JP7138938B2 - 車両運搬車 - Google Patents

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Description

本発明は、荷台に車両を載せて運搬する車両運搬車に関し、とくに雪国において便利に使用できる車両運搬車に関する。
車両を積載する積載床の一部であって、後輪の上方を隙間板とする車両運搬車は開発されている。(特許文献1参照)
この車両運搬車は、雪国において車両を積載床に安定して積載できる特徴がある。それは、積載床の積雪が隙間板を通過して落下するので、積載する車両の車輪と積載床との間に積雪が挟まれてスリップすることなく、積載車両の車輪が直接に積載床に接触して安全に積載できるからである。とくに、積載床の隙間板は、仮に上面に積雪があっても、積載車両の車輪で積雪を押し潰して強制的に落下できるので、積雪による車輪のスリップを防止して積載車両を安全に積載床に積載できる。
特開昭61-81246号公報
しかしながら、積載床を隙間板とする車両運搬車は、走行状態で後輪が跳ね上げる泥などが通過して、積載車両や積載床を汚す欠点がある。この欠点は、隙間板の下に遮蔽プレートを配置して解消できる。ただ、隙間板の下に配置する遮蔽プレートは、隙間板を通過した雪の落下を阻止し、次第に遮蔽プレートの積雪量が増加して、隙間板の上面を越える積雪が発生すると、積載車両の安全な積載を阻害する弊害が発生する。この弊害は、遮蔽プレートに積雪を落下させる排出開口部を設けて解消できるが、排出開口部のある遮蔽プレートは、後輪から跳ね上がる泥を阻止できず、積載車両を汚す欠点を解消できなくなる。
本発明は、さらに以上の欠点を解消することを目的として開発されたもので、本発明の大切な目的は、積載車両を安全に積載床に積載しながら、後輪が跳ね上げる泥による積載車両の汚れを防止できる車両運搬車を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の車両運搬車は、車両30を積載する積載床1に設けた車両30の走行路2に、堆積物の落下隙間を設けている隙間板3を設けている。隙間板3は、車両のシャーシーフレーム4に交差して固定してなる根太5の上面に固定している。隙間板3の下方に離して、隙間板3を通過して落下する堆積物を載せる遮蔽プレート6を固定している。遮蔽プレート6は、堆積物を落下させる排出スリット9を開口している。さらに、排出スリット9の開口部の上又は下には、飛散物の通過を阻止する蓋プレート10を配置している。
以上の車両運搬車は、積載車両の走行路を隙間板として、積載床に積もる雪を隙間板から落下できるので、雪国においても車両を安定して安全に積載して運搬できる特徴に加えて、走行時に後輪が跳ね上げる泥による積載床と積載車両の汚れを防止しながら、隙間板の下に堆積する積雪を速やかに排出できる特徴がある。それは、積載床の隙間板の下に遮蔽プレートを配置して、後輪から跳ね上がる泥などの飛散物が隙間板の上に飛散するのを遮蔽プレートで阻止し、隙間板を通過して遮蔽プレートに落下した積雪は、遮蔽プレートに設けた排出スリットから排出し、さらに、この排出スリットを下から上に通過する泥を蓋プレートで阻止し、あるいは、排出スリットに泥が侵入するのを蓋プレートで阻止するからである。以上の車両運搬車は、積載床の積雪を隙間板から下には排出しながら、後輪から跳ね上がる泥などの飛散物は隙間板の下から上に飛散させない独特の構造、すなわち、雪を上から下に落下して、飛散する泥を下から上に通過させない独特の構造によって、積載車両を安全に積載しながら、積載床に積もる雪を排出でき、しかも積載車両の汚れを防止できる特徴を実現する。
本発明は、車両運搬車を以下に限定するものではないが、以下の構成とすることができる。本発明の車両運搬車は、蓋プレート10が、隙間板3を固定してなるL金具11の水平プレート部11Aで、L金具11の垂直プレート部11Bが根太5とシャーシーフレーム4の何れかに固定することができる。
以上の車両運搬車は、L金具の水平プレートを蓋プレートとして隙間板を固定して、垂直プレート部を根太やシャーシーフレームに固定しているので、蓋プレートのL金具で隙間板を下面から補強しながら、後輪が跳ね上げる泥による積載車両の汚れを防止できる特徴がある。とくに、以上の車両運搬車は、隙間板の下に配置するL金具が、後輪による泥の飛散を防止して隙間板を補強して固定するので、隙間板を充分な強度としながら、泥の飛散よる汚れを確実に阻止できる特徴がある。このことは、重い車両を積載する場合であっても、積載車両が走行する隙間板の変形を確実に阻止しながら、隙間板においては、積雪をスムーズに通過させるように落下隙間を大きくできる特徴を実現する。落下隙間を大きくすることは、強度を低下させる原因となるが、排出スリットを通過する泥の飛散を防止するL金具で隙間板を補強するので、隙間板は落下隙間を大きくして積雪をスムーズに通過できる形状としながら、重い積載車両を走行させても変形しない強度にできる特徴がある。
本発明の車両運搬車は、排出スリット9を平行姿勢に伸びて開口し、L金具11を根太5に直交して配設し、根太5とL金具11とを碁盤格子状に配設して隙間板3を補強することができる。以上の車両運搬車は、碁盤格子状に配置している根太とL金具とで隙間板の縦横の曲げ強度を強くできる特徴がある。
本発明の車両運搬車は、隙間板3を積載床1の長手方向に伸びる形状とすることができる。以上の車両運搬車は、積載車両の走行路に沿って隙間板を設けることができる。
本発明の車両運搬車は、隙間板3と遮蔽プレート6とをシャーシーフレーム4の両外側に配設することができる。以上の車両運搬車は、積載車両の走行路に隙間板を設けて積載車両を安定して積載でき、積載床の中央部には隙間板を設けることなく高強度にできる特徴がある。
本発明の車両運搬車は、遮蔽プレート6が、排出スリット9に向かって下り勾配に傾斜する傾斜部6Aを有することができる。以上の車両運搬車は、下り勾配の傾斜部でもって、遮蔽プレートに落下した積雪を排出スリットからスムーズに排出できる特徴がある。
本発明の車両運搬車は、隙間板3をエキスパンドメタルとすることができる。以上の車両運搬車は、積雪をスムーズに隙間板3に通過できると共に、積載車両の車輪と隙間板との摩擦抵抗を大きくして、積載車両をより安全に積載できる特徴がある。
本発明の車両運搬車は、シャーシーフレーム4の外側に伸びる根太5の下面に固定してなるサブ根太8を有して、遮蔽プレート6をサブ根太8の下面に固定することができる。以上の車両運搬車は、根太にサブ根太を固定して、サブ根太の下に遮蔽プレートを固定しているので、隙間板と遮蔽プレートとの間隔を広くして、遮蔽プレートに多量の積雪を堆積でき、さらに、サブ根太で根太を補強して隙間板の固定領域をより強靭な構造にできる特徴がある。
本発明の車両運搬車は、車両を積載する積載床1に設けた車両30の走行路2に、堆積物の落下隙間を設けてなる隙間板3を設けている。隙間板3は、車両30のシャーシーフレーム4に交差して固定してなる根太5の上面に固定され、隙間板3の下方に離して、隙間板3を通過して落下する堆積物を載せる遮蔽プレート6を固定している。遮蔽プレート6は、複数の傾斜板32を所定の隙間で互いに平行に配置してなるルーバー6Cを含み、ルーバー6Cが、車両の走行で発生する飛散物の下から上への通過を防止するようにしている。
以上の車両運搬車は、積載車両の走行路を隙間板として、積載床に積もる雪を隙間板から落下できるので、雪国においても車両を安定して安全に積載して運搬できる特徴に加えて、走行時に後輪が跳ね上げる泥による積載床と積載車両の汚れを防止しながら、隙間板の下に堆積する積雪を速やかに排出できる特徴がある。それは、車両運搬車が、隙間板を車両のシャーシーフレームに交差して固定してなる根太の上面に固定し、この隙間板の下方に離して、隙間板を通過して落下する堆積物を載せる遮蔽プレートを固定して、遮蔽プレートの構造を、複数の傾斜板を所定の隙間で互いに平行に配置してなるルーバーとして、このルーバーが、車両の走行で発生する飛散物の下から上への通過を防止するからである。以上の車両運搬車は、積載床の積雪を隙間板から下には排出しながら、後輪から跳ね上がる泥などの飛散物は隙間板の下から上に飛散させない独特の構造、すなわち、雪を上から下に落下して、飛散する泥を下から上に通過させない独特の構造によって、積載車両を安全に積載しながら、積載床に積もる雪を排出でき、しかも積載車両の汚れを防止できる特徴を実現する。
本発明の車両運搬車は、遮蔽プレート6のルーバー6Cを脱着自在に連結することができる。以上の車両運搬車は、ルーバーを脱着自在とすることで、ルーバーに替えて別の部材を連結することができる。これは、積雪などの堆積物がないシーズンにおいては、ルーバーに替えて別の部材を連結することができるので便利に使用できる。また、経年劣化等によりルーバーが損傷した際にも容易にルーバーを取り替えることができ、メンテナンスし易い。
さらに、本発明の車両運搬車は、遮蔽プレート6のルーバー6Cを上下二段に積層する構造とすることができ、また、二段に積層してなるルーバー6Cは、傾斜板32が垂直面内に対して反対方向に傾斜する構造とすることができる。以上の車両運搬車は、ルーバーを上下二段に積層し、さらにルーバーの傾斜板を垂直面内において反対方向に傾斜させる構造とすることで、積載床の積雪をスムーズに排出させながら、泥などの飛散物が下から上に通過することをより確実に防止する。
本発明の一実施形態にかかる車両運搬車に自動車を積載した状態を示す側面図である。 図1に示す車両運搬車の平面図である。 図2に示す車両運搬車の積載床の横断面図である。 図3に示す積載床の拡大断面図である。 積載床の他の一例を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかる車両運搬車の積載床の一部拡大断面図である。 積載床のルーバーの変形例を示す一部拡大断面図である。 積載床のルーバーの変形例を示す一部拡大断面図である。 積載床のルーバーの変形例を示す一部拡大断面図である。 積載床のルーバーの変形例を示す一部拡大断面図である。 図6に示す積載床であってルーバーを板材とする一例を示す一部拡大断面図である。
以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が制限されるものではない。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分又は部材を示す。
さらに以下に示す実施形態は、本発明の技術思想の具体例を示すものであって、本発明を以下に限定するものではない。また、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また、一の実施の形態、実施例において説明する内容は、他の実施の形態、実施例にも適用可能である。また、図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張していることがある。
図1~図3は、冬場に積載床1に積雪する雪国においても安全に使用できる車両運搬車100を示す。図1の側面図に示す車両運搬車100は、キャビン20の後方に、車両30を積載する積載床1を備える。積載床1は、図2の平面図と、図3の横断面に示すように、積載する車両30の走行路2を両側部に設けている。積載床1は、車両30の走行路2を、堆積物の落下隙間を設けた隙間板3として、積雪や土砂などの堆積物を通過させる構造としている。
隙間板3は、車両30の重量に耐え、かつ積雪をスムーズに通過できる網目のエキスパンドメタルが適している。積載床1の隙間板3は、積雪が通過するので積載される車両30の車輪31を直接に隙間板3に接触させる。金属板の積載床1は、積雪が通過しないので、積載される車両30の車輪31と積載床1との間に積雪が挟まれ、この積雪が車輪31と積載床1との摩擦抵抗を小さくしてスリップの原因となる。隙間板3は、積雪等の堆積物が通過して、積載される車両30の車輪31を隙間板3に接触させるので、積雪や土砂等の堆積物による摩擦抵抗の低下が起こらず、車輪31と隙間板3との摩擦抵抗が大きくなって、車両30を安定して積載床1に積載できる。
積載床1の隙間板3は、積雪を通過して落下させるが、車両運搬車100の走行時において、後輪22が跳ね上げて飛散する泥などの飛散物も通過させる。後輪22が跳ね上げて隙間板3を下から上に通過する泥等の飛散物は、積載床1の積載物を汚す弊害がある。この弊害を防止するために、隙間板3の下に遮蔽プレート6を配置して、隙間板3の下面をカバーしている。隙間板3の下をカバーする遮蔽プレート6は、飛散物が下から上に通過すのを防止するが、隙間板3を通過した飛散物が上に堆積する。隙間板3を通過した積雪等の堆積物を隙間板3の下方に堆積できるように、遮蔽プレート6を隙間板3から下に離して、隙間板3との間に雪等の堆積物の貯留隙間7を設けて、隙間板3と平行な水平姿勢に配置している。
隙間板3は、その上面を積載車両30が走行可能な充分な強度とするために、根太5を介して車両運搬車100のシャーシーフレーム4に水平姿勢に固定される。根太5は車両運搬車100のシャーシーである一対のシャーシーフレーム4の上に、一定の間隔で横方向に伸びる姿勢で格子状に固定されて、上面に隙間板3を固定している。隙間板3は根太5に溶接して強固に固定され、また、根太5とシャーシーフレーム4も溶接して強固に固定される。ただ、隙間板3と根太5、さらに根太5とシャーシーフレーム4は必ずしも溶接によらず、連結金具(図示せず)を介して、あるいはボルトとナットを介して固定することもできる。根太5は、好ましくは金属製の角パイプとし、この角パイプには、たとえば高さを60mm、横幅を30mmとする金属製の角パイプを使用する。
シャーシーフレーム4は、車両運搬車100全体の前後方向に伸びる一対の型鋼で、前部にはキャビン20を固定して、前後の両側には、サスペンション(図示せず)を介して前輪21と後輪22を連結している。図2の平面図と図3の横断面図に示す積載床1は、一対のシャーシーフレーム4の両外側の領域を積載車両30の走行路2として、ここに隙間板3を固定して、一対のシャーシーフレーム4の間の中央領域を金属板23としている。この構造は、積載床1の中央領域には隙間板3を設けることなく強度を高くできる。ただし、車両30の積載床1は、図示しないが全面を隙間板3とすることも、中央領域の一部を隙間板とすることもできる。この構造は、積載床1の中央部の積雪も通過させることができる。
図3の横断面に示す積載床1は、隙間板3を固定している根太5の下にはサブ根太8を積層して固定している。サブ根太8は、根太5と同じ太さと形状の金属製角パイプである。図の積載床1は、シャーシーフレーム4の両外側に隙間板3を固定しているので、サブ根太8は、シャーシーフレーム4の両外側に伸びる根太5の下面に固定している。さらに、サブ根太8は、下面に遮蔽プレート6を固定している。この構造は、隙間板3と遮蔽プレート6との間に2段に積層して、すなわち、高さを60mm×横幅を30mmとする金属製の角パイプを2段に積層して、サブ根太8で根太5を補強しながら、隙間板3と遮蔽プレート6との間隔を広くできる。隙間板3と遮蔽プレート6との間は、隙間板3を通過した雪の貯留隙間7となるので、遮蔽プレート6と隙間板3の間隔を広くする構造は、遮蔽プレート6に多量の雪を堆積できる特徴がある。また、サブ根太8が根太5を補強するので、隙間板3の固定領域、すなわち走行路2をより強靭な構造にできる特徴がある。
遮蔽プレート6は、隙間板3を通過して堆積した雪等の堆積物を外部に流出させる排出スリット9を開口している。排出スリット9は、シャーシーフレーム4の長手方向に伸びて、すなわちシャーシーフレーム4と平行な姿勢で複数列に開口している。図4の積載床1は、両側縁と中間部とに複数列の排出スリット9を開口している。図4の遮蔽プレート6は、堆積する雪や土砂などの堆積物を水でスムーズに洗い流すことができるように、排出スリット9に向かって下り勾配に傾斜する傾斜部6Aを設けている。下り勾配の傾斜部6Aは、遮蔽プレート6に落下した積雪を排出スリット9からスムーズに排出できる。排出スリット9は、積雪等の堆積物を散水してスムーズに洗い流すことができる開口幅としている。隙間板3を通過して遮蔽プレート6に堆積する雪は、隙間板3に散水して排出スリット9から流出させる。積雪等の堆積物は水で洗い流すようにして排出スリット9からスムーズに排出される。排出スリット9は、たとえば開口幅(d)を20mm以上、好ましくは30mm以上、さらに好ましくは40mm以上として堆積物を流出する。排出スリット9の開口幅(d)が広すぎると、後輪21で跳ね上げて飛散する泥等の飛散物の通過領域が広くなるので、排出スリット9の開口幅(d)は好ましくは100mm以下とする。
走行中に後輪22が跳ね上げて飛散する泥や土砂等の飛散物が排出スリット9を下から上に通過し、さらに、この泥や土砂が隙間板3を通過すると、積載床1や積載した車両30を汚すことになる。この弊害を防止するために、すなわち排出スリット9を通過する泥の飛散を防止するために、排出スリット9を塞ぐ蓋プレート10を設けている。図4の拡大断面図で示す蓋プレート10は、L金具11で構成して、蓋プレート10を排出スリット9の上方に配置している。L金具11は、根太5に固定されて、遮蔽プレート6と隙間板3との間に配置される。L金具11は、互いに直角に連結してなる水平プレート部11Aと垂直プレート部11Bを有し、垂直プレート部11Bは垂直姿勢で根太5に固定され、水平プレート部11Aは蓋プレート10として、水平姿勢に配置されて上面に隙間板3を固定している。L金具11の垂直プレート部11Bが根太5に固定されて、蓋プレート10は排出スリット9の開口部の上方を覆う位置に配置される。このL金具11は、隙間板3の下面を補強して、蓋プレート10で排出スリット9を下から上に通過する泥などの異物の飛散を防止する。
以上の車両運搬車100は、積載床1に積もる雪等の堆積物を隙間板3の落下隙間を通過させて遮蔽プレート6に落下させる。雪は隙間板3の落下隙間を自然に落下して通過し、あるいは上を走行する積載車両30の車輪31で押されて遮蔽プレート6に落下する。遮蔽プレート6と隙間板3との間には貯留隙間7を設けているので、隙間板3を通過する雪は貯留隙間7に溜まる。貯留隙間7に溜まる雪は、自然に溶けて落下し、あるいは隙間板3に散水して排出スリット9から速やかに流出される。積載床1に積載車両30を載せる状態で走行すると、後輪22が土砂を跳ね上げて飛散させる。飛散する土砂が隙間板3を通過して積載車両30を汚すのを防止するために、排出スリット9を蓋プレート10で塞いでいる。図の車両運搬車100は、排出スリット9の上に蓋プレート10を配置している。蓋プレート10は、排出スリット9を通過する土砂が隙間板3を通過するのを阻止して、積載車両30が土砂で汚れるのを防止している。
図4の車両運搬車100は、蓋プレート10を排出スリット9の上方であって隙間板3の下方に配置しているが、図5の横断面図に示すように、蓋プレート10を排出スリット9の下方に配置することもできる。図5の車両運搬車は、蓋プレート10を、横断面形状をコ字状とする型鋼のチャンネル12で構成する。チャンネル12は、垂直プレート部12Bを根太5に固定して、上の水平プレート部12Aに隙間板3を固定し、下の水平プレート部12Cを蓋プレート10に使用する。このチャンネル12は、上の水平プレート部12Aで隙間板3の下面を補強しながら、泥などの異物が排出スリット9を通過するのを下の水平プレート12Cである蓋プレート10で防止する。
図5に示すように、遮蔽プレート6の下方に配置される蓋プレート10は、排出スリット9から下方に離して配置されて、遮蔽プレート6との間に雪の通過隙間15を設けている。蓋プレート10の横幅(W)は、排出スリット9の開口幅(d)よりも広く、後輪22で飛散する土砂が排出スリット9を下から上に通過するのを防止する。好ましくは、蓋プレート10の横幅(W)は、例えば、排出スリット9の開口幅(d)の1.2倍以上、好ましくは1.5倍以上として、飛散する土砂が排出スリット9を通過するのを防止する。この構造は、排出スリット9の下に蓋プレート10を配置することで、跳ね上げた土砂が排出スリット9を通過するのを阻止できるので、隙間板3と遮蔽プレート6との間の貯留隙間7に泥や土砂が侵入するのを阻止して、遮蔽プレート6の上面や隙間板3が汚れるのを防止できる。
図5に示す蓋プレート10は、根太5に固定される垂直プレート12Bに対して直角に連結された水平姿勢としている。ただ、蓋プレート10は、先端に向かって下り勾配となる傾斜部を設けることもできる。この構造は、排出スリット9を通過して蓋プレート10に落下した雪や水を速やかに排出できる。
また、車両運搬車は、図示しないが、蓋プレートをL金具で構成して、蓋プレートを排出スリットの下方に配置することもできる。このL金具は、互いに直角に連結してなる水平プレート部と垂直プレート部を有し、垂直プレート部を垂直姿勢で根太に固定して、その上端で隙間板を下方から支持すると共に、水平プレート部は蓋プレートとして排出スリットの下方に水平姿勢に配置することができる。垂直プレート部は、長手方向に延びる、溝部やリブ、段差部等を設けることで剛性を高めることができる。この車両運搬車は、隙間板の面積を広くして、走行路の積雪を速やかに落下できる構造としながら、泥などの異物が排出スリットを通過するのを蓋プレートで防止できる。
さらに、図6の断面図に示す車両運搬車100の積載床は、遮蔽プレート6の一部をルーバー6Cとして、堆積物を流出して排出しながら、車両が走行して発生する飛散物が下から上に通過するのを防止する。遮蔽プレート6のルーバー6Cは、複数の傾斜板32を所定の隙間で互いに平行に配置している。遮蔽プレート6のルーバー6Cは、上に堆積する雪などの堆積物を散水して洗い流すことができるが、車両の走行で発生する飛散物の下から上への通過を防止する。ルーバー6Cは、図6の拡大断面図に示すように、多数の傾斜板32を一定の隙間で平行に並べて、同一平面に配置している。傾斜板32の隙間(S)は、雪などの堆積物がスムーズに通過でき、かつ下から上に通過する飛散物の通過をより少なくするために、例えば10mm~30mm、好ましくは約20mm~30mmとする。また、傾斜板32の横幅(w)は、飛散物の通過を効果的に防止するために、例えば20mm~50mmとする。さらに傾斜板32の傾斜角(α)は、飛散物の通過を有効に阻止しながら、堆積物をスムーズに流出できるように、たとえば15度~60度、好ましくは30度~45度に設定する。遮蔽プレート6は、全面をルーバー6Cとすることもできるが、好ましくは局部的にルーバー6Cを設けて、遮蔽プレート6の堆積物を散水してルーバー6Cから流出できる。
図6及び図7の断面図に示す遮蔽プレート6は、遮蔽プレート本体6Bにルーバー6Cを脱着できるように連結している。図に示すルーバー6Cは、四角形の外枠33の内側に多数の傾斜板32を固定している。遮蔽プレート本体6Bは、ルーバー6Cをセットする貫通穴34を設けている。遮蔽プレート本体6Bは、ルーバー6Cに向かって下り勾配に傾斜して、堆積物をスムーズにルーバー6Cに案内できる構造としている。貫通穴34は、内形をルーバー6Cの外枠33の外形よりも僅かに大きくして、容易に脱着できる構造としている。遮蔽プレート本体6Bは、貫通穴34の内周縁に沿って下縁に鍔35を設けている。ルーバー6Cは、外枠33を鍔35に載せて遮蔽プレート本体6Bの定位置にセットされる。
また、遮蔽プレート6のルーバー6Cは、上下2段の積層構造とすることができる。図7に示す遮蔽プレート6は、ルーバー6Cを二段に積層した状態で、遮蔽プレート本体6Bに連結している。積層したルーバー6Cは、上段ルーバー6Caの傾斜板32と下段ルーバー6Cbの傾斜板32とを垂直面内において互いに反対方向に傾斜するように配置している。また、図に示す積層構造のルーバー6Cは、上段ルーバー6Caと下段ルーバー6Cbとの傾斜板32の隙間(S)を等しくしている。傾斜板32の隙間(S)の等しい上下2段のルーバー6Cは、上段ルーバー6Caの傾斜板32の隙間部分に、下段ルーバー6Cbの傾斜板32の上端が位置し、下上段ルーバー6Cbの傾斜板32の隙間部分に、上段ルーバー6Caの傾斜板32の下端が位置するように配置している。このように、ルーバー6Cを上下2段に積層し、さらに、上段ルーバー6Caと下段ルーバー6Cbとを反対方向に傾斜させる構造のルーバー6Cは、積載床1に堆積する雪をスムーズに排出させながら、下からの飛散物の通過をより確実に防止することができる。また、上段ルーバー6Caと下段ルーバー6Cbは、各々の傾斜板32の位置を図において左右方向にずらすことにより、下からの飛散物の通過を効果的に防止することもできる。
以上のように、上下に積層されるルーバー6Cは、同じ構造のものを使用し、あるいは、図示しないが、外枠33に固定される傾斜板32の枚数や隙間(S)、各傾斜板32の横幅(w)や傾斜角(α)が異なるものを使用することもできる。また、図7に示す遮蔽プレート6のルーバー6Cは、上下に積層される各ルーバー6Cの傾斜板32の傾斜方向が垂直面内において互いに逆方向となるように積層しているが、上下に積層されるルーバー6Cの傾斜板32の傾斜方向を同方向としてもよい。特に、上下に積層されるルーバー同士において、傾斜板の枚数や隙間(S)、幅(w)、傾斜角(α)が異なるものを積層することで、下からの飛散物の通過を効果的に防止できる。さらに、上下に積層されるルーバー6Cは、平面視における傾斜板32の延在方向が互いに交差する姿勢で積層することもできる。例えば、上下に積層されるルーバー同士を直角に交差する姿勢で積層してもよい。この積層構造においても、下からの飛散物の通過を確実に防止できる。
以上の積層構造のルーバー6Cは、上段ルーバー6Caと下段ルーバー6Cbとを別部材とし、脱着自在に遮蔽プレート本体6Bに連結している。各々のルーバー6Cを別部材とすることにより、例えば、経年劣化等で損傷したルーバーのみを取り替えられるので、メンテナンスを行い易い。ただし、積層構造のルーバーは、ルーバー同士を別部材とせず一体構造としても良い。
遮蔽プレート6のルーバー6Cは、傾斜板32を種々の形状とすることができる。図8の断面図に示すルーバー6Cは、外枠33の内側に固定される複数の傾斜板32Aを、垂直断面視く字状としている。図8に示す傾斜板32Aは、長手方向に延びる板材を短手方向の中央部分において折曲して横断面形状をく字状としている。図のルーバー6Cは、折曲された板材からなる傾斜板32を垂直断面視において、く字状の姿勢となるように外枠33に固定している。図に示すルーバー6Cは、く字状に配置された複数の傾斜板32Aを、互いに平行な姿勢で所定の隙間を設けて配置している。
さらに、傾斜板32Aをく字状とするルーバー6Cは、積層構造のルーバーで形成することもできる。上述した積層構造のルーバー6Cにおいて、上段ルーバー6Caの傾斜板32の下端部と、下段ルーバー6Cbの傾斜板32の上端部とを互いに接近するように配置させて、く字状の傾斜板32とすることができるからである。なお、く字状の傾斜板32Aを備えるルーバー6Cを互いに積層して配置できるのは言うまでもない。
また、ルーバー6Cは、図9の断面図に示すように、傾斜板32Bを、垂直断面視L字状とすることもできる。図9に示す傾斜板32Bは、長手方向に延びる板材を短手方向の端部、図においては下端部で折曲して横断面形状をL字状としている。図の傾斜板32Bは、折曲部における折曲角が鈍角となるようにして、折曲した下端部を水平姿勢とし、上部を傾斜姿勢として外枠33に固定している。図に示すルーバー6Cは、L字状に折曲された複数の傾斜板32Bを、互いに平行な姿勢で所定の隙間を設けて配置している。
さらにまた、ルーバー6Cは、図10に示すように、垂直断面視において波形に形成した傾斜板32Cを備えることもできる。図10に示すルーバー6Cは、波形に形成した複数の傾斜板32Cを傾斜姿勢とした状態で、所定の隙間で、互いを平行に配置している。図の傾斜板32Cは、長手方向に延びる板材を短手向においてジグザグ状に交互に折曲して波形としている。ただ、傾斜板は、サイン波状の波形に湾曲させることもできる。
以上のように、遮蔽プレート6のルーバー6Cは、外枠33に固定される複数の傾斜板32を種々の形状として、飛散物の下からの通過を防ぐことができる。車両運搬車が走行する地域や状況によって飛散物の形状は様々である。例えば、砂利道や泥の多い道など、走行する道路に応じたルーバーを使用することで、飛散物の下からの通過を確実に防ぐことができ、種々のルーバーを状況に応じて便利に使用できる。
さらにまた、ルーバー6Cを脱着できるようにセットしている車両運搬車は、堆積物のないシーズン、例えば堆積物である雪の降らないシーズンにおいて、図11の断面図に示すように、ルーバーを板材36に変更して使用できる。板材36は飛散物の通過を皆無にできるので、この車両運搬車は、飛散物による隙間板32の汚れを確実に阻止できる特徴がある。
本発明は、雪国において車両を載せて安全に搬送できる車両運搬車として便利に使用できる。
100…車両運搬車
1…積載床
2…走行路
3…隙間板
4…シャーシーフレーム
5…根太
6…遮蔽プレート
6A…傾斜部
6B…遮蔽プレート本体
6C…ルーバー
6Ca…上段ルーバー
6Cb…下段ルーバー
7…貯留隙間
8…サブ根太
9…排出スリット
10…蓋プレート
11…L金具
11A…水平プレート部
11B…垂直プレート部
12…チャンネル
12A…水平プレート部
12B…垂直プレート部
12C…水平プレート部
15…通過隙間
20…キャビン
21…前輪
22…後輪
23…金属板
30…車両
31…車輪
32、32A、32B、32C…傾斜板
33…外枠
34…貫通穴
35…鍔
36…板材

Claims (11)

  1. 車両を積載する積載床に設けた車両の走行路に、堆積物の落下隙間を設けてなる隙間板を設けてなる車両運搬車であって、
    前記隙間板が、車両のシャーシーフレームに交差して固定してなる根太の上面に固定され、
    前記隙間板の下方に離して、前記隙間板を通過して落下する堆積物を載せる遮蔽プレートを固定しており、
    前記遮蔽プレートは、堆積物を落下させる排出スリットを開口しており、
    さらに、前記排出スリットの開口部の上又は下には、飛散物の通過を阻止する蓋プレートを配置してなることを特徴とする車両運搬車。
  2. 請求項1に記載する車両運搬車であって、
    前記蓋プレートが、前記隙間板を固定してなるL金具の水平プレート部で、前記L金具の垂直プレート部が前記根太と前記シャーシーフレームの何れかに固定されてなることを特徴とする車両運搬車。
  3. 請求項1に記載する車両運搬車であって、
    前記排出スリットが平行姿勢に伸びて開口されて、前記L金具が前記根太に直交して配設され、
    前記根太と前記L金具とが碁盤格子状に配設されて前記隙間板を補強してなることを特徴とする車両運搬車。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載する車両運搬車であって、
    前記隙間板が積載床の長手方向に伸びる形状であることを特徴とする車両運搬車。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載する車両運搬車であって、
    前記隙間板と前記遮蔽プレートが前記シャーシーフレームの両外側に配設されてなることを特徴とする車両運搬車。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載する車両運搬車であって、
    前記遮蔽プレートが、前記排出スリットに向かって下り勾配に傾斜する傾斜部を有することを特徴とする車両運搬車。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載する車両運搬車であって、
    前記隙間板がエキスパンドメタルであることを特徴とする車両運搬車。
  8. 車両を積載する積載床に設けた車両の走行路に、堆積物の落下隙間を設けてなる隙間板を設けてなる車両運搬車であって、
    前記隙間板が、車両のシャーシーフレームに交差して固定してなる根太の上面に固定され、
    前記隙間板の下方に離して、前記隙間板を通過して落下する堆積物を載せる遮蔽プレートを固定しており、
    前記遮蔽プレートが、複数の傾斜板を所定の隙間で互いに平行に配置してなるルーバーを含み、
    前記ルーバーが、車両の走行で発生する飛散物の下から上への通過を防止するようにしてなることを特徴とする車両運搬車。
  9. 請求項8に記載する車両運搬車であって、
    前記遮蔽プレートが、前記ルーバーを脱着自在に連結してなることを特徴とする車両運搬車。
  10. 請求項8又は9に記載する車両運搬車であって、
    前記遮蔽プレートが、上下二段に積層してなる前記ルーバーを備えることを特徴とする車両運搬車。
  11. 請求項10に記載する車両運搬車であって、
    前記二段に積層してなる前記ルーバーの傾斜板が、垂直面内に対して反対方向に傾斜してなることを特徴としる車両運搬車。
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