JP7150815B2 - 不均一触媒を使用した酸化的エステル化によるメタクリル酸メチルの製造方法 - Google Patents

不均一触媒を使用した酸化的エステル化によるメタクリル酸メチルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7150815B2
JP7150815B2 JP2020503269A JP2020503269A JP7150815B2 JP 7150815 B2 JP7150815 B2 JP 7150815B2 JP 2020503269 A JP2020503269 A JP 2020503269A JP 2020503269 A JP2020503269 A JP 2020503269A JP 7150815 B2 JP7150815 B2 JP 7150815B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
gold
weight
methanol
methacrolein
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020503269A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020528421A (ja
Inventor
ダブリュー リンバッハ、カーク
ディー. フリック、クリストファー
ジェイ. サスマン、ヴィクター
リー、ウェンシェン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm and Haas Co
Original Assignee
Rohm and Haas Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm and Haas Co filed Critical Rohm and Haas Co
Publication of JP2020528421A publication Critical patent/JP2020528421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7150815B2 publication Critical patent/JP7150815B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/39Preparation of carboxylic acid esters by oxidation of groups which are precursors for the acid moiety of the ester
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J21/00Catalysts comprising the elements, oxides, or hydroxides of magnesium, boron, aluminium, carbon, silicon, titanium, zirconium, or hafnium
    • B01J21/02Boron or aluminium; Oxides or hydroxides thereof
    • B01J21/04Alumina
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/38Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals
    • B01J23/40Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals of the platinum group metals
    • B01J23/44Palladium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/38Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals
    • B01J23/48Silver or gold
    • B01J23/52Gold
    • B01J35/30
    • B01J35/394
    • B01J35/397
    • B01J35/399
    • B01J35/40
    • B01J35/50
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/52Esters of acyclic unsaturated carboxylic acids having the esterified carboxyl group bound to an acyclic carbon atom
    • C07C69/533Monocarboxylic acid esters having only one carbon-to-carbon double bond
    • C07C69/54Acrylic acid esters; Methacrylic acid esters

Description

本発明は、不均一触媒を使用してメタクロレインおよびメタノールからメタクリル酸メチルを調製するための方法に関する。
触媒の外側領域内で濃縮された貴金属を有する不均一触媒が知られている(例えば、米国特許第6,228,800号を参照されたい)。しかしながら、貴金属が表面近くでより高濃度であるより大きな触媒粒子に対する必要性が存在する。
本発明は、メタクロレインおよびメタノールからメタクリル酸メチルを調製するための方法であって、メタクロレイン、メタノール、および酸素を含む混合物を、担体および貴金属を含む不均一触媒と接触させることを含み、該触媒が、少なくとも200ミクロンの平均直径を有し、貴金属の少なくとも90重量%が、触媒体積の外側50%にある、方法を対象とする。
別途記載のない限り、すべての百分率組成物は重量百分率(重量%)であり、すべての温度は℃である。貴金属は、金、プラチナ、イリジウム、オスミウム、銀、パラジウム、ロジウム、ルテニウムのいずれかである。2つ以上の貴金属が触媒に存在し得、その場合、制限がすべての貴金属の合計に適用される。「触媒中心」は、触媒粒子の重心、つまり、すべての座標方向のすべての点の平均位置である。直径は、触媒の中心を通過する任意の直線寸法であり、平均直径は、すべての可能な直径の算術平均である。アスペクト比は、最長の直径と最短の直径との比率である。
好ましくは、担体は、酸化物材料の粒子であり、好ましくは、γ-、δ-、もしくはθ-アルミナ、シリカ、マグネシア、チタニア、ジルコニア、ハフニア、バナジア、酸化ニオブ、酸化タンタル、セリア、イットリア、酸化ランタン、またはこれらの組み合わせである。好ましくは、貴金属を含む触媒の部分に、担体は、10m/g超、好ましくは30m/g超、好ましくは50m/g超、好ましくは100m/g超、好ましくは120m/g超の表面積を有する。貴金属をほとんどまたはまったく含まない触媒の部分において、担体は、50m/g未満、好ましくは20m/g未満の表面積を有し得る。
好ましくは、触媒粒子のアスペクト比は、10:1以下、好ましくは5:1以下、好ましくは3:1以下、好ましくは2:1以下、好ましくは1.5:1以下、好ましくは1.1:1以下である。触媒粒子の好ましい形状としては、球、円柱、直方体、輪、多葉形状(例えば、クローバー断面)、複数の穴および「ワゴンホイール」を有する形状、好ましくは球が挙げられる。不規則な形状も使用され得る。
好ましくは、貴金属(複数可)の少なくとも90重量%は、触媒体積(すなわち、平均触媒粒子の体積)の外側40%、好ましくは外側35%、好ましくは外側30%、好ましくは外側の25%である。好ましくは、任意の粒子形状の外部体積は、外部表面に垂直な線に沿って測定された、その内部表面から外部表面(粒子の表面)まで一定の距離を有する体積に対して計算される。例えば、球形粒子の場合、体積の外側x%は球形シェルであり、その外部表面は粒子の表面であり、その体積は球全体の体積のx%である。好ましくは、貴金属の少なくとも95重量%、好ましくは少なくとも97重量%、好ましくは少なくとも99重量%は、触媒の外部体積にある。好ましくは、貴金属(複数可)の少なくとも90重量%(好ましくは少なくとも95重量%、好ましくは少なくとも97重量%、好ましくは少なくとも99重量%)は、触媒直径の15%以下、好ましくは10%以下、好ましくは8%以下、好ましくは6%以下の表面からの距離内にある。表面からの距離は、表面に垂直な線に沿って測定される。
好ましくは、貴金属は、金またはパラジウム、好ましくは金である。
好ましくは、触媒粒子の平均直径は、少なくとも300ミクロン、好ましくは少なくとも400ミクロン、好ましくは少なくとも500ミクロン、好ましくは少なくとも600ミクロン、好ましくは少なくとも700ミクロン、好ましくは少なくとも800ミクロン、好ましくは30mm以下、好ましくは20mm以下、好ましくは10mm以下、好ましくは5mm以下、好ましくは4mm以下である。担体の平均直径および最終触媒粒子の平均直径は、有意に異なっていない。
好ましくは、貴金属および担体の百分率としての貴金属の量は、0.2~5重量%、好ましくは少なくとも0.5重量%、好ましくは少なくとも0.8重量%、好ましくは少なくとも1重量%、好ましくは少なくとも1.2重量%、好ましくは4重量%以下、好ましくは3重量%以下、好ましくは2.5重量%以下である。
好ましくは、触媒は、担体の存在下で貴金属塩の水溶液から貴金属を沈殿させることにより製造される。本発明の一実施形態では、触媒は、好適な貴金属前駆体塩の水溶液を多孔性無機酸化物に添加して細孔を溶液で充填し、次いで水を乾燥により除去する初期湿潤によって製造される。好ましい貴金属塩としては、テトラクロロ金酸、金チオ硫酸ナトリウム、金チオリンゴ酸ナトリウム、水酸化金、硝酸パラジウム、塩化パラジウム、および酢酸パラジウムが挙げられる。次いで、得られた材料は、貴金属塩を金属または金属酸化物に分解するための当業者に知られている、焼成、還元、または他の処理によって完成触媒に転化される。好ましくは、少なくとも1個のヒドロキシルまたはカルボン酸置換基を含むC~C18チオールが、溶液中に存在する。好ましくは、少なくとも1個のヒドロキシルまたはカルボン酸置換基を含むC~C18チオールは、2~12個、好ましくは2~8個、好ましくは3~6個の炭素原子を有する。好ましくは、チオール化合物は、合計で4個以下、好ましくは3個以下、好ましくは2個以下のヒドロキシル基およびカルボン酸基を含む。好ましくは、チオール化合物は、2個以下、好ましくは1個以下のチオール基を有する。チオール化合物がカルボン酸置換基を含む場合、それらは酸形態、共役塩基形態、またはこれらの混合物で存在し得る。チオール成分はまた、そのチオール(酸)形態またはその共役塩基(チオレート)形態のいずれかで存在し得る。特に好ましいチオール化合物としては、チオリンゴ酸、3-メルカプトプロピオン酸、チオグリコール酸、2-メルカプトエタノール、および1-チオグリセロール(それらの共役塩基も含まれる)が挙げられる。
本発明の一実施形態では、触媒は、好適な貴金属前駆体塩を含有する水溶液に多孔性無機酸化物を浸漬し、次いで、溶液のpHを調整することにより、塩を無機酸化物の表面と相互作用させる析出沈殿により生成される。次いで、得られた処理済み固体を(例えば濾過により)回収し、次いで、貴金属塩を金属または金属酸化物に分解するための当業者に知られている、焼成、還元、または他の処理によって完成触媒に転化される。
本発明の触媒は、酸化的エステル化反応器(OER)内でメタクロレインをメタノールで処理することを含むメタクリル酸メチル(MMA)を製造するためのプロセスに有用である。本発明はさらに、触媒粒子と、メタクロレイン、メタノール、およびMMAを含む液相とを含む触媒床を対象とする。触媒床内の触媒粒子は、典型的には、固体壁およびスクリーンによって適所に保持される。いくつかの構成では、スクリーンは、触媒床の両端にあり、固体壁は、側面(複数可)にあるが、いくつかの構成では、触媒床は、完全にスクリーンで囲まれ得る。触媒床の好ましい形状は、円柱、直方体、および円柱シェル、好ましくは円柱を含む。液相は、副生成物、例えば、メタクロレインジメチルアセタール(MDA)およびイソ酪酸メチル(MIB)をさらに含み得る。好ましくは、液相は、40~120℃、好ましくは少なくとも50℃、好ましくは少なくとも60℃、好ましくは110℃以下、好ましくは100℃以下の温度である。好ましくは、触媒床は、0~2000psig(101~14MPa)、好ましくは2000kPa以下、好ましくは1500kPa以下の圧力である。好ましくは、触媒床は、管状連続反応器または連続攪拌槽反応器、好ましくは管状連続反応器内にあり、好ましくは、床は円柱形または円柱形シェルである。好ましくは、触媒床は、酸素ガスをさらに含む。
OERは、典型的には、メタクリル酸および未反応のメタノールとともにMMAを製造する。好ましくは、メタノールおよびメタクロレインは、1:10~100:1、好ましくは1:2~20:1、好ましくは1:1~10:1のメタノール:メタクロレインモル比で固定床を含有する反応器に供給される。好ましくは、固定床は、不活性材料をさらに含む。好ましい不活性材料としては、例えば、アルミナ、粘土、ガラス、炭化ケイ素、および石英が挙げられる。好ましくは、不活性材料は、触媒のサイズ範囲以下である。好ましくは、反応生成物は、メタノールおよびメタクロレインに富む塔頂流を提供するメタノール回収蒸留塔に供給され、好ましくは、この流れは、OERに戻されてリサイクルされる。メタノール回収蒸留塔からの底流は、MMA、MDA、メタクリル酸、塩、および水を含む。本発明の一実施形態では、MDAは、MMA、MDA、メタクリル酸、塩、および水を含む媒体中で加水分解される。MDAは、メタノール回収蒸留塔からの底流中で加水分解され得、この流れは、MMA、MDA、メタクリル酸、塩、および水を含む。別の実施形態では、MDAは、メタノール回収塔底流から分離された有機相中で加水分解される。MDAの加水分解に十分な水が存在することを確実にするために、有機相に水を添加する必要があり得、これらの量は、有機相の組成から容易に測定され得る。MDA加水分解反応器の生成物は、相分離され、有機相は、1つ以上の蒸留塔を通過して、MMA生成物ならびに軽質および/または重質の副生成物を製造する。
触媒778:「エッグシェル」金触媒
0.3088gの金チオリンゴ酸ナトリウムを、撹拌しながら8.908gのDI水に溶解した。次に、120℃の乾燥オーブン内に事前に保管しておいた10.0243gのアルミナ(3.2mmの球、Norpro SA6275、ロット番号2016910048)をセラミックるつぼに入れた。水性金塩を、担体の初期湿潤点に達するまで、スパチュラを使用して定期的に攪拌しながら滴下した。
得られた材料を120℃で1時間乾燥させ、次いで、マッフル炉内で300℃(5℃/分のランプ)で4時間焼成した。次いで、得られた紫色の触媒球を、使用準備が整うまで琥珀色の小瓶内に保管した。NAAを介した元素分析により、以下の元素組成が明らかになった。
Figure 0007150815000001
触媒780:均一金触媒(比較)
0.3918gの金チオ硫酸ナトリウム水和物を9.0567gのDI水に溶解した。120℃の乾燥オーブン内に事前に保管しておいた10.0368gの試料のアルミナ(3.2mmの球、Norpro SA6275、ロット番号2016910048)をセラミックるつぼに入れた。水性金塩を、担体の初期湿潤点に達するまで、スパチュラを使用して定期的に攪拌しながら滴下した。
得られた材料を120℃で1時間乾燥させ、次いで、マッフル炉内で300℃(5℃/分のランプ)で4時間焼成した。次いで、得られた紫色の触媒球を、使用準備が整うまで琥珀色の小瓶内に保管した。NAAを介した元素分析により、以下の元素組成が明らかになった。
Figure 0007150815000002
触媒のEDS走査は、以下の結果を用いて行った。
Figure 0007150815000003
触媒780用のデータは、金の90重量%が、触媒体積の外側81%に相当する外縁の680ミクロン以内であり、95重量%が、750ミクロン以内、つまり外側85%であることを示している。
Figure 0007150815000004
触媒778(「エッグシェル」)用のデータは、金の90重量%が、触媒体積の外側12.6%に相当する外縁の70ミクロン以内であり、95重量%が、75ミクロン以内、つまり外側13.4%であることを示している。
触媒試験
触媒は、トリクルフローモードで動作する連続固定床反応器内で評価された。いずれの場合も、均一な湿潤を確保するために、約0.5gの触媒を炭化ケイ素グリットと混合した。触媒床をガラスビーズの層の間に挟んだ。反応器は、6の入口酸素組成(20sccmの空気および50sccmのHeで達成した)、または70sccmのガス流量で21モル%Oで、60℃および160psig(1200kPa)で動作した。液体供給(メタノール中の10重量%のメタクロレイン)を0.07mL/分の流量で導入した。経時性能、空時収率としてのMMA率、およびMIB含有量(100%MMAに基づくppm)を以下の表に示す。
Figure 0007150815000005
データは、高い酸素レベルで、副産物MIBの形成が低いことを示している。しかしながら、酸素が枯渇する触媒床の端部に向かって存在するような低酸素レベルでは、本発明の「エッグシェル」触媒は、大幅に低下したMIBのレベルを提供する。本発明の触媒の空時収率は、両方の酸素レベルで優れているが、特に低酸素レベルで優れている。

Claims (9)

  1. メタクロレインおよびメタノールからメタクリル酸メチルを調製するための方法であって、メタクロレイン、メタノール、および酸素を含む混合物を、担体およびを含む不均一触媒と接触させることを含み、前記触媒が、少なくとも200ミクロンの平均直径を有し、前記の少なくとも90重量%が、触媒体積の外側50%にあ前記触媒は、前記担体の存在下で金塩の水溶液から前記金を沈殿させることにより製造され、少なくとも1個のヒドロキシルまたはカルボン酸置換基を含むC ~C 18 チオールが、前記金塩の水溶液中に存在する方法。
  2. 前記触媒が、400ミクロン~10mmの平均直径を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記触媒が、触媒床に含有される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記触媒床が、40~120℃の温度である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記触媒床のpHが、4~10である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記の少なくとも90重量%が、触媒体積の外側40%にある、請求項5に記載の方法。
  7. 前記担体が、γ-、δ-、またはθ-アルミナ、シリカ、マグネシア、チタニア、バナジア、セリア、酸化ランタン、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項に記載の方法。
  8. メタノールおよびメタクロレインが、それぞれ1:1~10:1のモル比で、前記触媒床を含有する反応器に供給される、請求項に記載の方法。
  9. 前記の少なくとも95重量%が、触媒体積の外側30%にある、請求項に記載の方法。
JP2020503269A 2017-07-28 2018-06-25 不均一触媒を使用した酸化的エステル化によるメタクリル酸メチルの製造方法 Active JP7150815B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201762538254P 2017-07-28 2017-07-28
US62/538,254 2017-07-28
PCT/US2018/039229 WO2019022884A1 (en) 2017-07-28 2018-06-25 PROCESS FOR THE PRODUCTION OF METHYL METHACRYLATE BY OXIDATIVE ESTERIZATION USING A HETEROGENEOUS CATALYST

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020528421A JP2020528421A (ja) 2020-09-24
JP7150815B2 true JP7150815B2 (ja) 2022-10-11

Family

ID=63047425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020503269A Active JP7150815B2 (ja) 2017-07-28 2018-06-25 不均一触媒を使用した酸化的エステル化によるメタクリル酸メチルの製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10829433B2 (ja)
EP (1) EP3658536A1 (ja)
JP (1) JP7150815B2 (ja)
KR (1) KR102640090B1 (ja)
CN (1) CN111132958A (ja)
BR (1) BR112020001701A2 (ja)
CA (1) CA3071238A1 (ja)
SG (1) SG11202000709TA (ja)
WO (1) WO2019022884A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000095514A (ja) 1998-09-24 2000-04-04 Asahi Chem Ind Co Ltd シリカ球状粒子及びその製造方法
WO2009054462A1 (ja) 2007-10-26 2009-04-30 Asahi Kasei Chemicals Corporation 複合粒子担持物、該複合粒子担持物の製造方法、及び該複合粒子担持物を化学合成用の触媒として用いた化合物の製造方法
CN103447030A (zh) 2013-08-27 2013-12-18 中国科学院过程工程研究所 一种“蛋壳”结构钯铅双金属催化剂的制备方法
JP2017504607A (ja) 2013-12-20 2017-02-09 エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングEvonik Roehm GmbH アルデヒドから出発する直接酸化エステル化による不飽和エステルの製造方法
JP2017507903A (ja) 2013-12-20 2017-03-23 エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングEvonik Roehm GmbH メチルメタクリレートの製造法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2008430B (en) 1977-11-17 1982-04-28 Asahi Chemical Ind Process for producing carboxylic esters
DE3018071C2 (de) 1979-05-17 1985-06-05 Asahi Kasei Kogyo K.K., Osaka Verfahren zur Herstellung von Carbonsäureestern
DE3306907A1 (de) 1983-02-26 1984-08-30 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Katalysator und seine verwendung zur herstellung von methylmethacrylat
ATE269755T1 (de) 1995-07-18 2004-07-15 Asahi Kasei Chemicals Corp Katalysator zur herstellung von carbonsäureestern
JPH09216850A (ja) 1996-02-09 1997-08-19 Mitsubishi Rayon Co Ltd カルボン酸エステルの製造方法
TW377306B (en) * 1996-12-16 1999-12-21 Asahi Chemical Ind Noble metal support
JP3562924B2 (ja) * 1997-02-07 2004-09-08 旭化成ケミカルズ株式会社 耐久性に優れる貴金属担持触媒
SG71815A1 (en) 1997-07-08 2000-04-18 Asahi Chemical Ind Method of producing methyl methacrylate
US7326806B2 (en) * 2001-06-04 2008-02-05 Nippon Shokubai Co., Ltd. Catalyst for the preparation of carboxylic esters and method for producing carboxylic esters
US8614349B2 (en) 2004-11-17 2013-12-24 Asahi Kasei Chemicals Corporation Oxidation catalyst and oxidation method
CN1931824A (zh) 2006-09-18 2007-03-21 鲁东大学 一种由不饱和醛连续制备不饱和羧酸酯的方法及催化剂
TW200843858A (en) * 2006-11-11 2008-11-16 Uop Llc Oxidation processes using functional surface catalyst composition
RU2009122378A (ru) * 2006-11-11 2010-12-20 Юоп Ллк (Us) Функциональная поверхностная каталитическая композиция
MY152280A (en) 2007-08-13 2014-09-15 Asahi Kasei Chemicals Corp Catalyst for producing carboxylic acid esters, process for producing same and process for producing carboxylic acid esters
GB201102502D0 (en) 2011-02-14 2011-03-30 Johnson Matthey Plc Catalysts for use in reforming processes
GB201111819D0 (en) * 2011-07-11 2011-08-24 Johnson Matthey Plc Catalyst and method for its preparation
EP3170558A1 (de) 2015-11-19 2017-05-24 Evonik Röhm GmbH Gold-basierten katalysator für die oxidative veresterung von aldehyden zu carbonsäureestern

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000095514A (ja) 1998-09-24 2000-04-04 Asahi Chem Ind Co Ltd シリカ球状粒子及びその製造方法
WO2009054462A1 (ja) 2007-10-26 2009-04-30 Asahi Kasei Chemicals Corporation 複合粒子担持物、該複合粒子担持物の製造方法、及び該複合粒子担持物を化学合成用の触媒として用いた化合物の製造方法
CN103447030A (zh) 2013-08-27 2013-12-18 中国科学院过程工程研究所 一种“蛋壳”结构钯铅双金属催化剂的制备方法
JP2017504607A (ja) 2013-12-20 2017-02-09 エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングEvonik Roehm GmbH アルデヒドから出発する直接酸化エステル化による不飽和エステルの製造方法
JP2017507903A (ja) 2013-12-20 2017-03-23 エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングEvonik Roehm GmbH メチルメタクリレートの製造法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3658536A1 (en) 2020-06-03
US10829433B2 (en) 2020-11-10
CA3071238A1 (en) 2019-01-31
BR112020001701A2 (pt) 2020-07-21
JP2020528421A (ja) 2020-09-24
KR102640090B1 (ko) 2024-02-23
CN111132958A (zh) 2020-05-08
US20200172465A1 (en) 2020-06-04
SG11202000709TA (en) 2020-02-27
WO2019022884A1 (en) 2019-01-31
KR20200032130A (ko) 2020-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7212031B2 (ja) 不均一触媒を使用した酸化的エステル化によるメタクリル酸メチルの製造方法
JP7305650B2 (ja) 不均一触媒を使用した酸化的エステル化によるメタクリル酸メチルの製造方法
JP7150814B2 (ja) 不均一触媒
JP7457855B2 (ja) 不均一触媒を使用した酸化的エステル化によるメタクリル酸メチルの製造方法
JP7150815B2 (ja) 不均一触媒を使用した酸化的エステル化によるメタクリル酸メチルの製造方法
JP7150816B2 (ja) 不均一触媒を使用した酸化的エステル化によるメタクリル酸メチルの製造方法
JP7171697B2 (ja) 不均一触媒を使用した酸化的エステル化によるメタクリル酸メチルの製造方法
JP7189929B2 (ja) 不均一触媒を使用した酸化的エステル化によるメタクリル酸メチルの製造方法
JP7457859B2 (ja) 不均一触媒を使用した酸化的エステル化によるメタクリル酸メチルの製造方法
JP7189933B2 (ja) 不均一触媒の調製方法
JP2023537205A (ja) 機械的強度が高くかつ化学的に耐性のある触媒による酸化的エステル化のためのプロセス及び触媒

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200313

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200428

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220928

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7150815

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350