JPH02200854A - 格子状三次元構造物の製造方法 - Google Patents

格子状三次元構造物の製造方法

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JPH02200854A
JPH02200854A JP2187489A JP2187489A JPH02200854A JP H02200854 A JPH02200854 A JP H02200854A JP 2187489 A JP2187489 A JP 2187489A JP 2187489 A JP2187489 A JP 2187489A JP H02200854 A JPH02200854 A JP H02200854A
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JP
Japan
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yarns
yarn
diagonal
upright
vertical
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JP2187489A
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Kenichi Shibata
健一 柴田
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Ashimori Industry Co Ltd
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Ashimori Industry Co Ltd
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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は繊維製の格子状三次元構造物に間するものであ
る。
これらの格子状三次元構造物は、炭素繊維やアラミド繊
維等の高強度・高弾性繊維により作られ、合成樹脂で固
められて、FRPやコンクリートなどの補強材として使
用される。
従来の技術 従来この種の構造物としては、例えば特公昭61−56
343号公報に記載されたものが知られている。このも
のは互いに直交する三成分の糸条よ′りなり、直線状に
延びる一成分の糸条に対して他の二成分の糸条が蛇行し
て絡んだ組織を有するものである。
しかしながらこれらの構造物においては、互いに直交す
る三成分の糸条のみよりなるので変形し易く、特に捩れ
剛性に劣るものであった。そこでこれらの欠点を補うた
め、前記三成分の糸条に対して斜め方向に斜め糸条を配
置することが考えられている。
かかる構造物を製造する方法の一例として、特開明59
−55946号公報に記載されたものが知られている。
これは前述の三成分の糸条よりなる柱状の構造物に第四
の糸条を巻回し、当該第四の糸条を前記三成分の糸条に
対して斜めに配置するものである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながらこの方法においては、−旦三成分の糸条よ
りなる構造物を形成し、当該構造物にマトリックスを含
浸固化させて剛直なものとなし、然る後当該剛直な三成
分の構造物に対して第四の糸条を巻回しなければならな
い、従って製造工程が複雑であり手間がかかる。しかも
第四の糸条は三成分の構造物に対して巻回してマトリッ
クスで固着しただけであるので、荷重が加わったときに
剥離し易く、構造物に十分な剛性を付与することができ
ない。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、三成
分の糸条で構造物を織成する際に、第四の成分をも同時
に織込む方法を提供することを目的とするものである。
問題点を解決する手段 而して本発明の方法は、複数の直立糸条を平行に配置し
、当該直立糸条群の周辺に斜め糸条を収納した斜め糸条
キャリヤを配置すると共に、その斜め糸条の端末をいず
れかの直立糸条に結合しておき、この状態において、直
立糸条群に交差糸条を織込んで層を形成する工程と、直
立糸条群を眉間の距離に相当する長さだけその長さ方向
に移動させる工程とを、交互に一回以上行い、然る後前
肥料め糸条キャリヤを移動させ、斜め糸条に交差する直
立糸条と層との適宜の交差点において、交差糸条を斜め
糸条に絡ませて固定することを、その特徴とするもので
ある。
実施例 以下本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図はその格子状三次元構造物1の全体構造を示
すものである。
この格子状三次元構造物1において2は直立糸条であっ
て、複数の直立糸条2がたてよこそれぞれ四本ずつの格
子状に配置され、互いに平行に延びている。
3は交差糸条であって、これらの直立糸条2群に対して
直交する平面上に直立糸条2と交差して配置されている
。そして当該交差糸条3により構成される層4が、互い
に間隔をおいて複数形成されている。
また5は斜め糸条であって、直立糸条2と層4とにより
構成される構造物の側面に、直立糸条2と層4との交差
点を結ぶように斜めに配置されている。
そしてこの直立糸条2群と、これに直交する交差糸条3
よりなる層4と、これらに対して斜めに配置された斜め
糸条5とにより、格子状三次元構造物1が構成されてい
る。なお第1図においては、交差糸条3は層4の面内に
おいて互いに直交する二方向に延びているように示され
ているが、この交差糸条3の方向は層4の面内であれば
どのその方向は限定されることはなく、斜め方向に延び
る成分があってもよい。
次に第2図により、この格子状三次元構造物1の織成過
程を説明する“、先ず直立糸条2は四列四段に配置され
ている。なお以下の説明において個々の直立糸条2は、
その列及び段を添字で示す。
すなわち最左列の四本を第一列と称し、以下順に右に向
って第二乃至四列とし、最上段の四本を第一段と称し、
以下下方に向って順に第二乃至四段とする。そして1列
j段の直立糸条2を、直立糸条21Jとして表示する。
而してその直立糸条2群の周囲に斜め糸条5を収納した
斜め糸条キャリヤ6が八つ配置されており、その各斜め
糸条5の先端は、四隅の直立糸条211+ 214+ 
241+ 244に各二本ずつ結合されている。
そして先ず交差糸条3は、図中左上の位1からスタート
し、蛇行しながら第一列の四本の直立糸gk2..〜2
14に絡みながら、上方から下方に向って織込まれる0
次に第二列の直立糸fk11.〜2□に下方から上方に
向って蛇行しながら織込まれ、さらに以下同様にして、
第三列及び第四列に織込よれる。
次に交差糸gk3は方向を変え、蛇行しながら国中最上
段の四本の直立糸条24.〜211に絡みながら、右方
から左方に向って織込まれる0次に第二段の直立糸条2
12〜242に左方から右方に向って蛇行しながら織込
まれ、さらに以下同様に第三段及び第四段に織込まれる
0以上の工程で第一の層4aが形成され、この状態が第
2図(a)に示されている。
なおこの第−層4aは、直立糸条2における斜め糸条5
を結合した位置と同じ平面に形成するのが好ましい。
次に直立糸条2群をその長さ方向に層4の間隔に相当す
る長さだけ移動させる。そして交差糸条3は第二層4b
の織成に移るのであるが、第−層4aを織成したのち交
差糸条3が直ちに第二層4bを織成すると、交差糸条3
はその第−層4aと第二層4bとの間に斜めに配置され
ることとなり、その糸条の張力によって先に織成した第
−層4aがずれて歪むことがあり、好ましくない、その
ようなときには、直立糸条2群を移動させながら、第−
層4aを織成した終端(すなわち先の例においては図中
右下隅)において、交差糸条3を第四列第四段の直立糸
条24.の周囲を回転させ、当該交差糸条3を直立糸条
24.の周囲に螺旋状に巻回することにより、層4 a
、 4 b間の間隔を確保するのが良い。
然る後前記第二層4bを織成する。当該第二層4bにお
いては、前記第−層4aと交差糸条3のスタート位置が
興り、多少織成の順序が変更されるが、実質的には全く
同様である。
すなわち第2図(b)に示すように、右下隅からスター
トした交差糸条3を蛇行させながら、第四列、第三列、
第二列、第一列の順に織込み、さらに方向を変えて、第
四段、第三段、第二段、第一段の原に織込む。
ここでさらに第3図に示すように、第一列第一段の直立
糸条23.に螺旋状に巻回して層4 b、 4 cの間
隔を形成したのち、第2図(C)に示すようにさらに次
の第三層4Cを織成する。当該第三層4Cの織成手順は
、第−層4aの織成手順と全く同じである。
そして当該第三層4Cを織成した後、さらに第3図に示
すように交差糸条3を第四列第四段の直立糸条2.、に
螺旋状に巻回し、て、層4の間隔を形成する。
次に斜め糸条5を織込む、ここでは先ず直立糸条21.
と22.とに結合された各−本の斜め糸条5b、 5 
gの斜め糸条キャリヤ6 b、 6 gの位置を交換し
、また直立糸9に241と2.4とに結合された各−本
の斜め糸条5 C,5fの斜め糸条キャリヤ6C16f
の位置を交換する。
このとき各斜め糸条キャリヤ6は、それが結合された直
立糸条2及びそれに続く二本の直立糸条2の外側を通り
、最後の直立糸条2の内側を通って、その位置を変える
0例えば斜め糸条キャリヤ6bは、それが結合された直
立糸条2 II及びそれに続く直立糸条2+*、2+n
の外側を通り、最後の直立糸fk 2 、aの内側を通
って、元の斜め糸条キャリヤ6gの位置に移動する。ま
た斜め糸条キャリヤ6gも同様に直立糸条214121
i 2 +*の外側を通り、直立糸fle2..の内側
を通うて元の斜め糸条キャリヤ6bの位置に来る。これ
により斜め糸条キャリヤ6bと斜め糸条キャリヤ6gと
は、その位置を交換し、それに収納された斜め糸条5b
5gは、第一列の直立糸条211!に沿って互いに交差
して斜めに配置されるのである。斜め糸条キャリヤ6C
と斜め糸条キャリヤ6ずとについても全く同様であり、
それに収容された斜め糸条5C25fは、第四列の直立
糸条2群に沿って互いに交差して斜めに配置される。こ
の状態が第2図(d)に示されている。
次に同様にして、直立糸条2++と24.とに結合され
た、残りの各−本の斜め糸条5a、5dの斜め糸条キャ
リヤ6 a、 6 dの位置を交換し、また直立糸gk
2I4と244とは結合された、残りの各−本の斜め糸
条5 h、 5 eの斜め糸条キャリヤ6 h、 6 
eの位置を交換する。これらの斜め糸条キャリヤ6の直
立糸条2群に対して通過する位置は、先に第2図(d)
に関して述べたと同様である。これによリ、これらの斜
め糸条5 a、 5 d、 5 h、 5 eは、第−
段及び第四段の直立糸条2群に沿って互いに交差して斜
めに配置される。この状態が、第2図(e)に示されて
いる。
次いで、第2図(f)に示すよう仁交差糸条3を織込ん
で、第四層4dを形成する。交差糸条3の直立糸条2群
に対する織成手順は、第二層4bと全く同様である。
そしてこの第四層4dを織成するときには、交差糸条3
を四隅の直立糸条20+ 214+ 241+ 26.
に絡ませるとき、併せて先の工程で配置した斜め糸条5
にも絡ませ、これによりこれらの直立糸fk2□+ 2
+a+ 2411244と第四層4dとの交差点におい
て、直立糸条2と交差糸条3と斜め糸条5とを一体に結
合する。
以上の工程により、直立糸条2群に沿って交差糸条3に
より層4a〜4dの四つの層を形成し、さらにその外周
面の対角線に沿って斜め糸条5を配置した、−単位の格
子状三次元構造物1が形成されるのである。
さらに格子状三次元構造物1を延長する場合には、前記
第四層4dを第−層aとし、直立糸条2群を移動させつ
つ第二層4b、第三層4Cを形成し、次いで斜め糸条キ
ャリヤ6を移動させて斜め糸条5を配置し、さらに第四
層4dを形成すると共に斜め糸条5を固定する。これに
よりさらに−単位の格子状三次元構造物1が延長される
こととなる。さらに三層ずつ一単位として、格子状三次
元構造物1を次々と延長し、さらに大きな構造物とする
ことも可能である。
なおこのとき、この実施例の組織においては、第二乃至
第四層4 b、 4 C,4dは、第2図(b)、(C
)、(f)に示された組織とは交差糸条3の経路が一単
位毎に逆になるが、その他の点は全く同様に行うことが
できる。
次に第4図及び第5図は本発明の他の実施例を示すもの
である。
この実施例において得られる格子状三次元構造物1は、
第4図に示すように直立糸条2群と交差糸条3よりなる
複数の層4とを有し、その外周面におり、では、隣接す
る二本の直立糸条2とこれも隣接する二つの層4とで形
成される長方形毎に、その対角線上に互いに交差する斜
め糸条5が配置されている。
以下この格子状三次元構造物1を織成する手順を、第5
図に従って説明する。
先ず第5図(a)において、先の実施例と同様に直立糸
条2は四列四段の格子状に配置されており、各直立糸条
2はその位置の列及び段を添字で示す。
そしてその最外周の直立糸条2には、それぞれ二本の斜
め糸条5 a、 5 bが結合されており、その斜め糸
条5 a、 5 bはそれぞれ斜め糸条キャリヤ6a、
 6 bに収容されている。そして当該斜め糸条5及び
斜め糸条キャリヤ6は、最初の状態すなわち第5図(a
)において結合されている直立糸条2の位置を添字で示
すこととする0例えば第一列第二段の直立糸条211に
結合された二本の斜め糸条5は、それぞれ5+*a及び
5I2bであり、それを収容した斜め糸条キャリヤ6は
、6□a及び611bと言うが如くである。
而して、先ず交差糸条3を直立糸条2群に織込んで、第
−層4を織成する。その交差糸条3の織成経路は、先の
実施例において述べたと同様であって、交差糸条3は図
中左上からスタートして、第一列、第二列、第三列、第
四列、第一段、第二段、第三段、第四段の順で織込み、
図中右下に引出される。この層4は、直立糸条2に斜め
糸条5を結合した位置と同一平面上に形成するのが好ま
しい。
次いで直立糸条2群をその長さ方向に層4の間隔に相当
する長さだけ移動させる。このとき先の実施例において
説明したと同様に、第3図のように交差糸条3を直立糸
条2に螺旋状に巻回するのが好ましい。
次に斜め糸条5を配置する。先ず最外周の直立糸条2に
結合されたそれぞれ二本の斜め糸条5a。
5bの内の一本5aを収納した斜め糸条キャリヤ6aを
、当該斜め糸条5aを結合した直立糸条2及び、当該直
立糸条2から図中時計回り方向に隣接する直立糸条2の
内側を通して、当該隣接する直立糸条2に結合された対
応する斜め糸条5aの位置にまで移動させる。
すなわち、直立糸条20に結合された斜め糸条5 目a
の斜め糸条キャリヤ6t’4aは、当該直立糸条2,1
及びそれに隣接する直立糸条2□の内側を通り、元に斜
め糸条キャリヤ6□aがあった位置にまで移動する。ま
た斜め糸条キャリヤ621aは直立糸条221+ 2 
mlの内側を通って元の斜め糸条キャリヤ6.1aの位
置に移動し、さらに斜め糸条キャリヤ6j+aJ、を直
立糸82j、、2.、の内側を通って、元の斜め糸条キ
ャリヤ6 aIaの位置に来る。
以下同様にして、各斜め糸条キャリヤ6aは図中時計回
り方向に移動して、隣接する斜め糸条キャリヤ6aの位
置に移動し、斜め糸条キャリヤ6、。
aが同様に移動して、最初の斜め糸条キャリヤ6目aの
位置を占める。この状態が第5図(b)に示されている
次に各斜め糸条キャリヤ6bが、反時計周り方向に同様
の動きをする。すなわち、直立糸条2ttに結合された
斜め糸条5+ibの斜め糸条キャリヤ6++l)は、当
該直立糸条21.及びそれに隣接する直立糸条212の
内側を通り、元の斜め糸gkキャリヤ6.2bがあった
位置にまで移動する。また初めそこにあった斜め糸条キ
ャリヤ6+Jは、直立糸条2+2+2tsの内側を通っ
て元の斜め糸条キャリヤ6゜bの位置に移動し、さらに
斜め糸条キャリヤ63.bは直立糸条21S、214の
内側を通って、元の斜め糸条キャリヤ614bの位置に
来る。以下同様にして、各斜め糸条キャリヤ6bは図中
反時計回り方向に移動して、隣接する斜め糸条キャリヤ
6bの位置に移動し、斜め糸条キャリヤ62.bが同様
に移動して、最初の斜め糸条キャリヤ61゜bの位置を
占める。この状態が第5図(c)に示されている。
次に直立糸条2群に交差糸条3を織成して、第二層を形
成する。すなわち第5図(d)に示されるように、交差
糸条3を直立糸条2群の各列各段に織込んで、右下から
左上まで織成する。そしてこのとき、交差糸条3を最外
周の直立糸条2に織込むと、き、当該交差糸条3を直立
糸条2と共に斜め糸条5に絡ませ、直立糸条2と層4と
の交差点に斜め糸条5を固定する。
これによって、直立糸条2群に二つの層4が織成され、
その外周において層4と直立糸条2とにより形成された
長方形に、その対角線上に互いに交差して一対の斜め糸
条5 a、 5 bが配置された、−単位の格子状三次
元構造物1が形成されること・になる。
さらに直立糸条2群をその長さ方向に移動させた後、第
5図(e)及び第5図(f)に示されるように、斜め糸
条キャリヤ6a及び斜め糸条キャリヤ6bを、それぞれ
時計回り及び反時計周りに隣接位置まで移動させ、再度
第5図(a)に示すように次の第三層を形成すると、二
単位目の格子状三次元構造物1が形成される。
以下同様の工程を繰返すことにより、第4図に示される
ような多数の層4を有し、該層4間に斜め糸条5を配置
した多単位の格子状三次元構造物1を形成することがで
きる。
作用 本発明よって得られた格子状三次元構造物1は、直立糸
条2と交差糸条3とにより直交する三成分が形成されて
いるだけでなく、さらに斜め糸条5により斜め方向の第
四の成分が形成されるので、この格子状三次元構造物I
に捩れ力が加わったような場合にも、その力を斜め糸条
5よりなる第四成分が支える。
発明の効果 従って本発明によれば、極めて剛性が大きくて変形しに
<<、特に捩れに対して大きな抵抗性を示すものが得ら
れる。
さらに本発明によれば、格子状三次元構造物1を織成す
る過程において同時に斜め糸条5を織込むことができる
ので、前記従来例のように予め三成分のみからなる格子
状三次元構造物を織成し、それにマトリックスを含浸固
化させた後、さらに第四成分を巻回するといった手間の
かかる工程を必要とせず、−工程で第四成分をも含む格
子状三次元構造物1を織成することができる。そしてこ
れにマトリックスを含浸固化させることにより、直ちに
FRPやコンクリート等の補強材として使用することが
できる。
さらに斜め糸条5は、交差糸条3によって絡まれ、直立
糸条2及び層4に対して一体的に固定されるので、力が
かかつてもこの斜め糸条5の位置がずれたり格子状三次
元構造物1が変形したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の方法により製造される格
子状三次元構造物の斜視図であり、第2図はその格子状
三次元構造物を織成する過程を示す平面図である。第3
図は層の間隔を確保する交差糸条の処理構造を示す斜視
図である。第4図は本発明の他の実施例の方法により製
造される格子状三次元構造物の斜視図であり、第5図は
その格子状三次元構造物1を織成する過程を示す平面図
である。 1・・・・・・格子状三次元構造物 2・・・・・・直
立糸条3・・・・・・交差糸条      4・・・・
・・層5・・・・・・斜め糸条 6・・・・・・斜め糸条キャリャ 第4−回

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の直立糸条(2)を平行に配置し、当該直立糸
    条(2)群の周辺に斜め糸条(5)を収納した斜め糸条
    キャリヤ(6)を配置すると共に、その斜め糸条(5)
    の端末をいずれかの直立糸条(2)に結合しておき、こ
    の状態において、直立糸条(2)群に交差糸条(3)を
    織込んで層(4)を形成する工程と、直立糸条(2)群
    を層(4)間の距離に相当する長さだけその長さ方向に
    移動させる工程とを、交互に一回以上行い、然る後前記
    斜め糸条キャリヤ(6)を移動させ、斜め糸条(5)に
    交差する直立糸条(2)と層(4)との適宜の交差点に
    おいて、交差糸条(3)を斜め糸条(5)に絡ませて固
    定することを特徴とする、格子状三次元構造物の製造方
JP2187489A 1989-01-30 1989-01-30 格子状三次元構造物の製造方法 Pending JPH02200854A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5151319A (en) * 1988-10-24 1992-09-29 Schoutteten & Froidure S.A. Electrified tape for enclosure fences
JPH04308251A (ja) * 1991-03-29 1992-10-30 Three D Compo Res:Kk 三次元織物を利用した回転ブレード及びその製造方法
JP2019142093A (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 株式会社大林組 構造物形成方法及び構造物形成システム

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