JP7133431B2 - 防振装置 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 発行者名:一般社団法人日本音響学会、 刊行物名:日本音響学会2018年秋季研究発表会 講演要旨、発行日:平成30年8月30日 集会名:日本音響学会2018年秋季研究発表会、大分大学旦野原キャンパス、開催日:平成30年9月13日
本発明は、振動源から設置面への振動の伝達を低減する防振装置に関する。
従来、振動源となるプレス機械などの生産設備やエアコンの室外機などの建築設備を設置する場合に、振動源から設置面となる床や基礎への振動の伝達を低減する目的で防振ゴムによる弾性支持が採用されている(特許文献1,2)。
防振ゴムの固有振動数が、振動源の発振振動数よりも低くなるほど個体音を含む振動の伝達を低減できることが知られている。
特開2000-346124号公報 特開昭63-57933号公報
しかしながら、防振ゴムの固有振動数を低くすると、防振ゴムに支持された系が防振ゴムに対する偏荷重を有する場合に前記系が例えば回転を伴うロッキング振動を生ずる。
そこで、本発明は、防振ゴムに支持された系のロッキング振動を低減する防振装置を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。
[1]本発明に係る防振装置の一態様は、
振動源が配置される機台と、
前記機台が設置される設置面と前記機台との間に配置される複数の防振ゴムと、
前記機台と前記複数の防振ゴムとの間に設けられる複数の脚部と、
前記設置面に一端が固定される案内部と、
前記機台に固定される被案内部と、
を含み、
前記機台は、前記防振ゴムを介して前記設置面に設置され、
前記複数の脚部は、前記設置面から前記機台までの高さを調節可能であり、
前記複数の防振ゴムは、前記振動源の発振に基づく前記機台の固有振動数よりも低い固有振動数を有しており、
前記被案内部は、前記案内部に案内されて前記設置面に対し第1方向に沿って直線状に移動することを特徴とする。
[2]本発明に係る防振装置の他の一態様は、
振動源が配置される機台と、
前記機台が設置される設置面と前記機台との間に配置される複数の防振ゴムと、
前記機台と前記複数の防振ゴムとの間に設けられる複数の脚部と、
前記設置面に固定される被案内部と、
前記機台に一端が固定される案内部と、
を含み、
前記機台は、前記防振ゴムを介して前記設置面に設置され、
前記複数の脚部は、前記設置面から前記機台までの高さを調節可能であり、
前記複数の防振ゴムは、前記振動源の発振に基づく前記機台の固有振動数よりも低い固有振動数を有しており、
前記案内部は、前記被案内部を案内して前記設置面に対し第1方向に沿って直線状に移動することを特徴とする。
[3]前記防振装置の一態様において、
前記第1方向は、前記設置面に鉛直な方向であることができる。
[4]前記防振装置の一態様において、
前記案内部と前記被案内部との組み合わせは、ボールスプラインであることができる。
[5]前記防振装置の一態様において、
前記案内部と前記被案内部との組み合わせは、リニアブッシュであることができる。
本発明によれば、防振ゴムに支持された系のロッキング振動を低減する防振装置を提供することができる。
第1実施形態に係る防振装置の正面図である。 第1実施形態に係る防振装置の平面図である。 第2実施形態に係る防振装置の正面図である。 第3実施形態に係る防振装置の正面図である。 第3実施形態に係る防振装置の平面図である。 変形例に係る防振装置の正面図である。 参考例1における振動数と振幅との関係を示すグラフである。 実施例1における振動数と振幅との関係を示すグラフである。 参考例2における振動数と振幅との関係を示すグラフである。 実施例2における振動数と振幅との関係を示すグラフである。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
本発明の一実施形態に係る防振装置は、振動源が配置される機台と、前記機台が設置される設置面と前記機台との間に配置される防振ゴムと、前記設置面に一端が固定される案内部と、前記機台に固定される被案内部と、を含み、前記機台は、前記防振ゴムを介して前記設置面に設置され、前記被案内部は、前記案内部に案内されて前記設置面に対し第1方向に沿って直線状に移動することを特徴とする。
1.第1実施形態
図1及び図2を用いて第1実施形態に係る防振装置2について説明する。図1は第1実施形態に係る防振装置2の正面図であり、図2は第1実施形態に係る防振装置2の平面図である。図1において案内機構40の被案内部44を断面で示す。
図1及び図2に示すように、防振装置2は、振動源30が配置される機台10と、機台10が設置される設置面1と機台10との間に配置される防振ゴム20と、案内機構40と、を含む。
設置面1は、防振装置2を介して振動源30を含む系、例えば、プレス機械、射出成形機、工作機械などの生産設備、空調機器、給排水機器、防災設備などの建築設備などを設置する面である。生産設備であれば設置面1は工場等の床面であり、建築設備であれば設
置面1は建物の屋上、各階床面、天井裏の梁の面である。
機台10は、防振ゴム20を介して設置面1に設置される。機台10は、振動源30を載せる台であってもよいし、振動源30の一部であってもよい。機台10は、平板状であるが、枠体であってもよい。機台10は、振動源30を支えることができる材質であればよく、例えば金属である。
防振ゴム20は、機台10と設置面1との間に設けられ、振動源30から発生する振動が機台10から設置面1へ伝わることを妨げ、振動を減衰する。防振ゴム20は、1つの機台10に対して複数個設けてもよく、例えば4個設けることができる。防振ゴム20は、機台10を支持することができ、機台10と防振ゴム20との間に脚部22を設けてもよい。脚部22は設置面1から機台10までの高さを調節することができ、例えば機台10の水平を出すことができる。防振ゴム20は設置面1の上に置かれているが、防振ゴム20と設置面1との間にスペーサーを設けてもよい。防振ゴム20の形状は円柱状であるが、機台10を支えることができれば他の形状であってもよい。
防振ゴム20の材質は、天然ゴム(NR)、クロロプレンゴム(CR)、ニトリルゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、ウレタンゴム(U)などの防振ゴムに一般に用いられているゴムを採用できる。
防振ゴム20の固有振動数は、振動源30の発振に基づく機台10の固有振動数よりも低い。
防振装置2は、機台10と設置面1との間に案内機構40を備える。案内機構40は、設置面1に一端420が固定される案内部42と、機台10に固定される被案内部44と、を含む。機台10は防振ゴム20によって支持されており、案内機構40は機台10の荷重を支持していない。案内機構40は、機台10における水平方向の移動を制限し、機台10と設置面1との近接移動及び離間移動(図1の上下方向の移動)を許容する。
案内部42は、フランジ状に広がる一端420を有する設置面1から機台10に向かって直線状に延びる部材である。一端420は、設置面1に対する案内部42の角度を所定の角度に固定する。一端420は、設置面1に例えば複数のボルトで固定してもよいし、溶接等で設置面1に固定してもよい。案内部42は、設置面1から第1方向D1に沿って直線状に延びる円柱の棒状であってもよい。
被案内部44は、案内部42に案内されて設置面1に対し第1方向D1に沿って直線状に移動する。被案内部44は、機台10の下面にボルト等で固定される。案内部42の長さによっては、被案内部44は機台10の内部に埋め込まれてもよいし、案内部42が機台10を貫通する場合には被案内部44を機台10の上に固定してもよい。被案内部44は、例えば棒状の案内部42の全周を囲む環状の部材である。被案内部44は、案内部42を受け入れる貫通孔を有し、貫通孔の内周面の一部が案内部42の外周面と摺動して案内される。被案内部44の貫通孔の内周面にベアリングを設けてもよい。
第1方向D1は、設置面1に対し鉛直な方向であることができる。すなわち、案内部42は設置面1に対し垂直に延びるように固定される。第1方向D1が設置面1に対し鉛直な方向であれば、案内機構40によって、機台10を上下に振動させる揺れを許容し、機台10を水平に振動させる揺れを制限する。第1方向D1は設置面1に対して鉛直な方向に限られず、機台10の水平方向の傾斜(図1では水平)を維持した状態で設置面1に対して直線状に近接及び離間できるようにすることもできる。
案内部42と被案内部44との組み合わせは、公知の直動機構を採用することができ、例えば、ボールスプラインであってもよいし、リニアブッシュであってもよい。ボールスプラインは、ころがり案内のスプライン軸受であり、軸の案内部42に設けられた溝を被案内部44に設けられたボールが転がることで被案内部44を直線運動させるものである。リニアブッシュは、円柱状のリニアシャフトの周囲に円筒状のブッシュを配し、ブッシュ内面の鋼球の転がりを利用してブッシュを直線運動させるものである。図1及び図2では案内機構40としてリニアブッシュを用いた例を示す。
案内機構40は、案内機構40内の摩擦により機台10の上下方向の振動を減衰してもよい。案内機構40の動作における摩擦が小さいものを採用することが好ましいが、振動を短時間で収束させるために上下方向の振動を減衰する効果を有してもよい。
防振装置2の性能を測定するため、機台10には複数個例えば4個の加速度計A,B,C,Dが設置されてもよい。4個の加速度計A,B,C,Dは、四角形の機台10の四隅に配置される。機台10の中心に振動源30がある。
一般に生産設備や建設設備などの振動源30が防振ゴム20に支持された状態において、全ての防振ゴム20に均等に荷重がかかるわけではない。そのため、複数の防振ゴム20のそれぞれの振幅が異なり、一部の防振ゴム20の振幅が大きくなることがある。従来の装置では防振ゴム20の固有振動数を低くすることで振幅が大きくなるため、その結果、振動源30が水平方向に揺れるロッキング振動を生ずる。ロッキング振動は水平方向における回転を伴うこともある。このような振動源30に生じる自励振動であるロッキング振動は、防振ゴム20では減衰しにくく、振動源30である生産設備の正確な動作等を妨げることがある。本実施形態に係る防振装置2によれば、案内機構40を設けることによって、防振ゴム20に支持された系、ここでは機台10及び振動源30のロッキング振動を低減できる。ロッキング振動を低減することで、防振装置2の上にある振動源30の正確な動作等を可能にする。
2.第2実施形態
図3を用いて第2実施形態に係る防振装置2aについて説明する。図3は第2実施形態に係る防振装置2aの正面図である。図3では防振ゴム20a及び被案内部44aを縦断面で示す。
図3に示すように、防振装置2aは、振動源30の下方に1つだけ配置された防振ゴム20aと、その防振ゴム20aと被案内部44aとが一体に設けられる点とにおいて第1実施形態に係る防振装置2aと異なる。
防振ゴム20aは、円筒状であって、中心の貫通孔に案内部42が配置される。防振ゴム20aの上端に被案内部44aのフランジ440が載置される。フランジ440は、防振ゴム20aの上端と機台10aの下面とで挟み込んでボルト等で固定される。
防振ゴム20aの材質は、第1実施形態に係る防振ゴム20と同じものを採用することができる。
案内機構40aは、基本的な構成が第1実施形態に係る案内機構40と同じであり、重複する説明は省略する。振動源30の上下方向の振動は防振ゴム20によって減衰され、振動源30から生じるロッキング振動は案内機構40aにより制限される。
図3では機台10aの中心に一つの防振ゴム20a及び案内機構40aのセットが配置されているが、当該セットの数はこれに限らず複数組例えば4組が機台10aの四隅に配
置されてもよい。
防振ゴム20aの中に案内機構40aを配置することにより、適切な防振ゴム20aと案内機構40aとの組み合わせをあらかじめセットにして市場に提供することができる。また、防振装置2aの小型化も可能である。
3.第3実施形態
図4及び図5を用いて第3実施形態に係る防振装置2bについて説明する。図4は第3実施形態に係る防振装置2bの正面図であり、図5は第3実施形態に係る防振装置2bの平面図である。
図4及び図5に示すように、第3実施形態に係る防振装置2bは、振動源30が機台10の中心にない点が第1実施形態に係る防振装置2と異なる。なお、第1実施形態に係る防振装置2と重複する説明は省略する。
振動源30は、図4及び図5における機台10の中心より左側、すなわち偏心した位置に固定される。そのため、機台10におけるこの系の重心が機台10の中心から左側に寄っており、振動源30の振動によるロッキング振動が第1実施形態に係る防振装置2より生じやすい。
この場合にも、機台10の水平方向への移動を案内機構40が制限し、第1方向D1に沿って機台10が振動することを許容するため、振動源30に起因するロッキング振動を抑制することができる。
4.変形例
図6を用いて変形例に係る防振装置2cについて説明する。図6は変形例に係る防振装置2cの正面図である。
防振装置2cは、振動源30が配置される機台10と、機台10が設置される設置面1と機台10との間に配置される防振ゴム20と、案内機構40cと、を含む。防振装置2cは、第1実施形態に係る防振装置2と案内機構40cが異なる。なお、第1実施形態に係る防振装置2と重複する説明は省略する。
案内機構40cは、設置面1に固定される被案内部44と、機台10に一端420が固定される案内部42と、を含む。被案内部44はフランジ状の端部が設置面1に例えばボルトで固定される。
機台10は、防振ゴム20を介して設置面1に設置される。案内部42は、被案内部44を案内して設置面1に対し第1方向D1例えば鉛直方向に沿って直線状に移動する。
防振装置2cのように被案内部44を設置面1に固定してもよい。変形例に係る防振装置2cによれば、防振ゴム20に支持された系、ここでは機台10及び振動源30のロッキング振動を低減できる。
[参考例1]
参考例1として、図1及び図2に示す防振装置2から案内機構40を取り除いた構成で振動源30を振動させた。振動源30として起振器(サンエス社製、起振器SSV-125)を機台10の中心に設置した。防振ゴム20は、JIS-A硬度60、ばね定数240N/mmであって、直径55mmの円柱状であった。機台10の四隅にある加速度計A,B,C,Dの出力に基づいて図7のグラフを作成した。図7は参考例1における振動数
(横軸、Hz)と振幅(縦軸、振動源30に対する機台10の増幅率)との関係を示すグラフである。図7において破線は加速度計Dと加速度計Bの振幅の和を2で割った値であり、実線は加速度計Cと加速度計Aの振幅の和を2で割った値であった。図7によれば、参考例1の機台10の系は15Hz付近で固有振動数を示し、振幅が1.09(破線と実線の平均値)であった。また、破線と実線との振幅はわずかに異なり、ロッキング振動が観測された。
[実施例1]
実施例1として、図1及び図2に示す防振装置2で振動源30を振動させた。振動源30及び防振ゴム20は参考例1と同じであった。案内機構40は、ミスミ社製ボールスプライン片端段付きおねじタイプを用いて、フランジナットを機台10に固定し、スプライン軸の一端を設置面1に固定した。加速度計A,B,C,Dの出力に基づいて図8のグラフを作成した。図8は実施例1における振動数(横軸、Hz)と振幅(縦軸、振動源30に対する機台10の増幅率)との関係を示すグラフである。図8によれば、参考例1と同様に機台10の系は15Hz付近で固有振動数を示したが、振幅が0.76(破線と実線の平均値)であり、参考例1よりも振幅V1だけ減衰した。また、破線と実線とはほとんど振幅に差がなくなり、ロッキング振動が解消された。
[参考例2]
参考例2として、図4及び図5に示す防振装置2bから案内機構40を取り除いた構成で振動源30を振動させた。振動源30及び防振ゴム20は参考例1と同じであった。機台10の四隅にある加速度計A,B,C,Dの出力に基づいて図9のグラフを作成した。図9は参考例2における振動数(横軸、Hz)と振幅(縦軸、振動源30に対する機台10の増幅率)との関係を示すグラフである。図9において破線は加速度計Dと加速度計Bの振幅の和を2で割った値であり、実線は加速度計Cと加速度計Aの振幅の和を2で割った値であった。図9によれば、参考例2の機台10の系は12Hz付近で固有振動数を示し、振幅が1.09(破線と実線の平均値)であった。固有振動数における破線の振幅と実線の振幅の差R1は機台10のロッキング振動を示した。
[実施例2]
実施例2として、図4及び図5に示す防振装置2bで振動源30を振動させた。振動源30、防振ゴム20及び案内機構40は実施例1と同じであった。加速度計A,B,C,Dの出力に基づいて図10のグラフを作成した。図10は実施例2における振動数(横軸、Hz)と振幅(縦軸、振動源30に対する機台10の増幅率)との関係を示すグラフである。図10によれば、参考例2と同様に機台10の系は15Hz付近で固有振動数を示し、振幅が0.20(破線と実線の平均値)であった。固有振動数における破線の振幅と実線の振幅の差がR2であり、参考例2よりも小さくなり、R1とR2との差の分だけロッキング振動が低減した。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、さらに種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法、及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…設置面、2,2a,2b,2c…防振装置、10,10a…機台、20,20a…防振ゴム、22…脚部、30…振動源、40,40a,40c…案内機構、42…案内部
、420…一端、44,44a…被案内部、440…フランジ、D1…第1方向

Claims (5)

  1. 振動源が配置される機台と、
    前記機台が設置される設置面と前記機台との間に配置される複数の防振ゴムと、
    前記機台と前記複数の防振ゴムとの間に設けられる複数の脚部と、
    前記設置面に一端が固定される案内部と、
    前記機台に固定される被案内部と、
    を含み、
    前記機台は、前記防振ゴムを介して前記設置面に設置され、
    前記複数の脚部は、前記設置面から前記機台までの高さを調節可能であり、
    前記複数の防振ゴムは、前記振動源の発振に基づく前記機台の固有振動数よりも低い固有振動数を有しており、
    前記被案内部は、前記案内部に案内されて前記設置面に対し第1方向に沿って直線状に移動する、防振装置。
  2. 振動源が配置される機台と、
    前記機台が設置される設置面と前記機台との間に配置される複数の防振ゴムと、
    前記機台と前記複数の防振ゴムとの間に設けられる複数の脚部と、
    前記設置面に固定される被案内部と、
    前記機台に一端が固定される案内部と、
    を含み、
    前記機台は、前記防振ゴムを介して前記設置面に設置され、
    前記複数の脚部は、前記設置面から前記機台までの高さを調節可能であり、
    前記複数の防振ゴムは、前記振動源の発振に基づく前記機台の固有振動数よりも低い固有振動数を有しており、
    前記案内部は、前記被案内部を案内して前記設置面に対し第1方向に沿って直線状に移動する、防振装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1方向は、前記設置面に鉛直な方向である、防振装置。
  4. 請求項1~3のいずれか1項において、
    前記案内部と前記被案内部との組み合わせは、ボールスプラインである、防振装置。
  5. 請求項1~3のいずれか1項において、
    前記案内部と前記被案内部との組み合わせは、リニアブッシュである、防振装置。
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