JP7135495B2 - 三次元計測装置、制御装置およびロボットシステム - Google Patents

三次元計測装置、制御装置およびロボットシステム Download PDF

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Description

本発明は、三次元計測装置、制御装置およびロボットシステムに関するものである。
特許文献1には、三次元形状測定装置を搭載した多関節ロボットが記載されている。また、多関節ロボットに搭載された三次元形状測定装置は、対象物に向けて測定用レーザー光を走査することにより対象物にパターンを投影する測定用レーザー光照射器と、パターンが投影された対象物の画像を取得する受光器と、を備え、受光器が取得した画像に基づいて対象物の三次元計測を行うように構成されている。
特開2004-333369号
このような構成において、多関節ロボットのアームに三次元形状測定装置が設けられているため、アームの向きによって測定用レーザー光の出射方向が変化する。さらに、測定用レーザー光が走査や拡散されることなく一点に向けて照射され続けた場合、単位面積当たりのエネルギー量が大きくなることから、測定用レーザー光の光路上に人が存在する場合、当該人に影響を与えるおそれがあった。
本発明の三次元計測装置は、レーザー光を用いて対象物の三次元計測を行う三次元計測装置であって、
ロボットの可動部に配置され、前記対象物を含む領域に前記レーザー光を照射するレーザー光照射部と、
前記レーザー光照射部の駆動を制御する照射制御部と、
前記レーザー光が照射された前記対象物を撮像して画像データを取得する撮像部と、
前記画像データに基づいて、前記対象物を含む領域の三次元点群データを生成する点群データ生成部と、を備え、
前記レーザー光照射部は、レーザー光源と、前記レーザー光源から出射した前記レーザー光を拡散させる拡散部と、を含むことを特徴とする。
本発明の第1実施形態に係るロボットシステムの全体構成を示す図である。 ロボットを示す斜視図である。 三次元計測装置の全体構成を示す図である。 図3に示す三次元計測装置が有する光走査部を示す平面図である。 ロボットアームの移動速度を示すグラフである。 レーザー光出射部により投影される投影パターンを示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係るロボットシステムが有するレーザー光照射部の全体構成を示す図である。 図7に示すレーザー光照射部が有する回折光学素子を示す平面図である。
以下、本発明の三次元計測装置、制御装置およびロボットシステムを添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るロボットシステムの全体構成を示す図である。図2は、ロボットを示す斜視図である。図3は、三次元計測装置の全体構成を示す図である。図4は、図3に示す三次元計測装置が有する光走査部を示す平面図である。図5は、ロボットアームの移動速度を示すグラフである。図6は、レーザー光出射部により投影される投影パターンを示す平面図である。
図1に示すロボットシステム1は、人と共存する、すなわち、周囲で人が作業することを前提とした人共存型のロボットシステムである。そのため、ロボットシステム1は、検出範囲内の人の存在を検出し、それに応じた対応を行うように構成されている。
ロボットシステム1は、ロボット2と、ロボット2の周囲に設定された検出エリアS(検出範囲)内の人を感知する人感センサー3と、レーザー光Lを用いて対象物Wを三次元計測する三次元計測装置4と、三次元計測装置4の計測結果に基づいてロボット2の駆動を制御するロボット制御装置5と、ロボット制御装置5と通信可能なホストコンピューター6と、を有する。ロボットシステム1は、人感センサー3が検出エリアS内で人を感知すると、例えば、ロボット2の移動速度を遅くしたり、レーザー光Lの出力を下げたりすることにより、検出エリアS内の人の安全性を確保する。以下、このようなロボットシステム1について、詳細に説明する。
<ロボット>
ロボット2は、例えば、精密機器やこれを構成する部品の給材、除材、搬送および組立等の作業を行うロボットである。ただし、ロボット2の用途としては、特に限定されない。
ロボット2は、6軸ロボットであり、図2に示すように、床や天井に固定されるベース21と、ベース21に対して可動するロボットアーム22(可動部)と、を有する。また、ロボットアーム22は、ベース21に第1軸O1まわりに回動自在に連結された第1アーム221と、第1アーム221に第2軸O2まわりに回動自在に連結された第2アーム222と、第2アーム222に第3軸O3まわりに回動自在に連結された第3アーム223と、第3アーム223に第4軸O4まわりに回動自在に連結された第4アーム224と、第4アーム224に第5軸O5まわりに回動自在に連結された第5アーム225と、第5アーム225に第6軸O6まわりに回動自在に連結された第6アーム226と、を有する。また、第6アーム226にはハンド接続部が設けられており、ハンド接続部にはロボット2に実行させる作業に応じたエンドエフェクター24が装着される。
また、ロボット2は、ベース21に対して第1アーム221を回動させる第1駆動装置251と、第1アーム221に対して第2アーム222を回動させる第2駆動装置252と、第2アーム222に対して第3アーム223を回動させる第3駆動装置253と、第3アーム223に対して第4アーム224を回動させる第4駆動装置254と、第4アーム224に対して第5アーム225を回動させる第5駆動装置255と、第5アーム225に対して第6アーム226を回動させる第6駆動装置256と、を有する。
また、第1~第6駆動装置251~256は、それぞれ、例えば、駆動源としてのモーターMと、モーターMの駆動を制御するコントローラーCと、対応するアームの回転量を検出するエンコーダーEと、を有する。そして、それら第1~第6駆動装置251~256は、それぞれ、ロボット制御装置5によって独立して制御される。
以上のようなロボット2の各部とロボット制御装置5とは、有線または無線により通信可能とされ、この通信は、インターネットのようなネットワークを介してなされてもよい。ロボット制御装置5とホストコンピューター6との通信や後述する制御装置48とホストコンピューター6との通信についても同様である。
なお、ロボット2としては、本実施形態の構成に限定されず、例えば、アームの数が1本~5本であってもよいし、7本以上であってもよい。また、例えば、ロボット2の種類は、スカラロボットや双腕ロボットであってもよい。
<人感センサー>
人感センサー3は、ロボット2の周囲に設定された検出エリアS内の人を感知し、感知結果を三次元計測装置4およびロボット制御装置5に送信する。なお、以下では、検出エリア内に人がいない場合に人感センサー3から出力される情報を「人非感知信号」ともいい、検出エリアS内に人がいる場合に人感センサー3から出力される情報を「人感知信号」ともいう。
このような目的を達成できる限り、人感センサー3の構成は、特に限定されない。本実施形態の人感センサー3は、図1に示すように、ロボット2の上方に設けられ、検出エリアSの全域を撮像可能なカメラ31を有し、カメラ31で撮像された画像データに基づいて検出エリアS内の人を感知する構成となっている。
ただし、カメラ31の配置としては、天井に限定されず、例えば、壁に設けられていたり、可動式または固定式のスタンドに設けられていたり、床に設けられていたりしてもよい。また、カメラ31は、2つ以上配置されていてもよい。また、カメラ31は、例えば、ロボット2に設けられていてもよい。また、この場合、後述するカメラ471がカメラ31を兼ねていてもよい。この他にも、人感センサー3として、重量センサー、レーザー光センサー、赤外線センサー、静電容量型のセンサー等を用いてもよい。
なお、人感センサー3が検知する対象としては、人に限定されず、例えば、人以外の動物、ロボット2以外のロボット、AGV(無人搬送車)等の移動体、その他の移動可能な各種電位機器等、検出エリアS内に侵入し得る如何なる物体であってもよい。これらが検出エリアS内に存在する場合も、人と同様に判断する構成となっていてもよいし、人と区別する構成となっていてもよい。
<ロボット制御装置>
ロボット制御装置5は、ホストコンピューター6からロボット2の位置指令を受け、各アーム221~226が受けた位置指令に応じた位置となるように、第1~第6駆動装置251~256の駆動をそれぞれ独立して制御する。
また、ロボット制御装置5は、ロボット2の駆動モードとして、ロボットアーム22の最大移動速度が第1速度以下となるように各第1~第6駆動装置251~256の駆動を制御する第1駆動モード(高速駆動モード)と、ロボットアーム22の最大移動速度が第1速度よりも遅い第2速度以下となるように各第1~第6駆動装置251~256の駆動を制御する第2駆動モード(低速駆動モード)と、を有する。
ロボット制御装置5は、検出エリアS内に人がいない場合、すなわち、人感センサー3が人非感知信号を出力している場合には、ロボット2を第1駆動モードで駆動する。これにより、ロボット2の稼働効率が向上する。一方、ロボット制御装置5は、検出エリアS内に人がいる場合、すなわち、人感センサー3が人感知信号を出力している場合には、ロボット2を第2駆動モードで駆動する。これにより、検出エリアS内の人の安全を確保することができる。
このようなロボット制御装置5は、例えば、コンピューターから構成され、情報を処理するプロセッサー(CPU)と、プロセッサーに通信可能に接続されたメモリーと、外部インターフェースと、を有する。メモリーにはプロセッサーにより実行可能な各種プログラムが保存され、プロセッサーは、メモリーに記憶された各種プログラム等を読み込んで実行することができる。
<三次元計測装置>
三次元計測装置4は、位相シフト法によって対象物Wの姿勢、位置等を検出する。図3に示すように、三次元計測装置4は、対象物Wを含む領域にレーザー光Lを照射するレーザー光照射部41と、レーザー光Lが照射された対象物Wを撮像して画像データを取得する撮像部47と、ロボットアーム22の移動速度を検出する速度検出部40と、レーザー光照射部41や撮像部47の駆動を制御したり、撮像部47が取得した画像データから対象物Wの三次元点群データを生成したりする制御装置48と、を有する。
これら各構成要素のうち、レーザー光照射部41および撮像部47は、それぞれ、ロボット2の第5アーム225に固定されている。また、レーザー光照射部41は、第5アーム225の先端側(エンドエフェクター24側)に向けてレーザー光Lを照射するように配置され、撮像部47は、第5アーム225の先端側(エンドエフェクター24側)を向き、レーザー光Lの照射範囲を含む領域を撮像するように配置されている。
第5アーム225の先端側にエンドエフェクター24が位置する関係は、第5アーム225以外のアーム221~224、226が動いても維持される。そのため、第5アーム225にレーザー光照射部41および撮像部47を固定することにより、三次元計測装置4は、常に、エンドエフェクター24の先端側にレーザー光Lを出射することができると共に、エンドエフェクター24の先端側を撮像することができる。したがって、エンドエフェクター24により対象物Wを把持しようとするときの姿勢、すなわち、エンドエフェクター24が対象物Wと対向している姿勢が如何なる姿勢であっても、当該姿勢において、対象物Wに向けてレーザー光Lを照射することができると共に、対象物Wを撮像することができる。そのため、より確実に対象物Wの三次元計測を行うことができる。ただし、レーザー光照射部41および撮像部47の配置は、特に限定されず、例えば、第1~第4アーム221~224や第6アーム226に固定されていてもよい。
レーザー光照射部41は、対象物Wに向けてレーザー光Lを照射することにより、対象物Wに所定の投影パターンPを投影する機能を有する。このようなレーザー光照射部41は、レーザー光Lを出射するレーザー光源42と、レーザー光Lが通過する複数のレンズを含む光学系44と、光学系44を通過したレーザー光Lを対象物Wに向けて走査する光走査部45と、を有する。
レーザー光源42としては、特に限定されず、例えば、垂直共振器面発光レーザー光(VCSEL)、部共振器型垂直面発光レーザー光(VECSEL)等の半導体レーザー光を用いることができる。レーザー光Lの波長としては、特に限定されず、可視域(400~700nm)であってもよいし、不可視域(400nm以下、1400nm~1mm)であってもよいし、近赤外線域(700~1400nm)であってもよい。ただし、レーザー光Lの波長は、可視域(400~700nm)であるのが好ましい。可視域では、レーザー光Lがロボット2と共存する人の眼に入ってしまっても、その人は、すぐに眩しさを感じ、瞬きによる防御反応を示すことができる。そのため、レーザー光Lの波長を可視域とすることにより、より安全なロボットシステム1となる。
光学系44は、拡散光学系であり、拡散部を構成する。この光学系44は、レーザー光源42から出射されるレーザー光Lを平行化するコリメータレンズ441と、コリメータレンズ441によって平行化されたレーザー光Lを後述する回動軸Jと平行な方向(図3の紙面奥行き方向)に延びるライン状とするロッドレンズ442(一次元方向に拡散するレンズ)と、を有する。
光走査部45は、ロッドレンズ442によってライン状となったレーザー光Lを走査する機能を有する。これにより、レーザー光Lを二次元的(面状)に照射することができる。光走査部45としては、特に限定されず、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)、ガルバノミラー、ポリゴンミラー等を用いることができる。この光走査部45も、ライン状のレーザー光Lを面状に拡散する拡散部として機能する。
本実施形態の光走査部45は、MEMSで構成されている。図4に示すように、光走査部45は、可動部451と、可動部451を支持する支持部452と、可動部451と支持部452とを接続し、可動部451を支持部452に対して回動軸Jまわりに回動可能とする梁部453と、可動部451の表面(図4の紙面手前側の面)に配置され、レーザー光Lを反射するミラー454と、可動部451の裏面(図4の紙面奥側の面)に設けられた永久磁石455と、永久磁石455と対向配置されたコイル456と、を有する。なお、可動部451、支持部452および梁部453は、例えば、シリコン基板から一体形成されている。
このような光走査部45は、回動軸Jがライン状のレーザー光Lの延在方向とほぼ一致するように配置されている。そして、コイル456に駆動信号(交番電圧)が印加されると、可動部451が回動軸Jまわりに回動し、これにより、ライン状のレーザー光Lが走査される。
また、光走査部45は、支持部452に設けられたピエゾ抵抗部457を有する。ピエゾ抵抗部457は、可動部451が回動軸Jまわりに回動するのに伴って支持部452に発生する応力に応じて抵抗値が変化する。そのため、光走査部45では、ピエゾ抵抗部457の抵抗値変化に基づいて、可動部451の回動角を検知することができる。なお、ピエゾ抵抗部457は、シリコン基板にリン、ボロン等の不純物をドープ(拡散または注入)することにより形成することができる。
以上、レーザー光照射部41について説明した。このようなレーザー光照射部41では、前述したように、光学系44(拡散部)および光走査部45(拡散部)によってレーザー光Lを二次元的に拡散する。これにより、後述する対象物Wの三次元計測を行うことができる。また、レーザー光Lを拡散して照射するので、レーザー光照射部41から離れる程、言い換えると、レーザー光Lの光路長が長くなる程、レーザー光Lの強度すなわちレーザー光Lが照射され得る各領域での単位時間当たりのエネルギー量が小さくなる。このような構成とすることにより、人の眼に高強度のレーザー光Lが入ってしまうことによる悪影響をより効果的に抑制することができる。そのため、ロボット2と共存する人にとってより安全なロボットシステム1となる。
なお、レーザー光照射部41の構成としては、対象物Wに所定の投影パターンPを投影することができれば、特に限定されない。例えば、本実施形態では、光学系44によってレーザー光Lをライン状に拡散しているが、これに限定されず、例えば、MEMSやガルバノミラーを用いてライン状に拡散させてもよい。つまり、互いに拡散方向が異なる2つの光走査部(光走査部45と同様のもの)を用いてレーザー光Lを二次元走査してもよい。また、例えば、2軸自由度を有するジンバル型のMEMSを用いてレーザー光Lを二次元走査してもよい。これらもまた、本発明における拡散部を構成する。
撮像部47は、少なくとも1つの対象物Wに投影パターンPが投影されている状態を撮像する。すなわち、撮像部47は、投影パターンPを含む少なくとも1つの対象物Wを撮像する。図3に示すように、撮像部47は、例えば、CMOSイメージセンサー、CCDイメージセンサー等の撮像素子472と集光レンズ473とを備えたカメラ471で構成されている。
速度検出部40は、各第1~第6駆動装置251~256が有するエンコーダーEからの出力に応じて、ロボットアーム22の移動速度を検出する。ここで、「ロボットアーム22の移動速度」とは、ロボットアーム22のどの位置における移動速度であってもよいが、三次元計測装置4が配置されている位置における移動速度であることが好ましい。本実施形態では第5アーム225に三次元計測装置4が配置されているため、以下では説明の便宜上、ロボットアーム22の移動速度は、第5アーム225の移動速度と同義として説明する。
なお、速度検出部40の構成としては、特に限定されず、例えば、ホストコンピューター6からロボット制御装置5に送信される位置指令に基づいて、ロボットアーム22の移動速度を検出してもよい。また、例えば、速度検出部40は、第5アーム226に配置した慣性センサーを有し、この慣性センサーに加わる慣性に基づいて、ロボットアーム22の移動速度を検出してもよい。慣性センサーとしては、特に限定されないが、例えば、互いに直交する3軸であるX軸、Y軸およびZ軸の各軸に沿った加速度を検出可能な3軸加速度センサーと、X軸、Y軸およびZ軸の各軸まわりの角速度を検出可能な3軸角速度センサーと、を有する複合センサーを用いることができる。
図3に示すように、制御装置48は、人感センサー3からの情報を受け付ける人感情報受付部481と、レーザー光源42の駆動を制御する照射制御部482と、光走査部45の駆動を制御する光走査制御部483と、撮像部47の駆動を制御する撮像制御部484と、撮像部47が取得した画像データに基づいて対象物Wを含む領域の三次元点群データを生成する点群データ生成部485と、速度検出部40の信号を受け付ける速度信号受付部486と、を有する。
このような制御装置48は、例えば、コンピューターから構成され、情報を処理するプロセッサー(CPU)と、プロセッサーに通信可能に接続されたメモリーと、外部インターフェースと、を有する。メモリーにはプロセッサーにより実行可能な各種プログラムが保存(記憶)されており、プロセッサーは、メモリーに記憶された各種プログラム等を読み込んで実行することができる。
光走査制御部483は、コイル456に駆動信号を印加することにより、光走査部45の駆動を制御する。また、光走査制御部483は、ピエゾ抵抗部457の抵抗値変化に基づいて、可動部451の回動角を検知する。なお、光走査制御部483は、可動部451を非共振で駆動するようになっている。つまり、光走査制御部483は、可動部451と梁部453とを備える振動系の共振周波数から十分に離れた周波数を有する駆動信号をコイル456に印加する。これにより、可動部451を共振で駆動する場合と比べて、可動部451の波形、振幅、周波数等を自由に制御することができる。ただし、光走査制御部483は、可動部451を共振で駆動するようになっていてもよい。
また、光走査制御部483は、速度信号受付部486が速度検出部40からの信号によりロボットアーム22の移動速度が第2速度V2以下となったことを検出してから、光走査部45の駆動すなわち可動部451の揺動を開始する。より具体的には、図5に示すように、対象物Wを把持するために、ロボットアーム22が現在のポジションP1から対象物Wを把持するための把持ポジションP2まで移動する際、少なくとも、ロボットアーム22が加速する加速領域Q1と、ロボットアーム22が減速する減速領域Q2と、が生じる。光走査制御部483は、減速領域Q2において、第5アーム225の移動速度が第2速度V2以下となってから光走査部45の駆動を開始する。ただし、第2速度V2は、0(ゼロ)よりも大きく、ロボットアーム22の最大速度Vmよりも小さい。すなわち、0<V2<Vmの関係を満足する。
これにより、例えば、光走査部45を常時駆動させる場合と比べて光走査部45の駆動時間を短くすることができる。そのため、ロボットシステム1の省電力化を図ることができる。また、ロボットアーム22が停止してから光走査部45の駆動を開始する場合と比べて、ロボットアーム22が停止してから対象物Wの三次元計測を開始するまでに要する時間を短くすることができる。そのため、ロボット2の稼働効率が向上する。なお、第2速度V2としては、特に限定されないが、例えば、10mm/s以上、100mm/s以下とすることができる。なお、ロボットアーム22が停止するとは、各第1~第6駆動装置251~256の駆動が停止することを言い、停止後に残留する振動(残留振動)については考慮しない。
別の例として、光走査制御部483は、光走査部45の駆動を時刻に基づいて開始してもよい。具体的には、光走査制御部483は、ロボットアーム22が把持ポジションP2となる時刻の所定時間前になったら、光走査部45の駆動を開始してもよい。例えば、ホストコンピューター6から送信される位置指令に基づけば、把持ポジションP2となる時刻を算出することができる。そのため、光走査制御部483は、把持ポジションP2となる時刻の直前に光走査部45の駆動を開始する。これにより、光走査部45を常時駆動させる場合と比べて光走査部45の駆動時間を短くすることができる。そのため、ロボットシステム1の省電力化を図ることができる。また、ロボットアーム22の移動が完了してから光走査部45の駆動を開始する場合と比べて、ロボットアーム22が停止してから対象物Wの三次元計測を開始するまでに要する時間を短くすることができる。そのため、ロボット2の稼働効率が向上する。なお、光走査部45の駆動を開始する時刻としては、特に限定されないが、例えば、把持ポジションP2となる時刻の1秒前であることが好ましく、0.5秒前であることがより好ましい。
照射制御部482は、レーザー光源42に駆動信号を印加することにより、レーザー光源42の駆動を制御する。照射制御部482は、光走査制御部483が検知する可動部451の回動と同期させてレーザー光源42からレーザー光Lを出射し、例えば、図6に示すような、輝度値の明暗で表現した縞模様の投影パターンPを対象物W上に形成する。
照射制御部482は、レーザー光Lの出力モードとして、第1出力でレーザー光Lを出射させる第1出力モードと、第1出力よりも低い第2出力でレーザー光Lを出射させる第2出力モードと、を有し、これらを選択することができる。なお、照射制御部482は、さらに、第2出力よりも低い第3出力でレーザー光Lを出射させる第3出力モード、第3出力よりも低い第4出力でレーザー光Lを出射させる第4出力モード等を有していてもよい。つまり、照射制御部482が有する出力モードの数は、特に限定されない。
第1出力としては、特に限定されないが、例えば、レーザー光源42から出射された直後すなわち出射口の直近での強度が日本工業規格「JIS C 6802」で示すクラス2、クラス2M、クラス3R程度であることが好ましい。これにより、十分に明るい投影パターンPを対象物Wに投影することができ、撮像部47は、短い露光時間で、十分な明るさおよびコントラストを有する画像データを取得することができる。一方、第2出力としては、特に限定されないが、例えば、レーザー光源42から出射された直後の強度が日本工業規格「JIS C 6802」で示すクラス1以下であることが好ましい。これにより、第2出力モードで出射されるレーザー光Lの強度が、検出エリアS内の人にとって十分に安全なレベルとなる。
ここで、照射制御部482は、可動部451の回動が開始された後にレーザー光源42からレーザー光Lを出射する。好ましくは、照射制御部482は、可動部451の振幅(回動軸Jまわりの回動角)が所定の大きさ以上となった後にレーザー光源42からレーザー光Lを出射する。例えば、可動部451が回動しておらず、可動部姿勢が一定の状態でレーザー光Lを出射すると、レーザー光Lが同じ個所に照射され続けてしまう。仮に、レーザー光Lの光路上に人の眼があった場合、レーザー光Lがその人の眼に入り続け、レーザー光Lの強度等によっては、眼に影響を与えるおそれがある。これに対して、レーザー光Lが出射されるより先に可動部451の回動が開始されていれば、レーザー光Lが走査され、同じ個所に照射され続けることが無い。そのため、上述のような問題が生じ難くなり、より安全なロボットシステム1となる。なお、前記「所定の大きさ」としては、特に限定されないが、例えば、30°以上であることが好ましく、45°以上であることがより好ましい。これにより、上述の効果がより顕著なものとなる。
また、照射制御部482は、可動部451の回動が停止する前にレーザー光源42からのレーザー光Lの出射を停止する。好ましくは、照射制御部482は、可動部451の振幅(回動軸Jまわりの回動角)が所定の大きさ以下となる前にレーザー光源42からレーザー光Lを出射する。これにより、レーザー光Lを常に光走査部45で走査することができる。そのため、レーザー光Lが人の眼に入り続けることが無く、より安全なロボットシステム1となる。
なお、照射制御部482は、光走査制御部483がコイル456に駆動信号を印加しているか否かに基づいて可動部451が回動しているか否かを判断してもよいが、それよりも、ピエゾ抵抗部457の抵抗値変化に基づいて可動部451が回動しているか否かを判断するのが好ましい。例えば、光走査部45の故障や断線等に起因して駆動信号をコイル456に印加しているにも関わらず可動部451の回動が開始されないおそれが考えられる。これに対して、ピエゾ抵抗部457の抵抗値変化に基づけば、可動部451の回動が開始されないとピエゾ抵抗部457の抵抗値が変化しないため、可動部451が回動を開始していることを確実に確認することができる。さらには、ピエゾ抵抗部457の抵抗値は、可動部451の振幅(回動角)に応じて変化するため、可動部451の振幅についても容易に検知することができる。
また、照射制御部482は、速度検出部40からの信号によりロボットアーム22の移動速度が第2速度V2よりも遅い第1速度V1以下となったことを検出してからレーザー光Lの出射を開始する。前述したように、ロボットアーム22の移動速度が第2速度V2以下となってから光走査部45の駆動が開始されるため、第2速度V2よりも遅い第1速度V1となってからレーザー光Lを出射することにより、より確実に、可動部451が回動している状態でレーザー光Lを出射することができる。そのため、より安全なロボットシステム1となる。なお、第1速度V1としては、特に限定されないが、例えば、第2速度V2の0.75以下であることが好ましく、0.5以下であることがより好ましい。これにより、第2速度V2まで減速される時刻と第1速度V1まで減速される時刻とを十分にずらすことができ、第1速度V1となる時刻までに、より確実に、可動部451が回動している状態とすることができる。
特に、照射制御部482は、速度検出部40からの信号によりロボットアーム22が停止した状態となったことを検出してからレーザー光Lの出射を開始することが好ましい。これにより、レーザー光Lが意図しない方向に向けて出射されてしまうことを効果的に抑制することができる。
撮像制御部484は、撮像部47(カメラ471)の駆動を制御する。ここで、投影パターンPは、π/2ずつずらして4回投影され、撮像制御部484は、その都度、投影パターンPが投影された対象物Wを撮像部47で撮像する。ただし、投影パターンPの投影回数は、特に限定されず、撮影結果から位相が計算できる枚数であれば良い。また、ピッチの大きなパターンや逆に小さなパターンを用いて同様の投影と撮影を行い、位相接続を行ってもよい。ピッチの種類を増やすほど、計測範囲と分解能を向上させることができるが、撮影回数が増す分、画像データを取得するのに要する時間が増えて、ロボット2の稼働効率が低下する。そのため、三次元計測の精度および計測範囲とロボット2の稼働効率との兼ね合いから投影パターンPの投影回数を適宜設定すればよい。
点群データ生成部485は、位相シフト法を用いて、撮像部47が取得した複数の画像データから対象物Wを含む領域の三次元点群データを生成する。そして、点群データ生成部485で生成した三次元点群データは、ホストコンピューター6に送信される。
ホストコンピューター6は、点群データ生成部485から受信した三次元点群データに基づいて、対象物Wの姿勢、位置(空間座標)等を含む三次元情報を算出する算出部61を有する。例えば、算出部61には対象物Wの形状に関する情報が記憶されており、三次元点群データと対象物Wの形状とをマッチングすることにより、対象物Wの姿勢や位置を算出することができる。ただし、これに限定されず、三次元点群データから対象物Wの形状を取得してもよい。
また、ホストコンピューター6は、算出した対象物Wの三次元情報からロボット2の位置指令を生成し、生成した位置指令をロボット制御装置5に送信する。ロボット制御装置5は、ホストコンピューター6から受信した位置指令に基づいて第1~第6駆動装置251~256をそれぞれ独立して駆動し、第1~第6アーム221~226を指示された位置に移動させる。
なお、本実施形態では、ホストコンピューター6が算出部61を有するが、これに限定されず、例えば、三次元計測装置4やロボット制御装置5が算出部61を有していてもよいし、別の装置が有していてもよい。
以上、ロボットシステム1の構成について説明した。次に、ロボットシステム1の制御方法について説明する。まず、検出エリアS内に人がいない場合、つまり、人感情報受付部481が人感センサー3から人非感知信号を受け付けている場合について説明する。この場合、検出エリアS内に人がいないため、高強度のレーザー光Lが人の眼に入るおそれがほとんどない。したがって、対象物Wの三次元計測を行う際、照射制御部482は、第1出力モードでレーザー光Lを出射する。また、検出エリアS内に人がいない場合は、ロボット2と人とがぶつかるおそれもほとんどない。したがって、ロボット制御装置5は、第1駆動モードで第1~第6アーム221~226を駆動する。
次に、検出エリアS内に人がいる場合、つまり、人感情報受付部481が人感センサー3から人感知信号を受け付けている場合について説明する。この場合、検出エリアS内に人がいるため、レーザー光Lが当該人の眼に入るおそれがある。したがって、対象物Wの三次元計測を行う際、照射制御部482は、第1出力モードよりも低強度の第2出力モードでレーザー光Lを出射する。また、検出エリアS内に人がいる場合、ロボット2と人とがぶつかるおそれもある。したがって、ロボット制御装置5は、第1駆動モードよりも最大移動速度の遅い第2駆動モードで第1~第6アーム221~226を駆動する。
このように、検出エリアS内に人がいない場合は、検出エリアS内に人がいる場合と比べて高強度のレーザー光Lを用いる。これにより、より明るい投影パターンPを対象物Wに投影することができ、対象物Wの三次元計測をより精度よく行うことができる。また、投影パターンPが明るい分、カメラ471の露光時間を短く(言い換えると、シャッタースピードを速く)することができ、対象物Wの三次元計測に要する時間を短くすることができる。そのため、ロボット2の稼働効率が向上する。一方、検出エリアS内に人がいる場合は、検出エリアS内に人がいない場合と比べて低強度のレーザー光Lを用いる。これにより、検出エリアS内にいる人の眼に入っても安全なレベルまでレーザー光Lの出力が低下するため、当該人の安全を確保することができる。
なお、この場合のカメラ471の露光時間としては、特に限定されず、例えば、検出エリアS内に人がいない場合と同じ露光時間であってもよいし、検出エリアS内に人がいない場合よりも長い露光時間であってもよい。検出エリアS内に人がいる場合は、検出エリアS内に人がいない場合と比べて、投影パターンPが暗い。そのため、前者の場合には、検出エリアS内に人がいない場合と比べて対象物Wの三次元計測の精度が低下するが、対象物Wの三次元計測に要する時間は、ほぼ等しくなる。一方で、後者の場合には、検出エリアS内に人がいない場合と比べて、ほぼ同等の露光量とすることができるため、対象物Wの三次元計測の精度がほぼ同等なものとなるが、対象物Wの三次元計測に要する時間は、長くなる。したがって、対象物Wの三次元計測の精度とロボット2の稼働効率とのバランスを考慮して、カメラ471の露光時間を適宜設定すればよい。
ロボットシステム1の制御方法としては、これに限定されず、例えば、検出エリアS内に人がいる場合、照射制御部482は、レーザー光Lの出射を停止してもよい。なお、前述したように、第3出力モード、第4出力モード等を有する場合には、検出エリアS内に人が侵入したら、照射制御部482は、レーザー光Lの出力モードを第3、第4出力モードに切り替えてもよい。また、検出エリアS内に人がいる場合、ロボット制御装置5は、第1~第6アーム221~226の駆動をそれぞれ停止してもよい。これにより、検出エリアS内にいる人にとってより安全なロボットシステム1となる。
また、上述した構成では、検出エリアS内に人がいるか否かでレーザー光Lの出力を変更しているが、これに替えて、または、これと共に、光走査部45の駆動モードを変更してもよい。例えば、光走査制御部483は、光走査部45の駆動モードとして、可動部451の回動軸Jまわりの回動角が第1角度θ1である第1回動モードと、可動部451の回動軸Jまわりの回動角が第1角度θ1よりも大きい第2角度θ2である第2回動モードと、を有し、これらを選択できるようになっていてもよい。なお、第1回動モードと第2回動モードとは、例えば、コイル456に印加する駆動信号の強度(振幅)を変更することにより、容易に切り替えることができる。
光走査制御部483は、検出エリアS内に人がいない場合、第1回動モードで光走査部45を駆動する。これにより、第2回動モードで駆動する場合と比べてレーザー光Lの走査範囲が狭くなり、効率的にレーザー光Lを対象物Wに照射することができる。そのため、対象物Wの三次元計測をより精度よく行うことができる。一方、光走査制御部483は、検出エリアS内に人がいる場合、第2回動モードで光走査部45を駆動する。これにより、第1回動モードで駆動する場合と比べてレーザー光Lの走査範囲が広くなるため、レーザー光Lの走査範囲の中に人の眼があった場合でも、その眼に入るレーザー光Lのエネルギー量が小さくなる。そのため、ロボット2と共存する人にとって、より安全なロボットシステム1となる。
また、光走査制御部483は、光走査部45の駆動モードとして、駆動信号の周波数が第1周波数f1である第1周波数モードと、駆動信号の周波数が第1周波数f1よりも高い第2周波数f2である第2周波数モードと、を有し、これらを選択できるようになっていてもよい。光走査制御部483は、検出エリアS内に人がいない場合、第1周波数モードで光走査部45を駆動する。これにより、第2周波数モードで駆動する場合と比べてレーザー光Lの走査速度が遅くなり、効率的にレーザー光Lを対象物Wに照射することができる。そのため、対象物Wの三次元計測をより精度よく行うことができる。一方、光走査制御部483は、検出エリアS内に人がいる場合、第2周波数モードで光走査部45を駆動する。これにより、第1周波数モードで駆動する場合と比べてレーザー光Lの走査速度が速くなるため、レーザー光Lの走査範囲の中に人の眼があった場合でも、その眼に入るレーザー光Lのエネルギー量が小さくなる。そのため、ロボット2と共存する人にとって、より安全なロボットシステム1となる。
以上のようなロボットシステム1は、前述したように、ロボットアーム22を備えるロボット2と、ロボットアーム22に配置され、対象物を含む領域に拡散部としての光学系44および光走査部45で拡散させたレーザー光Lを照射するレーザー光照射部41と、ロボットアーム22の駆動を制御するロボット制御装置5と、レーザー光照射部41の駆動を制御する照射制御部482と、ロボットアーム22の移動速度を示す信号を受け付ける速度信号受付部486と、を有するロボットシステムである。そして、照射制御部482は、速度信号受付部486が、ロボットアーム22の移動速度が第1速度V1以下になったことを示す信号を受け付けてから、レーザー光Lの出射を開始する。このように、光学系44および光走査部45でレーザー光Lを拡散させることにより、レーザー光照射部41から離れる程、言い換えると、レーザー光Lの光路長が長くなる程、レーザー光Lの強度(レーザー光Lが照射され得る各領域での単位時間当たりの照射エネルギー量)が小さくなる。そのため、人の眼に高強度のレーザー光Lが入ってしまうことをより効果的に抑制することができ、ロボット2と共存する人にとって安全なロボットシステム1となる。また、レーザー光Lを常時出射する場合と比べて、ロボットシステム1の省電力駆動が可能となる。また、ロボットアーム22が停止してからレーザー光Lを出射する場合と比べて、ロボットアーム22が停止してから対象物Wの三次元測定を開始するまでの時間を短くすることができる。
また、前述したように、レーザー光Lを用いて対象物Wの三次元計測を行う三次元計測装置4は、ロボット2のロボットアーム22(可動部)に配置され、対象物Wを含む領域にレーザー光Lを照射するレーザー光照射部41と、レーザー光照射部41の駆動を制御する照射制御部482と、レーザー光Lが照射された対象物Wを撮像して画像データを取得する撮像部47と、画像データに基づいて、対象物Wを含む領域の三次元点群データを生成する点群データ生成部485と、を備える。そして、レーザー光照射部41は、レーザー光源42と、レーザー光源42から出射したレーザー光Lを拡散させる拡散部としての光学系44や光走査部45と、を含む。このように、拡散部によってレーザー光Lを拡散させることにより、レーザー光照射部41から離れる程、言い換えると、レーザー光Lの光路長が長くなる程、レーザー光Lの強度が小さくなる。そのため、人の眼に高強度のレーザー光Lが入ってしまうことをより効果的に抑制することができ、ロボット2と共存する人にとって安全なロボットシステム1となる。
なお、前記「拡散」とは、例えば、レーザー光Lの光軸が一定のまま、レーザー光Lの出射方向に沿ってレーザー光Lの照射範囲が広がることや、レーザー光Lの光軸を変更することにより、レーザー光Lの出射方向に沿ってレーザー光Lの照射範囲が広がることを意味する。
また、前述したように、拡散部は、揺動によりレーザー光Lを走査するミラー454を備える。これにより、拡散部の構成が簡単なものとなる。また、前述したように、拡散部は、レーザー光Lを拡散させるレンズとしてのロッドレンズ442を備える。これにより、拡散部の構成が簡単なものとなる。
また、前述したように、照射制御部482は、ミラー454が揺動を開始した後にレーザー光の出射を開始する。これにより、レーザー光Lが同じ個所に照射され続けてしまうのを防止することができる。そのため、より安全なロボットシステム1となる。また、前述したように、照射制御部482は、ミラー454が揺動を停止する前にレーザー光Lの出射を停止する。これにより、レーザー光Lが同じ個所に照射され続けてしまうのを防止することができる。そのため、より安全なロボットシステム1となる。
また、前述したように、ロボットアーム22の移動速度を検出する速度検出部40を有し、照射制御部482は、速度検出部40からの信号によりロボットアーム22の移動速度が第1速度V1以下となったことを検出してからレーザー光Lの出射を開始する。これにより、レーザー光Lを常時出射する場合と比べて、ロボットシステム1の省電力駆動が可能となる。また、ロボットアーム22が停止してからレーザー光Lを出射する場合と比べて、ロボットアーム22が停止してから対象物Wの三次元測定を開始するまでの時間を短くすることができる。
また、前述したように、照射制御部482は、速度検出部40からの信号によりロボットアーム22が停止した状態となったことを検出してからレーザー光Lの出射を開始してもよい。これにより、レーザー光Lの出射方向が一定に保たれ、照射範囲が狭くなるため、より安全なロボットシステム1となる。
また、前述したように、照射制御部482は、速度検出部40からの信号によりロボットアーム22の移動速度が第1速度V1よりも速い第2速度V2以下となったことを検出してからミラー454の揺動を開始する。これにより、ミラー454を常時揺動する場合と比べて、ロボットシステム1の省電力駆動が可能となる。また、ロボットアーム22が停止してからミラー454を揺動させる場合と比べて、ロボットアーム22が停止してから対象物Wの三次元測定を開始するまでの時間を短くすることができる。
また、前述したように、ロボットアーム22に配置され、対象物Wを含む領域に拡散部で拡散させたレーザー光Lを照射するレーザー光照射部41を制御する制御装置48は、レーザー光照射部41の駆動を制御する照射制御部482と、ロボットアーム22の移動速度を示す信号を受け付ける速度信号受付部486と、を備える。そして、照射制御部482は、速度信号受付部486が、ロボットアーム22の移動速度が第1速度V1以下になったことを示す信号を受け付けてから、レーザー光Lの出射を開始する。拡散部でレーザー光Lを拡散させることにより、レーザー光照射部41から離れる程、言い換えると、レーザー光Lの光路長が長くなる程、レーザー光Lの強度(レーザー光Lが照射され得る各領域での単位時間当たりの照射エネルギー量)が小さくなる。そのため、人の眼に高強度のレーザー光Lが入ってしまうことをより効果的に抑制することができ、ロボット2と共存する人にとって安全なロボットシステム1となる。また、レーザー光Lを常時出射する場合と比べて、ロボットシステム1の省電力駆動が可能となる。また、ロボットアーム22が停止してからレーザー光Lを出射する場合と比べて、ロボットアーム22が停止してから対象物Wの三次元測定を開始するまでの時間を短くすることができる。
また、前述したように、拡散部は、揺動によりレーザー光Lを走査するミラー454を備える。そして、照射制御部482は、ミラー454が揺動している状態でレーザー光Lを出射する。これにより、レーザー光Lが同じ個所に照射され続けてしまうのを防止することができる。そのため、より安全なロボットシステム1となる。
また、前述したように、速度信号受付部486が、ロボットアーム22の移動速度が第1速度V1よりも速い第2速度V2以下になったことを示す信号を受け付けてから、ミラー454の揺動を開始する。これにより、ミラー454を常時揺動する場合と比べて、ロボットシステム1の省電力駆動が可能となる。また、ロボットアーム22が停止してからミラー454を揺動させる場合と比べて、ロボットアーム22が停止してから対象物Wの三次元測定を開始するまでの時間を短くすることができる。
<第2実施形態>
図7は、本発明の第2実施形態に係るロボットシステムが有するレーザー光照射部の全体構成を示す図である。図8は、図7に示すレーザー光照射部が有する回折光学素子を示す平面図である。
以下の説明では、第2実施形態のロボットシステムについて前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。第2実施形態のロボットシステム1は、レーザー光照射部の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態のロボットシステム1とほぼ同様である。なお、図7および図8では、前述した実施形態と同様の構成には同一符号を付してある。
図7に示すように、本実施形態のレーザー光照射部41は、レーザー光Lを出射するレーザー光源42と、投射レンズ445を含む光学系44と、レーザー光源42と投射レンズ445との間に位置する回折光学素子43と、回折光学素子43を中心軸Aまわりに回転させるアクチュエーター49と、を有する。また、図8に示すように、回折光学素子43は、中心軸Aまわりに配置された8パターンの回折格子431~438を有している。そして、回折光学素子43を中心軸Aまわりに回転することにより、所定の回折格子431~438をレーザー光Lの光路上に位置させることができる。なお、図示しないが、回折格子431~434は、投射面での投射パターンの位相がπ/2ずつずれるような縞状となっている。回折格子435~438は、投射面での投射パターンの位相がπ/2ずつずれるような縞状となっており、投射面での投射パターンのピッチは回折格子431~434の投射パターンのピッチの2倍となっている。
このような構成のレーザー光照射部41では、回折格子431~438を順にレーザー光Lの光路上に位置させることにより、8つの投影パターンPを対象物W上に順に投影することができる。
このような第2実施形態では、レーザー光照射部41は、レーザー光Lを拡散させる拡散部としての回折光学素子43を有する。このように、レーザー光Lを拡散させることにより、レーザー光照射部41から離間する程、レーザー光Lの強度が低下するため、より安全な三次元計測装置4となる。
以上、本発明の三次元計測装置、制御装置およびロボットシステムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
1…ロボットシステム、2…ロボット、21…ベース、22…ロボットアーム、221~226…第1~第6アーム、24…エンドエフェクター、251~256…第1~第6駆動装置、3…人感センサー、31…カメラ、4…三次元計測装置、40…速度検出部、41…レーザー光照射部、42…レーザー光源、43…回折光学素子、431~438…回折格子、44…光学系、441…コリメータレンズ、442…ロッドレンズ、445…投射レンズ、45…光走査部、451…可動部、452…支持部、453…梁部、454…ミラー、455…永久磁石、456…コイル、457…ピエゾ抵抗部、47…撮像部、471…カメラ、472…撮像素子、473…集光レンズ、48…制御装置、481…人感情報受付部、482…照射制御部、483…光走査制御部、484…撮像制御部、485…点群データ生成部、486…速度信号受付部、49…アクチュエーター、5…ロボット制御装置、6…ホストコンピューター、61…算出部、A…中心軸、C…コントローラー、E…エンコーダー、J…回動軸、L…レーザー光、M…モーター、O1~O6…第1~第6軸、P…投影パターン、P1…ポジション、P2…把持ポジション、Q1…加速領域、Q2…減速領域、S…検出エリア、V1…第1速度、V2…第2速度、Vm…最大速度、W…対象物

Claims (7)

  1. レーザー光を用いて対象物の三次元計測を行う三次元計測装置であって、
    ロボットの可動部に配置され、前記対象物を含む領域に前記レーザー光を照射するレーザー光照射部と、
    前記レーザー光照射部の駆動を制御する照射制御部と、
    前記レーザー光が照射された前記対象物を撮像して画像データを取得する撮像部と、
    前記画像データに基づいて、前記対象物を含む領域の三次元点群データを生成する点群データ生成部と、を備え、
    前記レーザー光照射部は、レーザー光源と、前記レーザー光源から出射した前記レーザー光を拡散させる拡散部と、を含み、
    前記拡散部は、揺動により前記レーザー光を走査するミラーを備え、
    前記可動部の移動速度を検出する速度検出部と、
    前記ミラーの駆動を制御する光走査制御部と、を備え、
    前記照射制御部は、前記速度検出部からの信号により前記可動部の移動速度が第1速度以下となったことを検出してから前記レーザー光の出射を開始するように前記レーザー光源を制御し、
    前記光走査制御部は、前記速度検出部からの信号により前記可動部の移動速度が前記第1速度よりも速い第2速度以下となったことを検出してから前記ミラーの揺動を開始するように前記ミラーを制御することを特徴とする三次元計測装置。
  2. 前記照射制御部は、前記ミラーが揺動を開始した後に前記レーザー光の出射を開始するように前記レーザー光源を制御する請求項に記載の三次元計測装置。
  3. 前記照射制御部は、前記ミラーが揺動を停止する前に前記レーザー光の出射を停止するように前記レーザー光源を制御する請求項またはに記載の三次元計測装置。
  4. 前記照射制御部は、前記速度検出部からの信号により前記可動部が停止した状態となったことを検出してから前記レーザー光の出射を開始するように前記レーザー光源を制御する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の三次元計測装置。
  5. 前記拡散部は、前記レーザー光を拡散させるレンズを備える請求項1ないし4のいずれか1項に記載の三次元計測装置。
  6. ロボットアームに配置され、レーザー光源から出射されたレーザー光を拡散部で拡散させて対象物を含む領域に照射するレーザー光照射部を制御する制御装置であって、
    前記レーザー光照射部の駆動を制御する照射制御部と、
    前記ロボットアームの移動速度を示す信号を受け付ける速度信号受付部と、を備え、
    前記照射制御部は、前記速度信号受付部が、前記移動速度が第1速度以下になったことを示す信号を受け付けてから、前記レーザー光の出射を開始し、かつ、前記拡散部のミラーが揺動している状態で前記レーザー光を出射するように前記レーザー光源を制御し、
    前記ミラーの駆動を制御する光走査制御部を備え、
    前記光走査制御部は、前記速度信号受付部が、前記移動速度が前記第1速度よりも速い第2速度以下になったことを示す信号を受け付けてから、前記ミラーの揺動を開始するように前記ミラーを制御することを特徴とする制御装置。
  7. ロボットアームを備えるロボットと、
    前記ロボットアームに配置され、レーザー光源から出射されたレーザー光を拡散部で拡散させて対象物を含む領域に照射するレーザー光照射部と、
    前記ロボットアームの駆動を制御するロボット制御装置と、
    前記レーザー光照射部の駆動を制御する照射制御部と、
    前記ロボットアームの移動速度を示す信号を受け付ける速度信号受付部と、を有するロボットシステムであって、
    前記照射制御部は、前記速度信号受付部が、前記移動速度が第1速度以下になったことを示す信号を受け付けてから、前記レーザー光の出射を開始し、かつ、前記拡散部のミラーが揺動している状態で前記レーザー光を出射するように前記レーザー光源を制御し、
    前記ミラーの駆動を制御する光走査制御部を備え、
    前記光走査制御部は、前記速度信号受付部が、前記移動速度が前記第1速度よりも速い第2速度以下になったことを示す信号を受け付けてから、前記ミラーの揺動を開始するように前記ミラーを制御することを特徴とするロボットシステム。
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