JP7158704B2 - ゲーム用商品補充装置 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 装置設置場所 サンユーひたちなか店(茨城県ひたちなか市新光町30-3)装置設置日 平成30年2月15日~平成30年5月28日
特許法第30条第2項適用 装置設置場所 常陸大宮ショッピングセンターピサーロ(茨城県常陸大宮市下村田2387)装置設置日 平成30年2月25日~平成30年5月28日
特許法第30条第2項適用 装置設置場所 イトーヨーカドー平店(福島県いわき市平6-6-2)装置設置日 平成30年2月26日~平成30年5月28日
特許法第30条第2項適用 装置設置場所 こころっこ城南店(茨城県日立市城南町3-4-3)装置設置日 平成30年2月26日~平成30年3月2日、平成30年3月16日~平成30年5月28日
特許法第30条第2項適用 装置設置場所 こころっこ日立店(茨城県日立市幸町1-16-1)装置設置日 平成30年3月2日~平成30年3月16日
本発明は、クレーン型の商品取出ゲーム装置などにおける、ゲーム用商品補充装置に関する。
クレーンゲーム機は、商品配置スペースにぬいぐるみなどのゲーム用商品が配置され、ボタンやジョイスティックで天井に付いているクレーンアーム等を操作して、ゲーム用商品を掴み、開口部まで運んで落下させることに成功すればゲーム用商品を取得できる、とするゲーム機である。従来のクレーンゲーム機は、商品配置スペースに予め多数のゲーム用商品が置かれており、利用者のゲーム用商品取得によって、ゲーム用商品が過少となった場合には担当者がゲーム用商品の補充を行っている。クレーンゲーム機は高価である一方、クレーンゲーム機のプレイ料金はあまり高くできないためにクレーンゲーム機の稼働率を十分に高く保つ必要があり、ゲーム用商品が過少とならないか担当者は注意を払う必要がある。一方、担当者を各ゲームセンターや遊技場などに十分な人数配置するとすれば、人件費の負担が高くなる。そこで下記のようなクレーンゲーム機が開示されている。
特許第4709098号
上記先行技術文献は、展示されているゲーム用商品補充機能を有する点で本発明と共通する。自動的に補充できるので常時担当者が監視する必要性がすくなく、したがって人件費の負担を軽くすることができる。
しかしながら、近年のクレーンゲーム機の人気傾向は大型のゲーム用商品を獲得できるものに集中しつつあり、秋葉原をはじめとして人気の高いクレーンゲーム機はたいていが大型のゲーム用商品を陳列しているクレーンゲーム機である。
一方、大型のゲーム用商品にも問題点があり、それは、大型であるがゆえに複数のゲーム用商品を重ねて配置するに十分なスペースがクレーンゲーム機内にて取りづらい。これはゲームセンターなどのゲーム機の多様化の観点から一台のゲーム機の設置スペースが限定されていることも起因している(一人用クレーンゲーム機の専有床面積は2平方メートルから3平方メートル程度)。また、クレーン等の可動範囲を大きくしようとするとゲーム機自体の製造コストが割高になるため、十分広い範囲を可動範囲とすることは困難で大型のゲーム用商品を分散して配置することに現実性が低い。つまり、上記先行技術文献の発明では、大型のゲーム用商品を賞品として提供するクレーンゲーム機等に対して発生している問題点を解決することは困難である。
本発明は、上記課題を解決するために、クレーン型の商品取出ゲーム装置などにおいて、最適な広さの商品配置スペースに常に大型のゲーム用商品が一つのみが同一位置に配置されることとする。これにより、ゲーム用商品配置状況による有利不利がなく、例えば、利用者どうしの競争意識やリベンジ意識を刺激するなど、ゲーム用商品獲得意欲が高まる。そのため、以下のような構成を備え、ゲーム用商品が出払ったら、自動的に展示されているゲーム用商品を商品配置スペースの同一位置に配置することができるゲーム用商品補充装置、及びゲーム用商品補充装置を備えた商品取出ゲーム装置であるゲームシステムを提供する。
すなわち、利用者によって操作可能な一のゲーム用商品を配置するための商品配置スペースと、配置されているゲーム用商品を利用者の操作に基づいて通過させて利用者に取り出し可能とする通過スペースと、前記スペースを利用者に視認可能に囲む透明壁と、利用者にゲーム用商品であって、商品配置スペースに配置されているもののみを操作可能とする操作部と、からなる商品取出ゲーム装置のゲーム用商品補充装置であって、複数のゲーム用商品を展示するゲーム用商品展示スペースと、通過スペース内でゲーム用商品を検知するための検知手段と、検知手段による検知があった場合に商品展示スペースに展示されているゲーム用商品を商品配置スペースに配置するゲーム用商品移動手段と、からなるゲーム用商品補充装置を提供する。
また、さらに、利用者によって操作可能な一のゲーム用商品を配置するための商品配置スペースと、配置されているゲーム用商品を利用者の操作に基づいて通過させて利用者に取り出し可能とする通過スペースと、前記スペースを利用者に視認可能に囲む透明壁と、利用者にゲーム用商品であって、商品配置スペースに配置されているもののみを操作可能とする操作部と、からなる商品取出ゲーム装置と、商品取出ゲーム装置のゲーム用商品補充装置であって、複数のゲーム用商品を展示するゲーム用商品展示スペースと、通過スペース内でゲーム用商品を検知するための検知手段と、検知手段による検知があった場合に商品展示スペースに展示されているゲーム用商品を商品配置スペースに配置するゲーム用商品移動手段と、を有するゲーム用商品補充装置と、からなる第一のゲームシステムも提供する。
また、上記第一のゲームシステムを基本として、商品取出ゲーム装置は、さらに商品配置スペースに配置されるゲーム用商品を有する第二のゲームシステムも提供する。
また、上記第二のゲームシステムを基本として、商品取出ゲーム装置の商品配置スペースの配置面積は、ゲーム用商品の配置面への投影面積の9倍より小さいことを特徴とする第三のゲームシステムも提供する。
また、上記第一から第三のゲームシステムを基本として、操作部は、クレーン型のつかみ機構にてゲーム用商品を操作するつかみ手段を有し、
つかみ手段の可動範囲は操作者側から見て前後可動距離と左右可動距離との比が、1:10から1:40の範囲である第四のゲームシステムも提供する。
また、上記第一から第四のゲームシステムを基本として、商品配置スペースは、弾性部材で構成され、ゲーム用商品移動手段は商品展示スペースに配置されているゲーム用商品を操作者側から見て後ろ側から押し出すことで商品配置スペースに落下して配置する落下器を有する第五のゲームシステムも提供する。
また、上記第五のゲームシステムを基本として、ゲーム用商品展示スペースから前記落下器を用いて落下させることができる位置は操作者側から見て展示スペース右端スペース又は左端スペースである第六のゲームシステムも提供する。
また、上記第一から第六のゲームシステムを基本として、商品展示スペースのゲーム用商品配置面はベルトであって、周回駆動されるベルトコンベア機構を有する第七のゲームシステムも提供する。
また、上記第七のゲームシステムを基本として、前記ベルトには、ゲーム用商品配置間隔で穴があけられ、ゲーム用商品移動手段はベルトにあけられた前記穴を光学的に検知する光検知器と、穴の光が検知された場合に次の穴が検知されるまで前記ベルトを周回駆動する周回駆動器と、を有する第八のゲームシステムも提供する。
また、上記第八のゲームシステムを基本として、前記光検知器は、周回するベルトの下側周回面に向かった周回するベルトとベルトの間に配置される第九のゲームシステムも提供する。
以上のような構成をとる本発明によって、クレーン型の商品取出ゲーム装置などにおいて、最適な広さの商品配置スペースに常に大型のゲーム用商品が一つのみが同一位置に配置され、ゲーム用商品が出払ったら、自動的に展示されているゲーム用商品を商品配置スペースの同一位置に配置することができるゲーム用商品補充装置、及びゲーム用商品補充装置を備えた商品取出ゲーム装置であるゲームシステムを提供する。
本発明における商品取出ゲーム装置とゲーム用商品補充装置とからなるゲームシステムの外観構成を表す斜視図。 実施形態1のゲーム用商品補充装置の機能ブロック図。 実施形態1のゲーム用商品補充装置のハードウェア構成図。 実施形態1のゲーム用商品補充装置のフローチャート。 実施形態2のゲームシステムの機能ブロック図。 実施形態2のゲームシステムのフローチャート。 実施形態4のゲームシステムにおいて、商品配置スペースの配置面積は、ゲーム用商品の配置面への投影面積の9倍より小さいことを示す概念図。 実施形態5のゲームシステムにおいて、つかみ手段の可動範囲は操作者側から見て前後可動距離と左右可動距離との比が、1:10から1:40の範囲であることを示す概念図。 実施形態6のゲームシステムにおいて、商品配置スペースは、弾性部材で構成されていることを示す概念図。 実施形態6のゲームシステムにおける落下器の機能を示す概念図。 実施形態7のゲームシステムにおいて、落下させる位置は展示スペースの右端スペース又は左端スペースであることを示す概念図。 実施形態8のゲームシステムにおけるゲーム用商品配置面はベルトであって、周回駆動されるベルトコンベア機構を有することを示す概念図。 実施形態9と実施形態10のゲームシステムにおいて、前記ベルトにゲーム用商品の配置間隔で穴があけられており、ゲーム用商品移動手段はベルトにあけられた前記穴を光学的に検知する光検知器と、穴の光が検知された場合に次の穴が検知されるまで前記ベルトを周回駆動する周回駆動器とによるベルト周回駆動の仕組みを示す概念図。 実施形態9と実施形態10のゲームシステムのフローチャート。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
実施形態1は、主に請求項1について説明する。
実施形態2は、主に請求項2について説明する。
実施形態3は、主に請求項3について説明する。
実施形態4は、主に請求項4について説明する。
実施形態5は、主に請求項5について説明する。
実施形態6は、主に請求項6について説明する。
実施形態7は、主に請求項7について説明する。
実施形態8は、主に請求項8について説明する。
実施形態9は、主に請求項9について説明する。
実施形態10は、主に請求項10について説明する。
<実施形態1>
<実施形態1 概要>
本実施形態のゲーム用商品補充装置は、以下の構成を備えることを特徴とする。これにより、クレーン型の商品取出ゲーム装置などにおいて、商品配置スペースに常に大型のゲーム用商品が一つのみが同一位置に配置され、ゲーム用商品が出払ったら、自動的に展示されているゲーム用商品を商品配置スペースの同一位置に配置することができる。
<実施形態1 構成>
本実施形態は、商品配置スペースと、通過スペースと、透明壁と、操作部と、からなる商品取出ゲーム装置のゲーム用商品補充装置であって、ゲーム用商品展示スペースと、検知手段と、ゲーム用商品移動手段と、からなるゲーム用商品補充装置である。図1は、本発明における商品取出ゲーム装置とゲーム用商品補充装置とからなるゲームシステム(0101)の外観構成を表す斜視図である。
<実施形態1 商品取出ゲーム装置の説明:構成の説明の前提>
<実施形態1 商品取出ゲーム装置:商品配置スペース>
商品配置スペース(0105)は、利用者によって操作可能な一のゲーム用商品(0104)を配置するための機能を有し、ゲーム用商品を配置するために適切な広さを有し、利用者から良く見えるスペースを確保することによって実現することができる。ここで「一のゲーム用商品」とは、商品配置スペースには最大でも一つのゲーム用商品しか配置しないことを意味する。複数のゲーム用商品が商品配置スペースには配置されない。これは、ゲーム用商品として大型の商品を扱うに適した構成とするためである。大型のゲーム用商品とは、例えば、体積が2リットル程度から10リットル程度のものを言い、特に体積が4リットル以上のゲーム用商品に人気があり、本願発明はこの程度の体積のゲーム用商品に適している。ゲーム用商品の種類としては圧倒的にぬいぐるみが人気であり、本願発明でもゲーム用商品としてはぬいぐるみに適している。ぬいぐるみはテレビアニメなどで人気のキャラクターが人気がある。つまり、本願発明で主に想定しているのは人気キャラクターのぬいぐるみで4リットル以上のぬいぐるみを商品配置スペースに一つ配置して利用者に獲得のチャレンジをさせようとするものである。
<実施形態1 商品取出ゲーム装置:通過スペース>
通過スペース(0113)は、配置されているゲーム用商品を利用者の操作に基づいて通過させて利用者に取り出し可能とする機能を有し、利用者の操作に基づいて運ばれたゲーム用商品を通過させるために適切な広さを有し、利用者から良く見えるスペースを確保することによって実現することができる。なお、通過スペースは、開口筒状のものである必要はなく、形状、形態に限定はない。例えば平面領域であってもよいし、傾斜面であってもよいし、ゲーム装置から利用者がゲーム用商品を獲得するためにゲーム用商品が必ず通過する領域であればその形態は問わない。ただし、原則としてゲーム用商品が利用者に獲得される際にゲーム用商品が通過する領域であって、それ以外の物が通過しないように構成された領域である必要がある。
<実施形態1 商品取出ゲーム装置:透明壁>
透明壁(0102)は、前記スペースを利用者に視認可能に囲む機能を有し、商品取出ゲーム装置の筐体上半部の少なくとも前面及び場合により側面の全部又は一部、並びに背面を囲むとともに、その内部を視認可能とする透明で硬いプラスティック又は強化ガラスなどで構成することによって実現することができる。これにより、利用者は後述する少なくとも、ゲームシステムの筐体の内部にある、クレーン型のつかみ手段(0103)と、商品配置スペースに置かれているゲーム用商品と、商品の通過スペースを見ることができる。利用者が見ることができる範囲は、必ずしもこれに限るものではなく、利用者のゲームの臨場感を高揚せしめるべく、つかみ手段の左右可動レール(0111)、つかみ手段の前後可動レール(0112)、商品展示スペース(0116)、落下器押し出しレール(0117)、ベルトコンベア機構(0118)及び落下器(0119)などを、利用者が見ることができる範囲に含めてもよい。
<実施形態1 商品取出ゲーム装置:操作部>
操作部(0102)は、利用者にゲーム用商品であって、商品配置スペースに配置されているもののみを操作可能とする機能を有し、商品取出ゲーム装置の筐体外部の中ほどに前面に張り出した利用者が操作するコントロールパネル(0106)、及びその操作に連動する商品取出ゲーム装置の筐体内部にあるクレーン型のつかみ手段と、つかみ手段の左右可動レール、つかみ手段の前後可動レールなどで構成することによって実現することができる。
コントロールパネルは、その高さや横幅や傾斜は大多数の利用者が操作しやすいように構成されていることが好ましい。具体的な主な操作は、利用者がゲーム開始ボタン(0107)を押すことでゲームシステムを開始する。一般的には、コイン又は現金(硬貨・紙幣)をコイン又は現金投入口(図示しない)に投入してから、ゲーム開始ボタンが機能するように構成されているが、家庭用又は従業員による機能試験用などのためにコイン又は現金の投入を前提としない施錠扉内に設けられたスイッチによって開始されるように構成することもできる。さらに、電子マネーや仮想通貨を非接触通信手段によって取得してゲームを開始するように構成することもできる。
次に、利用者がジョイスティック(0108)を左右又は前後に傾けることで、つかみ手段が、つかみ手段の左右可動レール又はつかみ手段の前後可動レールに沿って移動するように構成されている。またさらに、ジョイスティックの先端などに構成されている把持ボタン(0109)を押すことで、つかみ手段の左右前後の位置が固定され、つかみ手段が下降してゲーム用商品を把持するように構成されている。ここで、下降の長さや把持動作のタイミングや把持力が常に一定であるように構成されていてもよいし、単調性を嫌って、把持ボタンの押し方、又は/及び、つかみ手段の左右前後の位置に応じて微妙な差異が出るように予め構成されていてもよく、あるいは、利用者の射幸心を煽るために乱数を用いて微妙な差異が出るようにしてもよい。またさらに、利用者がゲームを中断できるように、ゲーム休止ボタン(0110)を設けてもよい。
つかみ手段は、把持動作をした後、ゲーム用商品を把持できたか否かに関わらず、商品の通過スペース真上に戻り、ゲーム用商品をリリースする動作をする。ここで、ゲーム用商品を把持していない場合はゲーム終了となる。ゲーム用商品を把持している場合は、ゲーム用商品は商品の通過スペースを通って、商品取り出し口(0115)からゲームシステムの筐体から利用者が取り出し可能な領域に排出され、利用者が獲得することになる。
なお、以上において操作部はゲーム用商品を把持するつかみ手段と表現したが、これに限定されるものでなく、押出手段、滑り手段、吹き出し手段、ひっかけ手段、持ち上げ手段、飛ばし手段など、各種の機能で実現できる。さらに、通過スペースも、開口状で上方からゲーム用商品を落下させるような構成で説明したが、これに限定されるものでなく、ベルトコンベアのように常時操作部によって配置されたものを利用者の取り出し可能位置に運ぶような仕掛けであったり、プレイスペースの上方に設けられた滑り台のように構成され、滑り台の一番上にゲーム用商品が配置されると滑り落ちてきて透明壁の外側にて利用者が取り出し可能に構成されるなど各種の構成が考えられる。
<実施形態1 本発明の構成の説明 ゲーム用商品補充装置:ゲーム用商品展示スペース>
ゲーム用商品展示スペース(0116)は、複数のゲーム用商品を展示する機能を有し、商品配置スペースにある一のゲーム用商品が利用者の操作により通過スペースを介して運び出された場合に、商品配置スペースに補給される同一種類のゲーム用商品を複数展示させるために適切な広さを有することによって実現することができる。また、前述した透明壁を通じて利用者から良く見えるスペースを確保されていることが好ましい。また、本願発明は特に大型のゲーム用商品に適した構成を有するので、ゲーム用商品展示スペースに展示されるゲーム用商品が利用者から見て横一列に並ぶように展示されるよう構成されていることが好ましい。
<実施形態1 本発明の構成の説明 ゲーム用商品補充装置:検知手段>
検知手段(0114)は、通過スペース内でゲーム用商品を検知するための機能を有し、利用者の操作によって、ゲーム用商品が商品の通過スペースを通ったことを力学的又は光学的な検知方法によって検知することができる。ゲーム用商品以外のものを誤検知しないように、又は透明壁を介したいたずらによって誤作動しないようにする必要があり、ゲーム用商品の種類に応じて検知感度を調整できることが好ましい。また光学的なセンサを利用する場合には、大型のゲーム用商品の体積に合わせて複数個所で同時に検知できるように複数のセンサを配置することが好ましい。光学的なセンサを用いる場合には発光素子と受光素子とからなり、ゲーム用商品によって発光素子の光の遮断を受光素子で検出する仕組みのものを通過スペースに対面させて複数配置することが好ましい。
<実施形態1 本発明の構成の説明 ゲーム用商品補充装置:ゲーム用商品移動手段>
ゲーム用商品移動手段は、検知手段による検知があった場合に商品展示スペースに展示されているゲーム用商品を商品配置スペースに配置する機能を有する。配置のための機構は各種のものが考えられる。例えばゲーム用商品を商品配置スペースに押し出す押出手段、ゲーム用商品を商品配置スペースに滑り落とす滑り手段、ゲーム用商品を商品配置スペースに空気圧で移動させる吹き出し手段、ゲーム用商品をクレーンなどでひっかけて商品配置スペースに移動させるひっかけ手段、ゲーム用商品をエレベータなどで商品配置スペースに持ち上げて移動させる持ち上げ手段、ゲーム用商品を「こて」のようなものでたたいて商品配置スペースに飛ばして移動させる飛ばし手段など、各種の機能で実現できる。
<実施形態1 機能ブロック図>
図2は、実施形態1のゲーム用商品補充装置の機能ブロック図である。ここにおいて、商品取出ゲーム装置(0201)は、ゲーム用商品補充装置(0208)の前提となる装置である。商品取出ゲーム装置において、商品配置スペース(0203)に置かれているゲーム用商品(0202)を、透明壁(0205)を通して見ている利用者が、操作部のコントロールパネル(0206)の操作を行い、その操作に商品取出ゲーム装置の筐体内部にあるクレーン型のつかみ機構(0207)が連動する。つかみ機構によって、ゲーム用商品を通過スペース(0204)に通した場合、ゲーム用商品補充装置の検知手段(0210)が通過スペース内のゲーム用商品を検知する。商品展示スペース(0209)上のゲーム用商品(0202)が、ゲーム用商品移動手段(0211)によって移動する。
<実施形態1 ハードウェア構成>
図3は、実施形態1のゲーム用商品補充装置におけるコンピュータハードウェア構成図の一例を表す図である。この図を利用して実施形態1のゲーム用商品補充装置における、それぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。実施形態1のゲーム用商品補充装置は、以下のようなハードウェアとプログラムで構成される。ここにおいて、商品取出ゲーム装置のハードウェア構成は、ゲーム用商品補充装置のハードウェア構成の前提となる。この図にあるように、利用者によって操作部を操作させるための操作プログラム(0309)、操作の結果通過スペースをゲーム用商品が通過したかを検知するための検知プログラム(0310)、検知プログラムによってゲーム用商品の検知がされた場合にゲーム用商品展示スペースのゲーム用商品を商品配置スペースに移動させるためのゲーム用商品移動プログラム(0311)、さらに現在のゲーム用商品の配置状況や、ゲーム用商品の払出数などを管理する管理データ(0312)が不揮発性メモリ(0304)に記録されており、ゲーム用商品補充装置の電源ONなどに連動してこれらのプログラムや管理データはメインメモリ(0302)にコピーされ、CPU(0301)にて実行、管理可能とされる。
CPUが管理するバスラインにはインターフェース(0303)が備えられ、そのインターフェースを介して担当者が利用する管理手段(スイッチ類、表示類)、利用者が利用する操作部(ボタン、レバーなど)、ゲーム用商品を検知する検知手段(光センサー、物理センサーなど)、ゲーム用商品移動手段などと通信するように構成されている。
<実施形態1 処理の流れ>
図4は、実施形態1のゲーム用商品補充装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。ここにおいて、商品取出ゲーム装置の処理は、ゲーム用商品補充装置の処理の前提となる。
まず、ゲーム開始確認ステップとして、インターフェースを介して、ゲーム開始ボタンが押されてゲームが開始されたか否かを確認し、否の場合は(S0401)に戻る(S0401)。
次に、利用者操作行為受付ステップとして、インターフェースを介して、利用者の入力する操作情報及び連動したクレーン型のつかみ機構を動作する(S0402)。
次に、利用者操作終了確認ステップとして、操作終了を確認し、否の場合は(S0402)に戻る(S0403)。
次に、ゲーム用商品検知ステップとして、ゲーム用商品が通過スペースを通過したか否かを検知し、否の場合は(S0401)に戻る(S0404)。
次に、ゲーム用商品移動ステップとして、インターフェースを介して、ゲーム用商品移動手段を動作する(S0405)。
次に、ゲーム終了確認ステップとして、ゲームが終了したか否かを確認し、否の場合は(S0401)に戻る(S0406)。
<実施形態1 効果の簡単な説明>
クレーン型の商品取出ゲーム装置などにおいて、商品配置スペースに常に大型のゲーム用商品が一つのみが同一位置に配置され、ゲーム用商品が出払ったら、自動的に展示されているゲーム用商品を商品配置スペースの同一位置に配置することができる。
<実施形態2>
<実施形態2 概要>
本実施形態のゲームシステムは、以下の構成を備えることを特徴とする。これにより、ゲームの対象は商品配置スペースの同一位置に配置されている大型のゲーム用商品一つのみである商品取出ゲーム装置が提供される。また、商品配置スペースに配置されたゲーム用商品が出払ったら、自動的に展示されているゲーム用商品を商品配置スペースの同一位置に配置することができる。
<実施形態2 構成>
本実施形態は、商品配置スペースと、通過スペースと、透明壁と、操作部と、からなる商品取出ゲーム装置と、商品取出ゲーム装置のゲーム用商品補充装置であって、ゲーム用商品展示スペースと、検知手段と、ゲーム用商品移動手段と、を有するゲーム用商品補充装置と、からなるゲームシステムである。上記実施形態1においては、ゲーム用商品補充装置が発明であり、商品取出ゲーム装置はゲーム用商品補充装置の前提となる装置であるのに対し、実施形態2においては、商品取出ゲーム装置及びゲーム用商品補充装置からなる、ゲームシステムが発明であることを特徴とする。それらを構成する、商品配置スペースと通過スペースと透明壁と操作部とゲーム用商品展示スペースと検知手段とゲーム用商品移動手段と、に関しては、上記実施形態1にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。
<実施形態2 機能ブロック図>
図5は、実施形態2のゲームシステムの機能ブロック図である。商品取出ゲーム装置(0501)において、商品配置スペース(0503)に置かれているゲーム用商品(0502)を、透明壁(0505)を通して見ている利用者が、操作部のコントロールパネル(0506)の操作を行い、その操作に商品取出ゲーム装置の筐体内部にあるクレーン型のつかみ機構(0507)が連動する。つかみ機構によって、ゲーム用商品を通過スペース(0504)に通した場合、ゲーム用商品補充装置(0508)の検知手段(0510)が通過スペース内のゲーム用商品を検知する。商品展示スペース(0509)上のゲーム用商品(0502)が、ゲーム用商品移動手段(0511)によって移動する。
<実施形態2 ハードウェア構成>
実施形態1のゲームシステムにおけるハードウェア構成図は実施形態1のゲーム用商品補充装置におけるハードウェア構成図である図3と基本的に同様である。
<実施形態2 処理の流れ>
図6は、実施形態2のゲームシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。
まず、ゲームシステムの電源ON確認ステップとして、インターフェースを介して、ゲームシステムの電源がONされたか否かを確認し、否の場合は(S0601)に戻る(S0601)。
次に、ゲーム開始確認ステップとして、インターフェースを介して、ゲーム開始ボタンが押されてゲームが開始されたか否かを確認し、否の場合は(S0602)に戻る(S0602)。
次に、利用者操作行為受付ステップとして、インターフェースを介して、利用者の入力する操作情報及び連動したクレーン型のつかみ機構を動作する(S0603)。
次に、利用者操作終了確認ステップとして、操作終了を確認し、否の場合は(S0603)に戻る(S0604)。
次に、ゲーム用商品検知ステップとして、ゲーム用商品が通過スペースを通過したか否かを検知し、否の場合は(S0602)に戻る(S0605)。
次に、ゲーム用商品移動ステップとして、インターフェースを介して、ゲーム用商品移動手段を動作する(S0606)。
次に、ゲーム終了確認ステップとして、ゲームが終了したか否かを確認し、否の場合は(S0602)に戻る(S0607)。
まず、ゲームシステムの電源OFF確認ステップとして、インターフェースを介して、ゲームシステムの電源がOFFされたか否かを確認し、否の場合は(S0602)に戻る(S0601)。
<実施形態2 効果の簡単な説明>
ゲームの対象は商品配置スペースの同一位置に配置されている大型のゲーム用商品一つのみである商品取出ゲーム装置が提供される。また、商品配置スペースに配置されたゲーム用商品が出払ったら、自動的に展示されているゲーム用商品を商品配置スペースの同一位置に配置することができる。
<実施形態3>
<実施形態3 概要>
実施形態3は、上記実施形態2を基本として、商品取出ゲーム装置は、さらに商品配置スペースに配置されるゲーム用商品を有する、ことを特徴とするゲームシステムである。
<実施形態3 構成>
実施形態3の構成及びその機能ブロック図は、実施形態2の構成及びその機能ブロック図である図5と基本的に同様である。相違点は、商品取出ゲーム装置は、さらに商品配置スペースに配置されるゲーム用商品を有する、ことを特徴とする。
<実施形態3 ハードウェア構成>
実施形態3のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図は、実施形態1のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図である図3と基本的に同様である。
<実施形態3 処理の流れ>
実施形態3の処理の流れ及びそのフローチャートは、実施形態2の処理の流れ及びそのフローチャートである図6と基本的に同様である。
<実施形態3 効果の簡単な説明>
商品配置スペースに予め一の大型のゲーム用商品が配置されていることから、ゲーム用商品補充装置からのゲーム用商品の配置を待たずにゲームが開始できる。
<実施形態4>
<実施形態4 概要>
実施形態4は、上記実施形態3を基本として、商品取出ゲーム装置の商品配置スペースの配置面積は、ゲーム用商品の配置面への投影面積の9倍より小さいことを特徴とするゲームシステムである。
<実施形態4 構成>
実施形態4の構成及びその機能ブロック図は、実施形態2の構成及びその機能ブロック図である図5と基本的に同様である。相違点は、商品取出ゲーム装置の商品配置スペースの配置面積は、ゲーム用商品の配置面への投影面積の9倍より小さいことを特徴とする。これはゲーム用商品が大型であるためにゲーム用商品の投影面積に対して十分に広い配置スペースが取れず、一つだけ大型のゲーム用商品を商品配置スペースに配置するに適した面積としたものである。ゲーム用商品の配置面への投影面積より商品配置スペースの配置面積は9倍より小さいことが好ましいがより好ましくは7倍より小さく、さらに好ましくは5倍より小さいことが好ましい。5倍より小さい場合には、ゲーム用商品の体積が4リットル程度の場合に商品配置スペースの面積を4000平方センチメートル程度に、ゲーム用商品の体積が6リットル程度の場合に商品配置スペースの面積を6000平方センチメートル程度に抑えることができ、大型のゲーム用商品であっても商品取り出しゲーム装置(システム)の設置床面積を一人用クレーンゲーム機の専有床面積として許容できる2平方メートルから3平方メートル程度に抑えることができる。これは、ゲーム用商品展示スペースと、通過スペース、その他の機構に必要なスペースを確保できるものである。
図7は、実施形態4のゲームシステムにおいて、商品配置スペースの配置面積(0702)は、ゲーム用商品の配置面への投影面積の9倍(0701)より小さいことを示す概念図である。
<実施形態4 ハードウェア構成>
実施形態4のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図は、実施形態1のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図である図3と基本的に同様である。
<実施形態4 処理の流れ>
実施形態4の処理の流れ及びそのフローチャートは、実施形態2の処理の流れ及びそのフローチャートである図6と基本的に同様である。
<実施形態4 効果の簡単な説明>
商品配置スペースは、ゲーム用商品を配置するために適切な広さを有していることから、ゲーム用商品の見栄え価値が向上し、利用者の獲得操作もし易いという効果がある。
<実施形態5>
<実施形態5 概要>
実施形態5は、上記実施形態2から実施形態4までを基本として、さらに、操作部は、クレーン型のつかみ機構にてゲーム用商品を操作するつかみ手段を有し、つかみ手段の可動範囲は操作者側から見て前後可動距離と左右可動距離との比が、1:10から1:40の範囲である、ことを特徴とするゲームシステムである。
<実施形態5 構成>
実施形態5の構成及びその機能ブロック図は、実施形態2の構成及びその機能ブロック図である図5と基本的に同様である。相違点は、操作部は、クレーン型のつかみ機構にてゲーム用商品を操作するつかみ手段を有し、つかみ手段の可動範囲は操作者側から見て前後可動距離と左右可動距離との比が、1:10から1:40の範囲である、ことを特徴とする。これによりクレーンの動作範囲を限定できるためにゲームシステムの製造コストを高騰させることなく、大型のゲーム用商品を用いたクレーンゲームシステムが実現できる。特に奥行き側の可動範囲を小さくできるので、製造コストを抑えるだけでなく、利用者に容易にゲーム用商品を獲得できるように感じさせる効果があり、射幸心をあおる効果も有する。
図8は、実施形態5のゲームシステムにおいて、つかみ手段の可動範囲は操作者側から見て前後可動距離(0801)と左右可動距離(0802)との比が、1:10から1:40の範囲であることを示す概念図である。
<実施形態5 ハードウェア構成>
実施形態5のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図は、実施形態1のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図である図3と基本的に同様である。
<実施形態5 処理の流れ>
実施形態5の処理の流れ及びそのフローチャートは、実施形態2の処理の流れ及びそのフローチャートである図6と基本的に同様である。
<実施形態5 効果の簡単な説明>
つかみ手段の可動範囲は操作者側から見て前後可動距離と左右可動距離との比が、1:10から1:40の範囲であることから、操作者の視覚範囲から獲得操作がし易いという効果がある。
<実施形態6>
<実施形態6 概要>
実施形態6は、上記実施形態2から実施形態5までを基本として、さらに、商品配置スペースは、弾性部材で構成され、ゲーム用商品移動手段は商品展示スペースに配置されているゲーム用商品を操作者側から見て後ろ側から押し出すことで商品配置スペースに落下して配置する落下器を有する、ことを特徴とするゲームシステムである。
<実施形態6 構成>
実施形態6の構成及びその機能ブロック図は、実施形態2の構成及びその機能ブロック図である図5と基本的に同様である。相違点は、商品配置スペースは、弾性部材で構成され、ゲーム用商品移動手段は商品展示スペースに配置されているゲーム用商品を操作者側から見て後ろ側から押し出すことで商品配置スペースに落下して配置する落下器を有する、ことを特徴とする。
図9は、実施形態6のゲームシステムにおいて、商品配置スペース(0901)は、例えばクッションボールなどの弾性部材(0902)で構成されていることを示す概念図である。これにより、商品展示スペースに配置されているゲーム用商品を商品配置スペースに落下して配置することからの落下の衝撃によるゲーム用商品の破損を予防するだけでなく、落下してからのバウンドや転がりを極小にすることで常に商品配置スペースのほぼ同一の位置にゲーム用商品を配置することができる。
図10は、実施形態6のゲームシステムにおける落下器(1005)の機能を示す概念図である。商品展示スペース(1003)に配置されているゲーム用商品(1001)を落下器押し出しレール(1004)に沿って移動する落下器(1005)が操作者側から見て後ろ側からゲーム用商品を押し出すことで、商品配置スペース(1002)に落下して配置する。
<実施形態6 ハードウェア構成>
実施形態6のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図は、実施形態1のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図である図3と基本的に同様である。
<実施形態6 処理の流れ>
実施形態6の処理の流れ及びそのフローチャートは、実施形態2の処理の流れ及びそのフローチャートである図6と基本的に同様である。
<実施形態6 効果の簡単な説明>
商品展示スペースに配置されているゲーム用商品を商品配置スペースに移動することができ、落下の衝撃によるゲーム用商品の破損を予防するだけでなく、常に商品配置スペースのほぼ同一の位置にゲーム用商品を配置することができる。
<実施形態7>
<実施形態7 概要>
実施形態7は、上記実施形態6を基本として、ゲーム用商品展示スペースから前記落下器を用いて落下させることができる位置は操作者側から見て展示スペース右端スペース又は左端スペースである、ことを特徴とするゲームシステムである。
<実施形態7 構成>
実施形態7の構成及びその機能ブロック図は、上記実施形態2をベースとする実施形態6の構成及びその機能ブロック図である図5と基本的に同様である。相違点は、ゲーム用商品展示スペースから前記落下器を用いて落下させることができる位置は操作者側から見て展示スペース右端スペース又は左端スペースである、ことを特徴とする。
図11は、実施形態7のゲームシステムにおいて、落下させる位置(1103)、すなわち商品配置スペースは商品展示スペース(1102)の右端スペース又は左端スペースであることを示す概念図である。これにより、商品展示スペースに配置されているゲーム用商品(1101)が商品配置スペースに落下して配置される。その後、商品配置スペースに配置されたゲーム用商品を対象とした利用者の操作により、例えばクレーン型のつかみ手段(1104)は、把持動作をした後、ゲーム用商品を把持できたか否かに関わらず、あるいは途中で把持できたゲーム用商品を取り落としてしまう場合も含めて、商品の通過スペース(1105)の真上に戻り、ゲーム用商品をリリースする動作をする。ここで、ゲーム用商品を把持している場合は、ゲーム用商品は商品の通過スペースに落下する。このように、操作者が途中落下のスリルを長く楽しむために、商品配置スペースは商品展示スペースの右端スペース又は左端スペースであることとする。また、商品の通過スペースは反対に、商品展示スペースの左端スペース又は右端スペースであることが好ましい。右端又は左端とすることによって展示スペースに十分な量のゲーム用商品を展示することが可能となる。つまり、ゲームシステムの横方向一列にゲーム用商品を初期展示できる。
<実施形態7 ハードウェア構成>
実施形態7のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図は、実施形態1のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図である図3と基本的に同様である。
<実施形態7 処理の流れ>
実施形態7の処理の流れ及びそのフローチャートは、実施形態2の処理の流れ及びそのフローチャートである図6と基本的に同様である。
<実施形態7 効果の簡単な説明>
商品配置スペースは商品展示スペースの右端スペース又は左端スペースであるとして、商品の通過スペースを反対に、商品展示スペースの左端スペース又は右端スペースとすることにより、操作者が途中落下のスリルを長く楽しむことができる。
<実施形態8>
<実施形態8 概要>
実施形態8は、上記実施形態2から実施形態7までを基本として、商品展示スペースのゲーム用商品配置面はベルトであって、周回駆動されるベルトコンベア機構を有する、ことを特徴とするゲームシステムである。
<実施形態8 構成>
実施形態8の構成及びその機能ブロック図は、実施形態2の構成及びその機能ブロック図である図5と基本的に同様である。相違点は、商品展示スペースのゲーム用商品配置面はベルトであって、周回駆動されるベルトコンベア機構を有する、ことを特徴とする。
図12は、実施形態8のゲームシステムにおけるゲーム用商品(1201)の配置面はベルト(1202)であって、周回駆動されるベルトコンベア機構(1203)を有することを示す概念図である。これにより、商品展示スペースに配置されている複数のゲーム用商品は周回駆動されるベルトコンベア機構によって、利用者から見て、順次右から左に又は左から右に横並びで移動する。
<実施形態8 ハードウェア構成>
実施形態8のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図は、実施形態1のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図である図3と基本的に同様である。
<実施形態8 処理の流れ>
実施形態8の処理の流れ及びそのフローチャートは、実施形態2の処理の流れ及びそのフローチャートである図6と基本的に同様である。
<実施形態8 効果の簡単な説明>
商品展示スペースに配置されている複数のゲーム用商品は、順次右から左に又は左から右に横並びで移動する。
<実施形態9>
<実施形態9 概要>
実施形態9は、上記実施形態8を基本として、前記ベルトには、ゲーム用商品配置間隔で穴があけられ、ゲーム用商品移動手段はベルトにあけられた前記穴を光学的に検知する光検知器と、穴の光が検知された場合に次の穴が検知されるまで前記ベルトを周回駆動する周回駆動器と、を有する、ことを特徴とするゲームシステムである。
<実施形態9 構成>
実施形態9の構成及びその機能ブロック図は、上記実施形態2をベースとする実施形態8の構成及びその機能ブロック図である図5と基本的に同様である。相違点は、前記ベルトには、ゲーム用商品配置間隔で穴があけられ、ゲーム用商品移動手段はベルトにあけられた前記穴を光学的に検知する光検知器と、穴の光が検知された場合に次の穴が検知されるまで前記ベルトを周回駆動する周回駆動器と、を有する、ことを特徴とする。
図13は、実施形態9のゲームシステムにおいて、前記ベルト(1302)にゲーム用商品(1301)の配置間隔で穴(1304)があけられており、ゲーム用商品移動手段はベルトにあけられた前記穴を光学的に検知する光検知器(1305)と、穴の光が検知された場合に次の穴が検知されるまで前記ベルトを周回駆動する周回駆動器(1303)とによるベルト周回駆動の仕組みを示す概念図である。図13の上の図は、ゲーム用商品を商品展示スペースに初期展示している状態である。この状態から、通過スペースでゲーム用商品が検知された場合には、ベルトが回転開始し、ベルトの回転開始後、光検知器が、穴を検知した場合にベルトの回転を終了する。以下同じ動作が繰り返される。ベルトの回転開始前に、光検知器が穴を検知し、ベルトの回転開始後次の穴が検知されるまで、すなわちゲーム用商品の配置間隔だけ、周回駆動器によってベルトを周回駆動するように構成することも可能である。図13の上の図はゲーム用商品の初期展示段階で、ベルト回転前である。図13の下の図は、ベルトが回転開始して、光検知器が、穴の光を検知しない場合であり、光検知器が次の穴が検知されるまでの、周回駆動器によってベルトを周回駆動している途中の図である。なお、ゲーム用商品がN個初期展示状態で展示されるように構成されたゲームシステムである場合には、N回ベルトが駆動された場合には、例えば通過スペースにゲーム用商品が検知されたとしても、ベルトは駆動しないように構成することが好ましい。商品展示スペースには、残りのゲーム用商品がないからである。またこの場合にはベルト駆動に代えて商品切れの信号を外部に通信にて送るように構成することも考えられる。そのために、初期展示完了後、ゲームシステムの利用者への提供開始の際には初期展示完了の旨のボタンを押下して、これをトリガーとして、Nの計数をするように構成することが考えられる。
<実施形態9 ハードウェア構成>
実施形態9のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図は、実施形態1のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図である図3と基本的に同様である。
<実施形態9 処理の流れ>
図14は、実施形態9のゲームシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。
まず、ゲーム用商品が通過スペース内の検知手段で検知されたか否かを確認し、否の場合は(S1401)に戻る(S1401)。
次に、ベルトコンベア機構の周回駆動を開始する(S1402)。
次に、光検知器が次の穴を検知したかを確認し、否の場合は(S1402)に戻る(S1403)。
次に、ベルトコンベア機構の周回駆動を終了する(S1404)。
次に、終了確認ステップとして、ゲーム用商品移動手段が終了したか否かを確認し、否の場合は(S1401)に戻る(S1405)。
<実施形態9 効果の簡単な説明>
商品展示スペースに配置されている複数のゲーム用商品は、ゲーム用商品の配置間隔だけ、周回駆動器によってベルトを周回駆動する。
<実施形態10>
<実施形態10 概要>
実施形態10は、上記実施形態9を基本として、前記光検知器は、周回するベルトの下側周回面に向かった周回するベルトとベルトの間に配置される、ことを特徴とするゲームシステムである。
<実施形態9 構成>
実施形態10の構成及びその機能ブロック図は、上記実施形態2をベースとする実施形態9の構成及びその機能ブロック図である図5と基本的に同様である。相違点は、前記光検知器は、周回するベルトの下側周回面に向かった周回するベルトとベルトの間に配置される、ことを特徴とする。これによって光検知器の誤動作を減少させることができる。ベルト内面を濃色(例えば黒)に配色し、ベルトの穴からのぞくゲーム装置の面を薄色(例えば白)に配色することで濃淡が鮮明となり、光検知器の検出電圧に大きな差を出せるためである。
実施形態10のゲームシステムの概念図である図13は、実施形態9のゲームシステムの概念図である図13と基本的に同様である。相違点は、前記光検知器は、周回するベルトの下側周回面に向かった周回するベルトとベルトの間に配置される、ことを特徴とする。
<実施形態10 ハードウェア構成>
実施形態10のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図は、実施形態1のハードウェア構成及びそのハードウェア構成図である図3と基本的に同様である。
<実施形態10 処理の流れ>
実施形態10の処理の流れ及びそのフローチャートは、実施形態9の処理の流れ及びそのフローチャートである図14と基本的に同様である。
<実施形態10 効果の簡単な説明>
商品展示スペースに配置されている複数のゲーム用商品は、下側周回面に向かった光検知器によって、ゲーム用商品の配置間隔だけ、周回駆動器によってベルトを周回駆動する。
0101 ゲームシステム
0102 透明壁
0103 クレーン型のつかみ手段
0104 ゲーム用商品
0105 商品配置スペース
0106 コントロールパネル
0107 ゲーム開始ボタン
0108 ジョイスティック
0109 把持ボタン
0110 ゲーム休止ボタン
0111 つかみ手段の左右可動レール
0112 つかみ手段の前後可動レール
0113 商品の通過スペース
0114 商品通過の検知手段
0115 商品取り出し口
0116 商品展示スペース
0117 落下器押し出しレール
0118 ベルトコンベア機構
0119 落下器

Claims (9)

  1. 利用者によって操作可能な一のゲーム用商品を配置するための商品配置スペースと、
    配置されているゲーム用商品を利用者の操作に基づいて通過させて利用者に取り出し可能とする通過スペースと、
    前記商品配置スペースを利用者に視認可能に囲む透明壁と、
    利用者にゲーム用商品であって、商品配置スペースに配置されているもののみを操作可能とする操作部と、
    からなる商品取出ゲーム装置のゲーム用商品補充装置であって、
    複数のゲーム用商品を展示するゲーム用商品展示スペースと、
    通過スペース内の複数個所に設置され光学的または力学的にゲーム用商品を検知するための検知手段と、
    検知手段による検知があった場合にゲーム用商品展示スペースに展示されているゲーム用商品をゲーム用商品操作者側から見て後ろ側から押し出すことで商品配置スペースに落下して配置するゲーム用商品移動手段と、
    からなるゲーム用商品補充装置。
  2. 利用者によって操作可能な一のゲーム用商品を配置するための弾性部材で構成された商品配置スペースと、
    配置されているゲーム用商品を利用者の操作に基づいて通過させて利用者に取り出し可能とする通過スペースと、
    前記商品配置スペースを利用者に視認可能に囲む透明壁と、
    利用者にゲーム用商品であって、商品配置スペースに配置されているもののみを操作可能とする操作部と、
    からなる商品取出ゲーム装置と、
    商品取出ゲーム装置のゲーム用商品補充装置であって、
    複数のゲーム用商品を展示するゲーム用商品展示スペースと、
    通過スペース内の複数個所に設置され光学的または力学的にゲーム用商品を検知するための検知手段と、
    検知手段による検知があった場合にゲーム用商品展示スペースに展示されているゲーム用商品をゲーム用商品操作者側から見て後ろ側から押し出すことで商品配置スペースに落下して配置するゲーム用商品移動手段と、
    を有するゲーム用商品補充装置と、
    からなるゲームシステム。
  3. 商品取出ゲーム装置は、さらに商品配置スペースに配置されるゲーム用商品を有する請求項2に記載のゲームシステム。
  4. 商品取出ゲーム装置の商品配置スペースの配置面積は、ゲーム用商品の配置面への投影面積の9倍より小さいことを特徴とする請求項3に記載のゲームシステム。
  5. 操作部は、クレーン型のつかみ機構にてゲーム用商品を操作するつかみ手段を有し、
    つかみ手段の可動範囲は操作者側から見て前後可動距離と左右可動距離との比が、1:10から1:40の範囲である請求項2から請求項4のいずれか一に記載のゲームシステム。
  6. ゲーム用商品展示スペースから落下器を用いて落下させることができる位置は操作者側から見て展示スペース右端スペース又は左端スペースである請求項2から請求項5のいずれか一に記載のゲームシステム。
  7. ゲーム用商品展示スペースのゲーム用商品配置面はベルトであって、周回駆動されるベルトコンベア機構を有する請求項2から請求項6のいずれか一に記載のゲームシステム。
  8. 前記ベルトには、ゲーム用商品配置間隔で穴があけられ、
    ゲーム用商品移動手段はベルトにあけられた前記穴を光学的に検知する光検知器と、穴の光が検知された場合に次の穴が検知されるまで前記ベルトを周回駆動する周回駆動器と、を有する請求項7に記載のゲームシステム。
  9. 前記光検知器は、周回するベルトの下側周回面に向かった周回するベルトとベルトの間に配置される請求項8に記載のゲームシステム。
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