作後の原型2を示している。
図示のように、表面部60の表面ピース61Dは、第3実施形態の表面ピース61Cを溝形状部65で分割した形状に形成されている。このように、トレッド形状部3の表面部60は、種々の形状の表面ピースに分割することができる。
(第5実施形態)
図21は、第5実施形態のトレッド形状部3の表面部60の一部を示す斜視図であり、表面部60の表面ピース61Eを示している。
図示のように、表面部60の表面ピース61Eは、突起4を除いて、第1実施形態の表面ピース61A又は第2実施形態の表面ピース61Bと同様に形成されている。突起4は、根元側(基端部側)に肉薄部4Aを有している。突起4の肉薄部4Aは、突起4の他の部分よりも薄く形成されており、突起4の根元に沿って形成されている。
表面部60の突起4の根元側の部分に、ブレード10の鋳包み部12よりも薄い肉薄部4Aを形成する。また、突起4の肉薄部4Aにより、中間型20の転写部23の溝部25(図1C、図2A参照)に、鋳包み部12の厚みよりも幅が狭い幅狭部を形成する。肉薄部4Aは、突起4の根元側の部分の全体又は一部に形成されており、溝部25の幅狭部は、溝部25の開口側の部分の全体又は一部に形成される。
溝部25に幅狭部を形成することで、ブレード10の鋳包み部12を転写部23の溝部25にしっかりと嵌め込むことができ、鋳包み部12と転写部23の間に隙間(溝部25内の隙間)が発生するのを抑制することもできる。これに伴い、転写部23により鋳型30を成形するときに、鋳包み部12の周囲に鋳型30のバリが発生するのを抑制することができる。また、鋳型30を正確に形成することができる。
肉薄部4Aは、突起4の根元に沿って0.2~1mmの幅に形成するのが好ましい。肉薄部4Aの幅が0.2mmよりも狭いときには、溝部25内の隙間の発生を抑制する効果に影響が生じる虞がある。肉薄部4Aの幅が1mmよりも広いときには、ブレード10の鋳包み部12による転写部23の変形量が多くなる虞がある。これに対し、肉薄部4Aの幅が0.2~1mmであるときには、溝部25内の隙間の発生、及び、転写部23の変形を抑制することができる。
肉薄部4Aは、突起4の肉薄部4A以外の部分の厚み(突起厚み)の80~95%の厚みであるのが好ましい。肉薄部4Aが突起厚みの80%の厚みよりも薄いときには、ブレード10の鋳包み部12による転写部23の変形量が多くなる虞がある。肉薄部4Aが突起厚みの95%の厚みよりも厚いときには、溝部25内の隙間の発生を抑制する効果に影響が生じる虞がある。肉薄部4Aが突起厚みの80~95%の厚みであるときには、溝部25内の隙間の発生、及び、転写部23の変形を抑制することができる。
1・・・タイヤ成形用モールド、1A・・・突出部、2・・・原型、3・・・トレッド形状部、3A・・・溝、3B・・・陸部、4・・・突起、4A・・・肉薄部、10・・・ブレード、11・・・成形部、12・・・鋳包み部、13・・・孔、20・・・中間型、21・・・ゴム部、22・・・補強部、23・・・転写部、24・・・突出部、25・・・溝部、30・・・鋳型、31・・・溝、32・・・陸部、40・・・モールド鋳物、41・・・押湯、50・・・ベース部、51・・・溝、52・・・被覆部、53・・・凸部、60・・・表面部、61A~61E・・・表面ピース、62・・・取付部、63・・・凹部、64・・・陸部、65・・・溝形状部。

Claims (5)

  1. タイヤのトレッド形状を含むトレッド形状部を有する原型を製作する工程と、原型のトレッド形状部を転写した転写部を有する中間型を製作する工程と、中間型の転写部により鋳型を成形する工程と、鋳型を用いてタイヤ成形用モールドを鋳造する工程と、を有するタイヤ成形用モールドの製造方法であって、
    トレッド形状部の表面部を形成し、表面部を原型のベース部に取り付けて原型を製作するに際し、複数の表面ピースに分割された表面部を形成し、表面部の複数の表面ピースをベース部に取り付けるタイヤ成形用モールドの製造方法。
  2. 請求項に記載されたタイヤ成形用モールドの製造方法において、
    トレッド形状部の表面部に形成した凹部をベース部に形成した凸部に嵌め込み、表面部をベース部に取り付けるタイヤ成形用モールドの製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載されたタイヤ成形用モールドの製造方法において、
    サイプ成形用のブレードの鋳包み部に対応する形状の突起をトレッド形状部の表面部に一体に形成し、表面部の突起により、中間型の転写部に溝部を形成し、転写部の溝部にブレードの鋳包み部を差し込むタイヤ成形用モールドの製造方法。
  4. 請求項に記載されたタイヤ成形用モールドの製造方法において、
    表面部の突起の根元側の部分に、ブレードの鋳包み部よりも薄い肉薄部を形成し、表面部の突起の肉薄部により、転写部の溝部にブレードの鋳包み部の厚みよりも幅が狭い幅狭部を形成するタイヤ成形用モールドの製造方法。
  5. 請求項又はに記載されたタイヤ成形用モールドの製造方法において、
    表面部の突起の寸法をブレードの鋳包み部の実寸法に基づいて補正し、補正した寸法で突起を表面部に形成するタイヤ成形用モールドの製造方法。
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