JP7143726B2 - 圧入装置 - Google Patents

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Description

本明細書では、部品を基板に圧入する圧入装置を開示する。
特許文献1に圧入装置が開示されており、部品に受入部(実施例では基板に形成された開口)に向かう荷重を加える押込部を利用して、部品を受入部に圧入する。
特開2011-065845号公報
上記の圧入装置では、1回の圧入動作で1個の部品が基板に圧入される。このため、複数個(例えば2個)の部品を基板に圧入する場合、圧入動作を2回繰返す必要があり、2個の部品を圧入するのに時間がかかってしまう。
上記の圧入装置を改造し、2個の押込部を利用して2個の部品を同時に圧入するように変更することができるかもしれない。しかしながら、2個の部品を基板に同時に圧入すると、基板に加わる荷重が過剰となり、基板が耐えられない場合がある。
本明細書では、基板に過剰な荷重を加えることなく、2個の部品を基板に同時に圧入することができる圧入装置を開示する。
本明細書で開示する圧入装置は、基板の第1受入部に第1部品を圧入するとともに前記基板の第2受入部に第2部品を圧入する。前記圧入装置は、前記第1部品に前記第1受入部に向かう荷重を加える第1押込部と、前記第2部品に前記第2受入部に向かう荷重を加える第2押込部と、前記第1押込部が前記第1部品に加える第1荷重を検出する第1荷重センサと、前記第2押込部が前記第2部品に加える第2荷重を検出する第2荷重センサと、制御部を備える。前記制御部は、以下の制御手順を実施する。
(1)圧入動作開始時に、前記第1押込部を第1速度で前進させ、前記第2押込部を第2速度で前進させる。その前進中、前記第1荷重と前記第2荷重の合計値を基準値と比較する。
(2)前記合計値が前記基準値に達したら、前記第1押込部を前記第1速度よりも小さい第3速度で前進させ、前記第2押込部を前記合計値が前記基準値以下に留まるという条件で前進または停止させる。この動作の継続中、前記第1荷重を第1完了荷重と比較する。
(3)前記第1荷重が前記第1完了荷重に達したら、前記第1押込部を停止または後退させ、前記第2押込部を前記第2速度よりも小さい第4速度で前進させる。この動作の継続中、前記第2荷重を第2完了荷重と比較する。
(4)前記第2荷重が前記第2完了荷重に達したら、前記第2押込部を停止または後退させる。
圧入作業では、圧入荷重が大きいほど圧入速度が速く、同一の圧入荷重である場合、深く圧入するほど圧入速度が遅くなる。即ち、圧入が浅い場合は圧入速度が速くても圧入荷重は小さく、深く圧入すると圧入速度が遅くても圧入荷重が大きくなる関係にある。
(1)圧入開始時には、高速で圧入しても圧入荷重が小さい。このため、第1押込部を第1速度で前進させるとともに第2押込部を第2速度で前進させても、第1荷重と第2荷重の合計値が基準値を超えない圧入速度が存在する。圧入動作開始時には、第1部品と第2部品を同時に圧入しても、基板に過剰な荷重が加わらないことから、同時に圧入動作を開始する。この場合、圧入の進行に伴って、第1荷重と、第2荷重と、それらの合計値の全部が大きくなる。
(2)合計値が基準値に達した場合、前記(1)の圧入動作を継続すると、基板に過剰な荷重が加わる。このため、第1押込部を第1速度から第3速度に小さくする。この結果、第1荷重が小さくなる。同時に、第2押込部は、合計値が基準値以下に留まるという条件で前進または停止する。即ち、第2押込部は、荷重に基づいて制御される。これによって、第1部品を第1受入部に圧入させ続けることができ、基板に過剰な荷重を加えないという条件に従いながら、第2部品を第2受入部に圧入させ続けることができる。この結果、基板に過剰な荷重を加えることなく、第1部品と第2部品を基板に同時に圧入することができる。第1部品の圧入の進行に伴って、第1荷重は大きくなる。第1荷重が第1完了荷重に達すると、第1部品の圧入が完了する。
(3)第1荷重が第1完了荷重に達したら、第1押込部は停止または後退し、第2押込部は第4速度で前進する。これ以降、第1荷重がゼロとなり、合計値は第2荷重に等しくなる。第2荷重が第2完了荷重に達すると、第2部品の圧入が完了する。
(4)第2荷重が第2完了荷重に達したら、第2押込部は停止または後退し、圧入動作が完了する。これらの結果、前記(1)と(2)の間、基板に過剰な荷重を加えることなく、第1部品と第2部品を基板に同時に圧入することができる。
実施例の圧入装置と基板と部品の側面図である。 基板に部品を圧入する動作のフローチャートである。 フローチャートのS4でYESと判断される場合における部品の圧入状態を示す図である。 フローチャートのS8でYESと判断される場合における部品の圧入状態を示す図である。 フローチャートのS12でYESと判断される場合における部品の圧入状態を示す図である。
(実施例)
図1から図5を参照して、実施例の圧入装置30を説明する。圧入装置30は、図1に示す基板10に第1部品14と第2部品24を圧入する場合に使用される。基板10は、平板形状を有する。基板10は、例えば、プリント基板である。図1では、基板10は、土台60に載置されている。基板10の上面には、第1受入部12と第2受入部22が連結されている。なお、図1において、上下方向が規定されている。第1受入部12と第2受入部22は、上端に図示省略の開口部を有する。第1受入部12の開口部には、第1部品14が圧入される。第1受入部12と第1部品14は、一対の部品であり、圧入前の状態では、第1受入部12と第1部品14は、互いに分離できない態様で一体化している。なお、圧入とは、部品に荷重を加えて、部品を受入部に押し込むことを表す。
第2受入部22の開口部には、第2部品24が圧入される。第2受入部22は、第1受入部12と同様の構成を有する。また、第2部品24は、第1部品14と同様の構成を有する。なお、変形例では、第2受入部22は、第1受入部12と異なる構成を有していてもよい。この場合、第2部品24は、第1部品14と異なる構成を有していてもよい。
図1に示すように、圧入装置30は、第1押込部32と、第2押込部42と、第1荷重センサ34と、第2荷重センサ44と、第1シリンダ36と、第2シリンダ46と、制御部50を備える。
図1では、第1押込部32は、第1受入部12の上方に配置されている。第1押込部32は、第1部品14に第1受入部12に向かって荷重を加える。第1押込部32の上方には、第1荷重センサ34と第1シリンダ36が配置されている。第1シリンダ36は、圧入装置30の本体(図示省略)に移動可能に支持されている。第1シリンダ36は、図示省略のモータを内蔵している。モータは、例えば、サーボモータである。モータが駆動すると、第1シリンダ36は上下方向に伸縮する。第1シリンダ36は、上下方向に伸縮することによって、第1押込部32を上下方向に移動させる。
第1シリンダ36の下端には、第1荷重センサ34が連結されている。第1荷重センサ34は、第1押込部32の上端に連結されている。第1荷重センサ34は、例えば、ロードセルである。第1荷重センサ34は、第1シリンダ36から第1押込部32に加えられる第1荷重を検出する。
図1では、第2押込部42は、第2受入部22の上方に配置されている。第2押込部42は、第1押込部32と同様の構成を有する。第2押込部42は、第2部品24に第2受入部22に向かって荷重を加える。
第2押込部42の上方には、第2荷重センサ44と第2シリンダ46が配置されている。第2シリンダ46は、圧入装置30の本体に移動可能に支持されている。第2シリンダ46は、第1シリンダ36と同様の構成を有する。第2シリンダ46は、上下方向に伸縮することができる。第2シリンダ46は、上下方向に伸縮することによって、第2押込部42を上下方向に移動させる。
第2シリンダ46の下端には、第2荷重センサ44が連結されている。第2荷重センサ44は、第2押込部42の上端に連結されている。第2荷重センサ44は、第1荷重センサ34と同様の構成を有する。第2荷重センサ44は、第2シリンダ46から第2押込部42に加えられる第2荷重を検出する。
制御部50は、第1荷重センサ34と、第2荷重センサ44と、第1シリンダ36と、第2シリンダ46に電気的に接続されている。図1では、制御部50が第1荷重センサ34と、第2荷重センサ44と、第1シリンダ36と、第2シリンダ46に電気的に接続されることを示す接続線は破線で図示されている。なお、変形例では、制御部50は、第1荷重センサ34と、第2荷重センサ44と、第1シリンダ36と、第2シリンダ46に通信可能に無線接続されていてもよい。
制御部50は、第1荷重センサ34から第1荷重センサ34で検出される第1荷重を取得し、第2荷重センサ44から第2荷重センサ44で検出される第2荷重を取得する。制御部50は、取得した第1荷重と第2荷重に基づいて、第1シリンダ36の伸長速度と第2シリンダ46の伸長速度を調整する。例えば、第1荷重(または第2荷重)が所定荷重よりも大きい場合、制御部50は、第1シリンダ36(または第2シリンダ46)の伸長速度を低速化させる。一方、第1荷重(または第2荷重)が所定荷重よりも小さい場合、第1シリンダ36(または第2シリンダ46)の伸長速度を高速化させる。また、制御部50は、指示された速度に基づいて、第1シリンダ36の伸長速度と第2シリンダ46の伸長速度を調整する。また、制御部50は、指示された速度に基づいて、第1シリンダ36の収縮速度と第2シリンダ46の収縮速度を調整する。
次に、図2のフローチャートと図3から図5の概略図を参照して、基板10に第1部品14と第2部品24を圧入する動作を説明する。図3から図5では、図面を見易くするために、制御部50は省略されている。基板10は、予め土台60に載置されている。図3から図5では、圧入動作前の第1部品14と第2部品24の上端の位置が破線によって図示されている。また、図3から図5では、圧入動作完了後の第1部品14と第2部品24の上端の位置が一点鎖線によって図示されている。
S2において、制御部50は、第1シリンダ36と第2シリンダ46を同時に伸長させる。また、制御部50は、第1シリンダ36を第1速度で伸長させる。また、制御部50は、第2シリンダ46を第2速度で伸長させる。これらにより、第1押込部32は、第1部品14に向かって第1速度で移動し、第2押込部42は、第2部品24に向かって第2速度で移動する。以下では、「押込部が部品に向かって移動する」ことを、「押込部が前進する」と呼ぶ。第1速度は、第2速度と同一である。なお、変形例では、第1速度は、第2速度と異なっていてもよい。
第1押込部32が第1部品14に当接すると、第1荷重センサ34で検出される第1荷重は、ゼロを超える。第1荷重は、第1押込部32から第1部品14に加わる荷重でもある。第1部品14が第1受入部12に深く圧入されるにつれて、第1荷重は大きくなる。また、第2押込部42が第2部品24に当接すると、第2荷重センサ44で検出される第2荷重は、ゼロを超える。第2荷重は、第2押込部42から第2部品24に加わる荷重でもある。第2部品24が第2受入部22に深く圧入されるにつれて、第2荷重は大きくなる。
続くS4において、制御部50は、第1荷重と第2荷重の合計値が基準値に等しいか否かを判断する。基準値は、基板10を損傷させる荷重よりも小さく設定されている。制御部50は、予め基準値をメモリに格納している。制御部50は、S2の処理が実行されて以降、第1荷重センサ34から第1荷重を取得し続けており、第2荷重センサ44から第2荷重を取得し続けている。また、制御部50は、S2の処理が実行されて以降、第1荷重と第2荷重の合計値を算出し続けている。第1荷重と第2荷重の合計値が基準値に等しくない場合(S4でNO)、即ち、第1荷重と第2荷重の合計値が基準値に達していない場合、第1荷重と第2荷重の合計値が基準値に達するまで、制御部50は、第1シリンダ36と第2シリンダ46を伸長させる。一方、第1荷重と第2荷重の合計値が基準値に等しい場合(S4でYES)、即ち、第1荷重と第2荷重の合計値が基準値に達した場合、S6に進む。このとき、図3に示すように、第1部品14の上端は、圧入動作前の第1部品14の上端よりも第1受入部12側に位置しており、第2部品24の上端は、圧入動作前の第2部品24の上端よりも第2受入部22側に位置している。圧入動作前と比較して、第1部品14の第1受入部12への圧入と第2部品24の第2受入部22への圧入が進行している。
続くS6において、制御部50は、第1シリンダ36を第3速度で伸長させる。これにより、第1押込部32は、第3速度で前進する。第3速度は、第1速度よりも小さい。これにより、第1シリンダ36が第1速度から第3速度に変化した直後では、第1荷重が小さくなる。第1シリンダ36が第3速度で伸長している間、制御部50は、第1荷重と第2荷重の合計値が基準値以下に留まるという条件で、第2シリンダ46を伸長させる。即ち、制御部50は、荷重に基づいて、第2シリンダ46を伸長させる。これにより、第2押込部42は、第1荷重と第2荷重の合計値が基準値以下に留まるという条件下で、前進する。
S6の処理の間、制御部50は、第1荷重と第2荷重の合計値を基準値と比較し続けている。第1荷重と第2荷重の合計値が基準値を超える場合、制御部50は、第2シリンダ46の伸長速度を低速化させる。これにより、第2押込部42の速度が低速化する。この結果、第2荷重が小さくなり、第1荷重と第2荷重の合計値が小さくなる。なお、変形例では、第1荷重と第2荷重の合計値が基準値を超える場合、制御部50は、第2シリンダ46の駆動を停止させてもよい。この場合、第2押込部42が停止する。一方、第1荷重と第2荷重の合計値が基準値を超えない場合、制御部50は、第2シリンダ46の伸長速度を高速化させる。これにより、第2押込部42の速度が高速化する。この結果、第2荷重が大きくなり、第1荷重と第2荷重の合計値が大きくなる。制御部50は、第1荷重と第2荷重の合計値が基準値に一致するように、フィードバック制御する。S6の処理が実行されている間、第1部品14は第1受入部12に深く圧入され、第1荷重が大きくなる。これに伴って、第2押込部42の速度が低速化していく。
続くS8において、制御部50は、第1荷重が第1完了荷重に等しいか否かを判断する。第1完了荷重は、第1部品14の第1受入部12への圧入動作が完了したことを表す荷重である。第1完了荷重は、基準値よりも小さい。第1完了荷重は、予め実験によって特定されている。制御部50は、予め第1完了荷重をメモリに格納している。S6の処理が実行されて以降、制御部50は、第1荷重を第1完了荷重と比較し続けている。第1荷重が第1完了荷重に等しくない場合(S8でNO)、即ち、第1荷重が第1完了荷重に達していない場合、制御部50は、第1荷重が第1完了荷重に達するまで、第1シリンダ36を第3速度で伸長させる。一方、第1荷重が第1完了荷重に等しい場合(S8でYES)、即ち、第1荷重が第1完了荷重に達した場合、S10に進む。このとき、図4に示すように、第1部品14は、圧入動作完了後の位置まで第1受入部12に深く圧入されている。また、第2部品24の第2受入部22への圧入がさらに進行している。
続くS10において、制御部50は、第1シリンダ36を所定速度で収縮させる。これにより、第1押込部32は、第1部品14から離間する方向に移動する。以下では、「押込部が部品から離間する方向に移動する」ことを、「押込部が後退する」と呼ぶ。その後、第1シリンダ36が所定の長さまで収縮すると、制御部50は、第1シリンダ36の駆動を停止させる。これにより、第1押込部32が停止する。第1シリンダ36が収縮し始めると、第1荷重はゼロになる。
また、第1シリンダ36を収縮させると同時に、制御部50は、第2シリンダ46を第4速度で伸長させる。これにより、第2押込部42は、第4速度で前進する。第4速度は、第3速度と同一である。なお、変形例では、第4速度は、第3速度と異なっていてもよい。第2押込部42が第4速度で前進する間、第2部品24は第2受入部22に深く圧入され、第2荷重が大きくなる。第2荷重は、第1荷重と第2荷重の合計値に等しい。
続くS12において、制御部50は、第2荷重が第2完了荷重に等しいか否かを判断する。第2完了荷重は、第2部品24の第2受入部22への圧入動作が完了したことを表す荷重である。第2完了荷重は、第1完了荷重と同一である。なお、変形例では、第2完了荷重は、第1完了荷重と異なっていてもよい。第2完了荷重は、予め実験によって特定されている。制御部50は、予め第2完了荷重を格納している。S10の処理が実行されて以降、制御部50は、第2荷重を第2完了荷重と比較し続けている。第2荷重が第2完了荷重に等しくない場合(S12でNO)、即ち、第2荷重が第2完了荷重に達していない場合、制御部50は、第2荷重が第2完了荷重に等しくなるまで、第2シリンダ46を第4速度で伸長させる。一方、第2荷重が第2完了荷重に等しい場合(S12でYES)、即ち、第2荷重が第2完了荷重に達した場合、S14に進む。このとき、図5に示すように、第2部品24は、圧入動作完了後の位置まで第2受入部22に深く圧入されている。
続くS14において、制御部50は、第2シリンダ46を所定速度で収縮させる。これにより、第2押込部42は、第2部品24から後退する。その後、第2シリンダ46が所定の長さまで収縮すると、制御部50は、第2シリンダ46の駆動を停止させる。これにより、第2押込部42が停止する。
(効果)
S2及びS4において、第1荷重と第2荷重の合計値が基準値に達するまで、第1押込部32は第3速度で前進し、第2押込部42は第4速度で前進する。このため、圧入動作開始時において、基板10に基準値を超える過剰な荷重を加えることなく、第1部品14と第2部品24を基板10に同時に圧入することができる。また、S6及びS8において、第1押込部32が第3速度で前進している間、第2押込部42は、第1荷重が第1完了荷重に等しくなるまで、第1荷重と第2荷重の合計値が基準値以下に留まるという条件下で、前進している。このため、第1部品14を第1受入部12に圧入させ続けながら、第2部品24を第2受入部22に圧入させ続けることができる。この結果、第1押込部32が第3速度で前進している間、基板10に基準値を超える過剰な荷重を加えることなく、第1部品14と第2部品24を基板10に同時に圧入することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。
(変形例)
(1)上記の実施例では、S10において、制御部50は、第1シリンダ36を収縮させる。しかしながら、S10において、制御部50は、第1シリンダ36を収縮させることなく、第1シリンダ36の駆動を停止させてもよい。この場合、第1押込部32は停止する。また、S14において、制御部50は、第2シリンダ46を収縮させると同時に、第1シリンダ36を収縮させてもよい。
(2)上記の実施例では、S14において、制御部50は、第2シリンダ46を収縮させる。しかしながら、S14において、制御部50は、第2シリンダ46を収縮させることなく、第2シリンダ46の駆動を停止させてもよい。この場合、第2押込部42は停止する。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 :基板
12 :第1受入部
14 :第1部品
22 :第2受入部
24 :第2部品
30 :圧入装置
32 :第1押込部
34 :第1荷重センサ
36 :第1シリンダ
42 :第2押込部
44 :第2荷重センサ
46 :第2シリンダ
50 :制御部
60 :土台

Claims (1)

  1. 基板の第1受入部に第1部品を圧入するとともに前記基板の第2受入部に第2部品を圧入する装置であって、
    前記第1部品に前記第1受入部に向かう荷重を加える第1押込部と、
    前記第2部品に前記第2受入部に向かう荷重を加える第2押込部と、
    前記第1押込部が前記第1部品に加える第1荷重を検出する第1荷重センサと、
    前記第2押込部が前記第2部品に加える第2荷重を検出する第2荷重センサと、
    制御部を備え、
    前記制御部が、
    (1)圧入動作開始時、前記第1押込部を第1速度で前進させ、前記第2押込部を第2速度で前進させ、
    (2)前記第1荷重と前記第2荷重の合計値が基準値に達したら、前記第1押込部を前記第1速度よりも小さい第3速度で前進させ、前記第2押込部を前記第1荷重と前記第2荷重の合計値が前記基準値以下に留まるという条件で前進または停止させ、
    (3)前記第1荷重が第1完了荷重に達したら、前記第1押込部を停止または後退させ、前記第2押込部を前記第2速度よりも小さい第4速度で前進させ、
    (4)前記第2荷重が第2完了荷重に達したら、前記第2押込部を停止または後退させる制御手順を実施する圧入装置。
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