JP6447473B2 - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド車両に関する。
ハイブリッド車両は、エンジンと、バッテリから供給される電力で駆動するモータジェネレータとを駆動源として備えており、エンジンまたはモータジェネレータの少なくとも一方の動力により走行する。
従来のハイブリッド車両としては、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載のハイブリッド車両は、運転者から目標走行時間が入力されると、ハイブリッド車両を目標走行時間の間走行させるのに必要な消費パワーを推定し、この消費パワーに基づいて、発電機による発電を行うことなくハイブリッド車両を走行させるEV走行可能時間を算出し、EV走行可能時間が目標走行時間を満たしているかを判定する。
特許文献1に記載のハイブリッド車両によれば、運転者は、ハイブリッド車両を目標走行時間の間走行させることができるかどうかを容易に知ることができる。
特開2013−75561号公報
このようにハイブリッド車両は、EV走行が可能なEV状態のとき、エンジンが停止しているためエンジン騒音やエンジン振動が発生せず、快適性や静粛性を向上させることができる。したがって、EV状態の実施による快適性や静粛性の向上をドライバに一層実感させるようにすることが望ましい。
このドライバに一層実感させる手段として、EVでの走行時間の拡大が考えられる。
しかし、EVでの走行には、バッテリの電力が必要であり、バッテリが電力不足な場合には、EV走行を禁止している。このためEV走行時間を増加させるには、容量の大きなバッテリが必要となる。
さらに、車両をEV状態で駆動するために不可欠な高電圧部品(電動機、あるいはモータジェネレータやバッテリ)を車両に搭載するには、大きなスペースが必要であり、かつこれら高電圧部品が重量物である点を考慮しなくてはならない。特にコンパクトカーに上記高電圧部品を搭載する場合には、スペース、重量等の制約から、限られた性能(常時EV走行は不可能)を備えた高電圧部品を選択せざるを得なかった。
このようなEVでの走行時間の拡大を図りにくいコンパクトカーにおいては、実行可能な限られたEV状態可能時間をより有効に活用する必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載のハイブリッド車両は、EV走行可能時間が目標走行時間を満たしているかを判定するだけであり、EV状態の実施による快適性や静粛性の向上について考慮していないため、EV走行による快適性や静粛性の向上をドライバに一層実感させることができなかった。
そこで、この点に着目して、本発明は、エンジン音やエンジン振動がなくなり、車両の快適性を向上させることが可能なEV状態を、運転者や乗員がより享受していることを一層実感(体感)できるように配分することを目的としている。
上記課題を解決するハイブリッド車両の発明の一態様は、エンジンとモータジェネレータとを駆動源として備え、前記エンジンと前記モータジェネレータの少なくとも一方が出力する動力により走行するハイブリッド車両であって、前記モータジェネレータに電力を供給する高電圧バッテリと、前記モータジェネレータ以外の電気負荷に電力を供給する低電圧バッテリと、前記低電圧バッテリの充電状態を算出する充電状態算出部と、車両速度を検出する車両速度検出部と、前記モータジェネレータの動力のみで車両を走行、あるいは停止状態を維持させるEV状態の許可または禁止を判定するEV状態判定部と、前記EV状態の実施が可能なEV状態可能時間を、前記低電圧バッテリの充電状態が高くなるにつれて長くなるように算出するEV状態可能時間算出部と、を備え、前記EV状態判定部は、前記EV状態可能時間が長いほど、前記車両速度が高い車速領域まで前記EV状態を許可することを特徴とする。
本発明によれば、EV状態の実施に当たって、エンジンが稼働中に発するエンジン音やエンジン振動が、相対的に目立ちやすい車両速度が低いとき、あるいは停車状態において、優先してEV状態を配分できるように設定されているので、EV状態の実施による快適性と静寂性の向上をドライバに一層実感させることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両を示す図であり、ハイブリッド車両の構成図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両を示す図であり、ハイブリッドシステムの構成図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両による、エンジン運転中のEV状態実施判定動作を説明するフローチャートである。 図4は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両による、エンジン停止中のEV状態実施判定動作を説明するフローチャートである。 図5は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の、エンジン運転中のEV状態実施判定動作で参照するEV状態実施可否判定テーブルである。 図6は、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の、エンジン停止中のEV状態実施判定動作で参照するEV状態実施可否判定テーブルである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。以下、本発明の実施形態に係る駆動制御装置を搭載した車両について説明する。
図1に示すように、ハイブリッド車両1は、内燃機関としてのエンジン2と、変速機3と、モータジェネレータ4と、駆動輪5と、ハイブリッド車両1を総合的に制御するHCU(Hybrid Control Unit)10と、エンジン2を制御するECM(Engine Control Module)11と、変速機3を制御するTCM(Transmission Control Module)12と、ISGCM(Integrated Starter Generator Control Module)13と、INVCM(Invertor Control Module)14と、低電圧BMS(Battery Management System)15と、高電圧BMS16とを含んで構成される。
エンジン2には、複数の気筒が形成されている。本実施形態において、エンジン2は、各気筒に対して、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行うように構成されている。
エンジン2には、ISG(Integrated Starter Generator)20と、スタータ21とが連結されている。ISG20は、ベルト22などを介してエンジン2のクランクシャフト18に連結されている。ISG20は、電力が供給されることにより回転することでエンジン2を始動させる電動機の機能と、クランクシャフト18から入力された回転力を電力に変換する発電機の機能とを有する。
本実施形態では、ISG20は、ISGCM13の制御により、電動機として機能することで、エンジン2をアイドリングストップ機能による停止状態から再始動させるようになっている。ISG20は、電動機として機能することで、ハイブリッド車両1の走行をアシストすることもできる。
スタータ21は、図示しないモータとピニオンギヤとを含んで構成されている。スタータ21は、モータを回転させることにより、クランクシャフト18を回転させて、エンジン2に始動時の回転力を与えるようになっている。このように、エンジン2は、スタータ21によって始動され、アイドリングストップ機能による停止状態からISG20によって再始動される。
変速機3は、エンジン2から出力された回転を変速し、ドライブシャフト23を介して駆動輪5を駆動するようになっている。変速機3は、平行軸歯車機構からなる常時噛合式の変速機構25と、乾式単板クラッチによって構成されるクラッチ26と、ディファレンシャル機構27と、クラッチアクチュエータ51と、シフトアクチュエータ52と、を備えている。
クラッチアクチュエータ51は、TCM12の制御によってクラッチ26の断続(切断と接続)を行うようになっている。シフトアクチュエータ52は、TCM12の制御によって変速機構25の図示しないシフトスリーブを移動して、変速段の切換を行うようになっている。以下、クラッチ26を切断して変速段の切換を行うことを単に変速ともいう。
このように、変速機3は、TCM12の制御により自動で変速を行うことが可能な、AMT(Automated Manual Transmission)と称される自動変速機として構成されている。ディファレンシャル機構27は、変速機構25によって出力された動力をドライブシャフト23に伝達するようになっている。
モータジェネレータ4は、ディファレンシャル機構27に対して、チェーン等の動力伝達機構28を介して連結されている。モータジェネレータ4は、電動機として機能する。
このように、ハイブリッド車両1は、エンジン2とモータジェネレータ4の両方の動力を車両の駆動に用いることが可能なパラレルハイブリッドシステムを構成している。ハイブリッド車両1は、エンジン2及びモータジェネレータ4の少なくとも一方が発生する動力により走行する。
ハイブリッド車両1は、エンジン2が発生するエンジントルクのみによる走行と、モータジェネレータ4が発生するモータトルクのみによる走行(EV走行)と、モータトルクをアシストトルクとして用いてエンジン2のエンジントルクをアシストする走行(アシスト走行)が可能である。このように、ハイブリッド車両1は、EV走行機能とアシスト走行機能を備えている。
モータジェネレータ4は、発電機としても機能し、ハイブリッド車両1の走行によって発電を行うようになっている。なお、モータジェネレータ4は、変速機3から駆動輪5までの動力伝達経路の何れかの箇所に動力伝達可能に連結されていればよく、必ずしもディファレンシャル機構27に連結される必要はない。
ハイブリッド車両1は、第1蓄電装置30と、第2蓄電装置31を含む低電圧パワーパック32と、第3蓄電装置33を含む高電圧パワーパック34と、高電圧ケーブル35と、低電圧ケーブル36とを備えている。
第1蓄電装置30、第2蓄電装置31及び第3蓄電装置33は、充電可能な二次電池から構成されている。第1蓄電装置30は鉛電池からなる。第2蓄電装置31は、第1蓄電装置30よりも高出力かつ高エネルギー密度な蓄電装置である。
第2蓄電装置31は、第1蓄電装置30と比較して短い時間で充電が可能である。本実施形態では、第2蓄電装置31はリチウムイオン電池からなる。なお、第2蓄電装置31はニッケル水素蓄電池であってもよい。
第1蓄電装置30及び第2蓄電装置31は、約12Vの出力電圧を発生するようにセルの個数等が設定された低電圧バッテリである。第3蓄電装置33は、例えば、ニッケル水素蓄電池またはリチウムイオン電池からなる。
第3蓄電装置33は、第1蓄電装置30及び第2蓄電装置31より高電圧を発生するようにセルの個数等が設定された高電圧バッテリである。第3蓄電装置33の残容量などの状態は、高電圧BMS16によって管理される。
ハイブリッド車両1には、電気負荷としての一般負荷37及び被保護負荷38が設けられている。一般負荷37及び被保護負荷38は、スタータ21及びISG20以外の電気負荷である。一般負荷37及び被保護負荷38は、本発明における「モータジェネレータ以外の電気負荷」を構成している。
被保護負荷38は、常に安定した電力供給が要求される電気負荷である。この被保護負荷38は、車両の横滑りを防止するスタビリティ制御装置38A、操舵輪の操作力を電気的にアシストする電動パワーステアリング制御装置38B、及びヘッドライト38Cを含んでいる。なお、被保護負荷38は、図示しないインストルメントパネルのランプ類及びメータ類並びにカーナビゲーションシステムも含んでいる。
一般負荷37は、被保護負荷38と比較して安定した電力供給が要求されず、一時的に使用される電気負荷である。一般負荷37には、例えば、図示しないワイパー、及び、エンジン2に冷却風を送風する電動クーリングファンが含まれる。
低電圧パワーパック32は、第2蓄電装置31に加えて、スイッチ40、41を有している。第1蓄電装置30及び第2蓄電装置31は、低電圧ケーブル36を介して、スタータ21と、ISG20と、電気負荷としての一般負荷37及び被保護負荷38とに電力を供給可能に接続されている。被保護負荷38に対しては、第1蓄電装置30と第2蓄電装置31とが並列に電気的に接続されている。
スイッチ40は、第2蓄電装置31と被保護負荷38との間の低電圧ケーブル36に設けられている。スイッチ41は、第1蓄電装置30と被保護負荷38との間の低電圧ケーブル36に設けられている。
低電圧BMS15は、スイッチ40、41の開閉を制御することで、第2蓄電装置31の充放電及び被保護負荷38への電力供給を制御している。低電圧BMS15は、アイドリングストップによりエンジン2が停止しているときは、スイッチ40を閉じるとともにスイッチ41を開くことで、高出力かつ高エネルギー密度な第2蓄電装置31から被保護負荷38に電力を供給するようになっている。
低電圧BMS15は、エンジン2をスタータ21によって始動するとき、及び、アイドリングストップ制御によって停止しているエンジン2をISG20によって再始動するときに、スイッチ40を閉じるとともにスイッチ41を開くことで、第1蓄電装置30からスタータ21又はISG20に電力を供給するようになっている。スイッチ40を閉じるとともにスイッチ41を開いた状態では、第1蓄電装置30から一般負荷37にも電力が供給される。
このように、第1蓄電装置30は、エンジン2を始動する始動装置としてのスタータ21及びISG20に少なくとも電力を供給するようになっている。第2蓄電装置31は、一般負荷37及び被保護負荷38に少なくとも電力を供給するようになっている。
第2蓄電装置31は、一般負荷37と被保護負荷38の両方に電力を供給可能に接続されているが、常に安定した電力供給が要求される被保護負荷38に優先的に電力を供給するようにスイッチ40、41が低電圧BMS15により制御される。
低電圧BMS15は、第1蓄電装置30及び第2蓄電装置31の充電状態(SOC:State Of Charge、蓄電状態、充電残量、充電容量ともいう)、並びに、一般負荷37及び被保護負荷38への作動要求を考慮しつつ、被保護負荷38の安定した作動することを優先して、スイッチ40、41を上述した例と異なるように制御することがある。
高電圧パワーパック34は、第3蓄電装置33に加えて、インバータ45を有している。高電圧パワーパック34は、高電圧ケーブル35を介して、モータジェネレータ4に電力を供給可能に接続されている。
インバータ45は、INVCM14の制御により、高電圧ケーブル35にかかる交流電力と、第3蓄電装置33にかかる直流電力とを相互に変換するようになっている。例えば、INVCM14は、モータジェネレータ4を力行させるときには、第3蓄電装置33が放電した直流電力をインバータ45により交流電力に変換させてモータジェネレータ4に供給する。
INVCM14は、モータジェネレータ4を回生させるときには、モータジェネレータ4が発電した交流電力をインバータ45により直流電力に変換させて第3蓄電装置33に充電する。
HCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13と、INVCM14、低電圧BMS15及び高電圧BMS16は、それぞれCPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、バックアップ用のデータなどを保存するフラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
これらのコンピュータユニットのROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをHCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13と、INVCM14、低電圧BMS15及び高電圧BMS16としてそれぞれ機能させるためのプログラムが格納されている。
すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、これらのコンピュータユニットは、本実施形態におけるHCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13と、INVCM14、低電圧BMS15及び高電圧BMS16としてそれぞれ機能する。
本実施形態において、ECM11は、アイドリングストップ制御を実行するようになっている。このアイドリングストップ制御において、ECM11は、所定の停止条件の成立時にエンジン2を停止させ、所定の再始動条件の成立時にISGCM13を介してISG20を駆動してエンジン2を再始動させるようになっている。このため、エンジン2の不要なアイドリングが行われなくなり、ハイブリッド車両1の燃費を向上させることができる。
本実施形態では、ECM11は、車両停止状態(車速がゼロである)であることを所定の停止条件としてエンジン2を停止させるようになっている。このように、ハイブリッド車両1は、車両停車時にアイドリングストップを行う停車IS(Idling Stop)機能を備えている。路面状態が傾斜した登坂路において、前記アイドリングストップによる車両停止を実施した場合には、車両の停止状態を維持するためにモータジェネレータ4の電動機機能が用いられる。このモータジェネレータ4による車両の停止状態維持は、第3蓄電装置33の電力を用いて実施される。
ハイブリッド車両1には、CAN(Controller Area Network)等の規格に準拠した車内LAN(Local Area Network)を形成するためのCAN通信線48、49が設けられている。
HCU10は、INVCM14及び高電圧BMS16にCAN通信線48によって接続されている。HCU10、INVCM14及び高電圧BMS16は、CAN通信線48を介して制御信号等の信号の送受信を相互に行う。
HCU10は、ECM11、TCM12、ISGCM13及び低電圧BMS15にCAN通信線49によって接続されている。HCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13及び低電圧BMS15は、CAN通信線49を介して制御信号等の信号の送受信を相互に行う。
本実施形態のハイブリッド車両1は、ギャップフィリング機能を備えている。ギャップフィリング機能とは、変速機3の変速中にモータジェネレータ4を駆動し、モータジェネレータ4のトルクを駆動輪5に付与する機能である。
HCU10は、ギャップフィリング制御動作を動作許可時に実行することで、ギャップフィリング機能を実現する。変速機3の変速中は、クラッチ26が切断されており、エンジン2から駆動輪5にエンジントルクを伝達できない。このため、HCU10は、ギャップフィリング制御動作において、モータジェネレータ4を力行運転して発生したモータトルク(アシストトルク)を駆動輪5に付与する。このギャップフィリング機能により、変速中のクラッチ26の切断による減速感が抑制され、車両の走行性能を向上できる。
図2において、ハイブリッド車両1は、前述したように、エンジン2とモータジェネレータ4とを駆動源として備え、エンジン2とモータジェネレータ4の少なくとも一方が出力する動力により走行する。このモータジェネレータ4によるアシスト走行は、第3蓄電装置33の電力を用いて実施される。
また、ハイブリッド車両1は、モータジェネレータ4に電力を供給する高電圧バッテリとしての第3蓄電装置33と、モータジェネレータ4以外の電気負荷に電力を供給する低電圧バッテリとしての第1蓄電装置30および第2蓄電装置31と、を備える。
また、ハイブリッド車両1は、第1蓄電装置30および第2蓄電装置31の充電状態を算出する充電状態算出部61と、車両速度を検出する車両速度検出部62と、を備える。ここで、充電状態算出部61は、第1蓄電装置30および第2蓄電装置31の合計の充電状態を算出してもよいし、第1蓄電装置30の充電状態と第2蓄電装置31の充電状態とを算出した後、これらの2つの充電状態の一方と他方を重み付けした総合的な充電状態を算出してもよい。
また、ハイブリッド車両1のHCU10には、モータジェネレータ4の動力のみで車両を走行、あるいは停止状態を維持させるEV状態の許可または禁止を判定するEV状態判定部71と、EV状態の実施が可能なEV状態可能時間を、低電圧バッテリの充電状態が高くなるにつれて長くなるように算出するEV状態可能時間算出部72と、が設けられている。
そして、EV状態判定部71は、EV状態可能時間が長いほど、車両速度が高い車速領域までEV状態を許可するようになっている。
また、EV状態判定部71は、車両速度が互いに等しい場合、エンジン2が運転しているときよりエンジン2が停止しているときの方が、より短時間のEV状態可能時間の閾値でEV状態を許可する。
以上のように構成されたハイブリッド車両において実行されるEV状態実施判定動作について、図3、図4に示すフローチャートを参照して説明する。図3は、エンジン2が運転中のEV状態実施判定動作を示し、図4は、エンジン2が停止中のEV状態実施判定動作を示す。
(エンジン2が運転中のEV状態実施判定動作)
図3において、HCU10は、エンジン2が運転中であるか否かを判別する(ステップS1)。
ステップS1でエンジン2が運転中ではない(停止中)と判別した場合、HCU10は、図3のフローチャートを終了する。
ステップS1でエンジン2が運転中であると判別した場合、HCU10は、鉛電池からなる第1蓄電装置30(図中、Pbバッテリと記す)とリチウムイオン電池からなる第2蓄電装置31(図中、Liバッテリと記す)の充電状態と、車両速度Vsと、を取得する(ステップS2)。
次いで、HCU10は、ステップS2で取得した充電状態と車両速度Vsとに基づいて、EV状態可能時間Tを算出する(ステップS3)。
次いで、HCU10は、車両速度Vsが第1所定速度Vs1より大きいか否かを判別する(ステップS4)。
ステップS4で車両速度Vsが第1所定速度Vs1より大きいと判別した場合、HCU10は、EV状態可能時間Tが第1所定時間EV1以上であるか否かを判別する(ステップS5)。
ステップS5でEV状態可能時間Tが第1所定時間EV1以上であると判別した場合、HCU10は、エンジン2の自動停止を許可し(ステップS6)、図3のフローチャートを終了する。
ステップS5でEV状態可能時間Tが第1所定時間EV1未満であると判別した場合、HCU10は、エンジン2の自動停止を禁止し(ステップS7)、図3のフローチャートを終了する。
ステップS4で車両速度Vsが第1所定速度Vs1以下であると判別した場合、HCU10は、車両速度Vsが第2所定速度Vs2より大きいか否かを判別する(ステップS8)。
ステップS8で車両速度Vsが第2所定速度Vs2より大きいと判別した場合、HCU10は、EV状態可能時間Tが第2所定時間EV2以上であるか否かを判別する(ステップS9)。
ステップS9でEV状態可能時間Tが第2所定時間EV2以上であると判別した場合、HCU10は、エンジン2の自動停止を許可し(ステップS6)、図3のフローチャートを終了する。
ステップS9でEV状態可能時間Tが第2所定時間EV2未満であると判別した場合、HCU10は、エンジン2の自動停止を禁止し(ステップS7)、図3のフローチャートを終了する。
ステップS8で車両速度Vsが第2所定速度Vs2以下であると判別した場合、HCU10は、EV状態可能時間Tが第3所定時間EV3以上であるか否かを判別する(ステップS10)。
ステップS10でEV状態可能時間Tが第3所定時間EV3以上であると判別した場合、HCU10は、エンジン2の自動停止を許可し(ステップS6)、図3のフローチャートを終了する。
ステップS10でEV状態可能時間Tが第3所定時間EV3未満であると判別した場合、HCU10は、エンジン2の自動停止を禁止し(ステップS7)、図3のフローチャートを終了する。
図4において、HCU10は、エンジン2が停止中であるか否かを判別する(ステップS11)。
ステップS11でエンジン2が停止中ではない(運転中)と判別した場合、HCU10は、図4のフローチャートを終了する。
ステップS11でエンジン2が停止中であると判別した場合、HCU10は、鉛電池からなる第1蓄電装置30(図中、Pbバッテリと記す)とリチウムイオン電池からなる第2蓄電装置31(図中、Liバッテリと記す)の充電状態と、車両速度Vsと、を取得する(ステップS12)。
次いで、HCU10は、ステップS12で取得した充電状態と車両速度Vsとに基づいて、EV状態可能時間Tを算出する(ステップS13)。
次いで、HCU10は、車両速度Vsが第1所定速度Vs1より大きいか否かを判別する(ステップS14)。
ステップS14で車両速度Vsが第1所定速度Vs1より大きいと判別した場合、HCU10は、EV状態可能時間Tが第2所定時間EV2以上であるか否かを判別する(ステップS15)。
ステップS15でEV状態可能時間Tが第2所定時間EV2以上であると判別した場合、HCU10は、エンジン2の自動停止を許可し(ステップS16)、図4のフローチャートを終了する。
ステップS15でEV状態可能時間Tが第2所定時間EV2未満であると判別した場合、HCU10は、エンジン2の自動停止を禁止し(ステップS17)、図4のフローチャートを終了する。
ステップS14で車両速度Vsが第1所定速度Vs1以下であると判別した場合、HCU10は、車両速度Vsが第2所定速度Vs2より大きいか否かを判別する(ステップS18)。
ステップS18で車両速度Vsが第2所定速度Vs2より大きいと判別した場合、HCU10は、EV状態可能時間Tが第3所定時間EV3以上であるか否かを判別する(ステップS19)。
ステップS19でEV状態可能時間Tが第3所定時間EV3以上であると判別した場合、HCU10は、エンジン2の自動停止を許可し(ステップS16)、図4のフローチャートを終了する。
ステップS19でEV状態可能時間Tが第3所定時間EV3未満であると判別した場合、HCU10は、エンジン2の自動停止を禁止し(ステップS17)、図4のフローチャートを終了する。
ステップS18で車両速度Vsが第2所定速度Vs2以下であると判別した場合、HCU10は、EV状態可能時間Tが0より大きいか否かを判別する(ステップS20)。
ステップS20でEV状態可能時間Tが0より大きいと判別した場合、HCU10は、エンジン2の自動停止を許可し(ステップS16)、図4のフローチャートを終了する。
ステップS9でEV状態可能時間Tが0以下であると判別した場合、HCU10は、エンジン2の自動停止を禁止し(ステップS17)、図4のフローチャートを終了する。
このように、図3のエンジン2が運転中のEV状態実施判定動作のフローチャートによれば、図5に示すように、Vs>Vs1、かつ、T≧EV1の場合と、Vs1≧Vs>Vs2、かつ、T≧EV2の場合と、Vs≦Vs2、かつ、T≧EV3の場合に、エンジン2の自動停止が許可され、EV状態が実施される。
また、図4のエンジン2が停止中のEV状態実施判定動作のフローチャートによれば、図6に示すように、Vs>Vs1、かつ、T≧EV2の場合と、Vs1≧Vs>Vs2、かつ、T≧EV3の場合と、Vs≦Vs2、かつ、T>0の場合に、エンジン2の自動停止が許可され、EV状態が実施される。
すなわち、車両速度が互いに等しい場合、エンジン2が運転しているときよりエンジン2が停止しているときの方が、より短時間のEV状態可能時間の閾値でEV状態が許可される。
以上のように説明した本実施形態のハイブリッド車両の作用効果について説明する。
本実施形態のハイブリッド車両1は、エンジン2とモータジェネレータ4とを駆動源として備え、エンジン2とモータジェネレータ4の少なくとも一方が出力する動力により走行する。
本実施形態のハイブリッド車両1は、モータジェネレータ4に電力を供給する高電圧バッテリとしての第3蓄電装置33と、モータジェネレータ4以外の電気負荷に電力を供給する低電圧バッテリとしての第1蓄電装置30および第2蓄電装置31と、を備える。
本実施形態のハイブリッド車両1は、第1蓄電装置30および第2蓄電装置31の充電状態を算出する充電状態算出部61と、車両速度を検出する車両速度検出部62と、を備える。
また、本実施形態のハイブリッド車両1は、モータジェネレータ4の動力のみで車両を走行、あるいは停止状態を維持させるEV状態の許可または禁止を判定するEV状態判定部71と、EV状態の実施が可能なEV状態可能時間を、低電圧バッテリの充電状態が高くなるにつれて長くなるように算出するEV状態可能時間算出部72と、を備える。
そして、EV状態判定部71は、EV状態可能時間が長いほど、車両速度が高い車速領域までEV状態を許可する。
この構成により、判定条件の緩い車両停止時や低車速時においてEV状態が実施されやすく、判定条件の厳しい高車速時においてEV状態が実施されにくいように設定することができる。
容量の大きな高電圧バッテリを搭載することが困難であるため、EVでの走行時間の拡大を図りにくいコンパクトカーにおいて、限られたEVでの走行時間を有効に使うことが重要である。
上記構成を利用することで、エンジンが稼働中に発するエンジン音やエンジン振動が、相対的に目立ちやすい車両速度が低いとき、あるいは停車状態において、優先してEV状態を配分できるように設定されているので、EV状態の実施による快適性と静寂性の向上をドライバに一層実感させることができる。
また、本実施形態のハイブリッド車両1において、EV状態判定部71は、車両速度が互いに等しい場合、エンジン2が運転しているときよりエンジン2が停止しているときの方が、より短時間のEV状態可能時間の閾値でEV状態を許可する。
すなわち、既に実施中のEV状態の継続を許可するEV状態可能時間の閾値は、EV状態の新たな実施を許可するEV状態可能時間の閾値より短時間である。この構成により、車両速度が互いに等しい場合、エンジン2が停止しているときの方が、エンジン2が運転しているときよりもEV状態が実施される時間が長くなる。
このため、既にEV状態が実施されている場合は、現在エンジン2が運転中において、EV状態へ移行できる条件よりも、EV状態を継続し続ける条件が緩く設定されている。これにより、EV状態による快適性および静寂性をドライバが長く継続して実感することができ、ハイブリッド車両の商品力を向上させることができる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 ハイブリッド車両
2 エンジン
4 モータジェネレータ
30 第1蓄電装置(低電圧バッテリ)
31 第2蓄電装置(低電圧バッテリ)
33 第3蓄電装置(高電圧バッテリ)
37 一般負荷(モータジェネレータ以外の電気負荷)
38 被保護負荷(モータジェネレータ以外の電気負荷)
61 充電状態算出部
62 車両速度検出部
71 状態判定部
72 状態可能時間算出部

Claims (2)

  1. エンジンとモータジェネレータとを駆動源として備え、前記エンジンと前記モータジェネレータの少なくとも一方が出力する動力により走行するハイブリッド車両であって、
    前記モータジェネレータに電力を供給する高電圧バッテリと、
    前記モータジェネレータ以外の電気負荷に電力を供給する低電圧バッテリと、
    前記低電圧バッテリの充電状態を算出する充電状態算出部と、
    車両速度を検出する車両速度検出部と、
    前記モータジェネレータの動力のみで車両を走行、あるいは停止状態を維持させるEV状態の許可または禁止を判定するEV状態判定部と、
    前記EV状態の実施が可能なEV状態可能時間を、前記低電圧バッテリの充電状態が高くなるにつれて長くなるように算出するEV状態可能時間算出部と、を備え、
    前記EV状態判定部は、前記EV状態可能時間が長いほど、前記車両速度が高い車速領域まで前記EV状態を許可することを特徴とするハイブリッド車両。
  2. 前記EV状態判定部は、前記車両速度が互いに等しい場合、前記エンジンが運転しているときより前記エンジンが停止しているときの方が、より短時間のEV状態可能時間の閾値で前記EV状態を許可することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両。
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