JP7155464B2 - 溶融石英-窒化ケイ素質耐火材 - Google Patents
溶融石英-窒化ケイ素質耐火材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7155464B2 JP7155464B2 JP2018107300A JP2018107300A JP7155464B2 JP 7155464 B2 JP7155464 B2 JP 7155464B2 JP 2018107300 A JP2018107300 A JP 2018107300A JP 2018107300 A JP2018107300 A JP 2018107300A JP 7155464 B2 JP7155464 B2 JP 7155464B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon nitride
- particle
- fused silica
- refractory
- refractory material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
特許文献1には、ジルコニア-黒鉛系の耐火材に、水ガラス、リン酸塩、コロイダルシリカの一種を含浸材として用いて封孔処理した耐火材を備えたストークが記載されている。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、反応性が低く、かつ耐熱衝撃性に優れた耐火材を提供することを課題とする。
(1)基材粒子と、該基材粒子の間に介在して該基材粒子を結合する結合部と、を備え、
該結合部は、少なくとも前記窒化ケイ素質材を含む。
(2)第1の粒子径未満の粒子よりなる微粒子材、第1の粒子径以上でありかつ第2の粒子径未満の粒子よりなる中粒子材、第2の粒子径以上の粒子よりなる粗粒子材から形成され、
該微粒子材は、該粗粒子材や該中粒子材を結合する結合部を形成するとともに、溶融石英質材を含むことなく窒化ケイ素質材が含まれる。
本発明の溶融石英-窒化ケイ素質耐火材は、(1)の構成を有する場合、基材粒子と、基材粒子の間に介在して基材粒子を結合する結合部と、を備え、結合部が、少なくとも窒化ケイ素質材を含む。
この構成によると、2つの質材が複合化しており、上記した効果をより確実に発揮できる。
本形態の溶融石英-窒化ケイ素質耐火材(以下、本形態の耐火材と称する)は、全体の質量を100mass%としたときに、30~75mass%の窒化ケイ素質材と、25~70mass%の溶融石英質材と、を合計が90mass%以上となるように含有して構成する。
窒化ケイ素質材は、窒化ケイ素(Si3N4)を主成分とする材質である。窒化ケイ素を主成分とするとは、窒化ケイ素の含有割合が最も多く含まれる状態を示す。
ここで、溶融石英質材と窒化ケイ素質材の一例を表1~表2に示した。表1には各質材の化学成分値を、表2には各質材の品質特性を、それぞれ示す。
本形態の耐火材における、窒化ケイ素質材と溶融石英質材とのそれぞれの含有割合は、上記の割合を満たす範囲であれば限定されるものではない。
そして、本形態の耐火材は、前述のような原料構成とし、かつ気孔率が7~18%、圧縮強度が35MPa以上、1000℃での熱間線膨張率が0.3%以下である。
ここで、耐食性の小さい溶融石英質材は、化学反応度の小さい部位に用いることが好ましい。すなわち、結合部に結合される基材粒子(粗粒子材や中粒子材に相当)は、溶融石英質材を含むことが好ましい。
本形態の耐火材は、その製造方法が限定されるものではない。例えば、以下の方法により製造できる。
まず、窒化ケイ素質材の粒子材、溶融石英質材の粒子材をそれぞれ所定の前処理を行い準備する。窒化ケイ素質材は、粗粒子材,中粒子材,微粒子材を、溶融石英質材は、粗粒子材,中粒子材をそれぞれ準備することが好ましい。
所定時間の焼成後、放冷(徐冷)する。
以上により、本形態の耐火材が製造される。
本発明の実施例として、耐火材を製造した。
まず、上記の表1に組成を示した窒化ケイ素質材の粉末と溶融石英質材の粉末を、表4に示した粒子径及びmass%(質量部)となるように準備する。なお、表1は、それぞれの粉末全体の質量を100mass%としたときの、それぞれの成分の質量割合をmass%で示した値である。表4は、窒化ケイ素質材の粉末と溶融石英質材の粉末との合計質量を100mass%としたときに、粒子径ごとの質量割合をmass%で示した値である。
(耐火材の特性)
各実施例及び各比較例の耐火材の気孔率、吸水率、見掛け比重、嵩(かさ)比重、圧縮強度、曲げ強度、1000℃での熱間線膨張率を測定した。測定結果を表4に合わせて示した。
気孔率、吸水率、見掛け比重、嵩(かさ)比重は、JIS R 2205に記載の測定方法で測定した。
圧縮強度は、JIS R 2206に準拠した方法で測定した。
曲げ強度は、JIS R 2213に記載の測定方法で測定した。
1000℃での熱間線膨張率は、JIS R 2207に記載の測定方法で測定した。
各例の耐火材の評価として、耐スポーリング性の評価を行った。
耐スポーリング性は、まず、40×40×150mmの角柱状の試験片を製造する。この試験片を、1100℃に保持された炉内に配置し、30分間保持する。その後、取り出して室内放冷した後、弾性率を測定する。この操作を3回繰り返す。
その後、試験片を、1100℃に保持された炉内に配置し、30分間保持する。その後、取り出し、水冷した後に弾性率を測定する。この操作を2回繰り返す。
なお、弾性率の測定は、ASTM C1259-08e1に規定の「打撃共振法」を用いて、動弾性率を測定することで行われた。なお、これらの試験片の弾性率の測定結果を表5に示した。表5では試験前の試験片の弾性率を100%として、弾性率の変化率で示した。
各例の耐火材の評価として、耐食性の評価を行った。
耐食性は、まず、40×40×150mmの角柱状の試験片を製造する。この試験片を、750±15℃に保持されたアルミニウムの溶湯中に、一方の端部(下端)を80mmで浸漬する。100時間保持し、試験片を引き上げる。放冷後、ほぼ中央部で縦方向(軸方向)に切断し、下端から40mmの部分におけるアルミニウムの含浸深さを測定した。測定結果を表5に合わせて示した。
表4~5に示したように、実施例1~4の耐火材は、耐熱衝撃性及び耐食性に優れた耐火材となっている。一方、比較例1~5の耐火材は、耐熱衝撃性と耐食性のいずれかが劣る耐火材となっている。
実施例1の耐火材は、耐食性の高い窒化ケイ素質材よりなる微粒子材と、低熱膨張性で耐熱衝撃性の高い溶融石英質材よりなる中粒子材及び粗粒子材と、から形成され、気孔率、圧縮強度及び全体の熱間線膨張率が所定の範囲内となっている。
具体的には、実施例1の耐火材は、粒子径と熱間線膨張率の異なる窒化ケイ素質材を微粒子材42%と溶融石英質材を(中粒子材:15mass%と粗粒子材:43mass%)の二つの材料から形成される。
また、気孔率が11.7%と低く圧縮強さも50MPaと高いことより、高い耐熱衝撃性と高い耐摩耗性を備えた耐火材となる。
その上、粒子径の構成上、微粒子の全てを窒化ケイ素質材で構成していることから、耐食性をより高める効果を発揮する。
これらのことは、耐スポーリング性試験及び耐食性試験からも明らかである。
また、耐食性試験において、溶損量が0.4mmと各比較例と比較して低いことが確認できる。つまり、耐食性に優れていることが確認できる。
以上のように、実施例1の耐火材は、耐熱衝撃性(耐割れ性)、耐食性(溶融アルミニウムに対するヌレ性〉に優れた耐火材となっている。
実施例2の耐火材は、実施例1と同様に、窒化ケイ素質材よりなる微粒子材及び中粒子材と、溶融石英質材よりなる粗粒子材と、から形成され、気孔率、圧縮強度及び全体の熱間線膨張率のいずれもが所定の範囲内となっている。
この実施例2の耐火材でも、実施例1と同様に耐熱衝撃性(耐割れ性)、耐食性(溶融アルミニウムに対するヌレ性)が向上した耐火材となっている。
実施例3の耐火材は、実施例1~2と同様に、窒化ケイ素質材よりなる微粒子、中粒子及び粗粒子と、溶融石英質材よりなる粗粒子と、から形成され、気孔率、圧縮強度及び全体の熱間線膨張率のいずれもが所定の範囲内となっている。
この実施例3の耐火材でも、実施例1~2と同様に耐熱衝撃性(耐割れ性)、耐食性(溶融アルミニウムに対するキレ、ヌレ性)が向上した耐火材となっている。
実施例4の耐火材は、実施例2と同様に、窒化ケイ素質材よりなる微粒子及び中粒子と、溶融石英質材よりなる粗粒子と、から形成され、気孔率、圧縮強度及び全体の熱間線膨張率のいずれもが所定の範囲内となっている。
この実施例4の耐火材でも、実施例1~3と同様に耐熱衝撃性(耐割れ性)、耐食性(溶融アルミニウムに対するヌレ性)が向上した耐火材となっている。
比較例1の耐火材は、溶融石英質材のみから形成され、気孔率、圧縮強度及び全体の熱間線膨張率のいずれもが所定の範囲内となっている。
具体的には、比較例1の耐火材は、粒子径の異なる溶融石英質材(微粒子:33%、中粒子:17%、粗粒子:50%)の粒子から形成されている。そして、気孔率が10.5%、圧縮強度が60MPa及び全体の熱間線膨張率が0.061%といずれも所定の範囲内となっている。
比較例1の耐火材は、耐スポーリング性及び耐食性が、各実施例と比較して大きく低下していることが確認できる。
比較例2の耐火材は、窒化ケイ素質材よりなる微量の微粒子と、溶融石英質材よりなる微粒子、中粒子及び粗粒子と、から形成され、気孔率、圧縮強度及び全体の熱間線膨張率のいずれもが所定の範囲内となっている。
具体的には、比較例2の耐火材は、粒子径と熱間線膨張率の異なる窒化ケイ素質材(微粒子材:23%)と溶融石英質材(微粒子材:15%、中粒子材:16%、粗粒子材:46%)の二つの材料から形成される。そして、気孔率が10.8%、圧縮強度が55MPa及び全体の熱間線膨張率が0.073%といずれも所定の範囲内となっている。
比較例2の耐火材も、比較例1と同様に、耐熱スポーリング性及び耐食性が、各実施例と比較して大きく低下していることが確認できる。
各実施例と比較例1~2の比較から、窒化ケイ素質材の含有割合が少ない場合には、耐熱衝撃性及び耐食性が低下することが確認できる。
比較例3の耐火材は、窒化ケイ素質材よりなる微量の粗粒子と、溶融石英質材よりなる中粒子及び粗粒子と、から形成され、全体の熱間線膨張率のいずれもが所定の範囲内となっている。
具体的には、比較例3の耐火材は、粒子径に熱間線膨張率の異なる窒化ケイ素質材(微粒子材:24%)と溶融石英質材(中粒子材:23%、粗粒子材:53%)の二つの材料から形成される。そして。気孔率が24.0%と過剰に大きく、圧縮強度が22MPaと過剰に小さくなっている。全体の熱間線膨張率が0.074%と所定の範囲内となっている。
比較例3の耐火材も、比較例1~2と同様に、耐スポーリング性及び耐食性が、各実施例と比較して大きく低下していることが確認できる。
各実施例と比較例1~3の比較から、窒化ケイ素質材の含有割合が少ない場合には、耐熱衝撃性及び耐食性が低下することが確認できる。
比較例4の耐火材は、窒化ケイ素質材よりなる微粒子、中粒子及び粗粒子と、溶融石英質材よりなる微量の粗粒子と、から形成され、全体の熱間線膨張率が所定の範囲内となっている。
具体的には、比較例4の耐火材は、粒子径と熱間線膨張率の異なる窒化ケイ素質材(微粒子材:35%、中粒子材:18%、粗粒子材:32%)と溶融石英質材(粗粒子材:15%)の2つの材料から形成される。そして気孔率が19.7%と過剰に大きく、圧縮強度が31MPaと過剰に小さく、全体の熱間線膨張率が0.225%と所定の範囲内となっている。
比較例5の耐火材は、窒化ケイ素質材のみから形成され、全体の熱間線膨張率が所定の範囲内となっている。
具体的には、比較例5の耐火材は、窒化ケイ素質材(微粒子材:33%、中粒子材:17%、粗粒子材:50%)の粒子から形成される。そして、気孔率が24.5%と異常に大きく、圧縮強度が23MPaと低く、全体の熱間線膨張率は0.257%と所定の範囲内となっている。
さらに、比較例5の耐火材は、窒化ケイ素質材の各粒子の結合力が弱く、かつ気孔率がかなり大きくなる。この結果、耐通気性の低さ、耐熱スポーリング性及び耐摩耗性が大幅に低下する。
Claims (2)
- 全体の質量を100mass%としたときに、30~75mass%の窒化ケイ素質材と、25~70mass%の溶融石英質材と、を合計が90mass%以上となるように含有して形成され、
気孔率が7~18%、圧縮強度が35MPa以上、1000℃での熱間線膨張率が0.3%以下であり、
下記(1)及び(2)を充足することを特徴とする溶融石英-窒化ケイ素質耐火材。
(1)基材粒子と、該基材粒子の間に介在して該基材粒子を結合する結合部と、を備え、
該結合部は、少なくとも前記窒化ケイ素質材を含む。
(2)第1の粒子径未満の粒子よりなる微粒子材、第1の粒子径以上でありかつ第2の粒子径未満の粒子よりなる中粒子材、第2の粒子径以上の粒子よりなる粗粒子材から形成され、
該微粒子材は、該粗粒子材や該中粒子材を結合する結合部を形成するとともに、溶融石英質材を含むことなく窒化ケイ素質材が含まれる。 - 前記(2)の構成を有し、
前記第1の粒子径が44μmであり、前記第2の粒子径が150μmである請求項1に記載の溶融石英-窒化ケイ素質耐火材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018107300A JP7155464B2 (ja) | 2018-06-04 | 2018-06-04 | 溶融石英-窒化ケイ素質耐火材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018107300A JP7155464B2 (ja) | 2018-06-04 | 2018-06-04 | 溶融石英-窒化ケイ素質耐火材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019210179A JP2019210179A (ja) | 2019-12-12 |
JP7155464B2 true JP7155464B2 (ja) | 2022-10-19 |
Family
ID=68846366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018107300A Active JP7155464B2 (ja) | 2018-06-04 | 2018-06-04 | 溶融石英-窒化ケイ素質耐火材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7155464B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000103684A (ja) | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Hitachi Kyowa Engineering Co Ltd | キャスタブル耐火物およびそれを用いた耐火煉瓦 |
JP2001316174A (ja) | 2000-02-21 | 2001-11-13 | Ngk Insulators Ltd | 複合材料およびその製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59152269A (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-30 | 九州耐火煉瓦株式会社 | 窒化珪素系複合耐火物 |
-
2018
- 2018-06-04 JP JP2018107300A patent/JP7155464B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000103684A (ja) | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Hitachi Kyowa Engineering Co Ltd | キャスタブル耐火物およびそれを用いた耐火煉瓦 |
JP2001316174A (ja) | 2000-02-21 | 2001-11-13 | Ngk Insulators Ltd | 複合材料およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019210179A (ja) | 2019-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5255574B2 (ja) | ジルコニアムライト耐火原料及びプレートれんが | |
RU2637196C2 (ru) | Огнеупорный материал и разливочный стакан | |
JP2020100511A (ja) | マグネシアカーボンれんがの製造方法 | |
JPH11189477A (ja) | 混銑車用の黒鉛含有不定形耐火物材料 | |
JP2008143757A (ja) | 不定形耐火物 | |
JP7155464B2 (ja) | 溶融石英-窒化ケイ素質耐火材 | |
JP4855874B2 (ja) | 非酸化性雰囲気用窯道具 | |
JPH09202667A (ja) | スライドゲート用キャスタブル耐火物 | |
JP5192970B2 (ja) | スライディングノズル装置用の塩基性プレート耐火物 | |
JP5465396B2 (ja) | 低熱伝導性の断熱キャスタブル用粉体組成物 | |
JP7130903B2 (ja) | 低融点非鉄金属用耐火材 | |
JP6441684B2 (ja) | 溶融金属容器蓋用キャスタブル耐火物 | |
JP6441685B2 (ja) | 溶融金属容器蓋用キャスタブル耐火物 | |
JP7032084B2 (ja) | 不定形耐火物 | |
JP2021004160A (ja) | 溶銑鍋用れんが及びこれをライニングした溶銑鍋 | |
JP4217278B2 (ja) | 金属−セラミックス複合材料の製造方法 | |
JP3598484B2 (ja) | 連続鋳造用ノズル | |
JPS608988B2 (ja) | 鋳造用浸漬ノズル組成物 | |
WO2016208666A1 (ja) | 溶銑製造炉の炉床用れんが | |
JP3944871B2 (ja) | 炭素含有セラミック焼結体 | |
JP7157326B2 (ja) | マグネシア・カーボン質耐火物 | |
JPH06287057A (ja) | 炭素含有耐火物 | |
JP3579231B2 (ja) | 窒化硼素含有ジルコニア・黒鉛質耐火物 | |
JPH04260655A (ja) | 高強度黒鉛含有耐火物 | |
JP3176836B2 (ja) | 不定形耐火物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210325 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220621 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7155464 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |