JP7158299B2 - 洋上風力発電用基礎構造および洋上風力発電用基礎構造の施工方法 - Google Patents

洋上風力発電用基礎構造および洋上風力発電用基礎構造の施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、洋上風力発電用基礎構造および洋上風力発電用基礎構造の施工方法に関するものである。
洋上風車の基礎形式には、モノパイル基礎、杭基礎、重力式基礎等がある。洋上風車を海底地盤が硬い外洋に設置する場合には重力式基礎が有効である。洋上風車を比較的浅い海域に設置する場合には、海底地盤上にフーチングの杭基礎を設置し、フーチングの上部に設けた作業ステージの作業台から各種の機械を用いて海底地盤に杭を打設し、その頭部をフーチングに固定する基礎構造などもある(例えば、特許文献1参照)。
特許第4696854号公報
しかしながら、特許文献1記載の方法のように杭を用いる基礎形式では、特に海底地盤が岩盤である場合、杭を打設するのに時間がかかったり、杭の打設時に岩盤が割れて想定した支持力が得られなかったりする。しかし、杭打ちを行わない重力式基礎では、近年は洋上風車が大型化しているため、それに見合う大きさの重力式基礎を施工するのは容易ではない。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすることは、海底に設置される重力式基礎を大幅に小型化して工期および工費を縮減できる洋上風力発電用基礎構造および洋上風力発電用基礎構造の施工方法を提供することである。
前述した目的を達成するために第1の発明は、洋上風力発電用基礎構造であって、海底に設置される直接基礎と、前記直接基礎上に設置され、上部に風車タワーが設置される洋上風力発電の下部構造体と、を具備し、前記直接基礎及び前記下部構造体は、海底地盤に対してグランドアンカーによって固定され、前記グランドアンカーの一端は海底地盤に定着され、前記グランドアンカーの他端は、前記下部構造体の海上部分に形成された定着部に定着され、前記直接基礎は、外殻と、前記外殻内に充填された砂またはコンクリートと、前記外殻に固定されたトランジションピースと、を有し、前記トランジションピースは筒状であり、前記トランジションピースの下部が前記外殻の底部に固定され、前記トランジションピースの上部が前記外殻から突出して形成され、前記下部構造体の下方が前記トランジションピースの内側に挿入され、前記下部構造体は、前記トランジションピースと接合されることを特徴とする洋上風力発電用基礎構造である。
第1の発明では、直接基礎とグランドアンカーとを併用することにより、グランドアンカーによって鉛直力を導入して波力等による転倒に対する安定性を高めることができるので、海底に設置される直接基礎を大幅に小型化し、工期および工費を縮減できる。また、グランドアンカーの他端が下部構造体の海上部分に形成された定着部に定着されるので、グランドアンカーを施工する際に水中でのダイバー作業が不要となる。
少なくとも一部の前記グランドアンカーは、前記下部構造体の内部を貫通してもよい。この場合、前記下部構造体は鋼製またはコンクリート製のタワーであり、前記タワーの内部には中詰め材が充填され、前記中詰め材の上部において、前記タワーの内部に前記定着部が固定されることが望ましい。
グランドアンカーを下部構造体の内部を貫通させれば、グランドアンカーを海水による腐食や漂流物による損傷から保護することができる。また、タワーの内部に中詰め材を充填すれば、洋上風力発電用基礎構造の重量を増加させて波力等に対する安定性を保つことができる。
少なくとも一部の前記グランドアンカーは、前記下部構造体の外側に配置されてもよい。この場合、前記グランドアンカーは鉛直方向に対して傾斜して配置され、複数の前記グランドアンカー同士の間隔が、下方に行くにつれて広がるように配置されてもよい。
グランドアンカーを下部構造体の外側に配置したり、グランドアンカーを鉛直方向に対して傾斜して配置したりすれば、グランドアンカーの効果をよりよく得られるような合理的な配置が可能となる。また、グランドアンカーが直接基礎を貫通しないように配置することができる。
前記直接基礎は、外殻と、前記外殻内に充填された砂またはコンクリートと、前記外殻に固定されたトランジションピースと、を有し、前記下部構造体は、前記トランジションピースと接合されることが望ましい。
直接基礎を予め製作された外殻と現場で充填される砂またはコンクリートによって構成すれば、海底に直接基礎を容易に設置できる。
第2の発明は、洋上風力発電用基礎構造であって、海底に設置される直接基礎と、前記直接基礎上に設置され、上部に風車タワーが設置される洋上風力発電の下部構造体と、を具備し、前記直接基礎は、外殻と、前記外殻内に充填された砂またはコンクリートと、前記外殻に固定されたトランジションピースと、を有し、前記トランジションピースは筒状であり、前記トランジションピースの下部が前記外殻の底部に固定され、前記トランジションピースの上部が前記外殻から突出して形成され、前記下部構造体の下方が前記トランジションピースの内側に挿入され、前記下部構造体は、前記トランジションピースと接合され、前記直接基礎及び前記下部構造体は、海底地盤に対してグランドアンカーによって固定されることを特徴とする洋上風力発電用基礎構造である。
第2の発明では、直接基礎とグランドアンカーを併用することにより、グランドアンカーによって鉛直力を導入して波力等による転倒に対する安定性を高めることができるので、海底に設置される直接基礎を大幅に小型化し、工期および工費を縮減できる。また、直接基礎を予め製作された外殻と現場で充填される砂またはコンクリートによって構成することにより、海底に直接基礎を容易に設置できる。
直接基礎の外殻に砂又はコンクリートが充填される場合、前記直接基礎には鞘管が埋設されており、前記グランドアンカーは、前記鞘管を貫通して地盤に定着されることが望ましい。
鞘管を埋設すれば、グランドアンカーを直接基礎に容易に貫通させることができる。
前記グランドアンカーには、光ファイバセンサが配置され、前記光ファイバセンサによって、前記グランドアンカーの張力を計測可能としてもよい。
これにより、供用時にグランドアンカーの不具合を遠隔管理することができ、基礎構造の安全性を担保できる。
第3の発明は、洋上風力発電用基礎構造の施工方法であって、海底に直接基礎を設置する工程aと、前記直接基礎上に、上部に風車タワーが設置される洋上風力発電の下部構造体を設置する工程bと、海底地盤に対してグランドアンカーの一端を定着する工程cと、前記下部構造体の海上部分に形成された定着部に、前記グランドアンカーの他端を定着する工程dと、を具備し、前記工程aは、トランジションピースが固定された外殻を曳航して現場まで運搬して、海底に前記外殻を沈設する工程eと、前記外殻内にコンクリート又は砂を充填する工程fと、を具備し、前記トランジションピースは筒状であり、前記トランジションピースの下部が前記外殻の底部に固定され、前記トランジションピースの上部が前記外殻から突出して形成されており、前記工程bにおいて、前記下部構造体の下方が前記トランジションピースの内側に挿入され、前記下部構造体が、前記トランジションピースと接合されることを特徴とする洋上風力発電用基礎構造の施工方法である。
第3の発明では、直接基礎とグランドアンカーとを併用することにより、グランドアンカーによって鉛直力を導入して波力等による転倒に対する安定性を高めることができるので、海底に設置される直接基礎を大幅に小型化し、工期および工費を縮減できる。また、グランドアンカーの他端を下部構造体の海上部分に形成された定着部に定着することにより、グランドアンカーを施工する際に水中でのダイバー作業が不要となる。
前記工程aは、トランジションピースが固定された外殻を曳航して現場まで運搬して、海底に前記外殻を沈設する工程eと、前記外殻内にコンクリート又は砂を充填する工程fと、を具備することが望ましい。
予め製作された外殻を沈設し、コンクリート又は砂を現場で充填すれば、海底に直接基礎を容易に設置できる。
第4の発明は、洋上風力発電用基礎構造の施工方法であって、トランジションピースが固定された外殻を曳航して現場まで運搬して、海底に前記外殻を沈設し、前記外殻内にコンクリート又は砂を充填することで、海底に直接基礎を設置する工程aと、海底地盤に対してグランドアンカーの一端を定着する工程bと、前記直接基礎に前記グランドアンカーの他端を定着する工程cと、前記直接基礎上に、上部に風車タワーが設置される洋上風力発電の下部構造体を設置する工程dと、を具備し、前記トランジションピースは筒状であり、前記トランジションピースの下部が前記外殻の底部に固定され、前記トランジションピースの上部が前記外殻から突出して形成されており、前記工程dにおいて、前記下部構造体の下方が前記トランジションピースの内側に挿入され、前記下部構造体が、前記トランジションピースと接合されることを特徴とする洋上風力発電用基礎構造の施工方法である。
第4の発明では、直接基礎とグランドアンカーを併用することにより、グランドアンカーによって鉛直力を導入して波力等による転倒に対する安定性を高めることができるので、海底に設置される直接基礎を大幅に小型化し、工期および工費を縮減できる。また、予め製作された外殻を沈設し、コンクリート又は砂を現場で充填することにより、海底に直接基礎を容易に設置できる。
直接基礎の外殻にコンクリート又は砂を充填する場合、前記直接基礎には鞘管が埋設されており、前記コンクリート又は砂は前記鞘管の外部に充填し、前記グランドアンカーを前記鞘管に挿通して地盤に定着することが望ましい。
鞘管を埋設すれば、グランドアンカーを直接基礎に容易に貫通させることができる。
本発明によれば、海底に設置される重力式基礎を大幅に小型化して工期および工費を縮減できる洋上風力発電用基礎構造および洋上風力発電用基礎構造の施工方法を提供できる。
海底の岩盤1に外殻5を沈設する工程を示す図。 直接基礎21上にタワー23を設置する工程を示す図。 グランドアンカー39を打設する工程を示す図。 グランドアンカー39を打設する工程を示す図。 タワー23に風車タワー47を設置する工程を示す図。 基礎構造45の水平方向の断面を示す図。 アンカー体37付近の拡大図。 基礎構造45aを示す図。 基礎構造45aを示す図。 グランドアンカーが鉛直方向に対して傾斜して配置された例を示す図。 グランドアンカーが鉛直方向に対して傾斜して配置された例を示す図。 基礎構造45dを施工する工程を示す図。 基礎構造45eを示す図。 中詰め砂53を充填した例を示す図。 光ファイバセンサ55を配置した例を示す図。
以下、図面に基づいて本発明の第1の実施形態について詳細に説明する。図1は、海底の岩盤1に外殻5を沈設する工程を示す図である。図1(a)は外殻5を曳航している状態を、図1(b)は外殻5を沈設した状態を示す。
図1に示す工程では、図1(a)に示すように外殻5を海面3上で曳航して施工現場まで運搬する。図1に示すように、外殻5にはトランジションピース9が固定される。トランジションピース9内には、外殻5の底面7を貫通する鞘管11が配置され、鞘管11の下端部は蓋15で閉塞される。外殻5は工場等で予め製作されたプレキャストコンクリート製、鋼製等とする。外殻5内には鉄筋13が配置される。
現場まで外殻5を曳航したら、外殻5およびトランジションピース9内に水を入れ、図1(b)に示すように海底の岩盤1上に沈設する。
図2は、直接基礎21上にタワー23を設置する工程を示す図である。図2(a)は直接基礎21を設置した状態を、図2(b)はタワー23を設置した状態を示す。タワー23は上部に風車タワー47(図5参照)が設置される洋上風力発電の下部構造体である。タワー23は、鋼製またはコンクリート製である。
図2に示す工程では、図2(a)に示すように注入管17を用いて外殻5内およびトランジションピース9内に水中不分離性コンクリートを打設し、コンクリート19を充填する。コンクリート19は鞘管11の外部に充填される。これにより、外殻5にトランジションピース9が固定され、外殻5内にコンクリート19が充填された直接基礎21が岩盤1上に設置される。また、鞘管11が直接基礎21に埋設される。
コンクリート19を充填したら、コンクリート19が硬化する前に図2(b)に示すようにタワー23をトランジションピース9に挿入し、タワー23とトランジションピース9との隙間に水中不分離性のグラウト材27を充填する。これにより、タワー23が直接基礎21上に設置されてトランジションピース9と接合され、重力式基礎22が構築される。
タワー23の内部には、海面3より上の部分に定着板25が設けられる。定着板25は、図示しないブラケットにより支持されてタワー23の内周面に固定される。定着板25は、ガイド孔35と、充填用孔26とを有する。ガイド孔35は平面視でグランドアンカー39(図3参照)に対応する位置に設けられる。充填用孔26はガイド孔35と連ならないように設けることが望ましい。
図3、図4は、グランドアンカー39を打設する工程を示す図である。図3に示す工程では、タワー23の海上部分に作業用のデッキ29を設置して、ケーシングパイプ33で孔壁を保護しつつデッキ29上のクローラードリル31で岩盤1を削孔する。なお、鞘管11の蓋15は岩盤1の削孔前の適切な時期に撤去される。
そして、グランドアンカー39を打設し、グランドアンカー39の下端をアンカー体37によって岩盤1に定着する。このとき、ケーシングパイプ33のガイドとして、ガイド孔35および鞘管11を用いる。また、図4に示すようにグランドアンカー39の上端を定着具41によって定着板25に定着する。グランドアンカー39の定着具41側での反力は定着板25を介してタワー23に伝達される。
図5は、タワー23に風車タワー47を設置する工程を示す図である。図5に示す工程では、定着板25の充填用孔26を用いてタワー23内に中詰め砂43を充填する。これにより、洋上風力発電用の基礎構造45が完成する。基礎構造45が完成したら、タワー23の上端のフランジ24と風車タワー47の下端のフランジ46とを接合して、タワー23の上部に風車タワー47を設置する。
図6は、基礎構造45の水平方向の断面を示す図である。図6は、図5に示す矢印A-Aによる断面図である。図7は、アンカー体37付近の拡大図である。
図6に示すように、グランドアンカー39は、例えば、2つの同心円上に配置される。ここで、外側に配置されたグランドアンカー39-1と内側に配置されたグランドアンカー39-2とが十分に離れていれば、図7(a)に示すようにアンカー体37-1とアンカー体37-2とを同一の深さに形成することができる。グランドアンカー39-1とグランドアンカー39-2とが近接していれば、図7(b)に示すようにアンカー体37-1とアンカー体37-2とを異なる深さに形成することが望ましい。
このように、第1の実施形態の基礎構造45では、直接基礎21とグランドアンカー39とを併用し、波力等による転倒や引き抜きに対する安定性を満たすために必要となる抑えの鉛直力をグランドアンカー39に導入することで、押込み側の力を直接基礎21から岩盤1に伝え、引抜き側の力に対してグランドアンカー39で抵抗することができる。また、タワー23の内部に中詰め砂43を充填することにより、重力式基礎22の重量を増加させることができる。そのため、海底の岩盤1上に設置される直接基礎21を大幅に小型化しても、波力等に対する安定性を保つことが可能になる。
また、グランドアンカー39の上端をタワー23の海上部分に形成された定着板25に定着することにより、水中でのダイバー作業なしでグランドアンカー39を施工できる。さらに、グランドアンカー39をタワー23の内部を貫通するように配置することにより、海水による腐食や漂流物による損傷から保護することができる。
第1の実施形態では、トランジションピース9が固定された外殻5を岩盤1上に沈設した後、外殻5内にコンクリート19を充填することにより、直接基礎21を容易に施工することができる。また、コンクリート19に鞘管11を埋設することにより、グランドアンカー39を直接基礎21に容易に貫通させることができる。
以下、本発明の別の例について、第2から第4の実施形態として説明する。各実施形態はそれまでに説明した実施形態と異なる点について説明し、同様の構成については図等で同じ符号を付すなどして説明を省略する。また、第1の実施形態も含め、各実施形態で説明する構成は必要に応じて組み合わせることができる。
第2の実施形態について説明する。図8、図9は、本発明の第2の実施形態に係る基礎構造45aを示す図である。図9は、図8に示す矢印B-Bによる断面図である。
この基礎構造45aは、グランドアンカー39aがタワー23の外側に配置される点で第1の実施形態の基礎構造45と主に異なる。
基礎構造45aでは、直接基礎21aに埋設される鞘管11aが、トランジションピース9の外側に配置される。また、タワー23の内部に定着板が設けられず、海面3より上方においてタワー23の外側に設置された定着台29aにガイド孔35aが設けられる。さらに、ガイド孔35aから鞘管11aに亘るシース管49が配置される。定着台29aは本設とし、グランドアンカー39aを定着できる厚みを有する。
基礎構造45aを施工する際には、第1の実施形態と同様の手順で直接基礎21aを設置し、直接基礎21a上にタワー23を設置した後、ガイド孔35aおよび鞘管11aをガイドとして定着台29aから図示しない機械を用いて岩盤1を削孔し、シース管49を設置する。そして、シース管49にグランドアンカー39aを挿入して打設する。グランドアンカー39aの下端はアンカー体37aによって岩盤1に定着し、上端は定着具41aによって定着台29aに定着する。その後、タワー23内に中詰め砂43を充填して基礎構造45aを完成し、タワー23の上部に風車タワー47を設置する。
図9に示すように、グランドアンカー39aは、例えば、基礎構造21aの外殻5aの内側に二重に配置される。図8に示す例では外側と内側のアンカー体37aを同一の深さに形成したが、図7(b)に示す例のようにアンカー体37aを異なる深さに形成してもよい。
このように、第2の実施形態の基礎構造45aにおいても、直接基礎21aとグランドアンカー39aとを併用し、タワー23の内部に中詰め砂43を充填すること、岩盤1上に沈設した外殻5a内にコンクリート19を充填すること、コンクリート19に鞘管11aを埋設することにより、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
第2の実施形態では、グランドアンカー39aの上端をタワー23の海上部分に形成された定着台29aに定着することにより、水中でのダイバー作業なしでグランドアンカー39aを施工できる。また、グランドアンカー39aをタワー23の外側に配置することにより、内側に配置する場合よりもグランドアンカー39aの効果をよりよく得られる。さらに、シース管49を設けることにより、グランドアンカー39aの海水による腐食や漂流物による損傷を防ぐことができる。
なお、第2の実施形態では、グランドアンカー39aを鉛直に配置したが、グランドアンカーを鉛直方向に対して傾斜して配置し、複数のグランドアンカー同士の間隔が、下方に行くにつれて広がるように配置してもよい。
図10、図11は、グランドアンカーが鉛直方向に対して傾斜して配置された例を示す図である。図10に示す基礎構造45bでは、複数のグランドアンカー39b同士の間隔が下方に行くにつれて広がる。グランドアンカー39bは、直接基礎21bに斜めに埋設され外殻5bを貫通する鞘管11bとガイド孔35bとをガイドとして打設され、下端がアンカー体37bで岩盤1に定着され、上端が定着具41bで定着台29bに定着される。定着台29bは本設とし、グランドアンカー39bを定着できる厚みを有する。
図11に示す基礎構造45cでは、複数のグランドアンカー39c同士の間隔が下方に行くにつれて広がる。グランドアンカー39cは、直接基礎21cを貫通せず、下端がアンカー体37cで岩盤1に定着され、上端が定着具41cで定着台29cに定着される。そのため、基礎構造45cでは、直接基礎21cの外殻5cを貫通する鞘管が不要である。定着台29cは本設とし、グランドアンカー39cを定着できる厚みを有する。
基礎構造45b、基礎構造45cにおいても、グランドアンカー39b、39cをタワー23の外側に配置することにより、内側に配置する場合よりもグランドアンカーの効果をよりよく得られる。基礎構造45b、45cでは、定着台29b、29cを小さくしてグランドアンカー39b、39cの定着部をタワー23側に寄せることにより、タワー23から離れた位置に定着部を設ける場合よりも構造上有利になる。また、シース管49b、49cを設けることにより、グランドアンカーの海水による腐食や漂流物による損傷を防ぐことができる。さらに、基礎構造45cでは、グランドアンカー39cを直接基礎21を貫通させずに配置することができる。
第3の実施形態について説明する。図12は、基礎構造45dを施工する工程を示す図である。図12(a)はグランドアンカー39dを打設した状態を、図12(b)はタワー23を設置した状態を示す。
図12(a)に示す工程では、第1の実施形態と同様の手順で、トランジションピース9の外側に鞘管11dが配置された外殻5dを海底の岩盤1上に沈設し、外殻5d内およびトランジションピース9内にコンクリート19を充填する。コンクリート19は鞘管11dの外側に充填される。これにより、外殻5dにトランジションピース9が固定され、外殻5d内にコンクリート19が充填された直接基礎21dが岩盤1上に設置される。また、鞘管11dが直接基礎21dに埋設される。
そして、現場近傍に設置された作業台51から図示しない機械を用いて岩盤1を削孔してグランドアンカー39dを打設する。作業台51は、SEP(自己昇降式作業台船)等である。このとき、ガイドとして鞘管11dを用いる。グランドアンカー39dの下端はアンカー体37dによって岩盤1に定着し、グランドアンカー39dの上端は定着具41dによって直接基礎21dの上面に定着する。
図12(b)に示す工程では、第1の実施形態と同様の手順で、タワー23をトランジションピース9に挿入し、タワー23とトランジションピース9との隙間にグラウト材27を充填する。これにより、タワー23が直接基礎21d上に設置されてトランジションピース9と接合される。そして、タワー23内に中詰め砂43を充填し、洋上風力発電用の基礎構造45dを完成する。
このように、第3の実施形態の基礎構造45dにおいても、直接基礎21dとグランドアンカー39dとを併用し、タワー23の内部に中詰め砂43を充填することにより、海底の岩盤1上に設置される直接基礎21dを大幅に小型化しても、波力等に対する安定性を保つことが可能になる。
第3の実施形態においても、沈設した外殻5dにコンクリート19を打設することにより直接基礎21dを容易に施工できる。また、コンクリート19に鞘管11dを埋設することにより、グランドアンカー39dを直接基礎21dに容易に貫通させることができる。
第4の実施形態について説明する。図13は、本発明の第4の実施形態に係る基礎構造45eを示す図である。
この基礎構造45eは、直接基礎21eの外殻5eが下面の外縁部に刃口61を有する点で第1の実施形態の基礎構造45と主に異なる。
基礎構造45eが施工される海底地盤は、表層に堆積層59が存在し、堆積層59の下方に支持岩盤1aが存在する。基礎構造45eは、外殻5eの刃口61の下端部が支持岩盤1aに達する。また、グランドアンカー39eのアンカー体37eが支持岩盤1a内に形成される。
基礎構造45eを施工する際には、第1の実施形態と同様の手順で直接基礎21eを海底に沈設し、直接基礎21e上にタワー23を設置する。この時点では刃口61の下端部は支持岩盤1aに達していない。
タワー23を設置したら、第1の実施形態と同様の手順でグランドアンカー39eを打設する。グランドアンカー39eの下端はアンカー体37eによって支持岩盤1aに定着し、上端は定着具41によって定着板25に定着する。直接基礎21eの刃口61は、グランドアンカー39eを定着する際に緊張力を導入することによって堆積層59に圧入していく。このとき、刃口61の下端部を支持岩盤1aに確実に到達させるために、必要に応じて刃口61の周囲の堆積層59を掘削してもよい。
刃口61が支持岩盤1aに到達した状態で直接基礎21eおよびタワー23をグランドアンカー39eによって支持岩盤1aに固定したら、タワー23内に中詰め砂43を充填して基礎構造45eを完成し、タワー23の上部に風車タワー47を設置する。
第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。加えて、第4の実施形態では、直接基礎21eに刃口61を設けることにより海底地盤の表層の堆積層59を掘削せずに基礎構造45eを施工することができるので、堆積層59を掘削して基礎構造を施工する場合と比較して工期を短縮し工費を大幅に削減できる。
なお、第1から第3の実施形態では、グランドアンカーを2重に配置したが、1重に配置してもよいし3重以上に配置してもよい。
また、第1から第4の実施形態では直接基礎の外殻内にコンクリート19を打設したが、外殻の中詰め材はコンクリートに限らない。図14は、中詰め砂53を充填した例を示す図である。図14に示す直接基礎21fのように、外殻5fの上面を開放せず、外殻5f内に中詰め砂53を充填してもよい。また、第1、第2、第4の実施形態では、沈設した外殻に中詰め材を充填した直接基礎ではなく、他の構成の直接基礎を設置してもよい。
第1から第4の実施形態では、タワー23の内部に中詰め砂43を充填したが、タワー23の中詰め材はこれに限らない。例えば、岩盤1等の海底地盤の削孔によって現場で発生した土砂材料を用いた流動化処理土を中詰め材としてもよい。
第1から第4の実施形態では、グランドアンカー39に光ファイバセンサ55を配置してもよい。図15は、光ファイバセンサ55を配置した例を示す図である。図15に示す基礎構造45fでは、グランドアンカー39のストランドに光ファイバセンサ55が組み込まれ、光ファイバセンサ55が制御装置57に接続される。基礎構造45fでは、光ファイバセンサ55によってグランドアンカー39の張力を計測可能である。洋上風車の供用時に制御装置57によって張力の計測値を送信すれば、グランドアンカー39の不具合を遠隔管理することができ、基礎構造45fの安全性を担保できる。張力の計測は、光ファイバセンサに限らず、磁気を用いたセンサで行ってもよい。
第1の実施形態では、全てのグランドアンカー39がタワー23の内部を貫通している例を、第2の実施形態では全てのグランドアンカー39aがタワー23の外側に配置された例を示したが、グランドアンカーの一部をタワー23の内部を貫通するように配置し、残りをタワー23の外側に配置してもよい。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a………岩盤
3………海面
5、5a、5b、5c、5d、5e、5f………外殻
7………底面
9………トランジションピース
11、11a、11b、11d………鞘管
13………鉄筋
15………蓋
17………注入管
19………コンクリート
21、21a、21b、21c、21d、21e、21f………直接基礎
22………重力式基礎
23………タワー
24………フランジ
25………定着板
26………充填用孔
27………グラウト材
29………デッキ
29a、29b、29c………定着台
31………クローラードリル
33………ケーシングパイプ
35、35a、35b………ガイド孔
37、37-1、37-2、37a、37b、37c、37d、37e………アンカー体
39、39-1、39-2、39a、39b、39c、39d、39e………グランドアンカー
41、41a、41b、41c、41d………定着具
43………中詰め砂
45、45a、45b、45c、45d、45e、45f………基礎構造
46………フランジ
47………風車タワー
49、49b、49c………シース管
51………作業台
53………中詰め砂
55………光ファイバセンサ
57………制御装置
59………堆積層
61………刃口

Claims (10)

  1. 洋上風力発電用基礎構造であって、
    海底に設置される直接基礎と、
    前記直接基礎上に設置され、上部に風車タワーが設置される洋上風力発電の下部構造体と、
    を具備し、
    前記直接基礎及び前記下部構造体は、海底地盤に対してグランドアンカーによって固定され、
    前記グランドアンカーの一端は海底地盤に定着され、前記グランドアンカーの他端は、前記下部構造体の海上部分に形成された定着部に定着され
    前記直接基礎は、外殻と、前記外殻内に充填された砂またはコンクリートと、前記外殻に固定されたトランジションピースと、を有し、
    前記トランジションピースは筒状であり、前記トランジションピースの下部が前記外殻の底部に固定され、前記トランジションピースの上部が前記外殻から突出して形成され、
    前記下部構造体の下方が前記トランジションピースの内側に挿入され、
    前記下部構造体は、前記トランジションピースと接合されることを特徴とする洋上風力発電用基礎構造。
  2. 洋上風力発電用基礎構造であって、
    海底に設置される直接基礎と、
    前記直接基礎上に設置され、上部に風車タワーが設置される洋上風力発電の下部構造体と、
    を具備し、
    前記直接基礎は、外殻と、前記外殻内に充填された砂またはコンクリートと、前記外殻に固定されたトランジションピースと、を有し、
    前記トランジションピースは筒状であり、前記トランジションピースの下部が前記外殻の底部に固定され、前記トランジションピースの上部が前記外殻から突出して形成され、
    前記下部構造体の下方が前記トランジションピースの内側に挿入され、
    前記下部構造体は、前記トランジションピースと接合され、前記直接基礎及び前記下部構造体は、海底地盤に対してグランドアンカーによって固定されることを特徴とする洋上風力発電用基礎構造。
  3. 前記定着部が、前記下部構造体の外側に設置された定着台に形成されることを特徴とする請求項1に記載の洋上風力発電用基礎構造。
  4. 前記グランドアンカーは、複数の同心円上に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の洋上風力発電用基礎構造。
  5. 前記外殻は、下面の外縁部に刃口を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の洋上風力発電用基礎構造
  6. 洋上風力発電用基礎構造の施工方法であって、
    海底に直接基礎を設置する工程aと、
    前記直接基礎上に、上部に風車タワーが設置される洋上風力発電の下部構造体を設置する工程bと、
    海底地盤に対してグランドアンカーの一端を定着する工程cと、
    前記下部構造体の海上部分に形成された定着部に、前記グランドアンカーの他端を定着する工程dと、
    を具備し、
    前記工程aは、
    トランジションピースが固定された外殻を曳航して現場まで運搬して、海底に前記外殻を沈設する工程eと、
    前記外殻内にコンクリート又は砂を充填する工程fと、
    を具備し、
    前記トランジションピースは筒状であり、前記トランジションピースの下部が前記外殻の底部に固定され、前記トランジションピースの上部が前記外殻から突出して形成されており、
    前記工程bにおいて、前記下部構造体の下方が前記トランジションピースの内側に挿入され、前記下部構造体が、前記トランジションピースと接合されることを特徴とする洋上風力発電用基礎構造の施工方法。
  7. 洋上風力発電用基礎構造の施工方法であって、
    トランジションピースが固定された外殻を曳航して現場まで運搬して、海底に前記外殻を沈設し、前記外殻内にコンクリート又は砂を充填することで、海底に直接基礎を設置する工程aと、
    海底地盤に対してグランドアンカーの一端を定着する工程bと、
    前記直接基礎に前記グランドアンカーの他端を定着する工程cと、
    前記直接基礎上に、上部に風車タワーが設置される洋上風力発電の下部構造体を設置する工程dと、
    を具備し、
    前記トランジションピースは筒状であり、前記トランジションピースの下部が前記外殻の底部に固定され、前記トランジションピースの上部が前記外殻から突出して形成されており、
    前記工程dにおいて、前記下部構造体の下方が前記トランジションピースの内側に挿入され、前記下部構造体が、前記トランジションピースと接合されることを特徴とする洋上風力発電用基礎構造の施工方法。
  8. 前記定着部は、前記下部構造体の外側に設置された定着台に設けられることを特徴とする請求項6に記載の洋上風力発電用基礎構造の施工方法。
  9. 前記グランドアンカーは、複数の同心円上に配置されることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の洋上風力発電用基礎構造の施工方法。
  10. 前記外殻は、下面の外縁部に刃口を有することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれかに記載の洋上風力発電用基礎構造の施工方法
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