JP7136129B2 - 光接続構造、光コネクタ部品、及びハウジング - Google Patents

光接続構造、光コネクタ部品、及びハウジング Download PDF

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Description

本開示は、光接続構造、光コネクタ部品、及びハウジングに関する。
本出願は、2018年1月23日出願の日本出願第2018-008842号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用する。
特許文献1は、複数の挿入孔を備えるハウジングの各挿入孔にMT型のフェルールを挿入する構成を備える光接続構造を開示する。各フェルールには圧縮ばねを介して第1ハウジングが連結され、各フェルールは第1ハウジングとともに第2ハウジングの各挿入孔に挿入される。第1ハウジングは、挿入方向に対して傾斜した方向に突出するラッチレバーを有しており、第1ハウジングが第2ハウジングの挿入孔に挿入された際、ラッチレバーが第2ハウジングに係合することにより、第2ハウジングからのフェルールの脱落が防止される。
米国特許出願公開第2004/0131317号明細書
本開示は、光接続構造を提供する。この光接続構造は、フェルール及び第1ハウジングを有する光コネクタ部品と、第2ハウジングと、を備える。フェルールは、第1方向に沿って延びる光ファイバの端部を保持する。第1ハウジングは、光ファイバが挿通される孔を有し、フェルールに連結される。第2ハウジングは、第1方向に沿って光コネクタ部品が挿入される挿入孔を有する。第1ハウジングは、挿入孔の開口から挿入孔の外部に延出する部分を有する。この延出する部分は、弾性変形可能な一対の側壁と、第1係合構造とを有する。一対の側壁は、第1方向に沿って延在し、第1方向と交差する第2方向に並ぶ。第1係合構造は、一対の側壁の間に設けられ、挿入孔とは反対側を向く。第2ハウジングは、挿入孔の開口の縁から第1方向に突出する弾性変形可能な部分を有する。この弾性変形可能な部分は、一対の側壁の隙間に向けて突出する突起を含む。突起は、第1係合構造と係合する第2係合構造を有する。第1ハウジング及び第2ハウジングは、一対の側壁が突起を挟み込んだ際に突起を一対の側壁の隙間の外へ押し出して、第1係合構造と第2係合構造との係合状態を解除するように構成される。
図1は、一実施形態に係る光接続構造を斜め前方から見た斜視図である。 図2は、光接続構造を斜め後方から見た斜視図である。 図3は、光コネクタ部品を斜め前方から見た斜視図である。 図4は、光コネクタ部品を斜め後方から見た斜視図である。 図5は、フロントハウジングを斜め後方から見た斜視図である。 図6は、フロントハウジングを斜め後方から見た斜視図である。 図7は、第1方向D1における後方から見たラッチ解除構造の構成を示す拡大背面図である。
[本開示が解決しようとする課題]
近年の情報通信量の増大に伴い、複数の光ファイバを一括して接続する光接続構造が開発されている。例えば特許文献1に開示された光接続構造においては、多数の光ファイバを保持する複数のMT型のフェルールを一括して第2ハウジングに保持し、第2ハウジングの先端に設けられた開口からフェルールを露出させて、対応するフェルールとの接続を行う。このような構成を備える光接続構造では、フェルールを着脱可能に受け入れるための複数の挿入孔を第2ハウジングに設ける必要があるため、挿入方向と交差する断面における第2ハウジングの寸法が大きくなる。例えばギャングコネクタやバックプレーンコネクタといった、基板上に実装されるタイプの光コネクタにおいては、同じ基板上に実装される他の電子部品の放熱の観点から、挿入方向と交差する断面における第2ハウジングの寸法は小さいことが望ましい。
[本開示の効果]
本開示によれば、挿入方向と交差する断面におけるハウジングの寸法を小型化した光接続構造が提供される。
[本開示の実施形態の説明]
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。本開示の一実施形態に係る光接続構造は、フェルール及び第1ハウジングを有する光コネクタ部品と、第2ハウジングと、を備える。フェルールは、第1方向に沿って延びる光ファイバの端部を保持する。第1ハウジングは、光ファイバが挿通される孔を有し、フェルールに連結される。第2ハウジングは、第1方向に沿って光コネクタ部品が挿入される挿入孔を有する。第1ハウジングは、挿入孔の開口から挿入孔の外部に延出する部分を有する。この延出する部分は、弾性変形可能な一対の側壁と、第1係合構造とを有する。一対の側壁は、第1方向に沿って延在し、第1方向と交差する第2方向に並ぶ。第1係合構造は、一対の側壁の間に設けられ、挿入孔とは反対側を向く。第2ハウジングは、挿入孔の開口の縁から第1方向に突出する弾性変形可能な部分を有する。この弾性変形可能な部分は、一対の側壁の隙間に向けて突出する突起を含む。突起は、第1係合構造と係合する第2係合構造を有する。第1ハウジング及び第2ハウジングは、一対の側壁が突起を挟み込んだ際に突起を一対の側壁の隙間の外へ押し出して第1係合構造と第2係合構造との係合状態を解除するように構成される。
この光接続構造では、第2ハウジングの挿入孔に光コネクタ部品が挿入され、保持される。このとき、第1ハウジングの第1係合構造と、第2ハウジングの第2係合構造とが互いに係合(ラッチ)することにより、第2ハウジングからの光コネクタ部品の脱落が防止される。一方、第2ハウジングから光コネクタ部品を抜出する際には、一対の側壁同士の間隔が押し縮められる。このとき、一対の側壁が突起を挟み込み、突起を一対の側壁の隙間の外へ押し出すことにより、第1係合構造と第2係合構造との係合状態が解除される。このような構成によれば、第2ハウジングと第1ハウジングとのラッチを行う機構を小型化することができ、挿入方向から見て、ラッチに必要な構造の存在範囲を第2ハウジングの挿入孔の周縁に限定することができる。従って、第1ハウジングからラッチレバーが突出する構造(例えば特許文献1を参照)と比較して、挿入方向と交差する断面における第2ハウジングの寸法を小型化できる。
一実施形態として、第1ハウジングは、一対の側壁の内側にそれぞれ設けられ第2方向に対して傾斜するとともに第1方向に沿って延びる一対の第1斜面を含んでもよい。一対の第1斜面は、当該斜面同士の間隔が第2ハウジングの弾性変形可能な部分から遠ざかるほど狭くなるように構成されてもよい。一対の第1斜面は、一対の側壁が突起を挟み込んだ際に突起と接してもよい。このような構成により、第1係合構造と第2係合構造との係合を好適に解除できる。
一実施形態として、第2ハウジングは、突起に設けられ第2方向に対して傾斜するとともに第1方向に沿って延びる一対の第2斜面を含んでもよい。一対の第2斜面は、当該斜面同士の間隔が突起の先端に近づくほど狭くなるように構成されてもよい。一対の第2斜面それぞれは、一対の側壁が突起を挟み込んだ際に一対の側壁それぞれと接してもよい。このような構成により、第1係合構造と第2係合構造との係合を好適に解除できる。
一実施形態として、第1ハウジングは、一対の側壁の内側にそれぞれ設けられ第2方向に対して傾斜するとともに第1方向に沿って延びる一対の第1斜面を含み、第2ハウジングは、突起に設けられ第2方向に対して傾斜するとともに第1方向に沿って延びる一対の第2斜面を含んでもよい。一対の第1斜面の各幅は、第2方向に対して傾斜した方向において、第2斜面の各幅よりも広くてもよい。この構成により、第1係合構造と第2係合構造との係合をより確実に解除できる。この実施形態の構成において、一対の第1斜面は、一対の側壁の外側から内側に向かって第1方向に沿った長さが短くなるように構成されていてもよい。
一実施形態として、光コネクタ部品は、第1ハウジングとフェルールとを連結する圧縮コイルばねを更に有してもよい。これにより、光コネクタ部品が第2ハウジングの挿入孔に挿入された状態で、第1ハウジングを後方(挿入孔からの抜出方向)へ付勢し、第1係合構造と第2係合構造との係合状態を安定して保持することができる。第1方向から見た圧縮コイルばねの形状は、第2方向を短軸方向とする長円状若しくは楕円状であってもよい。
一実施形態として、フェルールはMT型のフェルールであってもよい。これにより、多数の光ファイバを一括して接続することができる。
一実施形態として、一対の側壁は、第1方向におけるフェルールに近接する一端において互いに一体化され、第1方向におけるフェルールとは反対側の他端において互いに離間していてもよい。このような構成によって、弾性変形可能な一対の側壁同士の間隔を光コネクタ部品の後方から押し縮めることが可能になる。
一実施形態として、第2ハウジングは、開口を向く段差面を挿入孔の内面に有し、フェルールは、段差面に当接する別の段差面を外周面に有してもよい。これにより、挿入孔の内部においてフェルールを安定して位置決めすることができる。
一実施形態として、一対の側壁は、光コネクタ部品を挿入孔から抜出するための治具と係合する突起又は凹部を、互いに対向する内側面とは反対側の外側面に有してもよい。このような構成によれば、複数の光コネクタ部品が第2方向に狭い間隔で配置された場合であっても、個々の光コネクタ部品を容易に抜出することができる。この実施形態において、一対の側壁は、抜出治具と係合する突起又は凹部が設けられる領域における外側面間の距離が第2ハウジングに近接する領域における外側面間の距離よりも狭くなるように、構成されてもよい。これにより、光コネクタ部品の抜出のためのスペースをより確実に確保することができる。
一実施形態として、第1係合構造は、第1方向に対して交差する平面状の面を含んでもよい。これにより、第1係合構造を簡易な構成により実現できる。
一実施形態として、第2ハウジングの弾性変形可能な部分は、突起の突出方向に貫通する貫通孔を有し、第2係合構造は平面状を呈し貫通孔の内側面と面一であってもよい。例えばこのような構成により、金型を用いて第2係合構造を好適に形成することができる。
一実施形態として、第2ハウジングは、第2方向において弾性変形可能な部分と並んで形成され当該部分と同一の構造を有する別の弾性変形可能な部分を更に有してもよい。これにより、第2ハウジングが複数の光コネクタ部品を受け入れることができる。第2ハウジングが複数の光コネクタ部品を受け入れる場合、第2ハウジングの寸法がさらに大きくなり、電子部品の放熱を阻害することとなる。従って、第2ハウジングの寸法を小型化できる上述した光接続構造が特に有効となる。
一実施形態として、第2ハウジングの弾性変形可能な部分は、第1ハウジングの延出する部分の少なくとも一部を覆う庇を含んでもよい。庇には、挿入孔の開口の縁と突起との間に貫通孔が設けられていてもよい。突起の庇の主面からの突出量は、庇の弾性変形可能な変位量より小さくてもよい。
また、本開示の一実施形態に係る光コネクタ部品は、第1方向に沿って延びる光ファイバの端部を保持するフェルールと、光ファイバが挿通される孔を有しフェルールに連結された第1ハウジングと、を備える。第1ハウジングは、弾性変形可能な一対の側壁と、係合構造と、を有する。一対の側壁は、第1方向に沿って延在し、第1方向と交差する第2方向に並ぶ。係合構造は、一対の側壁の間に設けられ、フェルールとは反対側を向く。このようなコネクタ部品において、一対の側壁のそれぞれ内側には、第2方向に対して傾斜するとともに第1方向に沿って延びる一対の斜面が設けられていてもよい。この光コネクタ部品を用いた光接続構造によれば、挿入方向と交差する断面におけるハウジングの寸法を小型化した光接続構造を提供できる。
また、本開示の一実施形態に係るハウジングは、ハウジング本体と、弾性変形可能な部分と、を備える。ハウジング本体には、第1方向に沿って延びる挿入孔がその内側に設けられる。弾性変形可能な部分は、第1方向と交差する第2方向に沿った幅を有し、ハウジング本体の挿入孔の開口の縁から第1方向に突出する。弾性変形可能な部分は、第1方向及び第2方向に交差する第3方向に沿い、内側に向けて突出する突起を有する。このようなハウジングにおいて、突起には、第2方向に対して傾斜するとともに第1方向に沿って延びる一対の斜面が設けられていてもよい。このハウジングを用いた光接続構造によれば、挿入方向と交差する断面におけるハウジングの寸法を小型化した光接続構造を提供できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の実施形態に係る光接続構造、光コネクタ部品、及びハウジングの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。説明のため、各図には互いに交差(一例では直交)する第1方向D1、第2方向D2、及び第3方向D3が示されている。
図1は、一実施形態に係る光接続構造1Aを斜め前方から見た斜視図である。図2は、光接続構造1Aを斜め後方から見た斜視図である。図1及び図2に示されるように、光接続構造1Aは、複数(図では3個を例示)の光コネクタ部品10と、1個のフロントハウジング20とを備える。フロントハウジング20は、第1方向D1に沿って光コネクタ部品10が挿入される複数(図では3つを例示)の挿入孔21を有する。両端の挿入孔21は、第2方向D2において中央の挿入孔21と並んで形成され、中央の挿入孔21と同一の構造を有する。フロントハウジング20は、複数の光コネクタ部品10を収容して保持すると共に、その前端面20aから各光コネクタ部品10のフェルール11を露出させる。複数のフェルール11それぞれは、フロントハウジング20に接続される、対応する(相手側の)フロントハウジングに保持された複数のフェルールそれぞれと光接続を行う。光接続は、光ファイバの先端面同士が接触するPC(Physical Contact)接続であってもよいし、光ファイバの先端面同士が接触しない非PC接続であってもよい。
図3は、光コネクタ部品10を斜め前方から見た斜視図である。図4は、光コネクタ部品10を斜め後方から見た斜視図である。図3及び図4に示されるように、光コネクタ部品10は、フェルール11、ピンキーパ18、圧縮コイルばね19、及びリアハウジング12を有し、これらの構成は、第1方向D1に沿って並ぶ。フェルール11は、例えば樹脂製であり、第1方向D1に沿って延びる光ファイバ13の端部を保持する。光ファイバ13は、例えば複数の光ファイバ心線が第3方向D3に沿って並べられたテープファイバである。フェルール11は、例えばMT型のフェルールであり、略直方体状の外形を有する。フェルール11は、第1方向D1の前方を向く前端面11aを有する。光ファイバ13を構成する各光ファイバ心線の端面13aは、前端面11aから露出する。前端面11aは、対応する光コネクタ部品のフェルールと光接続を行う。
フェルール11は、当該フェルール11と、対応する光コネクタ部品のフェルールとの位置決めを行うための金属製の一対のピン31,32をそれぞれ挿通させるための一対の貫通孔11b,11cを更に有する。これらの貫通孔11b,11cは、複数の光ファイバ心線を間に挟んで第3方向D3に沿って並んでいる。ピンキーパ18は、一対のピン31,32の後端を保持しており、フェルール11の後端面すなわち第1方向D1におけるリアハウジング12側の端面に接して設けられる。ピンキーパ18は例えば樹脂製であり、光ファイバ13を挿通させる貫通孔を有する。
圧縮コイルばね19は、中心軸線が第1方向D1に沿うように配置され、内部に光ファイバ13を収容しながらリアハウジング12とフェルール11とを連結する。本実施形態では、圧縮コイルばね19の前端はピンキーパ18に抱え込まれて保持されており、圧縮コイルばね19の後端はリアハウジング12に抱え込まれて保持されている。圧縮コイルばね19は、光コネクタ部品10がフロントハウジング20に挿入された状態において、リアハウジング12を後方(フロントハウジング20からの抜出方向)へ付勢する。第1方向D1から見た圧縮コイルばね19の形状は、光ファイバ13を構成する複数の光ファイバ心線の並ぶ方向(すなわち第3方向D3)を長軸方向とし、第2方向D2を短軸方向とする長円状若しくは楕円状である。
リアハウジング12は、光ファイバ13が挿通される貫通孔12aを有しており、ピンキーパ18及び圧縮コイルばね19を介してフェルール11に連結されている。貫通孔12aの中心軸線は第1方向D1に沿っている。リアハウジング12は、フロントハウジング20の挿入孔21(図2を参照)の開口から、第1方向D1に沿って挿入孔21の外部に延出する露出部分17を有する。露出部分17は、一対の側壁14,15と、係合構造16とを有する。側壁14,15は、第1方向D1及び第3方向D3に沿って延在しており、第2方向D2において互いに並んで設けられている。側壁14,15は、第1方向D1におけるフェルール11に近接する一端において互いに一体化され、第1方向D1におけるフェルール11とは反対側の他端において互いに離間している。側壁14,15は、弾性変形可能な材料からなる。側壁14,15は、互いに対向する内側面14b,15bをそれぞれ有する。内側面14b,15bの間には、光ファイバ13が配置される。また、側壁14,15は、内側面14b,15bとは反対側を向く外側面14c,15cをそれぞれ有する。
リアハウジング12は、ラッチ解除構造3を構成する一対の斜面14a,15aを更に有する。斜面14a,15aは、側壁14,15の内側にそれぞれ設けられ、第2方向D2に対して傾斜するとともに、第1方向D1に沿って延びている。斜面14a,15aは、第3方向D3における側壁14,15の上端(後述するフロントハウジング20の庇22に近接する端)付近に形成されており、斜面14a,15a同士の間隔は、フロントハウジング20の庇22から遠ざかるほど(言い換えると、側壁14,15の上端から遠ざかるほど)狭くなっている。また、各斜面14a,15aは、側壁14,15の外側から内側に向かって、第1方向D1に沿った長さが短くなるように構成されていてもよい。ラッチ解除構造3の具体的な動作については後述する。
側壁15は、突起15d(又は凹部)を外側面15cに有する。側壁14もまた、同様の突起又は凹部を外側面14cに有する。これらの突起又は凹部は、光コネクタ部品10を挿入孔21から抜出するための治具と係合する。これらの突起15d又は凹部は、第1方向D1において斜面14a,15aよりも後方(換言すれば、斜面14a,15aに対してフェルール11とは反対側)に設けられている。側壁14,15のうち突起15d又は凹部が設けられる部分における外側面14c,15c同士の間隔は、それより前方の部分における外側面14c,15c同士の間隔よりも狭くなっている。これは、互いに隣り合う挿入孔21のそれぞれにリアハウジング12が挿入されている場合に、これらの隙間に治具を挿入し易くするためである。したがって、突起である場合は、その高さは前方の部分における外側面15cより低い。凹部である場合は、側壁15を貫通する孔であってもよい。
係合構造16は、露出部分17において側壁14と側壁15との隙間に設けられており、挿入孔21への向きとは反対側(換言すれば、フェルール11への向きとは反対側すなわち後方)を向いている。係合構造16は、一例として、第1方向D1に対して垂直な平面状を呈している。図3及び図4では係合構造16が2つの領域に分割されているが、係合構造16は単一の領域から成ってもよい。また、図では係合構造16が第3方向D3におけるリアハウジング12の一方の側にのみ設けられているが、係合構造16は第3方向D3におけるリアハウジング12の両側に設けられてもよい。また、係合構造16は、露出部分17において斜面14a,15aよりも前方(すなわち、第1方向D1におけるリアハウジング12の前端と斜面14a,15aとの間)に設けられている。
係合構造16の前方には斜面16a(図3を参照)が形成されている。斜面16aは、第1方向D1に対して傾斜するとともに、第2方向D2に沿って延びている。各斜面16aは、光コネクタ部品10がフロントハウジング20の挿入孔21に挿入される際に、後述する突起23(図5を参照)を押し上げる。
図5及び図6は、フロントハウジング20を斜め後方から見た斜視図である。図5及び図6に示されるように、フロントハウジング20は、略直方体状の外観のハウジング本体26を有しており、第1方向D1において対向する前端面20a及び後端面20bを有する。第2方向D2におけるフロントハウジング20の両側面には、対応するフロントハウジングと係合するための係合突起24が設けられている。
前述したように、フロントハウジング20には、光コネクタ部品10(図3、図4を参照)がそれぞれ挿入される複数の挿入孔21が設けられている。複数の挿入孔21は第2方向D2に沿って並んで形成されており、各挿入孔21は第1方向D1に沿って延びている。言い換えると、各挿入孔21の中心軸線は第1方向D1に沿っている。第1方向D1に垂直な断面における各挿入孔21の形状は、第2方向D2を短手方向とし、第3方向D3を長手方向とする長方形状である。
各挿入孔21は、フロントハウジング20の前端面20aから後端面20bにわたって貫通するように、フロントハウジング20のハウジング本体26a内に設けられている。光コネクタ部品10のフェルール11は、前端面20aにおける挿入孔21の開口21aからフロントハウジング20の外部へ露出する(図1を参照)。光コネクタ部品10のリアハウジング12の露出部分17(図3、図4を参照)は、後端面20bにおける挿入孔21の開口21bからフロントハウジング20の外部へ延出する(図2を参照)。
フロントハウジング20は、各挿入孔21の開口21bの縁から第1方向D1に沿って突出する弾性変形可能な複数の庇22を有する。すなわち、フロントハウジング20は、或る庇22と、第2方向D2において該庇22と並んで形成され該庇22と同一の構造を有する別の庇22とを有する。庇22は、開口21bを囲む縁のうち第3方向D3における上端側の縁から突出しており、図3及び図4に示されたリアハウジング12の露出部分17の上方に位置する。これらの庇22は、突起23を含む。突起23は、第1方向D1における庇22の後端付近に設けられており、図3及び図4に示された側壁14,15の隙間に向けて(第3方向D3に沿いフロントハウジング20の内側に向けて)突出する。
突起23は、リアハウジング12の係合構造16(図3、図4を参照)と係合する係合構造23aを含む。係合構造23aは、挿入孔21(換言すれば、フェルール11、すなわち前方)を向いている。係合構造23aは、一例として、第1方向D1に対して垂直な平面状を呈している。係合構造23aは、光コネクタ部品10が挿入孔21に挿入された状態において、係合構造16と当接する。その際、リアハウジング12は圧縮コイルばね19によって後方に付勢されるので、係合構造23aと係合構造16との係合状態が安定して保持される。係合構造23aと係合構造16との係合状態が安定して保持されるためには、一例として、圧縮コイルばね19の弾性力は3N~22Nであってもよい。例えば、PC接続の場合、弾性力は10N~22Nであってもよく、非PC接続の場合、弾性力は3N~10Nであってもよい。
庇22は、第2方向に沿った幅を有し、平面視した際に略U字状若しくはO字状を呈しており、貫通孔22aを有する。貫通孔22aは、突起23の突出方向(すなわち第3方向D3)に貫通する開口である。各貫通孔22aは、係合構造23aを形成するために上方から挿入される金型によって形成される。従って、係合構造23aは、貫通孔22aの後端の内側面と面一となっている。フロントハウジング20の複数の庇22は、一体化された1つの庇から構成されてもよい。
突起23における係合構造23aの後方の部分には、斜面23dが形成されている。斜面23dは、第1方向D1に対して傾斜するとともに、第2方向D2に沿って延びている。斜面23dは、光コネクタ部品10がフロントハウジング20の挿入孔21に挿入される際に、リアハウジング12の斜面16a(図3を参照)と当接し、斜面16aによって押し上げられる。したがって、突起23の突出量は、庇22が弾性変形可能な変位量より小さい。
突起23は、ラッチ解除構造3を構成する一対の斜面23b,23cを更に含む。斜面23b,23cは、突起23に設けられ、第2方向D2に対して傾斜するとともに第1方向D1に沿って延びている。そして、斜面23b,23cは、斜面14a,15aとそれぞれ対向する。斜面23b,23c同士の間隔は、突起23の先端に近づくほど狭くなっており、リアハウジング12の露出部分17から遠ざかるほど広くなっている。図5及び図6では、開口21bを囲む縁のうち第3方向D3における一端の縁にのみ庇22及びラッチ解除構造3が設けられているが、庇22及びラッチ解除構造3は、開口21bを囲む縁のうち第3方向D3における両端に位置する縁に設けられてもよい。
フロントハウジング20は、凸部25(図5を参照)を挿入孔21の内面に有する。凸部25は、開口21bから第1方向D1に沿って延びており、挿入孔21の内面のうち第3方向D3における上端(すなわち庇22と同じ側)の内面に設けられている。そして、図3及び図4に示されるように、リアハウジング12には、第1方向D1に沿って延びており凸部25と嵌合する溝12bが形成されている。光コネクタ部品10が挿入孔21に挿入される際、凸部25及び溝12bによってリアハウジング12が第1方向D1にガイドされる。第3方向D3における凸部25の上面の位置は、同方向における突起23の上面の位置と略等しい。
フロントハウジング20は、開口21bを向く段差面21c(図6を参照)を挿入孔21の内面に有する。段差面21cは、挿入孔21の中心軸周りの全周にわたって形成されている。また、図3及び図4に示されるように、フェルール11は、外周面に設けられた段差面11dを有する。段差面11dもまた、フェルール11の中心軸周りの全周にわたって形成されている。光コネクタ部品10が挿入孔21に挿入された状態において、段差面21cと段差面11dとは互いに当接する。その際、フェルール11は圧縮コイルばね19によって前方に付勢されるので、段差面21cと段差面11dとの当接状態が安定して保持される。これにより、フロントハウジング20に対するフェルール11の前端面11aの相対位置が安定して保持される。
ここで、ラッチ解除構造3の動作について説明する。図7は、第1方向D1における後方から見たラッチ解除構造3の構成を示す拡大背面図である。ラッチ解除構造3は、側壁14,15が弾性変形して突起23を挟み込んだ際に、突起23を側壁14,15の隙間の外へ押し出して、係合構造16と係合構造23aとの係合状態(ラッチ)を解除する。具体的には、治具等を用いて側壁14,15に外力(図中の矢印A1)を印加することにより側壁14と側壁15との第2方向D2の間隔を狭めると、斜面14aと斜面23bとが当接し、斜面15aと斜面23cとが当接する。そして、側壁14と側壁15との間隔を更に狭めると、斜面14a,15aからの第3方向D3の力が斜面23b,23cに作用し、庇22がリアハウジング12から離れる方向に曲がる(図中の矢印A2)。これにより、係合構造16と係合構造23aとの係合状態が解除され、光コネクタ部品10を挿入孔21から抜き出すことが可能となる。図7の例では、斜面14a,15aの各幅は、第2方向D2に対して下方に傾斜した方向において、斜面23b,23cの各幅よりも広くなっており、より確実に係合構造16,23aの係合状態を解除できるようになっている。但し、斜面14a,15aの各幅は、斜面23b,23cの各幅と同じであってもよく、又は、短くてもよい。
光接続構造1Aによって得られる効果について説明する。光接続構造1Aにおいては、フロントハウジング20の挿入孔21に光コネクタ部品10が挿入され、保持される。このとき、リアハウジング12の係合構造16と、フロントハウジング20の係合構造23aとが互いに係合(ラッチ)することにより、フロントハウジング20からの光コネクタ部品10の脱落が防止される。一方、フロントハウジング20から光コネクタ部品10を抜出する際には、図7を参照して説明したように、側壁14,15同士の間隔が押し縮められる。このとき、側壁14,15が突起23を挟み込み、突起23を側壁14,15の隙間の外へ押し出すことにより、係合構造16と係合構造23aとの係合状態が解除される。このような構成によれば、フロントハウジング20とリアハウジング12とのラッチを行う機構を小型化することができ、挿入方向(第1方向D1)から見て、ラッチに必要な構造の存在範囲を、フロントハウジング20の挿入孔21の周縁に限定することができる。言い換えると、フロントハウジング20の後端面20bを第1方向D1に投影した領域の範囲内に、ラッチに必要な構造を収めることができる。従って、リアハウジング12からラッチレバーが突出する構造(例えば特許文献1を参照)と比較して、挿入方向と交差する断面におけるフロントハウジング20の寸法を小型化できる。故に、例えばギャングコネクタやバックプレーンコネクタといった、基板上に実装されるタイプの光コネクタにおいても、同じ基板上に実装される他の電子部品の放熱効率を高めることができる。
光接続構造1Aにおけるラッチ解除構造3は、突起23に設けられた斜面23b,23cを含み、斜面23b,23cそれぞれは、側壁14,15が突起23を挟み込んだ際に側壁14,15それぞれと接してもよい。例えばこのような構成により、ラッチ解除構造3を好適に実現することができる。また、ラッチ解除構造3は、側壁14,15の内側にそれぞれ設けられた斜面14a,15aを含み、斜面14a,15aは、側壁14,15が突起23を挟み込んだ際に突起23と接してもよい。例えばこのような構成により、ラッチ解除構造3を好適に実現することができる。ラッチ解除構造3は斜面23b,23cと斜面14a,15aとの双方を有しているが、斜面23b,23cと斜面14a,15aとのうちいずれか一方のみであっても同様の効果を奏することができる。
光接続構造1Aにおける光コネクタ部品10は、リアハウジング12とフェルール11とを連結する圧縮コイルばね19を更に有してもよい。これにより、光コネクタ部品10がフロントハウジング20の挿入孔21に挿入された状態で、リアハウジング12を後方(挿入孔21からの抜出方向)へ付勢し、係合構造16と係合構造23aとの係合状態を安定して保持することができる。
フェルール11は、MT型のフェルールであってもよい。これにより、多数の光ファイバ13を一括して接続することができる。フェルール11は、MT型フェルール以外のフェルールであってもよい。
側壁14,15は、第1方向D1におけるフェルール11に近接する一端において互いに一体化され、第1方向D1におけるフェルール11とは反対側の他端において互いに離間していてもよい。例えばこのような構成によって、弾性変形可能な側壁14,15同士の間隔を光コネクタ部品10の後方から押し縮めることが可能になる。
フロントハウジング20は、開口21bを向く段差面21cを挿入孔21の内面に有し、フェルール11は、段差面21cに当接する別の段差面11dを外周面に有してもよい。これにより、挿入孔21の内部においてフェルール11を安定して位置決めすることができる。
側壁14,15は、光コネクタ部品10を挿入孔21から抜出するための治具と係合する突起又は凹部を、互いに対向する内側面14b,15bとは反対側の外側面14c,15cに有してもよい。このような構成によれば、複数の光コネクタ部品10が第2方向D2に狭い間隔で配置された場合であっても、個々の光コネクタ部品10を容易に抜出することができる。
フロントハウジング20の庇22は、突起23の突出方向に貫通する貫通孔22aを有し、係合構造23aは平面状を呈し貫通孔22aの内側面と面一であってもよい。例えばこのような構成により、金型を用いて係合構造23aを好適に形成することができる。
フロントハウジング20は、庇22と、第2方向D2において該庇22と並んで形成され該庇22と同一の構造を有する別の庇22とを有してもよい。これにより、フロントハウジング20が複数の光コネクタ部品10を受け入れることができる。フロントハウジング20が複数の光コネクタ部品10を受け入れる場合、フロントハウジング20の寸法がさらに大きくなり、電子部品の放熱を阻害することとなる。従って、本実施形態の光接続構造1Aの構成が特に有効となる。
本開示による光接続構造、光コネクタ部品、及びハウジングは、上述した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。すなわち、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって限定的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1A…光接続構造、3…ラッチ解除構造、10…光コネクタ部品、11…フェルール、11a…前端面、11b,11c…貫通孔、11d…段差面、12…リアハウジング、12a…貫通孔、12b…溝、13…光ファイバ、13a…端面、14,15…側壁、14a,15a…斜面、14b,15b…内側面、14c,15c…外側面、15d…突起、16…係合構造、16a…斜面、17…露出部分、18…ピンキーパ、20…フロントハウジング、20a…前端面、20b…後端面、21…挿入孔、21a,21b…開口、21c…段差面、22…庇、22a…貫通孔、23…突起、23a…係合構造、23b~23d…斜面、24…係合突起、25…凸部、26…ハウジング本体、31,32…ピン、D1…第1方向、D2…第2方向、D3…第3方向。

Claims (20)

  1. 第1方向に沿って延びる光ファイバの端部を保持するフェルール、及び、前記光ファイバが挿通される孔を有し前記フェルールに連結された第1ハウジングを有する光コネクタ部品と、
    前記第1方向に沿って前記光コネクタ部品が挿入される挿入孔を含む複数の挿入孔を有する第2ハウジングと、を備え、
    前記第1ハウジングは、前記挿入孔の開口から前記挿入孔の外部に延出する部分を有し、前記延出する部分は、前記第1方向に沿って延在し前記第1方向と交差する第2方向に並ぶ弾性変形可能な一対の側壁と、前記一対の側壁の間に設けられ前記挿入孔とは反対側を向く第1係合構造と、を有し、
    前記第2ハウジングは、前記挿入孔の開口の縁から前記第1方向に突出する弾性変形可能な部分を有し、前記弾性変形可能な部分は、前記一対の側壁の隙間に向けて突出する突起を含み、前記突起は、前記第1係合構造と係合する第2係合構造を有し、
    前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングは、前記一対の側壁に対して外力が印加された場合に前記一対の側壁が前記突起に当接すると共に前記突起を前記一対の側壁の隙間の外へ押し出して前記第1係合構造と前記第2係合構造との係合状態を解除するように構成されている、光接続構造。
  2. 前記第1ハウジングは、前記一対の側壁の内側にそれぞれ設けられ前記第2方向に対して傾斜するとともに前記第1方向に沿って延びる一対の第1斜面を含み、前記一対の第1斜面は、当該斜面同士の間隔が前記第2ハウジングの前記弾性変形可能な部分から遠ざかるほど狭くなるように構成され、
    前記一対の第1斜面は、前記一対の側壁に対して前記外力が印加された場合に前記突起と接する、
    請求項1に記載の光接続構造。
  3. 前記第2ハウジングは、前記突起に設けられ前記第2方向に対して傾斜するとともに前記第1方向に沿って延びる一対の第2斜面を含み、前記一対の第2斜面は、当該斜面同士の間隔が前記突起の先端に近づくほど狭くなるように構成され、
    前記一対の第2斜面それぞれは、前記一対の側壁に対して前記外力が印加された場合に前記一対の側壁それぞれと接する、
    請求項1または請求項2に記載の光接続構造。
  4. 前記第1ハウジングは、前記一対の側壁の内側にそれぞれ設けられ前記第2方向に対して傾斜するとともに前記第1方向に沿って延びる一対の第1斜面を含み、
    前記第2ハウジングは、前記突起に設けられ前記第2方向に対して傾斜するとともに前記第1方向に沿って延びる一対の第2斜面を含み、
    前記一対の第1斜面の各幅は、前記第2方向に対して傾斜した方向において、前記第2斜面の各幅よりも広い、
    請求項1に記載の光接続構造。
  5. 前記一対の第1斜面は、前記一対の側壁の外側から内側に向かって前記第1方向に沿った長さが短くなるように構成されている、
    請求項4に記載の光接続構造。
  6. 前記光コネクタ部品は、前記第1ハウジングと前記フェルールとを連結する圧縮コイルばねを更に有する、
    請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の光接続構造。
  7. 前記第1方向から見た前記圧縮コイルばねの形状が、前記第2方向を短軸方向とする長円状又は楕円状である、
    請求項6に記載の光接続構造。
  8. 前記フェルールはMT型のフェルールである、
    請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の光接続構造。
  9. 前記一対の側壁は、前記第1方向における前記フェルールに近接する一端において互いに一体化され、前記第1方向における前記フェルールとは反対側の他端において互いに離間している、
    請求項1~請求項8のいずれか1項に記載の光接続構造。
  10. 前記第2ハウジングは、前記開口を向く段差面を前記挿入孔の内面に有し、
    前記フェルールは、前記段差面に当接する別の段差面を外周面に有する、
    請求項1~請求項9のいずれか1項に記載の光接続構造。
  11. 前記一対の側壁は、前記光コネクタ部品を前記挿入孔から抜出するための治具と係合する突起又は凹部を、互いに対向する内側面とは反対側の外側面に有する、
    請求項1~請求項10のいずれか1項に記載の光接続構造。
  12. 前記一対の側壁は、前記突起又は凹部が設けられる領域における外側面間の距離が前記第2ハウジングに近接する領域における外側面間の距離よりも狭くなるように構成される、
    請求項10に記載の光接続構造。
  13. 前記第1係合構造は、前記第1方向に対して交差する平面状の面を含む、
    請求項1~請求項12の何れか1項に記載の光接続構造。
  14. 前記第2ハウジングの前記弾性変形可能な部分は、前記突起の突出方向に貫通する貫通孔を有し、前記第2係合構造は平面状を呈し前記貫通孔の内側面と面一である、
    請求項1~請求項13のいずれか1項に記載の光接続構造。
  15. 前記第2ハウジングは、前記第2方向において前記弾性変形可能な部分と並んで形成され前記弾性変形可能な部分と同一の構造を有する別の弾性変形可能な部分を更に有する、
    請求項1~請求項14のいずれか1項に記載の光接続構造。
  16. 前記第2ハウジングの前記弾性変形可能な部分は、前記第1ハウジングの前記延出する部分の少なくとも一部を覆う庇を含む、
    請求項1~請求項15のいずれか1項に記載の光接続構造。
  17. 前記庇には、前記挿入孔の前記開口の前記縁と前記突起との間に貫通孔が設けられている、
    請求項16に記載の光接続構造。
  18. 前記突起の前記庇の主面からの突出量は、前記庇の弾性変形可能な変位量より小さい、
    請求項16又は請求項17に記載の光接続構造。
  19. 他のハウジングに挿入される光コネクタ部品であって、
    第1方向に沿って延びる光ファイバの端部を保持するフェルールと、
    前記光ファイバが挿通される孔を有し前記フェルールに連結された第1ハウジングと、を備え、
    前記第1ハウジングは、前記第1方向に沿って延在し前記第1方向と交差する第2方向に並ぶ弾性変形可能な一対の側壁と、前記一対の側壁の間に設けられ前記フェルールとは反対側を向いており、前記他のハウジングが有する他の係合構造と係合するように構成されている係合構造と、を有し、
    前記一対の側壁のそれぞれ内側には、前記第2方向に対して傾斜するとともに前記第1方向に沿って延びる一対の斜面が設けられており
    前記一対の側壁に対して外力が印加された場合に前記一対の側壁の前記一対の斜面が前記他の係合構造に当接すると共に前記他の係合構造を前記一対の側壁の隙間の外へ押し出して前記係合構造と前記他の係合構造との係合状態を解除するように構成されている、光コネクタ部品。
  20. 挿入される光コネクタ部品を係合して保持するハウジングであって、
    第1方向に沿って延び前記光コネクタ部品が挿入される挿入孔を含む複数の挿入孔がその内側に設けられるハウジング本体と、
    前記第1方向と交差する第2方向に沿った幅を有し、前記ハウジング本体の前記挿入孔の開口の縁から前記第1方向に突出する弾性変形可能な部分と、を備え、
    前記弾性変形可能な部分は、前記第1方向及び前記第2方向に交差する第3方向に沿い、内側に向けて突出する突起を有し、前記突起は、前記光コネクタ部品が有する第1係合構造と係合するように構成されている第2係合構造を有し、
    前記突起には、前記第2方向に対して傾斜するとともに前記第1方向に沿って延びる一対の斜面が設けられており、
    前記光コネクタ部品を介して前記第2方向に沿って前記一対の斜面に外力が印加された場合に前記突起が前記第3方向に沿って前記ハウジング本体から離れるように前記弾性変形可能な部分が曲がって前記第1係合構造と前記第2係合構造との係合状態を解除するように構成されている、ハウジング。
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