JP7136756B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

この発明は駆動装置に関し、特に、交流電動機を駆動させる駆動装置に関する。
たとえば特開2009-284719号公報(特許文献1)には、交流電動機を駆動させる駆動装置が開示されている。この駆動装置は、交流電動機の回転数を検出する回転数検出器と、回転数検出器によって検出される回転数を取り込み、取り込んだ回転数と所定のしきい値回転数とを比較し、その回転数が所定のしきい値回転数よりも小さい場合には、第1のキャリア周波数の三角波信号を生成し、その回転数が所定のしきい値回転数よりも大きい場合には、第1のキャリア周波数と異なる第2のキャリア周波数の三角波信号を生成する三角波発生部と、正弦波信号と三角波信号とを比較してゲート信号を生成するゲート信号発生部と、ゲート信号によって駆動され、直流電圧を交流電圧に変換して交流電動機に供給するインバータとを備える。
特開2009-284719号公報
しかし、特許文献1では、回転検出器によって検出される回転数を取り込み、その回転数に基づいて三角波信号のキャリア周波数を切り換えるので、キャリア周波数の切り換えが遅延するという問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、キャリア周波数を迅速に切り換えることが可能な駆動装置を提供することである。
この発明に係る駆動装置は、交流電動機を駆動させる駆動装置であって、励磁周波数を指令する周波数指令部と、周波数指令部によって指令される励磁周波数に応じた周波数の正弦波信号を生成する正弦波発生部と、周波数指令部によって指令される励磁周波数と第1のしきい値周波数との高低を比較し、その励磁周波数が第1のしきい値周波数よりも低い場合には第1のキャリア周波数を有する三角波信号を生成し、その励磁周波数が第1のしきい値周波数よりも高い場合には第1のキャリア周波数と異なる第2のキャリア周波数を有する三角波信号を生成する三角波発生部と、正弦波信号と三角波信号の高低を比較し、その比較結果に基づいてゲート信号を生成するゲート信号発生部と、ゲート信号によって駆動され、直流電圧を交流電圧に変換して交流電動機に供給するインバータとを備えたものである。
この発明に係る駆動装置では、周波数指令部によって指令される励磁周波数に基づいてキャリア周波数を設定するので、キャリア周波数を迅速に切り換えることができる。
この発明の一実施の形態による駆動装置の構成を示す回路ブロック図である。 図1に示すインバータの構成を示す回路ブロック図である。 図1に示す制御装置のうちのインバータの制御に関連する部分の構成を示すブロック図である。 図3に示すPWM制御部の要部を示すブロック図である。 図4に示す周波数指令部の構成を示す回路ブロック図である。 図5に示す周波数指令部の動作を示す図である。 図5に示す周波数指令部の動作を示すタイムチャートである。 図5に示す周波数指令部の動作を示す他のタイムチャートである。 図4に示す電圧指令値、三角波信号、およびゲート信号の波形を示すタイムチャートである。 実施の形態の効果を説明するための図である。
図1は、この発明の一実施の形態による駆動装置1の構成を示す回路ブロック図である。図1において、この駆動装置1は、コンバータ2、直流正母線L1、直流負母線L2、コンデンサ3、インバータ4、電流検出器5、回転速度検出器6、制御装置7、および操作部8を含む。
コンバータ2は、制御装置7によって制御され、商用交流電源11から供給される三相交流電圧を直流電圧VDC(V)に変換する。コンバータ2によって生成された直流電圧VDCは、直流正母線L1および直流負母線L2を介してインバータ4に供給される。コンデンサ3は、母線L1,L2間に接続され、母線L1,L2間の直流電圧VDCを平滑化する。直流電圧VDCは、制御装置7によって検出される。
インバータ4は、制御装置7によってPWM(Pulse Width Modulation)制御され、コンバータ2から母線L1,L2を介して供給される直流電圧VDCを励磁周波数Fe(Hz)の三相交流電圧に変換する。励磁周波数Feは、制御装置7によって制御される。インバータ4によって生成された三相交流電圧は、誘導電動機12の三相巻線に供給される。
誘導電動機12は、三相交流電圧を受けて回転磁界を生成する三相巻線と、回転磁界によって回転駆動されるローターとを含む。ローターには、回転軸12aが設けられている。インバータ4から三相巻線に三相交流電圧が供給されると、回転軸12aは励磁周波数Feに応じた回転速度で回転駆動される。
誘導電動機12の回転軸12aは、負荷13に結合される。負荷13は、たとえば、可変速揚水発電システムに含まれるポンプ水車である。このシステムでは、消費電力が小さな夜間には、余剰電力によって誘導電動機12を駆動させて下側池の水を上側池に汲み上げる。また、消費電力が大きな昼間には、上側池から下側池に放水し、水力によって誘導電動機12を発電機として動作させて交流電力を発生し、発生した交流電力を商用交流電源11(電力系統)に供給する。
電流検出器5は、インバータ4から誘導電動機12に流れる交流電流を検出し、検出値Id(A)を示す信号を制御装置7に与える。回転速度検出器6は、誘導電動機12のローター(すなわち回転軸12a)の回転速度を検出し、その検出値Rd(rpm)を示す信号を制御装置7に与える。
制御装置7は、直流電圧VDCが所定の目標電圧になるようにコンバータ2を制御する。また、制御装置7は、直流電圧VDC、電流検出器5の出力信号(すなわち電流検出値Id)、回転速度検出器6の出力信号(すなわち回転速度検出値Rd)などに基づいて、インバータ4をPWM制御し、誘導電動機12を回転駆動させる。
操作部8は、複数のボタン、複数のスイッチ、表示画面などを含む。駆動装置1の使用者は、操作部8を操作することによって、制御装置7で使用される種々の数値(しきい値周波数Ft1,Ft2、キャリア周波数Fc1,Fc2など)を所望の値に設定することが可能となっている。
図2は、インバータ4の構成を示す回路ブロック図である。図2において、インバータ4は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)Q1~Q6およびダイオードD1~D6を含む。IGBTは、スイッチング素子の一実施例を構成する。IGBTQ1~Q3のコレクタはともに直流正母線L1に接続され、それらのエミッタはそれぞれ出力ノード4a,4b,4cに接続される。IGBTQ4~Q6のコレクタはそれぞれ出力ノード4a,4b,4cに接続され、それらのエミッタはともに直流負母線L2に接続される。ダイオードD1~D6は、それぞれIGBTQ1~Q6に逆並列に接続される。
IGBTQ1,Q4はそれぞれゲート信号Au,Buによって制御され、IGBTQ2,Q5はそれぞれゲート信号Av,Bvによって制御され、IGBTQ3,Q6はそれぞれゲート信号Aw,Bwによって制御される。ゲート信号Bu,Bv,Bwは、それぞれゲート信号Au,Av,Awの反転信号である。
IGBTQ1~Q3は、それぞれゲート信号Au,Av,Awが「H」レベルにされた場合にオンし、それぞれゲート信号Au,Av,Awが「L」レベルにされた場合にオフする。IGBTQ4~Q6は、それぞれゲート信号Bu,Bv,Bwが「H」レベルにされた場合にオンし、それぞれゲート信号Bu,Bv,Bwが「L」レベルにされた場合にオフする。
ゲート信号Au,Bu,Av,Bv,Aw,Bwの各々は、パルス信号列であり、PWM信号である。ゲート信号Au,Buの位相とゲート信号Av,Bvの位相とゲート信号Aw,Bwの位相とは120度ずつずれている。ゲート信号Au,Bu,Av,Bv,Aw,Bwの生成方法については後述する。
たとえば、IGBTQ1,Q5がオンすると、直流正母線L1がIGBTQ1を介して出力ノード4aに接続されるとともに、出力ノード4bがIGBTQ5を介して直流負母線L2に接続され、出力ノード4a,4b間に正電圧が出力される。
また、IGBTQ2,Q4がオンすると、直流正母線L1がIGBTQ2を介して出力ノード4bに接続されるとともに、出力ノード4aがIGBTQ4を介して直流負母線L2に接続され、出力ノード4a,4b間に負電圧が出力される。
ゲート信号Au,Bu,Av,Bv,Aw,BwによってIGBTQ1~Q6の各々を所定のタイミングでオンおよびオフさせるとともに、IGBTQ1~Q6の各々のオン時間を調整することにより、直流ラインL1,L2間の直流電圧VDCを所望の実効電圧および所望の周波数を有する三相交流電圧に変換することが可能となっている。インバータ4の出力ノード4a~4cから出力される三相交流電圧は、誘導電動機12の三相巻線に供給され、回転磁界を発生する。
図3は、制御装置7のうちのインバータ4の制御に関連する部分の構成を示すブロック図である。図3において、制御装置7は、回転速度指令部21、周波数指令部22、電流指令部23、電流制御部24、しきい値設定部25、およびPWM制御部26を含む。
回転速度指令部21は、誘導電動機12の回転軸12aの回転速度を指令するための回転速度指令値Rcを出力する。駆動装置1の使用者は、操作部8を操作することにより、回転速度指令値Rcを所望の値に設定し、所望のパターンで変化させることが可能となっている。
周波数指令部22は、回転速度検出器6の出力信号によって示される回転速度検出値Rdが回転速度指令部21からの回転速度指令値Rcになるように、励磁周波数Feを指令する。励磁周波数Feが増大すると、インバータ4から出力される三相交流電圧の周波数が増大し、誘導電動機12の回転軸12aの回転速度が増大する。
回転速度検出値Rdが回転速度指令値Rcよりも小さい場合には、周波数指令部22は、回転速度検出値Rdが増大して回転速度指令値Rcになるように、励磁周波数Feを徐々に増大させる。逆に、回転速度検出値Rdが回転速度指令値Rcよりも大きい場合には、周波数指令部22は、回転速度検出値Rdが減少して回転速度指令値Rcになるように、励磁周波数Feを徐々に減少させる。
電流指令部23は、回転速度指令部21からの回転速度指令値Rcと回転速度検出器6の出力信号によって示される回転速度検出値Rdとの差ΔR=Rc-Rdに応じた値の電流指令値Icを生成する。
電流制御部24(正弦波発生部)は、正弦波状に変化する電圧指令値Vc(正弦波信号)を生成する。電流制御部24は、電流検出器5の出力信号によって示される電流検出値Idが電流指令部23からの電流指令値Icになるように、電圧指令値Vcの振幅を制御する。
しきい値設定部25は、操作部8からの信号に従って、PWM制御部26で使用される第1のしきい値周波数Ft1(Hz)および第2のしきい値周波数Ft2(Hz)の各々を設定する。第1のしきい値周波数Ft1は、第2のしきい値周波数Ft2よりも高い(Ft1>Ft2)。誘導電動機12における共振現象が発生すると、誘導電動機12の回転軸12aなどが振動し、騒音が発生する、または機器が破損する可能性がある。
駆動装置1の使用者は、操作部8を操作することにより、しきい値周波数Ft1,Ft2の各々を所望の値に設定することが可能となっている。しきい値周波数Ft1,Ft2の各々を適切な値に設定することにより、誘導電動機12において共振現象が発生することを防止し、振動を小さく抑制することが可能となっている。この理由については、後述する。
PWM制御部26は、周波数指令部22によって指令された励磁周波数Feと、電流制御部24からの電圧指令値Vcと、しきい値設定部25からのしきい値周波数Ft1,Ft2とに基づいて、インバータ4を駆動させるゲート信号Au,Bu,Av,Bv,Aw,Bwを生成する。
図4は、PWM制御部26の要部を示す回路ブロック図である。図4において、PWM制御部26は、周波数指令部31、発振器32、三角波発生器33、比較器34、バッファ35、およびインバータ36を含む。
周波数指令部31は、周波数指令部22(図3)によって指令される励磁周波数Feと、しきい値設定部25によって生成されたしきい値周波数Ft1,Ft2との高低を比較し、比較結果に基づいてキャリア周波数Fcを指令する。キャリア周波数Fcは、第1のキャリア周波数Fc1(Hz)および第2のキャリア周波数Fc2(Hz)のうちのいずれか一方とされる。第1のキャリア周波数Fc1は、第2のキャリア周波数Fc2よりも低い。
図5は、周波数指令部31の構成を示す回路ブロック図である。図5において、周波数指令部31は、比較器41,42、フリップフロップ43、変化量設定部44、スイッチ45、周波数設定部46、および加算器47を含む。
比較器41は、励磁周波数Feと第1のしきい値周波数Ft1との高低を比較し、比較結果を示す信号φ41を出力する。励磁周波数Feが第1のしきい値周波数Ft1以下である場合には(Fe≦Ft1)、信号φ41は「L」レベルにされる。励磁周波数Feが第1のしきい値周波数Ft1よりも大きい場合には(Fe>Ft1)、信号φ41は「H」レベルにされる。
比較器42は、励磁周波数Feと第2のしきい値周波数Ft2との高低を比較し、比較結果を示す信号φ42を出力する。励磁周波数Feが第2のしきい値周波数Ft2以下である場合には(Fe≦Ft2)、信号φ42は「H」レベルにされる。励磁周波数Feが第2のしきい値周波数Ft2よりも大きい場合には(Fe>Ft2)、信号φ42は「L」レベルにされる。第2のしきい値周波数Ft2は、第1のしきい値周波数Ft1よりも低い。
フリップフロップ43は、比較器41の出力信号φ41を受けるセット端子Sと、比較器42の出力信号φ42を受けるリセット端子Rと、信号φ43を出力する出力端子Dとを有する。信号φ41が「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられると、フリップフロップ43がセットされて信号φ43は「H」レベルにされる。信号φ42が「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられると、フリップフロップ43がリセットされて信号φ43は「L」レベルにされる。
変化量設定部44は、操作部8からの信号に従い、キャリア周波数変化量ΔFc(Hz)を設定する。キャリア周波数変化量ΔFcは、第2のキャリア周波数Fc2と第1のキャリア周波数Fc1との差である(ΔFc=Fc2-Fc1)。駆動装置1の使用者は、操作部8を操作することにより、キャリア周波数変化量ΔFcを所望の値に設定することが可能となっている。
スイッチ45は、切換端子45a,45bおよび共通端子45cを含む。切換端子45aは、キャリア周波数変化量ΔFc(たとえば50Hz)を示す信号を受ける。切換端子45bは、0Hzを示す信号を受ける。
スイッチ45は、フリップフロップ43の出力信号φ43によって制御される。信号φ43が「H」レベルである場合には、端子45a,45c間が導通し、キャリア周波数変化量ΔFcを示す信号がスイッチ45を介して加算器47に与えられる。信号φ43が「L」レベルである場合には、端子45b,45c間が導通し、0Hzを示す信号がスイッチ45を介して加算器47に与えられる。
周波数設定部46は、操作部8からの信号に従い、参照周波数Fcrを設定する。駆動装置1の使用者は、操作部8を操作することにより、参照周波数Fcrを所望の値に設定することが可能となっている。したがって、駆動装置1の使用者は、操作部8を操作することにより、第1のキャリア周波数Fc1=Fcrおよび第2のキャリア周波数Fc2=Fcr+ΔFcの各々を所望の値に設定することが可能となっている。
加算器47は、スイッチ45の共通端子45cからの信号によって示される周波数(ΔFcまたは0Hz)と、参照周波数Fcr(たとえば300Hz)とを加算し、キャリア周波数Fcを出力する。フリップフロップ43の出力信号φ43が「L」レベルである場合には、キャリア周波数Fcは第1のキャリア周波数Fc1=Fcrとなる。信号φ43が「H」レベルである場合には、キャリア周波数Fcは第2のキャリア周波数Fc2=Fcr+ΔFcとなる。キャリア周波数Fc1,Fc2の各々は、励磁周波数Feよりも十分に高い周波数に設定されている。
図6は、図5に示した周波数指令部31の動作を示す図である。図6において、(A)は信号φ41を示し、(B)は信号φ42を示し、(C)は信号φ43を示し、(D)はキャリア周波数Fcを示している。図6の横軸は、励磁周波数Feを示している。
図6において、励磁周波数Feが第2のしきい値周波数Ft2よりも低い場合には(Fe<Ft2)、比較器41の出力信号φ41が「L」レベルにされ、比較器42の出力信号φ42が「H」レベルにされ、フリップフロップ43はリセットされて信号φ43は「L」レベルにされている。信号φ43が「L」レベルであるので、スイッチ45の端子45b,45c間が導通し、キャリア周波数Fcは第1のキャリア周波数Fc1=Fcrとなる。
励磁周波数Feが徐々に増大され、励磁周波数Feが第2のしきい値周波数Ft2を超えると(Ft2<Fe)、比較器42の出力信号φ42が「H」レベルから「L」レベルに立ち下げられる。このとき、比較器42の出力信号φ41,φ42がともに「L」レベルとなり、フリップフロップ43はリセット状態に維持され、信号φ43は「L」レベルに維持され、キャリア周波数Fcは第1のキャリア周波数Fc1=Fcrに維持される。
励磁周波数Feがさらに増大され、励磁周波数Feが第1のしきい値周波数Ft1を超えると(Ft1<Fe)、比較器41の出力信号φ41が「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられる。これにより、フリップフロップ43がセットされて信号φ43が「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられる。信号φ43が「H」レベルにされると、スイッチ45の端子45a,45c間が導通し、キャリア周波数Fcは第2のキャリア周波数Fc2=Fcr+ΔFcとなる。
また、励磁周波数Feが第1のしきい値周波数Ft1よりも高い状態から徐々に減少され、励磁周波数Feが第1のしきい値周波数Ft1以下にされると(Fe≦Ft1)、比較器41の出力信号φ41が「H」レベルから「L」レベルに立ち下げられる。このとき、比較器42の出力信号φ41,φ42がともに「L」レベルとなり、フリップフロップ43はセット状態に維持され、信号φ43は「H」レベルに維持され、キャリア周波数Fcは第2のキャリア周波数Fc2=Fcr+ΔFcに維持される。
励磁周波数Feがさらに減少され、励磁周波数Feが第2のしきい値周波数Ft2以下にされると(Fe≦Ft2)、比較器42の出力信号φ42が「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられ、フリップフロップ43がリセットされて信号φ43が「H」レベルから「L」レベルに立ち下げられる。信号φ43が「L」レベルにされると、スイッチ45の端子45b,45c間が導通し、キャリア周波数Fcは第1のキャリア周波数Fc1=Fcrとなる。
図6から分かるように、周波数指令部31は、励磁周波数Feの変化に対してヒステリシス特性を有する。これにより、励磁周波数Feがしきい値周波数Ft2(あるいはFt1)付近で頻繁に増減した場合に、キャリア周波数Fcが頻繁に切り換えられることを防止することが可能となっている。
図7は、図5に示した周波数指令部31の動作を示すタイムチャートである。図7では、誘導電動機12の加速運転時における励磁周波数Feとキャリア周波数Fcとの関係が示されている。ある時刻t0において、励磁周波数Feは第2のしきい値周波数Ft2よりも低く、キャリア周波数Fcは第1のキャリア周波数Fc1に設定されている。
回転速度指令部21(図3)によって回転速度指令値Rcが増大され、誘導電動機12の加速運転が指令されると、周波数指令部22(図3)によって励磁周波数Feが徐々に増大される。時刻t1において、励磁周波数Feが第2のしきい値周波数Ft2を超えても、キャリア周波数Fcは第1のキャリア周波数Fc1に維持される。時刻t2において、励磁周波数Feが第1のしきい値周波数Ft1を超えると、キャリア周波数Fcは第2のキャリア周波数Fc2=Fc1+ΔFcに増大される。
図8は、図5に示した周波数指令部31の動作を示す他のタイムチャートである。図8では、誘導電動機12の減速運転時における励磁周波数Feとキャリア周波数Fcの関係が示されている。ある時刻t0において、励磁周波数Feは第1のしきい値周波数Ft1よりも高く、キャリア周波数Fcは第2のキャリア周波数Fc2に設定されている。
回転速度指令部21(図3)によって回転速度指令値Rcが減少され、誘導電動機12の減速運転が指令されると、周波数指令部22(図3)によって励磁周波数Feが徐々に減少される。時刻t1において、励磁周波数Feが第1のしきい値周波数Ft1よりも低下しても、キャリア周波数Fcは第2のキャリア周波数Fc2に維持される。時刻t2において、励磁周波数Feが第2のしきい値周波数Ftよりも低下すると、キャリア周波数Fcは第1のキャリア周波数Fc1=Fc2-ΔFcに減少される。
図4に戻って、発振器32は、周波数指令部31によって指令されたキャリア周波数Fcの矩形波信号Vsを生成する。三角波発生器33は、矩形波信号Vsを三角波信号Vtに変換する。三角波信号Vtは、キャリア周波数Fcを有する。周波数指令部31、発振器32、および三角波発生器33は、三角波発生部を構成する。
比較器34の非反転入力端子(+端子)は電圧指令値Vcを受け、その反転入力端子(-端子)は三角波信号Vtを受け、その出力端子にはPWM制御信号φ34が出力される。比較器34は、電圧指令値Vcと三角波信号Vtの高低を比較し、比較結果を示すPWM制御信号φ34を出力する。電圧指令値Vcが三角波信号Vtによりも高い場合には、PWM制御信号φ34は「H」レベルにされる。電圧指令値Vcが三角波信号Vtによりも低い場合には、PWM制御信号φ34は「L」レベルにされる。
バッファ35は、PWM制御信号φ34に応答してゲート信号Auを生成する。インバータ36は、PWM制御信号φ34を反転させてゲート信号Buを生成する。ゲート信号Buは、ゲート信号Auの反転信号となる。PWM制御部26は、ゲート信号Au,Buと同様の方法で、ゲート信号Av,Bvおよびゲート信号Aw,Bwを生成する。ただし、ゲート信号Au,Buの位相とゲート信号Av,Bvの位相とゲート信号Aw,Bwの位相とは120度ずつずれている。三相ゲート信号Au,Bu,Av,Bv,Aw,Bwは、インバータ4(図2)に与えられる。
図9は、図4に示した電圧指令値Vc、三角波信号Vt、およびゲート信号Au,Buの波形を示すタイムチャートである。(A)は電圧指令値Vcおよび三角波信号Vtの波形を示し、(B)はゲート信号Auの波形を示し、(C)はゲート信号Buの波形を示している。
図9において、電圧指令値Vcは、励磁周波数Feに応じた周波数を有する正弦波信号である。三角波信号Vtのキャリア周波数Fcは、電圧指令値Vcの周波数よりも高い。三角波信号Vtの正側のピーク値は、電圧指令値Vcの正側のピーク値よりも高い。三角波信号Vtの負側のピーク値は、電圧指令値Vcの負側のピーク値よりも低い。
三角波信号Vtのレベルが電圧指令値Vcよりも高い場合はゲート信号Auは「L」レベルになり、三角波信号Vtのレベルが電圧指令値Vcよりも低い場合はゲート信号Auは「H」レベルになる。ゲート信号Auは、正パルス信号列となる。
電圧指令値Vcが正極性である期間では、電圧指令値Vcが上昇するとゲート信号Auのパルス幅は増大する。電圧指令値Vcが負極性である期間では、電圧指令値Vcが下降するとゲート信号Auのパルス幅は減少する。ゲート信号Buはゲート信号Auの反転信号となる。
ゲート信号Av,Bvおよびゲート信号Aw,Bwの各々の波形は、ゲート信号Au,Buの波形と同様である。ただし、ゲート信号Au,Buの位相とゲート信号Av,Bvの位相とゲート信号Aw,Bwの位相とは120度ずつずれている。
図7から分かるように、三角波信号Vtのキャリア周波数Fcを高くすると、ゲート信号Au,Bu,Av,Bv,Aw,Bwの周波数が高くなり、IGBTQ1~Q6のスイッチング周波数(オンおよびオフの回数/秒)が高くなる。逆に、三角波信号Vtのキャリア周波数Fcを低くすると、ゲート信号Au,Bu,Av,Bv,Aw,Bwの周波数が低くなり、IGBTQ1~Q6のスイッチング周波数が低くなる。
ここで、誘導電動機12の共振周波数Frと、しきい値周波数Ft1,Ft2と、キャリア周波数Fc1,Fc2との関係について説明する。インバータ4の出力電圧には、キャリア周波数Fcの基本波成分と、パルス幅変調の結果として生じる側帯波周波数Fsの側帯波成分とが重畳する。側帯波周波数Fsは、定数をkとすると、次式(1)により表される。
Fs=Fc±k×Fe …(1)
キャリア周波数Fcおよび側帯波周波数Fsは、誘導電動機12の振動を増大させる原因となる。すなわち、キャリア周波数Fcが誘導電動機12の共振周波数Frに合致すると、誘導電動機12の共振現象が発生するとともに、側帯波周波数Fsが共振周波数Frに合致することによっても共振現象が発生し、誘導電動機12の振動が増大する。本実施の形態では、励磁周波数Feに応じてキャリア周波数Fcを切り換えることにより、側帯波周波数Fsと共振周波数Frが合致することを回避する。なお、誘導電動機12の共振周波数Frは、誘導電動機12の固定子の外形寸法や、負荷13(たとえばポンプ水車)の構造などに応じて定められる。
図10は、本実施の形態の効果を説明するための図である。図10では、励磁周波数Feが増大すると側帯波周波数Fsが増大し(Fs=Fc+k×Fe)、共振周波数Frがキャリア周波数Fcよりも高周波側にある場合が示されている。しかし、本願発明は、励磁周波数Feが増大すると側帯波周波数Fsが減少し(Fs=Fc-k×Fe)、共振周波数Frがキャリア周波数Fcよりも低周波側にある場合でも成立する。
図10において、仮に励磁周波数Feに関係なくキャリア周波数Fcを第1のキャリア周波数Fc1に固定した場合には、励磁周波数Feが共振励磁周波数Fe1になったときに、側帯波周波数Fs1が誘導電動機12の共振周波数Frに合致し、振動が発生する。
また、仮に励磁周波数Feに関係なくキャリア周波数Fcを第2のキャリア周波数Fc2に固定した場合には、励磁周波数Feが共振励磁周波数Fe2になったときに、側帯波周波数Fs2が誘導電動機12の共振周波数Frに合致し、振動が発生する。共振励磁周波数Fe1,Fe2は、上式(1)により予め明らかにすることが可能である。
これに対して本実施の形態では、共振励磁周波数Fe1,Fe2の間にしきい値周波数Ft1,Ft2が設定される。励磁周波数Feとしきい値周波数Ft1,Ft2との比較結果に基づいて、キャリア周波数Fcが第1または第2のキャリア周波数Fc1,Fc2に切り換えられる。
すなわち、誘導電動機12の加速運転時において、励磁周波数Feが第1のしきい値周波数Ft1以下である場合には(Fe≦Ft1)、キャリア周波数Fcが第1のキャリア周波数Fc1に設定され、側帯波周波数Fsは第1の側帯波周波数Fs1となる。
励磁周波数Feが上昇して第1のしきい値周波数Ft1を超えると(Ft1<Fe)、キャリア周波数Fcが第2のキャリア周波数Fc2に切り換えられ(Fc1<Fc2)、側帯波周波数Fsは第2の側帯波周波数Fs2に増大する(Fs1<Fs2)。
これにより、第1の側帯波周波数Fs1が共振周波数Frに合致する前に、側帯波周波数Fsが第2の側帯波周波数Fs2に切り換えられて共振周波数Frを上回ることとなり(Fs>Fr)、誘導電動機12の共振現象の発生(すなわち振動の発生)が防止される。
逆に、誘導電動機12の減速運転時において、励磁周波数Feが第1のしきい値周波数Ft1を超えている場合には(Ft1<Fe)、キャリア周波数Fcが第2のキャリア周波数Fc2に設定され、側帯波周波数Fsは第2の側帯波周波数Fs2となる。
励磁周波数Feが下降して第2のしきい値周波数Ft2以下になると(Fe≦Ft2)、キャリア周波数Fcが第1のキャリア周波数Fc1に切り換えられ(Fc1<Fc2)、側帯波周波数Fsは第1の側帯波周波数Fs1となる(Fs1<Fs2)。
これにより、第2の側帯波周波数Fs2が共振周波数Frに合致する前に、側帯波周波数Fsが第1の側帯波周波数Fs1に切り換えられて共振周波数Frを下回ることとなり(Fs<Fr)、誘導電動機12の共振現象の発生(すなわち振動の発生)が防止される。
以上のように、本実施の形態によれば、三角波信号Vtのキャリア周波数Fcを励磁周波数Feに応じて第1または第2のキャリア周波数Fc1,Fc2に切り換えるので、側帯波周波数Fsが誘導電動機12の共振周波数Frに合致することを防止することができ、誘導電動機12の共振現象の発生(すなわち振動の発生)を防止することができる。したがって、広い回転数領域において安定性の高い運転制御を行なうことができる。また、励磁周波数Feに応じてキャリア周波数Fcを切り換えるので、キャリア周波数Fcを遅延することなく迅速に切り換えることができる。
また、2つのしきい値周波数Ft1,Ft2を設け、キャリア周波数Fcの切り換え動作にヒステリシスを持たせたので、しきい値周波数Ft1,Ft2付近における励磁周波数Feの増減によってキャリア周波数Fcが頻繁に切り換えられることを防止し、誘導電動機12を安定に駆動させることができる。
さらに、誘導電動機12で発生する振動をモニタしながら操作部8を操作することにより、誘導電動機12の共振現象が発生しないように、しきい値周波数Ft1,Ft2およびキャリア周波数Fc1,Fc2の各々を適切な値に設定することができる。したがって、負荷13の種類などが変更された場合でも、誘導電動機12の共振現象の発生を容易に防止することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 駆動装置、2 コンバータ、L1 直流正母線、L2 直流負母線、3 コンデンサ、4 インバータ、5 電流検出器、6 回転速度検出器、7 制御装置、8 操作部、11 商用交流電源、12 誘導電動機、13 負荷、Q1~Q6 IGBT、 D1~D6 ダイオード、21 回転速度指令部、22 周波数指令部、23 電流指令部、24 電流制御部、25 しきい値設定部、26 PWM制御部、31 周波数指令部、32 発振器、33 三角波発生器、34,41,42 比較器、35 バッファ、36 インバータ、43 フリップフロップ、44 変化量設定部、45 スイッチ、46 周波数設定部、47 加算器。

Claims (5)

  1. 交流電動機を駆動させる駆動装置であって、
    前記交流電動機の回転速度を指令する回転速度指令部と、
    前記交流電動機の回転速度を検出する回転速度検出器と、
    前記回転速度検出器によって検出される回転速度が前記回転速度指令部によって指令される回転速度になるように励磁周波数を指令する周波数指令部と、
    前記周波数指令部によって指令される励磁周波数に応じた周波数の正弦波信号を生成する正弦波発生部と、
    前記周波数指令部によって指令される励磁周波数と第1のしきい値周波数との高低を比較し、その励磁周波数が前記第1のしきい値周波数よりも低い場合には第1のキャリア周波数を有する三角波信号を生成し、その励磁周波数が前記第1のしきい値周波数よりも高い場合には第1のキャリア周波数と異なる第2のキャリア周波数を有する三角波信号を生成する三角波発生部と、
    前記正弦波信号と前記三角波信号の高低を比較し、その比較結果に基づいてゲート信号を生成するゲート信号発生部と、
    前記ゲート信号によって駆動され、直流電圧を交流電圧に変換して前記交流電動機に供給するインバータとを備える、駆動装置。
  2. 前記交流電動機において共振現象が発生しないように、前記第1のしきい値周波数、前記第1のキャリア周波数、および前記第2のキャリア周波数のうちの少なくともいずれか1つを所望の値に設定するための操作部をさらに備える、請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記三角波発生部は、前記交流電動機の加速運転時には、前記励磁周波数と前記第1のしきい値周波数とを比較し、その比較結果に基づいて前記第1または第2のキャリア周波数を有する三角波信号を生成し、
    前記三角波発生部は、さらに、前記交流電動機の減速運転時には、前記励磁周波数と前記第1のしきい値周波数よりも低い第2のしきい値周波数との高低を比較し、前記励磁周波数が前記第2のしきい値周波数よりも高い場合には前記第2のキャリア周波数を有する三角波信号を生成し、前記励磁周波数が前記第2のしきい値周波数よりも低い場合には前記第1のキャリア周波数を有する三角波信号を生成する、請求項1に記載の駆動装置。
  4. 前記交流電動機において共振現象が発生しないように、前記第1のしきい値周波数、前記第2のしきい値周波数、前記第1のキャリア周波数、および前記第2のキャリア周波数のうちの少なくともいずれか1つを所望の値に設定するための操作部をさらに備える、請求項3に記載の駆動装置。
  5. 前記回転速度指令部によって指令される回転速度と前記回転速度検出器によって検出される回転速度との差に基づいて、前記インバータから前記交流電動機に流れる電流を指令する電流指令部と、
    前記インバータから前記交流電動機に流れる電流を検出する電流検出器とをさらに備え、
    前記正弦波発生部は、前記電流検出器によって検出される電流が前記電流指令部によって指令される電流になるように、前記正弦波信号の振幅を制御する、請求項に記載の駆動装置。
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