JP7137529B2 - 棚装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レール装置によってスライド可能な棚を有する棚装置に関する。
棚装置は、前面に係止孔が複数形成された支柱と、係止孔に前方から挿入し下方に向けて移動させることで係止させるフックが配設された左右一対のブラケットと、一対のブラケット上に載置される棚板とを備え、該棚板の上に商品を陳列できるようになっている。また、支柱の上下方向に亘って複数の係止孔が形成されていることから、ブラケットのフックを係止させる位置を適宜選択することができ、任意の高さに棚板を設置できるようになっている。
コンビニエンスストアやスーパーマーケットにおいては、棚板の陳列部に陳列されている古い商品を手前側に出す前出し作業や、陳列部に陳列されている古い商品の後方側に新しい商品を補充する補充作業がある。棚板がレール装置によって手前側へスライド可能になっているスライド棚が配設されている棚装置であると、棚板の後方側にアクセスしやすく、頻繁に行われるこのような作業が簡便となる。
このようなスライド棚が配設されている棚装置の一例として、既存の棚装置にスライドレールを取り付けることによりスライド棚とした棚装置がある。例えば、特許文献1に示されるショーケースのスライド棚装置は、棚板を載置可能な可動側部材と複数の貫通孔が形成された固定側部材からなるスライドレールを備えており、固定側部材に形成された貫通孔にボルト・ナットを挿通させブラケットに対し螺合させ固定させている。
特開平8-66278号公報(第2頁、第2図)
しかしながら、特許文献1の棚装置にあっては、ブラケットに対してスライドレールの固定側部材の前後方向における複数箇所を固定しているため、棚板に下方側から上方側への力が加わると、棚板に固定された可動側部材と一体的に接続されている固定側部材とブラケットを下方側から上方側に引き上げてしまうことから、ブラケットのフックと支柱の係合孔との係合状態が解除されてしまい、棚板や陳列されている商品が落下してしまう虞があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、棚板のスライド時にもブラケットの支柱への取付状態が安定した棚装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の棚装置は、
前面に係止孔を有する支柱と、前記係止孔に上方側から係止可能なフックを有するブラケットと、物品を載置可能な棚板と、前記棚板を前記ブラケットに対してスライド可能に支持させるレール装置と、を備えた棚装置であって、
前記レール装置は、前記棚板を載置可能な可動側部材と、該可動側部材に対して相対移動可能な固定側部材とから少なくとも構成されており、
前記固定側部材と前記ブラケットとは、相対的に上下方向の回動を許容されて係止する係止手段によって係止されており、
前記固定側部材は、前記係止手段よりも手前側に前記ブラケットに前記固定側部材の荷重を支持させる支持部を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、可動側部材に載置されている棚板に下方側から上方側への力が加わっても、ブラケットに対して固定側部材は上下方向への回動を許容されて係止手段により係止されているとともに、固定側部材の支持部がブラケットの前方側で支持されているので、固定側部材が係止手段を起点として上方側へ可動することを許容されることとなり、ブラケットは下方側から上方側への力を受け難いので、ブラケットのフックと支柱の係合孔との係合状態は解除され難い。
前記ブラケットに形成された貫通孔が前記係止手段の一部を構成していることを特徴としている。
この特徴によると、ブラケットに形成された貫通孔に対して固定側部材を係止するので、固定側部材をブラケットに対して回動させることができる。
前記レール装置の外面を切り起こして形成された爪部が前記係止手段の一部を構成していることを特徴としている。
この特徴によると、係止手段としてのブラケットに形成された貫通孔と、レール装置の外面を切り起こして形成された爪部を利用するため、別部材を必要とせず、簡便である。
前記爪部は、前記ブラケットに形成された貫通孔に対して内面側から外面側へ挿通され、折り返されて前記ブラケットの外側面に当接されていることを特徴としている。
この特徴によると、係合状態を確認し易く、取付易い。
前記支持部は、前記ブラケットの内面側から外面側に向けて折り返されて垂下する垂下片を有しており、前記垂下片が前記ブラケットの上面と外面にそれぞれ沿って延出されていることを特徴としている。
この特徴によれば、垂下片がブラケットの上面と外面にそれぞれ沿うことで固定側部材の左右方向の移動が規制されるため、固定側部材のブラケットからの脱落を防止させるようになっている。
前記支持部は、前記ブラケットの上縁に形成された切欠き部に載置されることを特徴としている。
この特徴によれば、支持部が切欠き部によって前後方向の移動が規制されるため、固定側部材のブラケットからの脱落を防止させるようになっている。
前記固定側部材は、前記一対のレール装置を連結する連結杆を有しており、前記可動側部材には、前記連結杆に形成されている溝部に係合させることで前記固定側部材と前記可動側部材との相対移動を規制させる係合片が配設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、連結杆に形成されている溝部に係合片を係合させることで、棚板の不意の滑り出しを防止させることができる。
本発明の実施例における棚装置の構造を示す斜視図である。 棚部の構成を示す分解斜視図である。 (a)は可動側部材を棚装置における内方側から見た斜視図であり、(b)は可動側部材を棚装置における外方側から見た斜視図である。 (a)は固定側部材を棚装置における内方側から見た斜視図であり、(b)は固定側部材を棚装置における外方側から見た斜視図である。 (a)は、連結杆の上面図であり、(b)は、連結杆の断面図である。 (a)は、固定側部材とブラケットを係止手段により係止させた状態を示し、(b)は、ブラケットに形成されている切欠き部に固定側部材の支持部を支持させた状態を示す。 (a)は、連結杆に係合片を接近させる態様を示し、(b)は、連結杆に形成されている溝部に係合片の係合部を嵌入させる態様を示す。 (a)は、連結杆をクランク片に固定させ、溝部に係合部を嵌入させた態様を示し、(b)は、連結杆の前後を反転させてクランク片に固定させ、溝部に係合部を嵌入させた態様を示す。
本発明に係る棚装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る棚装置につき、図1から図8を参照して説明する。以下、棚装置の棚部側を正面側とし、正面側からみて左右側を棚装置の左右として説明する。
本実施例の棚装置1は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等で商品を陳列する商品陳列棚である。尚、棚装置1は、商品陳列棚に限られず、倉庫などで物品を収納する物品収納棚として利用してもよい。
図1に示されるように、左右に離間する一対の支柱2,2と、支柱2,2の上端部と下端部との対向面同士を連結している横連結杆3,3と、支柱2,2と横連結杆3,3とで構成された矩形状の枠内に固定される背面パネル4と、支柱2,2の前面に支持された上下複数段の棚部5,5,…と、から主に構成されており、各棚部5の上面には物品が陳列可能となっている。支柱2,2は、脚部6,6を有して自立可能となっているとともに、前面には、上下方向に左右2列に並ぶ多数の係合孔2a,2a,…が設けられている。尚、後に詳述するが、棚部5を構成する棚板51は、同じく棚部5を構成するブラケット52上を前後にスライド移動可能となっている。
図2に示されるように、棚部5は、支柱2,2の前面に取付けられる左右一対のブラケット52,52と、ブラケット52,52にそれぞれ取り付けられるレール装置7,7と、レール装置7,7の上部に載置される棚板51と、から主に構成されている。
次に、ブラケット52の構造を図2に基づいて説明する。尚、ここでは、右側のブラケット52を説明し、略同一形状である左側のブラケット52の説明を省略する。
図2に示されるように、ブラケット52は、金属製の板状部材から構成され、前後方向に延びる板状の本体部52aと、本体部52aの後端側かつ上方側に形成されている貫通孔52bと、本体部52aにおける上端の前方側に形成されている切欠き部52cと、本体部52aの後端に設けられる下向き鉤状のフック52d,52d,…と、から主に構成されている。
次に、レール装置7,7の構造を図2,3に基づいて説明する。尚、ここでは、紙面右側のレール装置7を説明し、略同一形状である左側のレール装置7の説明を省略する。
図2に示されるように、レール装置7は、金属製の板状部材を折り曲げ加工及び溶接加工により成形されており、主に可動レール8(可動側部材)と、固定レール9(固定側部材)と、連結杆10と、から構成されている。また、レール装置7,7は、連結杆10と係合可能な係合片11,11を備えている。
図3(a),(b)を用いて可動レール8を詳しく説明する。図3(a),(b)に示されるように可動レール8は、前後方向に延出され断面視略コ字状の基体80と、基体80の上面板80aにおける前後方向両端部及び略中央部から上方へ延出され水平に折り曲げられた棚板支持片81a,81b,81cと、基体80の開口部80b内に配設されるストッパー82と、ストッパー82の外方側端部に形成されている貫通孔82aに挿通されナット83aによって固定される回転可能なローラ83と、から主に構成されている。
可動レール8の開口部80b内には、後述する固定レール9の備えるローラ92が前後移動可能に接続されるようになっており、可動レール8の内側から上方に延びる内側片80cと外側板80dがローラ92の左右方向の移動を規制するようになっている。また、可動レール8は、開口部80b内にローラ92を接続させた後、外側板80dに形成されている孔部80eに抜け止め部材80fを取付け、該抜け止め部材80fとストッパー82とで、開口部80b内におけるローラ92の前後方向の位置規制をするとともに脱落を防止させるようになっている。
また、棚板支持片81cの鉛直面には切欠かれて形成された爪Tと、棚板支持片81cと基体80の上面板80aの境目には前後方向に延びるスリットSが形成されている。スリットSに係合片11の取付部11aを挿入させた後、取付部11aを挿入させた方向に爪Tを起こすことで、スリットSを起点として係合片11の上面板80aから上方への揺動を可能としつつ、係合片11の可動レール8からの脱落を防止することができるようになっている。
図4(a),(b)を用いて固定レール9を詳しく説明する。図4(a),(b)に示されるように固定レール9は、前後方向に延出され断面視略コ字状の基体90と、基体90の上面板90aにおける略端部に溶着され基体90を上方から跨ぐように配設される断面視略コ字状の支持片91と、支持片91の内側板91bに形成されている貫通孔91dに挿通されナット92aによって固定される回転可能なローラ92と、基体90から一体的に延びる底片90eがクランク状に内側に向けて延出されたクランク片93と、基体90の外側板90bを切欠いて、上面視略L字状に棚装置1における後方側へ向けて立ち上げた爪部94と、から主に構成されている。
支持片91は、基体90の外側板90b側に垂下する支持部91aが配設されており、支持部91aは外側板90bと離間し略平行に配設されている。
基体90に形成されている開口部90dには、可動レール8のローラ83が前後移動可能に接続されるようになっており、固定レール9の内側から上方、下方に延びる内側片90c,90cと外側板90bとが、ローラ83の左右方向の移動を規制するようになっている。
クランク片93には、貫通孔93a,93aが形成されており、ボルト・ナット等を用いて後述する連結杆10が取り付け可能になっている。
図5(a),(b)を用いて連結杆10を詳しく説明する。連結杆10は、薄い鋼材を折り曲げ加工して成形されており、断面視略コ字状を成している。連結杆10は、底面板10cと側壁板10d,10dにより構成され、底面板10cには、左右端部近傍かつ連結杆10の前後方向における中心位置よりもどちらか一方側に偏って孔部10a,10aと、孔部10b,10bがそれぞれ形成されている。また、側壁板10d,10dは、底面板10cから鋭角(例えば45度)にそれぞれ折り曲げられている。
後述するが、クランク片93に接続させる連結杆10の前後方向を入れ替えて係止させることにより、固定レール9と可動レール8との相対位置を調整できるようにおり、可動レール8に載置される棚板51の前後方向の係止位置を変更できるようになっている。
図6(a),(b)を用いてブラケット52にレール装置7を取り付ける態様を説明する。図6(a)に示されるように、まず、先述した可動レール8と、固定レール9とを、互いに相対移動可能に接続させる。次に、可動レール8の備える棚板支持片81a,81b,81cに、棚板51を載置させる。棚板51の底面部には、棚板支持片81a,81b,81cに係合可能な図示しない係合部が形成されており、係合させることにより棚板51は可動レール8に固定されるようになっている。
次に、固定レール9が備える爪部94を、ブラケット52に形成されている貫通孔52bに挿通させる。このとき、相対的に爪部94を貫通孔52b内における後方側(フック52d側)まで移動させ係合させることにより、貫通孔52bの周縁に沿って爪部94が回動可能になっている。
図6(b)に示されるように、ブラケット52の貫通孔52bから切欠き部52cまでの長さL1と、固定レール9の爪部84から支持部91aまでの長さL2は、略同寸(L1=L2)となっていることから、先述した図6(a)の係合状態から図6(b)に示されるように、レール装置7を下方へ回動させることで、固定レール9が備える支持片91が、ブラケット52の切欠き部52cに嵌入するようになっている。尚、支持片91と切欠き部52cの嵌入状態は緩嵌状態となっている。
支持片91の上面板91cをブラケット52の切欠き部52cに上方から嵌入させることで、固定レール9はブラケット52に支持されるようになっている。また、固定レール9は前方で基体90の外側板90bと、固定レール9が備える支持部91aとによってブラケット52を挟持するとともに、後方で爪部94と貫通孔52bとで係合されることから、固定レール9はブラケット52に対して左右方向の移動が規制されるようになっている。
図7(a),(b)及び、図8(a),(b)を用いて連結杆10に係合片11を係止させる態様を説明する。尚、係合片11は、棚部5におけるレール装置7,7にそれぞれ取り付けられているが、同一形状のため一方のみ説明する。図7(a)に示されるように、まず、可動レール8を後方にスライドさせ係合片11を、固定レール9に取り付けられた連結杆10に接近させる。
係合片11の係合部11bは、連結杆10の底面板10cと、側壁板10d,10dから形成される溝部Aの間口よりも幅狭となっている。係合片11は、スリットS(図3参照)を起点として図7(b)に示されるように上方への揺動が可能となっている。尚、係合部11bと連結杆10の溝部Aとの嵌入状態は、緩嵌状態となっている。
図8(a),(b)を用いて、係合片11の備える係合部11bと、連結杆10の係合位置を変更させることで、棚板51の突出代を調整する態様を説明する。
図8(a)は、連結杆10の孔部10a,10aと、孔部10b,10bを棚装置1の手前側に位置するようにクランク片93に取り付けた態様を示している。連結杆10の孔部10a,10aと、孔部10b,10bは、連結杆10の前後方向における中心位置よりも一端側に偏って形成されているので、クランク片93に対して連結杆10が、棚装置1の後方寄りに係合片11の係合部11bによって係止されることから、棚板51が後方寄りの位置で固定されることとなる。
図8(b)は、図8(a)に示した連結杆10の取り付け態様から、連結杆10の前後を反転させてクランク片93に取り付けた態様を示している。連結杆10の孔部10a,10aと、孔部10b,10bは、連結杆10の前後方向における中心位置より一端側に偏って形成されているので、クランク片93に対して連結杆10が、棚装置1の手前側に係合片11の係合部11bによって係止されることから、棚板51が先述した図8(a)の位置よりも手前側の位置で固定されることとなる。
このように、前面に係合孔2a,…を有する支柱2と、係合孔2a,…に上方側から係止可能なフック52dを有するブラケット52と、物品を載置可能な棚板51と、棚板51をブラケット52に対してスライド可能に支持させるレール装置7と、を備えた棚装置1であって、レール装置7は、棚板51を載置可能な可動レール8と、該可動レール8に対して相対移動可能な固定レール9とから少なくとも構成されており、固定レール9とブラケット52とは、互いに上下方向の回動を許容されて係止する係止手段としての貫通孔52bと、爪部94とによって係止されており、固定レール9は、係止手段よりも手前側でブラケット52に固定レール9の荷重を支持させる支持部91aを有していることから、可動レール8に載置されている棚板51に下方側から上方側への力が加わっても、ブラケット52に対して固定レール9は上下方向への回動を許容されて係止手段としての貫通孔52bと、爪部94とによって係止されているとともに、固定レール9の支持部91aがブラケット52の前方側で支持されているので、固定レール9が係止手段を起点として上方側へ可動することを許容されることとなり、ブラケット52は下方側から上方側への力を受け難いので、ブラケット52のフック52dと支柱2の係合孔2aとの係合状態を解除させ難い。
また、ブラケット52に形成された貫通孔52bが係止手段の一部を構成していることから、ブラケット52に形成された貫通孔52bに対して固定レール9を係止するので、固定レール9をブラケット52に対して回動させることができる。
また、レール装置7の外面を切り起こして形成された爪部94が一部を構成していることから、ブラケット52に形成された貫通孔52bと、レール装置7の外面を切り起こして形成された爪部94を利用するため、別部材を必要とせず、簡便である。
また、爪部94は、ブラケット52に形成された貫通孔52bに対して内面側から外面側へ挿通され、折り返されてブラケット52の外側面に当接されることから、係合状態を確認し易く、取付易い。
また、支持部91aは、ブラケット52の内面側から外面側に向けて折り返されて垂下する支持片91を有しており、支持片91がブラケット52の上面と外面にそれぞれ沿って延出されていることから、支持片91がブラケット52の上面と外面にそれぞれ沿うことで左右方向の移動が規制されるため、固定レール9の脱落を防止させるようになっている。
また、支持部91aは、ブラケット52の上縁に形成された切欠き部52cに載置されることから、支持部91aが切欠き部52cによって前後方向の移動が規制されるため、固定レール9の脱落を防止させるようになっている。
また、固定レール9には、一対のレール装置7,7を連結させる連結杆10が配設されており、可動レール8には、連結杆10に形成されている溝部Aに係合させることで固定レール9と可動レール8との相対移動を規制させる係合片11が配設されていることから、連結杆10に形成されている溝部Aに係合片11を係合させることで、棚板51の不意の滑り出しを防止させることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、係止手段を貫通孔52bと爪部94とによる係合によって、ブラケット52に対して固定レール9が上下方向への回動を許容されるようになっていたが、この限りではなく、ブラケット52に対して固定レール9が上下方向への回動を許容されれば、ボルト・ナットによる螺合や、一対のフックによる係合としてもよい。
例えば、前記実施例では、固定レール9の支持片91が備える板状の支持部91aをブラケット52の溝部Aに支持させていたが、この限りではなく、固定レール9から突出させた棒状の支持部をブラケットに支持させてもよい。
また、ブラケット52の溝部Aは、固定レール9の支持片91が備える支持部91aが緩嵌合する形状と説明したがこの限りではなく、支持部91aがブラケット52に支持させることができれば溝部Aの形状は問わず、溝部自体を設けなくともよい。
1 棚装置
2 支柱
3 横連結杆
4 背面パネル
5 棚部
6 脚部
7 レール装置
8 可動レール(可動側部材)
9 固定レール(固定側部材)
10 連結杆
11 係合片
11b 係合部
51 棚板
52 ブラケット
52a 垂直部
52b 貫通孔(係止手段)
52c 切欠き部
52d フック
84 爪部
91 垂下片
91a 支持部
93 クランク片
94 爪部(係止手段)
A 溝部

Claims (7)

  1. 前面に係止孔を有する支柱と、前記係止孔に上方側から係止可能なフックを有するブラケットと、物品を載置可能な棚板と、前記棚板を前記ブラケットに対してスライド可能に支持させるレール装置と、を備えた棚装置であって、
    前記レール装置は、前記棚板を載置可能な可動側部材と、該可動側部材に対して相対移動可能な固定側部材とから少なくとも構成されており、
    前記固定側部材と前記ブラケットとは、相対的に上下方向の回動を許容されて係止する係止手段によって係止されており、
    前記固定側部材は、前記係止手段よりも手前側に前記ブラケットに前記固定側部材の荷重を支持させる支持部を有していることを特徴とする棚装置。
  2. 前記ブラケットに形成された貫通孔が前記係止手段の一部を構成していることを特徴とする請求項1に記載の棚装置。
  3. 前記レール装置の外面を切り起こして形成された爪部が前記係止手段の一部を構成していることを特徴とする請求項1または2に記載の棚装置。
  4. 前記爪部は、前記ブラケットに形成された貫通孔に対して内面側から外面側へ挿通され、折り返されて前記ブラケットの外側面に当接されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の棚装置。
  5. 前記支持部は、前記ブラケットの内面側から外面側に向けて折り返されて垂下する垂下片を有しており、前記垂下片が前記ブラケットの上面と外面にそれぞれ沿って延出されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の棚装置。
  6. 前記支持部は、前記ブラケットの上縁に形成された切欠き部に載置されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の棚装置。
  7. 前記固定側部材は、前記一対のレール装置を連結する連結杆を有しており、前記可動側部材には、前記連結杆に形成されている溝部に係合させることで前記固定側部材と前記可動側部材との相対移動を規制させる係合片が配設されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の棚装置。
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