JP7151277B2 - 物品収納設備 - Google Patents
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Description
前記第2コンベヤにおける物品を支持する支持領域を上方側から撮像する撮像装置と、前記撮像装置の撮像情報に基づいて前記コンベヤ装置を制御する制御装置と、を更に備え、前記制御装置は、前記撮像装置の撮像情報に基づいて前記支持領域に存在する物品の姿勢が適正か否かを判別する姿勢判別制御を実行すると共に、前記姿勢判別制御において物品の姿勢が適正と判別した場合に、前記第2コンベヤ上の物品を前記対象第3コンベヤに搬送する収納搬送制御を実行し、前記姿勢判別制御において物品の姿勢が適正ではないと判別した場合に、前記第2コンベヤ上の物品の姿勢を修正する姿勢修正制御を実行し、前記姿勢修正制御は、前記第2コンベヤの搬送速度と、他の少なくとも1つのコンベヤの搬送速度とを異ならせる制御、又は、前記第2コンベヤが複数のコンベヤユニットを備えている場合において、連続するコンベヤユニットの搬送速度を異ならせる制御である。
これに対して、第2コンベヤの支持領域に搬送された物品について、姿勢判別制御によって適正な姿勢ではないと判別した場合に、姿勢修正制御を実行する。姿勢修正制御を実行した場合は、第2コンベヤ上の物品の姿勢を適正な姿勢に修正することができる。そのため、姿勢修正制御によって姿勢を修正した物品を収納搬送制御の実行により自動倉庫に入庫することで、自動倉庫に入庫される物品の姿勢を適正な姿勢とすることができる。このように、本構成によれば、コンベヤ装置によって搬送している物品の姿勢が適正でない場合があっても、物品の搬送を停止することを避けることができる。また、適正な姿勢でない物品が自動倉庫に入庫されることも避けることができる。
前記第2コンベヤにおける物品を支持する支持領域を上方側から撮像する撮像装置と、前記撮像装置の撮像情報に基づいて前記コンベヤ装置を制御する制御装置と、を更に備え、前記制御装置は、前記撮像装置の撮像情報に基づいて前記支持領域に存在する物品の姿勢が適正か否かを判別する姿勢判別制御を実行すると共に、前記姿勢判別制御において物品の姿勢が適正と判別した場合に、前記第2コンベヤ上の物品を前記対象第3コンベヤに搬送する収納搬送制御を実行し、前記姿勢判別制御において物品の姿勢が適正ではないと判別した場合に、前記第2コンベヤ上の物品の姿勢を修正する姿勢修正制御を実行し、前記姿勢修正制御は、前記第2コンベヤ上の物品を移動させて当該物品の一部を前記第1コンベヤ又は前記第3コンベヤに載せた状態で、前記第2コンベヤと前記第1コンベヤ又は前記第3コンベヤとの搬送速度を異ならせる制御、又は、前記第2コンベヤが複数のコンベヤユニットを備えている場合において、前記第2コンベヤ上の物品を複数のコンベヤユニットに跨らせた状態で、当該複数のコンベヤユニットの搬送速度を異ならせる制御である。
これに対して、第2コンベヤの支持領域に搬送された物品について、姿勢判別制御によって適正な姿勢ではないと判別した場合に、姿勢修正制御を実行する。姿勢修正制御を実行した場合は、第2コンベヤ上の物品の姿勢を適正な姿勢に修正することができる。そのため、姿勢修正制御によって姿勢を修正した物品を収納搬送制御の実行により自動倉庫に入庫することで、自動倉庫に入庫される物品の姿勢を適正な姿勢とすることができる。このように、本構成によれば、コンベヤ装置によって搬送している物品の姿勢が適正でない場合があっても、物品の搬送を停止することを避けることができる。また、適正な姿勢でない物品が自動倉庫に入庫されることも避けることができる。
ここで、第2コンベヤの支持領域に存在する物品の姿勢が適正でない場合として、例えば、第1コンベヤから第2コンベヤに2つの物品(以下、第1物品と第2物品と称する)が纏まって搬送されたために、第2コンベヤ上にある物品が実際には第1物品と第2物品とにより構成されている場合がある。このような場合には、次のような姿勢修正制御を実行することで、物品の姿勢を修正することができる。つまり、第2コンベヤ上の物品を移動させて当該物品の一部(第1物品)を第1コンベヤ又は第3コンベヤに載せ、当該物品の残り一部(第2物品)を第2コンベヤに載せた状態で、第2コンベヤと第1コンベヤ又は第3コンベヤとの搬送速度を異ならせることで、第1物品と第2物品とを分離させることができる。また、第2コンベヤが複数のコンベヤユニットを備えている場合には、第2コンベヤ上の物品を移動させて当該物品の一部(第1物品)と物品の残り一部(第2物品)とを異なるコンベヤユニットに載せた状態で、これらのコンベヤユニットの搬送速度を異ならせることで、第1物品と第2物品とを分離させることができる。本構成によれば、このような姿勢修正制御を実行することで、物品の姿勢を適切に修正することができる。なお、2つのコンベヤ又はコンベヤユニットの「搬送速度を異ならせる」ことには、同じ搬送方向で速度を異ならせる他に、搬送方向自体を異ならせる(搬送速度の絶対値は同じでも異なっていても良い)ことや、2つのコンベヤ又はコンベヤユニットの一方を停止させ、他方のみを動作させることも含まれる。
前記第2コンベヤにおける物品を支持する支持領域を上方側から撮像する撮像装置と、前記撮像装置の撮像情報に基づいて前記コンベヤ装置を制御する制御装置と、を更に備え、前記制御装置は、前記撮像装置の撮像情報に基づいて前記支持領域に存在する物品の姿勢が適正か否かを判別する姿勢判別制御を実行すると共に、前記姿勢判別制御において物品の姿勢が適正と判別した場合に、前記第2コンベヤ上の物品を前記対象第3コンベヤに搬送する収納搬送制御を実行し、前記姿勢判別制御において物品の姿勢が適正ではないと判別した場合は、前記第2コンベヤ上の物品を前記自動倉庫以外の払出箇所に払い出す払出制御、又は、前記第2コンベヤ上の物品の姿勢を修正する姿勢修正制御を実行し、前記第2コンベヤは、支柱に沿って昇降すると共に被検出体を備え、前記撮像装置は、前記第2コンベヤの昇降移動範囲より上方に、前記支柱に対する位置が固定された状態で設置され、前記被検出体は、上下方向視で前記第2コンベヤの周縁部に位置し、且つ、前記撮像装置により撮像される撮像画像中において前記支柱の延長線上に位置するように配置され、前記制御装置は、前記姿勢判別制御において、前記撮像画像中における前記支柱の位置に基づいてその支柱の延長線上に存在する前記被検出体を認識し、その認識した前記被検出体の位置に基づいて前記支持領域に対応する検出エリアを設定し、前記検出エリア内における物品の姿勢を判別する。
これに対して、第2コンベヤの支持領域に搬送された物品について、姿勢判別制御によって適正な姿勢ではないと判別した場合は、払出制御又は姿勢修正制御を実行する。払出制御を実行した場合は、第2コンベヤ上の物品は自動倉庫には入庫されずに払出箇所に払い出される。そのため、適正な姿勢でない物品が自動倉庫に入庫されることを回避できる。また、姿勢修正制御を実行した場合は、第2コンベヤ上の物品の姿勢を適正な姿勢に修正することができる。そのため、姿勢修正制御によって姿勢を修正した物品を収納搬送制御の実行により自動倉庫に入庫することで、自動倉庫に入庫される物品の姿勢を適正な姿勢とすることができる。このように、本構成によれば、コンベヤ装置によって搬送している物品の姿勢が適正でない場合があっても、物品の搬送を停止することを避けることができる。また、適正な姿勢でない物品が自動倉庫に入庫されることも避けることができる。
更に、この特徴構成によれば、撮像装置は、第2コンベヤの昇降移動範囲より上方にあるため、第2コンベヤが昇降する場合に撮像装置が邪魔になり難い。また、被検出体は、撮像画像中において支柱の延長線上に位置するように配置されているため、撮像画像中において支柱の位置を基準とすることで被検出体を認識する精度を高めることができ、姿勢判別制御において検出エリアの設定及び物品の姿勢の判別をより高精度に行うことができる。
物品収納設備の実施形態について図面に基づいて説明する。図1に示すように、物品収納設備は、物品Wを収納する自動倉庫1と、自動倉庫1に入庫する物品Wを搬送する入庫用コンベヤ装置2と、自動倉庫1から出庫された物品Wを搬送する出庫用コンベヤ装置3と、を備えている。尚、入庫用コンベヤ装置2が、自動倉庫1に向けて物品Wを搬送するコンベヤ装置に相当する。また、本実施形態では、物品Wは、上下方向Z視で矩形状に形成されている。
図1及び図2に示すように、自動倉庫1は、上下方向Zに並ぶ状態で設置された複数段(本実施形態では6段)の収納棚6と、第1方向Xに沿って走行する複数の物品搬送車7と、を備えている。収納棚6は、第2方向Yに間隔を空けて並ぶ状態で一対備えられており、この一対の収納棚6が、各段の夫々に設置されている。物品搬送車7は、収納棚6が備えられている各段の夫々に対して設置されており、第2方向Yに並ぶ一対の収納棚6の間を第1方向Xに沿って走行する。
図1及び図2に示すように、入庫用コンベヤ装置2は、第1コンベヤ11と、上下方向Zに昇降可能な第2コンベヤ12と、上下方向Zに並ぶ複数の第3コンベヤ13と、第1コンベヤ11と上下方向Zに重なる第4コンベヤ14と、を有している。第2コンベヤ12は、第1コンベヤ11及び第4コンベヤ14に対して第1方向第1側X1に設置されており、第3コンベヤ13は、第2コンベヤ12に対して第1方向第1側X1に設置されている。本実施形態では、第1コンベヤ11、複数の第3コンベヤ13、及び第4コンベヤ14はローラコンベヤにより構成されており、第2コンベヤ12は、ベルトコンベヤにより構成されている。
図1に示すように、出庫用コンベヤ装置3は、第5コンベヤ21と、上下方向Zに昇降可能な第6コンベヤ22と、上下方向Zに並ぶ複数の第7コンベヤ23と、を有している。第6コンベヤ22は、第5コンベヤ21に対して第1方向第1側X1に設置されており、第7コンベヤ23は、第6コンベヤ22に対して第1方向第1側X1に設置されている。本実施形態では、第5コンベヤ21及び複数の第7コンベヤ23はローラコンベヤにより構成されており、第6コンベヤ22は、ベルトコンベヤにより構成されている。
物品収納設備は、第2コンベヤ12における物品Wを支持する支持領域Sを上方側から撮像する撮像装置26と、自動倉庫1、入庫用コンベヤ装置2、及び出庫用コンベヤ装置3を制御する制御装置Hと、を備えている。制御装置Hは、撮像装置26の撮像情報に基づいて入庫用コンベヤ装置2を制御する。
図6のフローチャートに示すように、制御装置Hは、支持領域Sに物品Wを搬送する領域搬送制御を実行(S1)し、撮像装置26の撮像情報に基づいて支持領域Sに存在する物品Wの姿勢が適正か否かを判別する姿勢判別制御を実行する(S2)。そして、制御装置Hは、姿勢判別制御において物品Wの姿勢が適正と判別した場合に(S3:Yes)、第2コンベヤ12上の物品Wを対象第3コンベヤ13Aに搬送する収納搬送制御を実行し(S4)、姿勢判別制御において物品Wの姿勢が適正ではないと判別した場合は(S3:No)、第2コンベヤ12上の物品Wを自動倉庫1以外の払出箇所Pに払い出す払出制御を実行する(S5)。
払出制御では、第2コンベヤ12を第4コンベヤ14に対応する位置に昇降させた状態で、第2コンベヤ12上の物品Wを第4コンベヤ14に搬送するように、第2コンベヤ12及び第4コンベヤ14を制御する。
次に、物品収納設備の第二の実施形態について、図7から図10を用いて説明する。本実施形態では、制御装置Hが払出制御に代えて姿勢修正制御を実行する点で、上記第1の実施形態とは異なる。以下では、本実施形態に係る制御装置Hの制御について、上記第1の実施形態との相違点を中心として説明する。なお、特に説明しない点については、上記第1の実施形態と同様とする。
図10のフローチャートに示すように、制御装置Hは、支持領域Sに物品Wを搬送する領域搬送制御(S11)を実行し、撮像装置26の撮像情報に基づいて支持領域Sに存在する物品Wの姿勢が適正か否かを判別する姿勢判別制御を実行する(S12)。また、制御装置Hは、姿勢判別制御において物品Wの姿勢が適正と判別した場合に(S13:Yes)、第2コンベヤ12上の物品Wを対象第3コンベヤ13Aに搬送する収納搬送制御を実行し(S14)、姿勢判別制御において物品Wの姿勢が適正ではないと判別した場合は(S13:No)、第2コンベヤ12上の物品Wの姿勢を修正する姿勢修正制御を実行して物品Wの姿勢を修正した後(S15)、収納搬送制御を実行する(S14)。
次に、物品収納設備のその他の実施形態について説明する。
以下、上記において説明した物品収納設備の概要について説明する。
これに対して、第2コンベヤの支持領域に搬送された物品について、姿勢判別制御によって適正な姿勢ではないと判別した場合は、払出制御又は姿勢修正制御を実行する。払出制御を実行した場合は、第2コンベヤ上の物品は自動倉庫には入庫されずに払出箇所に払い出される。そのため、適正な姿勢でない物品が自動倉庫に入庫されることを回避できる。また、姿勢修正制御を実行した場合は、第2コンベヤ上の物品の姿勢を適正な姿勢に修正することができる。そのため、姿勢修正制御によって姿勢を修正した物品を収納搬送制御の実行により自動倉庫に入庫することで、自動倉庫に入庫される物品の姿勢を適正な姿勢とすることができる。このように、本構成によれば、コンベヤ装置によって搬送している物品の姿勢が適正でない場合があっても、物品の搬送を停止することを避けることができる。また、適正な姿勢でない物品が自動倉庫に入庫されることも避けることができる。
2:入庫用コンベヤ装置(コンベヤ装置)
11:第1コンベヤ
12:第2コンベヤ
13:第3コンベヤ
13A:対象第3コンベヤ
14:第4コンベヤ
18A:支柱
26:撮像装置
C:隅部
C1:第1隅部
C2:第2隅部
D:検出エリア
S:支持領域
E1:第1隅部領域
E2:第2隅部領域
H:制御装置
P:払出箇所
T1:第1被検出体(被検出体)
T2:第2被検出体
W:物品
Z:上下方向
Claims (7)
- 物品を収納する自動倉庫と、前記自動倉庫に向けて物品を搬送するコンベヤ装置と、を備え、
前記コンベヤ装置は、第1コンベヤと、上下方向に昇降可能な第2コンベヤと、上下方向に並ぶ複数の第3コンベヤと、を有し、
前記第2コンベヤは、前記第1コンベヤから受け取った物品を前記複数の第3コンベヤから選択した1つの対象第3コンベヤに渡すように物品を搬送し、前記対象第3コンベヤは、前記第2コンベヤから受け取った物品を前記自動倉庫に向けて搬送する、物品収納設備であって、
前記第2コンベヤにおける物品を支持する支持領域を上方側から撮像する撮像装置と、前記撮像装置の撮像情報に基づいて前記コンベヤ装置を制御する制御装置と、を更に備え、
前記制御装置は、前記撮像装置の撮像情報に基づいて前記支持領域に存在する物品の姿勢が適正か否かを判別する姿勢判別制御を実行すると共に、前記姿勢判別制御において物品の姿勢が適正と判別した場合に、前記第2コンベヤ上の物品を前記対象第3コンベヤに搬送する収納搬送制御を実行し、前記姿勢判別制御において物品の姿勢が適正ではないと判別した場合に、前記第2コンベヤ上の物品の姿勢を修正する姿勢修正制御を実行し、
前記姿勢修正制御は、前記第2コンベヤの搬送速度と、他の少なくとも1つのコンベヤの搬送速度とを異ならせる制御、又は、前記第2コンベヤが複数のコンベヤユニットを備えている場合において、連続するコンベヤユニットの搬送速度を異ならせる制御である、物品収納設備。 - 物品を収納する自動倉庫と、前記自動倉庫に向けて物品を搬送するコンベヤ装置と、を備え、
前記コンベヤ装置は、第1コンベヤと、上下方向に昇降可能な第2コンベヤと、上下方向に並ぶ複数の第3コンベヤと、を有し、
前記第2コンベヤは、前記第1コンベヤから受け取った物品を前記複数の第3コンベヤから選択した1つの対象第3コンベヤに渡すように物品を搬送し、前記対象第3コンベヤは、前記第2コンベヤから受け取った物品を前記自動倉庫に向けて搬送する、物品収納設備であって、
前記第2コンベヤにおける物品を支持する支持領域を上方側から撮像する撮像装置と、前記撮像装置の撮像情報に基づいて前記コンベヤ装置を制御する制御装置と、を更に備え、
前記制御装置は、前記撮像装置の撮像情報に基づいて前記支持領域に存在する物品の姿勢が適正か否かを判別する姿勢判別制御を実行すると共に、前記姿勢判別制御において物品の姿勢が適正と判別した場合に、前記第2コンベヤ上の物品を前記対象第3コンベヤに搬送する収納搬送制御を実行し、前記姿勢判別制御において物品の姿勢が適正ではないと判別した場合に、前記第2コンベヤ上の物品の姿勢を修正する姿勢修正制御を実行し、
前記姿勢修正制御は、前記第2コンベヤ上の物品を移動させて当該物品の一部を前記第1コンベヤ又は前記第3コンベヤに載せた状態で、前記第2コンベヤと前記第1コンベヤ又は前記第3コンベヤとの搬送速度を異ならせる制御、又は、前記第2コンベヤが複数のコンベヤユニットを備えている場合において、前記第2コンベヤ上の物品を複数のコンベヤユニットに跨らせた状態で、当該複数のコンベヤユニットの搬送速度を異ならせる制御である、物品収納設備。 - 前記第2コンベヤは、支柱に沿って昇降すると共に被検出体を備え、
前記撮像装置は、前記第2コンベヤの昇降移動範囲より上方に、前記支柱に対する位置が固定された状態で設置され、
前記被検出体は、上下方向視で前記第2コンベヤの周縁部に位置し、且つ、前記撮像装置により撮像される撮像画像中において前記支柱の延長線上に位置するように配置され、
前記制御装置は、前記姿勢判別制御において、前記撮像画像中における前記支柱の位置に基づいてその支柱の延長線上に存在する前記被検出体を認識し、その認識した前記被検出体の位置に基づいて前記支持領域に対応する検出エリアを設定し、前記検出エリア内における物品の姿勢を判別する、請求項1又は2に記載の物品収納設備。 - 物品を収納する自動倉庫と、前記自動倉庫に向けて物品を搬送するコンベヤ装置と、を備え、
前記コンベヤ装置は、第1コンベヤと、上下方向に昇降可能な第2コンベヤと、上下方向に並ぶ複数の第3コンベヤと、を有し、
前記第2コンベヤは、前記第1コンベヤから受け取った物品を前記複数の第3コンベヤから選択した1つの対象第3コンベヤに渡すように物品を搬送し、前記対象第3コンベヤは、前記第2コンベヤから受け取った物品を前記自動倉庫に向けて搬送する、物品収納設備であって、
前記第2コンベヤにおける物品を支持する支持領域を上方側から撮像する撮像装置と、前記撮像装置の撮像情報に基づいて前記コンベヤ装置を制御する制御装置と、を更に備え、
前記制御装置は、前記撮像装置の撮像情報に基づいて前記支持領域に存在する物品の姿勢が適正か否かを判別する姿勢判別制御を実行すると共に、前記姿勢判別制御において物品の姿勢が適正と判別した場合に、前記第2コンベヤ上の物品を前記対象第3コンベヤに搬送する収納搬送制御を実行し、前記姿勢判別制御において物品の姿勢が適正ではないと判別した場合は、前記第2コンベヤ上の物品を前記自動倉庫以外の払出箇所に払い出す払出制御、又は、前記第2コンベヤ上の物品の姿勢を修正する姿勢修正制御を実行し、
前記第2コンベヤは、支柱に沿って昇降すると共に被検出体を備え、
前記撮像装置は、前記第2コンベヤの昇降移動範囲より上方に、前記支柱に対する位置が固定された状態で設置され、
前記被検出体は、上下方向視で前記第2コンベヤの周縁部に位置し、且つ、前記撮像装置により撮像される撮像画像中において前記支柱の延長線上に位置するように配置され、
前記制御装置は、前記姿勢判別制御において、前記撮像画像中における前記支柱の位置に基づいてその支柱の延長線上に存在する前記被検出体を認識し、その認識した前記被検出体の位置に基づいて前記支持領域に対応する検出エリアを設定し、前記検出エリア内における物品の姿勢を判別する、物品収納設備。 - 前記第2コンベヤは、前記被検出体である第1被検出体に加えて、第2被検出体を備え、
前記制御装置は、認識した前記第1被検出体の位置から、予め設定された設定方向に存在する前記第2被検出体を認識し、認識した前記第1被検出体の位置及び前記第2被検出体の位置に基づいて、前記検出エリアを設定する、請求項3又は4に記載の物品収納設備。 - 前記第2コンベヤの前記支持領域は、上下方向視で矩形状に形成され、
前記第1被検出体は、前記撮像画像中における前記支柱と前記第2コンベヤとの接続部分を含むと共に、前記支持領域の4つの隅部の内の1つである第1隅部を含む第1隅部領域に配置され、
前記第2被検出体は、前記支持領域の4つの隅部の内の前記第1隅部の対角に存在する第2隅部を含む第2隅部領域に配置され、
前記制御装置は、前記姿勢判別制御において、認識した前記第1被検出体の位置及び前記第2被検出体の位置に基づいて、これらの位置が対角となる矩形状の領域を前記検出エリアに設定する、請求項5に記載の物品収納設備。 - 前記コンベヤ装置は、前記第2コンベヤから物品を受け取り可能な前記払出箇所に設置された第4コンベヤを更に有し、
前記制御装置は、前記払出制御において、前記第2コンベヤから前記第4コンベヤに物品を搬送するように前記コンベヤ装置を制御する、請求項4に記載の物品収納設備。
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