JP7139925B2 - ハイブリッド車両の制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド車両の制御システムに関する。
特許文献1にはハイブリッド自動車において駆動力不足を抑制するための技術が開示されている。この技術では、エンジン回転速度を上昇させるときには、バッテリの温度が低いほど小さなレート値を用いてエンジン回転速度が目標回転速度に制御される。これにより、バッテリ温度が低いときにはエンジン回転速度がゆっくりと上昇するので、駆動力不足が抑制される。
特開2017-206108号公報 特開2010-202132号公報
しかしながら、上記従来の技術では以下の課題がある。つまり、上記従来の技術では、駆動力不足は抑制されるが、エンジン回転速度を変化させるためのレート値は、バッテリの温度が低いほど小さなレート値とされる。バッテリの温度が低下する低温環境下では、バッテリの出力可能電力が低下する。このため、上記従来の技術では、このようなバッテリの出力可能電力が低下する状況において車両の加速性能の応答性が悪化するおそれがある。
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたもので、ハイブリッド車両において、バッテリの出力可能電力が低下する状況での車両の加速性能の悪化を抑制することのできるハイブリッド車両の制御システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、車両に搭載された内燃機関と、車両に搭載され、車輪に動力伝達機構を介して連結された電動機と、電動機を駆動する電力を蓄えるバッテリと、車両に要求される要求駆動力に基づいて、内燃機関によって発生するエンジントルクと、電動機によって車輪へ伝達されるモータトルクとを制御する制御装置と、を備えるハイブリッド車両の制御システムを対象としている。そして、制御装置は、バッテリの温度とバッテリの残容量に基づいて、前記バッテリの出力可能電力を算出する。そして、制御装置は、算出された出力可能電力に基づいて、当該出力可能電力が所定の低電力領域に属するときには、低電力領域よりも高電力の高電力領域に属するときよりもエンジントルクの時間当たりの変化量であるトルクレートが大きくなるように、トルクレートを算出するように構成されている。
第2の発明は、第1の発明において、更に以下の特徴を有する。
制御装置は、車両の駆動力が要求駆動力に近づくように、エンジントルクによって不足するトルクをモータトルクによって補完するように構成されている。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、更に以下の特徴を有する。
バッテリは、バッテリの温度が大きいほど出力可能電力が大きな値となる特性を有している。
の発明は、第1乃至第3の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
バッテリは、バッテリの残容量が大きいほど出力可能電力が大きな値となる特性を有している。
第5の発明は、第1乃至第4の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
制御装置は、バッテリの出力可能電力が所定の判定値よりも大きいときには、判定値よりも小さいときよりもトルクレートが小さくなるようにトルクレートを算出するように構成されている。
第6の発明は、第1乃至第4の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
制御装置は、バッテリの出力可能電力が大きくなるにつれてトルクレートが小さくなるように、トルクレートを算出するように構成されている。
第7の発明は、第1乃至第4の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
制御装置は、バッテリの出力可能電力が所定の判定値よりも大きいときには、トルクレートが一定の正値になるように、トルクレートを算出するように構成されている。
第8の発明は、第1乃至第4の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
制御装置は、バッテリの出力可能電力が所定の判定値よりも大きいときには、トルクレートがゼロで固定となるように、トルクレートを算出するように構成されている。
第1の発明によれば、バッテリの出力可能電力が低電力領域に属するときには、高電力領域に属する場合に比べてトルクレートが大きくされる。これにより、バッテリによる電動機の出力を期待できない状況であっても、車両の加速性能の悪化を抑制することが可能となる。
第2の発明によれば、エンジントルクによって不足する要求駆動力の不足分を、モータトルクによって補完することが行われる。これにより、トルクレートが小さくされた場合であっても、車両の駆動力を要求駆動力に近づけることが可能となる。
第3の発明によれば、バッテリは、バッテリの温度が大きいほど出力可能電力が大きな値となる特性を有している。このため、第3の発明によれば、バッテリの温度が大きいほどモータトルクの比率を高めてトルク応答性を向上させることが可能となる。
第4の発明によれば、バッテリは、バッテリの残容量が大きいほど出力可能電力が大きな値となる特性を有している。このため、第4の発明によれば、バッテリの残容量が大きいほどモータトルクの比率を高めてトルク応答性を向上させることが可能となる。
第5の発明によれば、バッテリの出力可能電力が判定値よりも大きいときには、当該判定値よりも小さいときに比べてトルクレートが小さくされる。これにより、バッテリによる電動機の出力を期待できない状況であっても、車両のトルク応答性が悪化することを抑制することが可能となる。
第6の発明によれば、バッテリの出力可能電力が大きくなるにつれてトルクレートが小さくされる。バッテリの出力可能電力が大きくなるにつれてバッテリの出力性能は向上する。このため、本発明によれば、バッテリの出力性能が高まるほどエンジントルクの比率を減らしてモータトルク主体の走行へと移行することができる。
第7の発明によれば、バッテリの出力可能電力が判定値よりも大きいときには、トルクレートが一定の正値に制御される。これにより、エンジントルクを常に利用することができるので、内燃機関を常に使用することを前提としたシステムにおいて有効な制御を提供することが可能となる。
第8の発明によれば、バッテリの出力可能電力が判定値よりも大きいときには、トルクレートがゼロに制御される。これにより、バッテリの出力可能電力が判定値よりも大きい範囲では、モータトルクのみを利用したEV走行によって車両の加速性能を重視した走行を行うことが可能となる。
実施の形態1に係るハイブリッド車両の制御システムの構成を示す図である。 バッテリ温度に対するエンジントルクTeの絶対値の変化を示す図である。 トルク絶対値制御の動作を示すタイムチャートである。 バッテリの出力特性を示す図である。 バッテリ温度に対するエンジントルクTeのトルクレートの変化を示す図である。 トルクレート制御の動作を示すタイムチャートである。 実施の形態1の制御装置により実行されるトルク制御のためのルーチンを示すフローチャートである。 実施の形態1のトルクレートの設定手法の変形例を示す図である。 実施の形態1のトルクレートの設定手法の他の変形例を示す図である。 実施の形態1のトルクレートの設定手法の他の変形例を示す図である。 実施の形態1のトルクレートの設定手法の他の変形例を示す図である。 実施の形態1のトルクレートの設定手法の他の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に示す実施の形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に、この発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施の形態において説明する構造やステップ等は、特に明示した場合や明らかに原理的にそれに特定される場合を除いて、この発明に必ずしも必須のものではない。
実施の形態1.
[実施の形態1の構成]
図1は、実施の形態1に係るハイブリッド車両の制御システムの構成を示す図である。図1に示す車両1は、複数の動力装置を備えたスプリット方式のハイブリッド車両である。より詳しくは、車両1は、車輪14を回転駆動するための1つの動力装置として、エンジン2を備える。エンジン2は、ガソリン又は軽油などの炭化水素系の燃料の燃焼により動力を出力する内燃機関であって、吸気装置、排気装置、燃料噴射装置、点火装置、冷却装置などを備える。
車両1は、車輪14を回転駆動するための別の1つの動力装置として、発電可能な電動機である第1モータジェネレータ4及び第2モータジェネレータ6を備える。第1モータジェネレータ4及び第2モータジェネレータ6は、供給された電力によりトルクを出力する電動機としての機能と、入力された機械的動力を電力に変換する発電機としての機能とを兼ね備える交流同期型の発電電動機である。第1モータジェネレータ4は主に発電機として用いられ、第2モータジェネレータ6は主に電動機として用いられる。
エンジン2、第1モータジェネレータ4、及び第2モータジェネレータ6は、動力伝達機構8によって車輪14と連結されている。動力伝達機構8は、動力分配機構10と減速機構12とを含む。動力分配機構10は、例えばプラネタリギヤユニットであり、エンジン2から出力されるトルクを第1モータジェネレータ4と車輪14とに分割する。エンジン2から出力されるトルク又は第2モータジェネレータ6から出力されるトルクは、減速機構12を介して車輪14に伝達される。
第1モータジェネレータ4は、動力分配機構10を介して供給されたトルクにより電力を回生発電する。エンジン2及び第2モータジェネレータ6からトルクが出力されていない状態において、第1モータジェネレータ4による電力回生を行うことで、回生制動力が第1モータジェネレータ4から動力伝達機構8を介して車輪14に伝達され、車両1は減速する。すなわち、車両1は第1モータジェネレータ4による回生制動を行うことができる。
第1モータジェネレータ4及び第2モータジェネレータ6は、インバータ18とコンバータ20とを介してバッテリ16と電力の授受を行う。インバータ18は、第1モータジェネレータ4及び第2モータジェネレータ6のいずれか一方で発電される電力を他方に消費させることができるように設計されている。インバータ18は、バッテリ16に蓄えられた電力を直流から交流に変換して第2モータジェネレータ6に供給するとともに、第1モータジェネレータ4によって発電される電力を交流から直流に変換してバッテリ16に蓄える。このため、バッテリ16は、第1モータジェネレータ4と第2モータジェネレータ6のいずれかで生じた電力や不足する電力により充放電される。
車両1は、エンジン2、第1モータジェネレータ4、第2モータジェネレータ6、動力分配機構10などの動作を制御して車両1の走行を制御する制御装置50を備えている。制御装置50は、少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つのメモリを有するECU(Electronic Control Unit)である。メモリには、車両1の走行制御のための各種のプログラムやマップを含む各種のデータが記憶されている。メモリに記憶されているプログラムがプロセッサで実行されることで、制御装置50には様々な機能が実現される。エンジン2の吸入空気量制御、燃料噴射制御、点火時期制御などは、制御装置50によって行われる。第1モータジェネレータ4や第2モータジェネレータ6を電動機として機能させる力行制御や発電機として機能させる回生制御も制御装置50によって行われる。なお、制御装置50は、複数のECUから構成されていてもよい。
制御装置50は、車両1が備えるセンサの信号を取り込み処理する。センサは車両1の各所に取り付けられている。車両1には、クランク軸の回転速度を検出する回転速度センサ52や、アクセルペダルの踏込量に応じた信号をアクセル開度として出力するアクセルポジションセンサ54、車速を検出する車速センサ56なども取り付けられている。また、バッテリ16には、バッテリ温度を検出する温度センサ58や、バッテリ残容量(SOC;State of Charge)を検出するSOCセンサ60が取り付けられている。なお、制御装置50に接続されるセンサは図中に示す以外にも多数存在するが、本明細書においてはその説明は省略する。制御装置50は、取り込まれたセンサ信号を用いて種々のプログラムを実行し、アクチュエータを操作するための操作信号を出力する。
[実施の形態1の動作]
制御装置50により行われる車両1の制御には、車輪14に伝達されるトルクを制御するトルク制御が含まれる。ここでのトルク制御では、車輪14に伝達される駆動力が要求駆動力となるように、エンジントルクTeとモータトルクTmを制御する。
エンジントルクTeは、エンジン2によって発生するトルクである。制御装置50は、エンジントルクTeが目標エンジントルクとなるように、エンジン2の吸入空気量制御、燃料噴射制御及び点火時期制御を行う。
モータトルクTmは、第1モータジェネレータ4又は第2モータジェネレータ6から車輪14に伝達されるトルクである。モータトルクTmは、主に第2モータジェネレータ6から出力されるトルクによって構成されている。ただし、第1モータジェネレータ4の回生制動力が車輪14に伝達されている減速時には、モータトルクTmは、第1モータジェネレータ4から出力される負のトルクを含んで構成されることもある。制御装置50は、モータトルクTmが目標モータトルクとなるように、第1モータジェネレータ4及び第2モータジェネレータ6の力行制御や回生制御を行う。
ここで、モータトルクTmは、その特性上エンジントルクTeよりもトルク応答性がよいことが知られている。このため、車両の加速性能の観点からは、エンジントルクTeを制限してモータトルクTmの利用度合を高めることが好ましい。しかしながら、一方において、バッテリ16は、例えば0℃以下となるような低温環境下において出力性能が低下することも知られている。このため、このような低温環境下においてモータトルクTmの利用度合を高めると、要求駆動力を応答よく発揮できないおそれがある。
低温環境下において要求駆動力を発揮するためのトルク制御としては、例えばバッテリ16の出力可能電力Woutに応じてエンジントルクTeの絶対値を制御するトルク絶対値制御が考えられる。図2は、出力可能電力Woutに対するエンジントルクTeの絶対値の変化を示す図である。図2では、所定の低電力領域に属する状態Aの出力可能電力をWout_aとし、当該低電力領域よりも高電力の所定の高電力領域に属する状態Bの出力可能電力をWout_bとしている。この図に示すトルク絶対値制御では、状態AでのエンジントルクTeのトルク絶対値が状態Bのときのトルク絶対値よりも大きくなるように制御されている。このような制御によれば、状態Aでは状態BよりもエンジントルクTeの絶対値が大きくされるので、バッテリ16の出力可能電力が低下する低温環境下又は低SOCの状況下においても車両の要求駆動力を満たすことが可能となる。
但し、上記のトルク絶対値制御には以下の課題が存在する。図3は、トルク絶対値制御の動作を示すタイムチャートである。なお、図3において1段目のチャートは車両の車速の時間変化を、2段目のチャートはアクセル開度の時間変化を、3段目のチャートはエンジントルクTeの時間変化を、4段目のチャートはモータトルクTmの時間変化を、それぞれ示している。また、図3では、状態Aでの各種状態量の変化を鎖線で示し、状態Bでの各種状態量の変化を実線で示している。
図3に示すトルク絶対値制御では、時間t1において、運転者がアクセルペダルを踏み込み車両の急加速を要求した場合を例示している。アクセル開度が増大側に変化すると、アクセル開度に対応した要求駆動力を実現するように、エンジントルクTe及びモータトルクTmが、それぞれ増大側に変化する。
状態Aと状態Bを比較すると、状態Bでは、エンジントルクTeの絶対値が状態Aのときよりも小さくされている。一般的なガソリンエンジンでは、最高効率点が比較的高負荷な運転領域に設定されている。このため、状態Bのように、エンジントルクTeの絶対値が小さくされると、エンジン効率が低下して燃費の悪化を招いてしまう。また、トルク絶対値制御では、エンジントルクTeの絶対値が小さくされている状態Bの期間は、要求駆動力を満たすようにモータトルクTmが大きくされる。このため、状態Bが長期間継続するような状況においては、バッテリ16への負担が増してバッテリ残容量(SOC;State of Charge)が大幅に低下するおそれがある。
そこで、実施の形態1のシステムでは、出力可能電力Woutに応じてエンジントルクTeのトルク変化量(以下、「トルクレート」と称することもある)を制御するトルクレート制御を実行することにより、上記の課題を解決することとしている。以下、図4乃至図6を参照して、実施の形態1のトルクレート制御について更に詳しく説明する。
図4は、バッテリの出力特性を示す図である。この図に示すように、バッテリ16は、バッテリ温度[℃]が高いほど出力可能電力Wout[kW]が大きくなる特性を有している。また、バッテリ16は、バッテリ残容量(SOC)[%]が大きいほど出力可能電力Woutが大きくなる特性を有している。
図5は、出力可能電力Woutに対するエンジントルクTeのトルクレートの変化を示す図である。図5では、所定の低電力領域に属する状態Aの出力可能電力をWout_aとし、当該低電力領域よりも高電力の所定の高電力領域に属する状態Bの出力可能電力をWout_bとしている。また、図6は、トルクレート制御の動作を示すタイムチャートである。なお、図6において1段目のチャートは車両の車速の時間変化を、2段目のチャートはアクセル開度の時間変化を、3段目のチャートはエンジントルクTeの時間変化を、4段目のチャートはモータトルクTmの時間変化を、それぞれ示している。また、図6では、状態Aでの各種状態量の変化を鎖線で示し、状態Bでの各種状態量の変化を実線で示している。
実施の形態1のトルクレート制御では、状態AでのエンジントルクTeのトルクレートが状態Bのときのトルクレートよりも大きくなるように制御されている。バッテリ16の低温環境下又は低SOCの状況下では、バッテリ16の出力可能電力Woutが低下する。実施の形態1のトルクレート制御によれば、状態Aでは状態BよりもエンジントルクTeが応答よく上昇するので、バッテリ16の出力可能電力Woutが低下している状況においても車両のトルク応答性の悪化を抑制することが可能となる。
また、実施の形態1のトルクレート制御では、エンジントルクTeのトルクレートを小さくすることによって不足するトルク分をモータトルクTmによって補完する制御が行われる。図6に示すチャートでは、エンジントルクTeとモータトルクTmとの合算値が要求駆動力に近づくように、モータトルクTmが設定されている。そして、実施の形態1のトルクレート制御では、出力可能電力WoutがWout_aからWout_b(>Wout_a)へと上昇するにつれて、エンジントルクTeのトルクレートが小さくなるように制御されている。このような制御によれば、バッテリ16の出力性能が高まるにつれてエンジントルクTeのトルクレートを小さくするとともに、トルク応答性のよいモータトルクTmによってトルク不足分を補完することが可能となる。
また、図6に示すように、実施の形態1のトルクレート制御では、状態Bであっても、エンジントルクTeの絶対値が状態Aと同等まで上昇する。このため、状態Bが長期間継続したとしても、エンジン効率が低下した運転が継続されることを防ぐことができる。また、実施の形態1のトルクレート制御では、モータトルクTmは、状態Bにおいて、時間t1の直後に一端急上昇するが、その後状態Aと同等まで下降する。このため、状態Bが長期間継続したとしても、バッテリ残容量が大幅に低下することを抑制することが可能となる。
このように、実施の形態1のトルクレート制御によれば、バッテリ16の出力可能電力が低下する状況においても、車両の加速応答性の低下を抑制することが可能となる。
[実施の形態1の具体的処理]
図7は、実施の形態1の制御装置50により実行されるトルク制御のためのルーチンを示すフローチャートである。制御装置50のプロセッサは、このフローチャートで表されるプログラムを所定の周期で実行する。以下、実施の形態1のトルク制御の内容について、フローチャートに沿って説明する。
図7に示すフローチャートでは、先ず、アクセルポジションセンサ54によって検出されたアクセル開度等に基づいて、運転者が車両1に対して要求する要求駆動力が算出される(ステップS100)。次に、ステップS100において算出された要求駆動力と車速センサ56により検出された車速に基づいて、要求駆動力を実現するための要求出力が算出される(ステップS102)。
次に、車両1に要求される車両要求出力が算出される(ステップS104)。ここでは、要求出力にバッテリ16の充放電要求から定まる充放電要求出力を加算した値が、車両要求出力として算出される。次に、エンジン2と第1モータジェネレータ4及び第2モータジェネレータ6の出力割合に基づいて、車両要求出力を実現するための目標エンジン出力が算出される(ステップS106)。次に、目標エンジン回転速度が算出される(ステップS108)。制御装置50のメモリは、エンジン回転速度、エンジントルク、エンジン出力及び最適燃料消費率の関係を規定したマップを記憶している。ここでは、当該マップを用いて、最適燃料消費率によって目標エンジン出力となるときのエンジン回転速度が目標エンジン回転速度として算出される。
次に、トルクレートが算出される(ステップS110)。ここでは、具体的には、先ず温度センサ58及びSOCセンサ60によってバッテリ温度及びバッテリ残容量が検出される。そして、図4に示すバッテリ16の出力特性に従い、検出されたバッテリ温度及びバッテリ残容量に対応する出力可能電力が算出される。そして、図5に示す出力可能電力とトルクレートとの関係に従い、算出された出力可能電力に対応するトルクレートが算出される。
次に、算出されたトルクレートを用いて、エンジントルクTeの目標値である目標エンジントルクが算出される(ステップS112)。次に、要求駆動力から目標エンジントルクを差し引くことにより、モータトルクTmの目標値である目標モータトルクが算出される(ステップS114)。
以上説明した手順に従って算出された目標エンジントルク、目標エンジン回転速度及び目標モータトルクを用いてトルク制御を行うことにより、バッテリ16の出力性能に応じたトルク制御を行うことができる。これにより、バッテリ16の出力性能が低いときのトルクレートが大きくされるので、バッテリ16の出力性能が低いときの車両の加速性能の悪化を抑制することができる。
ところで、本発明は上述の実施の形態1に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で以下のように変形した態様を採用することができる。
実施の形態1では、エンジン2と第1モータジェネレータ4及び第2モータジェネレータ6からのトルクを自由に合成或いは分割することが可能なスプリット方式のハイブリッド車両を例に説明した。しかしながら、実施の形態1の制御システムが適用される車両1は、他のハイブリッド方式を採用した車両でもよい。例えば、車両1は、エンジンを含む複数の動力源を車輪の駆動に用いるいわゆるパラレル方式のハイブリッド車両でもよい。
実施の形態1のトルクレート制御で利用可能なバッテリ温度は、温度センサ58によって検出される検出値に限られない。すなわち、バッテリ温度は、バッテリ16の周辺の外気温度、バッテリ16の負荷情報、始動後の車両情報、始動後の経過時間等の情報から公知の手法で推定する構成でもよい。
トルクレートの算出は、図5に示す関係を用いる手法に限られない。図8は、実施の形態1のトルクレートの設定手法の変形例を示す図である。この図に示す変形例では、出力可能電力が大きくなるほどトルクレートをステップ状に1又は複数回減少させることが行われる。このような制御によれば、トルクレートを連続で変化させるよりも制御構成を簡素化することができる。
図9は、実施の形態1のトルクレートの設定手法の他の変形例を示す図である。図9に示す変形例では、出力可能電力が大きくなるほどトルクレートが徐々に小さくされ、出力可能電力が所定の判定値Tth1以上となる範囲ではトルクレートがゼロで固定される。所定の判定値Tth1は、モータトルクTmのみによって要求駆動力を実現可能な出力可能電力の閾値として、予め実験等によって定められた値が使用される。このような制御によれば、モータトルクTmのみによって要求駆動力を実現可能な出力可能電力の範囲では、モータトルクTmのみを利用したEV走行によって車両の加速性能を重視した走行を行うことが可能となる。
図10は、実施の形態1のトルクレートの設定手法の他の変形例を示す図である。図10に示す変形例では、出力可能電力が大きくなるほどトルクレートが徐々に小さくされ、出力可能電力が所定の判定値Tth2以上となる範囲ではトルクレートが一定の正値とされる。このような制御によれば、エンジントルクTeを常に利用することができるので、エンジン2を常に使用することを前提としたシステムにおいて有効な制御となる。
図11は、実施の形態1のトルクレートの設定手法の他の変形例を示す図である。図11に示す変形例では、出力可能電力に加えて、更にバッテリ残容量(SOC)を利用してトルクレートを設定する。具体的には、図11に示す変形例では、出力可能電力に対するトルクレートの関係が、SOC毎に規定されている。SOCが大きいほど、バッテリ16の出力可能電力は高まる傾向にある。このため、このような制御によれば、バッテリ16の出力特性に応じたトルクレートの最適化を図ることが可能となる。
図12は、実施の形態1のトルクレートの設定手法の他の変形例を示す図である。図12に示す変形例では、出力可能電力に加えて、更にバッテリ温度を利用してトルクレートを設定する。具体的には、図12に示す変形例では、出力可能電力に対するトルクレートの関係が、バッテリ温度毎に規定されている。バッテリ温度が大きいほど、バッテリ16の出力可能電力は高まる傾向にある。このため、このような制御によれば、バッテリ16の出力特性に応じたトルクレートの最適化を図ることが可能となる。
1 車両
2 エンジン
4 第1モータジェネレータ
6 第2モータジェネレータ
8 動力伝達機構
14 車輪
16 バッテリ
50 制御装置
52 回転速度センサ
54 アクセルポジションセンサ
56 車速センサ
58 温度センサ
60 SOCセンサ

Claims (8)

  1. 車両に搭載された内燃機関と、
    前記車両に搭載され、車輪に動力伝達機構を介して連結された電動機と、
    前記電動機を駆動する電力を蓄えるバッテリと、
    前記車両に要求される要求駆動力に基づいて、前記内燃機関によって発生するエンジントルクと、前記電動機によって前記車輪へ伝達されるモータトルクとを制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記バッテリの温度と前記バッテリの残容量に基づいて、前記バッテリの出力可能電力を算出し、
    算出された前記出力可能電力に基づいて、当該出力可能電力が所定の低電力領域に属するときには、前記低電力領域よりも高電力の高電力領域に属するときよりも前記エンジントルクの時間当たりの変化量であるトルクレートが大きくなるように、前記トルクレートを算出し、
    算出された前記トルクレートを用いて前記エンジントルクを制御する
    ように構成されていることを特徴とするハイブリッド車両の制御システム。
  2. 前記制御装置は、
    前記車両の駆動力が前記要求駆動力に近づくように、前記エンジントルクによって不足するトルクを前記モータトルクによって補完するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の制御システム。
  3. 前記バッテリは、前記バッテリの温度が大きいほど前記出力可能電力が大きな値となる特性を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のハイブリッド車両の制御システム。
  4. 前記バッテリは、前記バッテリの残容量が大きいほど前記出力可能電力が大きな値となる特性を有していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のハイブリッド車両の制御システム。
  5. 前記制御装置は、
    前記出力可能電力が所定の判定値よりも大きいときには、前記判定値よりも小さいときよりも前記トルクレートが小さくなるように、前記トルクレートを算出するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のハイブリッド車両の制御システム。
  6. 前記制御装置は、
    前記出力可能電力が大きくなるにつれて前記トルクレートが小さくなるように、前記トルクレートを算出するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のハイブリッド車両の制御システム。
  7. 前記制御装置は、
    前記出力可能電力が所定の判定値よりも大きいときには、前記トルクレートが一定の正値になるように、前記トルクレートを算出するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のハイブリッド車両の制御システム。
  8. 前記制御装置は、
    前記出力可能電力が所定の判定値よりも大きいときには、前記トルクレートがゼロで固定となるように、前記トルクレートを算出するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のハイブリッド車両の制御システム。
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