JPS6181246A - トラクタに備えた移動可能な自動車積載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、セミトレーラ式連結車のトラクタに備えた
積載床を後方へ移動させて、後端部をトレーラの上段荷
台寺前端部に接近する自動車積載床に関する。

従来の技術 長さ１ｍ、幅３０ｃｍ、重量２０ｋｇある鋼板の２枚の
渡板の前部を積載床の従床に固定し、後部をトレーラの
上段荷台の前部に載せ、自動車は渡板上を走行して、ト
レーラとトラクタとの間を移動している。セミトレーラ
式連結車が走行するときは、渡板を取外して、トラクタ
またはトレーラに収納している。

発明が解決しようとする問題点 積載床と上段荷台との間に渡板を架け、自動車を積載床
と」二段荷台との間を移動させており、セミトレーラ式
連結車は、走行時には渡板を取外している。渡板を積載
床と」二段荷台との間に取付けることと、渡板を積載床
と上段荷台から取外すことは、渡板が長さ１ｍ、幅３０
　ｃｍの鋼板で重量２０ｋｇあることと、作業の足場の
悪いことで、作業は危険かつ時間がかかる欠点があった
。この発明は積載床を後方へ動かして、積載床の後端と
トレーラの上段荷台の前端とを自動車が走行可能な間隔
より小さな間隔まで接近させて、自動車が上段荷台から
直接積載床に移動できるようにすることである。

問題を解決するための手段 上床、従床および回動装置以外は主として片側について
説明する。

トラクタのフレーム中部に固着した方形床盤と、左・右
主側桁の前端部および前部をそれぞれ前・後主横桁にて
結合し、前部両側部を走行路にした上床と、伸縮可能な
左支持筒上端を上床の左主側桁の中部下面に、下端を床
盤前部にピン継手で結合し、左支持筒より前方に設けた
油圧シリンダ（１９）の上端を左支持筒中部に、下端を
床盤にピン継手で結合した左前支持部と、上端を左主側
桁の後端部に、下端を床盤後端にピン継手にて結合した
左後支持部と、左・右前従側術前端部および後端部をそ
れぞれ前従横桁および前従横桁より長い中径横桁にて結
合し、前従側桁より幅が広い左・右主側桁後部を中径側
桁に、後端を後従横桁に結合し両側部に走行路を設け、
前端部を後主横桁にピン継手で結合した従床と、従床を
上床に対して所望の角度に維持する、主側桁後部内側に
固着した維持部と、従床後端部下面に横向に設けた油圧
シリンダＨの固定端部を従床の後端右側に結合し、左主
側桁後部に結合したワイヤロープを左後従側桁下面およ
び下面に設けたプリーを介して油圧シリンダ０９）の移
動端部に結合し、右主側桁後部に結合したワイヤローブ
を右主側桁後部および下面に設けたプリーと左後従側桁
下面に設けたプリーを介して油圧シリンダ０つの移動端
部に結合した従床を回す回動装置と、前柱および後柱を
それぞれ床盤前部外側および後部外側に固着し、縦桁を
前・後柱の上端に固着し、支持筒の回動範囲を制限する
前・後阻止板をそれぞれ縦桁前端および中部に設けた外
枠とから構成した自動車積載装置。

作用 従床の後従側桁下面を維持部の最上部のピン入れ孔に挿
入した支持ピンにて支持して、従床を上床に平行にし、
前支持部の支持筒を外枠の横桁前方上面に設けた前阻止
板に圧接した状態から、この発明の自動車積載装置の作
用を説明する。

前支持部の支持筒を回す油圧シリンダ０９）を伸ばすと
、支持筒は下端部を中心にして後方向へ回り、横桁中部
に設けた後阻止板に接触すると同時に油圧シリンダを中
立にする。支持筒、上床、後支持部、床盤とで４節リン
クを構成している。したがって後支持部は下端部を中心
にして前支持部に追随して後方向へ回り、停止する。し
たがって、積戦法は後方へ移動し、槌体後端はトレーラ
の上段荷台前端に、自動車が走行可能な間隔より小さな
間隔をおいて接近する。自動車を上段荷台から積載床へ
走らせ、積載床に固定する。

支持筒を回す油圧シリンダ（１９）を縮めると、支持筒
は前方向へ回り、横桁前部に設けた前阻止板に接触する
と同時に油圧シリンダを中立にする。後支持部は前支持
部に追随して前方向へ回り、停止する。したがって、自
動車を積載しん積載床は前方へ移動した状態になる。

支持筒が前阻止板に接触している状態において上床に平
行な槌体を傾ける場合は、油圧シリンダ０Φを少し縮め
て、槌体の後従側桁下面に接触している支持ピンを維持
部のピン入れ孔から抜き、所望のピン入れ孔に支持ピン
を挿入した後、回動装置の油圧シリンダ０呻を伸ばして
、槌体を下方向へ回し、後従側桁下面がピン入れ孔に挿
入しである支持ピンに乗ると、油圧シリンダを中立にす
る。

したがって、槌体を上床に対して傾いた状態で←固定す
る。

上床に対して傾いた槌体を上床に平行にする場合は、回
動装置の油圧シリンダを縮めて、槌体を上方向へ回し、
槌体を上床に平行にし、油圧シリンダを中立にし、維持
部のピン入れ孔に挿入しである支持ピンを抜き、支持ピ
ンを上端にあるピン入れ孔に挿入し、支持ピンを槌体の
後従側桁下面に接触させ、維持部が槌体を上床に固定す
る。

油圧シリンダ０９）を伸して、前阻止板に接触している
支持筒を後方向へ回す、同時に後支持部も後方向へ回り
、積載床も後方へ移動し、支持筒が後阻止板に接触して
、これ以上回れなくなる。さらに油圧シリンダθ９）を
伸ばすと、支持筒の外角筒は内角筒に沿って上方へ摺動
して、支持筒は長くなる、したがって、積載床は後支持
部上端と主側桁後端部とを結合しているピン継手を回動
軸として後方向へ回る。積載床が後方へ移動することと
、主側桁後端部のピン継手を回動軸として、積載床は上
方向へ回り、運転室と積載床との間隔は大きくなり、テ
ィルトキャブ型運転室を運転室前端下部を中心として、
前方へ回すことができる。

実施例 この発明の構成を図面を参照しながら、トラクタの上床
、槌体および回動装置以外は主として左側について説明
する。

第１図において、トラクタのフレーム（１）の前部に設
けたティルトキャブ型運転室の屋根後方中央部を、最も
下げた槌体（２）の下面から４ｃｍ　離れて切下げであ
る。方形床盤（３）をフレームに運転室後方で溶着して
いる。トラクタ後部に備えたカプラにトレーラを連結し
ている。

積載床（４）の上床（５）は、第１図〜第３図において
、左・右主側桁（６Ｘ７）前端を前主横桁（８）が、前
部を後主横桁（９）が結合し、前・後主横桁中部を左・
右主縦桁（１０）（１１）が結合している。前・後主横
桁、左主側桁および左主縦桁に囲まれた個所ならびに前
・後主横桁、右主側桁および右主縦桁に囲まれた個所に
走行路である網目鋼板を溶着している。

左前支持部０叫よ、第１図において、下部にピンを貫通
した内角筒０→を摺動可能に挿入した外角筒（１５）下
端はこのピンに圧接し、外角筒の上端を上床の左主側桁
（６）中部下面にピン継手で結合し、内角筒０→下端を
床盤前部にピン継手０ηで結合している左支持筒（ホ）
と、上端を外角筒中部前側に、下端を床盤前部にピン継
手で結合している油圧シリンダ０９）とからなる。右前
支持部は左前支持部と左右対称形である。

左後支持部（財）は、角筒形で、上端を左主側桁（６）
後端部にピン継手で結合し、下端を床盤後端にピン継手
Ｑ◇で結合している。右後支持部は左後支持部と左右対
称形である。

積載床の槌体（２）は、第２図および第３図において、
左・右前従側桁Ｈ（ハ）前端を前従横桁（２４１に、後
端を前従横桁より長い中従横桁に）に溶着し、前従側桁
より幅が広い左・右後従側桁０φに）前端を中従横桁（
ハ）に、後端を後従横桁（ハ）に溶着し、左・有径連結
材（２９）ｔａ＊が前・中・後従横桁０→（ハ）（ハ）
に溶着し、前・後従横桁、左前・左後従側桁および左従
連結材に囲まれた個所ならびに前・後従横桁、右前・右
後従側桁および有径連結材に囲まれた個所に走行路であ
る網目鋼板を溶着している。前後方向が長い長方形孔Ｈ
を左・右後従側桁０呻（ハ）中部にそれぞれ設けている
。槌体の前従横桁（ハ）は上床の後主横桁（９）にピン
継手で結合している。

上床と槌体とを所望の角度に維持する維持部０乃は、第
１図および第７図において、槌体下面に接触して槌体を
支持する支持ピン（１３）を挿入するピン入れ孔Ｏ場を
上下方向に多数備えた長方形内・外板（３→００上端お
よび下端をそれぞれ長方形上盤０・および下盤（ロ）に
固着している。外板上端部を主側桁の内側に、外板が主
側桁の前方に対して略７０度になるように固着し、内板
は後従側桁中部−に設けた長方形孔０υを遊貫している
。

槌体を上床に対して回す回動装置（ト）は、第３図およ
び第４図において、槌体を回す油圧シリンダ０９）の固
定端部を槌体の右後従側桁（イ）後部下方に横向にピン
継手で結合し、左主側桁（６）後部内側に端部を固着し
たワイヤロープ（ト）を左後従側桁側面に軸結合したプ
リー６１）と、下面に軸結合したプリーα功を経て、油
圧シリンダ０搬の移動端部に結合している。右主側桁（
７）後部内側に端部を固着したワイヤローブ■を右後従
側桁（ハ）側面に軸結合したブリー（ロ）、右後従側術
後部下面に軸結合したプリー０→および左後従側桁（ハ
）後部下面に軸結合したブリー（４７）とを経て、油圧
シリンダ０９）の移動端部に結合している。

外枠（ロ）は、第１図および第６図において、前柱（４
ツを床盤前端部外側に、後柱６［相］を床盤後部外側に
垂直に固着し、縦桁Ｑ５１）を前・後柱の上部に固着し
、前支持部の支持筒の回動範囲を制限する前・後部１′
） 止板（５ｓ　ｅｓをそれぞれ縦桁０υの前端および中部
に固着している。

自動車積載装置を床盤、上床、槌体、前・後支持部、維
持部、回動装置および外枠とで構成している。

発明の効果 支持筒を回す油圧シリンダ（１９）を伸ばすと、支持筒
は下端部を回動軸として、後方向へ回り、後支持部も下
端部を中心として後方向へ回り、支持筒が後阻止板に当
って止ると同時に油圧シリンダを中立にする。したがっ
て、積載床も後方へ移動し、槌体の後端部が」二段荷台
の前端部に、自動車が走行可能な間隔より小さな間隔を
おいて接近する。

油圧シリンダ（＋９）を縮めると、支持筒は下端部を回
動軸として前方向へ回り、支持筒が前阻止板に当って止
まると同時に油圧シリンダを中立にする。

したがって、積載床も前方へ移動する。油圧シリンダの
操作を間違えたとき、支持筒は前阻止板ま（１３：１ たけ後阻止板に接触しているから、積載床は移動できな
い。したがって、自動車積載装置に未熟練の作業具が操
作しても、操作は油圧シリンダ（１９）および油圧シリ
ンダ０９）を操作するだけであるから迅速かつ安全に操
作できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のトラクタおよびトレーラの側面図、
第２図は積載床の平面図、第３図は回動装置を備えた積
載床の下面図、第４図はトラクタ、トレーラの側面図、
第５図および第６図は前進した積載床の平面図および背
面図、第７図は第４図７−７線切断拡大端面図。 １、・・・フレーム、２・・・槌体、３・・・床盤、４
・・・積載床、５・・・上床、６・・・左主側桁、８・
・・前主横桁、９・・・後主横桁、１２・・・左前支持
部、１３・・・支持ピン、１８・・・左支持筒、１９・
・・油圧シリンダ、２０・・・左後支持部、２２・・・
左前従側桁、２４　　・・・前従横桁、２５・・中従横
桁、２６・・・左後従側桁、２８・・後従横桁、３１・
・・長方形孔、３２　・維持部３３・・・ピン入れ孔、
３８・・・回動装置、３９・　油圧シリンダ、４０・・
・左ワイヤロープ、４４・・・右ワイヤロープ、５１・
・・縦桁、５２・・前阻止板、５３・・・後阻止板 特開昭Ｇｌ−８１２４６（６）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トラクタの運転室後方で、フレーム上に設けた床盤と、
   左・右主側桁の前端に前主横桁を、前部に後主横桁を固
   着し、前端部両側に走行路を設けた積載床の主床と、床
   盤前部に油圧シリンダ（１９）の下端を、伸縮可能な支
   持筒の前側に上端をピン継手で結合し、支持筒の上端を
   主側桁の中部下面に、下端を床盤前部にピン継手で結合
   した前支持部と、上端を主側桁の後端部に、下端を床盤
   後部にピン継手で結合した後支持部と、前従横桁を左・
   右前従側桁の前端に、前従横桁より長い中従横桁を後端
   に固着し、前従側桁より幅が広く、長方形孔を備えた左
   ・右後従側桁の前端に中従横桁を、後端に後従横桁を固
   着し、左右両側部に走行路を設け、前従横桁と後主横桁
   とをピン継手で結合した積載床の従床と、ピン入れ孔を
   多数備えた内・外板の上端および下端をそれぞれ上盤お
   よび下盤に固着し、外板の上端部を主側桁内側に固着し
   、内板を後従側桁に設けた長方形孔を遊貫している維持
   部と、従床後端部下面に横向に設けた油圧シリンダの固
   定端部を一方の後従側桁後部に取付け、端部を一方の主
   側桁後部に固着し、一方の後従側桁側面に設けたプリー
   、下面に設けたプリーおよび他方の後従側桁下面に設け
   たプリーとを経由したワイヤロープと、端部を他方の主
   側桁後部に固着し、他方の後従側桁側面に設けたプリー
   および下面に設けたプリーを経由したワイヤロープとを
   油圧シリンダの移動端部に固着した回動装置と、床盤前
   部に固着した前柱と床盤後部に固着した後柱との上端に
   固着した縦桁の前端に前阻止板を、中部に後阻止板を固
   着した外枠とからなる自動車積載装置。