JP2019212299A - 電気回路基板 - Google Patents

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啓太 笹沼
Keita Sasanuma
啓太 笹沼
泰 中野
Yasushi Nakano
泰 中野
謙吾 白神
Kengo Shiragami
謙吾 白神
落合孝洋
Takahiro Ochiai
孝洋 落合
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Abstract

【課題】信頼性の高い電気回路基板を提供する。【解決手段】基材と、前記基材の上に形成された第1端子及び第2端子と、前記基材の上に形成された第1パターンと、を備え、前記第1端子と前記第2端子とは、第1方向に沿って並び、前記第1パターンは、前記第1端子と前記第2端子との間に位置している、電気回路基板。【選択図】 図7

Description

本発明の実施形態は、電気回路基板に関する。
物体の接触又は接近を検出するセンサを備えた表示装置が開発されている。このような表示装置において、表示パネルを構成する基板上に検出電極が形成される場合がある。検出電極及び検出電極に接続される配線は、保護のためにオーバーコート層によって被覆される場合が多い。一方で、配線基板等が実装される端子部は、電気的な接続のため、オーバーコート層から露出される必要がある。しかしながら、端子部近傍において、オーバーコート層の位置の制御が困難である場合が多い。
特開2016−99315号公報 特開2017−9971号公報 特開2015−204032号公報
本実施形態の目的は、信頼性の高い電気回路基板を提供することにある。
本実施形態によれば、基材と、前記基材の上に形成された第1端子及び第2端子と、前記基材の上に形成された第1パターンと、を備え、前記第1端子と前記第2端子とは、第1方向に沿って並び、前記第1パターンは、前記第1端子と前記第2端子との間に位置している、電気回路基板が提供される。
本実施形態によれば、基材と、前記基材の上に形成された第1端子と、前記基材の上に形成され、前記第1端子と接続する第1配線と、前記第1配線を覆う樹脂層と、を備え、前記第1端子は、主部と第2パターンとを備え、前記第2パターンは、前記第1配線と前記主部との間に位置し、前記主部と一体的に形成され、複数の第5開口を有し、前記主部は、第1領域と、前記第1領域と前記第2パターンとの間に位置する第2領域と、を有し、前記第2領域は、前記複数の第5開口より小さい複数の第6開口を有し、前記複数の第5開口は、第1方向に沿って延出した第1部分と、前記第1方向と交差する第2方向に沿って延出した第2部分とによって形成され、前記第1部分は、前記複数の第5開口の間において、スリットを有する、電気回路基板が提供される。
図1は、第1実施形態に係る表示装置1を概略的に示す斜視図である。 図2は、図1に示す表示パネル2の構成例を示す断面図である。 図3は、図1に示すセンサ4を模式的に示す平面図である。 図4は、図2に示す基材20の第2面20Bに設けられた各要素の一例を模式的に示す平面図である。 図5は、図4に示す配線基板52の近傍を示す平面図である。 図6は、図5に示すVI−VI’線に沿った断面図である。 図7は、図5に示す端子T11及びT12を拡大して示す平面図である。 図8は、図7に示す堰き止め部DM1及びDM2を拡大して示す平面図である。 図9は、端子T1間に堰き止め部DM1が設けられていない場合の比較例を示す平面図である。 図10は、堰き止め部DM1の他の例を示す平面図である。 図11は、堰き止め部DM1の他の例を示す平面図である。 図12は、堰き止め部DM1の他の例を示す平面図である。 図13は、堰き止め部DM1の他の例を示す平面図である。 図14は、堰き止め部DM1の他の例を示す平面図である。 図15は第2実施形態に係る表示装置1における端子T1の構成例を示す平面図である。 図16は、端子T1の他の例を示す平面図である。 図17は、端子T1の他の例を示す平面図である。 図18は、端子T1の他の例を示す平面図である。 図19は、第3実施形態に係る表示装置1の一例を示す平面図である。 図20は、図19に示す配線基板52の近傍を拡大して示す図である。 図21は、図20に示す端子T11及び端子T12を拡大して示す平面図である。 図22は、第4実施形態に係る表示装置1における端子T1の構成例を示す平面図である。 図23は、主部MPの他の例を示す平面図である。 図24は、主部MPの他の例を示す平面図である。 図25は、第4実施形態の他の例を示す平面図である。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
[第1実施形態]
本実施形態において、表示装置の一例として、検出機能付きの液晶表示装置を開示する。この液晶表示装置は、例えばスマートフォン、タブレット端末、携帯電話端末、パーソナルコンピュータ、テレビ受像装置、車載装置、ゲーム機器等の種々の装置に用いることができる。なお、検出機能付きの表示装置として、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子層を有する自発光型の表示装置、電気泳動素子等を有する電子ペーパー型の表示装置など、他の表示装置を適用することができる。
図1は、第1実施形態に係る表示装置1を概略的に示す斜視図である。図に示す第1方向X、第2方向Y、及び第3方向Zは、互いに直交している。なお、第1方向X、第2方向Y、及び第3方向Zは、90度以外の角度で交差していてもよい。本明細書において、第3方向Zを示す矢印の先端に向かう方向を「上」と称し、矢印の先端から逆に向かう方向を「下」と称する。また、第3方向Zを示す矢印の先端側に表示装置1を観察する観察位置があるものとし、この観察位置から、第1方向X及び第2方向Yで規定されるX−Y平面に向かって見ることを平面視という。
表示装置1は、表示パネル2、バックライトユニット3、センサ4、配線基板51、52、及び53、ICチップ61、ICチップ62、制御モジュール7などを備えている。
表示パネル2は、一例では、液晶表示パネルである。表示パネル2は、第1基板SUB1と、第2基板SUB2と、第1基板SUB1と第2基板SUB2との間に挟持された液晶層とを備えている。第1基板SUB1と第2基板SUB2とは、第3方向Zに沿って互いに対向している。第2基板SUB2は、第1方向Xに沿って延出した端部EXを有している。第1基板SUB1は、端部EXよりも第2方向Yに沿って延出した実装部MTを有している。
表示パネル2は、画像を表示する表示領域DAと、表示領域DAを囲む非表示領域NDAを有している。表示領域DAは、第1基板SUB1と第2基板SUB2とが重畳する領域に相当する。図示した例では、表示領域DAは、第2方向Yに沿った長辺を有する略長方形状であるが、表示領域DAの形状は、図示した例に限定されない。表示パネル2は、一例では、バックライトユニット3からの光を選択的に透過することで画像を表示する透過型の液晶表示パネルである。
バックライトユニット3は、表示パネル2の背面側、すなわち、第1基板SUB1の直下に配置されている。バックライトユニット3は、表示パネル2とほぼ同じ形状であり、ほぼ同じ大きさを有している。バックライトユニット3は、表示領域DAの全域を照明する。バックライトユニット3は、種々の形態が適用可能であるが、一例として、第1基板SUB1と対向する導光板と、導光板の端部に配置された発光ダイオード(LED)等の光源とを備えている。
センサ4は、一例では、静電容量型のセンサである。センサ4は、第2基板SUB2に設けられた複数の検出電極Rxを有している。図示した例では、検出電極Rxは、第1方向Xに沿って延出した帯状に形成されており、第2方向Yに沿って並んでいる。このようなセンサ4を備えた第2基板SUB2は、電気回路基板に相当する。
配線基板51は、表示パネル2と制御モジュール7とを電気的に接続している。配線基板52は、センサ4の少なくとも一部の要素と制御モジュール7とを電気的に接続している。配線基板53は、バックライトユニット3と制御モジュール7とを電気的に接続している。配線基板51、52、及び53は、いずれもフレキシブル配線基板である。ICチップ61は、表示パネル2を駆動する。ICチップ61は、表示パネル2に搭載されている。図示した例では、ICチップ61は、第1基板SUB1の実装部MTに実装されている。ICチップ62は、センサ4を駆動する。ICチップ62は、配線基板52に搭載されている。
図2は、図1に示す表示パネル2の構成例を示す断面図である。第1基板SUB1は、基材10、絶縁層11、絶縁層12、絶縁層13、信号線S、共通電極CE、画素電極PE(PE1、PE2、PE3)、配向膜AL1などを備えている。基材10は、例えばガラス、又は樹脂等の透明な絶縁材料によって形成されている。絶縁層11は、基材10の上に形成されている。信号線Sは、絶縁層11の上に形成され、絶縁層12によって覆われている。共通電極CEは、絶縁層12の上に形成され、絶縁層13によって覆われている。画素電極PEは、絶縁層13の上に形成され、配向膜AL1によって覆われている。画素電極PEは、第1方向Xにおいて、隣り合う信号線Sの間の領域に配置され、各々が共通電極CEと対向している。図示した例では、画素電極PEの各々は、スリットSTを有している。画素電極PE及び共通電極CEは、例えばインジウム・ティン・オキサイド(ITO)などの透明導電材料で形成することができる。
第2基板SUB2は、基材20、遮光層21、カラーフィルタ層22、オーバーコート層23、配向膜AL2などを備えている。基材20は、例えばガラス、又は樹脂等の透明な絶縁材料によって形成されている。基材20は、第1基板SUB1と対向する第1面20Aと、第1面20Aと反対側の第2面20Bとを有している。遮光層21は、基材20の第1面20Aに設けられている。遮光層21は、信号線Sの各々と対向し、各画素PXを区画している。ここで、画素PXとは、画像信号に対して個別に制御できる最小単位に相当する。カラーフィルタ層22は、遮光層21を覆い、基材20とも接している。カラーフィルタ層22は、赤色のカラーフィルタCF1、緑色のカラーフィルタCF2、及び青色のカラーフィルタCF3を含んでいる。カラーフィルタCF1、CF2、及びCF3は、画素電極PE1、PE2、及びPE3とそれぞれ対向している。オーバーコート層23は、カラーフィルタ層22を覆っている。オーバーコート層23は、透明な樹脂によって形成されている。配向膜AL2は、オーバーコート層23を覆っている。
液晶層LCは、配向膜AL1と配向膜AL2との間に封入されている。配向膜AL1と配向膜AL2とは、一例では、基材10及び20の主面と平行な方向に液晶分子を配向させる水平配向膜である。液晶層LCに含まれる液晶分子は、共通電極CEと画素電極PEとの間に形成される電界によってその配向が制御される。本実施形態において、共通電極CEは、液晶分子を駆動するための電極として機能するとともに、センサ4の電極としても機能する。
図3は、図1に示すセンサ4を模式的に示す平面図である。センサ4は、検出電極Rxと共通電極CEとを備えている。検出電極Rxは、表示領域DAにおいて、第1方向Xに沿って帯状に延出し、第2方向Yに沿って一定の間隔を置いて並んでいる。検出電極Rxは、検出回路RCと電気的に接続されている。検出回路RCは、一例では、ICチップ62に内蔵されている。なお、検出回路RCは、図1に示す制御モジュール7に内蔵されていてもよい。一方、共通電極CEは、第2方向Yに沿って帯状に延出し、第1方向Xに沿って一定の間隔を置いて並んでいる。共通電極CEは、共通電極駆動回路CDと電気的に接続されている。共通電極駆動回路CDは、非表示領域NDAにおいて、例えば第1基板SUB1に形成されている。
共通電極駆動回路CDは、共通電極CEに対して、画素PXを駆動するためのコモン駆動信号、及び、センサ4を駆動するためのセンサ駆動信号を選択的に供給する。例えば、共通電極駆動回路CDは、表示領域DAに画像表示する表示期間において、共通電極CEにコモン駆動信号を順次供給する。例えば、共通電極駆動回路CDは、表示領域DAに接触又は接近する物体を検出するセンシング期間において、共通電極CEにセンサ駆動信号を順次供給する。
センシング期間において、導体である物体が表示領域DAに接触又は接近すると、物体の近傍において共通電極CEと検出電極Rxとの間に形成される容量が変化する。すなわち、物体近傍の検出電極Rxから検出されるセンサ出力信号は、他の検出電極Rxから得られるセンサ出力信号と異なる値を示す。検出回路RCは、検出電極Rxから検出されるセンサ出力信号の変化に基づいて、表示領域DAに物体が接触又は接近したことを検出する。また、検出回路RCは、表示領域DAにおいて、物体が接触又は近接した位置を特定する。
図4は、図2に示す基材20の第2面20Bに設けられた各要素の一例を模式的に示す平面図である。表示装置1は、第2面20Bにおいて、検出電極Rx、端子T1、配線LN3、配線基板52、偏光板PL2、及びオーバーコート層OCを備えている。
検出電極Rxは、一例では、検出線LN1と、接続線LN2とを有している。検出線LN1は、表示領域DAにおいて、波型に繰り返し屈曲し、第1方向Xに沿って延出している。接続線LN2は、検出電極Rxの一端部において、複数の検出線LN1を接続している。接続線LN2は、一例では、非表示領域NDAに位置し、第2方向Yに沿って延出している。なお、検出電極Rxの構造は、図示した例に限られない。検出電極Rxは、例えばメッシュ状に形成されていてもよい。
端子T1は、非表示領域NDAに形成されている。図示した例では、端子T1は、第2基板SUB2の端部(ここでは基材20の端部)EXの近傍において、第1方向Xに沿って並んでいる。端子T1は、配線LN3によって検出電極Rxと一対一で電気的に接続されている。図示した例では、配線LN3は、検出電極Rxの接続線LN2から引き出され、非表示領域NDAに配置されている。端子T1、配線LN3、及び検出電極Rxは、モリブデン、タングステン、チタン、アルミニウム等の金属材料によって形成され、単層構造であってもよいし、多層構造であってもよい。
配線基板52は、すべての端子T1と重なる領域に実装されている。配線基板52と検出電極Rxとは、端子T1を介して電気的に接続されている。
オーバーコート層OCは、配線基板52が設けられた領域を除き、第2面20Bのほぼ全域を覆っている。すなわち、オーバーコート層OCは、検出電極Rx及び配線LN3のすべてを覆い、端子T1を部分的に覆っている。このようなオーバーコート層OCは、例えば樹脂材料をインクジェット方式(液滴吐出方式)等の印刷塗布によって第2面20Bに塗布した後に、加熱工程を経て、この樹脂材料を硬化することで形成される。
偏光板PL2は、オーバーコート層OCの上に設けられている。偏光板PL2は、表示領域DAのすべてと重なっている。偏光板PL2は、一例では、表示領域DAよりも大きい長方形状である。図示した例では、偏光板PL2は、端部EX側の非表示領域NDAにおいて、配線LN3とは、重なっていない。
図5は、図4に示す配線基板52の近傍を示す平面図である。ここでは、説明に必要な要素のみを示している。図5は、一例として、第1方向Xに沿って一定の間隔で配置された8個の端子T1を示している。図に示す端子T11は、複数の端子T1のうち一端に位置する端子T1であり、第1方向Xにおいて、配線基板52の端部E52aに最も近接している。図に示す端子T12は、端子T11の隣に位置する端子T1であり、端子T11よりも配線基板52の端部E52bに近接している。端子T1の各々は、第2方向Yに沿って帯状に延出している。端子T1には、配線LN3がそれぞれ接続されている。図示した例では、両端に位置する端子T1の外側に、L字型のアライメントマークMが2つずつ形成されている。アライメントマークMは、配線基板52を実装する際の位置合わせの目印となる。このようなアライメントマークMは、検出電極Rx、端子T1、及び配線LN3と同一工程及び同一材料で形成することができる。
配線基板52は、複数の端子T2を有している。端子T2は、端子T1とそれぞれ対向している。すなわち、端子T2は、端子T1と同一のピッチで配置されている。端子T2は、第2方向Yに沿って帯状に延出している。一例では、端子T2の第1方向Xに沿った幅は、端子T1の第1方向Xに沿った幅より小さい。図示した例では、第1方向Xにおいて、端子T2は、端子T1の略中央に位置している。一方、第2方向Yにおいて、端子T2の配線LN3に近接する側の端部は端子T1と重なっているが、端子T2の配線LN3から離間する側の端部は、端子T1と重なっていない。
配線基板52は、異方性導電膜ACFを介して、基材20に接続されている。これにより、一対の端子T1と端子T2とは、電気的に接続される。図において二点鎖線で示すように、異方性導電膜ACFは、配線基板52と概ね重なる領域に設けられており、少なくともすべての端子T2と重なっている。
図において一点鎖線で示すように、オーバーコート層OCは、配線LN3を覆い、端子T1及びT2と部分的に重なっている。図示した例では、オーバーコート層OCは、アライメントマークMと重なっていない。より具体的には、オーバーコート層OCは、配線基板52の周縁部を囲むように配置されている。オーバーコート層OCは、アライメントマークMの間の領域において第2方向Yに沿って延出し、端子T1及びT2の一端部と重なっている。すなわち、オーバーコート層OCは、部分的に異方性導電膜ACF及び配線基板52と重なっている。
以下では、オーバーコート層OCに覆われ、且つ異方性導電膜ACFに覆われていない領域を第1領域A1と称する。異方性導電膜ACFによって覆われ、且つオーバーコート層OCに覆われていない領域を第2領域A2と称する。また、オーバーコート層OC及び異方性導電膜ACFの双方によって覆われている領域を重畳領域OLと称する。図示した例では、重畳領域OLは、第1方向Xに沿って帯状に延出している。
図6は、図5に示すVI−VI’線に沿った断面図である。端子T1は、基材20の第2面20Bに形成されている。オーバーコート層OCは、端子T1の一部を露出するように、端子T1の上に設けられる。オーバーコート層OCによって露出された端子T1は、異方性導電膜ACFを介して、端子T2と電気的に接続されている。異方性導電膜ACFは、導電接着層の一例であり、接着剤中に導電性粒子Rを含んでいる。端子T1と端子T2との間に異方性導電膜ACFを介在させた状態で、基材20と配線基板52とが互いに近づくように加圧し、加熱することで、端子T1と端子T2とが電気的及び物理的に接続される。なお、平面視で隣り合う端子T1と端子T1との間、端子T2と端子T2との間、及び端子T1と端子T2との間の絶縁性は、いずれも保たれる。
一般に、金属材料で形成された端子T1と、樹脂からなるオーバーコート層OCとの密着性は、ガラス又は樹脂によって形成された基材20とオーバーコート層OCとの密着性より低い。したがって、端子T1の近傍においては、オーバーコート層OCの剥離が懸念される。このような剥離は、表示装置1の製造時や修復時において配線基板52を剥がす必要がある場合に生じ得る。すなわち、配線基板52を表示パネル2から剥がすべく、配線基板52に対して第2面20Bの法線方向への力を加えると、重畳領域OLにおいて、異方性導電膜ACFの粘着力によってオーバーコート層OCにも当該法線方向への力が加えられる。このとき、端子T1とオーバーコート層OCとの密着性が弱いことから、端子T1の近傍において、オーバーコート層OCが端子T1あるいは第2面20Bから剥離され得る。
重畳領域OLを形成しなかった場合、オーバーコート層OCが剥離する可能性は低くなるが、端子T1の一部が何にも覆われずに剥き出しになってしまうおそれがある。そうすると、端子T1に水分が侵入し、端子T1の腐食を招くおそれがある。このような腐食を防止するためにも、重畳領域OLは形成した方がよい。
なお、オーバーコート層OCの剥離の問題は、表示パネル2の外面(基材20の第2面20B)に検出電極Rxが形成されていることにも起因する。すなわち、オーバーコート層OCの形成過程で、印刷塗布された樹脂材料を加熱する際の熱が液晶層LCなどに悪影響を与えるおそれがあることから、加熱工程における温度を十分に高めることができない。一般に、低温(例えば120℃程度)の加熱工程を経て形成されたオーバーコート層OCは、高温(例えば220℃程度)の加熱工程を経て形成されたオーバーコート層OCに比べて、ガラス、樹脂材料、及び金属材料との密着性が低くなる。
図7は、図5に示す端子T11及びT12を拡大して示す平面図である。本実施形態において、隣り合う端子T1の間には、堰き止め部DM1が設けられている。堰き止め部DM1は、端子T11と端子T12の双方から離間している。図示した例では、堰き止め部DM1は、第1方向Xにおいて、端子T11と端子T12との略中央に位置している。堰き止め部DM1は、一例では、略矩形状である。図示した例では、堰き止め部DM1は、メッシュ状に形成されており、複数の開口OP1を有している。第1方向Xにおいて、開口OP1は、直線的に並んでいる。一方、第2方向Yにおいて、開口OP1は、千鳥状に並んでいる。堰き止め部DM1は、例えば端子T1及び配線LN3と同一材料で形成される。
端子T1は、主部MPと堰き止め部DM2とを有している。主部MPは、第1方向Xに沿って延出した一対の短辺と、第2方向Yに沿って延出した一対の長辺とを有する略長方形状である。堰き止め部DM2は、配線LN3と主部MPとの間に位置し、これらと接続されている。第1方向Xにおいて、堰き止め部DM2は、堰き止め部DM1の間に位置している。すなわち、堰き止め部DM1と堰き止め部DM2とは、第1方向Xに沿って並んでいる。堰き止め部DM2は、一例では、略矩形状である。主部MPの第1方向Xに沿った幅WMと堰き止め部DM2の第1方向Xに沿った幅WD2とは、等しい。堰き止め部DM2は、メッシュ状に形成されており、複数の開口OP2を有している。第1方向Xにおいて、開口OP2は、直線的に並んでいる。一方、第2方向Yにおいて、開口OP2は、千鳥状に並んでいる。
図において二点鎖線で示すように、配線基板52が備える端子T2は、主部MPと堰き止め部DM2の双方と重なっている。第2方向Yにおいて、端子T2の一端部は、堰き止め部DM2と重なっているが、配線LN3とは重なっていない。端子T2の他端部は、主部MPよりも第2方向Yに延出している。
オーバーコート層OCは、配線LN3、堰き止め部DM1、及び堰き止め部DM2と重なっている。一方、オーバーコート層OCは、主部MPとは重なっていない。オーバーコート層OCの端部EOCは、第2方向Yにおいて、堰き止め部DM1及びDM2が形成された範囲に位置している。換言すると、第2方向Yにおいて、堰き止め部DM1及びDM2の配線LN3側の端部は、オーバーコート層OCによって覆われているが、主部MP側の端部は、オーバーコート層OCによって覆われていない。
異方性導電膜ACFは、主部MP、堰き止め部DM1、及び堰き止め部DM2と重なっている。図示した例では、異方性導電膜ACFは、主部MP、堰き止め部DM1、及び堰き止め部DM2のほぼすべてと重なっている。一方、異方性導電膜ACFは、配線LN3と重なっていない。
したがって、オーバーコート層OCと異方性導電膜ACFとが重畳する重畳領域OLは、第2方向Yにおいて、堰き止め部DM1及びDM2が形成された範囲に位置している。
なお、図示したように、端子T1間に堰き止め部DM1が配置されるだけでなく、端子T11に関して端子T12と反対側に堰き止め部EDMが配置されることが望ましい。ここで、堰き止め部EDMは、第1方向Xに沿って並んだ複数の端子T1及び堰き止め部DM1のうち、最も端に位置する堰き止め部である。換言すると、堰き止め部EDMは、端子T1及び堰き止め部DM1のうち、図5に示す配線基板52の端部E52aに最も近接している。端子T11の近傍にこのような堰き止め部EDMが配置されることで、端子T11の近傍において、オーバーコート層OCの主部MP側への回り込みが抑制される。なお、図5に示す配線基板52の端部E52bの近傍においても、同様の構造であることが望ましい。
図8は、図7に示す堰き止め部DM1及びDM2を拡大して示す平面図である。堰き止め部DM1は、端子T11の堰き止め部DM2と端子T12の堰き止め部DM2の双方から少なくとも距離L1だけ離れている。距離L1は、異方性導電膜ACFを介して配線基板52を表示パネル2に実装する際に、隣り合う端子T1間の絶縁性が保たれる距離である。距離L1は、一例では、約20μmである。
また、図8に示す幅差L2は、堰き止め部DM2の幅WD2と端子T2の幅W2との差の半分の値として定義される。ここで、幅WD2及びW2は、いずれも第1方向Xに沿って規定される。図8は、幅差L2が正の場合、すなわち幅W2が幅WD2より小さい場合を示している。なお、幅差L2が負の場合、すなわち幅W2が幅WD2より大きく、端子T2が堰き止め部DM2より第1方向Xに沿って延出している場合、隣り合う端子T2の間隔として、距離L1に加え、距離L2(幅差L2の絶対値)を確保する必要がある。これにより、隣り合う端子T2間の絶縁性が保たれる。
本実施形態において、堰き止め部DM1の構造と堰き止め部DM2の構造は、互いに異なっている。一例では、堰き止め部DM1のメッシュは、堰き止め部DM2のメッシュより密である。すなわち、堰き止め部DM1が有する開口OP1は、堰き止め部DM2が有する開口OP2より小さい。
より具体的には、堰き止め部DM1は、第1方向Xに沿って延出した部分P11と、第2方向Yに沿って延出した部分P12とを有している。部分P11は、間隔I11を置いて第2方向Yに沿って並んでいる。部分P12は、間隔I12を置いて第1方向Xに沿って並んでいる。堰き止め部DM2は、第1方向Xに沿って延出した部分P21と、第2方向Yに沿って延出した部分P22とを有している。部分P21は、間隔I21を置いて第2方向Yに沿って並んでいる。部分P22は、間隔I22を置いて第1方向Xに沿って並んでいる。一例では、間隔I11と間隔I21とは、等しい。図示した例では、部分P11と部分P21とは、第1方向Xに沿って並んでいる。一方、間隔I12は、間隔I22より小さい。したがって、開口OP1は、開口OP2より小さい。
ここで、間隔I11、I12、I21、及びI22は、いずれもオーバーコート層OCを形成する際のインクジェットノズルのピッチより小さい。すなわち、堰き止め部DM1及びDM2のメッシュ構造に起因した凹凸は、インクジェットノズルから吐出される樹脂材料の構造よりも細かい。一例では、間隔I11、I12、I21、及びI22は、50μm以下である。このような構造にすることで、インクジェットノズルから吐出された樹脂材料が堰き止め部DM1及びDM2を覆った場合、樹脂材料の伸びを抑制する張力が働く。
なお、堰き止め部DM1の形状は、図示した例に限定されない。後述するように、堰き止め部DM1は、少なくとも部分P11を有していればよい。すなわち、堰き止め部DM1は、インクジェットノズルから吐出された樹脂材料が伸びる方向(すなわち第2方向Y)と交差する方向に延出する部材を備えていればよい。
図9は、端子T1間に堰き止め部DM1が設けられていない場合の比較例を示す平面図である。一般に、ガラス又は樹脂からなる基材20と金属材料からなる端子T1とは、オーバーコート層OCに対する濡れ性が異なる。印刷塗布によりオーバーコート層OCが形成される場合、第2面20Bと端子T1との濡れ性の違いから、端子T1の近傍において、オーバーコート層OCの端部EOCの形状異常が生じる場合がある。オーバーコート層OCに対して、第2面20Bの濡れ性が端子T1の濡れ性よりも高い場合、図9に示すように、端子T1間の領域にオーバーコート層OCが広がることが想定される。このとき、端子T1と配線基板52との実効的な接続面積が減少し、表示パネル2と配線基板52との圧着の阻害、及び端子T1及び端子T2間の高抵抗化が生じるおそれがある。
一方、本実施形態によれば、端子T1間に堰き止め部DM1を配置されている。したがって、オーバーコート層OCを形成する際に、樹脂材料が第2方向Yに沿って流れた場合であっても、樹脂材料が堰き止め部DM1によって堰き止められる。したがって、端子T1間の領域へのオーバーコート層OCの広がりを抑制することができる。この結果、主部MPへのオーバーコート層OCの付着が抑制される。すなわち、表示パネル2と配線基板52との実効的な接続面積が確保され、表示パネル2と配線基板52の接着性が向上するとともに、端子T1と端子T2との間の接続抵抗の高抵抗化が抑制される。したがって、信頼性の高い表示装置を提供することができる。本実施形態は、特に、端子T1間の間隔が大きい場合、例えば端子T1間の間隔が100μm以上である場合に有効である。
さらに、本実施形態によれば、オーバーコート層OCの端部EOCの位置のばらつきを軽減することができる。すなわち、第2方向Yにおいて、端部EOCは、堰き止め部DM1及びDM2が形成された範囲内に位置するように制御される。したがって、重畳領域OLの面積を減少することができる。この結果、表示装置1の狭額縁化が可能になる。
また、堰き止め部DM1及びDM2が開口OP1及びOP2を有しているため、端子T1の近傍において、基材20とオーバーコート層OCとの接触面積が確保される。したがって、端子T1の近傍におけるオーバーコート層OCの剥離が抑制される。
以上のことから、第1実施形態によれば、信頼性の高い表示装置を提供することができる。以下では、図10乃至図15を参照して、第1実施形態の他の例について説明する。
図10は、堰き止め部DM1の他の例を示す平面図である。図10に示す例は、図8に示す例と比較して、第2方向Yに沿って開口OP1の大きさが変化している点で相違している。すなわち、開口OP1aは、開口OP1bより小さい。ここで、開口OP1aは、第2方向Yにおいて、開口OP1bよりも主部MPに近接している。図示した例では、主部MP側における部分P11の間隔I1aは、配線LN3側における部分P11の間隔I1bよりも小さい。換言すると、主部MP側における部分P12の長さは、配線LN3側における部分P12の長さより小さい。一方、部分P12は、等間隔で第1方向Xに沿って並んでいる。
図示した例では、堰き止め部DM2は、堰き止め部DM1と同様の構造を有している。堰き止め部DM2において、開口OP2は、第2方向Yに沿ってその大きさが変化している。すなわち、開口OP2aは、開口OP2bより小さい。ここで、開口OP2aは、開口OP2bよりも主部MPに近接している。図示した例では、主部MP側における部分P21の間隔I2aは、配線LN3側における部分P21の間隔I2bより小さい。換言すると、主部MP側における部分P22の長さは、配線LN3側における部分P22の長さより小さい。一方、部分P22は、等間隔で第1方向Xに沿って並んでいる。
なお、堰き止め部DM1及びDM2の構造は、図示した例に限定されない。例えば、堰き止め部DM1において、主部MP側における部分P12の間隔が、配線LN3側における部分P12の間隔より小さくてもよい。あるいは、部分P11の間隔、及び部分P12の間隔の双方が第2方向Yにおいて異なっていてもよい。堰き止め部DM2についても同様である。
本例においても、図8に示す例と同様の効果を得ることができる。さらに、本例によれば、配線LN3側の開口OP1bを主部MP側の開口OP1aよりも大きくすることで、配線LN3側のオーバーコート層OCの被覆性を向上することができる。すなわち、検出電極Rx及び配線LN3をオーバーコート層OCによって確実に被覆するとともに、オーバーコート層OCの主部MPへの付着を防止することができる。
図11は、堰き止め部DM1の他の例を示す平面図である。図11に示す例は、図8に示す例と比較して、開口OP1が第2方向Yに沿って直線的に並んでいる点で相違している。開口OP1は、開口OP2よりも大きい。本例においても、図8に示す例と同様の効果を得ることができる。
図12は、堰き止め部DM1の他の例を示す平面図である。図12に示す例は、図8に示す例と比較して、堰き止め部DM1が部分P12を有していない点で相違している。すなわち、堰き止め部DM1は、第2方向Yに沿って並んだ複数の部分P11によって形成されている。本例においても、図8に示す例と同様の効果を得ることができる。さらに、本例によれば、オーバーコート層OCと基材20との接触面積が大きくなるため、端子T1の近傍におけるオーバーコート層OCの剥離を抑制することができる。
図13は、堰き止め部DM1の他の例を示す平面図である。図13に示すは、図12に示す例と比較して、部分P11が屈曲している点で相違している。図示した例では、部分P11は、直線的に屈曲しているが、円弧状に蛇行していてもよい。本例においても、図12に示す例と同様の効果を得ることができる。
図14は、堰き止め部DM1の他の例を示す平面図である。図14に示す例は、図8に示す例と比較して、堰き止め部DM1と堰き止め部DM2とが千鳥状に配置されている点で相違している。図示した例では、堰き止め部DM1は、第2方向Yにおいて、堰き止め部DM2より主部MPから離間している。本例においても、図8に示す例と同様の効果を得ることができる。
[第2実施形態]
図15は第2実施形態に係る表示装置1における端子T1の構成例を示す平面図である。第2実施形態は、第1実施形態と比較して、堰き止め部DM1が堰き止め部DM2と接続されている点で相違している。堰き止め部DM1と堰き止め部DM2とは、端子T1において堰き止め部DMを構成している。図15に示す堰き止め部DMは、図8に示す堰き止め部DM1と堰き止め部DM2とが接続された構造に相当する。すなわち、堰き止め部DM1は、メッシュ状に形成され、複数の開口OP1を有している。堰き止め部DM2は、メッシュ状に形成され、複数の開口OP2を有している。本実施形態において、堰き止め部DMの第1方向Xに沿った幅WDは、主部MPの幅WMより大きい。堰き止め部DMは、第1方向Xにおいて、主部MPの両端部よりも外側に延在している。
端子T11と端子T12、より具体的には隣り合う堰き止め部DMは、少なくとも距離L3だけ離間している。距離L3は、異方性導電膜ACFを介して配線基板52を表示パネル2に実装する際に隣り合う端子T1間の絶縁性が保たれる距離である。距離L3は、一例では、約20μmである。また、図15に示す距離L4は、端子T2の端部と堰き止め部DMの端部との間の第1方向Xに沿った距離である。距離L4は、配線基板52の位置合わせ精度、及び配線基板52の寸法誤差によって規定される。
本実施形態においても、堰き止め部DMのメッシュ構造は、オーバーコート層OCを形成する際のインクジェットノズルのピッチより細かい。したがって、インクジェットノズルから吐出された樹脂材料が堰き止め部DMを覆った場合、樹脂材料の伸びを抑制する張力が働く。本実施形態によれば、このような堰き止め部DMが第1方向Xに沿って主部MPよりも外側に延在しているため、隣り合う主部MP間の領域へのオーバーコート層OCの広がりを抑制することができる。この結果、主部MPへのオーバーコート層OCの付着が抑制される。すなわち、端子T1と配線基板52との実効的な接続面積が確保され、表示パネル2と配線基板52の接着性が向上するとともに、端子T1と端子T2との間の接続抵抗の高抵抗化が抑制される。したがって、信頼性の高い表示装置を提供することができる。
以下では、図16乃至図18を参照して、第2実施形態の他の例について説明する。
図16は、端子T1の他の例を示す平面図である。図16に示す例は、図15に示す例と比較して、開口OP1が第2方向Yに沿って並んでいる点で相違している。すなわち、図16に示す堰き止め部DMは、図11に示す堰き止め部DM1と堰き止め部DM2とが接続された構造に相当する。本例においても、図15と同様の効果を得ることができる。
図17は、端子T1の他の例を示す平面図である。図17に示す例は、図15に示す例と比較して、堰き止め部DM1が部分P11のみを有し、部分P12を有していない点で相違している。すなわち、図17に示す堰き止め部DMは、図12に示す堰き止め部DM1と堰き止め部DM2とが接続された構造に相当する。本例においても、図15に示す例と同様の効果を得ることができる。
図18は、端子T1の他の例を示す平面図である。図18に示す例は、図17に示す例と比較して、部分P11が屈曲している点で相違している。すなわち、図18に示す堰き止め部DMは、図13に示す堰き止め部DM1と堰き止め部DM2とが接続された構造に相当する。本例においても、図15に示す例と同様の効果を得ることができる。
[第3実施形態]
図19は、第3実施形態に係る表示装置1の一例を示す平面図である。図19は、基材20の第2面20Bに設けられた各要素の一例を模式的に示している。第3実施形態は、端子T1の両端に配線LN3が接続されている点で、第1実施形態と相違している。図示した例では、検出電極Rxの一端(例えば図において右側)から引き出された配線LN3は、図面において右側の非表示領域NDAを通って、端子T1の一端に接続されている。検出電極Rxの他端(例えば図において左側)から引き出された配線LN3は、端部EX側の非表示領域NDAを通って端子T1の他端に接続されている。
オーバーコート層OCは、端子T1が設けられた領域を除き、第2面20Bのほぼ全域を覆っている。図示した例では、オーバーコート層OCが設けられていない領域は、略L字型である。
図20は、図19に示す配線基板52の近傍を拡大して示す図である。オーバーコート層OCは、配線LN3と配線LN3が接続された端子T1の両端部も覆っている。図示した例では、オーバーコート層OCは、端子T2の両端部も覆っている。したがって、オーバーコート層OCと異方性導電膜ACFとが重畳する重畳領域OLは、端子T1の両端部に形成されている。
図21は、図20に示す端子T11及び端子T12を拡大して示す平面図である。本実施形態において、端子T1は、堰き止め部DM2に加え、堰き止め部DM3を有している。主部MPは、堰き止め部DM2と堰き止め部DM3との間に位置している。また、堰き止め部DM1は、隣り合う堰き止め部DM2の間だけでなく、隣り合う堰き止め部DM3の間にも設けられている。図示した例では、堰き止め部DM3の構造は、堰き止め部DM2の構造と同様であるが、異なっていてもよい。
第2方向Yにおいて、端子T1の端部ETa側に設けられたオーバーコート層OCは、配線LN3のすべてを覆い、堰き止め部DM1及びDM2を部分的に覆っている。すなわち、端部ETa側におけるオーバーコート層OCの端部EOCaは、第2方向Yにおいて、堰き止め部DM1及びDM2が形成された範囲に位置している。また、第2方向Yにおいて、端子T1の端部ETb側に設けられたオーバーコート層OCは、配線LN3のすべてを覆い、堰き止め部DM1及びDM2を部分的に覆っている。すなわち、端部ETb側におけるオーバーコート層OCの端部EOCbは、第2方向Yにおいて、堰き止め部DM1及びDM3が形成された範囲に位置している。
本実施形態においても、端子T1間に堰き止め部DM1が設けられているため、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、図21に示すように、端子T1の端部ETa及びETbの双方の側にオーバーコート層OCが設けられる構成においては、第2方向Yにおける重畳領域OLの範囲が大きい。したがって、端部EOCa及びEOCbの位置制御の精度が向上する本実施形態は、狭額縁化に有用である。
なお、堰き止め部DM1の構造は、図示した例に限定されない。また、第2実施形態で説明したように、堰き止め部DM1と堰き止め部DM2とが接続されてもよく、堰き止め部DM1と堰き止め部DM3とが接続されてもよい。
[第4実施形態]
図22は、第4実施形態に係る表示装置1における端子T1の構成例を示す平面図である。第4実施形態は、第3実施形態と比較して、堰き止め部DM2及び堰き止め部DM3がスリットSLを有している点で相違している。また、第4実施形態において、端子T11と端子T12との間に堰き止め部DM1は形成されていなくても良い。
堰き止め部DM2は、配線LN3a及びLN3bと、主部MPとの間に位置し、これらと接続されている。堰き止め部DM2は、第1方向Xに沿って延出した部分P21と、第2方向Yに沿って延出した部分P22と、を有している。部分P21は、スリットSLを有している。堰き止め部DM3は、配線LN3a及びLN3bと、主部MPとの間に位置し、これらと接続されている。堰き止め部DM3は、主部MPと一体的に形成されている。堰き止め部DM3は、第1方向Xに沿って延出した部分P31と、第2方向Yに沿って延出した部分P32と、を有している。部分P31は、スリットSLを有している。なお、スリットSLは、部分P21及び部分P31において、どの部分に形成されても良い。また、それぞれの配線LN3a及びLN3bは、図21に示したような1本の配線LN3に接続されている。
主部MPは、堰き止め部DM2と堰き止め部DM3との間に位置し、堰き止め部DM2及び堰き止め部DM3と一体的に形成されている。図示した例では、主部MPは、第1部分MP1及び第2部分MP2に分割されている。第1部分MP1は、堰き止め部DM2と接続されている。第2部分MP2は、堰き止め部DM3と接続されている。第1部分MP1は、平滑領域(第1領域)SP1と、平滑領域SP1と堰き止め部DM2との間に位置するメッシュ領域(第2領域)AR1と、を有している。堰き止め部DM2は、開口OP5を有している。開口OP5は、部分P21とP22とによって形成されている。部分P21のスリットSLは、複数の開口OP5の間に位置している。メッシュ領域AR1は、開口OP5より小さい開口OP6を有している。第2部分MP2は、平滑領域SP2と、平滑領域SP2と堰き止め部DM3との間に位置するメッシュ領域AR2と、を有している。堰き止め部DM3は、開口OP5を有している。開口OP5は、部分P31とP32とによって形成されている。部分P31のスリットSLは、複数の開口OP5の間に位置している。メッシュ領域AR2は、開口OP5より小さい開口OP6を有している。オーバーコート層OCは、堰き止め部DM2及びメッシュ領域AR1に重なっている。また、オーバーコート層OCは、堰き止め部DM3及びメッシュ領域AR2に重なっている。
本実施形態においては、堰き止め部DM2及び堰き止め部DM3は、部分P21及び部分P31においてスリットSLを有している。そのため、樹脂材料が堰き止め部DM2及びDM3によって過度に堰き止められるのを抑制することができる。よって、オーバーコート層OCからの配線の露出を抑制し、配線の腐食を抑制することができる。一方、スリットSLを形成したことで主部MPにより多くの樹脂材料が流れ込む恐れがある。堰き止め部DM2及びDM3よりも精密なパターンのメッシュ領域AR1及びAR2を形成することによって、主部MPに過度の樹脂材料が流れ込むのを抑制することができる。すなわち、表示パネル2と配線基板52との実効的な接続面積が確保され、表示パネル2と配線基板52の接着性が向上するとともに、端子T1と端子T2との間の接続抵抗の高抵抗化が抑制される。したがって、信頼性の高い表示装置を提供することができる。また、オーバーコート層OCの端部EOCa及びEOCbの位置のばらつきを軽減することができる。すなわち、第2方向Yにおいて、端部EOCaは、堰き止め部DM2が形成された範囲内に位置するように制御されるか、メッシュ領域AR1が形成された範囲内に位置するように制御される。同様に、第2方向Yにおいて、端部EOCbは、堰き止め部DM3が形成された範囲内に位置するように制御されるか、メッシュ領域AR2が形成された範囲内に位置するように制御される。
図23は、主部MPの他の例を示す平面図である。図23に示す例は、図22に示す例と比較して、主部MP全体がメッシュ状に形成されている点で相違している。すなわち、メッシュ領域AR1は、第1部分MP1の全領域に相当する。また、メッシュ領域AR2は、第2部分MP2の全領域に相当する。図23に示した平滑領域SP1及びSP2がメッシュ状に形成されている。メッシュ領域AR1及びAR2の第2方向Yに沿った幅を拡大したことによって、オーバーコート層を堰き止め易くすることができ、主部MPの接続面積を確保することができる。堰き止め部DM2及びDM3は、開口OP5を有し、メッシュ領域AR1及びAR2は、開口OP5より小さい開口OP6を有している。
図24は、主部MPの他の例を示す平面図である。図24に示す例は、図22に示す例と比較して、メッシュ領域AR1及びAR2が平滑領域SP1及びSP2を囲むように形成されている点で相違している。第1部分MP1は、平滑領域SP1と、メッシュ領域AR1と、を有している。平滑領域SP1は、第1辺E11、第2辺E12、及び第3辺E13を有している。メッシュ領域AR1は、第1辺E11、第2辺E12、及び第3辺E13に沿って平滑領域SP1を囲んでいる。第2部分MP2は、平滑領域SP2と、メッシュ領域AR2と、を有している。平滑領域SP2は、第1辺E21、第2辺E22、及び第3辺E23を有している。メッシュ領域AR2は、第1辺E21、第2辺E22、及び第3辺E23に沿って平滑領域SP2を囲んでいる。
図24に示すように、メッシュ領域AR1が第2辺E12及び第3辺E13に沿って形成されていることによって、堰き止め部DM2からメッシュ領域AR1に流れた樹脂材料が第2辺E12及び第3辺E13側に流れ込むのを抑制することができる。同様に、メッシュ領域AR2が第2辺E22及び第3辺E23に沿って形成されていることによって、堰き止め部DM3からメッシュ領域AR2に流れた樹脂材料が第2辺E22及び第3辺E23側に流れ込むのを抑制することができる。なお、堰き止め部DM2及びDM3は、開口OP5を有し、メッシュ領域AR1及びAR2は、開口OP5より小さい開口OP6を有している。
図25は、第4実施形態の他の例を示す平面図である。図25に示す例は、図22に示す例と比較して、堰き止め部DM1が形成されている点で相違している。堰き止め部DM1は、端子T11と端子T12との間に位置している。具体的には、堰き止め部DM1は、隣り合う堰き止め部DM2の間、及び、隣り合う堰き止め部DM3の間に設けられている。図示した例では、堰き止め部DM1は、第1方向Xに沿って延出し第2方向Yに沿って並んだ複数の部分P11によって形成されている。堰き止め部DM1は、平面視において、オーバーコート層OCと重畳している。なお、堰き止め部DM1の構成はこれに限らず、第1実施形態に示した堰き止め部DM1の構成の何れが適用されても良い。
以上の各実施形態において、端子T11は、第1端子に相当し、端子T12は、第2端子に相当する。堰き止め部DM1は、堰き止め用の第1パターンに相当し、堰き止め部DM2は、第2パターンに相当し、堰き止め部DM3は、第3パターンに相当する。端子T11に接続された配線LN3は、第1配線に相当し、端子T12に接続された配線LN3は、第2配線に相当する。オーバーコート層OCは、樹脂層に相当する。開口OP1又は開口OP1aは、第1開口に相当する。開口OP1bは、第2開口に相当する。開口OP2又は開口OP2aは、第3開口に相当する。開口OP2bは、第4開口に相当する。開口OP5は、第5開口に相当する。開口OP6は、第6開口に相当する。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…表示装置、2…表示パネル、3…バックライトユニット、4…センサ、
51,52…配線基板、20…基材、Rx…検出電極、
T1,T11,T12,T2…端子、MP…主部、
DM1,DM2,DM3…堰き止め部、P11…第1部分、P12…第2部分、
LN3…配線、OP1,OP1a,OP1b,OP2,OP2a,OP2b…開口。

Claims (21)

  1. 基材と、
    前記基材の上に形成された第1端子及び第2端子と、
    前記基材の上に形成された第1パターンと、
    を備え、
    前記第1端子と前記第2端子とは、第1方向に沿って並び、
    前記第1パターンは、前記第1端子と前記第2端子との間に位置している、電気回路基板。
  2. 前記基材の上に形成され、前記第1端子と接続する第1配線と、
    前記基材の上に形成され、前記第2端子と接続する第2配線と、を備え、
    前記第1配線と前記第2配線は、樹脂層によって覆われており、
    前記樹脂層の端部は、前記第1パターンと重畳する位置にある、請求項1に記載の電気回路基板。
  3. 前記第1端子は、主部と第2パターンとを備え、
    前記第2パターンは、前記第1配線と前記主部との間に位置し、前記主部と一体的に形成されている、請求項2に記載の電気回路基板。
  4. 前記第1端子は、第3パターンをさらに備え、
    前記主部は、前記第2パターンと前記第3パターンとの間に位置し、一体的に形成されている、請求項3に記載の電気回路基板。
  5. 前記第1パターンは、第1開口と、前記第1開口よりも前記主部から離間した第2開口とを有し、
    前記第1開口は、前記第2開口よりも小さい、請求項3に記載の電気回路基板。
  6. 前記第2パターンは、第3開口と、前記第3開口よりも前記主部から離間した第4開口とを有し、
    前記第3開口は、前記第4開口よりも小さい、請求項4に記載の電気回路基板。
  7. 前記第1パターンと前記第2パターンとは、平面視で千鳥状に配置されている、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の電気回路基板。
  8. 前記第1パターンと前記第2パターンとは、前記第1方向に沿って並んでいる、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の電気回路基板。
  9. 前記第1パターンは、前記第2パターンと接続されていない、請求項3乃至7のいずれか1項に記載の電気回路基板。
  10. 前記第1パターンは、第1開口を有し、
    前記第2パターンは、第3開口を有し、
    前記第1開口は、前記第3開口よりも小さい、請求項3に記載の電気回路基板。
  11. 前記第1パターンは、直線的に配置された第1開口を有し、
    前記第2パターンは、千鳥状に配置された第3開口を有している、請求項3に記載の電気回路基板。
  12. 前記第1パターンは、前記第1方向と交差する第2方向に沿って並んだ第1部分によって形成され、
    前記第2パターンはメッシュ状に形成されている、請求項3に記載の電気回路基板。
  13. 前記第1パターンは、前記第1方向に沿って延出した第1部分を有している、請求項1に記載の電気回路基板。
  14. 前記第1パターンは、前記第1方向と交差する第2方向に沿って延出した第2部分を有し、
    隣り合う前記第1部分の第1間隔、及び隣り合う前記第2部分の第2間隔は、50μm以下である、請求項12に記載の電気回路基板。
  15. 前記基材の上に形成された第1検出電極及び第2検出電極と、を備え、
    前記第1検出電極は、前記第1配線を介して前記第1端子と電気的に接続し、
    前記第2検出電極は、前記第2配線を介して前記第2端子と電気的に接続している、請求項2に記載の電気回路基板。
  16. 基材と、
    前記基材の上に形成された第1端子と、
    前記基材の上に形成され、前記第1端子と接続する第1配線と、
    前記第1配線を覆う樹脂層と、
    を備え、
    前記第1端子は、主部と第2パターンとを備え、
    前記第2パターンは、前記第1配線と前記主部との間に位置し、前記主部と一体的に形成され、複数の第5開口を有し、
    前記主部は、第1領域と、前記第1領域と前記第2パターンとの間に位置する第2領域と、を有し、
    前記第2領域は、前記複数の第5開口より小さい複数の第6開口を有し、
    前記複数の第5開口は、第1方向に沿って延出した第1部分と、前記第1方向と交差する第2方向に沿って延出した第2部分とによって形成され、
    前記第1部分は、前記複数の第5開口の間において、スリットを有する、電気回路基板。
  17. 前記第1領域は、前記複数の第6開口を有する、請求項16に記載の電気回路基板。
  18. 前記第2領域は、前記第1領域を囲むように設けられている、請求項16に記載の電気回路基板。
  19. 前記第1端子は、第3パターンをさらに備え、
    前記主部は、前記第2パターンと前記第3パターンとの間に位置しており、
    前記第3パターンは、前記主部と一体的に形成され、複数の第5開口を有し、
    前記複数の第5開口は、前記第1方向に沿って延出した第3部分と、前記第2方向に沿って延出した第4部分とによって形成され、
    前記第3部分は、前記複数の第5開口の間において、スリットを有する、請求項16乃至18の何れか1項に記載の電気回路基板。
  20. 前記基材の上に形成された第2端子と、
    前記基材の上に形成され、前記第2端子と接続する第2配線と、
    前記基材の上に形成された第1パターンと、
    を備え、
    前記第1端子と前記第2端子とは、前記第1方向に沿って並び、
    前記第1パターンは、前記第1端子と前記第2端子との間に位置しており、平面視において、前記樹脂層と重畳している、請求項16乃至19の何れか1項に記載の電気回路基板。
  21. 前記第1パターンは、前記第1方向に沿って延出し、前記第2方向に沿って並んだ複数の第5部分によって形成されている、請求項20に記載の電気回路基板。
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