JP6582928B2 - ハイブリッド車両の変速制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド車両の変速制御装置に関する。
一般に、ハイブリッド車両は、エンジンと、バッテリから供給される電力で駆動する電動機と、を備えており、発進時などに電動機のみで走行し、加速時にはエンジンの駆動力を電動機でアシストして走行する。
この種のハイブリッド車両としては、変速動作時に電動機の駆動力を駆動輪に付与するように電動機を制御することによって、変速段の切換時のクラッチの切断によるトルク抜けを防止するようにしたものがある。このハイブリッド車両では、電動機が高回転のときほど出力可能なトルクが小さくなるという特性があり、車両速度が高い領域では電動機によるアシスト効果が低く、変速段の切換時のトルク抜けを十分に防止できない。変速段の切換時のトルク抜けを十分に防止できないと、変速段の切換時に減速感やショックをドライバに与えてしまう。
そこで、従来のハイブリッド車両の変速制御装置として、切換前の変速段が高速側であるほど電動機のアシスト量を小さく抑えるようにしたものが知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載のハイブリッド車両の変速制御装置によれば、変速段の切換に起因するショックを抑え、減速感により運転者が感じる違和感を低減できる。
特開2013−151261号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものは、変速前の変速段のみから電動機のアシスト量を決定しており、その他の車両状態を考慮せずに電動機のアシストを実行している。このため、バッテリの充電状態が低いにも関わらず電動機のアシストを実行して、充電状態を著しく低下させてしまうおそれがあった。バッテリの充電状態が著しく低下すると、電動機のアシストを実行できなくなってしまうため、燃費とドライバビリティが低下してしまう。
そこで、本発明は、燃費とドライバビリティを向上させることができるハイブリッド車両の変速制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するハイブリッド車両の発明の一態様は、バッテリに蓄電された電力により駆動輪へ付与する駆動力を発生する電動機と、クラッチを介してエンジンの駆動力を前記駆動輪へ伝達し、変速中は前記クラッチを切断する変速機と、を備えたハイブリッド車両の変速制御装置において、車速を検出する車速検出部と、前記バッテリの充電状態を検出する充電状態検出部と、前記車速と前記充電状態に基づいて、変速中の前記電動機のアシストトルクを徐々に制限するアシストトルク制御部と、を備え、前記アシストトルク制御部は、前記車速が高くなるほど前記電動機のアシストトルクの制限量を大きくすることを特徴とする。
本発明によれば、燃費とドライバビリティを向上できる。
図1は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の変速制御装置を示す図であり、ハイブリッド車両の構成図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の変速制御装置を示す図であり、変速制御装置の構成図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の変速制御装置によるアシストトルク決定動作を説明するフローチャートである。 図4は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の変速制御装置の、許可トルク決定テーブルを示す図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の変速制御装置の、制限係数aを算出するための制限係数決定テーブルを示す図である。 図6は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の変速制御装置の、制限係数bを算出するための制限係数決定テーブルを示す図である。 図7は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の変速制御装置の、変速中の目標のモータトルクを示す図である。 図8は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の変速制御装置の、変速中の制限後のモータトルクを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。以下、本発明の実施形態に係る変速制御装置を搭載した車両について説明する。
図1に示すように、ハイブリッド車両1は、内燃機関としてのエンジン2と、トランスミッション3と、モータジェネレータ4と、駆動輪5と、ハイブリッド車両1を総合的に制御するHCU(Hybrid Control Unit)10と、エンジン2を制御するECM(Engine Control Module)11と、トランスミッション3を制御するTCM(Transmission Control Module)12と、ISGCM(Integrated Starter Generator Control Module)13と、INVCM(Invertor Control Module)14と、低電圧BMS(Battery Management System)15と、高電圧BMS16とを含んで構成される。
エンジン2には、複数の気筒が形成されている。本実施形態において、エンジン2は、各気筒に対して、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行うように構成されている。
エンジン2には、ISG(Integrated Starter Generator)20と、スタータ21とが連結されている。ISG20は、ベルト22などを介してエンジン2のクランクシャフト18に連結されている。ISG20は、電力が供給されることにより回転することでエンジン2を始動させる電動機の機能と、クランクシャフト18から入力された回転力を電力に変換する発電機の機能とを有する。
本実施形態では、ISG20は、ISGCM13の制御により、電動機として機能することで、エンジン2をアイドリングストップ機能による停止状態から再始動させるようになっている。ISG20は、電動機として機能することで、ハイブリッド車両1の走行をアシストすることもできる。
スタータ21は、図示しないモータとピニオンギヤとを含んで構成されている。スタータ21は、モータを回転させることにより、クランクシャフト18を回転させて、エンジン2に始動時の回転力を与えるようになっている。このように、エンジン2は、スタータ21によって始動され、アイドリングストップ機能による停止状態からISG20によって再始動される。
トランスミッション3は、エンジン2から出力された回転を変速し、ドライブシャフト23を介して駆動輪5を駆動するようになっている。トランスミッション3は、平行軸歯車機構からなる常時噛合式の変速機構25と、乾式単板クラッチによって構成されるクラッチ26と、ディファレンシャル機構27と、クラッチアクチュエータ51と、シフトアクチュエータ52と、を備えている。
クラッチアクチュエータ51は、TCM12の制御によってクラッチ26の断続(切断または接続)を行うようになっている。シフトアクチュエータ52は、TCM12の制御によって変速機構25の図示しないシフトスリーブを移動して、変速段の切換を行うようになっている。以下、クラッチ26を切断して変速段の切換を行うことを単に変速ともいう。
このように、トランスミッション3は、TCM12の制御により自動で変速を行うことが可能な、AMT(Automated Manual Transmission)と称される自動変速機として構成されている。トランスミッション3は、本発明における変速機を構成している。ディファレンシャル機構27は、変速機構25によって出力された動力をドライブシャフト23に伝達するようになっている。
モータジェネレータ4は、ディファレンシャル機構27に対して、チェーン等の動力伝達機構28を介して連結されている。モータジェネレータ4は、電動機として機能する。このモータジェネレータ4は、本発明における電動機を構成している。
このように、ハイブリッド車両1は、エンジン2とモータジェネレータ4の両方の動力を車両の駆動に用いることが可能なパラレルハイブリッドシステムを構成している。ハイブリッド車両1は、エンジン2及びモータジェネレータ4の少なくとも一方が発生する動力により走行する。
ハイブリッド車両1は、エンジン2が発生するエンジントルクのみによる走行と、モータジェネレータ4が発生するモータトルクのみによる走行(EV走行)と、モータトルクをアシストトルクとして用いてエンジン2のエンジントルクをアシストする走行(アシスト走行)が可能である。このように、ハイブリッド車両1は、EV走行機能とアシスト走行機能を備えている。
モータジェネレータ4は、発電機としても機能し、ハイブリッド車両1の走行によって発電を行うようになっている。なお、モータジェネレータ4は、トランスミッション3から駆動輪5までの動力伝達経路の何れかの箇所に動力伝達可能に連結されていればよく、必ずしもディファレンシャル機構27に連結される必要はない。
ハイブリッド車両1は、第1蓄電装置30と、第2蓄電装置31を含む低電圧パワーパック32と、第3蓄電装置33を含む高電圧パワーパック34と、高電圧ケーブル35と、低電圧ケーブル36とを備えている。
第1蓄電装置30、第2蓄電装置31及び第3蓄電装置33は、充電可能な二次電池から構成されている。第1蓄電装置30は鉛電池からなる。第2蓄電装置31は、第1蓄電装置30よりも高出力かつ高エネルギー密度な蓄電装置である。
第2蓄電装置31は、第1蓄電装置30と比較して短い時間で充電が可能である。本実施形態では、第2蓄電装置31はリチウムイオン電池からなる。なお、第2蓄電装置31はニッケル水素蓄電池であってもよい。
第1蓄電装置30及び第2蓄電装置31は、約12Vの出力電圧を発生するようにセルの個数等が設定された低電圧バッテリである。第3蓄電装置33は、例えばニッケル水素電池または、リチウムイオン電池からなる。
第3蓄電装置33は、第1蓄電装置30及び第2蓄電装置31より高電圧を発生するようにセルの個数等が設定された高電圧バッテリであり、例えば、100Vの出力電圧を発生させる。第3蓄電装置33の残容量などの状態は、高電圧BMS16によって管理される。
ハイブリッド車両1には、電気負荷としての一般負荷37及び被保護負荷38が設けられている。一般負荷37及び被保護負荷38は、スタータ21及びISG20以外の電気負荷である。
被保護負荷38は、常に安定した電力供給が要求される電気負荷である。この被保護負荷38は、車両の横滑りを防止するスタビリティ制御装置38A、操舵輪の操作力を電気的にアシストする電動パワーステアリング制御装置38B、及びヘッドライト38Cを含んでいる。なお、被保護負荷38は、図示しないインストルメントパネルのランプ類及びメータ類並びにカーナビゲーションシステムも含んでいる。
一般負荷37は、被保護負荷38と比較して安定した電力供給が要求されず、一時的に使用される電気負荷である。一般負荷37には、例えば、図示しないワイパー、及び、エンジン2に冷却風を送風する電動クーリングファンが含まれる。
低電圧パワーパック32は、第2蓄電装置31に加えて、スイッチ40、41と低電圧BMS15とを有している。を有している。第1蓄電装置30及び第2蓄電装置31は、低電圧ケーブル36を介して、スタータ21と、ISG20と、電気負荷としての一般負荷37及び被保護負荷38とに電力を供給可能に接続されている。被保護負荷38に対しては、第1蓄電装置30と第2蓄電装置31とが並列に電気的に接続されている。
スイッチ40は、第2蓄電装置31と被保護負荷38との間の低電圧ケーブル36に設けられている。スイッチ41は、第1蓄電装置30と被保護負荷38との間の低電圧ケーブル36に設けられている。
低電圧BMS15は、スイッチ40、41の開閉を制御することで、第2蓄電装置31の充放電及び被保護負荷38への電力供給を制御している。低電圧BMS15は、アイドリングストップによりエンジン2が停止しているときは、スイッチ40を閉じるとともにスイッチ41を開くことで、高出力かつ高エネルギー密度な第2蓄電装置31から被保護負荷38に電力を供給するようになっている。
低電圧BMS15は、エンジン2をスタータ21によって始動するとき、及び、アイドリングストップ制御によって停止しているエンジン2をISG20によって再始動するときに、スイッチ40を閉じるとともにスイッチ41を開くことで、第1蓄電装置30からスタータ21又はISG20に電力を供給するようになっている。スイッチ40を閉じるとともにスイッチ41を開いた状態では、第1蓄電装置30から一般負荷37にも電力が供給される。
このように、第1蓄電装置30は、エンジン2を始動する始動装置としてのスタータ21及びISG20に少なくとも電力を供給するようになっている。第2蓄電装置31は、一般負荷37及び被保護負荷38に少なくとも電力を供給するようになっている。
第2蓄電装置31は、一般負荷37と被保護負荷38の両方に電力を供給可能に接続されているが、常に安定した電力供給が要求される被保護負荷38に優先的に電力を供給するようにスイッチ40、41が低電圧BMS15により制御される。
低電圧BMS15は、第1蓄電装置30及び第2蓄電装置31の充電状態(SOC:State Of Charge、蓄電状態、充電残量、充電容量ともいう)、並びに、一般負荷37及び被保護負荷38への作動要求を考慮しつつ、被保護負荷38が安定して作動することを優先して、スイッチ40、41を上述した例と異なるように制御することがある。
高電圧パワーパック34は、第3蓄電装置33に加えて、インバータ45、高電圧BMS16およびINVCM14を有している。高電圧パワーパック34は、高電圧ケーブル35を介して、モータジェネレータ4に電力を供給可能に接続されている。
インバータ45は、INVCM14の制御により、高電圧ケーブル35にかかる交流電力と、第3蓄電装置33にかかる直流電力とを相互に変換するようになっている。例えば、INVCM14は、モータジェネレータ4を力行させるときには、第3蓄電装置33が放電した直流電力をインバータ45により交流電力に変換させてモータジェネレータ4に供給する。
INVCM14は、モータジェネレータ4を回生させるときには、モータジェネレータ4が発電した交流電力をインバータ45により直流電力に変換させて第3蓄電装置33に充電する。
HCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13と、INVCM14、低電圧BMS15及び高電圧BMS16は、それぞれCPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、バックアップ用のデータなどを保存するフラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
これらのコンピュータユニットのROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをHCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13と、INVCM14、低電圧BMS15及び高電圧BMS16としてそれぞれ機能させるためのプログラムが格納されている。
すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、これらのコンピュータユニットは、本実施形態におけるHCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13と、INVCM14、低電圧BMS15及び高電圧BMS16としてそれぞれ機能する。
本実施形態において、ECM11は、アイドリングストップ制御を実行するようになっている。このアイドリングストップ制御において、ECM11は、所定の停止条件の成立時にエンジン2を停止させ、所定の再始動条件の成立時にISGCM13を介してISG20を駆動してエンジン2を再始動させるようになっている。このため、エンジン2の不要なアイドリングが行われなくなり、ハイブリッド車両1の燃費を向上させることができる。
本実施形態では、ECM11は、車両停止状態(車速がゼロである)であることを所定の停止条件としてエンジン2を停止させるようになっている。このように、ハイブリッド車両1は、車両停車時にアイドリングストップを行う停車IS(Idling Stop)機能を備えている。
ハイブリッド車両1には、CAN(Controller Area Network)等の規格に準拠した車内LAN(Local Area Network)を形成するためのCAN通信線48、49が設けられている。
HCU10は、INVCM14及び高電圧BMS16にCAN通信線48によって接続されている。HCU10、INVCM14及び高電圧BMS16は、CAN通信線48を介して制御信号等の信号の送受信を相互に行う。
HCU10は、ECM11、TCM12、ISGCM13及び低電圧BMS15にCAN通信線49によって接続されている。HCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13及び低電圧BMS15は、CAN通信線49を介して制御信号等の信号の送受信を相互に行う。
本実施形態のハイブリッド車両1は、ギャップフィリング機能を備えている。ギャップフィリング機能とは、トランスミッション3の変速中にモータジェネレータ4を駆動し、モータジェネレータ4のトルクを駆動輪5に付与する機能である。
HCU10は、ギャップフィリング制御動作を動作許可時に実行することで、ギャップフィリング機能を実現する。トランスミッション3の変速中は、エンジン2から駆動輪5にエンジントルクを伝達できないため、HCU10は、ギャップフィリング制御動作において、モータジェネレータ4を力行運転して発生したモータトルク(アシストトルク)を駆動輪5に付与する。このギャップフィリング機能により、変速中のクラッチ26の切断による減速感が抑制され、車両の走行性能を向上できる。
HCU10のROMには、図示しない動作点補正マップが記憶されている。HCU10は、アシスト走行時に、エンジントルクとエンジン回転速度の組み合わせからなる動作点を、この動作点補正マップを参照して補正する。
動作点補正マップには、曲線状の目標動作点ラインが設定されており、この目標動作点ラインは、最も熱効率の良い動作点でエンジン2を動作させるためのエンジントルクをエンジン回転速度毎に定めたものである。なお、動作点補正マップには、楕円状の等効率ラインが設定されており、この等熱効率ラインは、目標動作点ライン上の動作点に対して熱効率の等しい点を結んでできるラインである。
HCU10は、エンジン2の発生するエンジントルクと、モータジェネレータ4が発生するモータトルクの和がドライバの要求トルク(以下、ドライバ要求トルクという)と等しくなるように、エンジン2およびモータジェネレータ4を制御する。
その際、ECU10は、第3蓄電装置33の充電状態が大きくなるに連れてモータジェネレータ4のモータトルクを大きく設定する。また、HCU10は、モータトルクの分だけエンジン2の動作点を目標動作点ラインに近づけるように補正する。
図2において、ハイブリッド車両1は、充電状態検出部61と、アクセル開度検出部62と、車速検出部63と、エンジン回転速度検出部64と、クラッチ接続状態検出部65と、を備えている。
充電状態検出部61は、第3蓄電装置33の充電状態を検出する。この充電状態検出部61は、第3蓄電装置33の端子間電圧を検出すること、または第3蓄電装置33の入出力電流を検出することで、第3蓄電装置33の充電状態を検出する。
アクセル開度検出部62は、アクセル開度を検出する。このアクセル開度検出部62は、図示しないアクセルペダルの踏み込み量を検出することでアクセル開度を検出する。車速検出部63は、ハイブリッド車両1の速度、すなわち車速を検出する。
エンジン回転速度検出部64は、エンジン回転速度を検出する。このエンジン回転速度検出部64は、エンジン2のクランクシャフト18の回転速度を検出することでエンジン回転速度を検出する。
クラッチ接続状態検出部65は、クラッチ26の接続状態を検出する。このクラッチ接続状態検出部65は、例えばクラッチ26のストロークを検出することでクラッチ26の接続状態を検出する。
なお、クラッチ接続状態検出部65は、クラッチ26のエンジン側の回転速度とトランスミッション3側の回転速度の差分を検出することで、クラッチ26の接続状態を検出するものであってもよい。
また、ハイブリッド車両1のHCU10には、アシストトルク制御部71と、許可トルク算出部72と、第1トルク制限値算出部73と、第2トルク制限値算出部74と、ドライバ要求トルク算出部75と、が設けられている。
許可トルク算出部72は、車速とアクセル開度とに基づいてモータジェネレータ4の許可トルクを算出する。
第1トルク制限値算出部73は、モータジェネレータ4のアシストトルクを徐々に制限するための後述する制限係数aを、車速と充電状態とに基づいて算出する。
第2トルク制限値算出部74は、モータジェネレータ4のアシストトルクを徐々に制限するための後述する制限係数bを、アクセル開度と充電状態とに基づいて算出する。
ドライバ要求トルク算出部75は、アクセル開度とエンジン回転速度とに基づいて、ドライバが要求するドライバ要求トルクを算出する。
また、ハイブリッド車両1のTCM12には、クラッチ伝達トルク算出部76が設けられており、このクラッチ伝達トルク算出部76は、エンジン回転速度と、クラッチ接続状態検出部65で検出されたクラッチ26の接続状態とに基づいて、エンジン2からクラッチ26を介して駆動輪5に伝達可能なクラッチ伝達トルクを算出する。
また、ハイブリッド車両1のHCU10には、アシストトルク制御部71が設けられており、このアシストトルク制御部71は、変速中のモータジェネレータ4のアシストトルクの大きさを車速と充電状態、又は、アクセル開度と充電状態に基づき徐々に制限する。
本実施形態では、アシストトルク制御部71は、ハイブリッド車両1の状態に応じて、変速中のモータジェネレータ4のアシストトルクを徐々に制限する。
詳しくは後述するが、アシストトルク制御部71は、許可トルクと、第1トルク制限値としての制限係数aまたは第2トルク制限値としての制限係数bに基づいて、変速中のモータジェネレータ4のアシストトルクの上限値(後述する上限トルクB)を決定する。
そして、アシストトルク制御部71は、クラッチ伝達トルクと、ドライバ要求トルクと、アシストトルクの上限値とに基づいて、変速中のモータジェネレータ4のアシストトルクを決定する。
以上のように構成されたハイブリッド車両の変速制御装置において実行されるアシストトルク決定動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。このアシストトルク決定動作は、HCU10とTCM12の協働により実行される。
図3に示すアシストトルク決定動作において、まず、HCU10は、許可トルクAを算出する(ステップS1)。ここでは、HCU10は、図4に示す許可トルク決定テーブルを参照し、アクセル開度と車速とから許可トルクAを算出する。
ここで、許可トルクAは、モータジェネレータ4が発生可能、かつモータジェネレータ4に許可される最大のモータトルクである。また、この許可トルクAは、後述する制限係数aまたは制限係数bによって制限される前の、基本となるモータトルクである。
次いで、HCU10は、制限係数aを算出する(ステップS2)。ここでは、HCU10は、図5に示す制限係数決定テーブルを参照し、車速と充電状態(図中、SOCと記す)とから制限係数aを算出する。
図5の制限係数決定テーブルでは、車速と充電状態とに応じて制限係数aが最大値の1から、0.75、0.65、0.5を経て最少値の0まで徐々に小さくなるように設定されている。これにより、変速中のモータジェネレータ4のアシストトルクは、車速と充電状態とに応じて徐々に制限される。
次いで、HCU10は、制限係数bを算出する(ステップS3)。ここでは、HCU10は、図6に示す制限係数決定テーブルを参照し、アクセル開度と充電状態(図中、SOCと記す)とから制限係数bを算出する。
図6の制限係数決定テーブルでは、アクセル開度と充電状態とに応じて制限係数bが最大値の1から、0.75、0.5を経て最少値の0まで徐々に小さくなるように設定されている。これにより、変速中のモータジェネレータ4のアシストトルクは、アクセル開度と充電状態とに応じて徐々に制限される。
なお、図4の許可トルク決定テーブル、図5、図6に示す制限係数決定テーブルは、HCU10のROMに記憶されている。
次いで、HCU10は、制限係数aが制限係数b以上であるか否かを判別する(ステップS4)。
ステップS4で制限係数aが制限係数b以上であった場合、HCU10は、許可トルクAに制限係数bを乗算した値(A×b)を、上限トルクBとして算出する(ステップS5)。
一方、ステップS4で制限係数aが制限係数b未満であった場合、HCU10は、許可トルクAに制限係数aを乗算した値(A×a)を、上限トルクBとして算出する(ステップS6)。
次いで、HCU10は、ドライバ要求トルクCを算出する(ステップS7)。ここでは、HCU10は、図示しない適合表を参照し、アクセル開度とエンジン回転速度とからドライバ要求トルクCを算出する。
次いで、TCM12は、クラッチ26のクラッチ伝達トルクDを算出する(ステップS7)。ここでは、HCU10は、クラッチ26の接続状態やエンジン回転速度からクラッチ伝達トルクDを算出する。
次いで、HCU10は、トランスミッション3が変速中であるか否かを判定する(ステップS8)。ここでは、HCU10は、クラッチ伝達トルクDに基づいて、トランスミッション3が変速中であるか否かを判定する。HCU10は、例えば、クラッチ26の係合度が低くなってクラッチ伝達トルクDが所定値未満になった場合に、トランスミッション3が変速中であると判別する。
ステップS8でトランスミッション3が変速中であると判別した場合、HCU10は、ドライバ要求トルクCからクラッチ伝達トルクDを減算した値(C−D)を、目標トルクEとして算出する(ステップS10)。
一方、ステップS8でトランスミッション3が変速中ではないと判別した場合、HCU10は、車両の駆動トルクとして、ドライバ要求トルクCの値をエンジントルクに設定し、アシストトルクを0(ゼロ)に設定し(ステップS11)、このフローチャートを終了する。
ステップS10に次いで、HCU10は、上限トルクBと目標トルクEを比較し、B≧Eであるか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS12の判別がB≧Eであった場合、HCU10は、車両の駆動トルクとして、クラッチ伝達トルクDの値をエンジントルクに設定し、目標トルクEの値をアシストトルクに設定し(ステップS13)、このフローチャートを終了する。
ステップS12の判別がB≧Eでなかった場合、HCU10は、車両の駆動トルクとして、クラッチ伝達トルクDの値をエンジントルクに設定し、上限トルクBの値をアシストトルクに設定し(ステップS14)、このフローチャートを終了する。
以上のように説明した本実施形態のハイブリッド車両の変速制御装置の作用効果について説明する。ハイブリッド車両1は、バッテリとしての第3蓄電装置33に蓄電された電力により駆動輪5へ付与する駆動力を発生するモータジェネレータ4と、クラッチ26を介してエンジン2の駆動力を駆動輪5へ伝達し、変速中はクラッチ26を切断するトランスミッション3と、を備えている。
このように構成されたハイブリッド車両1は、トランスミッション3の変速中に、モータジェネレータ4のモータトルクを、アシストトルクとして駆動輪5に付与する。
具体的には、図7に示すように、時間とともにドライバ要求トルクが増大する車両加速時において、トランスミッション3の変速中は、クラッチ26の切断によりクラッチ伝達トルクが0に低下するため、エンジントルクが駆動輪5に伝達されない。
そこで、図7において、モータジェネレータ4のモータトルクをアシストトルクとして駆動輪5に付与する。これにより、変速中のトルク抜けが防止され、ドライバビリティが向上する。図7では、変速中のアシストトルクとしてのモータトルクは、ドライバ要求トルクと等しい値になっている。
ここで、第3蓄電装置33の充電状態が低い状態にも関わらず、ドライバ要求トルクと等しい大きさのモータトルクをモータジェネレータ4が発生するようにしてしまうと、充電状態を著しく低下させてしまう。
また、高車速域では、モータジェネレータ4の特性により、モータジェネレータ4の消費電力に対するアシストトルクが小さくなり、アシスト効果(トルク抜けの防止効果)が小さくなる。したがって、高車速域では、消費電力当たりのアシスト効果が小さい。
また、低アクセル開度域では、加速度変化が小さいため、ドライバはアシスト効果を感じにくく、ドライバに与えるアシスト効果が小さい。したがって、低アクセル開度域では、消費電力当たりのアシスト効果が小さい。
このように、アシスト効果が小さいにも関わらず、モータジェネレータ4が電力を消費してしまうと、消費した分の電力を発電するための走行負荷が発生するため、燃費を低下させてしまう。
そこで、本実施形態のハイブリッド車両の変速制御装置は、車速を検出する車速検出部63と、第3蓄電装置33の充電状態を検出する充電状態検出部61と、車速と充電状態に基づいて、変速中のモータジェネレータ4のアシストトルクを徐々に制限するアシストトルク制御部71と、を備える。
このアシストトルク制御部71は、図8に示すように、変速中のアシストトルクを車速と充電状態に基づいて制限している。本実施形態では、車速が高くなるに連れてモータジェネレータ4のアシスト量(モータトルク)を徐々に制限することで、消費電力当たりのアシスト効果が小さい高車速域で第3蓄電装置33の電力を多く消費することを防止できる。
このため、第3蓄電装置33の消費電力を抑え燃費を向上できる。また、充電状態が低くなるに連れてモータジェネレータ4のアシスト量を徐々に制限することで、充電状態の低下によってモータジェネレータ4が全く力行できなくなることが防止できるため、ドライバビリティを向上できる。この結果、燃費とドライバビリティを向上できる。
また、本実施形態のハイブリッド車両の変速制御装置は、アクセル開度を検出するアクセル開度検出部62と、第3蓄電装置33の充電状態を検出する充電状態検出部61と、アクセル開度と充電状態に基づいて、変速中のモータジェネレータ4のアシストトルクを徐々に制限するアシストトルク制御部71と、を備えるようにしてもよい。
この構成により、アクセル開度が小さくなるに連れてモータジェネレータ4のアシスト量を徐々に制限することで、消費電力当たりのアシスト効果が小さい低アクセル開度域で第3蓄電装置33の電力を多く消費することを防止できる。このため、第3蓄電装置33の消費電力を抑え燃費を向上できる。
また、充電状態が低くなるに連れてモータジェネレータ4のアシスト量を徐々に制限することで、充電状態の低下によってモータジェネレータ4が全く力行できなくなることが防止できるため、ドライバビリティを向上できる。この結果、燃費とドライバビリティを向上できる。
また、本実施形態のハイブリッド車両の変速制御装置は、アクセル開度を検出するアクセル開度検出部62と、車速とアクセル開度とに基づいてモータジェネレータ4の許可トルクを算出する許可トルク算出部72と、を備えている。
さらに、ハイブリッド車両の変速制御装置は、モータジェネレータ4のアシストトルクを徐々に制限するための制限係数aを、車速と充電状態とに基づいて算出する第1トルク制限値算出部73と、モータジェネレータ4のアシストトルクを徐々に制限するための制限係数bを、アクセル開度と充電状態とに基づいて算出する第2トルク制限値算出部74と、を備えている。
そして、アシストトルク制御部71は、許可トルクと制限係数aまたは制限係数bに基づいて、変速中のモータジェネレータ4のアシストトルクの上限値を決定する。
この構成により、高車速域かつ低アクセル開度でアシストトルクを低い値に制限できるため、消費電力を抑え燃費を向上させることができる。
また、本実施形態のハイブリッド車両の変速制御装置は、クラッチ26の接続状態を検出するクラッチ接続状態検出部65と、エンジン回転速度を検出するエンジン回転速度検出部64と、を備えている。
さらに、ハイブリッド車両の変速制御装置は、エンジン回転速度とクラッチ26の接続状態とに基づいて、クラッチ26を介して駆動輪5に伝達可能なクラッチ伝達トルクを算出するクラッチ伝達トルク算出部76と、アクセル開度とエンジン回転速度とに基づいて、ドライバが要求するドライバ要求トルクを算出するドライバ要求トルク算出部75と、を備えている。
そして、アシストトルク制御部71は、クラッチ伝達トルクと、ドライバ要求トルクと、アシストトルクの上限値とに基づいて、変速中のモータジェネレータ4のアシストトルクを決定する。
この構成により、高車速域かつ低アクセル開度でアシストトルクを低い値に制限できるため、消費電力を抑え燃費を向上できる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 ハイブリッド車両
2 エンジン
3 トランスミッション(変速機)
4 モータジェネレータ(電動機)
5 駆動輪
26 クラッチ
33 第3蓄電装置(バッテリ)
61 充電状態検出部
62 アクセル開度検出部
63 車速検出部
64 エンジン回転速度検出部
65 クラッチ接続状態検出部
71 アシストトルク制御部
72 許可トルク算出部
73 第1トルク制限値算出部
74 第2トルク制限値算出部
75 ドライバ要求トルク算出部
76 クラッチ伝達トルク算出部

Claims (4)

  1. バッテリに蓄電された電力により駆動輪へ付与する駆動力を発生する電動機と、
    クラッチを介してエンジンの駆動力を前記駆動輪へ伝達し、変速中は前記クラッチを切断する変速機と、を備えたハイブリッド車両の変速制御装置において、
    車速を検出する車速検出部と、
    前記バッテリの充電状態を検出する充電状態検出部と、
    前記車速と前記充電状態に基づいて、変速中の前記電動機のアシストトルクを徐々に制限するアシストトルク制御部と、を備え
    前記アシストトルク制御部は、前記車速が高くなるほど前記電動機のアシストトルクの制限量を大きくすることを特徴とするハイブリッド車両の変速制御装置。
  2. アクセル開度を検出するアクセル開度検出部と、
    前記車速と前記アクセル開度とに基づいて前記電動機の許可トルクを算出する許可トルク算出部と、
    前記電動機のアシストトルクを徐々に制限するための第1トルク制限値を、前記車速と前記充電状態とに基づいて算出する第1トルク制限値算出部と、
    前記電動機のアシストトルクを徐々に制限するための第2トルク制限値を、前記アクセル開度と前記充電状態とに基づいて算出する第2トルク制限値算出部と、を備え、
    前記アシストトルク制御部は、
    前記許可トルクと前記第1トルク制限値または前記第2トルク制限値に基づいて、変速中の前記電動機のアシストトルクの上限値を決定することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の変速制御装置。
  3. 前記アシストトルク制御部は、前記第1トルク制限値が前記第2トルク制限値未満の場合は前記許可トルクを前記第1トルク制限値で制限し、前記第1トルク制限値が前記第2トルク制限値以上の場合は前記許可トルクを前記第2トルク制限値で制限することで、前記電動機のアシストトルクの上限値を決定することを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド車両の変速制御装置。
  4. 前記クラッチの接続状態を検出するクラッチ接続状態検出部と、
    エンジン回転速度を検出するエンジン回転速度検出部と、
    前記エンジン回転速度と前記クラッチの接続状態とに基づいて、前記クラッチを介して前記駆動輪に伝達可能なクラッチ伝達トルクを算出するクラッチ伝達トルク算出部と、
    前記アクセル開度と前記エンジン回転速度とに基づいて、ドライバが要求するドライバ要求トルクを算出するドライバ要求トルク算出部と、を備え、
    前記アシストトルク制御部は、
    前記クラッチ伝達トルクと、前記ドライバ要求トルクと、前記アシストトルクの上限値とに基づいて、変速中の前記電動機のアシストトルクを決定することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のハイブリッド車両の変速制御装置。
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