JP2018018897A - 回路基板及び表示装置 - Google Patents

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Keiichi Kishida
慶一 岸田
高裕 大野
Takahiro Ono
高裕 大野
公嘉 竹本
Kimiyoshi Takemoto
公嘉 竹本
西本 拓也
Takuya Nishimoto
拓也 西本
史門 板倉
Fumikado Itakura
史門 板倉
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Abstract

【課題】精度よく基板の位置決めを行うことが可能な回路基板及び表示装置を提供する。
【解決手段】第1方向に延びる第1延出部を含む第1アライメントマークと、第1方向と交差する第2方向に延びる第1配線とが設けられた第1基板と、第1方向に延びる第1線状部を含む第2アライメントマークと、第1配線と対向する第2配線とが設けられ、第1基板の一部と対向して配置される第2基板とを備え、第1延出部は、第1基板の第2基板と重畳する領域の外側に設けられる。
【選択図】図8

Description

本発明は、回路基板及び表示装置に関する。
液晶表示パネルや有機EL表示パネル等の表示パネルは、フレキシブル基板を介して、表示駆動を行うための駆動回路等が搭載されたプリント基板と接続される。フレキシブル基板とプリント基板との接続、又は、表示パネルとプリント基板との接続において、アライメントマークを基準にして位置決めが行われる。下記特許文献1は、回路基板のダミー接続端子の露出部分を目印として、FPC基板の接続端子とダミー接続端子の露出部分とを一直線に合わせることで、回路基板とFPC基板との位置決めを行う。
特開2011−129554号公報
特許文献1は、ダミー接続端子が複数配列される方向においてFPC基板の位置決めは可能であるものの、ダミー接続端子が延びる方向におけるFPC基板の位置決めを精度よく行うことができない可能性がある。
本発明は、精度よく基板の位置決めを行うことが可能な回路基板及び表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の回路基板は、第1方向に延びる第1延出部を含む第1アライメントマークと、前記第1方向と交差する第2方向に延びる第1配線とが設けられた第1基板と、前記第1方向に延びる第1線状部を含む第2アライメントマークと、前記第1配線と対向する第2配線とが設けられ、前記第1基板の一部と対向して配置される第2基板とを備え、前記第1延出部は、前記第1基板の前記第2基板と重畳する領域の外側に設けられる。
本発明の一態様の表示装置は、上記の回路基板と、前記第2基板に接続される表示パネルと、を有する。
図1は、第1の実施形態に係る表示装置の概略断面構造を表す断面図である。 図2は、表示装置の平面図である。 図3は、第1基板の平面図である。 図4は、第2基板の平面図である。 図5は、第1基板と第2基板との関係を示す平面図である。 図6は、図5のIV−IV’線に沿う断面図である。 図7は、第1基板と第2基板との位置決め方法の一例を示す側面図である。 図8は、第1の実施形態に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。 図9は、第1の実施形態の第1の変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。 図10は、第1の実施形態の第2の変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。 図11は、第1の実施形態の第3の変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。 図12は、第1の実施形態の第4の変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。 図13は、第1の実施形態の第5の変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。 図14は、第2の実施形態に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。 図15は、第2の実施形態の第1変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。 図16は、第2の実施形態の第2変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る表示装置の概略断面構造を表す断面図である。図2は、表示装置の平面図である。本実施形態の表示装置1は、表示パネル10と、回路基板8とを有する。図1に示すように、表示パネル10は、画素基板2と、画素基板2の表面に垂直な方向に対向して配置された対向基板3と、画素基板2と対向基板3との間に表示機能層としての液晶層6とを備える。
画素基板2は、回路基板としての下部基板21と、画素電極22と、共通電極COMLと、を含む。下部基板21は、例えばガラス基板或いは樹脂基板である。共通電極COMLは、下部基板21の上に設けられる。画素電極22は、絶縁層24を介して共通電極COMLの上側に設けられ、平面視でマトリクス状に複数配設される。また、下部基板21の下側には、接着層25を介して偏光板26が設けられていてもよい。画素電極22及び共通電極COMLは、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)等の透光性を有する導電性材料が用いられる。
対向基板3は、上部基板31と、カラーフィルタ32とを含む。上部基板31は、例えば、ガラス基板或いは樹脂基板である。上部基板31の上側には、接着層35を介して偏光板36が設けられている。カラーフィルタ32は、上部基板31の、下部基板21と対向する面に設けられ、下部基板21と垂直な方向において、液晶層6と対向する。カラーフィルタ32は、例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色された色領域が周期的に配列されていてもよい。1つの画素電極22に対応して1つの色領域が設けられ、3つの色領域を1組として1つの画素が構成される。また、カラーフィルタ32は、3色の組み合わせに限定されず、4色以上の組み合わせであってもよい。なお、カラーフィルタ32は、下部基板21上に配置されてもよい。
下部基板21と上部基板31とは、スペーサ27を介して所定の間隔を設けて対向して配置される。下部基板21と上部基板31との間に液晶層6が設けられる。液晶層6は、電界の状態に応じて通過する光を変調するものであり、例えば、FFS(Fringe Field Switching:フリンジフィールドスイッチング)を含むIPS(In−Plane Switching:インプレーンスイッチング)等の横電界モードの液晶が用いられる。なお、図1に示す液晶層6と画素基板2との間、及び液晶層6と対向基板3との間には、それぞれ配向膜が配設されてもよい。
下部基板21の下側には、図示しないバックライトが設けられる。バックライトは、例えばLED等の光源を有しており、光源からの光を下部基板21に向けて射出する。バックライトからの光は、画素基板2を通過して、その位置の液晶の状態により光が遮られて射出しない部分と射出する部分とが切り換えられることで、表示面10A(図2参照)に画像が表示される。
本実施形態において表示パネル10を、横電界モードの液晶表示パネルとして説明したが、これに限定されない。表示パネル10は、縦電界モードの液晶表示パネルでもよい。縦電界モードの液晶表示パネルは、画素電極と共通電極とで液晶層を挟み、液晶を基板面に対して直角方向に駆動する。縦電界モードの液晶表示パネルは、例えば、TN(Twisted Nematic:ツイステッドネマティック)、VA(Vertical Alignment:垂直配向)等がある。
図1及び図2に示すように、回路基板8は、第1基板51と、第2基板61とを含む。表示パネル10は、第2基板61を介して第1基板51と接続される。下部基板21は、上部基板31よりも外側に張り出す端子部21Aを有する。端子部21Aには、第2基板61の一端側が接続される。第2基板61の他端側は、第1基板51に接続される。第2基板61は、可撓性を有するフレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuit)を用いることができる。
第1基板51は、例えば樹脂製のプリント基板(PWB:Printed Wiring Board)を用いることができる。第1基板51は、第2基板61よりも厚く、剛性を有する。第1基板51は、表示制御用IC19が実装された駆動回路基板である。表示制御用IC19は、ICドライバのチップであり、表示動作に必要な各回路を内蔵する。表示制御用IC19は、例えば、画素電極22に画像信号を供給して表示動作を制御する。
本実施形態では、表示パネル10に2つの第1基板51が接続されているが、これに限定されず、1つの第1基板51が接続されていてもよい。また、1つの第1基板51に複数の第2基板61が接続されているが、1つの第1基板51に1つの第2基板61が接続されていてもよい。表示パネル10は、液晶表示パネルに限定されず、有機EL表示パネルであってもよい。表示パネル10の表示面10Aにタッチパネルが設けられていてもよい。
次に、第1基板51と第2基板61との接続構造について説明する。図3は、第1基板の平面図である。図4は、第2基板の平面図である。図5は、第1基板と第2基板との関係を示す平面図である。図6は、図5のVI−VI’線に沿う断面図である。本実施形態において、第1基板51の辺のうち、第2基板61が接続される辺に沿った方向を第1方向Dxとし、第1方向Dxに交差する方向を第2方向Dyとする。
図3に示すように、第1基板51には、第1配線52と、第1アライメントマーク55とが設けられている。第1アライメントマーク55は、第1方向Dxにおいて、第1配線52よりも第1基板51の外縁側に配置される。さらに、第1アライメントマーク55の外側にダミー配線53が配列される。ダミー配線53は、第1配線52と実質的に等しい形状を有しており、後述する第2基板61の第2配線62と接続されない配線である。第1配線52、第1アライメントマーク55及びダミー配線53は、銅(Cu)、銀(Ag)、又はこれらの合金等の良好な導電性を有する金属材料が用いられる。
第1配線52は、第2方向Dyに延びるとともに、第1方向Dxに複数配置されている。第1配線52は、表示制御用IC19(図3では省略する)と電気的に接続される。第1配線52は、図3の二点鎖線で示す接続領域Cにおいて、異方性導電接着材13を介して第2基板61の第2配線62と接続される。本実施形態において、ダミー配線53と、ダミー配線53との間に接着アライメント部75が設けられていてもよい。接着アライメント部75は第1方向Dxに延びており、接着アライメント部75に沿って異方性導電接着材13の位置決めを行うことができる。
第1アライメントマーク55は、第1部分56と第2部分57と円状部58とを含む。第1部分56は、第1方向Dxに延びる第1延出部56A、56B、56Cを含む。第2部分57は、第2方向Dyに延びる第2延出部57A、57Bを含む。第1延出部56A、56B、56Cは第2方向Dyにおいて間隔を有して配列されている。第1延出部56Aと第1延出部56Bとの間に第1スリット部SL1が形成され、第1延出部56Bと第1延出部56Cとの間に第2スリット部SL2が形成される。第1スリット部SL1及び第2スリット部SL2は、第1方向Dxに延びる。第1延出部56A、56B、56Cの一端側は、1本のダミー配線53に接続され、第1延出部56A、56B、56Cの他端側は、別のダミー配線53に接続される。
第2延出部57A、57Bは第1方向Dxにおいて間隔を有して配列されている。第2延出部57Aと第2延出部57Bとの間に第3スリット部SL3が形成される。第3スリット部SL3は、第2方向Dyに延びる。第2延出部57A、57Bは、第1配線52と同じ幅を有しており、かつ、第2延出部57Aと第2延出部57Bとの間隔(第3スリット部SL3の幅W3)は、第1配線52同士の間隔と同じ大きさである。これに限定されるものではなく、第2延出部57A、57Bは、第1配線52と異なる幅を有していてもよい。また、第2延出部57Aと第2延出部57Bとの間隔は、第1配線52同士の間隔と異なる大きさであってもよい。
円状部58は、第2スリット部SL2の延長線と、第3スリット部SL3の延長線とが交差する位置に配置される。
図3では、第1基板51の、第2基板61と重畳する重畳領域Dを二点鎖線で示す。第1延出部56A、56B、56C及び第2延出部57A、57Bは、重畳領域Dと、重畳領域Dの外側の領域とに連続して設けられる。
図4及び図6に示すように、第2基板61は、ベースフィルム63とカバーフィルム64とを含む。図6に示すように、ベースフィルム63に第2配線62が設けられ、第2配線62を覆ってカバーフィルム64が設けられる。第2基板61の端部側において、第2配線62の一部が、カバーフィルム64から露出している。
図4に示すように、第2基板61には、第2配線62と、第2アライメントマーク65とが設けられている。第2アライメントマーク65は、第1方向Dxにおいて、第2配線62よりも第2基板61の外縁側に配置される。また、第2アライメントマーク65は、カバーフィルム64から露出する位置に配置される。なお、図4は、第2基板61をベースフィルム63側から見た平面図であり、見やすくするために、第2配線62及び第2アライメントマーク65を実線で示している。
第2配線62は、第2方向Dyに延びるとともに、第1方向Dxに複数配置されている。第2配線62は、第1配線52と同じピッチを有している。第2配線62は、第1配線52よりも小さい幅を有しているが、同じ幅であってもよい。第2配線62及び第2アライメントマーク65は、銅(Cu)、銀(Ag)、又はこれらの合金等の良好な導電性を有する金属材料が用いられる。
図4に示すように、第2アライメントマーク65は、第1方向Dxに延びる第1線状部66A、66Bと、第2方向Dyに延びる第2線状部67と、環状部69とを含む。第1線状部66Aは、環状部69と接続され、第2基板61の第1方向Dx側の外縁まで延びる。第2線状部67は、環状部69と接続され、第2基板61の第2方向Dy側の外縁まで延びる。第1線状部66Bは、第2線状部67と接続され、第1線状部66Aと平行に設けられ、第2基板61の第1方向Dx側の外縁まで延びる。
図5に示すように、第2基板61は、第1基板51の一部に対向して配置され、第1アライメントマーク55と第2アライメントマーク65とを基準にして、位置決めされる。第2基板61が第1基板51に位置決めされた状態で、複数の第2配線62は、複数の第1配線52とそれぞれ対向する。
図6に示すように、第1配線52と、カバーフィルム64から露出する第2配線62とは、異方性導電接着材13により電気的に接続される。第2配線62は、表示パネル10(図1参照)に接続され、第1基板51に搭載された表示制御用IC19からの制御信号を表示パネル10に供給する。
異方性導電接着材13は、異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)や、異方性導電ペースト(ACP:Anisotropic Conductive Paste)を用いることができる。
図7は、第1基板と第2基板との位置決め方法の一例を示す側面図である。図8は、第1の実施形態に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。
図7に示すように、ステージ104の上に第1基板51が位置合わせして載置される。第1基板51の第1配線52を覆って異方性導電接着材13が設けられる。第2基板61は、異方性導電接着材13を挟んで第1基板51と対向した状態で仮固定される。このとき、ステージ104の下側に光源101が設けられており、ステージ104の上側にカメラ102が設けられている。なお、図7に示した、位置合わせ方法は、あくまで一例であり、適宜変更することができる。例えば、光源101は、ステージ104の上側に設けられていてもよい。
第1アライメントマーク55と第2アライメントマーク65は、光を透過しない金属材料が用いられ、第1基板51及び第2基板61は、第1アライメントマーク55及び第2アライメントマーク65よりも光の透過率が大きい。このため、光源101の光は、第1基板51及び第2基板61を透過する際に、第1アライメントマーク55と第2アライメントマーク65とが設けられた部分で遮られる。これにより、第1アライメントマーク55と第2アライメントマーク65の形状をカメラ102により観察することができる。
図8に示すように、第1アライメントマーク55の円状部58が第2アライメントマーク65の環状部69に内包されるように、第2基板61を第1基板51に対向させる。これにより、第2基板61の概略の位置合わせが行われる。さらに、第2線状部67が、第2延出部57Aと第2延出部57Bとの間の第3スリット部SL3と、実質的に直線状に配置されるように第2基板61の微調整が行われる。これにより、第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。
ここで、第2線状部67の幅W6は、第3スリット部SL3の幅W3と等しい大きさとなっているので、第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせを精度よく行うことができる。
第1線状部66Aが、第1延出部56Aと第1延出部56Bとの間の第1スリット部SL1と、実質的に直線状に配置されるように第2基板61の微調整が行われる。この際、第1線状部66Bが、第1延出部56Bと第1延出部56Cとの間の第2スリット部SL2と、実質的に直線状に配置されるように第2基板61の微調整が行われる。これにより、第2基板61の第2方向Dyにおける位置合わせを行うことができる。
ここで、各線状部と各スリット部とが直線状に配置される場合とは、線状部の長辺と、延出部の長辺とが一致して直線状に配置される場合に限定されず、製造上又は位置合わせ工程上の誤差が生じる場合も含む。例えば、線状部の長辺と、延出部の長辺とが微小な段差を有していてもよく、又は、線状部の長辺が、延出部の長辺に対して微小な傾きを有していてもよい。
第1線状部66Aの幅W4は、第1スリット部SL1の幅W1と等しい大きさとなっている。第1線状部66Bの幅W5は、第2スリット部SL2の幅W2と等しい大きさとなっている。これにより、第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせを精度よく行うことができる。また、第2アライメントマーク65は、2つの第1線状部66A及び第1線状部66Bを有しているため、第2アライメントマーク65を容易に視認することができる。
このように、第1アライメントマーク55と第2アライメントマーク65とを基準として、第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせと、第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。これにより、図5に示すように、第2配線62が第1配線52と重なるように、第2基板61が配置される。そして、第1配線52と第2配線62とが正確に位置合わせされた状態で、図示しない圧着治具により第2基板61と第1基板51とを圧着する。これにより、異方性導電接着材13を介して第2基板61が第1基板51に固定されるとともに、第2配線62が第1配線52に電気的に接続される。このような接続構造により、第1配線52のピッチが小さい場合であっても、第2基板61の位置合わせを高精度に行うことで、第2配線62と第1配線52とを確実に接続することができる。
上述したように、第1基板51は、第2基板61よりも厚く、第2基板61よりも光の透過率が小さいため、第1基板51と第2基板61とが重畳する領域において、第1基板51の第1アライメントマーク55を視認することが困難な場合がある。第2基板61と第1基板51との間に異方性導電接着材13が設けられているため、異方性導電接着材13と重なる部分の第1アライメントマーク55を視認することが困難な場合がある。
本実施形態において、第1アライメントマーク55の第1延出部56A、56B、56C及び第2延出部57A、57Bは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側に設けられている。具体的には、第1延出部56A、56B、56Cは、第2基板61の第1方向Dx側の外縁よりも外側に延出する。第2延出部57A、57Bは、第2基板61の第2方向Dy側の外縁よりも外側に延出する。このため、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側において、第1延出部56A、56B、56C及び第2延出部57A、57Bを良好に視認することができる。したがって、第1アライメントマーク55と第2アライメントマーク65とを基準に精度よく位置合わせを行うことができる。なお、本実施形態において、第1延出部56A、56B、56C及び第2延出部57A、57Bは、第2基板61と重畳する領域から、第2基板61と重畳する領域の外側まで連続して設けられているが、これに限定されない。第1延出部56A、56B、56C及び第2延出部57A、57Bは、少なくとも第2基板61と重畳する領域の外側に設けられていればよく、第2基板61の外縁と所定の間隔を設けて配置されていてもよい。
第1線状部66A、66B及び第2線状部67は、第2基板61の外縁まで延びているので、第2基板61よりも外側に配置された第1延出部56A、56B、56C及び第2延出部57A、57Bとの位置合わせを正確に行うことができる。一方、図4に示すように、第2配線62は、第2方向Dyの端部が第2基板61の外縁よりも内方に位置している。これにより、外部の異物が第2配線62に接触することを抑制し、第2配線62同士の短絡や腐食を抑制できる。
本実施形態では、第1線状部66A、66Bは、第2スリット部SL2、第1スリット部SL1と実質的に直線状になるように位置合わせされる。このため、第1アライメントマーク55と第2アライメントマーク65のコントラスト(明暗)を良好に認識することができ、容易に位置合わせを行うことができる。
以上のように、本実施形態の回路基板8は、第1方向Dxに延びる第1延出部56A、56B、56Cを含む第1アライメントマーク55と、第1方向Dxと交差する第2方向Dyに延びる第1配線52とが設けられた第1基板51と、第1方向Dxに延びる第1線状部66A、66Bを含む第2アライメントマーク65と、第1配線52と対向する第2配線62とが設けられ、第1基板51の一部と対向して配置される第2基板61とを備え、第1延出部56A、56B、56Cは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側に設けられる。
これにより、第1アライメントマーク55と第2アライメントマーク65とを基準にして、第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。また、第2基板61と重畳する部分の第1アライメントマーク55が視認できない場合であっても、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側に設けられる第1延出部56A、56B、56Cによって、正確に位置合わせを行うことができる。
(第1の実施形態の第1変形例)
図9は、第1の実施形態の第1の変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。本変形例において、第1アライメントマーク55Aの第1延出部56Aと第1延出部56Bとの間の第1スリット部SL1の幅W1は、第2アライメントマーク65Aの第1線状部66Aの幅W4よりも大きい。また、第1延出部56Bと第1延出部56Cとの間の第2スリット部SL2の幅W2は、第1線状部66Bの幅W5よりも大きい。さらに、第2延出部57Aと第2延出部57Bとの間の第3スリット部SL3の幅W3は、第2線状部67の幅W6よりも大きい。
本変形例において、第1線状部66Aは、第1スリット部SL1の幅方向の範囲内に入るように配置される。また、第1線状部66Bは、第2スリット部SL2の幅方向の範囲内に入るように配置される。これにより、第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせが行われる。第2線状部67は、第3スリット部SL3の範囲内に入るように配置され、第2基板61の第1方向Dxにおける位置合わせが行われる。このように、各スリット部の幅と各線状部の幅との間にクリアランスが設けられているため、第2基板61の位置合わせを容易に行うことができる。
第3スリット部SL3の幅W3と、第2線状部67の幅W6との差は、例えば、第1方向Dxにおける、第1配線52同士の間隔よりも小さい値にすることができる。こうすれば、クリアランスを設けて容易に第2基板61の位置合わせを行うとともに、第1配線52と第2配線62とを確実に接続することができる。なお、第1スリット部SL1の幅W1と第1線状部66Aの幅W4との差は、第3スリット部SL3の幅W3と、第2線状部67の幅W6との差よりも大きく設定してもよい。
(第1の実施形態の第2変形例)
図10は、第1の実施形態の第2の変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。上述した例では、第1アライメントマーク55、55Aの第1延出部56A、56B、56C及び第2延出部57A、57Bは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域から、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側まで連続して延びているが、これに限定されない。
図10に示すように、第1アライメントマーク55Bの第1延出部56Aは、第1部分56Aaと第2部分56Abとを含む。第1部分56Aaと第2部分56Abとは、第4スリット部SL4aを介して第1方向Dxに配列される。第1部分56Aaは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側に設けられ、第2部分56Abは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域に設けられる。第1部分56Aaは、第2基板61の外縁と間隔を有して配置される。
第1延出部56Bは、第1部分56Baと第2部分56Bbとを含む。第1部分56Baと第2部分56Bbとは、第4スリット部SL4bを介して第1方向Dxに配列される。第1部分56Baは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側に設けられ、第2部分56Bbは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域に設けられる。第1部分56Baは、第2基板61の外縁と間隔を有して配置される。
第1延出部56Cは、第1部分56Caと第2部分56Cbとを含む。第1部分56Caと第2部分56Cbとは、第4スリット部SL4cを介して第1方向Dxに配列される。第1部分56Caは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側に設けられ、第2部分56Cbは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域に設けられる。第1部分56Caは、第2基板61の外縁と間隔を有して配置される。第4スリット部SL4a、SL4b、SL4cは、第2方向Dyに配列される。
第2延出部57Aは、第1部分57Aaと第2部分57Abとを含む。第1部分57Aaと第2部分57Abとは、第5スリット部SL5aを介して第2方向Dyに配列される。第2延出部57Bは、第1部分57Baと第2部分57Bbとを含む。第1部分57Baと第2部分57Bbとは、第5スリット部SL5bを介して第2方向Dyに配列される。第1部分57Aa、57Baは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側に設けられ、第2部分57Ab、57Bbは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域に設けられる。第1部分57Aa、57Baは、第2基板61の外縁と間隔を有して配置される。
本変形例において、第2アライメントマーク65Bの第1線状部66Aが、第1スリット部SL1と実質的に直線状になるよう配置され、第2基板61の位置合わせが行われる。この際、第1線状部66Aの端部が、第4スリット部SL4aと第4スリット部SL4bとの間に配置される。また、第1線状部66Bが、第2スリット部SL2と実質的に直線状になるよう配置される。この際、第1線状部66Bの端部が、第4スリット部SL4bと第4スリット部SL4cとの間に配置される。言い換えると、第2基板61の第1方向Dx側の外縁が、第4スリット部SL4a、SL4b、SL4cと対向する位置に配置される。
これにより、第1線状部66Aと第1スリット部SL1とを直線状に配置させ、第1線状部66Bと第2スリット部SL2とを直線状に配置させることで、第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせを行う。さらに、第1線状部66A、66Bと、第4スリット部SL4a、SL4b、SL4cとにより、第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。
また、第2アライメントマーク65Bの第2線状部67が、第3スリット部SL3と実質的に直線状になるよう配置され、第2基板61の位置合わせが行われる。この際、第2線状部67の端部が、第5スリット部SL5aと第5スリット部SL5bとの間に配置される。言い換えると、第2基板61の第2方向Dy側の外縁が、第5スリット部SL5a、SL5bと対向する位置に配置される。
これにより、第2線状部67と、第3スリット部SL3とにより、第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせを行うとともに、第2線状部67と、第5スリット部SL5a、SL5bとにより、第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。
本変形例では、第1延出部56A、58B、56C及び第2延出部57A、57Bにそれぞれ第4スリット部SL4a、SL4b、SL4c及び第5スリット部SL5a、SL5bを設けることにより、第2基板61の位置合わせを精度よく行うことができる。
(第1の実施形態の第3変形例)
図11は、第1の実施形態の第3の変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。本変形例は、第1アライメントマーク55Cが、第1延出部56A、56Bと、第2延出部57A、57Bとを含んでいる。第2アライメントマーク65Cは、第1線状部66Aと第2線状部67とを含んでいる。第1線状部66Aと第2線状部67とは接続部65Xで接続されている。接続部65Xが円状部58と対向するように、第2基板61の位置合わせが行われる。
第1線状部66Aは、第1延出部56Aと第1延出部56Bとの間の第1スリット部SL1と実質的に直線状になるように配置される。また、第2線状部67は、第2延出部57Aと第2延出部57Bとの間の第3スリット部SL3と実質的に直線状になるように配置される。これにより、2箇所の位置合わせのみで、第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせを行うとともに、第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。
本変形例によれば、第1アライメントマーク55C及び第2アライメントマーク65Cを簡略化することができる。したがって、容易に、第2基板61の位置合わせを行うことができる。また、第2アライメントマーク65Cに環状部69が設けられていない場合であっても、第1延出部56A、56Bと、第2延出部57A、57Bとが、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側に設けられているので、精度よく第2基板61の位置合わせを行うことができる。
なお、第1線状部66Aと第2線状部67とは接続部65Xで接続されているが、これに限定されない。第1線状部66Aと第2線状部67とは、互いに間隔を有して配置されていてもよい。
(第1の実施形態の第4変形例)
図12は、第1の実施形態の第4の変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。本変形例の第1アライメントマーク55Dは、上述した第1延出部56A、56B、56Cが設けられておらず、第2延出部57A、57Bのみを含む。第2アライメントマーク65Dは、第1線状部66A、66Bが設けられておらず、環状部69と、第2線状部67のみからなる。
このような態様であっても、第2線状部67を第3スリット部SL3と実質的に直線状に配置することにより、少なくとも第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。また、図10に示すように、第2延出部57A、57Bに、第5スリット部SL5a、SL5b(図12では図示しない)を設けることにより、第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。
本変形例では、第1アライメントマーク55D及び第2アライメントマーク65Dを簡略化できる。第2基板61と重畳する領域の外側において、第2基板61よりも第1方向Dx側に第1アライメントマーク55Dが設けられていないので、第1基板51の小型化が可能である。
(第1の実施形態の第5変形例)
図13は、第1の実施形態の第5の変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。本変形例の第1アライメントマーク55Eは、上述した第2延出部57A、57Bが設けられておらず、第1延出部56A、56Bのみを含む。第2アライメントマーク65Eは、第2線状部67が設けられておらず、環状部69と、第1線状部66Aのみからなる。
このような態様であっても、第1線状部66Aを第1スリット部SL1と実質的に直線状に配置することにより、少なくとも第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。また、図10に示すように、第1延出部56A、56Bに、第4スリット部SL4a、SL4b(図12では図示しない)を設けることにより、第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。
本変形例では、第2基板61と重畳する領域の外側において、第2基板61よりも第2方向Dy側に第1アライメントマーク55Eが設けられていないので、第2方向Dyにおける第1基板51の小型化が可能である。
(第2の実施形態)
図14は、第2の実施形態に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。本実施形態において、第1アライメントマーク55Fは、第1延出部56D、56Eと第2延出部57Cとを含む。第1延出部56Dと第1延出部56Eは、第1方向Dxに延びており、第2方向Dyにおいて、互いに間隔を有して配置される。第2延出部57Cは、第2方向Dyに延びる。第1延出部56D、56E及び第2延出部57Cは、それぞれ、第1基板51の第2基板61と重畳する領域と、第2基板61と重畳する領域の外側とに連続して設けられる。
第2アライメントマーク65Fは、第1線状部66A、66Bと、第2線状部67と、環状部69とを含む。第1線状部66Aは、環状部69と接続され、第1方向Dxに延びる。第2線状部67は、環状部69と接続され、第2方向Dyに延びる。第1線状部66Bは、第2線状部67と接続され、第1方向Dxに延びる。第1線状部66Aと、第1線状部66Bとは、第2方向Dyにおいて、互いに間隔を有して配置される。第1線状部66A、66Bは、第2基板61の第1方向Dx側の外縁まで延びている。第2線状部67は、第2基板61の第2方向Dy側の外縁まで延びている。
本実施形態において、第1線状部66Aは、第1延出部56Dと実質的に直線状に配置される。また、第1線状部66Bは、第1延出部56Eと実質的に直線状に配置される。これにより、第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。また、第2線状部67は、第2延出部57Cと実質的に直線状に配置される。これにより第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。
本実施形態において、第1線状部66Aは、第1延出部56Dと同じ幅を有しており、第1線状部66Bは、第1延出部56Eと同じ幅を有している。また、第2線状部67は、第2延出部57Cと同じ幅を有している。したがって、第1線状部66Aと第1延出部56Dとで段差が生じた場合、第2基板61の位置ずれが発生したことを視認できる。したがって、第2基板61の位置合わせを正確に行うことができる。
本実施形態において、第1アライメントマーク55Fの第1延出部56D、56E及び第2延出部57Cは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側に設けられている。第1延出部56D、56Eは、第2基板61の第1方向Dx側の外縁よりも外側に延出する。第2延出部57Cは、第2基板61の第2方向Dy側の外縁よりも外側に延出する。このため、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側において、第1延出部56D、56E及び第2延出部57Cを良好に視認することができるので、第1アライメントマーク55Fと第2アライメントマーク65Fとを基準に正確に位置合わせを行うことができる。
第1線状部66A、66B及び第2線状部67は、第2基板61の外縁まで延びているので、第2基板61よりも外側に配置された第1延出部56D、56E及び第2延出部57Cとの位置合わせを正確に行うことができる。
(第2の実施形態の第1変形例)
図15は、第2の実施形態の第1変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。本変形例において、第1アライメントマーク55Gの第1延出部56Dの幅W7は、第2アライメントマーク65Gの第1線状部66Aの幅W4よりも大きい。第1延出部56Eの幅W8は、第1線状部66Bの幅W5よりも大きい。第2延出部57Cの幅W8は、第2線状部67の幅W6よりも大きい。
第1線状部66Aは、第2方向Dyにおいて、第1延出部56Dの幅方向の範囲内に入るように配置される。また、第1線状部66Bは、第2方向Dyにおいて、第1延出部56Eの幅方向の範囲内に入るように配置される。これにより、第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせが行われる。また、第2線状部67が、第1方向Dxにおいて、第2延出部57Cの幅方向の範囲内に入るように配置される。これにより、第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせが行われる。このように、クリアランスが設けられているため、第2基板61の位置合わせを容易に行うことができる。
(第2の実施形態の第2変形例)
図16は、第2の実施形態の第2変形例に係る第1アライメントマークと第2アライメントマークとの関係を示す平面図である。本変形例において、第1アライメントマーク55Hの第1延出部56Dは、第1部分56Daと第2部分56Dbとを含む。第1部分56Daと第2部分56Dbとは、第6スリット部SL6aを介して第1方向Dxに配列される。第1部分56Daは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側に設けられ、第2部分56Dbは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域に設けられる。第1部分56Daは、第2基板61の外縁と間隔を有して配置される。
第1延出部56Eは、第1部分56Eaと第2部分56Ebとを含む。第1部分56Eaと第2部分56Ebとは、第6スリット部SL6bを介して第1方向Dxに配列される。第1部分56Eaは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側に設けられ、第2部分56Ebは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域に設けられる。第1部分56Eaは、第2基板61の第1方向Dx側の外縁と間隔を有して配置される。
第2延出部57Cは、第1部分57Caと第2部分57Cbとを含む。第1部分57Caと第2部分57Cbとは、第7スリット部SL7を介して第2方向Dyに配列される。第1部分57Caは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域の外側に設けられ、第2部分57Cbは、第1基板51の第2基板61と重畳する領域に設けられる。第1部分57Caは、第2基板61の第2方向Dy側の外縁と間隔を有して配置される。
本変形例において、第2アライメントマーク65Hの第1線状部66Aが、第1延出部56Dの第1部分56Daと実質的に直線状になるよう配置される。また、第1線状部66Bが、第1延出部56Eの第1部分56Eaと実質的に直線状になるよう配置される。これにより、第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせが行われる。この際、第1線状部66Aの端部が、第6スリット部SL6aと対向する位置に配置される。また、第1線状部66Bの端部が、第6スリット部SL6bと対向する位置に配置される。言い換えると、第2基板61の第1方向Dx側の外縁が、第6スリット部SL6a、SL6bと対向する位置に配置される。これにより、第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせが行われる。
このように、本変形例において、第1線状部66A、66Bと、第1延出部56D、56Eとにより、第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせを行うとともに、第1線状部66A、66Bと、第6スリット部SL6a、SL6bとにより、第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。
また、第2アライメントマーク65Hの第2線状部67が、第2延出部57Cの第1部分57Caと実質的に直線状になるよう配置される。これにより、第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせが行われる。この際、第2線状部67の端部が、第7スリット部SL7に対向して配置される。言い換えると、第2基板61の第2方向Dy側の外縁が、第7スリット部SL7と対向して配置される。
これにより、第2線状部67と、第2延出部57Cとにより、第1方向Dxにおける第2基板61の位置合わせを行うとともに、第2線状部67と、第7スリット部SL7とにより、第2方向Dyにおける第2基板61の位置合わせを行うことができる。
本変形例では、第1延出部56D、56Eに第6スリット部SL6a、SL6bを設け、第2延出部57Cに第7スリット部SL7を設けることにより、第2基板61の位置合わせを正確に行うことができる。
以上、本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明はこのような実施の形態に限定されるものではない。実施の形態で開示された内容はあくまで一例にすぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で行われた適宜の変更についても、当然に本発明の技術的範囲に属する。上述した各実施形態及び各変形例の要旨を逸脱しない範囲で、構成要素の種々の省略、置換及び変更のうち少なくとも1つを行うことができる。
例えば、上述した各実施形態では、第1基板51と第2基板61との接続について説明したが、例えば、表示パネル10の下部基板21と、第2基板61との接続構造に適用してもよい。また、各延出部、各線状部、各スリット部の形状、大きさ、寸法等はあくまで一例であって、適宜変更することができる。
1 表示装置
6 液晶層
8 回路基板
10 表示パネル
13 異方性導電接着材
19 表示制御用IC
21 下部基板
31 上部基板
51 第1基板
52 第1配線
53 ダミー配線
55、55A、55B 第1アライメントマーク
56A、56B、56C、56D、56E 第1延出部
57A、57B、57C 第2延出部
58 円状部
61 第2基板
62 第2配線
63 ベースフィルム
64 カバーフィルム
65、65A、65B 第2アライメントマーク
65X 接続部
66A、66B 第1線状部
67 第2線状部
69 環状部
75 接着アライメント部
SL1 第1スリット部
SL2 第2スリット部
SL3 第3スリット部
SL4a、SL4b、SL4c 第4スリット部
SL5a、SL5b 第5スリット部
SL6a、SL6b 第6スリット部
SL7 第7スリット部

Claims (13)

  1. 第1方向に延びる第1延出部を含む第1アライメントマークと、前記第1方向と交差する第2方向に延びる第1配線とが設けられた第1基板と、
    前記第1方向に延びる第1線状部を含む第2アライメントマークと、前記第1配線と対向する第2配線とが設けられ、前記第1基板の一部と対向して配置される第2基板とを備え、
    前記第1延出部は、前記第1基板の前記第2基板と重畳する領域の外側に設けられる回路基板。
  2. 前記第1延出部は、前記第2方向において複数配列されており、
    前記第1線状部は、前記第2方向に隣り合う前記第1延出部の間隔と直線状に配置される請求項1に記載の回路基板。
  3. 前記間隔の幅は、前記第1線状部の幅よりも大きい請求項2に記載の回路基板。
  4. 前記第1線状部は、前記第1延出部と直線状に配置される請求項1に記載の回路基板。
  5. 前記第1延出部の幅は、前記第1線状部の幅よりも大きい請求項4に記載の回路基板。
  6. 前記第1延出部は、前記第2基板の外縁と間隔を有して配置される請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回路基板。
  7. 前記第1延出部は、前記第2基板と重畳する領域と、前記第2基板と重畳する領域の外側とに設けられている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回路基板。
  8. 前記第1延出部は、スリット部を介して前記第1方向に配列される第1部分と第2部分とを含み、
    前記第2基板の外縁は、前記スリット部と対向して配置される請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の回路基板。
  9. 前記第2配線の端部は、前記第2基板の外縁よりも内側に配置され、
    前記第1線状部の端部は、前記第2基板の外縁まで延びる請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の回路基板。
  10. 前記第1アライメントマークは、円状部を含み、
    前記第2アライメントマークは、前記第1線状部と接続され、前記円状部の少なくとも一部を内包する環状部を含む請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の回路基板。
  11. 前記第1アライメントマークは、前記第2方向に延び、前記第1基板の前記第2基板と重畳する領域の外側に設けられる第2延出部を含み、
    前記第2アライメントマークは、前記第2方向に延びる第2線状部を含む請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の回路基板。
  12. 前記第2基板は、可撓性を有し、前記第1基板よりも光の透過率が大きいフレキシブル基板である請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の回路基板。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の回路基板と、
    前記第2基板に接続される表示パネルと、を有する表示装置。
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