JP7154175B2 - コンパクト容器 - Google Patents
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Description
容器本体を下ヒンジ部回りに下方に引き下げ、第1下係合部と第2下係合部との係合を解除すると、容器本体が支持突部から離間し、中皿を、支持リングおよび容器本体に対して分離することが可能になり、中皿を容器本体の収容部から容易に取り外すことができる。
このように、容器本体を下ヒンジ部回りに下方に引き下げて、第1下係合部と第2下係合部との係合を解除することで、中皿が収容部から取り外せることから、中皿を収容部から取り外すときに要する力が、中皿に対する支持突部の係合力に依存しないので、この係合力を大きくして、中皿を収容部に対して強く固定しても、中皿が収容部から取り外しにくくなるのを防ぐことができる。
上蓋に、指当て凹部を径方向の外側から覆う被覆壁が設けられているので、上蓋を上ヒンジ部回りに上方に向けて回転させて開かない限り、指当て凹部を被覆壁で覆っておくことが可能になり、誤って容器本体が下ヒンジ部回りに回転し第1下係合部と第2下係合部との係合が解除されるのを抑制することができる。
指当て凹部が、容器本体の周壁部において、下ヒンジ部が配設されている周方向の位置に対して径方向で対向する部分の外周面に配設されているので、指当て凹部の内面に指を引っ掛けて、容器本体を下ヒンジ部回りに下方に引き下げたときに、容器本体を下ヒンジ部回りに円滑に下方に向けて回転させることが可能になり、中皿を容器本体の収容部から取り外す際の操作性を向上させることができる。
本実施形態のコンパクト容器1は、図1から図6に示されるように、内容物が収容される中皿11と、支持リング13と、上蓋15と、中皿11を収容する収容部17を有する容器本体18と、を備えている。
なお、中皿11は、金属材料に限らず例えば、合成樹脂材料等の他の材質で形成されてもよい。
容器本体18の周壁部23の内周面に、全周にわたって連続して延びる環状溝18bが形成されている。環状溝18bは、容器本体18の上端開口縁に開口している。環状溝18bの内面のうち、径方向の内側を向く面に、径方向の内側に向けて突出した第1下係合部21が形成されている。第1下係合部21は、環状溝18bの内面のうちの径方向の内側を向く面の上端部に形成されている。図6に示されるように、第1下係合部21は、周方向の全長にわたって連続して延びている。
図3、図5、および図6に示されるように、容器本体18は、支持リング13に下ヒンジ部16を介して連結されている。
支持リング13には、下方に向けて突出し、容器本体18の環状溝18bに挿入された装着筒部27が形成されている。装着筒部27の内周面、および容器本体18の周壁部23の内周面それぞれの径方向の位置は、互いに同等になっている。装着筒部27の外周面に、径方向の外側に向けて突出した第2下係合部22が形成されている。第2下係合部22は、容器本体18の第1下係合部21に着脱可能に係合している。第2下係合部22は、第1下係合部21に着脱可能にアンダーカット嵌合している。
支持リング13には、上方に向けて突出し、周方向の全長にわたって連続して延びるシール筒26が形成されている。シール筒26に、上蓋15が着脱可能に外嵌している。
なお、連通孔13cとして、径方向の外側に向けて開口せず、単に支持リング13を軸方向に貫く構成を採用してもよい。
指当て凹部24が、容器本体18の周壁部23において、下ヒンジ部16が配設されている周方向の位置に対して径方向で対向する部分の外周面に配設されているので、指当て凹部24の指当て面24aに指を引っ掛けて、容器本体18を下ヒンジ部16回りに下方に引き下げたときに、容器本体18を下ヒンジ部16回りに円滑に下方に向けて回転させることが可能になり、中皿11を容器本体18の収容部17から取り外す際の操作性を向上させることができる。
上ヒンジ部14、および下ヒンジ部16それぞれの周方向の位置を、互いに同等にしてもよい。
第1下係合部21と第2下係合部22との係合を解除するのに要する、容器本体18に加える下ヒンジ部16回りの引き下げ力を、第1上係合部19と第2上係合部20との係合を解除するのに要する、上蓋15に加える上ヒンジ部14回りの引き上げ力以下としてもよい。
11 中皿
12 支持突部
13 支持リング
14 上ヒンジ部
15 上蓋
16 下ヒンジ部
17 収容部
18 容器本体
19 第1上係合部
20 第2上係合部
21 第1下係合部
22 第2下係合部
23 容器本体の周壁部
24 指当て凹部
25 被覆壁
Claims (4)
- 内容物が収容される中皿と、
前記中皿の上端開口縁を支持する支持突部が形成された支持リングと、
前記支持リングに上ヒンジ部を介して連結され、前記中皿を開放可能に覆う上蓋と、
前記支持リングに下ヒンジ部を介して連結され、前記中皿を収容する収容部を有する有底筒状の容器本体と、を備え、
前記上蓋および前記支持リングに、着脱可能に係合した第1上係合部、および第2上係合部が各別に設けられ、
前記容器本体および前記支持リングに、着脱可能に係合した第1下係合部、および第2下係合部が各別に設けられている、コンパクト容器。 - 前記容器本体の周壁部の外周面に指当て凹部が形成され、
前記上蓋に、前記指当て凹部を径方向の外側から覆う被覆壁が設けられている、請求項1に記載のコンパクト容器。 - 前記上ヒンジ部、および前記下ヒンジ部それぞれの周方向の位置は、互いに異なっており、
前記指当て凹部は、前記容器本体の周壁部において、前記下ヒンジ部が配設されている周方向の位置に対して径方向で対向する部分の外周面に配設されている、請求項2に記載のコンパクト容器。 - 前記第1下係合部と前記第2下係合部との係合を解除するのに要する、前記容器本体に加える前記下ヒンジ部回りの引き下げ力は、前記第1上係合部と前記第2上係合部との係合を解除するのに要する、前記上蓋に加える前記上ヒンジ部回りの引き上げ力より大きい、請求項1から3のいずれか1項に記載のコンパクト容器。
Priority Applications (1)
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JP2019065289A JP7154175B2 (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | コンパクト容器 |
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JP2019065289A JP7154175B2 (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | コンパクト容器 |
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JP7154175B2 true JP7154175B2 (ja) | 2022-10-17 |
Family
ID=72714722
Family Applications (1)
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JP2019065289A Active JP7154175B2 (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | コンパクト容器 |
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Citations (2)
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KR200476245Y1 (ko) * | 2013-02-18 | 2015-02-10 | 펌텍코리아 (주) | 화장품용 콤팩트 케이스 |
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2019
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Patent Citations (2)
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JP2010178898A (ja) | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Key Tranding Co Ltd | 化粧料容器 |
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Publication number | Publication date |
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JP2020162795A (ja) | 2020-10-08 |
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