JP7135523B2 - 検査装置および検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、検査装置および検査方法に関する。
従来、コネクタが設けられた配線基板が知られている。コネクタは、配線基板に取り付けられるハウジングと、ハウジングに収容される複数のピンとを有する。ピンは、配線基板に形成されたスルーホールに挿通され、半田によって配線基板に固定されている。すなわち、配線基板のスルーホールとピンとの隙間に半田が充填され、その半田を介してピンと配線基板の配線パターンとが電気的に接続されている。このように、ピンが半田によって接続される場合に、半田ブリッジが形成されると、ショート不良が発生する。
そこで、配線基板上の半田付け部位の外観を検査する検査装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1の検査装置は、半田付け部位を撮像するとともに、撮像された画像に基づいて検査を行うように構成されている。
特開平3-160347号公報
しかしながら、上記した従来の検査装置では、配線基板にコネクタが設けられている場合に、半田によって接続された部分がコネクタのハウジングによって遮られ、外観を検査することができない場合がある。したがって、たとえばショート不良が発生した場合に、その不良を検出することができないおそれがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、配線基板にコネクタが設けられている場合であっても、ショート不良を検出することが可能な検査装置および検査方法を提供することである。
本発明による検査装置は、配線基板に設けられたコネクタが複数のピンを有し、複数のピンが配線基板に半田によって接続されており、その半田によって接続された部分のショート不良を検査するものである。検査装置は、複数のピンのうちの一部のピンに接続される第1配線と、複数のピンのうちの残りのピンに接続される第2配線と、第1配線および第2配線が接続され、一部のピンと残りのピンとの間の絶縁を検査する検査部と、複数のピンに対応するように配置され、ピンの上端部に接触される上側端子と、複数のピンに対応するように配置され、ピンの下端部に接触される下側端子とを備える。第1配線は、一部のピンと対応する上側端子を接続する第1配線部と、一部のピンと対応する下側端子を接続する第2配線部とを含む。第1配線に接続される一部のピンは、直列的に配置されている。第2配線は、残りのピンと対応する上側端子を接続する第3配線部と、残りのピンと対応する下側端子を接続する第4配線部とを含む。第2配線に接続される残りのピンは、直列的に配置されている。第1配線の一方端部および第2配線の一方端部が検査部に接続され、第1配線の他方端部および第2配線の他方端部がスイッチに接続されている。
このように構成することによって、一部のピンと残りのピンとの間に半田ブリッジが形成されている場合には、検査部により半田ブリッジを介した導通が確認されるので、ショート不良を検出することができる。なお、一部のピンと残りのピンとの間に半田ブリッジが形成されていない場合には、検査部により、一部のピンと残りのピンとの間の絶縁が確認される。また、スイッチをオン状態にして導通を確認することにより、ピンに対して上側端子および下側端子が適切に接触されているか否かを確認することができる。
上記検査装置において、複数のピンは、平面的に見て行列状に配置され、第1配線には、複数のピンのうちの奇数列のピンが接続され、第2配線には、複数のピンのうちの偶数列のピンが接続され、検査部は、奇数列のピンと偶数列のピンとの間の絶縁を検査するように構成されていてもよい。
このように構成すれば、行方向に隣接するピンの間に半田ブリッジが形成されているか否かを確認することができる。
上記検査装置において、複数のピンは、平面的に見て行列状に配置され、第1配線には、複数のピンのうちの奇数行のピンが接続され、第2配線には、複数のピンのうちの偶数行のピンが接続され、検査部は、奇数行のピンと偶数行のピンとの間の絶縁を検査するように構成されていてもよい。
このように構成すれば、列方向に隣接するピンの間に半田ブリッジが形成されているか否かを確認することができる。
本発明による検査方法は、配線基板に設けられたコネクタが複数のピンを有し、複数のピンが配線基板に半田によって接続されており、その半田によって接続された部分のショート不良を検査するものである。検査方法は、複数のピンのうちの一部のピンに第1配線を接続するとともに、複数のピンのうちの残りのピンに第2配線を接続する工程と、第1配線および第2配線を検査部に接続し、検査部により一部のピンと残りのピンとの間の絶縁を検査する工程とを備える。一部のピンに第1配線を接続するとともに、残りのピンに第2配線を接続する工程では、第1配線に接続される一部のピンが直列的に配置されるとともに、第2配線に接続される残りのピンが直列的に配置される。絶縁を検査する工程は、第1配線の一方端部および第2配線の一方端部を検査部に接続するとともに、第1配線の他方端部および第2配線の他方端部をスイッチに接続する工程と、スイッチをオン状態にし、検査部により導通を確認する工程と、導通が確認された後にスイッチをオフ状態にし、検査部により一部のピンと残りのピンとの間の絶縁を検査する工程とを含む。
このように構成することによって、一部のピンと残りのピンとの間に半田ブリッジが形成されている場合には、検査部により半田ブリッジを介した導通が確認されるので、ショート不良を検出することができる。なお、一部のピンと残りのピンとの間に半田ブリッジが形成されていない場合には、検査部により、一部のピンと残りのピンとの間の絶縁が確認される。また、ピンに対する第1配線および第2配線の接続を確認した後に、半田ブリッジが形成されているか否かを検査することができる。
上記検査方法において、複数のピンは、平面的に見て行列状に配置され、一部のピンに第1配線を接続するとともに、残りのピンに第2配線を接続する工程は、複数のピンのうちの奇数列のピンに第1配線を接続するとともに、複数のピンのうちの偶数列のピンに第2配線を接続する工程を含み、絶縁を検査する工程は、奇数列のピンと偶数列のピンとの間の絶縁を検査する工程を含んでいてもよい。
このように構成すれば、行方向に隣接するピンの間に半田ブリッジが形成されているか否かを確認することができる。
上記検査方法において、複数のピンは、平面的に見て行列状に配置され、一部のピンに第1配線を接続するとともに、残りのピンに第2配線を接続する工程は、複数のピンのうちの奇数行のピンに第1配線を接続するとともに、複数のピンのうちの偶数行のピンに第2配線を接続する工程を含み、絶縁を検査する工程は、奇数行のピンと偶数行のピンとの間の絶縁を検査する工程を含んでいてもよい。
このように構成すれば、列方向に隣接するピンの間に半田ブリッジが形成されているか否かを確認することができる。
本発明の検査装置および検査方法によれば、配線基板にコネクタが設けられている場合であっても、ショート不良を検出することができる。
第1実施形態による検査装置を説明するための概略図であり、配線基板のコネクタに検査装置の行方向検査用のコネクタが嵌合された状態を示した図である。 第1実施形態による検査装置を説明するための概略図であり、配線基板のコネクタに検査装置の列方向検査用のコネクタが嵌合された状態を示した図である。 配線基板のコネクタの一例を示した斜視図である。 図3の配線基板を裏面側から示した斜視図である。 図3の配線基板のコネクタを示した平面図である。 第1実施形態において、配線基板のコネクタに検査装置の行方向検査用のコネクタが嵌合されたときの電気的な接続状態を説明するための図である。 第1実施形態において、配線基板のコネクタに検査装置の列方向検査用のコネクタが嵌合されたときの電気的な接続状態を説明するための図である。 第1実施形態の検査装置の計測機器の構成を示したブロック図である。 第1実施形態の検査装置を用いた検査方法を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態による検査装置を説明するための概略図であり、配線基板のコネクタに検査装置の行方向検査用のコネクタが嵌合されるとともに、配線基板の裏面に行方向検査用のボードが取り付けられた状態を示した図である。 第2実施形態による検査装置を説明するための概略図であり、配線基板のコネクタに検査装置の列方向検査用のコネクタが嵌合されるとともに、配線基板の裏面に列方向検査用のボードが取り付けられた状態を示した図である。 第2実施形態において、配線基板のコネクタに検査装置の行方向検査用のコネクタが嵌合されるとともに、配線基板の裏面に行方向検査用のボードが取り付けられたときの電気的な接続状態を説明するための図である。 第2実施形態において、配線基板のコネクタに検査装置の列方向検査用のコネクタが嵌合されるとともに、配線基板の裏面に列方向検査用のボードが取り付けられたときの電気的な接続状態を説明するための図である。 第2実施形態の検査装置の計測機器の構成を示したブロック図である。 第2実施形態の検査装置を用いた検査方法の前半部分を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態の検査装置を用いた検査方法の後半部分を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1~図8を参照して、本発明の第1実施形態による検査装置100の構成について説明する。
検査装置100は、図1および図2に示すように、配線基板150の半田154によって接続された部分のショート不良を検査するように構成されている。検査装置100の検査対象である配線基板150には、図3に示すように、コネクタ151が設けられている。コネクタ151は、ハウジング152と、ハウジング152に収容される複数のピン(コネクタピン)153とを有する。
ハウジング152は、絶縁性を有し、配線基板150の表面150aに取り付けられている。このハウジング152は、筒状の差込口が形成され、その差込口に相手側コネクタ(図示省略)が嵌合可能に構成されている。そして、相手側コネクタがハウジング152に嵌合された場合に、相手側コネクタの端子がピン153に接触されるようになっている。
ピン153は、導電性を有し、ハウジング152に保持されている。このピン153は、棒状に形成され、ハウジング152の差込口内に配置されている。また、ピン153は、配線基板150に形成されたスルーホール(図示省略)に挿通され、半田154によって配線基板150に固定されている。すなわち、配線基板150のスルーホールとピン153との隙間に半田154が充填され、その半田154を介してピン153と配線基板150の配線パターン(図示省略)とが電気的に接続されている。なお、図4に示すように、ピン153の下端部は、配線基板150の裏面150bに対して突出されている。また、図3および図4などでは、配線基板150に対するピン153の半田付けが適切である場合を示している。
このコネクタ151では、図5に示すように、複数のピン153が平面的に見て行列状(マトリクス状)に配置されている。すなわち、複数のピン153は、行方向および列方向に所定の間隔を隔てて配置されている。図5の例では、ピン153が16本設けられ、4行4列に配置されている。
ここで、半田付けが適切に行われなかった場合には、隣接するピン153の間に半田ブリッジ(図示省略)が形成される場合がある。そして、半田ブリッジが形成されると、その半田ブリッジを介して隣接するピン153が短絡されるので、ショート不良が発生する。そこで、検査装置100は、配線基板150に設けられたコネクタ151のピン153の半田付けされた部分のショート不良を検査するように構成されている。この検査装置100は、コネクタ1(図1参照)と、コネクタ2(図2参照)と、計測機器3(図1および図2参照)とを備えている。
[コネクタ1]
コネクタ1は、行方向において隣接するピン153間の絶縁を検査する際に用いられるようになっている。このコネクタ1には、図6に示すように、奇数列のピン153に接続される配線11と、偶数列のピン153に接続される配線12とが設けられている。具体的に、コネクタ1は、配線11および12と、端子13と、ハウジング14(図1参照)とを備えている。配線11、12および端子13は導電性を有し、ハウジング14は絶縁性を有する。なお、図6では、説明のために、ピン153および端子13を抜き出して示し、配線基板150、ハウジング152および14などの図示を省略している。また、配線11および12は、それぞれ、本発明の「第1配線」および「第2配線」の一例である。
ハウジング14は、配線基板150のコネクタ151に着脱可能に構成されている。このハウジング14の内部には、複数の端子13が収容されている。複数の端子13は、コネクタ1がコネクタ151に嵌合された場合に、複数のピン153と対応するように配置されている。このため、複数の端子13は、平面的に見て行列状に配置されており、行方向(R方向)および列方向(C方向)に所定の間隔を隔てて配置されている。図6の例では、端子13が16個設けられ、4行4列に配置されている。そして、コネクタ1がコネクタ151に嵌合された場合には、端子13がピン153の上端部に接触されるようになっている。
配線11には、4行4列に配置される端子13のうち、奇数列に配置される端子13が接続されている。すなわち、配線11には、1列目の4個の端子13と、3列目の4個の端子13とが接続されている。つまり、配線11には、行方向における一つおきの端子13が接続されている。この配線11は、一方端部11aがハウジング14から引き出され、その一方端部11aが計測機器3に接続可能に構成されている。また、配線11は、ハウジング14の内部に収容される配線部11bを有し、配線部11bが奇数列の端子13に接続されている。配線11には、奇数列の端子13が並列的に接続されている。
配線12には、4行4列に配置される端子13のうち、偶数列に配置される端子13が接続されている。すなわち、配線12には、2列目の4個の端子13と、4列目の4個の端子13とが接続されている。つまり、配線12には、行方向における一つおきの端子13(配線11と接続されていない残りの端子13)が接続されている。この配線12は、一方端部12aがハウジング14から引き出され、その一方端部12aが計測機器3に接続可能に構成されている。また、配線12は、ハウジング14の内部に収容される配線部12bを有し、配線部12bが偶数列の端子13に接続されている。配線12には、偶数列の端子13が並列的に接続されている。
[コネクタ2]
コネクタ2は、列方向において隣接するピン153間の絶縁を検査する際に用いられるようになっている。このコネクタ2には、図7に示すように、奇数行のピン153に接続される配線21と、偶数行のピン153に接続される配線22とが設けられている。具体的に、コネクタ2は、配線21および22と、端子23と、ハウジング24(図2参照)とを備えている。配線21、22および端子23は導電性を有し、ハウジング24は絶縁性を有する。なお、図7では、説明のために、ピン153および端子23を抜き出して示し、配線基板150、ハウジング152および24などの図示を省略している。また、配線21および22は、それぞれ、本発明の「第1配線」および「第2配線」の一例である。
ハウジング24は、配線基板150のコネクタ151に着脱可能に構成されている。このハウジング24の内部には、複数の端子23が収容されている。複数の端子23は、コネクタ2がコネクタ151に嵌合された場合に、複数のピン153と対応するように配置されている。このため、複数の端子23は、平面的に見て行列状に配置されており、行方向(R方向)および列方向(C方向)に所定の間隔を隔てて配置されている。図7の例では、端子23が16個設けられ、4行4列に配置されている。そして、コネクタ2がコネクタ151に嵌合された場合には、端子23がピン153の上端部に接触されるようになっている。
配線21には、4行4列に配置される端子23のうち、奇数行に配置される端子23が接続されている。すなわち、配線21には、1行目の4個の端子23と、3行目の4個の端子23とが接続されている。つまり、配線21には、列方向における一つおきの端子23が接続されている。この配線21は、一方端部21aがハウジング24から引き出され、その一方端部21aが計測機器3に接続可能に構成されている。また、配線21は、ハウジング24の内部に収容される配線部21bを有し、配線部21bが奇数行の端子23に接続されている。配線21には、奇数行の端子23が並列的に接続されている。
配線22には、4行4列に配置される端子23のうち、偶数行に配置される端子23が接続されている。すなわち、配線22には、2行目の4個の端子23と、4行目の4個の端子23とが接続されている。つまり、配線22には、列方向における一つおきの端子23(配線21と接続されていない残りの端子23)が接続されている。この配線22は、一方端部22aがハウジング24から引き出され、その一方端部22aが計測機器3に接続可能に構成されている。また、配線22は、ハウジング24の内部に収容される配線部22bを有し、配線部22bが偶数行の端子23に接続されている。配線22には、偶数行の端子23が並列的に接続されている。
[計測機器3]
計測機器3は、コネクタ1および2が接続可能であり、隣接するピン153間の絶縁を検査するように構成されている。計測機器3には、コネクタ1および2のいずれか一方が選択的に接続されるようになっている。コネクタ1を用いて検査が行われる場合には、行方向において隣接するピン153間の絶縁が検査され、コネクタ2を用いて検査が行われる場合には、列方向において隣接するピン153間の絶縁が検査される。この計測機器3は、図8に示すように、制御部31と、テスター部32と、報知部33とを備えている。なお、テスター部32は、本発明の「検査部」の一例である。
制御部31は、CPU、ROMおよびRAMなどを有しており、計測機器3を制御するように構成されている。テスター部32は、たとえば行列状に配置されるピン153の間の抵抗値を測定するように構成されている。具体的には、テスター部32には、端子3aおよび3bを介して配線11の一方端部11aおよび配線12の一方端部12aが接続可能であるとともに、端子3aおよび3bを介して配線21の一方端部21aおよび配線22の一方端部22aが接続可能である。配線11および12が計測機器3に接続される場合には、テスター部82によって行方向において隣接するピン153間の抵抗値が測定される。配線21および22が計測機器3に接続される場合には、テスター部82によって列方向において隣接するピン153間の抵抗値が測定される。
そして、制御部31は、テスター部32を用いて測定した抵抗値が所定値以上である場合にショート不良なしと判定し、テスター部32を用いて測定した抵抗値が所定値未満である場合にショート不良ありと判定するように構成されている。なお、所定値は、予め設定された値であり、隣接するピン153間において半田ブリッジによる短絡が生じているか否かを判定するための閾値である。報知部33は、たとえば、ブザーであり、制御部31によりショート不良ありと判定された場合に、警報音を発生させるように構成されている。
-検査装置100を用いた検査方法-
次に、図1~図9を参照して、第1実施形態の検査装置100を用いて半田接続部のショート不良を検査する検査方法について説明する。なお、以下の各ステップは計測機器3の制御部31(図8参照)によって実行される。
まず、図9のステップS1において、コネクタ1を用いた行方向の検査の準備が完了されたか否かが判断される。たとえば、図1に示すように、コネクタ1が配線基板150のコネクタ151に嵌合され、かつ、配線11の一方端部11aおよび配線12の一方端部12aが計測機器3の端子3aおよび3b(図8参照)に接続された場合に、行方向の検査の準備が完了されたと判断される。そして、行方向の検査の準備が完了されたと判断された場合には、ステップS2に移る。その一方、行方向の検査の準備が完了されていないと判断された場合には、ステップS1が繰り返し行われる。すなわち、行方向の検査の準備が完了されるまで待機する。
次に、ステップS2において、配線11と配線12との間の抵抗、すなわち、行方向において隣接するピン153の間の抵抗がテスター部32(図8参照)を用いて測定される。ここで、コネクタ1がコネクタ151に嵌合されると、図6に示すように、1列目および3列目のピン153が配線11に接続され、2列目および4列目のピン153が配線12に接続されている。このため、行方向(R方向)に隣接するいずれかのピン153間に半田ブリッジ(図示省略)が形成されると、その半田ブリッジを介して配線11および12が短絡され、配線11と配線12との間の抵抗値が所定値未満になる。なお、行方向に隣接する全てのピン153間に半田ブリッジが形成されていない場合には、配線11および12が短絡されておらず、配線11と配線12との間の抵抗値が所定値以上になる。
次に、ステップS3において、ステップS2で測定された抵抗値が所定値以上であるか否かが判断される。そして、抵抗値が所定値以上であると判断された場合には、ステップS4に移る。その一方、抵抗値が所定値以上ではないと判断された場合(抵抗値が所定値未満である場合)には、ステップS8に移る。
次に、ステップS4において、コネクタ2を用いた列方向の検査の準備が完了されたか否かが判断される。たとえば、図2に示すように、コネクタ2が配線基板150のコネクタ151に嵌合され、かつ、配線21の一方端部21aおよび配線22の一方端部22aが計測機器3の端子3aおよび3bに接続された場合に、列方向の検査の準備が完了されたと判断される。そして、列方向の検査の準備が完了されたと判断された場合には、ステップS5に移る。その一方、列方向の検査の準備が完了されていないと判断された場合には、ステップS4が繰り返し行われる。すなわち、列方向の検査の準備が完了されるまで待機する。
次に、ステップS5において、配線21と配線22との間の抵抗、すなわち、列方向において隣接するピン153の間の抵抗がテスター部32を用いて測定される。ここで、コネクタ2がコネクタ151に嵌合されると、図7に示すように、1行目および3行目のピン153が配線21に接続され、2行目および4行目のピン153が配線22に接続されている。このため、列方向(C方向)に隣接するいずれかのピン153間に半田ブリッジが形成されると、その半田ブリッジを介して配線21および22が短絡され、配線21と配線22との間の抵抗値が所定値未満になる。なお、列方向に隣接する全てのピン153間に半田ブリッジが形成されていない場合には、配線21および22が短絡されておらず、配線21と配線22との間の抵抗値が所定値以上になる。
次に、ステップS6において、ステップS5で測定された抵抗値が所定値以上であるか否かが判断される。なお、この所定値は、たとえばステップS3の所定値と同じ値である。そして、抵抗値が所定値以上であると判断された場合には、ステップS7に移る。その一方、抵抗値が所定値以上ではないと判断された場合(抵抗値が所定値未満である場合)には、ステップS8に移る。
そして、ステップS7では、ショート不良なしと判定される。すなわち、行方向において隣接するピン153が短絡されておらず、かつ、列方向において隣接するピン153が短絡されていないと判定される。この場合に、ショート不良がないことを報知部33(図8参照)が作業者に報知するようにしてもよい。その後、エンドに移る。
また、ステップS8では、ショート不良ありと判定される。すなわち、行方向および列方向に隣接するピン153の少なくとも一部が短絡されていると判定される。この場合には、報知部33により、ショート不良があることが作業者に報知され、エンドに移る。
-効果-
第1実施形態では、上記のように、一部のピン153に接続される配線11(21)と、残りのピン153に接続される配線12(22)と、配線11(21)と配線12(22)との間の絶縁を検査する計測機器3とを設けることによって、隣接するピン153の間に半田ブリッジが形成されている場合には、計測機器3により半田ブリッジを介した導通が確認されるので、ショート不良を検出することができる。なお、隣接するピン153の間に半田ブリッジが形成されていない場合には、計測機器3により、隣接するピン153の間の絶縁が確認される。したがって、配線基板150にコネクタ151が設けられることにより、半田接続部の外観を検査することができない場合であっても、ショート不良を検出することができる。
また、第1実施形態では、配線11に奇数列のピン153を接続し、配線12に偶数列のピン153を接続することによって、行方向に隣接するピン153の間に半田ブリッジが形成されているか否かを確認することができる。すなわち、行方向に隣接するいずれかのピン153間に半田ブリッジが形成されている場合にショート不良が検出されるので、行方向に隣接するピン153の間を一括して検査することができる。
また、第1実施形態では、配線21に奇数行のピン153を接続し、配線22に偶数行のピン153を接続することによって、列方向に隣接するピン153の間に半田ブリッジが形成されているか否かを確認することができる。すなわち、列方向に隣接するいずれかのピン153間に半田ブリッジが形成されている場合にショート不良が検出されるので、列方向に隣接するピン153の間を一括して検査することができる。
また、第1実施形態では、行方向におけるショート不良の検査と、列方向におけるショート不良の検査とを行うことによって、全てのピン153間に半田ブリッジが形成されていないことを2回の検査で確認することができる。
(第2実施形態)
まず、図10~図14を参照して、本発明の第2実施形態による検査装置100aの構成について説明する。
検査装置100aは、図10および図11に示すように、配線基板150の半田接続部のショート不良を検査するように構成されている。検査装置100aは、コネクタ4およびボード5(図10参照)と、コネクタ6およびボード7(図11参照)と、計測機器8とを備えている。この検査装置100aは、後述する端子43、53、63および73とピン153との接触不良を検出可能に構成されている。
[コネクタ4およびボード5]
コネクタ4およびボード5は、行方向において隣接するピン153間の絶縁を検査する際に用いられるようになっている。コネクタ4は、配線基板150のコネクタ151に着脱可能に構成され、ボード5は、配線基板150の裏面150b側のピン153が配置される領域に着脱可能に構成されている。コネクタ4およびボード5は、図12に示すように、奇数列のピン153に接続される配線41と、偶数列のピン153に接続される配線42とが設けられている。なお、配線41および42は、それぞれ、本発明の「第1配線」および「第2配線」の一例である。
具体的に、コネクタ4は、配線41の一方端部41aおよび他方端部41bと、配線41の一部を構成する配線部41cと、配線42の一方端部42aおよび他方端部42bと、配線42の一部を構成する配線部42cと、端子43と、ハウジング44(図10参照)とを備えている。ボード5は、配線41の一部を構成する配線部51と、配線42の一部を構成する配線部52と、端子53と、ハウジング54(図10参照)とを備えている。配線41、42、端子43および53は導電性を有し、ハウジング44および54は絶縁性を有する。なお、図12では、説明のために、ピン153、端子43および53を抜き出して示し、配線基板150、ハウジング152、44および54などの図示を省略している。また、端子43および53は、それぞれ、本発明の「上側端子」および「下側端子」の一例である。配線部41cおよび51は、それぞれ、本発明の「第1配線部」および「第2配線部」の一例であり、配線部42cおよび52は、それぞれ、本発明の「第3配線部」および「第4配線部」の一例である。
ハウジング44は、コネクタ151に着脱可能に構成され、内部に複数の端子43が収容されている。複数の端子43は、コネクタ4がコネクタ151に嵌合された場合に、複数のピン153と対応するように配置されている。このため、複数の端子43は、平面的に見て行列状に配置されており、行方向(R方向)および列方向(C方向)に所定の間隔を隔てて配置されている。図12の例では、端子43が16個設けられ、4行4列に配置されている。そして、コネクタ4がコネクタ151に嵌合された場合には、端子43がピン153の上端部に接触されるようになっている。
ハウジング54は、配線基板150の裏面150bに着脱可能に構成され、内部に複数の端子53が収容されている。複数の端子53は、ボード5が配線基板150に取り付けられた場合に、複数のピン153と対応するように配置されている。このため、複数の端子53は、平面的に見て行列状に配置されており、行方向および列方向に所定の間隔を隔てて配置されている。図12の例では、端子53が16個設けられ、4行4列に配置されている。そして、ボード5が配線基板150に取り付けられた場合には、端子53がピン153の下端部に接触されるようになっている。
配線41は、一方端部41aおよび他方端部41bがハウジング44から引き出され、その一方端部41aおよび他方端部41bが計測機器8に接続可能に構成されている。また、配線41は、ハウジング44の内部に収容される配線部41cと、ハウジング54の内部に収容される配線部51とを有する。配線部41cは奇数列の端子43同士を接続し、配線部51は奇数列の端子53同士を接続し、配線部41cおよび51が交互に配置されている。このため、配線41に接続される奇数列のピン153が直列的に配置されている。すなわち、図12の例では、一方端部41aから他方端部41bに向けて、1行1列目のピン153、2行1列目のピン153、3行1列目のピン153、4行1列目のピン153、4行3列目のピン153、3行3列目のピン153、2行3列目のピン153および1行3列目のピン153が順に接続されている。
配線42は、一方端部42aおよび他方端部42bがハウジング44から引き出され、その一方端部42aおよび他方端部42bが計測機器8に接続可能に構成されている。また、配線42は、ハウジング44の内部に収容される配線部42cと、ハウジング54の内部に収容される配線部52とを有する。配線部42cは偶数列の端子43同士を接続し、配線部52は偶数列の端子53同士を接続し、配線部42cおよび52が交互に配置されている。このため、配線42に接続される偶数列のピン153が直列的に配置されている。すなわち、図12の例では、一方端部42aから他方端部42bに向けて、1行2列目のピン153、2行2列目のピン153、3行2列目のピン153、4行2列目のピン153、4行4列目のピン153、3行4列目のピン153、2行4列目のピン153および1行4列目のピン153が順に接続されている。
[コネクタ6およびボード7]
コネクタ6およびボード7は、列方向において隣接するピン153間の絶縁を検査する際に用いられるようになっている。コネクタ6は、配線基板150のコネクタ151に着脱可能に構成され、ボード7は、配線基板150の裏面150b側のピン153が配置される領域に着脱可能に構成されている。コネクタ6およびボード7は、図13に示すように、奇数行のピン153に接続される配線61と、偶数行のピン153に接続される配線62とが設けられている。なお、配線61および62は、それぞれ、本発明の「第1配線」および「第2配線」の一例である。
具体的に、コネクタ6は、配線61の一方端部61aおよび他方端部61bと、配線61の一部を構成する配線部61cと、配線62の一方端部62aおよび他方端部62bと、配線62の一部を構成する配線部62cと、端子63と、ハウジング64(図11参照)とを備えている。ボード7は、配線61の一部を構成する配線部71と、配線62の一部を構成する配線部72と、端子73と、ハウジング74(図11参照)とを備えている。配線61、62、端子63および73は導電性を有し、ハウジング64および74は絶縁性を有する。なお、図13では、説明のために、ピン153、端子63および73を抜き出して示し、配線基板150、ハウジング152、64および74などの図示を省略している。また、端子63および73は、それぞれ、本発明の「上側端子」および「下側端子」の一例である。配線部61cおよび71は、それぞれ、本発明の「第1配線部」および「第2配線部」の一例であり、配線部62cおよび72は、それぞれ、本発明の「第3配線部」および「第4配線部」の一例である。
ハウジング64は、コネクタ151に着脱可能に構成され、内部に複数の端子63が収容されている。複数の端子63は、コネクタ6がコネクタ151に嵌合された場合に、複数のピン153と対応するように配置されている。このため、複数の端子63は、平面的に見て行列状に配置されており、行方向(R方向)および列方向(C方向)に所定の間隔を隔てて配置されている。図13の例では、端子63が16個設けられ、4行4列に配置されている。そして、コネクタ6がコネクタ151に嵌合された場合には、端子63がピン153の上端部に接触されるようになっている。
ハウジング74は、配線基板150の裏面150bに着脱可能に構成され、内部に複数の端子73が収容されている。複数の端子73は、ボード7が配線基板150に取り付けられた場合に、複数のピン153と対応するように配置されている。このため、複数の端子73は、平面的に見て行列状に配置されており、行方向および列方向に所定の間隔を隔てて配置されている。図13の例では、端子73が16個設けられ、4行4列に配置されている。そして、ボード7が配線基板150に取り付けられた場合には、端子73がピン153の下端部に接触されるようになっている。
配線61は、一方端部61aおよび他方端部61bがハウジング64から引き出され、その一方端部61aおよび他方端部61bが計測機器8に接続可能に構成されている。また、配線61は、ハウジング64の内部に収容される配線部61cと、ハウジング74の内部に収容される配線部71とを有する。配線部61cは奇数行の端子63同士を接続し、配線部71は奇数行の端子73同士を接続し、配線部61cおよび71が交互に配置されている。このため、配線61に接続される奇数行のピン153が直列的に配置されている。すなわち、図13の例では、一方端部61aから他方端部61bに向けて、1行1列目のピン153、1行2列目のピン153、1行3列目のピン153、1行4列目のピン153、3行4列目のピン153、3行3列目のピン153、3行2列目のピン153および3行1列目のピン153が順に接続されている。
配線62は、一方端部62aおよび他方端部62bがハウジング64から引き出され、その一方端部62aおよび他方端部62bが計測機器8に接続可能に構成されている。また、配線62は、ハウジング64の内部に収容される配線部62cと、ハウジング74の内部に収容される配線部72とを有する。配線部62cは偶数行の端子63同士を接続し、配線部72は偶数行の端子73同士を接続し、配線部62cおよび72が交互に配置されている。このため、配線62に接続される偶数行のピン153が直列的に配置されている。すなわち、図13の例では、一方端部62aから他方端部62bに向けて、2行1列目のピン153、2行2列目のピン153、2行3列目のピン153、2行4列目のピン153、4行4列目のピン153、4行3列目のピン153、4行2列目のピン153および4行1列目のピン153が順に接続されている。
[計測機器8]
計測機器8は、コネクタ4が接続可能であり、行方向に隣接するピン153間の絶縁を検査するとともに、その絶縁の検査前にピン153と端子43および53との接触を確認するように構成されている。また、計測機器8は、コネクタ6が接続可能であり、列方向に隣接するピン153間の絶縁を検査するとともに、その絶縁の検査前にピン153と端子63および73との接触を確認するように構成されている。計測機器8には、コネクタ4および6のいずれか一方が選択的に接続されるようになっている。この計測機器8は、図14に示すように、制御部81と、テスター部82と、報知部83と、スイッチ84とを備えている。なお、テスター部82は、本発明の「検査部」の一例である。
制御部81は、CPU、ROMおよびRAMなどを有しており、計測機器8を制御するように構成されている。スイッチ84は、配線41の他方端部41bと配線42の他方端部42bとを電気的に接続または遮断し、配線61の他方端部61bと配線62の他方端部62bとを電気的に接続または遮断するために設けられている。テスター部82は、たとえば、スイッチ84がオン状態のときに導通確認を行うとともに、スイッチ84がオフ状態のときにピン153の間の抵抗値を測定するように構成されている。
具体的には、テスター部82には、端子8aおよび8bを介して配線41の一方端部41aおよび配線42の一方端部42aが接続可能であり、スイッチ84には、端子8cおよび8dを介して配線41の他方端部41bおよび配線42の他方端部42bが接続可能である。また、テスター部82には、端子8aおよび8bを介して配線61の一方端部61aおよび配線62の一方端部62aが接続可能であり、スイッチ84には、端子8cおよび8dを介して配線61の他方端部61bおよび配線62の他方端部62bが接続可能である。配線41および42が計測機器8に接続される場合には、スイッチ84がオン状態のときにテスター部82によって導通が確認され、導通が確認された後にスイッチ84がオフ状態にされ、テスター部82によって行方向において隣接するピン153間の抵抗値が測定される。配線61および62が計測機器8に接続される場合には、スイッチ84がオン状態のときにテスター部82によって導通が確認され、導通が確認された後にスイッチ84がオフ状態にされ、テスター部82によって列方向において隣接するピン153間の抵抗値が測定される。
そして、制御部81は、スイッチ84をオン状態にして導通が確認された場合に、接触不良なしと判定し、スイッチ84をオン状態にして導通が確認されなかった場合に、接触不良ありと判定するように構成されている。また、制御部81は、接触不良なしと判定された場合において、テスター部82を用いて測定した抵抗値が所定値以上である場合にショート不良なしと判定し、テスター部82を用いて測定した抵抗値が所定値未満である場合にショート不良ありと判定するように構成されている。なお、所定値は、予め設定された値であり、隣接するピン153間において半田ブリッジによる短絡が生じているか否かを判定するための閾値である。報知部83は、たとえば、ブザーであり、制御部81によりショート不良ありと判定された場合および制御部81により接触不良ありと判定された場合に、警報音を発生させるように構成されている。
-検査装置100aを用いた検査方法-
次に、図10~図16を参照して、第2実施形態の検査装置100aを用いて半田接続部のショート不良を検査する検査方法について説明する。なお、以下の各ステップは計測機器8の制御部81(図14参照)によって実行される。
まず、図15のステップS11において、コネクタ4およびボード5を用いた行方向の検査の準備が完了されたか否かが判断される。たとえば、図10に示すように、コネクタ4が配線基板150のコネクタ151に嵌合されるとともに、ボード5が配線基板150の裏面150bに取り付けられ、かつ、配線41の一方端部41aおよび配線42の一方端部42aが計測機器8の端子8aおよび8b(図14参照)に接続されるとともに、配線41の他方端部41bおよび配線42の他方端部42bが計測機器8の端子8cおよび8d(図14参照)に接続された場合に、行方向の検査の準備が完了されたと判断される。そして、行方向の検査の準備が完了されたと判断された場合には、ステップS12に移る。その一方、行方向の検査の準備が完了されていないと判断された場合には、ステップS11が繰り返し行われる。すなわち、行方向の検査の準備が完了されるまで待機する。
次に、ステップS12において、スイッチ84(図14参照)がオン状態にされる。このため、配線41の他方端部41bと配線42の他方端部42bとが電気的に接続される。
次に、ステップS13において、テスター部82(図14参照)により、配線41および42の導通が確認される。すなわち、ピン153に対してコネクタ4の端子43およびボード5の端子53が適切に接触されているか否かが確認される。ここで、図12に示すように、ピン153が直列的に配置されていることから、全てのピン153に対して対応する端子43および53が接触されている場合に導通ありとなり、ピン153と端子43および53との接触不良が1箇所でもあれば導通なしになる。
次に、ステップS14において、導通があったか否かが判断される。そして、導通があったと判断された場合には、ステップS15に移る。その一方、導通がなかったと判断された場合には、図16のステップS27に移る。
次に、ステップS15において、スイッチ84がオフ状態にされる。このため、配線41の他方端部41bと配線42の他方端部42bとが電気的に遮断される。
次に、ステップS16において、配線41と配線42との間の抵抗、すなわち、行方向において隣接するピン153の間の抵抗がテスター部82を用いて測定される。ここで、コネクタ4がコネクタ151に嵌合され、ボード5が配線基板150に取り付けられていると、図12に示すように、1列目および3列目のピン153が配線41に接続され、2列目および4列目のピン153が配線42に接続されている。このため、行方向(R方向)に隣接するいずれかのピン153間に半田ブリッジ(図示省略)が形成されると、その半田ブリッジを介して配線41および42が短絡され、配線41と配線42との間の抵抗値が所定値未満になる。なお、行方向に隣接する全てのピン153間に半田ブリッジが形成されていない場合には、配線41および42が短絡されておらず、配線41と配線42との間の抵抗値が所定値以上になる。
次に、ステップS17において、ステップS16で測定された抵抗値が所定値以上であるか否かが判断される。そして、抵抗値が所定値以上であると判断された場合には、図16のステップS18に移る。その一方、抵抗値が所定値以上ではないと判断された場合(抵抗値が所定値未満である場合)には、図16のステップS26に移る。
次に、図16のステップS18において、コネクタ6およびボード7を用いた列方向の検査の準備が完了されたか否かが判断される。たとえば、図11に示すように、コネクタ6が配線基板150のコネクタ151に嵌合されるとともに、ボード7が配線基板150の裏面150bに取り付けられ、かつ、配線61の一方端部61aおよび配線62の一方端部62aが計測機器8の端子8aおよび8bに接続されるとともに、配線61の他方端部61bおよび配線62の他方端部62bが計測機器8の端子8cおよび8dに接続された場合に、列方向の検査の準備が完了されたと判断される。そして、列方向の検査の準備が完了されたと判断された場合には、ステップS19に移る。その一方、列方向の検査の準備が完了されていないと判断された場合には、ステップS18が繰り返し行われる。すなわち、列方向の検査の準備が完了されるまで待機する。
次に、ステップS19において、スイッチ84がオン状態にされる。このため、配線61の他方端部61bと配線62の他方端部62bとが電気的に接続される。
次に、ステップS20において、テスター部82により、配線61および62の導通が確認される。すなわち、ピン153に対してコネクタ6の端子63およびボード7の端子73が適切に接触されているか否かが確認される。ここで、図13に示すように、ピン153が直列的に配置されていることから、全てのピン153に対して対応する端子63および73が接触されている場合に導通ありとなり、ピン153と端子63および73との接触不良が1箇所でもあれば導通なしになる。
次に、ステップS21において、導通があったか否かが判断される。そして、導通があったと判断された場合には、ステップS22に移る。その一方、導通がなかったと判断された場合には、ステップS27に移る。
次に、ステップS22において、スイッチ84がオフ状態にされる。このため、配線61の他方端部61bと配線62の他方端部62bとが電気的に遮断される。
次に、ステップS23において、配線61と配線62との間の抵抗、すなわち、列方向において隣接するピン153の間の抵抗がテスター部82を用いて測定される。ここで、コネクタ6がコネクタ151に嵌合され、ボード7が配線基板150に取り付けられていると、図13に示すように、1行目および3行目のピン153が配線61に接続され、2行目および4行目のピン153が配線62に接続されている。このため、列方向(C方向)に隣接するいずれかのピン153間に半田ブリッジが形成されると、その半田ブリッジを介して配線61および62が短絡され、配線61と配線62との間の抵抗値が所定値未満になる。なお、列方向に隣接する全てのピン153間に半田ブリッジが形成されていない場合には、配線61および62が短絡されておらず、配線61と配線62との間の抵抗値が所定値以上になる。
次に、ステップS24において、ステップS23で測定された抵抗値が所定値以上であるか否かが判断される。なお、この所定値は、たとえばステップS17の所定値と同じ値である。そして、抵抗値が所定値以上であると判断された場合には、ステップS25に移る。その一方、抵抗値が所定値以上ではないと判断された場合(抵抗値が所定値未満である場合)には、ステップS26に移る。
そして、ステップS25では、ショート不良なしと判定される。すなわち、行方向において隣接するピン153が短絡されておらず、かつ、列方向において隣接するピン153が短絡されていないと判定される。この場合に、ショート不良がないことを報知部83(図14参照)が作業者に報知するようにしてもよい。その後、エンドに移る。
また、ステップS26では、ショート不良ありと判定される。すなわち、行方向および列方向に隣接するピン153の少なくとも一部が短絡されていると判定される。この場合には、報知部83により、ショート不良があることが作業者に報知され、エンドに移る。
また、ステップS27では、接触不良ありと判定される。これにより、接触不良に起因して、ショート不良の検査を適切に行うことができないと判定される。この場合には、報知部83により、接触不良があることが作業者に報知され、エンドに移る。
-効果-
第2実施形態では、上記のように、配線41(61)の他方端部41b(61b)および配線42(62)の他方端部42b(62b)が接続されるスイッチ84を設けるとともに、配線41および42(61および62)に接続されるピン153を直列的に配置することによって、スイッチ84をオン状態にして導通を確認することにより、ピン153に対して端子43および53(63および73)が適切に接触されているか否かを確認することができる。したがって、ピン153と端子43および53(63および73)との接触を確認した後にショート不良の検査を行うことができる。ここで、接触不良が生じている場合には、半田ブリッジが形成されているか否かにかかわらず、接触不良箇所で電気的に切断されることから、抵抗値に基づくショート不良の検査が行われると、半田ブリッジが形成されていてもショート不良なしと誤判定されるおそれがあるため、第2実施形態では、接触を確認した後にショート不良の検査を行うことにより、接触不良によって半田ブリッジが形成されているにもかかわらずショート不良なしと誤判定される(不良品の検出漏れが発生する)のを抑制することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、第1実施形態と同様である。
(他の実施形態)
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、第1実施形態では、ピン153が行列状に配置される例を示したが、これに限らず、ピンがその他のパターンで配置されていてもよい。
また、第1実施形態では、コネクタ151に1つの差込口が設けられる例を示したが、これに限らず、コネクタに複数の差込口が設けられていてもよい。
また、第1実施形態では、16本のピン153が4行4列に配置される例を示したが、これに限らず、ピンの数は複数であればいくつであってもよく、行方向および列方向のピンの数もいくつであってもよい。また、行方向のピンの数と列方向のピンの数とが異なっていてもよい。
また、第1実施形態では、報知部33がブザーである例を示したが、これに限らず、報知部がディスプレイなどであってもよい。
また、第1実施形態において、検査の準備は、作業者が手作業によって行うようにしてもよい。この場合には、たとえば、作業者によって操作ボタン(図示省略)が操作された場合に、検査の準備が完了したと判断されるようにしてもよい。また、検査の準備は、作業ロボットによって自動的に行われるようにしてもよい。この場合には、たとえば、図示省略したセンサの検出結果などに基づいて検査の準備が完了されたか否かが判断されるようにしてもよい。
また、第1実施形態では、行方向検査用の所定値(ステップS3の所定値)と列方向検査用の所定値(ステップS6の所定値)とが同じである例を示したが、これに限らず、行方向検査用の所定値と列方向検査用の所定値とが異なっていてもよい。
また、第1実施形態では、抵抗値が所定値未満の場合にショート不良ありと判定される例を示したが、これに限らず、導通が確認された場合にショート不良ありと判定されるようにしてもよい。
また、第1実施形態では、コネクタ1および2が計測機器3に接続される例を示したが、これに限らず、コネクタ毎に計測機器が設けられていてもよい。
また、第1実施形態では、行方向検査用のコネクタ1と列方向検査用のコネクタ2とが設けられる例を示したが、これに限らず、コネクタの装着向きを変更することにより、行方向の検査と列方向の検査とが行える場合には、その行方向および列方向の検査で共用される1つのコネクタが設けられていてもよい。
また、第1実施形態では、計測機器3の制御部31によりフローチャートの各ステップが実行される例を示したが、これに限らず、作業者によりフローチャートの各ステップが実行されるようにしてもよい。
また、第1実施形態では、行方向の検査が行われた後に、列方向の検査が行われる例を示したが、これに限らず、列方向の検査が行われた後に、行方向の検査が行われるようにしてもよい。
なお、上記した第1実施形態の各変形例は第2実施形態についても同様に適用可能である。
また、第2実施形態では、導通がなかった場合に接触不良ありと判定される例を示したが、これに限らず、抵抗値が所定値以上の場合に接触不良ありと判定されるようにしてもよい。この所定値は、予め設定された値であり、ピンと端子とが接触されているか否かを判定するための閾値である。つまり、この所定値は、上記したショート不良を判定するための所定値とは異なるものである。
また、第2実施形態では、配線41の一方端部41aおよび他方端部41bと、配線42の一方端部42aおよび他方端部42bとがコネクタ4のハウジング44から引き出される例を示したが、これに限らず、配線の一方端部および他方端部の少なくとも一方がボードのハウジングから引き出されていてもよい。
本発明は、半田によって接続された部分のショート不良を検査する検査装置および検査方法に利用可能である。
11、21、41、61 配線(第1配線)
12、22、42、62 配線(第2配線)
32、82 テスター部(検査部)
41a、42a、61a、62a 一方端部
41b、42b、61b、62b 他方端部
41c、61c 配線部(第1配線部)
42c、62c 配線部(第3配線部)
43、63 端子(上側端子)
51、71 配線部(第2配線部)
52、72 配線部(第4配線部)
53、73 端子(下側端子)
84 スイッチ
100、100a 検査装置
150 配線基板
151 コネクタ
153 ピン
154 半田

Claims (6)

  1. 配線基板に設けられたコネクタが複数のピンを有し、前記複数のピンが前記配線基板に半田によって接続されており、その半田によって接続された部分のショート不良を検査する検査装置であって、
    前記複数のピンのうちの一部のピンに接続される第1配線と、
    前記複数のピンのうちの残りのピンに接続される第2配線と、
    前記第1配線および前記第2配線が接続され、前記一部のピンと前記残りのピンとの間の絶縁を検査する検査部と
    前記複数のピンに対応するように配置され、前記ピンの上端部に接触される上側端子と、
    前記複数のピンに対応するように配置され、前記ピンの下端部に接触される下側端子とを備え、
    前記第1配線は、前記一部のピンと対応する前記上側端子を接続する第1配線部と、前記一部のピンと対応する前記下側端子を接続する第2配線部とを含み、
    前記第1配線に接続される前記一部のピンは、直列的に配置され、
    前記第2配線は、前記残りのピンと対応する前記上側端子を接続する第3配線部と、前記残りのピンと対応する前記下側端子を接続する第4配線部とを含み、
    前記第2配線に接続される前記残りのピンは、直列的に配置され、
    前記第1配線の一方端部および前記第2配線の一方端部が前記検査部に接続され、前記第1配線の他方端部および前記第2配線の他方端部がスイッチに接続されていることを特徴とする検査装置。
  2. 請求項1に記載の検査装置において、
    前記複数のピンは、平面的に見て行列状に配置され、
    前記第1配線には、前記複数のピンのうちの奇数列のピンが接続され、
    前記第2配線には、前記複数のピンのうちの偶数列のピンが接続され、
    前記検査部は、前記奇数列のピンと前記偶数列のピンとの間の絶縁を検査するように構成されていることを特徴とする検査装置。
  3. 請求項1または2に記載の検査装置において、
    前記複数のピンは、平面的に見て行列状に配置され、
    前記第1配線には、前記複数のピンのうちの奇数行のピンが接続され、
    前記第2配線には、前記複数のピンのうちの偶数行のピンが接続され、
    前記検査部は、前記奇数行のピンと前記偶数行のピンとの間の絶縁を検査するように構成されていることを特徴とする検査装置。
  4. 配線基板に設けられたコネクタが複数のピンを有し、前記複数のピンが前記配線基板に半田によって接続されており、その半田によって接続された部分のショート不良を検査する検査方法であって、
    前記複数のピンのうちの一部のピンに第1配線を接続するとともに、前記複数のピンのうちの残りのピンに第2配線を接続する工程と、
    前記第1配線および前記第2配線を検査部に接続し、前記検査部により前記一部のピンと前記残りのピンとの間の絶縁を検査する工程とを備え
    前記一部のピンに前記第1配線を接続するとともに、前記残りのピンに前記第2配線を接続する工程では、前記第1配線に接続される前記一部のピンが直列的に配置されるとともに、前記第2配線に接続される前記残りのピンが直列的に配置され、
    前記絶縁を検査する工程は、
    前記第1配線の一方端部および前記第2配線の一方端部を前記検査部に接続するとともに、前記第1配線の他方端部および前記第2配線の他方端部をスイッチに接続する工程と、
    前記スイッチをオン状態にし、前記検査部により導通を確認する工程と、
    導通が確認された後に前記スイッチをオフ状態にし、前記検査部により前記一部のピンと前記残りのピンとの間の絶縁を検査する工程とを含むことを特徴とする検査方法。
  5. 請求項に記載の検査方法において、
    前記複数のピンは、平面的に見て行列状に配置され、
    前記一部のピンに前記第1配線を接続するとともに、前記残りのピンに前記第2配線を接続する工程は、前記複数のピンのうちの奇数列のピンに前記第1配線を接続するとともに、前記複数のピンのうちの偶数列のピンに前記第2配線を接続する工程を含み、
    前記絶縁を検査する工程は、前記奇数列のピンと前記偶数列のピンとの間の絶縁を検査する工程を含むことを特徴とする検査方法。
  6. 請求項またはに記載の検査方法において、
    前記複数のピンは、平面的に見て行列状に配置され、
    前記一部のピンに前記第1配線を接続するとともに、前記残りのピンに前記第2配線を接続する工程は、前記複数のピンのうちの奇数行のピンに前記第1配線を接続するとともに、前記複数のピンのうちの偶数行のピンに前記第2配線を接続する工程を含み、
    前記絶縁を検査する工程は、前記奇数行のピンと前記偶数行のピンとの間の絶縁を検査する工程を含むことを特徴とする検査方法。
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