JP7148310B2 - フレキシブル基板及び表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フレキシブル基板及び表示装置に関する。
液晶ディスプレイなどの表示ディスプレイにドライバIC(Integrated Circuit)を接続するために、COF(Chip on Flexible)が適用されている。例えば、特許文献1、特許文献2には、COFが適用されたフレキシブル基板(Flexible Printed Circuit (FPC) board)を、液晶ディスプレイに接続することが開示されている。フレキシブル基板は、液晶ディスプレイの端部に接続されて、その側方で、裏面に向けて折り曲げられている。また、特許文献3、特許文献4、特許文献5には二股に分かれたFPCが開示されている。
特開2001-135896号公報 特開2006-114569号公報 特開2014-145843号公報 特開2006-133271号公報 特開平9-318968号公報
フレキシブル基板のベース基板は、弾性力を有するために保持することが難しく、曲がり具合をきつくすることが難しく、局所的な折り曲げも難しい。そのため、表示ディスプレイの周囲で、フレキシブル基板が大きくなってしまい、モジュールの小型化(狭額縁)を図ることができなかった。
なお、特許文献1には、フレキシブル基板の平面形状が凹を有し、その入隅で生じるクラックを防止するために、ダミーパターンを設けることが開示されている。特許文献2には、フレキシブル基板の曲げ部を挟む両側でソルダーレジストを2層にして剛性を高めることが開示されている。
本発明は、フレキシブル基板のきつい曲がり具合を可能にすることを目的とする。
本発明に係るフレキシブル基板は、柔軟性及び弾性を有して、屈曲させる力に対抗する屈曲抵抗を有する絶縁基板と、前記絶縁基板に形成された配線パターンと、前記絶縁基板に形成された金属膜と、を有し、前記絶縁基板は、長さ方向の両側にある第1端部及び第2端部と、前記第1端部及び前記第2端部の間にある実装領域と、前記第1端部及び前記第2端部の少なくとも一方と前記実装領域との間にある屈曲対応領域と、を有し、前記配線パターンは、前記第1端部にあって前記長さ方向に直交する幅方向に並ぶ第1端子群と、前記第2端部にあって前記幅方向に並ぶ第2端子群と、前記第1端子群から前記実装領域にそれぞれ延びる第1配線群と、前記第2端子群から前記実装領域にそれぞれ延びる第2配線群と、を有し、前記屈曲対応領域は、前記幅方向に延びる第1直線と重なる第1領域と、前記長さ方向に前記第1領域の両側で前記幅方向にそれぞれ延びる一対の第2直線とそれぞれ重なる一対の第2領域と、を含み、前記第1領域が前記第1直線と重なる部分は、前記一対の第2領域のそれぞれが前記一対の第2直線の対応する1つと重なる部分よりも、前記幅方向の合計幅において小さく、前記金属膜は、前記第1領域を避けて、前記一対の第2領域のそれぞれに設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、フレキシブル基板は、第1領域では幅方向の合計幅が小さいため、屈曲抵抗が小さくなっているので、第1領域でのきつい屈曲が可能になっている。また、第1領域の両側に金属膜が設けられているので、第1領域での屈曲抵抗が相対的により小さくなり、屈曲を第1領域に導きやすくなっている。
第1の実施形態に係る表示装置の概略断面図である。 図1に示す第1フレキシブル基板を展開した表示装置の平面図である。 表示パネルの回路を示す図である。 図3に示す副画素SPの回路構成を示す図である。 図2に示す表示パネルのV-V線断面図である。 表示パネルの端部を示す図である。 第1フレキシブル基板の詳細な平面図である。 図2に示す表示装置のVIII-VIII線断面拡大図である。 図2に示す第2フレキシブル基板の透視図である。 第1の実施形態に係る表示装置の製造方法を示す図である。 第2の実施形態に係る表示装置を示す断面図である。 第3の実施形態に係る表示装置に使用される第1フレキシブル基板を示す図である。 第4の実施形態に係る表示装置に使用される第1フレキシブル基板を示す図である。 第5の実施形態に係る表示装置に使用される第1フレキシブル基板を示す図である。 第6の実施形態に係る表示装置に使用される第1フレキシブル基板を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。但し、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲において様々な態様で実施することができ、以下に例示する実施形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。本明細書と各図において、既出の図に関して説明したものと同様の機能を備えた要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略することがある。
さらに、本発明の詳細な説明において、ある構成物と他の構成物の位置関係を規定する際、「上に」「下に」とは、ある構成物の直上あるいは直下に位置する場合のみでなく、特に断りの無い限りは、間にさらに他の構成物を介在する場合を含むものとする。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る表示装置の概略断面図である。表示装置は、表示パネル10及び第1フレキシブル基板78を有する。第1フレキシブル基板78は、表示パネル10に電気的に接続して屈曲する。図2は、図1に示す第1フレキシブル基板78を展開した表示装置の平面図である。
[表示パネル]
図3は、表示パネル10の回路を示す図である。表示パネル10は、本実施形態では、液晶表示パネルである。表示パネル10は、画像を表示する表示領域DAと、表示領域DAの外側の周辺領域PAと、を備えている。例えば、周辺領域PAは、表示領域DAを囲み、額縁状の形状を有している。表示パネル10は、表示領域DAにおいて、複数の副画素SPを備えている。複数の副画素SPは、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に配置されている。本実施形態においては、第1方向Xに隣り合う3個の副画素SPで1つの画素を構成する。
表示パネル10は、複数の走査線12、複数の信号線14を備えている。走査線12は、各々第1方向Xに延出し、第2方向Yに間隔を置いて配置されている。信号線14は、各々第2方向Yに延出し、第1方向Xに間隔を置いて配置されている。なお、走査線12及び信号線14は、必ずしも直線的に延出していなくてもよく、それらの一部が屈曲していてもよい。走査線12は、走査駆動回路GDに接続されている。信号線14は、信号駆動回路SDに接続されている。
図4は、図3に示す副画素SPの回路構成を示す図である。副画素SPは、走査線12及び信号線14が交差する位置近傍に配置された薄膜トランジスタ16を備えている。薄膜トランジスタ16は、走査線12及び信号線14と電気的に接続されている。走査線12は、図3に示す第1方向Xに並んだ副画素SPの各々における薄膜トランジスタ16と接続されている。信号線14は、図3に示す第2方向Yに並んだ副画素SPの各々における薄膜トランジスタ16と接続されている。
薄膜トランジスタ16は、さらに画素電極18と電気的に接続されている。画素電極18は、共通電極20と対向し、画素電極18と共通電極20との間に生じる電界によって液晶層22を駆動する。共通電極20は、図3に示す共通駆動回路CDに接続されて、複数の副画素SPにわたって配置されている。保持容量CSは、例えば、共通電極20と画素電極18との間に形成される。また、共通電極20は複数に分割されており、分割された共通電極20はそれぞれタッチパネルの検出電極として機能し、タッチパネルの検出電極として機能する際の共通駆動回路CDはタッチ駆動回路を兼ねることもある。
走査線12は第1方向Xに延出し、第2方向Yに間隔を置いて配置され、信号線14は第2方向Yに延出し、第1方向Xに間隔を置いて配置されている。図示した例では、画素電極18は、走査線12と信号線14とで囲まれた領域に配置されている。
図5は、図2に示す表示パネル10のV-V線断面図である。表示パネル10は、第1基板24を有する。第1基板24は、ガラス基板であってもよいし、樹脂基板又は可撓性基板であってもよい。第1基板24上に回路層26が積層している。回路層26は、薄膜トランジスタ16を含む。薄膜トランジスタ16は、半導体層28及びゲート電極30並びにこれらの間にゲート絶縁膜として介在する部分を含む第1絶縁膜32を有する。ゲート電極30を覆うように、第1絶縁膜32上に第2絶縁膜34が積層する。第2絶縁膜34を貫通するコンタクトホール36を介して半導体層28に接続するように、ドレイン電極38が設けられている。ドレイン電極38を覆うように、第2絶縁膜34上に第3絶縁膜40が積層する。
薄膜トランジスタ16の下には、光による誤作動を防止するため、例えば金属からなる遮光膜42が第1基板24上に設けられている。遮光膜42を覆うように下地絶縁膜44が第1基板24上に積層され、下地絶縁膜44の上に半導体層28が設けられている。
回路層26は、ドレイン電極38と同層に形成された信号線14(図3)と、ゲート電極30と同層に形成された走査線12(図3)を有する。信号線14は、第1方向Xに間隔を置いて複数配置されており、表示領域DAにおいては、複数の画素電極18の間に配置されている。薄膜トランジスタ16のソース電極(図示せず)は、信号線14と一体的に形成されている(図4参照)。
回路層26の上には、第3絶縁膜40上に積層するように、共通電極20が配置されている。共通電極20は、複数の副画素SPに亘って形成されている。共通電極20を覆うように、第3絶縁膜40上に第4絶縁膜46が積層している。第4絶縁膜46の上には、複数の画素電極18が積層している。画素電極18は、第4絶縁膜46を貫通して、ドレイン電極38に接続するコンタクト部48を有する。複数の画素電極18を覆うように、第1配向膜50が積層する。画素電極18は、共通電極20より上に形成され、複数のスリット(図示せず)を有するように形成されている。
表示パネル10は、第2基板52を有する。第2基板52には、ブラックマトリクス54及びカラーフィルタ層56が設けられ、下側においてオーバーコート層58で覆われている。オーバーコート層58を覆うように、第2配向膜60が積層する。なお、図示した例では、ブラックマトリクス54は、第2基板52とカラーフィルタ層56との間に配置されているが、カラーフィルタ層56とオーバーコート層58との間に配置されていてもよいし、オーバーコート層58と第2配向膜60との間に配置されていてもよい。
第1配向膜50と第2配向膜60の間に液晶層22が介在する。セルギャップは、複数のスペーサ62によって保持されている。複数のスペーサ62は、第1配向膜50とオーバーコート層58との間に位置しているオーバーコート層58上にスペーサ62が設けられ、オーバーコート層58及びスペーサ62を覆うように第2配向膜60が成膜されている。なお、第1配向膜50とスペーサ62は、接触してもよいし、両者間に第2配向膜60が介在していてもよい。図示した例では、表示パネル10の第1基板24の側に、共通電極20及び画素電極18が位置する横電界駆動方式が採用されている。
[外部端子群]
図6は、表示パネル10の端部を示す図である。表示パネル10(第1基板24)は、外部端子群64を有する。外部端子群64は、相互に一点Pで交差する複数の直線にそれぞれ沿って放射線状に延びる。外部端子群64は、第1基板24の端部にあって幅方向Wに並ぶ。外部端子群64は、相互に一点Pで交差する複数の直線にそれぞれ沿って放射線状に延びる。例えば、第1基板24の幅方向Wの中央に基準線Lが設定され、基準線Lの両側に、外部端子群64は配列されている。
一点Pは、第1基板24の外側にある。そのため、外部端子群64は、外方向に向かって、相互に接近するように傾斜している。変形例として、外部端子群64は、外方向に向かって、相互に離れるように傾斜してもよい。その場合の一点は、表示領域DA(図3)の内側にくる。
外部端子群64は、隣同士の間隔D1,D2(図8参照)が均等(D1=D2)になるように配列されている。一方で、外部端子群64は、長さ(複数の直線に沿った方向の長さ)に直交する幅W1,W2(図8参照)において、不均等になっている。幅W1,W2は、基準線Lから離れるほど広い(W1<W2)。そのため、外部端子群64は、不均等なピッチで配列されている。ピッチは、基準線Lから離れるほど広い。最大ピッチは、最小ピッチの1.1倍から2倍である。
[アライメントマーク]
表示パネル10は、外部端子群64の幅方向Wの両側にアライメントマーク66(例えばネガマーク)を有する。アライメントマーク66は、表示パネル10と第1フレキシブル基板78の位置合わせに使用される。最も外側の外部端子64は、目盛線を描くように分岐しており、これも位置合わせに使用される。さらに、表示パネル10の位置を目視するための認識マーク68も、外部端子群64から引き出された配線群70の両側に設けられている。
[バックライトモジュール]
表示装置は、図1に示すように、バックライトモジュール72を有する。バックライトモジュール72は、LED(Light Emitting Diode)などの光源、導光板、光学フィルム、拡散板、反射板及びフレームを含む。点光源の光が導光板によって面光源に変換される。バックライトモジュール72は、表示パネル10の裏面74側(画像が表示される表示面76の反対側)に位置する。
[第1フレキシブル基板]
図7は、第1フレキシブル基板78の詳細な平面図である。第1フレキシブル基板78は、図1に示すように、表示パネル10(その端部)に接続する。第1フレキシブル基板78は、絶縁基板80を有する。絶縁基板80は、長さ方向L(表示パネル10からの引出方向)の両側にある第1端部82及び第2端部84を有する。絶縁基板80は、柔軟性及び弾性を有して、屈曲させる力に対抗する屈曲抵抗を有する。絶縁基板80は、屈曲対応領域BRを有する。
屈曲対応領域BRは、第1領域R1を含む。第1領域R1は、長さ方向Lに直交する幅方向Wに延びる第1直線L1と重なる。屈曲対応領域BRは、一対の第2領域R2を含む。一対の第2領域R2は、長さ方向Lに第1領域R1の両側にあって、一対の第2直線L2とそれぞれ重なる。一対の第2直線L2は、長さ方向Lに第1領域R1の両側で、幅方向Wにそれぞれ延びる。
絶縁基板80は、幅方向Wの両端部の少なくとも一方に、切欠き及び穴の少なくとも一方(例えば第1切欠き86)を有する。第1切欠き86は、第1直線L1と重なる。第1切欠き86は、一対の第2直線L2との重なりを避けている。第1切欠き86は、一対の第2領域R2から幅方向Wに窪む。
絶縁基板80は、切れ目88を有する。切れ目88は、絶縁基板80の長さ方向Lの両端の少なくとも一方から、実装領域90を避けて第1直線L1と交差する。切れ目88は、幅方向Wの中央にある。切れ目88によって、複数の切片部92が、幅方向Wに隣同士が分離される。絶縁基板80は、複数の切片部92を含む。
隣同士の切片部92は、相互に対向する対向二辺Sを有する。対向二辺Sの少なくとも一方(例えばそれぞれ)は、第2切欠き94を有する。第2切欠き94は、第1直線L1と重なって幅方向Wに窪む。複数の切片部92のいくつか(例えばそれぞれ)は、第1切欠き86及び第2切欠き94を有する。
第1フレキシブル基板78は、図1に示すように、表示パネル10の端部に接続し、表示パネル10の側方で裏面74の下方に向けて屈曲するように屈曲部96を有する。屈曲部96は、屈曲対応領域BRであり、第1領域R1及び一対の第2領域R2を含む。第1領域R1での曲がり具合が、屈曲部96の他の領域よりもきつくなっている。
図7に示すように、第1切欠き86が形成されることで、第1領域R1が第1直線L1と重なる部分は、一対の第2領域R2のそれぞれが一対の第2直線L2の対応する1つと重なる部分よりも、幅方向Wの合計幅において小さい。そのため、第1フレキシブル基板78は、第1領域R1での屈曲抵抗が小さくなっているので、第1領域R1でのきつい屈曲が可能になっている。
[実装領域・集積回路チップ]
図7に示すように、第1フレキシブル基板78(絶縁基板80)は、第1端部82及び第2端部84の間に、実装領域90を有する。第1端部82及び第2端部84の少なくとも一方と実装領域90との間に屈曲対応領域BRがある。実装領域90に、集積回路チップ98が搭載される(図1)。集積回路チップ98は、第1フレキシブル基板78と表示パネル10(バックライトモジュール72)の間に介在する。集積回路チップ98を配置する空間を確保するために、スペーサ100が設けられている。集積回路チップ98の厚みが薄ければ、表示装置の薄型化が可能になる。
[第1配線パターン]
第1フレキシブル基板78は、絶縁基板80に形成された第1配線パターン102を有する。第1配線パターン102は、第1端子群104を含む。第1端子群104は、第1端部82にあって幅方向Wに並ぶ。第1端子群104は、相互に一点Pで交差する複数の直線にそれぞれ沿って放射線状に延びる。例えば、第1フレキシブル基板78の幅方向Wの中央に基準線Lが設定され、基準線Lの両側に、第1端子群104は配列されている。
一点Pは、第1端部82とは反対の第2端部84の側で、第1フレキシブル基板78の外側にある。そのため、第1端子群104は、外方向に向かって、相互に離れるように傾斜している。変形例として、第1端子群104は、外方向に向かって、相互に接近するように傾斜してもよい。その場合の一点は、第1端部82の側で、第1フレキシブル基板78の外側にくる。
第1端子群104は、長さ(複数の直線に沿った方向の長さ)に直交する幅w1、w2(図8参照)において、均等(w1=w2)になっている。一方で、第1端子群104は、隣同士の間隔d1、d2(図8参照)が不均等になるように配列されている。間隔d1,d2は、基準線Lから離れるほど大きい(d1<d2)。そのため、第1端子群104は、不均等なピッチで配列されている。ピッチは、基準線Lから離れるほど広い。最大ピッチは、最小ピッチの1.1倍から2倍である。
第1配線パターン102は、第2端子群106を含む。第2端子群106は、第2端部84にあって幅方向Wに並ぶ。第2端子群106は、長さ方向Lに沿ってそれぞれ平行に延びる。第2端子群106は等ピッチで並んでいる。変形例として、第2端子群106は、第1端子群104と同様に、相互に一点で交差する複数の直線にそれぞれ沿って放射線状に延びていてもよい。
第1配線パターン102は、第1配線群108を含む。第1配線群108は、第1端子群104から実装領域90にそれぞれ延びる。第1配線パターン102は、第2配線群110を含む。第2配線群110は、第2端子群106から実装領域90にそれぞれ延びる。集積回路チップ98は、第1配線群108及び第2配線群110に電気的に接続される。第1切欠き86及び第2切欠き94の間に、第1配線群108及び第2配線群110の一方(例えば第1配線群108)に含まれるいくつかの配線がある。
第1フレキシブル基板78は、第1端子群104の幅方向Wの両側に第1アライメントマーク112(例えばポジマーク)を有する。第1アライメントマーク112を、表示パネル10のアライメントマーク66と合致させることで、表示パネル10と第1フレキシブル基板78の位置合わせを行う。最も外側の第1端子104は、目盛線を描くように分岐しており、これも位置合わせに使用される。第1アライメントマーク112は、第1端子群104を挟む。第1フレキシブル基板78は、第2端子群106の幅方向Wの両側に第2アライメントマーク114を有する。第2アライメントマーク114は、第2端子群106を挟む。
[金属膜]
第1フレキシブル基板78は、絶縁基板80に形成された金属膜116を有する。金属膜116は、第1領域R1を避けて、一対の第2領域R2のそれぞれに設けられている。第1領域R1の両側(一対の第2領域R2)では金属膜116が設けられているので、屈曲抵抗が大きくなり、第1領域R1での屈曲抵抗が相対的に小さくなり、屈曲を第1領域R1に導きやすくなっている。
金属膜116は、第1切欠き86に対して、長さ方向Lに隣り合う部分及び隣り合わない部分を有する。金属膜116は、絶縁基板80の周縁に一致する先端を有する。金属膜116は、電気的にフロートでもよいし、GNDに接続してノイズシールドの効果を持たせてもよい。金属膜116は、長さ方向Lに第2切欠き94の両側にも設けられている。
[ソルダーレジスト]
第1配線パターン102は、ソルダーレジスト118によって覆われる。ソルダーレジスト118は、絶縁基板80の縁よりも内側に外縁を有する。ソルダーレジスト118は、第1アライメントマーク112及び第2アライメントマーク114が見えるように、これらを覆わないが、金属膜116を覆ってもよい。金属膜116は、ソルダーレジスト118よりも反発力が大きい。
[表示パネルと第1フレキシブル基板の接続]
図8は、図2に示す表示装置のVIII-VIII線断面拡大図である。第1フレキシブル基板78の第1端子群104は、それぞれ、表示パネル10の外部端子群64に電気的に接続する。接続には、熱硬化性樹脂に微細な金属粒子を混ぜ合わせた異方性導電フィルム120を使用する。
外部端子群64は、隣同士の間隔D1,D2が均等(D1=D2)であるが、幅W1,W2において不均等(W1<W2)であるため、不均等なピッチになっている。第1端子群104は、幅w1、w2において均等(w1=w2)であるが、隣同士の間隔d1、d2が不均等(d1<d2)であるため、不均等なピッチになっている。
第1フレキシブル基板78の絶縁基板80は、表示パネル10の第1基板24(ガラス基板)よりも熱膨張率が大きい。第1フレキシブル基板78が、第1基板24よりも大きく膨張又は収縮すると、第1端子群104及び外部端子群64の位置がずれてしまう。
外部端子群64がそれぞれ沿って延びる複数の直線が交差する一点P(図6)と、第1端子群104がそれぞれ沿って延びる複数の直線が交差する一点P(図7)とは、一致するように設計されている。しかし、第1フレキシブル基板78が膨張又は収縮すると、点Pが一致しなくなる。その場合、点Pが一致するように、第1フレキシブル基板78及び表示パネル10を相対的に移動させることで、外部端子群64及び第1端子群104の位置を合わせることができる。つまり、表示パネル10及び第1フレキシブル基板78を、相対的に、近づく方向又は離れる方向に移動させればよい。
[第2フレキシブル基板]
図9は、図2に示す第2フレキシブル基板の透視図である。表示装置は、第2フレキシブル基板122を有する。第2フレキシブル基板122は、第2端部84(図7)で第1フレキシブル基板78に接続する。第2フレキシブル基板122は、表示パネル10の裏面74に対向するように、表示パネル10に重なる。詳しくは、第2フレキシブル基板122は、バックライトモジュール72の下方にある。第2フレキシブル基板122は、バックライトモジュール72(図示しないフレーム)に固定(粘着)される。表示パネル10と第1フレキシブル基板78及び第2フレキシブル基板122との間に、バックライトモジュール72がある。
第2フレキシブル基板122は、第2配線パターン124を有する。第2配線パターン124は、第1フレキシブル基板78の第2端子群106に電気的に接続するためのいくつかの端子124Aを含む。第2配線パターン124は、図示しない回路基板(例えばPCB: Printed Circuit Board)に接続するための他のいくつかの端子124Bを含む。第2配線パターン124は、バックライトモジュール72に接続された第3フレキシブル基板126(図2)に接続するための他のいくつかの端子124Cを含む。
[製造方法]
図10は、第1の実施形態に係る表示装置の製造方法を示す図である。表示装置の製造プロセスは、第1フレキシブル基板78の製造を含む。第1フレキシブル基板78は、テープ状のフィルム128から打ち抜かれて製造される。フィルム128は、図示しないリールに架け渡して送り出すようになっており、複数の第1フレキシブル基板78が並ぶ。ソルダーレジスト118は、切断ラインの内側にある。つまり、打ち抜きのプロセスでは、ソルダーレジスト118を切断しない。一方、打ち抜きによって、第1配線パターン102及び金属膜116は切断される。つまり、第1配線パターン102及び金属膜116は、打ち抜きラインを超えてフィルム128に形成する。
[第2の実施形態]
図11は、第2の実施形態に係る表示装置を示す断面図である。第1フレキシブル基板278は、表示パネル10の端部に接合する第1平坦面230を有する。第1平坦面230に、図7に示す第1端子群104がある。第1端子群104が表示パネル10の外部端子群64に対向して電気的に接続することも上述した通りである。第1フレキシブル基板278は、表示パネル10の裏面74に対向する第2平坦面232を有する。第2平坦面232に集積回路チップ298が搭載されている。
第1フレキシブル基板278は、表示パネル10の側方で裏面74の下方に向けて屈曲するように屈曲部296を有する。屈曲部296は、第1領域R1及び一対の第2領域R2を含む。第1領域R1での曲がり具合は、屈曲部296の他の領域よりもきつくなっている。
本実施形態では、第1領域R1は、第1平坦面230と第2平坦面232の中間にある中間平面MPよりも、第1平坦面230に近い位置にある。つまり、第1フレキシブル基板278は、切欠き及び穴の少なくとも一方(例えば第1切欠き286)を有する位置が、中間平面MPよりも、第1平坦面230に近い。
本実施形態によれば、図1の例と比較して分かるように、第1フレキシブル基板278は、第1領域R1での曲がりが更にきついので、それ以外の部分での曲がりが緩やかになっており、配線パターンの断線を防止することができる。
[第3の実施形態]
図12は、第3の実施形態に係る表示装置に使用される第1フレキシブル基板378を示す図である。金属膜316は、絶縁基板380の第1切欠き386及び第2切欠き394の輪郭に沿った外縁を有する。ただし、第1直線L1上で金属膜316は切断されている。すなわち、金属膜316は、長さ方向Lに第1直線L1の両側には連続しない。金属膜316が存在しない部分(第1直線L1との重複部分)では、金属膜316による屈曲抵抗がない。このような形状は、フィルムから第1フレキシブル基板378を打ち抜くときに形成することができる。
[第4の実施形態]
図13は、第4の実施形態に係る表示装置に使用される第1フレキシブル基板478を示す図である。本実施形態では、第1端子群404は、放射線状に配列される端子群434に加えて、ストレート端子436を含む。ストレート端子436は、基準線Lに平行な平行線Lに沿って延びている。一対のストレート端子436が、幅方向Wに切れ目488の両側に設けられている。
[第5の実施形態]
図14は、第5の実施形態に係る表示装置に使用される第1フレキシブル基板578を示す図である。本実施形態では、切片部592ごとに、第1端子群504が別々の放射線状に配列されている。つまり、放射線状に延びる複数の直線が交差する一点Pが、切片部592ごとに異なる。
[第6の実施形態]
図15は、第6の実施形態に係る表示装置に使用される第1フレキシブル基板678を示す図である。本実施形態では、絶縁基板680の長さ方向Lに沿って、第1端子群604がそれぞれ平行に並んでいる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、実施形態で説明した構成は、実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
10 表示パネル、12 走査線、14 信号線、16 薄膜トランジスタ、18 画素電極、20 共通電極、22 液晶層、24 第1基板、26 回路層、28 半導体層、30 ゲート電極、32 第1絶縁膜、34 第2絶縁膜、36 コンタクトホール、38 ドレイン電極、40 第3絶縁膜、42 遮光膜、44 下地絶縁膜、46 第4絶縁膜、48 コンタクト部、50 第1配向膜、52 第2基板、54 ブラックマトリクス、56 カラーフィルタ層、58 オーバーコート層、60 第2配向膜、62 スペーサ、64 外部端子群、66 アライメントマーク、68 認識マーク、70 配線群、72 バックライトモジュール、74 裏面、76 表示面、78 第1フレキシブル基板、80 絶縁基板、82 第1端部、84 第2端部、86 第1切欠き、88 切れ目、90 実装領域、92 切片部、94 第2切欠き、96 屈曲部、98 集積回路チップ、100 スペーサ、102 第1配線パターン、104 第1端子群、106 第2端子群、108 第1配線群、110 第2配線群、112 第1アライメントマーク、114 第2アライメントマーク、116 金属膜、118 ソルダーレジスト、120 異方性導電フィルム、122 第2フレキシブル基板、124 第2配線パターン、124A 端子、124B 端子、124C 端子、126 第3フレキシブル基板、128 フィルム、230 第1平坦面、232 第2平坦面、278 第1フレキシブル基板、296 屈曲部、298 集積回路チップ、316 金属膜、378 第1フレキシブル基板、380 絶縁基板、404 第1端子群、434 端子群、436 ストレート端子、478 第1フレキシブル基板、488 切れ目、504 第1端子群、578 第1フレキシブル基板、592 切片部、604 第1端子群、678 第1フレキシブル基板、680 絶縁基板、BR 屈曲対応領域、CD 共通駆動回路、CS 保持容量、DA 表示領域、D1 間隔、d1 間隔、D2 間隔、d2 間隔、GD 走査駆動回路、L 長さ方向、L1 第1直線、L2 第2直線、L 平行線、L 基準線、MP 中間平面、P 点、PA 周辺領域、R1 第1領域、R2 第2領域、S 対向二辺、SD 信号駆動回路、SP 副画素、W 幅方向、W1 幅、w1 幅、W2 幅、w2 幅、X 第1方向、Y 第2方向。

Claims (11)

  1. 柔軟性及び弾性を有して、屈曲させる力に対抗する屈曲抵抗を有する絶縁基板と、
    前記絶縁基板に形成された配線パターンと、
    前記絶縁基板に形成された金属膜と、
    を有し、
    前記絶縁基板は、長さ方向の両側にある第1端部及び第2端部と、前記第1端部及び前記第2端部の間にある実装領域と、前記第1端部及び前記第2端部の少なくとも一方と前記実装領域との間にある屈曲対応領域と、を有し、
    前記配線パターンは、前記第1端部にあって前記長さ方向に直交する幅方向に並ぶ第1端子群と、前記第2端部にあって前記幅方向に並ぶ第2端子群と、前記第1端子群から前記実装領域にそれぞれ延びる第1配線群と、前記第2端子群から前記実装領域にそれぞれ延びる第2配線群と、を有し、
    前記屈曲対応領域は、前記幅方向に延びる第1直線と重なって前記幅方向に前記絶縁基板の一方の端から他方の端まで延びる第1領域と、前記長さ方向に前記第1領域の両側で前記幅方向にそれぞれ延びる一対の第2直線とそれぞれ重なって前記第1領域の両側で前記幅方向に前記絶縁基板の一方の端から他方の端まで延びる一対の第2領域と、を含み、
    前記絶縁基板は、前記第1直線と重なるように、切欠き及び穴の少なくとも一方を有し、前記一対の第2領域において前記切欠き及び前記穴を有さず、
    前記金属膜は、前記一対の第2領域のそれぞれに設けられ、前記第1領域には設けられていないことを特徴とするフレキシブル基板。
  2. 柔軟性及び弾性を有して、屈曲させる力に対抗する屈曲抵抗を有する絶縁基板と、
    前記絶縁基板に形成された配線パターンと、
    前記絶縁基板に形成された金属膜と、
    を有し、
    前記絶縁基板は、長さ方向の両側にある第1端部及び第2端部と、前記第1端部及び前記第2端部の間にある実装領域と、前記第1端部及び前記第2端部の少なくとも一方と前記実装領域との間にある屈曲対応領域と、を有し、
    前記配線パターンは、前記第1端部にあって前記長さ方向に直交する幅方向に並ぶ第1端子群と、前記第2端部にあって前記幅方向に並ぶ第2端子群と、前記第1端子群から前記実装領域にそれぞれ延びる第1配線群と、前記第2端子群から前記実装領域にそれぞれ延びる第2配線群と、を有し、
    前記屈曲対応領域は、前記幅方向に延びる第1直線と重なる第1領域と、前記長さ方向に前記第1領域の両側で前記幅方向にそれぞれ延びる一対の第2直線とそれぞれ重なる一対の第2領域と、を含み、
    前記第1領域が前記第1直線と重なる部分は、前記一対の第2領域のそれぞれが前記一対の第2直線の対応する1つと重なる部分よりも、前記幅方向の合計幅において小さく、
    前記金属膜は、前記第1領域を避けて、前記一対の第2領域のそれぞれに設けられ、
    前記絶縁基板は、前記一対の第2直線との重なりを避けて、前記第1直線と重なるように、切欠き及び穴の少なくとも一方を有し、
    前記金属膜は、前記切欠き及び前記穴の前記少なくとも一方に対して、前記長さ方向に隣り合う部分及び隣り合わない部分を有することを特徴とするフレキシブル基板。
  3. 柔軟性及び弾性を有して、屈曲させる力に対抗する屈曲抵抗を有する絶縁基板と、
    前記絶縁基板に形成された配線パターンと、
    前記絶縁基板に形成された金属膜と、
    を有し、
    前記絶縁基板は、長さ方向の両側にある第1端部及び第2端部と、前記第1端部及び前記第2端部の間にある実装領域と、前記第1端部及び前記第2端部の少なくとも一方と前記実装領域との間にある屈曲対応領域と、を有し、
    前記配線パターンは、前記第1端部にあって前記長さ方向に直交する幅方向に並ぶ第1端子群と、前記第2端部にあって前記幅方向に並ぶ第2端子群と、前記第1端子群から前記実装領域にそれぞれ延びる第1配線群と、前記第2端子群から前記実装領域にそれぞれ延びる第2配線群と、を有し、
    前記屈曲対応領域は、前記幅方向に延びる第1直線と重なる第1領域と、前記長さ方向に前記第1領域の両側で前記幅方向にそれぞれ延びる一対の第2直線とそれぞれ重なる一対の第2領域と、を含み、
    前記第1領域が前記第1直線と重なる部分は、前記一対の第2領域のそれぞれが前記一対の第2直線の対応する1つと重なる部分よりも、前記幅方向の合計幅において小さく、
    前記金属膜は、前記第1領域を避けて、前記一対の第2領域のそれぞれに設けられ、
    前記絶縁基板は、前記一対の第2直線との重なりを避けて、前記第1直線と重なるように、切欠き及び穴の少なくとも一方を有し、
    前記絶縁基板は、前記幅方向の両端部の少なくとも一方に、前記一対の第2領域から前記幅方向に窪むように、前記切欠きを有し、
    前記絶縁基板は、前記長さ方向の両端の少なくとも一方から、前記実装領域を避けて前記第1直線と交差する切れ目によって、前記幅方向に隣同士が分離された複数の切片部を含み、
    隣同士の前記切片部は、相互に対向する対向二辺を有し、
    前記対向二辺の少なくとも一方は、前記第1直線と重なって前記幅方向に窪むように、第2切欠きを有することを特徴とするフレキシブル基板。
  4. 柔軟性及び弾性を有して、屈曲させる力に対抗する屈曲抵抗を有する絶縁基板と、
    前記絶縁基板に形成された配線パターンと、
    前記絶縁基板に形成された金属膜と、
    を有し、
    前記絶縁基板は、長さ方向の両側にある第1端部及び第2端部と、前記第1端部及び前記第2端部の間にある実装領域と、前記第1端部及び前記第2端部の少なくとも一方と前記実装領域との間にある屈曲対応領域と、を有し、
    前記配線パターンは、前記第1端部にあって前記長さ方向に直交する幅方向に並ぶ第1端子群と、前記第2端部にあって前記幅方向に並ぶ第2端子群と、前記第1端子群から前記実装領域にそれぞれ延びる第1配線群と、前記第2端子群から前記実装領域にそれぞれ延びる第2配線群と、を有し、
    前記屈曲対応領域は、前記幅方向に延びる第1直線と重なる第1領域と、前記長さ方向に前記第1領域の両側で前記幅方向にそれぞれ延びる一対の第2直線とそれぞれ重なる一対の第2領域と、を含み、
    前記第1領域が前記第1直線と重なる部分は、前記一対の第2領域のそれぞれが前記一対の第2直線の対応する1つと重なる部分よりも、前記幅方向の合計幅において小さく、
    前記金属膜は、前記第1領域を避けて、前記一対の第2領域のそれぞれに設けられ、前記絶縁基板の周縁に一致する先端を有することを特徴とするフレキシブル基板。
  5. 請求項又はに記載されたフレキシブル基板において、
    前記絶縁基板は、前記幅方向の両端部の少なくとも一方に、前記一対の第2領域から前記幅方向に窪むように、前記切欠きを有することを特徴とするフレキシブル基板。
  6. 請求項に記載されたフレキシブル基板において、
    前記複数の切片部は、前記切欠き及び前記第2切欠きを有する切片部を含み、
    前記切欠き及び前記第2切欠きの間に、前記第1配線群及び前記第2配線群の一方に含まれるいくつかの配線があることを特徴とするフレキシブル基板。
  7. 請求項又は6に記載されたフレキシブル基板において、
    前記切れ目は、前記幅方向の中央にあり、
    前記対向二辺のそれぞれが、前記第2切欠きを有することを特徴とするフレキシブル基板。
  8. 請求項1からのいずれか1項に記載されたフレキシブル基板と、
    前記フレキシブル基板の前記実装領域に搭載された集積回路チップと、
    前記第1配線群にそれぞれ電気的に接続する外部端子群を有して、前記フレキシブル基板に接続する表示パネルと、
    を有することを特徴とする表示装置。
  9. 請求項に記載された表示装置において、
    前記表示パネルは、画像が表示される表示面及び前記表示面とは反対の裏面を有し、
    前記フレキシブル基板は、前記表示パネルの端部に接続し、前記表示パネルの側方で前記裏面の下方に向けて屈曲するように屈曲部を有し、
    前記屈曲部は、前記第1領域及び前記一対の第2領域を含み、
    前記第1領域での曲がり具合が、前記屈曲部の他の領域よりもきつくなっていることを特徴とする表示装置。
  10. 請求項に記載された表示装置において、
    前記フレキシブル基板は、前記表示パネルに接合する第1平坦面と、前記裏面に対向する第2平坦面と、を有し、
    前記第1領域は、前記第1平坦面と前記第2平坦面の中間にある中間平面よりも、前記第1平坦面に近い位置にあることを特徴とする表示装置。
  11. 請求項から10のいずれか1項に記載された表示装置において、
    前記第2端部で前記フレキシブル基板に接続する第2フレキシブル基板をさらに有し、
    前記第2フレキシブル基板は、少なくとも間接的に、前記表示パネルに固定されていることを特徴とする表示装置。
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