JP7130978B2 - 構造物形成方法及び構造物形成システム - Google Patents
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Description
ノズル20は、その先端部(図中の左側端部)が縮径し、その先端が開口した吐出口20aを有している。ノズル20の吐出口20aと反対側の端部には、ホース21の端部が接続されている。ホース21は、圧送ポンプ(図示せず)に接続されている。この圧送ポンプの圧力により、ホース21を介してノズル20に、モルタルが供給される。そして、ノズル20に供給されたモルタルは、吐出口20aから(水平方向に)吐出される。
移動制御部312は、経路に応じてノズル20を移動させるロボットアーム25の動きを制御する処理を実行する。
吐出量制御部313は、ノズル20から吐出するモルタルを圧送するポンプを制御する処理を実行する。
また、本実施形態の板状部材51の幅(短手方向の長さ)は、ブロック50の内でモルタルが留まる長さを用いる。
次に、図1~図3を用いて、構造物形成システム10を用いた構造物形成方法(作用)について説明する。
そして、制御部31の積層管理部311は、立設させたブロック50の位置を取得する。具体的には、積層管理部311に、ブロック50の端部の座標と、ブロック50の形状及び寸法(横幅及び高さ)に関する情報とを、入力する。積層管理部311は、入力されたブロック50の端部の座標を吐出開始位置と特定し、ブロック50の形状及び寸法に応じてノズル20の移動経路を特定する。ここでは、ブロック50の形状及び寸法に基づいて、ブロック50の吐出表面(板状部材51と直交する垂直面)全体に対してモルタルを吐出する移動経路を特定する。具体的には、ブロック50に対してノズル20を水平方向に同じ高さで移動させた後、1段上方に移動させ、この高さで、ノズル20を水平方向に移動させることを繰り返す移動経路を特定する。
更に、図1に示すように、ノズル20の移動に伴って、ノズル20の側面部材27は、モルタルの最下層L1の上面を平坦にする。
(1)本実施形態では、ブロック50にノズル20の吐出口20aを対向させ、この吐出口20aからモルタルを吐出させながらノズル20を移動させて、ブロック50の孔h1にモルタルを押し込んで、モルタルを積層させる。これにより、モルタルが、高い引張強度を有するブロック50に一体化されて、引張力に強い壁(構造物)を形成することができる。
・上記実施形態においては、ブロック50の一方の表面側からモルタルを吐出した。モルタルを吐出する表面は、ブロックの片面だけに限らず、両面でもよい。
これにより、モルタルの内部にブロック50を埋設して、引張力に強い構造物を形成することができる。
Claims (4)
- 3Dプリンタのノズルから吐出可能な流動性と積層可能な固さとを有する造形材であってモルタル又は石膏である造形材を、前記ノズルから吐出させながら前記ノズルを水平方向に移動させた後で、前記ノズルの高さ位置を、順次、高くして、前記造形材からなる各層を積み上げることにより構造物を形成する方法であって、
骨格部は、
複数の孔が形成された外側に露出する第1面を有し、
前記造形材よりも高い引張強度を有する材料で構成され、
前記吐出された造形材が第1面側から孔に流入して内部で留まる長さを有した板状部材の複数を一方向に整列して連結して構成され、
前記骨格部を、前記板状部材が鉛直方向に延在するように配置し、
前記板状部材の面と直交する前記水平方向に移動するノズルから吐出された前記造形材を、前記孔を通過して前記骨格部内に押し込まれて前記内部で留まるように吐出しながら、前記骨格部の側方で前記ノズルを移動させることを特徴とする構造物形成方法。 - 前記骨格部には、前記孔を形成する複数の孔形成部材が離間して設けられており、
前記孔形成部材によって区画された複数の孔を、前記骨格部の内部で連通させたことを特徴とする請求項1に記載の構造物形成方法。 - 前記骨格部は、前記第1面とは異なる外側に露出し複数の孔を有する第2面を有し、
更に、前記板状部材の面と直交する前記水平方向に移動するノズルから吐出された前記造形材を、前記第2面の孔から通過して前記骨格部の内部で留まるように吐出しながら、前記第2面の側方で前記ノズルを移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の構造物形成方法。 - 3Dプリンタのノズルから吐出可能な流動性と積層可能な固さとを有する造形材であってモルタル又は石膏である造形材を吐出するノズルを移動させる移動手段と、
前記移動手段の移動制御及び前記ノズルからの前記造形材の吐出制御を行なう制御部とを備え、
前記造形材を前記ノズルから吐出させながら前記ノズルを水平方向に移動させた後で、前記ノズルの高さ位置を、順次、高くして、前記造形材からなる各層を積み上げることにより積層して構造物を形成する構造物形成システムであって、
前記構造物は、骨格部を備え、
前記骨格部は、
複数の孔が形成された外側に露出する第1面を有し、
前記造形材よりも高い引張強度を有する材料で構成され、
前記吐出された造形材が前記第1面側から孔に流入して内部で留まる長さを有した板状部材の複数を一方向に整列して連結して構成され、
前記制御部は、前記板状部材の面と直交する前記水平方向に移動するノズルから吐出された前記造形材を、前記板状部材が鉛直方向に延在するように配置した前記骨格部の前記孔を通過して前記骨格部内に押し込まれて前記内部で留まるように吐出しながら、前記骨格部の側方で前記ノズルを移動させることを特徴とする構造物形成システム。
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