JP7133385B2 - プログラム、情報処理方法および情報処理装置 - Google Patents

プログラム、情報処理方法および情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、プログラム、情報処理方法および情報処理装置に関する。
医師が患者の病気を診断するにあたり、患者から血液、尿または便等の検体を採取して分析する臨床検査が行なわれる。複数の検査装置に対する検体の搬送を制御する検査システムが提案されている(特許文献1)。
特開2016-50934号公報
臨床検査項目は多岐にわたる上、現在も種々の新たな検査が開発されている。医師は、診察中の患者の病名等を予測しながら、確定診断を行なうために必要な臨床検査項目を選択して実施する。特許文献1に開示されたシステムでは、臨床検査項目の選択にかかる医師の判断を支援することはできない。
一つの側面では、臨床検査項目の選択にかかるユーザの判断を支援するプログラム等を提供することを目的とする。
プログラムは、選択検査項目の選択を受け付け、受け付けた前記選択検査項目に関連する関連検査項目、および、前記選択検査項目と前記関連検査項目との関連強度を示す共起指標を取得し、取得した前記関連検査項目と前記共起指標とを、前記共起指標を視覚化することにより、前記選択検査項目と関連づけて表示する処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面では、臨床検査項目の選択にかかるユーザの判断を支援するプログラム等を提供できる。
臨床検査の処理の流れを説明する説明図である。 臨床検査項目選択のイメージを説明する説明図である。 情報処理システムの構成を示す説明図である。 発注DBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 受注DBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 検査項目DBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 共起ネットワークDBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 共起ネットワークDB作成方法の概要を説明する説明図である。 情報処理装置が表示する画面を示す説明図である。 情報処理装置が表示する画面を示す説明図である。 情報処理装置が表示する画面を示す説明図である。 情報処理装置が表示する画面を示す説明図である。 情報処理装置が表示する画面を示す説明図である。 プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 マップ表示のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 分析のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2の共起ネットワークDBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 実施の形態2の情報処理装置が表示する画面を示す説明図である。 実施の形態2の情報処理装置が表示する画面を示す説明図である。 実施の形態3の共起ネットワークDBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 実施の形態3の情報処理装置が表示する画面を示す説明図である。 実施の形態4の情報処装置の機能ブロック図である。 実施の形態5の情報処理システムの構成を示す説明図である。
[実施の形態1]
図1は、臨床検査の処理の流れを説明する説明図である。医療機関において、医師は患者の問診および診察を行なう。病名の確定診断および実施中の治療の効果確認のために臨床検査が必要であると判断した場合、医師は、実施する臨床検査項目を選択して、検査機関に発注する。
発注された臨床検査項目は、医師等のユーザが使用する情報処理装置20から検査機関または医療機関内に設置された臨床検査部門のサーバ40に送信される。医療機関においては、選択された臨床検査項目に応じて、患者から血液、尿、便等の検体を採取する。採取された検体は、冷凍、冷蔵等の適切な温度管理を行ないながら、検査機関に輸送される。検査機関に到着した検体は、臨床検査項目に応じた分析装置30により分析される。分析装置30からサーバに検査データが送信される。サーバ40から、医療機関に対して、検査結果の報告書が送信される。
実施可能な臨床検査の項目は多岐にわたる上、現在も種々の新たな検査が開発されている。大学病院、大病院等で専門的な診療を行なう専門医であれば、自分の専門分野の疾病に関連する臨床検査項目の動向を熟知しており、診察中の患者に対してどの臨床検査項目を選択するかを判断できる。
しかしながら、市中病院、医院等で診療を行なう医師は、多様な分野の疾病の診断を行なう。そのため、適切な臨床検査項目の選択が困難である場合がある。専門医であっても自分の専門分野以外の病気については、適切な臨床検査項目の選択が困難である場合がある。たとえば選択した臨床検査項目に不足があり、追加の検査が必要になった場合、確定診断および適切な治療の開始が遅れるおそれがある。
また、新たに開発されて、保険適用になった臨床検査項目について、医師が網羅的に熟知することは難しい。そのため、新たに開発された有用性の高い臨床検査項目が、なかなか利用されない場合がある。
図2は、臨床検査項目選択のイメージを説明する説明図である。それぞれの臨床検査項目同士の関係は、同時に実施される頻度および医学的な情報等に基づいて、共起ネットワークにより表現できる。
本実施の形態にかかる情報処理システム10は、情報処理装置に共起ネットワークを視認しやすい態様で表示することにより、臨床検査項目の選択にかかる医師の判断を支援する。
図3は、情報処理システム10の構成を示す説明図である。前述のとおり、情報処理システム10は、インターネット等のネットワークを介して接続された情報処理装置20、分析装置30およびサーバ40を備える。
情報処理装置20は、CPU(Central Processing Unit)21、主記憶装置22、補助記憶装置23、通信部24、タッチパネル25およびバスを備える。CPU21は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。CPU21には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。CPU21は、バスを介して情報処理装置20を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置22は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置22には、CPU21が行なう処理の途中で必要な情報およびCPU21で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置23は、SRAM、フラッシュメモリまたはハードディスク等の記憶装置である。補助記憶装置23には、発注DB(Database)51、CPU21に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。なお、発注DB51は、情報処理装置20に接続された外部の大容量記憶装置等に保存されていても良い。発注DB51は、電子カルテシステムに記録されていても良い。
通信部24は、情報処理装置20とネットワークとの間の通信を行なうインターフェイスである。タッチパネル25は、液晶表示パネル等の表示部251と、表示部251に積層された入力部252とを備える。
本実施の形態の情報処理装置20は、汎用のパソコンまたはタブレット等である。情報処理装置20は、図示を省略する病院内ネットワークシステムを介してネットワークに接続されても良い。
分析装置30は、CPU31、主記憶装置32、補助記憶装置33、通信部34、分析部45およびバスを備える。CPU31は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。CPU31には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。CPU31は、バスを介して分析装置30を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置32は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置32には、CPU31が行なう処理の途中で必要な情報およびCPU31で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置33は、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスクまたは磁気テープ等の記憶装置である。補助記憶装置33には、CPU31に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。
通信部34は、分析装置30とネットワークとの間の通信を行なうインターフェイスである。分析部45は、検体の各種分析を行なう。分析部45の詳細については説明を省略する。
分析装置30は、たとえば血液分析装置、生化学分析装置、免疫分析装置、尿化学分析装置等の、検体を受け付けて臨床検査を行ない、検査結果を出力する装置である。
サーバ40は、CPU41、主記憶装置42、補助記憶装置43、通信部44およびバスを備える。CPU41は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。CPU41には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。CPU41は、バスを介してサーバ40を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置42は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置42には、CPU41が行なう処理の途中で必要な情報およびCPU41で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置43は、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスクまたは磁気テープ等の記憶装置である。補助記憶装置43には、受注DB52、検査項目DB53、共起ネットワークDB54、CPU41に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。なお、受注DB52、検査項目DB53、共起ネットワークDB54は、サーバ40に接続された外部の大容量記憶装置等に保存されていても良い。
通信部44は、サーバ40とネットワークとの間の通信を行なうインターフェイスである。
本実施の形態のサーバ40は、汎用のパーソナルコンピュータ、大型計算機、または、大型計算機上で動作する仮想マシンである。
図4は、発注DB51のレコードレイアウトを説明する説明図である。発注DB51は、患者に固有に付与された患者IDと、臨床検査の発注情報とを関連づけて記録するDBである。発注DB51は、患者IDフィールドと、発注情報フィールドとを有する。発注情報フィールドは、発注日フィールドと、検査項目フィールドと、検体IDフィールドとを有する。
患者IDフィールドには、患者IDが記録されている。発注日フィールドには、発注日が記録されている。検査項目フィールドには、臨床検査項目が記録されている。説明のため、以下の説明ではそれぞれの臨床検査項目を「A」、「B」、「C」等のアルファベットで記載する。なお、検査項目フィールドには、複数の臨床検査項目を組み合わせたセットが記録されていても良い。
検体IDフィールドには、検体IDが記録されている。発注DB51は1件の発注について1つのレコードを有する。
図5は、受注DB52のレコードレイアウトを説明する説明図である。受注DB52は、臨床検査を発注した医療機関に固有に付与された医療機関IDと、検体IDと、受注情報と、検査結果とを関連づけて記録するDBである。
受注DB52は、医療機関IDフィールドと、検体IDフィールドと、受注情報フィールドと、検査結果フィールドとを有する。受注情報フィールドは、受注日フィールドと検査項目フィールドとを有する。
医療機関IDフィールドには、医療機関IDが記録されている。検体IDフィールドには、検体IDが記録されている。受注日フィールドには、受注日が記録されている。検査項目フィールドには、臨床検査項目が記録されている。検査結果フィールドには、分析装置30から取得した、それぞれの臨床検査項目にかかる検査結果が記録されている。受注DB52は1件の発注について1つのレコードを有する。
図6は、検査項目DB53のレコードレイアウトを説明する説明図である。検査項目DB53は、臨床検査項目と、検査情報とを関連づけて記録するDBである。
検査項目DB53は、検査項目フィールドと、検査情報フィールドとを有する。検査情報フィールドは、容器ラベルフィールドと、検査種類フィールドと、件数/月フィールドと、備考フィールドとを有する。
検査項目フィールドには、臨床検査項目が記録されている。容器ラベルフィールドには、検体の採取に使用する検体容器に付けられて識別用のラベルが記録されている。それぞれの検体容器には、採取した検体を臨床検査項目に応じた状態で保存する薬剤等が封入されている。
検査種類フィールドには、検査の種類が記録されている。検査の種類は、それぞれの臨床検査項目の種類を示す。検査の種類は、たとえばそれぞれの臨床検査項目のカテゴリ、主に使用される臨床科、検査費用、検査に要する期間等、任意の基準に基づいて定めることができる。
たとえば、「1」は生化学検査、「2」は免疫血清検査、「3」は遺伝子検査のように定義する。「1」は主に皮膚科で使用される検査、「2」は主に内科で使用される検査のように定義しても良い。符号を用いる代わりに、検査種類の名称そのものが検査種類フィールドに記録されても良い。
件数/月フィールドには、標準的な月に行なわれる当該検査の件数が記録されている。備考フィールドには、備考が記録されている。検査項目DB53は、1つの臨床検査項目について、1つのレコードを有する。
図7は、共起ネットワークDB54のレコードレイアウトを説明する説明図である。共起ネットワークDB54は、2つの臨床検査項目間の関連の強さを記録するDBである。共起ネットワークDB54は、第1項目フィールド、第2項目フィールドおよび共起指標フィールドを有する。共起指標フィールドは、第1指標フィールドと、第2指標フィールドとを有する。
第1項目フィールドには、第1の臨床検査項目が記録されている。第2項目フィールドには、第2の臨床検査項目が記録されている。第1指標フィールドには第1指標が記録されている。第2指標フィールドには第2指標が記録されている。第1指標および第2指標は、第1項目と第2項目との間の関連強度を示す共起指標である。「-」は、共起指標が所定の誤差レベル以下であることを意味する。共起指標の詳細については、後述する。
図8は、共起ネットワークDB54作成方法の概要を説明する説明図である。過去に受注した検査の実績が記録された受注DB52に基づいて、共起ネットワーク分析を行なう。具体的には、受注DB52の各レコードの検査項目フィールドに記録された臨床検査項目の組に基づいて、2つの臨床検査項目同士の関連強度を示す指標を算出する。
指標は、たとえば類似性を表す指標であるJaccard係数、Dice係数もしくはSimpson係数、または、相関性を表す指標であるユークリッド距離、マハラノビス距離、コサイン距離もしくは共起数等の様々な手法に基づいて、それぞれ算出できる。任意の指標を、第1指標および第2指標にそれぞれ割り当てることができる。
算出した指標に基づく共起ネットワークに対して、専門家の医学的な知見、および、受注DB52には反映されていない新しい臨床検査項目に関する情報等を用いて調整を行なう。以上により図7を使用して説明した共起ネットワークDB54を作成する。なお、共起指標フィールドに記録される指標の値は、第1項目と第2項目との間の関連強度が強い場合に大きくても、弱い場合に大きくても良い。共起指標は、たとえば最大値を100または1等の任意の数に定めて、正規化されても良い。
共起ネットワークDB54の第1指標フィールドおよび第2指標フィールドには、それぞれ異なる手法を用いて共起ネットワーク分析を行って定めた指標が記録されている。なお、共起ネットワークDB54の共起指標フィールドは、3個以上のサブフィールドを有しても良い。このようにする場合、使用する指標についてユーザによる選択を受け付けるか、またはCPU41もしくはCPU21が、使用する指標を所定のルールに基づいて選択する。
図9から図13は、情報処理装置120が表示する画面を示す説明図である。図9は、本実施の形態のプログラムのトップ画面を示す。画面の左上に、患者の氏名、性別および年齢を示す患者欄61が表示されている。患者欄の下に臨床検査項目の一覧を示す検査項目リスト欄62が表示されている。
検査項目リスト欄62には、各臨床検査項目の名称が、ユーザの探しやすい順番で一覧表示されている。それぞれの臨床検査項目名の左側に検査項目選択欄621が表示され、右側にマップ選択欄622が表示されている。ユーザは、検査項目選択欄621にチェックマークを入れることにより、所望の臨床検査項目を選択できる。
画面の右上に、マップ欄63が表示されている。マップ欄63には、共起ネットワークDB54に記録された共起ネットワークの一部を抜粋して視覚化したマップが表示されている。マップ欄63の詳細については後述する。
画面の右下に、関連項目リスト欄64が表示されている。関連項目リスト欄64には、マップ欄63に示された臨床検査項目の一覧および指標が一覧表示されている。関連項目リスト欄64に示す指標は、第1指標、第2指標、または、所定の計算式に基づいて第1指標および第2指標から算出した指標等である。関連項目リスト欄64のそれぞれの臨床検査項目名の左側に関連項目選択欄641が表示されている。
マップ欄63について説明する。マップ欄63には、ユーザによるマップ選択欄622の選択を受け付けた選択検査項目を示す選択検査項目アイコン631を中心にして、関連検査項目との関連強度を関連検査項目アイコン632により示すマップが表示されている。図9においては、太枠で示すように「A」の臨床検査項目にかかるマップ選択欄622が選択された状態を示す。
共起ネットワークDB54から、第1項目フィールドに選択検査項目である「A」が記録されたレコードが抽出される。さらに、第1指標フィールドおよび第2指標フィールドのいずれにも数値が記録されたレコードが抽出される。抽出されたレコードの第2項目フィールドに記録された関連検査項目を示す関連検査項目アイコン632が、「A」を示す選択検査項目アイコン631の周囲に放射状に表示される。
それぞれの関連検査項目アイコン632の、選択検査項目アイコン631に対する相対的な大きさは、第1指標に対応する。それぞれの関連検査項目アイコン632と選択検査項目アイコン631とは、接続線633により接続されている。接続線633の長さは、第2指標に対応する。なお、第1指標と第2指標とを入れ替えて、アイコンの相対的な大きさが第2指標に対応し、接続線633の長さが第1指標に対応しても良い。
それぞれの関連検査項目アイコン632は、第1指標に対応する色で表示されても良い。たとえば、選択検査項目との関連性が強い関連検査項目を示す関連検査項目アイコン632は、選択検査項目アイコン631と類似した色で表示され、選択検査項目との関連性が弱い関連検査項目を示す関連検査項目アイコン632は、選択検査項目アイコン631と異なる色で表示されても良い。色のグラデーションにより、関連性の強弱を表現できる。
検査項目選択欄621にチェックが入った臨床検査項目に対応する選択検査項目アイコン631および関連検査項目アイコン632は、太枠、ハッチングまたは点滅等により強調して表示される。図9のマップ欄63においては、チェックが入った臨床検査項目「C」が第1フィールドに記録されたレコードが共起ネットワークDB54から抽出されて、「C」を示す関連検査項目アイコン632に対して「B」を示す関連検査項目アイコン632が接続されている。「B」を示す関連検査項目アイコン632に対して、さらに他の臨床検査項目を示す関連検査項目アイコン632が接続されても良い。
以上により、第1指標と第2指標の2つの共起指標を視覚化したマップを、マップ欄63に表示できる。ユーザは、マップ欄63により、選択検査項目との関連強度が高い関連検査項目を容易に確認し、発注する発注検査項目に加える必要があるか否かを判断できる。加える必要があると判断した場合、ユーザは関連項目選択欄641にチェックを入れる。「A」および「C」のアイコンに例示するように、チェックが入れられた項目にかかる関連検査項目アイコン632は、太枠、ハッチングまたは点滅等により強調して表示される。
選択検査項目アイコン631および関連検査項目アイコン632は、図6を使用して説明した検査項目DB53の検査種類フィールドに記録された検査種類に基づいて色分けして表示されても良い。選択検査項目アイコン631および関連検査項目アイコン632を色分け表示した例を、図2にハッチングで示す。ユーザは、検査の種類を容易に視認できる。
ユーザが選択検査項目アイコン631および関連検査項目アイコン632を右クリックする等の操作を行なった場合、CPU21は検査項目DB53の備考欄に記録された情報をポップアップ表示する。ユーザは、臨床検査項目に関する追加情報を容易に得ることができる。
なお、選択検査項目アイコンおよび関連検査項目アイコンの形状は任意である。図に例示する円形の他、楕円形、四角形、星型、その他任意の形状を使用できる。
選択検査項目アイコン631および関連検査項目アイコン632の大きさは、図6を使用して説明した検査項目DB53の件数/月フィールドに記録された検査件数に基づいて定められても良い。このようにする場合、選択検査項目アイコン631と関連検査項目アイコン632とを結ぶ接続線633の長さは、共起ネットワークDB54に記録された第1指標と第2指標のいずれに基づいて定められても良い。ユーザは、多くの症例で使用されている一般的な臨床検査項目と、使用頻度が低い臨床検査項目とを容易に識別できる。
図10は、図9の画面においてマップ欄63が、ダブルクリック等の操作により選択された後に情報処理装置20に表示される画面を示す。画面の左上に、患者欄61が表示されている。患者欄61の下にトップボタン65が表示されている。トップボタン65の選択を受け付けた場合、CPU21は、図9を使用して説明したトップ画面に画面を戻す。
患者欄61およびトップボタン65の右側に、マップ欄63が拡大表示されている。マップ欄63の上側に、一括依頼タブ661、全体マップタブ662およびフロー表示タブ663の3個の選択タブ66が表示されている。図10は、一括依頼タブ661が選択された状態を示す。
図10に示す画面においても、ユーザが選択検査項目アイコン631または関連検査項目アイコン632を右クリックするまたはロングタップする等の操作を行なった場合に、CPU21は、検査項目DB53の備考欄に記録された情報をポップアップ表示するか、または発注する発注検査項目への追加を受け付けても良い。図10においては、「B」の関連検査項目アイコン632に例示するように、発注検査項目の追加が受け付けられている。
どのような操作を受け付けた場合に、CPU21がどのような動作を行なうかを、ユーザが設定できても良い。
図11は、図10に示す画面において「F」の関連検査項目アイコン632がダブルクリックされた場合に、CPU21が表示部251に表示する画面を示す。以下の説明では、ダブルクリックされた項目を注目検査項目と記載する。CPU21は、マップ欄63の表示を、注目検査項目である「F」を示す選択検査項目アイコン631を中心する表示に切り替える。図11のマップ欄63は、図9に示すトップ画面において、「F」の臨床検査項目にかかるマップ選択欄622が選択された場合に表示されるマップと同様である。
図12は、図10に示す画面において全体マップタブ662の選択を受け付けた場合に情報処理装置20に表示される画面を示す。CPU21は、マップ欄63の表示を、発注可能な臨床検査項目全体を視覚化して示すマップに切り替える。それぞれの臨床検査項目を示す検査項目アイコン634は、検査項目DB53の検査種類フィールドに記録された検査種類ごとに色分けして表示される。それぞれの検査項目アイコン634の大きさは、検査項目DB53の件数/月フィールドに記録された検査件数に対応する。関連強度の高い検査項目アイコン634同士は、接続線633により接続される。
選択済の臨床検査項目に対応する検査項目アイコン634は、太枠、ハッチングまたは点滅等により強調して表示されることが望ましい。ユーザは、共起マップ全体のなかのどの部分の検査を選択済みであるかを容易に視認できる。いずれかの検査項目アイコンのダブルクリックを受け付けた場合、CPU21は、選択を受け付けた検査項目アイコン634を選択検査項目アイコン631として、図10および図11を使用して説明した画面に切り替える。
なお、関連強度が所定の値よりも低い接続線を省略する等の処理により、マップの視認性を高め、全体の概要を理解しやすく表示できる。CPU21は、マップ欄63内のズームインおよびズームアウトの操作を受け付けても良い。マップは、ユーザの操作に基づいて動的に変化しても良い。
図13は、図10に示す画面においてフロー表示タブ663の選択を受け付けた場合に情報処理装置20に表示される画面を示す。CPU21は、マップ欄63の表示を、臨床検査の実施順序の流れを示すフローマップに切り替わる。
フローマップの概要を説明する。フローマップにおいては、それぞれの臨床検査項目は長方形により表示される。長方形の縦辺の長さは、臨床検査項目が実施される実績件数に対応する。
左端に縦に並んだ長方形群は、最初の段階で行なわれる臨床検査項目を示す。それぞれの項目の検査に続いて行なわれる検査の項目が、右側に順次示されている。たとえば、左上に示す「S」の臨床検査の後、ほぼ全数で「T」の臨床検査が行なわれる。「T」の臨床検査の後、その半分強の症例で「U」の臨床検査が行なわれる。
フローマップは、過去に受注した検査の実績が記録された受注DB52に基づいて、アソシエーション分析、マーケットバスケット分析、グラフ分析、決定木等のルールベースモデル、クラスタ分析等、時系列分析、グラフィカルモデル分析、または、因果関係解析等の種々の分析手法により作成される。フローマップは、たとえば標準治療のプロトコルに基づいて作成されても良い。
フローマップは、補助記憶装置43に記録されている。フローマップは、必要に応じてネットワークを介して接続された他のサーバ等から取得されても良い。
なお、図13に示すフローマップは例示である。臨床検査項目同士の関連性を視覚的に示す任意の形式のマップを使用できる。
フローマップにおいても、選択済の臨床検査項目は太枠、ハッチングまたは点滅等により強調して表示されることが望ましい。
図14は、プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。CPU21は、図9を使用して説明したトップ画面を表示して、ユーザによる発注する発注検査項目の選択を受け付ける(ステップS501)。なお、診療科等に応じて、デフォルトの選択項目が選択を受け付けられた状態になっていても良い。CPU21は、発注DB51に新規レコードを作成し、ステップS501で受け付けた臨床検査項目を、項目フィールドに記録する。
CPU21は、マップ表示のサブルーチンを起動する(ステップS502)。マップ表示のサブルーチンは、マップ欄63にマップを表示するサブルーチンである。マップ表示のサブルーチンの処理の流れは後述する。
CPU21は、発注する発注検査項目の変更を受け付けたか否かを判定する(ステップS503)。変更は、検査項目選択欄621および関連項目選択欄641のチェックの付け外しに基づいて受け付けられる。
変更を受け付けたと判定した場合(ステップS503でYES)、CPU21は、項目フィールドに記録された臨床検査項目を変更する(ステップS504)。変更を受け付けていないと判定した場合(ステップS503でNO)、またはステップS504の終了後、CPU21はユーザによる発注の指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS505)。なお、発注の指示は、図示を省略する発注ボタン等により受け付けられる。
発注しないと判定した場合(ステップS505でNO)、CPU21はステップS502に戻る。発注すると判定した場合(ステップS505でYES)、CPU21はサーバに発注にかかる情報を送信する(ステップS506)。発注にかかる情報は、発注する臨床検査項目および検体IDを含む。CPU41は、受注DB52に新規レコードを作成し、受信した情報を記録する(ステップS601)。
CPU21は、検体採取の指示書および検体容器に貼付する検体IDのバーコードラベル等を印刷する(ステップS507)。指示書に基づいて、看護師等により検体の採取が行なわれ、検体容器にバーコードラベルが貼付される。検体容器は、検査機関に輸送され、分析装置30に投入される。
CPU31は、分析のサブルーチンを起動する(ステップS701)。分析のサブルーチンは、検体IDに基づいて受注DB52から検査項目を取得して、臨床検査を行なうサブルーチンである。分析のサブルーチンの処理の流れは後述する。
CPU31は検査結果をサーバに送信する(ステップS702)。CPU41は、検査結果を受信する(ステップS611)。CPU41は、受信した検査結果を受注DB52の検査結果フィールドに記録する。なお、複数の分析装置30を用いて検体を分析した場合、CPU41は、それぞれの分析装置30から受信した検査結果を一つの検査結果フィールドに統合して記録する。
CPU41は、所定のフォーマットを用いて検査結果の報告書を作成する(ステップS612)。CPU41は、情報処理装置20宛に報告書を送信する(ステップS613)。CPU21は報告書を受信する(ステップS511)。CPU21は、報告書を表示部251または紙等に出力する(ステップS512)。ユーザである医師は、出力された報告書を見て、治療方針の策定等を行なう。
なお、ステップS613において、検査結果は電子カルテシステム宛に送信されても良い。ステップS511以降は、電子カルテシステムに接続された他のパソコン等により実行されても良い。
図15は、マップ表示のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。マップ表示のサブルーチンは、マップ欄63にマップを表示するサブルーチンである。CPU21は、フロー表示タブ663の選択を受け付けているか否かを判定する(ステップS521)。
受け付けていると判定した場合(ステップS521でYES)、CPU21は患者IDをキーとして発注DB51を検索し、同じ患者に関して過去に行なわれた臨床検査項目を取得する(ステップS522)。なお、CPU21は電子カルテシステムから過去に行なわれた臨床検査項目を取得しても良い。
CPU21は、取得した過去の臨床検査項目および受注DB52の検査項目フィールドに記録された臨床検査項目をサーバ40に送信する(ステップS523)。CPU41は、データを受信する(ステップS621)。CPU41は、受信した項目を含むフローマップを情報処理装置に送信する(ステップS622)。CPU21は、フローマップを受信して、図13を使用して説明したようにマップ欄63に表示する(ステップS524)。CPU21は、処理を終了する。
フロー表示タブ663の選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS521でNO)、CPU21は、全体マップタブ662の選択を受け付けているか否かを判定する(ステップS531)。受け付けていると判定した場合(ステップS531でYES)、CPU21は発注可能な臨床検査項目全体を示すマップをサーバ40に要求する(ステップS532)。
CPU41は、要求を受信する(ステップS631)。CPU41は、発注可能な臨床検査項目全体を示すマップを情報処理装置20に送信する(ステップS632)。CPU21は、共起マップを受信して、図12を使用して説明したようにマップ欄63に表示する(ステップS533)。CPU21は、処理を終了する。
全体マップタブ662の選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS531でNO)、CPU21は、ユーザによる選択を受け付けた選択検査項目をサーバに送信する(ステップS541)。CPU41は、選択検査項目を受信する(ステップS641)。
CPU41は、受信した選択検査項目をキーとして共起マップDB54を検索し、第1項目フィールドに選択検査項目が記録されたレコードを抽出する。CPU41は抽出したレコードに基づいて、選択検査項目を中心とする共起マップを作成する(ステップS642)。なお、CPU41は、共起マップ中の関連検査項目に基づいてさらにレコードを抽出して、共起マップに加えても良い。
CPU41は、共起マップを情報処理装置20に送信する(ステップS643)。CPU21は、共起マップを受信して、図9から図11を使用して説明したようにマップ欄63に表示する(ステップS542)。CPU21は、処理を終了する。
なお、ステップS622、ステップS632およびステップS643においてCPU41が送信する共起マップは、CPU21がマップを生成するために使用するデータであっても、ブラウザの機能を用いてマップを表示するHTML(HyperText Markup Language)ファイル等であっても良い。
図16は、分析のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。分析のサブルーチンは、検体IDに基づいて受注DB52から検査項目を取得して、臨床検査を行なうサブルーチンである。
CPU31は、検体容器に貼付されたバーコードから検体IDを読み取る(ステップS711)。CPU31は、読み取った検体IDをサーバ40に送信する(ステップS712)。CPU41は検体IDを受信する(ステップS651)。CPU41は、検体IDをキーとして受注DB52を検索し、抽出したレコードの検査項目フィールドから受注した検査項目を取得する(ステップS652)。
CPU41は、取得した検査項目を分析装置30に送信する(ステップS653)。CPU31は、検査項目を受信する(ステップS721)。CPU31は、それぞれの検査項目のプロトコルに基づいて、検体を分析する(ステップS722)。CPU31は、サーバに検体IDと検査結果とを送信する(ステップS723)。CPU31は、処理を終了する。
CPU41は検体IDと検査結果とを受信する(ステップS654)。CPU41は、検体IDをキーとして受注DB52を検索し、抽出したレコードの検査結果フィールドに検査結果を記録する(ステップS655)。
なお、補助記憶装置23に共起ネットワークDB54および検査項目DB53、または、共起ネットワークDB54および検査項目DB53の一部をそれぞれ抜き出したサブセットのDBが記録されても良い。マップを書き換える都度、情報処理装置20とサーバ40との間で通信する必要が無いため、ユーザが軽快に操作できる情報処理システム10を実現できる。このようにする場合には、サーバ40と情報処理装置20との間で適宜データベースの同期を行なうことが望ましい。
本実施の形態によると、臨床検査項目の選択にかかる医師の判断を支援する情報処理システム10を提供できる。医師が経験により選択した選択検査項目との関連強度が強い関連検査項目を示す共起マップを表示することにより、発注する臨床検査項目の見落としを防ぐことができる。
関連検査項目の選択を受け付けた場合に、当該関連検査項目を選択検査項目に変更して、共起マップを更新することにより、医師が任意の観点で臨床検査項目を検討できる情報処理システム10を提供できる。
過去に受注した検査の実績が記録された受注DB52に基づいて作成した共起ネットワークを、専門家の医学的な知見および新しい臨床検査項目に関する情報に基づいて調整して共起ネットワークDB54を作成するため、最新の情報に基づく共起マップを少ない手間で作成できる。これにより最新の知見に基づく共起マップを表示する情報処理システム10を提供できる。
ユーザによる操作に基づいて検査項目DB53の備考欄に記録された情報をポップアップ表示することにより、ユーザが臨床検査項目に関する追加情報を容易に閲覧できる情報処理システム10を提供できる。
共起マップ中の選択検査項目アイコン631および関連検査項目アイコン632のダブルクリック等の操作により、発注する発注検査項目への追加または削除を受け付けることにより、ユーザが容易に検査項目を追加または削除できる情報処理システム10を提供できる。
選択済の臨床検査項目が太枠、ハッチングまたは点滅等により強調して表示されることにより、選択済の臨床検査項目と未選択の臨床検査項目とをユーザが容易に識別できる情報処理システム10を提供できる。
フローマップを用いて臨床検査の実施順序の一般的な流れを表示することにより、臨床検査項目の発注漏れを防止できる情報処理システム10を提供できる。
[実施の形態2]
本実施の形態は、ユーザが様々な絞込条件を設定して共起マップの表示を切り替え可能な情報処理システム10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図17は、実施の形態2の共起ネットワークDB54のレコードレイアウトを説明する説明図である。本実施の形態の共起ネットワークDB54は、診療科フィールド、期間フィールド、患者属性フィールド、第1項目フィールド、第2項目フィールドおよび共起指標フィールドを有する。患者属性フィールドは、性別フィールドと、年齢フィールドとを有する。共起指標フィールドは、第1指標フィールドと第2指標フィールドとを有する。
診療科フィールドには、臨床検査項目を選択する医師が属する診療科が記録されている。診療科フィールドには、たとえば皮膚科、泌尿器科、呼吸器科等の診療科名が記録される。「全体」は、全診療科の合算であることを意味する。
期間フィールドには、共起ネットワークを作成する際に使用した受注DB52のレコードの受注日の範囲が記録されている。たとえば「直近1年間」と記録されている場合、直近1年間に受注した臨床検査項目に基づいて共起ネットワークが作成されたことを意味する。「全体」と記録されている場合、受注期間を特定せずに共起ネットワークが作成されたことを意味する。
性別フィールドには、患者の性別が記録されている。「指定なし」は、患者の性別を考慮せずに共起ネットワークが作成されたことを意味する。「男性」または「女性」は、それぞれの性別の患者向けに共起ネットワークが作成されたことを意味する。
年齢フィールドには、患者の年齢が記録されている。「指定なし」は、患者の年齢を考慮せずに共起ネットワークが作成されたことを意味する。「30代」は、30代の患者向けに共起ネットワークが作成されたことを意味する。
第1項目フィールドには、第1の臨床検査項目が記録されている。第2項目フィールドには、第2の臨床検査項目が記録されている。第1指標フィールドには第1指標が記録されている。第2指標フィールドには第2指標が記録されている。
図18および図19は、実施の形態2の情報処理装置が表示する画面を示す説明図である。図18に示す画面は、図10を使用して説明した画面の代わりに表示部251に表示される画面を示す。
トップボタン65の下に、診療科選択ボタン671、期間選択ボタン672、性別選択ボタン673および年齢選択ボタン674の4個の絞込条件ボタン67が表示されている。4個の絞込条件ボタン67は、それぞれプルダウン形式になっている。図18においては、4個の絞込条件ボタン67は、「すべて」に設定されている。
図19においては、診療科選択ボタン671は「皮膚科」に、期間選択ボタン672は「直近の1年」に、性別選択ボタン673は「男性」に、年齢選択ボタン674は、「30代」にそれぞれ設定されている。CPU21は、共起ネットワークDB54の診療科フィールド、期間フィールド、性別フィールドおよび年齢フィールドをそれぞれの条件で絞り込んで作成した共起マップを、マップ欄63に表示する。
なお、絞込条件ボタン67を選択する前後で、マップ欄63内の選択検査項目アイコン631および関連検査項目アイコン632の配置を類似させることが望ましい。具体的には、CPU21は、絞込条件ボタン67の選択を受け付ける前後で選択検査項目アイコン631の位置、および、選択検査項目アイコン631から関連検査項目アイコン632に向けて放射状に伸びる接続線633の傾きを一定に保つことが望ましい。このように表示することにより、絞り込みの影響をユーザが把握しやすい表示を実現できる。
本実施の形態によると、ユーザが診療科、期間、患者の年齢、および、患者の性別に基づいて共起マップを切り替え可能な情報処理システム10を提供できる。たとえば、診療科選択ボタン671を「皮膚科」に設定することにより、皮膚科に関する診療経験の浅い医師であっても、皮膚科の専門医が選択する臨床検査項目にかかる共起マップを閲覧できる。
同様に、期間選択ボタン672を「1年以内」に設定することにより、最近1年間に選択された臨床検査項目の傾向にかかる共起マップを閲覧できる。性別選択ボタン673および年齢選択ボタン674を、診療中の患者に合わせて選択することにより、患者の性別および年齢を考慮した臨床検査項目の選択にかかる共起マップを閲覧できる。
なお、診療科選択ボタン671、期間選択ボタン672、性別選択ボタン673および年齢選択ボタン674は、絞込条件ボタン67の例示である。共起マップDB54に任意のフィールドを追加するとともに、当該フィールドに対応する絞込条件ボタン67を追加できる。
本実施の形態によると、ユーザが様々な絞込条件を設定して共起マップの表示を切り替え可能な情報処理システム10を提供できる。受注DB52に十分な件数のデータが蓄積されていない等の事情により、十分な制度で共起ネットワークを作成できない条件の組合せについては選択できないように、絞込条件ボタン67の設定が行なわれていることが望ましい。
共起ネットワークDB54の期間フィールドは、開始日フィールドおよび終了日フィールドの二つのサブフィールドを有しても良い。開始日フィールドに記録された日付と、終了日フィールドに記録された日付との間に受注した臨床検査項目に基づいて作成された共起ネットワークに関する共起指標が、共起指標フィールドに記録される。
このようにする場合、期間選択ボタン672は、開始日および終了日をそれぞれ設定するカレンダー形式であっても良い。CPU21は、共起ネットワークDB54の開始日フィールドおよび終了日フィールドにデータが記録された日付にマーキングしたカレンダーを表示して、ユーザによる選択を受け付ける。CPU21は、ユーザによる選択を受け付けた日付に基づいて、マップ欄63に共起マップを表示する。
開始日および終了日を選択することにより、ユーザはたとえばインフルエンザのような季節的な流行のある疾患の疑いを考慮して、共起マップを表示させることができる。
CPU21は、受注DB52の発注日フィールドに記録された発注日に基づいて、ユーザにより指定された発注期間にかかる発注レコードを抽出し、リアルタイムで共起ネットワークを作成してマップ欄63に共起マップを表示しても良い。図8を使用して説明した、医学的知見および新検査の情報を共起マップに反映させることはできない代わりに、検査の流行等を直接的に反映した共起マップを表示することができる。
[実施の形態3]
本実施の形態は3つの共起指標を1つのマップに表示する情報処理システム10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図20は、実施の形態3の共起ネットワークDB54のレコードレイアウトを説明する説明図である。本実施の形態の共起ネットワークDB54の共起指標フィールドは、第1指標フィールドおよび第2指標フィールドに加えて、第3指標フィールドを有する。
第3指標フィールドには、第1指標フィールドおよび第2指標フィールドとは異なる手法を用いて共起ネットワーク分析を行って定めた指標が記録されている。なお、共起ネットワークDB54の共起指標フィールドは、4個以上のサブフィールドを有しても良い。このようにする場合、使用する指標についてユーザによる選択を受け付けるか、または、CPU41が、使用する指標を所定のルールに基づいて選択する。
図21は、実施の形態3の情報処理装置が表示する画面を示す説明図である。本実施の形態においては、接続線633は、第3指標に対応する太さの線により表示される。第3指標に基づく関連強度が強い場合には太い接続線633を使用し、第3指標に基づく関連強度が弱い場合には細い接続線633を使用することにより、ユーザは関連強度を直感的に認識できる。
本実施の形態によると、3つの共起指標を1つのマップに表示する情報処理システム10を提供できる。
なお、接続線633は第3指標に対応する濃さの線により表示されても良い。このようにする場合には、第3指標に基づく関連強度が強い場合には濃い色の接続線633を使用し、第3指標に基づく関連強度が弱い場合には薄い色の接続線633を使用する。
接続線633は、第3指標に対応する色相の線により表示されても良い。このようにする場合には、第3指標に基づく関連強度が強い場合には、たとえば赤に近い色の接続線633を使用し、第3指標に基づく関連強度が弱い場合には、たとえば青に近い色の接続線633を使用する。
共起指標フィールドに第4指標フィールドを設け、接続線633を第4指標に対応する濃さまたは色相により表示しても良い。
[実施の形態4]
図22は、実施の形態4の情報処理装置40の機能ブロック図である。本実施の形態の情報処理装置40は、検査機関に設置されたサーバ40に対応する。情報処理装置40は、取得部71と、抽出部72と、出力部73とを有する。
取得部71は、選択検査項目を取得する。抽出部72は、取得部71が取得した選択検査項目に関連する関連検査項目、および、選択検査項目と関連検査項目との関連強度をデータベースから抽出する。出力部73は、抽出部72が抽出した関連検査項目および関連強度を出力する。
[実施の形態5]
本実施の形態は、汎用のコンピュータ90とプログラム97とを組み合わせて動作させることにより、本実施の形態の情報処理システム10を実現する形態に関する。図23は、実施の形態5の情報処理システム10の構成を示す説明図である。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
本実施の形態の情報処理システム10は、ネットワークを介して接続されたコンピュータ90と、分析装置30と、サーバ40とを含む。
コンピュータ90は、CPU21、主記憶装置22、補助記憶装置23、通信部24、タッチパネル25、読取部28およびバスを備える。コンピュータ90は、汎用のパーソナルコンピュータ、またはタブレット等の情報機器である。
プログラム97は、可搬型記録媒体96に記録されている。CPU21は、読取部28を介してプログラム97を読み込み、補助記憶装置23に保存する。またCPU21は、コンピュータ90内に実装されたフラッシュメモリ等の半導体メモリ98に記憶されたプログラム97を読出しても良い。さらに、CPU21は、通信部24および図示しないネットワークを介して接続される図示しない他のサーバコンピュータからプログラム97をダウンロードして補助記憶装置23に保存しても良い。
プログラム97は、コンピュータ90の制御プログラムとしてインストールされ、主記憶装置22にロードして実行される。これにより、コンピュータ90は上述した情報処理装置20として機能する。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 情報処理システム
20 情報処理装置
21 CPU
22 主記憶装置
23 補助記憶装置
24 通信部
25 タッチパネル
251 表示部
252 入力部
28 読取部
30 分析装置
31 CPU
32 主記憶装置
33 補助記憶装置
34 通信部
40 サーバ(情報処理装置)
41 CPU
42 主記憶装置
43 補助記憶装置
44 通信部
51 発注DB
52 受注DB
53 検査項目DB
54 共起ネットワークDB
61 患者欄
62 検査項目リスト欄
621 検査項目選択欄
622 マップ選択欄
63 マップ欄
631 選択検査項目アイコン
632 関連検査項目アイコン
633 接続線
634 検査項目アイコン
64 関連項目リスト欄
641 関連項目選択欄
65 トップボタン
66 選択タブ
661 一括依頼タブ
662 全体マップタブ
663 フロー表示タブ
67 絞込条件ボタン
671 診療科選択ボタン
672 期間選択ボタン
673 性別選択ボタン
674 年齢選択ボタン
71 取得部
72 抽出部
73 出力部
90 コンピュータ
96 可搬型記録媒体
97 プログラム
98 半導体メモリ

Claims (14)

  1. 選択検査項目の選択を受け付け、
    受け付けた前記選択検査項目に関連する関連検査項目、および、前記選択検査項目と前記関連検査項目との関連強度を示す共起指標を取得し、
    取得した前記関連検査項目と前記共起指標とを、前記共起指標を視覚化することにより、前記選択検査項目と関連づけて表示する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  2. 前記関連検査項目と前記選択検査項目とを、接続線により接続したマップにより表示する
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記関連検査項目を、前記共起指標に基づく大きさで表示する
    請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記接続線を、前記共起指標に基づく長さまたは太さで表示する
    請求項2または請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記マップに表示された前記関連検査項目から一の注目検査項目の選択を受け付けた場合、
    受け付けた前記注目検査項目に関連する関連検査項目、および、前記注目検査項目と前記関連検査項目との関連強度を示す共起指標を取得し、
    取得した前記関連検査項目と前記共起指標とを、前記注目検査項目と関連づけて表示する
    請求項2から請求項4のいずれか一つに記載のプログラム。
  6. 絞込条件の選択を受け付け、
    受け付けた前記絞込条件に基づいて前記マップを表示する
    請求項2から請求項5のいずれか一つに記載のプログラム。
  7. それぞれの前記関連検査項目のカテゴリを取得し、
    取得した前記カテゴリに基づく色または形状でそれぞれの前記関連検査項目を表示する
    請求項2から請求項6のいずれか一つに記載のプログラム。
  8. 前記マップに表示された前記選択検査項目または前記関連検査項目の選択を受け付けた場合、
    選択を受け付けた前記選択検査項目または前記関連検査項目にかかる情報を表示する
    請求項2から請求項7のいずれか一つに記載のプログラム。
  9. 前記マップに表示された前記選択検査項目または前記関連検査項目の選択に基づいて、発注する発注検査項目の追加または削除を受け付ける
    請求項2から請求項8のいずれか一つに記載のプログラム。
  10. 前記発注検査項目にかかる発注情報を出力する
    請求項9に記載のプログラム。
  11. 受け付けた前記選択検査項目を含む複数の検査の実施順序にかかるフローマップを取得し、
    取得した前記フローマップを表示する
    請求項1から請求項10のいずれか一つに記載のプログラム。
  12. 選択検査項目の選択を受け付け、
    受け付けた前記選択検査項目に関連する関連検査項目、および、前記選択検査項目と前記関連検査項目との関連強度を示す共起指標を取得し、
    取得した前記関連検査項目と前記共起指標とを、前記共起指標を視覚化することにより、前記選択検査項目と関連づけて表示する
    処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。
  13. 選択検査項目を取得し、
    取得した前記選択検査項目に関連する関連検査項目、および、前記選択検査項目と前記関連検査項目との関連強度を取得し、
    取得した前記関連検査項目と前記選択検査項目とを、前記関連強度に基づく長さまたは太さを有する接続線により接続したマップにより表示させ、
    前記マップに表示された前記選択検査項目または前記関連検査項目の選択に基づいて受け付けられた発注検査項目にかかる発注情報を取得し、
    前記発注検査項目にかかる検査結果を取得し、
    取得した前記発注情報と前記検査結果とを関連づけて出力する
    処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。
  14. 選択検査項目を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記選択検査項目に関連する関連検査項目、および、前記選択検査項目と前記関連検査項目との関連強度を示す共起指標をデータベースから抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した前記関連検査項目および前記共起指標を、前記共起指標を視覚化して表示させるための情報を出力する出力部と
    を備える情報処理装置。
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