JP7131410B2 - 車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体構造に関する。
特許文献1には、車体構造が開示されている。この車体構造では、車両の後部かつ車両幅方向外側に設けられていると共に、車両前後方向に延設されたサイドメンバを有している。このサイドメンバは、アルミニウムダイキャスト製とされており、これによって車体の曲げ剛性が高められている。
特開2013-506588号公報
しかしながら、上記先行技術のように、サイドメンバがアルミニウムダイキャスト製の場合、鋼板製と比べて曲げ剛性が向上するが、脆性が高くなる。したがって、車両の側面衝突(以下、単に「側突」と称する。)時、特に所謂ポール衝突のように衝突荷重が車両の一部に集中するような側突の場合にサイドメンバが破壊し、破片により周辺の車両構成物(燃料タンク等)に対して影響を及ぼす可能性がある。このため、サイドメンバにおける特に車両構成物に影響を及ぼす可能性が高い部位を鋼板製とするのが望ましいが、ダイキャスト製の部位と鋼板製の部位との結合部に衝突荷重が入力されると、結合が外れて鋼板製の部位がダイキャスト製の部位に対して大きく移動して車体全体が大きく変形する可能性がある。したがって、上記先行技術はこの点で改良の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、車両衝突時の車体の変形を抑制することができる車体構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車体構造は、車両の車両幅方向外側に設けられていると共に、車両前後方向に延設されかつダイキャスト製とされた左右一対の第1車体骨格部材と、前記第1車体骨格部材の長手方向の端部に結合されていると共に、車両前後方向に延設されかつ鋼板製とされた左右一対の第2車体骨格部材と、前記第1車体骨格部材及び前記第2車体骨格部材のいずれか一方に設けられていると共にいずれか他方から離れて設けられ、前記第1車体骨格部材及び前記第2車体骨格部材の少なくとも一方へ略車両前後方向に沿って衝突荷重が入力されると前記第1車体骨格部材及び前記第2車体骨格部材のいずれか他方と当接する荷重伝達部と、を有している。
請求項1に記載の発明によれば、荷重伝達部は、第1車体骨格部材及び第2車体骨格部材のいずれか一方に設けられていると共に、第1車体骨格部材及び第2車体骨格部材の少なくとも一方へ略車両前後方向に沿って入力されると第1車体骨格部材及び第2車体骨格部材のいずれか他方と当接する。すなわち、車両衝突時、特に車両後面衝突(以下、単に「後突」と称する。)時では、第1車体骨格部材及び第2車体骨格部材の少なくとも一方に衝突荷重が略車両前後方向に沿って入力される。この場合、異なる部材の境界部である第1車体骨格部材と第2車体骨格部材との結合部に応力が集中して結合が外れる場合がある。結合が外れると、第2車体骨格部材と第1車体骨格部材とは相対的に近づく方向に変位しようとするため車体全体が大きく変形する可能性があるが、本発明では荷重伝達部に第1車体骨格部材及び第2車体骨格部材のいずれか他方が当接するため、第1車体骨格部材と第2車体骨格部材とのそれ以上の相対移動を抑制することができる。
請求項2に記載の発明に係る車体構造は、請求項1記載の発明において、前記第2車体骨格部材は、前記第1車体骨格部材における長手方向の端部の少なくとも一部を覆うように結合されており、前記荷重伝達部は、前記第2車体骨格部材における前記第1車体骨格部材が結合された位置に対し前記第1車体骨格部材と離間する側かつ前記第2車体骨格部材の長手方向に直交する断面内に設けられていると共に、当該断面視にて前記第2車体骨格部材を構成する少なくとも二つ以上の複数の壁部にそれぞれ接合された接合部と、当該接合部同士を繋ぐ当接部と、を有している。
請求項2に記載の発明によれば、荷重伝達部は、第2車体骨格部材の長手方向に直交する断面内に設けられていることから、後突時に第1車体骨格部材と第2車体骨格部材との結合部の結合が外れた場合、第1車体骨格部材における長手方向の端部の少なくとも一部を覆うように結合された第2車体骨格部材の断面内の荷重伝達部に第1車体骨格部材の端面が当接可能となる。これにより、第1車体骨格部材と第2車体骨格部材とのそれ以上の相対移動が抑制される。また、接合部同士を繋ぐ当接部を有する荷重伝達部によって第2車体骨格部材の断面形状の変化が抑制されるため、衝突荷重入力時の第2車体骨格部材の断面変形が抑制されて第1車体骨格部材と第2車体骨格部材との間の荷重伝達部を介した衝突荷重の伝達を効率よく行うことができる。
請求項3に記載の発明に係る車体構造は、請求項2記載の発明において、前記荷重伝達部の接合部は、前記当接部に対して前記第1車体骨格部材と離間する側に設けられている。
請求項3に記載の発明によれば、荷重伝達部の接合部は、当接部に対して第1車体骨格部材と離間する側に設けられている。つまり、当接部を第1車体骨格部材に近づけて配置することができるため、後突時に第1車体骨格部材と第2車体骨格部材との結合部の結合が外れた場合、荷重伝達部の当接部に第1車体骨格部材がすばやく当接する。したがって、第1車体骨格部材と第2車体骨格部材との相対移動をさらに抑制することができる。
請求項4に記載の発明に係る車体構造は、請求項1記載の発明において、前記第2車体骨格部材は、閉断面構造とされていると共に、前記第1車体骨格部材における長手方向の端部の少なくとも一部を覆うように結合されており、前記荷重伝達部は、前記第1車体骨格部材における前記第2車体骨格部材が結合された位置に対し前記第2車体骨格部材と離間する側かつ前記第1車体骨格部材の長手方向に直交する断面外に設けられている。
請求項4に記載の発明によれば、荷重伝達部は、第1車体骨格部材の長手方向に直交する断面外に設けられていることから、後突時に第1車体骨格部材と第2車体骨格部材との結合部の結合が外れた場合、第1車体骨格部材における長手方向の端部の少なくとも一部を覆うように結合された第2車体骨格部材の端面が荷重伝達部に当接可能となる。これにより、第1車体骨格部材と第2車体骨格部材とのそれ以上の相対移動が抑制される。また、第2車体骨格部材は、閉断面構造とされていることから、衝突荷重を受けた際の断面形状の変化が抑制される。したがって、第1車体骨格部材と第2車体骨格部材との間の荷重伝達部を介した衝突荷重の伝達を効率よく行うことができる。
請求項5に記載の発明に係る車体構造は、請求項1又は請求項4記載の発明において、前記第2車体骨格部材は、前記第1車体骨格部材における長手方向の端部の少なくとも一部を覆うように結合されており、前記荷重伝達部は、前記第1車体骨格部材における前記第2車体骨格部材が結合された位置に対し前記第2車体骨格部材と離間する側かつ前記第1車体骨格部材の長手方向に直交する断面外に設けられており、前記第2車体骨格部材には、前記第2車体骨格部材における少なくとも一つの稜線に対応した部位に補強部材が結合されている。
請求項5に記載の発明によれば、荷重伝達部は、第1車体骨格部材の長手方向に直交する断面外に設けられていることから、後突時に第1車体骨格部材と第2車体骨格部材との結合部の結合が外れた場合、第1車体骨格部材における長手方向の端部の少なくとも一部を覆うように結合された第2車体骨格部材の端面が荷重伝達部に当接可能となる。これにより、第1車体骨格部材と第2車体骨格部材とのそれ以上の相対移動が抑制される。また、第2車体骨格部材における少なくとも一つの稜線に対応した部位に補強部材が結合されていることで、当該稜線の変形が抑制される。したがって、第1車体骨格部材と第2車体骨格部材との間における荷重伝達部を介した衝突荷重の伝達が、曲げ剛性が他の部位より比較的高い稜線を経て行うことができるので、衝突荷重を効率よく伝達させることができる。
請求項6に記載の発明に係る車体構造は、請求項1記載の発明において、前記第1車体骨格部材は、閉断面構造とされた前記第2車体骨格部材における長手方向の端部の少なくとも一部を覆うように結合されており、前記荷重伝達部は、前記第1車体骨格部材における前記第2車体骨格部材が結合された位置に対し前記第2車体骨格部材と離間する側かつ前記第1車体骨格部材の長手方向に直交する断面内に設けられている。
請求項6に記載の発明によれば、荷重伝達部は、第1車体骨格部材の長手方向に直交する断面内に設けられていることから、後突時に第1車体骨格部材と第2車体骨格部材との結合部の結合が外れた場合、第2車体骨格部材における長手方向の端部の少なくとも一部を覆うように結合された第1車体骨格部材の端面が荷重伝達部に当接可能となる。これにより、第1車体骨格部材と第2車体骨格部材とのそれ以上の相対移動が抑制される。また、第2車体骨格部材は、閉断面構造とされていることから、衝突荷重を受けた際の断面形状の変化が抑制される。したがって、第1車体骨格部材と第2車体骨格部材との間の荷重伝達部を介した衝突荷重の伝達を効率よく行うことができる。
請求項1記載の本発明に係る車体構造は、車両衝突時の車体の変形を抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項2~6記載の本発明に係る車体構造は、車両衝突時の車体の変形を一層抑制することができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る車体構造における第1車体骨格部材と第2車体骨格部材とをを車室内側から見た状態を示す概略斜視図である。 図1におけるA-A線に沿って切断した状態を示す断面図である。 図1におけるB-B線に沿って切断した状態を示す断面図である。 図1におけるC-C線に沿って切断した状態を示す断面図である。 第1実施形態に係る車体構造を有する車両を車両下方側から見た状態を示す底面図である。 第2実施形態に係る車体構造を示す図3に対応した断面図である。 第2実施形態に係る車体構造を示す図4に対応した断面図である。 第3実施形態に係る車体構造を示す図4に対応した断面図である。 第3実施形態に係る車体構造を示す図2に対応した断面図である。 第4実施形態に係る車体構造を図5におけるD-D線に沿って切断した状態を示す断面図である。 第4実施形態に係る車体構造を図5におけるE-E線に沿って切断した状態を示す断面図である。 第5実施形態に係る車体構造を示す図10に対応した断面図である。 第5実施形態に係る車体構造を示す図11に対応した断面図である。
(第1実施形態)
以下、図1~図5に基づいて本発明の車体構造10について説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、車両の前方向(進行方向)、上方向、車両幅方向の外側をそれぞれ示している。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
(全体構成)
図5に示されるように、車両12の側部には、車両前後方向に延びるロッカ14が左右に設けられている。この左右のロッカ14は、当該ロッカ14の長手方向に対して直交する方向(車両上下方向及び車両幅方向)に沿って切断したときの断面形状が閉断面形状とされており、それぞれ車体16の骨格の一部を構成している。
左右のロッカ14間には、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在され車室内(キャビン)の床面を構成するフロアパネル13が設けられており、当該フロアパネルの車両幅方向の両端部は、左右のロッカ14にそれぞれ結合されている。
(リヤサイドメンバ)
ロッカ14の車両後方側かつ車両幅方向内側には、それぞれ左右一対のリヤサイドメンバ18が設けられている。このリヤサイドメンバ18は、図1に示されるように、車両前後方向かつ車両後方側へ向かうに連れて車両上方側へ延設されており、車両前方部を構成する第2車体骨格部材としてのリヤサイドメンバ前部20と、車両後方部を構成する第1車体骨格部材としてのリヤサイドメンバ後部22とを有している。リヤサイドメンバ前部20とリヤサイドメンバ後部22とは、後述する結合部32を介して結合されている。
(リヤサイドメンバ前部)
リヤサイドメンバ前部20は、鋼板製とされかつ長手方向に直交する断面形状が車両幅方向外側へ向かって開口する略U字状に形成されている。具体的には、リヤサイドメンバ前部20は、車両上方側に設けられかつ略車両上下方向が厚さ方向とされた上側壁部20Aと、この上側壁部20Aと車両上下方向にて対向する下側壁部20Bと、上側壁部20Aの車両幅方向内側端部と下側壁部20Bの車両幅方向内側端部とを略車両上下方向に連結する車両幅方向内側壁部20Cと、を含んで構成されている(図2参照)。リヤサイドメンバ前部20の前端部20Dは、ロッカ14の後端部14A(図5参照)を覆うように車両幅方向内側から重ねられて図示しない溶接部を介して結合されている。
リヤサイドメンバ前部20の後端部20Eにおける結合部32に対してリヤサイドメンバ後部22と離間する側には、荷重伝達部40が設けられている。この荷重伝達部40は、接合部40Aと当接部40Bとを含んで構成されている。接合部40Aは、図3に示されるように、リヤサイドメンバ前部20の上側壁部20A、車両幅方向内側壁部20C及び下側壁部20Bにそれぞれ図示しない溶接部を介して結合されている。
図4に示されるように、当接部40Bは、リヤサイドメンバ前部20の上側壁部20A、車両幅方向内側壁部20C(図1参照)及び下側壁部20Bにそれぞれ結合された接合部40Aのリヤサイドメンバ後部22側の端部同士を繋ぐように設けられており、略車両前後方向が厚さ方向の略矩形板状に形成されている(図3参照)。換言すると、接合部40Aは、当接部40Bに対してリヤサイドメンバ後部22と離間する側に設けられていると共に、荷重伝達部40は、リヤサイドメンバ前部20の内部にいわばバルクッド状に設けられている。
図5に示されるように、左右一対のリヤサイドメンバ前部20は、車体下部の骨格を構成するセンタクロスメンバ46によって車両幅方向に連結されている。このセンタクロスメンバ46は、一例として、フロアパネル13の車両下方側に配置されかつ車両前後方向に沿って切断した断面形状がフロアパネル13側へ開口されたハット型形状とされており、フロアパネル13の下面に溶接等により結合されている。これにより、センタクロスメンバ46とフロアパネル13とよって閉断面構造が構成されている。
(リヤサイドメンバ後部)
リヤサイドメンバ後部22は、ダイキャスト製とされかつ長手方向に直交する断面形状が図2に示されるようにリヤサイドメンバ前部20と同様に車両幅方向外側へ向かって開口する略U字状に形成されている。具体的には、リヤサイドメンバ後部22は、車両上方側に設けられかつ略車両上下方向が厚さ方向とされた上側壁部22Aと、この上側壁部22Aと車両上下方向にて対向する下側壁部22Bと、上側壁部22Aの車両幅方向内側端部と下側壁部22Bの車両幅方向内側端部とを略車両上下方向に連結する車両幅方向内側壁部22Cと、を含んで構成されている。そして、図4に示されるように、リヤサイドメンバ後部22の前端部22Dには、リヤサイドメンバ前部20の後端部20Eが覆うように重ねられて複数のSPR(セルフピアスリベット)25により結合されている。換言すると、リヤサイドメンバ後部22の前端部22Dとリヤサイドメンバ前部20の後端部20Eとが結合された部位が結合部34に相当する。
図4に示されるように、リヤサイドメンバ後部22の前端部22Dには、リヤサイドメンバ後部22の端面22Eと連続的に断面内側へ向けて突出されかつ略車両前後方向を厚さ方向とするフランジ22Fが設けられている。このフランジ22Fは、一例として、リヤサイドメンバ後部22の上側壁部22A、車両幅方向内側壁部22C及び下側壁部22Bにそれぞれ設けられており、それぞれのフランジ22F同士が結合されている。したがって、荷重伝達部40の当接部40Bは、リヤサイドメンバ後部22の端面22E及びフランジ22Fと車両前後方向にて対向するよう構成されている。
左右一対のリヤサイドメンバ後部22は、車体下部の骨格を構成する第1リヤクロスメンバ48及び第2リヤクロスメンバ50によって車両幅方向に連結されている。第1リヤクロスメンバ48は、上述のセンタクロスメンバ46の車両後方側に設けられている。第1リヤクロスメンバ48は、フロアパネル13の車両下方側に車両幅方向を長手方向として配置されており、その長手方向の両端部がリヤサイドメンバ後部22の略中央部に溶接等により結合されている。この第1リヤクロスメンバ48は、一例として、車両前後方向に沿って切断した断面形状がフロアパネル13側へ開口されたハット型形状とされており、フロアパネル13の下面に溶接等により結合されている。これにより、第1リヤクロスメンバ48とフロアパネル13とによって閉断面構造が構成されている。
第2リヤクロスメンバ50は、第1リヤクロスメンバ48の車両後方側に設けられている。第2リヤクロスメンバ50は、フロアパネル13の車両下方側に車両幅方向を長手方向として配置されており、その長手方向の両端部がリヤサイドメンバ後部22の後端部22Gに溶接等により結合されている。この第2リヤクロスメンバ50は、一例として、車両前後方向に沿って切断した断面形状がフロアパネル13側へ開口されたハット型形状とされており、フロアパネル13の下面に溶接等により結合されている。これにより、第2リヤクロスメンバ50とフロアパネル13とによって閉断面構造が構成されている。
なお、リヤサイドメンバ後部22の後端部22Gには、車両後部のフロア面を構成するリアフロアパネル52が載置されかつ車体の後端まで車両前後方向に延設された一対のリヤフロアサイドメンバ54が結合されている。リヤフロアサイドメンバ54については、後述する第4実施形態にて詳述する。
(第1実施形態の作用・効果)
本実施形態では、図4に示されるように、荷重伝達部40は、リヤサイドメンバ後部22及びリヤサイドメンバ前部20のいずれか一方に設けられていると共に、リヤサイドメンバ後部22及びリヤサイドメンバ前部20の少なくとも一方に衝突荷重が車両前後方向に沿って入力されるとリヤサイドメンバ後部22及びリヤサイドメンバ前部20のいずれか他方と当接する。すなわち、車両衝突時、特に後突時では、リヤサイドメンバ後部22及びリヤサイドメンバ前部20の少なくとも一方に衝突荷重が略車両前後方向に沿って入力される。この場合、異なる部材の境界部であるリヤサイドメンバ後部22とリヤサイドメンバ前部20との結合部32に応力が集中して結合が外れる場合がある。結合が外れると、リヤサイドメンバ前部20とリヤサイドメンバ後部22とは相対的に近づく方向に変位してようとするため車体16全体が大きく変形する可能性があるが、本実施形態では荷重伝達部40にリヤサイドメンバ後部22及びリヤサイドメンバ前部20のいずれか他方が当接するため、リヤサイドメンバ後部22とリヤサイドメンバ前部20とのそれ以上の相対移動を抑制することができる。これにより、車両衝突時の車体16の変形を抑制することができる。
また、リヤサイドメンバ前部20に設けられている荷重伝達部40は、リヤサイドメンバ前部20の長手方向に直交する断面内に設けられていることから、後突時にリヤサイドメンバ後部22とリヤサイドメンバ前部20との結合部32の結合が外れた場合、リヤサイドメンバ後部22における前端部22Dを覆うように結合されたリヤサイドメンバ前部20の断面内の荷重伝達部40にリヤサイドメンバ後部22の端面22Eが当接可能となる。これにより、リヤサイドメンバ後部22とリヤサイドメンバ前部20とのそれ以上の相対移動が抑制される。また、接合部40A同士を繋ぐ当接部40Bを有する荷重伝達部40によってリヤサイドメンバ前部20の断面形状の変化が抑制されるため、衝突荷重入力時のリヤサイドメンバ前部20の断面変形が抑制されてリヤサイドメンバ後部22とリヤサイドメンバ前部20との間の荷重伝達部40を介した衝突荷重の伝達を効率よく行うことができる。
さらに、荷重伝達部40の接合部40Aは、当接部40Bに対してリヤサイドメンバ後部22と離間する側に設けられている。つまり、当接部40Bをリヤサイドメンバ後部22に近づけて配置することができるため、後突時にリヤサイドメンバ後部22とリヤサイドメンバ前部20との結合部32の結合が外れた場合、荷重伝達部40の当接部40Bにリヤサイドメンバ後部22がすばやく当接する。したがって、リヤサイドメンバ後部22とリヤサイドメンバ前部20との相対移動をさらに抑制することができる。これらにより、車両衝突時の車体16の変形を一層抑制することができる。
なお、本実施形態では、リヤサイドメンバ前部20の後端部20Eがリヤサイドメンバ後部22の前端部22Dを覆うように構成されているが、これに限らず、リヤサイドメンバ前部20の後端部20Eの少なくとも一部がリヤサイドメンバ後部22の前端部22Dを覆うように構成されてもよい。
(第2実施形態)
次に、図6、図7を用いて、本発明の第2実施形態に係る車体構造について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態に係る車体構造60は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、荷重伝達部62がリヤサイドメンバ後部70に設けられていると共に、補強部材64がリヤサイドメンバ前部68に設けられている点に特徴がある。
すなわち、図7に示されるように、ロッカ14(図5参照)の車両後方側かつ車両幅方向内側には、それぞれ左右一対のリヤサイドメンバ66が設けられている。このリヤサイドメンバ66は、車両前後方向かつ車両後方側へ向かうに連れて車両上方側へ延設されており、車両前方部を構成する第2車体骨格部材としてのリヤサイドメンバ前部68と、車両後方部を構成する第1車体骨格部材としてのリヤサイドメンバ後部70とを有している。リヤサイドメンバ前部68とリヤサイドメンバ後部70とは、後述する結合部72を介して結合されている。
(リヤサイドメンバ前部)
図6に示されるように、リヤサイドメンバ前部68は、鋼板製とされかつ長手方向に直交する断面形状が車両幅方向外側へ向かって開口する略U字状に形成されている。具体的には、リヤサイドメンバ前部68は、車両上方側に設けられかつ略車両上下方向が厚さ方向とされた上側壁部68Aと、この上側壁部68Aと車両上下方向にて対向する下側壁部68Bと、上側壁部68Aの車両幅方向内側端部と下側壁部68Bの車両幅方向内側端部とを略車両上下方向に連結する車両幅方向内側壁部68Cと、を含んで構成されている。リヤサイドメンバ前部68の図示しない前端部は、ロッカ14の後端部14A(図5参照)を覆うように車両幅方向内側から重ねられて図示しない溶接部を介して結合されている。
図7に示されるように、リヤサイドメンバ前部68の後端部68Dにおける結合部72に対してリヤサイドメンバ後部70と離間する側には、複数の補強部材64が設けられている。この補強部材64は、図6に示されるように、上側壁部68Aと車両幅方向内側壁部68Cとで形成される第1稜線68Eと、車両幅方向内側壁部68Cと下側壁部68Bとで形成される第2稜線68Fと、に対応した位置にそれぞれ設けられている。具体的には、複数の補強部材64のうち車両上方側に設けられた補強部材64(以下、単に「上側補強部材64」と称する。)は、上側壁部68Aの車両下方側面に結合されかつ略車両上下方向を厚さ方向とする板状に形成された第1補強部材構成部64Aと、第1補強部材構成部64Aの車両幅方向内側端部から車両下方側へ延設され車両幅方向を厚さ方向とする板状に形成されていると共に車両幅方向内側壁部68Cの車両幅方向外側面に結合された第2補強部材構成部64Bとで車両正面視にて略L字状に形成されている。また、複数の補強部材64のうち車両下方側に設けられた補強部材64(以下、単に「下側補強部材64」と称する。)は、上側補強部材64と上下対称に形成されており、下側補強部材64の第1補強部材構成部64Aは下側壁部68Bの車両上方側面に結合されている。さらに、下側補強部材64の第2補強部材構成部64Bは、下側補強部材64の第1補強部材構成部64Aの車両幅方向内側端部から車両上方側へ延設されかつ車両幅方向内側壁部68Cの車両幅方向外側面に結合されている。
なお、左右一対のリヤサイドメンバ前部68は、第1実施形態と同様に車体下部の骨格を構成するセンタクロスメンバ46(図5参照)によって車両幅方向に連結されている。
(リヤサイドメンバ後部)
図7に示されるリヤサイドメンバ後部70は、ダイキャスト製とされかつ長手方向に直交する断面形状がリヤサイドメンバ前部68と同様に車両幅方向外側へ向かって開口する略U字状に形成されている。具体的には、リヤサイドメンバ後部70は、車両上方側に設けられかつ略車両上下方向が厚さ方向とされた上側壁部70Aと、この上側壁部70Aと車両上下方向にて対向する下側壁部70Bと、上側壁部70Aの車両幅方向内側端部と下側壁部70Bの車両幅方向内側端部とを略車両上下方向に連結する図示しない車両幅方向内側壁部と、を含んで構成されている。そして、リヤサイドメンバ前部68の後端部68Dがリヤサイドメンバ後部70の前端部70Cを覆うように重ねられて複数のSPR25により結合されている。換言すると、リヤサイドメンバ後部70の前端部70Cとリヤサイドメンバ前部68の後端部68Dとが結合された部位が結合部72に相当する。
リヤサイドメンバ後部70の前端部70Cには、リヤサイドメンバ後部70の端面70Dと連続的に断面内側へ向けて突出されかつ略車両前後方向を厚さ方向とするフランジ22Fが設けられている。
リヤサイドメンバ後部70の前端部70Cにおける結合部72に対してリヤサイドメンバ前部20と離間する側には、荷重伝達部62が設けられている。この荷重伝達部62は、略車両前後方向を厚さ方向としかつリヤサイドメンバ後部70の上側壁部70A、下側壁部70B及び車両幅方向内側壁部からそれぞれリヤサイドメンバ後部70の長手方向に直交する断面外側へ向けて突出した構成とされている。したがって、荷重伝達部62は、リヤサイドメンバ前部68の後端部68Dの端面68Hと略車両前後方向にて対向するように構成されている。
左右一対のリヤサイドメンバ後部70は、第1実施形態と同様に車体下部の骨格を構成する第1リヤクロスメンバ48及び第2リヤクロスメンバ50(図5参照)によって車両幅方向に連結されている。
(第2実施形態の作用・効果)
次に、第2実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、荷重伝達部62がリヤサイドメンバ後部22に設けられていると共に、補強部材64がリヤサイドメンバ前部20に設けられている点以外は第1実施形態の車体構造10と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、リヤサイドメンバ後部70に設けられている荷重伝達部62は、リヤサイドメンバ後部70の長手方向に直交する断面外に設けられていることから、後突時にリヤサイドメンバ後部70とリヤサイドメンバ前部68との結合部72の結合が外れた場合、リヤサイドメンバ後部70における前端部70Cを覆うように結合されたリヤサイドメンバ前部68の端面68Hが荷重伝達部62に当接可能となる。これにより、リヤサイドメンバ後部70とリヤサイドメンバ前部68とのそれ以上の相対移動が抑制される。また、図6に示されるように、リヤサイドメンバ前部68における第1稜線68E及び第2稜線68Fに対応した部位に補強部材64が結合されていることで、当該第1稜線68E及び第2稜線68Fの変形が抑制される。したがって、リヤサイドメンバ後部70とリヤサイドメンバ前部68との間の荷重伝達部62を介した衝突荷重の伝達が、他の部位より曲げ剛性が比較的高い第1稜線68E及び第2稜線68Fを経て行うことができるので、衝突荷重を効率よく伝達させることができる。これにより、車両衝突時の車体16の変形を一層抑制することができる。
なお、上述した実施形態では、図6に示されるように、補強部材64は第1稜線68Eと第2稜線68Fとにそれぞれ対応して設けられているが、これに限らず、第1稜線68E及び第2稜線68Fの少なくとも一方に対応した部位にのみ補強部材64が設けられた構成としてもよいし、これ以外の稜線に対応して補強部材64が設けられた構成としてもよい。
また、本実施形態では、図7に示されるように、リヤサイドメンバ前部68の後端部68Dがリヤサイドメンバ後部70の前端部70Cを覆うように構成されているが、これに限らず、リヤサイドメンバ前部68の後端部68Dの少なくとも一部がリヤサイドメンバ後部70の前端部70Cを覆うように構成されてもよい。
(第3実施形態)
次に、図8、図9を用いて、本発明の第3実施形態に係る車体構造について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
この第3実施形態に係る車体構造76は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、リヤサイドメンバ後部78がリヤサイドメンバ前部80の後端部80Aを覆うように結合されている点に特徴がある。
すなわち、図8に示されるように、ロッカ14(図5参照)の車両後方側かつ車両幅方向内側には、それぞれ左右一対のリヤサイドメンバ84が設けられている。このリヤサイドメンバ84は、車両前後方向かつ車両後方側へ向かうに連れて車両上方側へ延設されており、車両前方部を構成する第2車体骨格部材としてのリヤサイドメンバ前部80と、車両後方部を構成する第1車体骨格部材としてのリヤサイドメンバ後部78とを有している。リヤサイドメンバ前部80とリヤサイドメンバ後部78とは、後述する結合部81を介して結合されている。
(リヤサイドメンバ前部)
図9に示されるように、リヤサイドメンバ前部80は、鋼板製とされかつ長手方向に直交する断面形状が車両幅方向外側へ向かって開口する略U字状に形成されている。具体的には、リヤサイドメンバ前部80は、車両上方側に設けられかつ略車両上下方向が厚さ方向とされた上側壁部80Bと、この上側壁部80Bと車両上下方向にて対向する下側壁部80Cと、上側壁部80Bの車両幅方向内側端部と下側壁部80Cの車両幅方向内側端部とを略車両上下方向に連結する車両幅方向内側壁部80Dと、を含んで構成されている。リヤサイドメンバ前部80の図示しない前端部は、ロッカ14の後端部14A(図5参照)を覆うように車両幅方向内側から重ねられて図示しない溶接部を介して結合されている。
なお、左右一対のリヤサイドメンバ前部80は、第1実施形態と同様に車体下部の骨格を構成するセンタクロスメンバ46(図5参照)によって車両幅方向に連結されている。
(リヤサイドメンバ後部)
リヤサイドメンバ後部78は、ダイキャスト製とされかつ長手方向に直交する断面形状がリヤサイドメンバ前部80と同様に車両幅方向外側へ向かって開口する略U字状に形成されている。具体的には、リヤサイドメンバ後部78は、車両上方側に設けられかつ略車両上下方向が厚さ方向とされた上側壁部78Aと、この上側壁部78Aと車両上下方向にて対向する下側壁部78Bと、上側壁部78Aの車両幅方向内側端部と下側壁部78Bの車両幅方向内側端部とを略車両上下方向に連結する車両幅方向内側壁部78Cと、を含んで構成されている。そして、図8に示されるように、リヤサイドメンバ後部78の前端部78Dがリヤサイドメンバ前部80の後端部80Aを覆うように重ねられて複数のSPR25により結合されている。換言すると、リヤサイドメンバ後部78の前端部78Dとリヤサイドメンバ前部80の後端部80Aとが結合された部位が結合部81に相当する。
リヤサイドメンバ後部78の前端部78Dにおける結合部81に対してリヤサイドメンバ前部20と離間する側には、荷重伝達部82が設けられている。この荷重伝達部82は、略車両前後方向を厚さ方向としかつリヤサイドメンバ後部78の上側壁部78A、下側壁部78B及び車両幅方向内側壁部78C(図9参照)からそれぞれリヤサイドメンバ後部78の長手方向に直交する断面内側へ向けて突出した構成とされている。したがって、荷重伝達部82は、リヤサイドメンバ前部80の後端部80Aの端面80Fと略車両前後方向にて対向するように構成されている。
左右一対のリヤサイドメンバ後部78は、第1実施形態と同様に車体下部の骨格を構成する第1リヤクロスメンバ48及び第2リヤクロスメンバ50(図5参照)によって車両幅方向に連結されている。
(第3実施形態の作用・効果)
次に、第3実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、リヤサイドメンバ後部78がリヤサイドメンバ前部80の後端部80Aを覆うように結合されている点以外は第1実施形態の車体構造10と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、荷重伝達部82がリヤサイドメンバ後部78の長手方向に直交する断面内側に設けられていることで、リヤサイドメンバ後部78の周囲に配置される他の部品と荷重伝達部82との干渉を防ぐことができる。つまり、部品レイアウトの自由度が向上する。
なお、本実施形態では、リヤサイドメンバ後部78の前端部78Dがリヤサイドメンバ前部80の後端部80Aを覆うように構成されているが、これに限らず、リヤサイドメンバ後部78の前端部78Dの少なくとも一部がリヤサイドメンバ前部80の後端部80Aを覆うように構成されてもよい。
(第4実施形態)
次に、図9、図10を用いて、本発明の第4実施形態に係る車体構造について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
この第4実施形態に係る車体構造86は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、第2車体骨格部材としてリヤフロアサイドメンバ54が第1車体骨格部材としてのリヤサイドメンバ後部87に結合されている点に特徴がある。
すなわち、図10に示されるように、リヤサイドメンバ後部87の後端部87Eには、車両後部のフロア面を構成するリアフロアパネル52(図5参照)が載置されかつ車体の後端まで車両前後方向に延設された一対のリヤフロアサイドメンバ54が結合されている。このリヤフロアサイドメンバ54は、一例として、図11に示されるように、車両前後方向に沿って切断した断面形状がリアフロアパネル52側へ開口されたハット型形状とされており、リアフロアパネル52の下面に溶接等により結合されている。これにより、リヤフロアサイドメンバ54は、リアフロアパネル52よって閉断面構造とされている。
(リヤサイドメンバ後部)
リヤサイドメンバ後部87は、ダイキャスト製とされかつ長手方向に直交する断面形状が車両幅方向外側へ向かって開口する略U字状に形成されている。具体的には、リヤサイドメンバ後部87は、車両上方側に設けられかつ略車両上下方向が厚さ方向とされた上側壁部87Aと、この上側壁部87Aと車両上下方向にて対向する下側壁部87Bと、上側壁部87Aの車両幅方向内側端部と下側壁部87Bの車両幅方向内側端部とを略車両上下方向に連結する車両幅方向内側壁部87Cと、を含んで構成されている。そして、図10に示されるように、リヤフロアサイドメンバ54の前端部54Aがリヤサイドメンバ後部87の後端部87Eを覆うように重ねられて複数のSPR25により結合されている。換言すると、リヤサイドメンバ後部87の後端部87Eとリヤフロアサイドメンバ54の前端部54Aとが結合された部位が結合部81に相当する。
リヤサイドメンバ後部87の後端部87Eにおける結合部81に対してリヤフロアサイドメンバ54と離間する側には、荷重伝達部82が設けられている。この荷重伝達部82は、略車両前後方向を厚さ方向としかつリヤサイドメンバ後部87の上側壁部87A、下側壁部87B及び車両幅方向内側壁部87C(図11参照)からそれぞれリヤサイドメンバ後部87の長手方向に直交する断面外側へ向けて突出した構成とされている(車両幅方向内側壁部87Cにおける荷重伝達部82は不図示)。したがって、荷重伝達部82は、リヤフロアサイドメンバ54の前端部54Aの端面54Bと略車両前後方向にて対向するように構成されている。
左右一対のリヤサイドメンバ後部87は、第1実施形態と同様に車体下部の骨格を構成する第1リヤクロスメンバ48及び第2リヤクロスメンバ50(図5参照)によって車両幅方向に連結されている。
(第4実施形態の作用・効果)
次に、第4実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、第2車体骨格部材としてリヤフロアサイドメンバ54が第1車体骨格部材としてのリヤサイドメンバ後部87に結合されている以外は第1実施形態の車体構造10と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、リヤサイドメンバ後部87に設けられている荷重伝達部82は、リヤサイドメンバ後部87の長手方向に直交する断面外に設けられていることから、後突時にリヤサイドメンバ後部87とリヤフロアサイドメンバ54との結合部81の結合が外れた場合、リヤサイドメンバ後部87における後端部87Eを覆うように結合されたリヤフロアサイドメンバ54の端面54Bが荷重伝達部82に当接可能となる。これにより、リヤサイドメンバ後部87とリヤフロアサイドメンバ54とのそれ以上の相対移動が抑制される。また、リヤフロアサイドメンバ54は、閉断面構造とされていることから、衝突荷重を受けた際の断面形状の変化が抑制される。したがって、リヤサイドメンバ後部87とリヤフロアサイドメンバ54との間の荷重伝達部82を介した衝突荷重の伝達を効率よく行うことができる。これにより、車両衝突時の車体16の変形を一層抑制することができる。
なお、本実施形態では、リヤフロアサイドメンバ54の前端部54Aがリヤサイドメンバ後部87の後端部87Eを覆うように構成されているが、これに限らず、リヤフロアサイドメンバ54の前端部54Aの少なくとも一部がリヤサイドメンバ後部87の後端部87Eを覆うように構成されてもよい。
(第5実施形態)
次に、図12、図13を用いて、本発明の第5実施形態に係る車体構造について説明する。なお、前述した第1、第4実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
この第5実施形態に係る車体構造88は、基本的な構成は第1、第4実施形態と同様とされ、荷重伝達部90が第1車体骨格部材としてのリヤサイドメンバ後部92の内部に設けられている点に特徴がある。
すなわち、図12に示されるように、リヤサイドメンバ後部92の後端部92Aには、リアフロアパネル52(図5参照)が載置されかつ車体の後端まで車両前後方向に延設された第2車体骨格部材としての一対のリヤフロアサイドメンバ94が結合されている。このリヤフロアサイドメンバ94は、一例として、図13に示されるように、車両前後方向に沿って切断した断面形状が矩形状の閉断面構造とされている。
(リヤサイドメンバ後部)
リヤサイドメンバ後部92は、ダイキャスト製とされかつ長手方向に直交する断面形状が車両幅方向外側へ向かって開口する略U字状に形成されている。具体的には、リヤサイドメンバ後部92は、車両上方側に設けられかつ略車両上下方向が厚さ方向とされた上側壁部92Bと、この上側壁部92Bと車両上下方向にて対向する下側壁部92Cと、上側壁部92Bの車両幅方向内側端部と下側壁部92Cの車両幅方向内側端部とを略車両上下方向に連結する車両幅方向内側壁部92Dと、を含んで構成されている。そして、図12に示されるように、リヤサイドメンバ後部92の後端部92Aがリヤフロアサイドメンバ94の前端部94Aを覆うように重ねられて複数のSPR25により結合されている(図12も参照)。換言すると、リヤサイドメンバ後部92の後端部92Aとリヤフロアサイドメンバ94の前端部94Aとが結合された部位が結合部96に相当する。
リヤサイドメンバ後部92の後端部92Aにおける結合部96に対してリヤフロアサイドメンバ94と離間する側には、荷重伝達部90が設けられている。この荷重伝達部90は、略車両前後方向を厚さ方向とした板状に形成されかつリヤサイドメンバ後部92の長手方向に直交する断面内側に設けられた構成とされているしたがって、荷重伝達部90は、リヤフロアサイドメンバ94の前端部94Aの端面94Bと略車両前後方向にて対向するように構成されている。
左右一対のリヤサイドメンバ後部92は、第1実施形態と同様に車体下部の骨格を構成する第1リヤクロスメンバ48及び第2リヤクロスメンバ50によって車両幅方向に連結されている。
(第5実施形態の作用・効果)
次に、第5実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、荷重伝達部90が第1車体骨格部材としてのリヤサイドメンバ後部92の内部に設けられている点以外は第1実施形態の車体構造10と同様に構成されているので、第1、第4実施形態と同様の効果が得られる。また、リヤサイドメンバ後部92に設けられている荷重伝達部90は、リヤサイドメンバ後部92の長手方向に直交する断面内に設けられていることから、後突時にリヤサイドメンバ後部92とリヤフロアサイドメンバ94との結合部96の結合が外れた場合、リヤフロアサイドメンバ94における前端部94Aを覆うように結合されたリヤサイドメンバ後部92の端面94Bが荷重伝達部90に当接可能となる。これにより、リヤサイドメンバ後部92とリヤフロアサイドメンバ94とのそれ以上の相対移動が抑制される。また、リヤフロアサイドメンバ94は、閉断面構造とされていることから、衝突荷重を受けた際の断面形状の変化が抑制される。したがって、リヤサイドメンバ後部92とリヤフロアサイドメンバ94との間の荷重伝達部90を介した衝突荷重の伝達を効率よく行うことができる。これにより、車両衝突時の車体16の変形を一層抑制することができる。
なお、本実施形態では、リヤサイドメンバ後部92の後端部92Aがリヤフロアサイドメンバ94の前端部94Aを覆うように構成されているが、これに限らず、リヤサイドメンバ後部92の後端部92Aの少なくとも一部がリヤフロアサイドメンバ94の前端部94Aを覆うように構成されてもよい。
また、上述した第1~第5実施形態では、第1車体骨格部材がリヤサイドメンバ後部22、70、78、92とされ、第2車体骨格部材がリヤサイドメンバ前部20、68、80及びリヤフロアサイドメンバ54、94とされた構成とされているが、これに限らず、それぞれロッカ14等その他の骨格部材に適用された構成としてもよい。
以上本発明は、上記の形態例に限定されるものではなく、上記の形態例以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 車体構造
20 リヤサイドメンバ前部(第2車体骨格部材)
20E 後端部(第2車体骨格部材における長手方向の端部)
22 リヤサイドメンバ後部(第1車体骨格部材)
22D 前端部(第1車体骨格部材の長手方向の端部)
22G 後端部(第1車体骨格部材の長手方向の端部)
40 荷重伝達部
40A 結合部
40B 当接部
54 リヤフロアサイドメンバ(第2車体骨格部材)
54A 前端部(第2車体骨格部材における長手方向の端部)
60 車体構造
62 荷重伝達部
64 補強部材
68 リヤサイドメンバ前部(第2車体骨格部材)
68D 後端部(第2車体骨格部材における長手方向の端部)
68E 第1稜線(第2車体骨格部材における少なくとも一つの稜線)
68F 第2稜線(第2車体骨格部材における少なくとも一つの稜線)
70 リヤサイドメンバ後部(第1車体骨格部材)
70C 前端部(第1車体骨格部材の長手方向の端部)
76 車体構造
78 リヤサイドメンバ後部(第1車体骨格部材)
78D 前端部(第1車体骨格部材の長手方向の端部)
80 リヤサイドメンバ前部(第2車体骨格部材)
80A 後端部(第2車体骨格部材における長手方向の端部)
82 荷重伝達部
86 車体構造
87 リヤサイドメンバ後部(第1車体骨格部材)
87E 後端部(第1車体骨格部材の長手方向の端部)
88 車体構造
90 荷重伝達部
92 リヤサイドメンバ後部(第1車体骨格部材)
92A 後端部(第1車体骨格部材の長手方向の端部)
94 リヤフロアサイドメンバ(第2車体骨格部材)
94A 前端部(第2車体骨格部材における長手方向の端部)

Claims (6)

  1. 車両の車両幅方向外側に設けられていると共に、車両前後方向に延設されかつダイキャスト製とされた左右一対の第1車体骨格部材と、
    前記第1車体骨格部材の長手方向の端部に結合されていると共に、車両前後方向に延設されかつ鋼板製とされた左右一対の第2車体骨格部材と、
    前記第1車体骨格部材及び前記第2車体骨格部材のいずれか一方に設けられていると共にいずれか他方から離れて設けられ、前記第1車体骨格部材及び前記第2車体骨格部材の少なくとも一方へ略車両前後方向に沿って衝突荷重が入力されると前記第1車体骨格部材及び前記第2車体骨格部材のいずれか他方と当接する荷重伝達部と、
    を有する車体構造。
  2. 前記第2車体骨格部材は、前記第1車体骨格部材における長手方向の端部の少なくとも一部を覆うように結合されており、
    前記荷重伝達部は、前記第2車体骨格部材における前記第1車体骨格部材が結合された位置に対し前記第1車体骨格部材と離間する側かつ前記第2車体骨格部材の長手方向に直交する断面内に設けられていると共に、当該断面視にて前記第2車体骨格部材を構成する少なくとも二つ以上の複数の壁部にそれぞれ接合された接合部と、当該接合部同士を繋ぐ当接部と、を有している、
    請求項1記載の車体構造。
  3. 前記荷重伝達部の接合部は、前記当接部に対して前記第1車体骨格部材と離間する側に設けられている、
    請求項2記載の車体構造。
  4. 前記第2車体骨格部材は、閉断面構造とされていると共に、前記第1車体骨格部材における長手方向の端部の少なくとも一部を覆うように結合されており、
    前記荷重伝達部は、前記第1車体骨格部材における前記第2車体骨格部材が結合された位置に対し前記第2車体骨格部材と離間する側かつ前記第1車体骨格部材の長手方向に直交する断面外に設けられている、
    請求項1記載の車体構造。
  5. 前記第2車体骨格部材は、前記第1車体骨格部材における長手方向の端部の少なくとも一部を覆うように結合されており、
    前記荷重伝達部は、前記第1車体骨格部材における前記第2車体骨格部材が結合された位置に対し前記第2車体骨格部材と離間する側かつ前記第1車体骨格部材の長手方向に直交する断面外に設けられており、
    前記第2車体骨格部材には、前記第2車体骨格部材における少なくとも一つの稜線に対応した部位に補強部材が結合されている、
    請求項1又は請求項4記載の車体構造。
  6. 前記第1車体骨格部材は、閉断面構造とされた前記第2車体骨格部材における長手方向の端部の少なくとも一部を覆うように結合されており、
    前記荷重伝達部は、前記第1車体骨格部材における前記第2車体骨格部材が結合された位置に対し前記第2車体骨格部材と離間する側かつ前記第1車体骨格部材の長手方向に直交する断面内に設けられている、
    請求項1記載の車体構造。
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