JP2015052354A - 防振支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷に応じて良好な防振特性を有し、過大な荷重が加わったときにも振動を緩和し、容易に破壊し難い防振支持装置を提供する。
【解決手段】防振支持装置10は第1の部材11と第2の部材12を連結するとともに一方の部材から他方の部材へ伝達される振動を吸収する。フランジ部材13と第1の加圧板17aとの間と、フランジ部材13と第2の加圧板17bとの間には、それぞれ少なくとも2つの環状弾性体21,22が装着される。それぞれの環状弾性体は、スリーブ18に接触する直線状の内周面23と円弧状の外周面24とを有し、環状弾性体は凹部26により弾性変形が規制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、2つの部材間の荷重を支持するとともに振動伝達を防止する防振支持装置に関する。
自動車用のエンジンは、防振支持装置を介して車体に搭載されており、エンジン振動がエンジン本体から車体に伝達するのを防止している。また、油圧ショベルやブルドーザなどの土木建設機械においては、運転席つまりキャブが車体フレームに防振支持装置を介して搭載されており、エンジン振動、走行振動や作動時振動が車体フレームからキャブに伝達するのを防止している。
また、ほかの分野における防振対象としては、産業用機械、エアコン室外機、エンジン発電機、コンプレッサ等の機器があり、これらの機器においては、それぞれの機器が備えるモータなどの振動源からの振動が、本体側や機器が設置される床構造などに伝達しないように防振支持装置を介して本体側や床構造に固定、すなわち支持されている。また、鉄道車両の運転椅子、小型農耕機の椅子、燃料タンク、住宅暖房用灯油タンク等においては、それぞれの固定台からの振動(走行振動、作業時の振動、環境振動)が伝達しないように、防振支持装置を介して固定、すなわち支持されている。
防振支持に係る従来の技術としては、例えば特許文献1に記載の技術が知られている。この技術は自動車の車体とストラットバーとの間に配置されたクッション組立体である。車体側の取付部の上下両側には、それぞれウレタンフォームからなるクッションが埋め込まれたゴム製のクッション体が配置されている。このクッション組立体は、低荷重域におけるばね定数を小さくすることができるとともに、高荷重域におけるバネ定数を大きくすることを可能とするものであって、ハーシュネスを改善し操縦安定性を向上できるようにしている。
特許文献2には、機器取付け脚を補機台に支持する防振パッドの締め過ぎを防止する方法が記載されている。機器取付け脚と補機台との間に配置される2つの防振パッドの間には中間座金が組み込まれており、段付きボルトに取り付けられるナットによりクッションパッドが補機台に締結されている。
特許文献3には、ショックアブソーバのピストンロッドに、ゴムのストッパと発泡ウレタンのストッパとを積み重ねて挿入するようにした自動車用サスペンションのバンプストッパが記載されている。
特許文献4には、ボディとフレームとを貫通するボルトに、2つの環状体が取り付けられ、これらの環状体の間に環状弾性体が嵌着された自動車のボディマウントが記載されている。
特許文献5には、主としてプレス型に用いられる弾性体スプリングが記載されている。この弾性体スプリングは、圧縮方向に低硬度の弾性体層と高硬度の弾性体層とを積層して一体化して形成されている。
また、特許文献6には、互いに運動方向の異なる2つの部品を弾性体を介して軸で結合する接手において、該弾性体を比較的硬度の大なるもので且つその断面形状をレンズ形とし、これを2枚一組として組合わせて軸に挿通しつつ部品間及びその上下に接着し、該2つの部品のこじり運動によって受ける該軸への曲げモーメントを防止する軸荷重と同時にこじれを受ける接手が開示されている。
実公昭63−2673号公報 特開平2−118206号公報 実開昭59−11930号公報 実開昭59−93978号公報 実開昭62−188637号公報 実公昭45−18608号公報
2つの部材間の荷重を支持するとともに振動伝達を防止するようにした防振支持装置としては、固定用フランジ部材の上下にそれぞれ四角断面を有するクッションゴムを配置し、スリーブで圧縮量を規定した上で、中心ボルトの上下端部に配置した加圧板でクッションゴムを予圧縮するようにしたものがある。しかしながら、従来の防振支持装置には以下のような課題がある。
まず、このタイプの防振支持装置においては、四角断面を有するクッションゴムの円筒状の外周面のみが自由表面となるので、クッションゴムにスリーブに沿う圧縮方向の荷重が印加された場合、クッションゴムの外周面の上下端は加圧板若しくは固定用フランジ部材との摩擦によって拘束されるため、外周面の中央部位が大きく膨らむことになり、変形に偏りが生じるため、表面から亀裂が生じ易いという問題があった。さらに、固定用フランジに対してスリーブ(中心ボルト)が傾斜する変形、すなわち、こじれ変形が加わった場合、固定用フランジ部材を挟んで点対称位置にあるクッションゴムの周縁部のみが大きく圧縮されることになるため、より破壊が生じ易いという問題があった。
また、前記防振支持装置において、スリーブの水平方向変位を規制するため、固定用フランジ部材の上下両面にカップ状のクッションゴム収容部材を設けるものがある。このタイプの防振支持装置においては、水平方向変位は規制できるが、カップ状のクッションゴム収容部材の周縁部が、クッションゴム側に立ち上がっているため、こじれ変位を許容しずらいという問題があった。
また、前記防振支持装置において、クッションゴムを上下方向に積層した防振支持装置がある。このタイプの防振支持装置は、自由表面が増えるので全体としてばね定数が低くなり、柔軟な防振支持装置とすることができるが、繰り返し荷重が印加された場合、積層されたクッションゴムにずれが生じ座屈が生じ易いため、積層クッションゴム間に金属板を挟むなどの手当が必要という問題があった。
本発明の目的は、適度な柔軟性を有しながら、破壊しづらい環状弾性体を備えた防振支持装置を提供するものである。また、こじれ変位が加わった場合であっても、座屈を生じることなく、良好な防振特性を維持できる防振支持装置を提供することである。
本発明の防振支持装置は、第1の部材と第2の部材を連結するとともに前記第1の部材又は前記第2の部材から前記第2の部材又は前記第1の部材へ伝達される振動を吸収する防振支持装置であって、前記第1の部材に固着されるフランジ部材と、前記第2の部材に固着され、前記フランジ部材の一方面に対向して前記第2の部材に配置される第1の加圧板と、前記フランジ部材の他方面に対向して配置され、前記フランジ部材を貫通するスリーブを介して前記第1の加圧板に突き当てられる第2の加圧板と、前記フランジ部材の一方面と前記第1の加圧板との間に、非接着で積層配置される少なくとも2つの第1の環状弾性体と、前記フランジ部材の他方面と前記第2の加圧板との間に、非接着で積層配置される少なくとも2つの第2の環状弾性体と、前記スリーブ内に挿通され、第1と第2の前記加圧板が前記スリーブに突き当てられる状態に保持するとともに、それぞれの前記環状弾性体に予圧縮を付与する締結部材と、を有し、それぞれの前記環状弾性体は、軸方向に延びて前記スリーブに接触する直線状の内周面と、径方向外方に向けて凸状に湾曲した円弧状の外周面と、を備え、前記フランジ部材は、前記第1の環状弾性体または前記第2の環状弾性体のいずれか一方の径方向外方への弾性変形を規制する凹部を備え、前記凹部内に前記環状弾性体を装着している。
この防振支持装置においては、環状弾性体の内周面が直線状となっており、環状弾性体が予圧縮されると、環状弾性体のボリューム移動により内周面は内径側に膨らもうとするので、防振支持装置が使用されたときに、環状弾性体の径方向の位置決めが達成され、径方向のズレが抑制される。これにより、環状弾性体の座屈発生が防止される。
環状弾性体の外周面は、円弧状となったR面となっているので、圧縮力が加わったときに環状弾性体のボリューム移動により外周面が一様に伸びることになり、応力集中の発生が抑制されて、環状弾性体表面に亀裂が発生することが防止される。これにより、環状弾性体が破壊し難くすることができる。また、外周面をR面とすることにより、直線状である内周面と比較して自由表面積が増えるので、環状弾性体の径方向中央部にくらべて外周部側のゴム弾性が低くなる。よって、防振支持装置がこじれ状態となっても、環状弾性体の端面側の圧縮が極端に高くなることが防止され、こじれ状態に対する耐久性を向上させることができる。
クッションゴムつまり環状弾性体の外周部が、第1の部材に固着されるフランジ部材に設けられた凹部の外周側壁面に当接し、内周部がスリーブ外周面に当接するように設定するため、第2の部材の水平方向移動に伴い、スリーブが水平方向一方に移動しても、前記凹部の外周側壁面により、環状弾性体のズレが規制される。
前記凹部の外周側壁面は、環状弾性体の円弧状の外周側面、すなわち外周R面が、前記凹部の外周側壁面のなだらかで、当該外周R面よりも大きい曲率を有するR面で当接するので、内周方向へのゴムのボリューム移動が生じづらい。すなわち、環状弾性体のズレを規制しつつ、外周方向へのボリューム移動を許容できるため、環状弾性体の変形規制によるばね定数の急激な立ち上がりが生じないため、振動絶縁性が良い。
複数の環状弾性体を非接着状態で積層配置することで、環状弾性体よりも硬質の中間板を挟み込んだ場合に比べて、拘束される表面積が少ない、すなわち自由表面積が大きいので、積層された環状弾性体をより柔かくできるので、振動絶縁性がよい。これは、荷重を受けて、一方の環状弾性体の表面がボリューム移動により変位するとき、これに当接する隣り合う環状弾性体の表面も同時に移動するので、環状弾性体間に摩擦が生じづらいためである。更に、環状弾性体同士の当接により拘束される表面積が少ないため、応力の集中が生じづらく、耐久性が良い。小振幅時においては、環状弾性体間の接触面積の小さい範囲、すなわち受圧面積の小さい範囲で振動を支持することができるため、振動絶縁性がよく、大振幅時においては、圧縮変形により環状弾性体間の接触面積が大きい範囲、すなわち受圧面積の大きい範囲で振動を支持するので腰砕けすることなく、確実に支持することができる。
こじり変形する際には、積層された各環状弾性体が独自に変形可能であるため、応力の集中が生じづらいので、環状弾性体の破壊も生じづらい。特に、被防振体の荷重を第1の環状弾性体で支持し、当該第1の環状弾性体が前記被防振体に向けて開口する凹部内に装着され、前記凹部の底面外側面に第2の環状弾性体が接触配置されている場合、第1の環状弾性体は、こじり状態においても、前記凹部の外側壁面にて水平位置が固定されているのに対し、第2の環状弾性体は、水平方向位置を規制されないので、大きなこじり変形を許容することでできる。
更に、第1、第2の加圧板に各環状弾性体に向けて傾斜する庇部を設けた場合には、それぞれがシャフトに対するズレを抑制することができるため、座屈が抑えられる。
また、特性の異なる環状弾性体を用途にあわせて積層することができるので、用途に適合する防振ゴムとすることができる。また、環状弾性体間の摩擦をコントロールすることで、各環状弾性体の変形をコントロールし、全体としてばね定数を調整することができる。
本発明の一実施の形態である防振支持装置の縦断面図である。 図1に示された防振支持装置の上面図である。 図1に示された環状弾性体のうちの1つのフリー状態を示す縦断面図である。 図1に示された加圧板を示す縦断面図である。 図1に示された締結部材としてのシャフトの正面図である。 図1に示されたフランジ部材の上面図である。 図6のX−X線断面図である。 こじり荷重が加えられた状態における防振支持装置を示す縦断面図である。 本発明の他の実施の形態の一部を示す断面図である。 図1に示される防振支持装置の分解斜視図である。
以下、本願の実施の形態を図1〜図7に示す図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例である防振支持装置であって、当該防振支持装置を構成するシャフトの中心軸に沿って切断した断面を示す縦断面図である。図2は、図1に示された防振支持装置の上面図である。図3は、防振支持装置における1つの環状弾性体を示す縦断面図である。図4は、図1に示された加圧板の横断面図を示す。図5は、図1に示された締結部材としてのシャフトの外観を示す正面図である。図6は、図1に示されたフランジ部材の上面図である。図7は、図6に示されたフランジ部材のX−X断面図である。
なお、本発明は、第1の部材と第2の部材を連結するとともに、第1の部材又は第2の部材から第2の部材又は第1の部材へ伝達される振動を吸収する防振支持装置に関するものであるが、本実施例においては、本願の防振支持装置をエンジン発電機に適用した例に基づいて説明する。
この防振支持装置10は、図示しないエンジン発電機の発電用エンジンを図示しない床構造に載置する固定台座11(第1の部材に相当)と、エンジン発電機の発電用エンジン本体に設けられた取付け用のブラケット12(第2の部材に相当)とを連結してエンジン発電機を支持する。実施の形態として示した防振支持装置10は、発電用エンジンに設けられたブラケット12(発電用エンジンを含み被防振体に相当)を固定台座11(支承体に相当)に防振支持装置10で連結して被防振体の荷重を支持するとともに、発電用エンジンにより生じる振動を吸収し、被防振体から支承体への振動の伝達を遮断する。
図1に示す防振支持装置10は、第1の部材としての固定台座11に固着されるフランジ部材13を有している。フランジ部材13には、固定台座11に設けられた取付孔14に対応して取付孔15が設けられ、取付孔15を貫通して取付孔14にねじ結合されるボルト16によりフランジ部材13は固定台座11に締結される。フランジ部材13は、例えば、SPCC、SPHCなどの圧延鋼板やステンレス鋼板などの金属薄板を板金加工して形成されている。
ブラケット12には、フランジ部材13の一方面に対向して第1の加圧板17aが配置され、フランジ部材13の他方面に対向して第2の加圧板17bが配置される。第2の加圧板17bは、フランジ部材13に形成された挿通孔13aを貫通するスリーブ18を介して第1の加圧板17aに突き当てられる。スリーブ18にはシャフト19が装着されており、シャフト19によりスリーブ18の一端に第1の加圧板17aが突き当てられ、他端に第2の加圧板17bが突き当てられた状態となって、スリーブ18はブラケット12に締結される。第1の加圧板17aおよび第2の加圧板17bは、フランジ部材13と同様に金属薄板を板金加工することにより形成される。
フランジ部材13と第1の加圧板17aとの間には、2つの第1の環状弾性体21が非接着状態で積層して配置される。同様に、フランジ部材13と第2の加圧板17bとの間には、2つの第2の環状弾性体22が非接着状態で積層して配置される。固定台座11には、第2の環状弾性体22が組み込まれる組み込み孔11aが形成されている。2つの第1の環状弾性体21のうち、一方の環状弾性体21(a)はフランジ部材13の一方面に接触し、他方の環状弾性体21(b)は第1の加圧板17aに接触している。2つの第2の環状弾性体22のうち、一方の環状弾性体22(a)はフランジ部材13の他方面に接触し、他方の環状弾性体22(b)は第2の加圧板17bに接触している。それぞれの環状弾性体21,22のうち、フランジ部材13に接触する環状弾性体21(a),22(a)を内側の環状弾性体とすると、加圧板17a,17bに接触する環状弾性体21(b),22(b)は外側弾性体となる。2つの第1の環状弾性体21の間にさらに環状弾性体を配置するようにしても良く、2つの第2の環状弾性体22の間にさらに他の環状弾性体を配置するようにしても良い。第1の環状弾性体21と第2の環状弾性体22を構成する環状弾性体の数は、少なくとも2つであれば、それ以上としても良い。
それぞれの環状弾性体21,22は、軸方向に延びてスリーブ18に接触する直線状の内周面23と、径方向外方に向けて凸状に湾曲した円弧状の外周面24とを備えている。それぞれの環状弾性体21,22の端面25は、径方向に直線状となっている。これにより環状弾性体21,22は、横断面形状がD字形状となっている。
環状弾性体21,22は、ゴムや樹脂エラストマーなどの弾性体から構成され、フリー状態においても、図3に示されるように、横断面がD字形状となっており、上面から見ると、中央に開口を有する略ドーナッツ状に形成されている。第1の環状弾性体21は、中央孔部にスリーブ18が挿通するとともに、フランジ部材13の上面に2つ重ねて載置される。第2の環状弾性体22は、中央孔部にスリーブ18が挿通するとともに、フランジ部材13の下面に2つ重ねて配置され、各環状弾性体21,22は、非接着状態で積層される。
フランジ部材13は、図6に示すとおり、上面から見て中央位置に挿通孔13aが設けられ、図7に示すとおり、挿通孔13aと同心状に、フランジ部材13の上面(図7における上方向を上面とする)に円形の凹部26が形成され、この凹部26の外周側壁面は、フランジ部材13の上面に対して、曲線および直線にて連続的になだらかに構成され、第1の環状弾性体21(a)が組み付けられたときの形状に応じて形成する。なお、前記凹部26の深さは、フランジ部材13に直接当接する環状弾性体21(a)の予圧縮時高さの半分以下とすることが望ましい。これにより、環状弾性体21(a)の水平方向移動を規制しつつ、圧縮により生じた移動ボリュームを外方へ逃がすことが可能になる。
さらに、フランジ部材13は、円形の凹部26に対して、若干径方向に拡径された円盤部27と前記挿通孔13aの中心軸に対して対称位置に設けられた2つの取付孔15を備えた耳状部28とからなり、全体として、角を丸めたひし形板形状に形成されている。なお、前記フランジ部材13の全体形状としては、取付孔15を4つ設けた場合には、例えば、4つの取付孔に対応して、略四角板としてもよい。
スリーブ18は、金属製の筒状材からなり、フランジ部材13の挿通孔13aを貫通して配置され、スリーブ18の外径は、フランジ部材13の挿通孔13aの内径よりも小径となっており、スリーブ18と挿通孔13aとの間には隙間29が設けられている。これにより、スリーブ18はフランジ部材13に対して一定範囲で、こじり及び水平方向変位が可能となっている。なお、スリーブ18の全長は、フランジ部材13及びフリー状態の第1及び第2の環状弾性体21,22(以下、第1及び第2の環状弾性体を区別なく示す場合には、単に「環状弾性体」という)を積層した合計長さよりも短くされている。
環状弾性体21,22の内周面23を、フリー状態のもとで、直線状とすることにより、環状弾性体21,22が図1に示すように予圧縮されると、内周面23は内径側に膨らもうとするので、防振支持装置10が使用されたときに、環状弾性体21,22の径方向の位置決めが達成され、径方向のズレが抑制される。これにより、環状弾性体21,22の座屈発生が防止される。このように、第1と第2の環状弾性体21,22の2段とすることにより、上下方向に柔軟性を有し、座屈を生じることなくこじり方向においても柔軟性を備えるものとなる。しかも、シャフトに対して水平方向ズレを規制できる。
環状弾性体21,22の外周面24は、径方向外方に向けて凸状に湾曲した円弧状となっている。つまり外周面24はR面となっている。外周面24を内周面23と同様に直線状とすると、環状弾性体21,22に圧縮力が加わると、外周面の伸びに偏りが生じる。このため、防振支持装置10が長期間にわたって使用されると、クラックつまり亀裂が入りやすくなる。これに対し、外周面24が円弧状となっているので、圧縮力が加わったときに外周面24が一様に伸びることになり、応力集中の発生が抑制されて、クラックの発生が防止される。さらに、外周面24をR面とすると、径方向中央部にくらべて外周部側のゴム弾性が低くなるので、防振支持装置10がこじれ状態となっても、端面25側の圧縮が極端に高くなることが防止されるので、こじれ状態に対する耐久性を向上させることができる。
環状弾性体21,22のゴムとしては、用途に応じて多様な種類のゴムから選択し、組み合わせて用いることができ、また、その硬度も用途や負荷に応じて選択し、組み合わせて使用することができる。図示する実施の形態の場合、発電用エンジンの静的及び動的荷重を支持する必要から、第1の環状弾性体21には、耐へたり性がよく、振動吸収性のよい天然ゴムの採用が好ましく、発電用エンジンの静的荷重を支持する必要が無い第2の環状弾性体22には、天然ゴムに比べて耐へたり性が劣るものの、より減衰性の高いブチル系ゴムの採用が好ましい。なお、耐へたり性のゴムの例としては、天然ゴム及びそのブレンド材のほか、ブタジエンゴム及びそれらのブレンド材などがある。また、耐へたり性は、多少低下するものの耐候性や耐熱性を重視する場合には、EPDMやシリコーンゴムを使用することもできる。
また、環状弾性体21,22の表面に、摩擦係数を調整する目的で、物理的あるいは化学的な表面処理を施してもよい。この表面処理により、隣り合う環状弾性体同士あるいはフランジ部材または加圧板との摩擦が変化し、荷重が負荷されたときの変形が拘束あるいは緩和されるのである。このとき、表面の摩擦係数が高くなると環状弾性体21,22の変形が拘束されるため、見かけ上のバネ定数は大きくなり、摩擦係数が低くなると環状弾性体21,22とこれに当接する部材とに滑りが生じ易くなるため、見かけ上のバネ定数が低くなる。
第1の加圧板17a及び第2の加圧板17bは、フランジ部材13と同様に金属薄板を板金加工して、中央位置に挿通孔31を有する円盤状に形成されている。ここにおいて、挿通孔31の内径は、スリーブ18の外径よりも小さく、スリーブ18が貫通することはない。また、挿通孔31の内周面は、略45°のテーパ状に形成されている。第1の環状弾性体21の上面には、第1の加圧板17aが載置され、第2の環状弾性体22の下面には、加圧板17bが配置されている。
加圧板17a,17bの外周部には、図4に示されるように、環状弾性体に向けて傾斜した庇部30が設けられており、庇部30の内面つまり環状弾性体に対向する面には、環状弾性体の外周面に沿うなだらかなR面となっている。このR面の曲率は、予圧縮時の環状弾性体の外周面よりも大きく設定されている。
環状弾性体21,22が径方向外方に弾性変形するときには、環状弾性体21(a)は凹部26により径方向に位置決めされ、環状弾性体21(b)は加圧板17aの庇部30により径方向に位置決めされる。さらに、環状弾性体22(b)は加圧板17bの庇部30により径方向に位置決めされる。これにより、防振支持装置10が使用されるときに、それぞれの環状弾性体21,22が径方向にずれ移動することなく、防振機能を得ることができる。
シャフト19は、両端部に雄ねじ部32が形成され、一端側については、雄ねじ部32よりも所定長さ軸方向内側位置のシャフト外周面には鍔部33が形成されており、この鍔部33は、一端部側に向けて拡径する約45°のテーパ状とされている。それぞれの雄ねじ部32にはナット34が螺合つまりねじ結合される。雄ねじ部32にナット34を螺合することにより、環状弾性体21,22は予圧縮される。
ここで、防振支持装置10の組立方法を説明する。
まず、第1の加圧板17aの挿通孔31に前記シャフト19を当該シャフト19の他端側から挿通させ、この第1の加圧板17aの挿通孔31の内周面に設けたテーパ面と当該シャフト19の鍔部33のテーパ面を相対向させ、第1の加圧板17aをシャフト19の鍔部33にて係止する。ここにおいて、鍔部33のテーパ面は、挿通孔31のテーパ面に対向し、互いに係止可能な寸法で形成され、第1の加圧板17aは、シャフト19の軸方向外側へ抜けないように構成されている。
次に、スリーブ18の内部つまり内径部にシャフト19を挿通させ、スリーブ18の一端が第1の加圧板17aに突き当たる位置に配置する。次に、2つの第1の環状弾性体21を重ね、その中央孔部にスリーブ18を挿通させる。次に、フランジ部材13の挿通孔13aにスリーブ18を挿通させる。このとき、フランジ部材13に設けた凹部26が、第1の環状弾性体21(a)に当接するように配置して挿通する。次に、2つの第2の環状弾性体22を重ね、その中央孔部に前記スリーブ18を挿通させる。次に、第2の加圧板17bをその挿通孔31にスリーブ18と一体となったシャフト19の一端部を挿通させ、さらに、ナット34をシャフト19に設けられた雄ねじ部32に螺合させ、締め付けることにより、第1の加圧板17aと第2の加圧板17bの距離をスリーブ18の長さまで接近するように締め付けて、固定する。これにより、防振支持装置10を組み立てることができる。
なお、このとき、スリーブ18の外径は、第1及び第2の加圧板17a,17b(以下、第1及び第2の加圧板を区別なく示す場合には、単に「加圧板」という)の挿通孔31aの内径よりも大きいので、第1の加圧板17aと第2の加圧板17bの距離、すなわち締め付け距離は、スリーブ18の長さに規定されるが、本実施の形態においては、環状弾性体21,22のフリー状態での厚みとフランジ部材13の厚みの合計厚みは、スリーブ18の長さよりも長いため、環状弾性体21,22は、上下方向に圧縮され、すなわち予圧縮状態で固定される。
本実施の形態においては、第1の加圧板17aの挿通孔31の内周面に設けたテーパ面とシャフト19の鍔部33のテーパ面を相対向させ、第1の加圧板17aをシャフト19の鍔部33にて係止するようにしているため、シャフト19の他端側の第1の加圧板17aは出っ張りのないフラット面とすることができる。例えば、鍔部33を単なる段状フランジとして形成し、段状フランジの外径よりも小径に形成された挿通孔31を有する第1の加圧板17aを挿通させて係止しても良いが、その場合には、段状フランジが、第1の加圧板17aよりも出っ張ることになるため、取付側(第2の部材)に凹部を設けるなどの手当てが必要となる。
図10に示すとおり、固定台座11に設けた組み込み孔11aに防振支持装置10の第2の環状弾性体22側を組み込み、固定台座11に設けられ、内周にねじが形成された取付孔14に前記フランジ部材13の取付孔15を合わせ、ボルト16にて締結する。そして、ブラケット12の取付孔12aにシャフト19の一端部を挿通させ、ナット34を螺合させて、防振支持装置10をブラケット12に固定する。
これにより、発電用エンジンに設けられたブラケット12と固定台座11とを防振支持装置10で連結して支持することができる。
なお、上述の組立て及び組付けにおいては、ボルト16にてフランジ部材13を締結する際に、スプリングワッシャなどを追加してもよいし、取付孔14にねじを形成せずに、ナットを用いて締結してもよいことは当然である。また、シャフト19には、両端にねじ溝を有する所謂スタッドボルトを用いたが、一端又は他端部にボルトヘッドを有するボルトを使用してもよいことはもちろんである。
この防振支持装置10は、上下方向の振動入力及び水平方向の振動入力の防振に対して、好適に働くものであるが、ここでは、こじり方向の入力に関して、以下に説明する。
図8は、すでに示した図1の防振支持装置10にこじり荷重をかけた図である。図8において矢印Aの向きにこじり荷重がかかると、防振支持装置10自体はシャフト19の中心軸とフランジ部材13の挿通孔13aの中心軸との交点、すなわち防振支持装置10の中央付近を中心として、左回転方向に傾斜する。このとき、第1の環状弾性体21の図8における左部位及び第2の環状弾性体22の右部位はさらに圧縮されることになり、第1の環状弾性体21の左部位においては、扁平状に変形して、外周側は拡径し内周側は縮径する。
それぞれの環状弾性体21,22の内周面23は、直線状となっており、予圧縮時には内周面全体が内方に膨らもうとするので、図8に示されるように、防振支持装置10にこじり荷重が加わっても、環状弾性体21,22の内径側はスリーブ18に対して径方向にずれることが抑制される。これにより、環状弾性体21,22に座屈が発生することが防止される。環状弾性体の径方向のずれ移動は、凹部26および庇部30によっても抑制される。
凹部26および庇部30により環状弾性体の径方向のずれ移動が防止されるとともに、環状弾性体の外周面24をR面とすることにより、図8に示すように、こじれ荷重が発生しても、確実に防振機能を発揮することができるとともに、防振支持装置10の耐久性を向上させることができる。
こじれ荷重が加わると、図8に示されるように、第1の環状弾性体21(a)の左部位外周側は、凹部26のなだらかな外周側R部に当接して位置ズレが規制されるものの、変形によるボリュームは、上方に逃げることができるため、急激なばね定数の上昇は緩和される。このように、防振支持装置10は、大きなこじり荷重が印加されて、シャフト19が大きく傾斜しても、防振支持装置10全体として、ズレが生じづらく、また環状弾性体の破壊も生じづらい。そのため、防振支持装置10は、大きなこじり荷重を許容することができる。
また、環状弾性体21,22の内周面は、軸方向に延びてスリーブの外周面に圧接する直線状としているが、フリー状態において、径方向内方へ突出するわずかな凸部を前記内周面に設けてもよい。例えば、環状弾性体の内周面に周方向に延びる環状リップやディンプルを設けた場合、予圧縮により、前記リップやディンプルは押しつぶされて、軸方向に延びてスリーブの外周面に圧接する直線状となるが、環状弾性体の内径方向への押付け圧を若干緩和できることに加えて、微小振幅振動が印加された状態では、圧接状態の偏りを持たせることができるためスリーブ外周面と環状弾性体の内周面の貼り付き防止効果が期待できる。ここで、微小振幅振動とは、例えば、本発明の防振支持装置に搭載されるエンジンの軽稼働状態に由来する振動のほか、環境由来の振動、例えば、道路交通振動などを含む。
図9は、本実施の形態の変形例を示している。1組の環状弾性体21,22が成す積層構造の隙間に断面を楔形とした円環状の調整プレート41を挟み込ませる。こうすることにより環状弾性体21,22の外周側変形を抑えることができるので、見掛けばね定数を高めることができる。この調整プレート41の楔形形状を調整することにより、見掛けばね定数を調整することができる。
また、調整プレート41の周方向に楔形の厚みを変化させることもできる。例えば、本実施の形態の防振支持装置を鉄道車両の運転椅子に用いた場合、調整プレート41の楔形形状厚みを進行方向に対し前後方向を厚くし、左右方向を薄くすることで、鉄道車両の発進、停止時には、揺れを抑えながら鉄道車両の上下振動を吸収する運転椅子とすることができる。
また、調整プレート41を平板とし、少なくとも、環状弾性体21,22に接触する表面に摩擦係数を調整するための表面処理を施し、環状弾性体21,22のすべり摩擦を変更して、見掛けばね定数を調整することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。第1と第2の環状弾性体21は、それぞれ2つの環状弾性体により構成されているが、それ以上の環状弾性体により構成するようにしても良い。
10 防振支持装置
11 固定台座(第1の部材)
12 ブラケット(第2の部材)
13 フランジ部材
13a 挿通孔
14,15 取付孔
16 ボルト
17a 第1の加圧板
17b 第2の加圧板
18 スリーブ
19 シャフト
21 第1の環状弾性体
22 第2の環状弾性体
23 内周面
24 外周面
25 端面
26 凹部
27 円盤部
28 耳状部
29 隙間
30 庇部
31 挿通孔
32 雄ねじ部
33 鍔部
34 ナット
41 調整プレート

Claims (4)

  1. 第1の部材と第2の部材を連結するとともに前記第1の部材又は前記第2の部材から前記第2の部材又は前記第1の部材へ伝達される振動を吸収する防振支持装置であって、
    前記第1の部材に固着されるフランジ部材と、
    前記第2の部材に固着され、前記フランジ部材の一方面に対向して前記第2の部材に配置される第1の加圧板と、
    前記フランジ部材の他方面に対向して配置され、前記フランジ部材を貫通するスリーブを介して前記第1の加圧板に突き当てられる第2の加圧板と、
    前記フランジ部材の一方面と前記第1の加圧板との間に、非接着で積層配置される少なくとも2つの第1の環状弾性体と、
    前記フランジ部材の他方面と前記第2の加圧板との間に、非接着で積層配置される少なくとも2つの第2の環状弾性体と、
    前記スリーブ内に挿通され、第1と第2の前記加圧板が前記スリーブに突き当てられる状態に保持するとともに、それぞれの前記環状弾性体に予圧縮を付与する締結部材と、を有し、
    それぞれの前記環状弾性体は、軸方向に延びて前記スリーブに接触する直線状の内周面と、径方向外方に向けて凸状に湾曲した円弧状の外周面と、を備え、
    前記フランジ部材は、前記第1の環状弾性体または前記第2の環状弾性体のいずれか一方の径方向外方への弾性変形を規制する凹部を備え、前記凹部内に前記環状弾性体を装着している、防振支持装置。
  2. 請求項1記載の防振支持装置において、前記第2の部材は、当該防振支持装置によって荷重支持される被防振体であり、前記第1の部材は、前記防振支持装置を介して前記被防振体を支承する支承体であり、
    前記フランジ部材に設けられた凹部は、前記被防振体に向けて開口し、当該凹部内に前記第1の環状弾性体を装着し、当該凹部の底部外側面に前記第2の環状弾性体を装着している、防振支持装置。
  3. 請求項1または2記載の防振支持装置において、前記フランジ部材に設けられた凹部の外周側壁面は、前記環状弾性体の外周面に沿うなだらかなR面で構成され、当該R面の曲率は、予圧縮時の前記第1の環状弾性体の外周面よりも大きくした、防振支持装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の防振支持装置において、第1と第2の前記加圧板の外周部に前記環状弾性体に向けて傾斜した庇部を設けた、防振支持装置。
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