JP7128251B2 - 川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置及び方法 - Google Patents

川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7128251B2
JP7128251B2 JP2020195358A JP2020195358A JP7128251B2 JP 7128251 B2 JP7128251 B2 JP 7128251B2 JP 2020195358 A JP2020195358 A JP 2020195358A JP 2020195358 A JP2020195358 A JP 2020195358A JP 7128251 B2 JP7128251 B2 JP 7128251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
outlet
inlet
damper
smoke exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020195358A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021110226A (ja
Inventor
史▲聡▼▲霊▼
李建
▲呂▼敬民
▲車▼洪磊
任▲飛▼
胥旋
Original Assignee
中国安全生▲産▼科学研究院
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中国安全生▲産▼科学研究院 filed Critical 中国安全生▲産▼科学研究院
Publication of JP2021110226A publication Critical patent/JP2021110226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7128251B2 publication Critical patent/JP7128251B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21FSAFETY DEVICES, TRANSPORT, FILLING-UP, RESCUE, VENTILATION, OR DRAINING IN OR OF MINES OR TUNNELS
    • E21F1/00Ventilation of mines or tunnels; Distribution of ventilating currents
    • E21F1/003Ventilation of traffic tunnels
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21FSAFETY DEVICES, TRANSPORT, FILLING-UP, RESCUE, VENTILATION, OR DRAINING IN OR OF MINES OR TUNNELS
    • E21F1/00Ventilation of mines or tunnels; Distribution of ventilating currents
    • E21F1/08Ventilation arrangements in connection with air ducts, e.g. arrangements for mounting ventilators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

本発明は都市軌道交通の分野に関し,特に川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置及び方法に関する。
近年、我が国の都市軌道交通は高速発展段階にあり、都市地下交通網の継続的な進歩及び完備に伴い、益々多くの川又は海を貫くトンネルは建設され、運営されるようになり、例えば、南京地下鉄10号線の地下鉄の川を貫くトンネル、武漢7号線の川を貫くトンネル及び建設されている長江五橋の夾江トンネル、青島1号線海底トンネル等である。河川の二つの岸又は海の二つの岸の連通問題を効果的に解決できるが,トンネルの安全的な運営に一層大きな挑戦をもたらす。このうち、川又は海を貫くトンネルが直面する重要な挑戦の一つである、トンネルの火災は確率が小さい事件であるが、一旦火災が発生すると、トンネル位置の特殊性やトンネル空間の局在性により、その閉鎖した環境は、トンネルに火災が遭った時の避難、救援、排煙及び消火のいずれも極めて難しくさせ、地下鉄の火災の潜在的な危険性は、人の生命や財産に多大な損失を与える。異なる換気排煙方式でトンネルの火災の煙道ガスの蔓延に対する制御効果を理解するために,川を貫くシールドトンネルが縦方向に換気するか又は横方向に送風するか又は異なる排煙口を開く等の条件での火災状況を深く研究することが極めて重要である。
従来の単孔地下鉄区間トンネルに対し、防火及び煙道ガス組織は主に縦方向換気排煙モードを取るが、具体的には、トンネル両端の駅に近い位置に一台の区間トンネル排煙送風機と一つの排煙口がそれぞれ設置されるので、二本のトンネルの両端には合計で四台の区間トンネル送風機と四つの排煙口がある。列車は運行中に火災が遭った時になるべく前方の駅へ運行すべきであり、前方の駅で乗客を避難させ、煙道ガスを排除し、火を消す。着火した列車が駅に止まっている時、駅トンネル換気システムにより排煙を行い、駅両端の区間トンネル送風機は排煙を補助すると共に、大系統(公共区域送風排煙空調システム)のホーム火災モードと連動する;着火列車が区間トンネル内で停止すると、所定のトンネル内火災モードで排煙を行い、新しい風を送り乗客を避難に誘導すべきであり、煙の排除方向はいつも多くの乗客の避難方向とは逆である。列車の先端に火災が発生すると、列車進行方向にある着火トンネル排煙送風機をオンにして排煙を行い、列車の末端の方向にある着火トンネル送風機をオンにして送風を行うべきであり、列車の末端の方向から列車の先端の方向への縦流れの風を形成し、煙道ガスを列車の先端の方向へ流せることを確保し、人員が列車の末端の方向に退避する。列車の末端に火災が発生すると、列車前進方向(即ち車頭方向)着火トンネル送風機をオンにして風を補充し、列車の末端の方向にある着火トンネル送風機をオンして排煙を行うべきであり、列車の先端の方向から列車の末端の方向への縦流れの風を形成し、煙道ガスを列車の末端の方向へ流せることを確保する。
以上の縦方向換気排煙モードは、普通な区間トンネルに適用できるが、川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルには適用できない。主な理由は下記の通りである:川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルが長く、地下鉄運営の期間に二列の列車が同時に当該区間トンネル内に混在する場合があり、縦方向換気排煙を取ると、一旦先行車の末端は火災が発生してトンネル内に止まっている場合、列車の先端の方向での区間トンネル送風機で送風し、列車の末端の方向での区間トンネルで排煙する形態を取ると、後ろの一つ目の列車ひいては後ろの多数の列車が煙に囲まれ、人員の安全に不利である。
従来の一つの解決手段はトンネルの中間の適切な位置に中間換気シャフトを設置し、かつ換気シャフトの両端に区間トンネル送風機を設置することであるが、川又は海を貫くトンネルの上方は一般的に川面又は海面であり、中間換気シャフトを人工的に設置する場合は、コストが極めて高騰する。
本発明の実施例は前記問題を克服するか又は少なくとも部分的に前記問題を解決する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置及び方法を提供することを目的とする。
第一形態;本発明の実施例は川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置を提供する;地下鉄区間トンネルは、順次に設けられている走行入口と、縦方向排煙セクションと、横方向排煙セクションと、走行出口とを含み、前記走行入口には、インレット換気ユニットが設けられ、前記走行出口には、アウトレット換気ユニットが設けられる;
前記横方向排煙セクション内には、前記アウトレット換気ユニットに連通する排煙送風風道が設けられ、前記排煙送風風道と前記横方向排煙セクションの走行路との間には、複数の送風排煙口が設けられており、前記縦方向排煙セクションの長さは、後続車が前記地下鉄区間トンネルに入った時の先行車と前記後続車との間の距離以下である。
中では、前記インレット換気ユニットは、順次に接続されている縦方向セクションの風口と、インレットダンパと、インレット換気シャフトとを含み、前記縦方向セクションの風口は、前記縦方向排煙セクションに設けられ、前記インレットダンパと前記インレット換気シャフトとの間にはインレット排煙風道が設けられ、前記インレット排煙風道には順次に接続されているインレット消音器と、インレットトンネル送風機と、インレット排煙ダンパとが含まれる;
前記アウトレット換気ユニットは、順次に接続されている横方向セクションの風口と、アウトレットダンパと、アウトレット換気シャフトとを含み、前記横方向セクションの風口は、前記排煙送風風道に設けられ、前記アウトレットダンパと前記アウトレット換気シャフトとの間には、アウトレット排煙風道が設けられ、前記アウトレット排煙風道は、順次に接続されているアウトレット消音器と、アウトレットトンネル送風機と、アウトレット排煙ダンパとを含む。
中では、前記インレットダンパと前記インレット換気シャフトとの間には、前記インレット排煙風道と並列にインレット換気ダンパが更に設けられ、前記アウトレットダンパと前記アウトレット換気シャフトとの間には、前記アウトレット排煙風道と並列にアウトレット換気ダンパが更に設けられる。
中では、前記地下鉄区間トンネルは地下鉄上りの第一トンネルと地下鉄下りの第二トンネルを含む;
前記第一トンネルのインレット消音器と前記第一トンネルのインレットダンパとが接続され、前記第一トンネルのアウトレット消音器と前記第一トンネルのアウトレットダンパとが接続される;
前記第二トンネルのインレット消音器と前記第二トンネルのインレットダンパとが接続され、前記第二トンネルのアウトレット消音器と前記第二トンネルのアウトレットダンパとが接続される;
前記第一トンネルのアウトレット消音器と前記第二トンネルのインレット消音器との間に第一上りと下りとを連通するダンパが設けられ,前記第二トンネルのアウトレット消音器と前記第一トンネルのインレット消音器との間に第二上りと下りとを連通するダンパが設けられる。
第二形態;本発明の実施例は川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置を提供し、上記いずれか一項に記載の装置による川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法を含む;第一排煙モードを含み、前記第一排煙モードは下記を含む:
インレット換気ユニットを給気状態に設定し、アウトレット換気ユニットを排煙状態に設定し、送風排煙口をオンにすること。
中では、前記インレット換気ユニットを給気状態に設定し、アウトレット換気ユニットを排煙状態に設定し、送風排煙口をオンにする前に、更に以下を含む:
先行車が発火すると、後続車が直ちに停車することを通知し;
前記後続車の先端が発火すると、前記先行車が前行し続くことを通知すること。
中では、前記インレット換気ユニットを給気状態に設定することは,以下を含む:
インレット換気シャフトをオンにして送風し、インレット排煙ダンパをオンにし、インレットトンネル送風機をオンにして送風し、インレットダンパをオンにし、インレット換気ダンパをオフにすること;
前記アウトレット換気ユニットを排煙状態に設定することは、以下を含む:
アウトレット換気シャフトをオンにして排煙を行い、アウトレット排煙ダンパをオンにし、アウトレットトンネル送風機をオンにして排煙を行い、アウトレットダンパをオンにし、アウトレット換気ダンパをオフにすること。
中では、地下鉄区間トンネルは地下鉄上りの第一トンネルと地下鉄下りの第二トンネルを含み、前記方法は更に第二排煙モードを含み、前記第二排煙モードは以下を含む:
前記第一トンネルのインレット換気ユニットを給気状態に設定し、前記第二トンネルのアウトレット換気ユニットを給気状態に設定し、第二上りと下りとを連通するダンパをオンにし;
前記第二トンネルのインレット換気ユニットを排煙状態に設定し、前記第一トンネルのアウトレット換気ユニットを排煙状態に設定し、第一上りと下りとを連通するダンパをオンにし;
前記送風排煙口をオンにすること。
中では、第三排煙モードを含み、前記第三排煙モードは、以下を含む:
後続車の末端が発火すると、先行車が前行し続くことを通知し;
前記インレット換気ユニットを排煙状態に設定し、前記アウトレット換気ユニットを給気状態に設定し、前記送風排煙口をオンにすること。
中では、地下鉄区間トンネルは地下鉄上りの第一トンネルと地下鉄下りの第二トンネルを含み、前記方法は更に第四排煙モードを含み、前記第四排煙モードは以下を含む:
後続車の末端が発火すると、先行車が前行し続くことを通知し;
前記第一トンネルのインレット換気ユニットを排煙状態に設定し、前記第二トンネルのアウトレット換気ユニットを排煙状態に設定し、第二上りと下りとを連通するダンパをオンにし;
前記第二トンネルのインレット換気ユニットを給気状態に設定し、前記第一トンネルのアウトレット換気ユニットを給気状態に設定し、第一上りと下りとを連通するダンパをオンにし;
前記送風排煙口をオンにすること。
本発明の実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置及び方法は、川又は海を貫く地下鉄区間トンネルを縦方向排煙セクションと横方向排煙セクションに区分し、横方向排煙セクションに走行路と隔離する排煙送風風道を設け、例えばトンネルの頂部に沿って排煙送風風道を設置し、排煙送風風道と走行路とを送風排煙口で換気連通する。横方向排煙セクションにある地下鉄に火災が発生すると、送風排煙口を通じて排煙送風風道に煙道ガスが入り、排煙送風風道を介してトンネルから排出することができ、走行路からの人員の脱出に影響を与えない;縦方向排煙セクションに排煙送風風道を設ける必要がないため、工程コストを節約することができる。本発明の実施例が提供する装置は、従来の縦方向排煙のみでは適用できない、二列の地下鉄が川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルにある時に、先行車の末端や後続車の先端が発火し、排煙と二つの列車の人員の脱出を両立させることができないという問題を有効に解決することができ、横方向排煙セクションが有効に作用することを保証するために、後続車が地下鉄区間トンネルの縦方向排煙セクションに進入した時に、先行車が横方向排煙セクションに入っているはずである。
本発明の実施例又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下に実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、以下に記載する図面は本発明の幾つかの実施例であり、当業者であれば、創造的な労力を要しないという前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
図1は本発明の実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置の構造概略図である;
図2は本発明のもう一つの実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置の構造概略図である;
図3は先行車が発火する場合に本発明のもう一つの実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法の第一排煙モードを採用する装置の状態概略図である;
図4は先行車が発火する場合に本発明のもう一つの実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法の第二排煙モードを採用する装置の状態概略図である;
図5は後継車の先端が発火する場合に本発明のもう一つの実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法の第一排煙モードを採用する装置の状態概略図である;
図6は後継車の先端が発火する場合に本発明のもう一つの実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法の第二排煙モードを採用する装置の状態概略図である;
図7は後継車の末端が発火する場合に本発明のもう一つの実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法の第三排煙モードを採用する装置の状態概略図である;
図8は後継車の末端が発火する場合に本発明のもう一つの実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長い且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法の第四排煙モードを採用する装置の状態概略図である; 図1~8に於いて、トンネル内の矢印は列車の走行方向を示す。又、図3~8に於いて、インレット換気シャフト、及びアウトレット換気シャフト近傍に記した矢印は上向きが排煙、下向きが給気を示す。
以下に図面及び実施例を参照しながら,本発明の具体的な実施形態を更に詳細に説明する。以下の実施例は本発明を説明するためのものであり,本発明の範囲を限定するものではない。
なお、本発明の説明において、「中心」、「縦方向」、「横方向」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」等で示される方位や位置関係は、図面に示した方位や位置関係に基づくものであり、本発明の説明し易さや説明の簡略化のためだけであり、装置や要素が特定の方位を有している必要があること、特定の方位で構成されている必要があることや操作する必要があることを明示的に又は暗示的に示すものではないため、本発明を限定するものであると理解すべきではない。また、「第一」、「第二」、「第三」等の用語は、単に説明する目的であり、優先順位を明示的に又は暗示的に示すものであるとは理解すべきではない。
なお、本発明の説明において、「装着」、「連通」、「接続」という用語は、特に明示した規定や限定がない限り、広義に解釈されるべきであり、例えば、固定に接続されていてもよいし、着脱可能に接続されていてもよいし、一体的に接続されていてもよい;機械的に接続されていてもよいし、電気的に接続されていてもよい;直接的に接続されていてもよいし、中間媒体を介して間接的に接続されていてもよいし、二つの素子内部の連通であってもよい。当業者であれば,具体的な状況に応じて前記用語の本発明における具体的な意味を理解することができる。
また、本発明の説明において、特に断りのない限り、「複数」、「複数本」、「複数組」の意味は、二つ又は二つ以上である。
図1、図2に示すように,本発明の実施例は川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置を提供し,地下鉄区間トンネルは順次に設置されている走行入口、縦方向排煙セクション2、横方向排煙セクション1及び走行出口を含む。走行入口にはインレット換気ユニットが設けられ、走行出口にはアウトレット換気ユニットが設けられ、横方向排煙セクション1内にはアウトレット換気ユニットに連通する排煙送風風道11が設けられ、排煙送風風道11と横方向排煙セクション1の走行路との間には送風排煙口111が設けられる;縦方向排煙セクション2の長さは、後続車が地下鉄区間トンネルに入った時の先行車と後続車との間の距離以下である。
本発明の実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置は、川又は海を貫く地下鉄区間トンネルを縦方向排煙セクション2と横方向排煙セクション1に区分し、横方向排煙セクション1に走行路と隔離する排煙送風風道11を設け、例えばトンネルの頂部に沿って排煙送風風道11を設置し、排煙送風風道11と走行路とを送風排煙口111で換気連通する。横方向排煙セクション1の地下鉄に火災が発生すると、送風排煙口111を通って排煙送風風道11に煙道ガスが入り、排煙送風風道11を通ってトンネルから排出することができ、運転通路からの人員の脱出に影響を与えない;縦方向排煙セクション2に排煙送風風道11を設ける必要がなく、工程コストを節約できる。本発明の実施例が提供する装置は、従来の縦方向排煙のみでは適用できない、二列の地下鉄が川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルにある時に、先行車の末端や後続車の先端が発火し、排煙と二つの列車の人員の脱出を両立させることができないという問題を有効に解決することができ、横方向排煙セクション1が有効に作用することを保証するために、後続車が地下鉄区間トンネルの縦方向排煙セクション2に進入した時に、先行車が横方向排煙セクション1に入っているはずである。
一つの具体的な実施例において,インレット換気ユニットは順次に接続されている縦方向セグメントの風口41、インレットダンパ42及びインレット換気シャフト47を含み,縦方向セグメントの風口41が縦方向排煙セクション2に設置され,インレットダンパ42とインレット換気シャフト47との間にインレット排煙風道が設置され,インレット排煙風道が順次に接続されているインレット消音器43、インレットトンネル送風機44及びインレット排煙ダンパ45を含む。アウトレット換気ユニットは順次に接続されている横方向セグメントの風口31、アウトレットダンパ32及びアウトレット換気シャフト37を含み,横方向セグメントの風口31は排煙送風風道11に設けられ,アウトレットダンパ32とアウトレット換気シャフト37との間にアウトレット排煙風道が設けられ,アウトレット排煙風道は順次に接続されているアウトレット消音器33、アウトレットトンネル送風機34及びアウトレット排煙ダンパ35を含む。
インレット換気シャフト47及びアウトレット換気シャフト37は、地下鉄区間トンネルの両端に設けられ、外部と換気するためのものである。トンネルに進入した先行車(列車の先端や末端を問わず)や後続車の先端は火災が発生した場合、トンネル内の換気状態は、気流はインレット換気シャフト47、インレット排煙ダンパ45、インレットトンネル送風機44、インレット消音器43、インレットダンパ42および縦方向セグメントの風口41を順次に経て縦方向排煙セクション2に入り、縦方向排煙セクション2に沿って横方向排煙セクション1に流れ、煙道ガスを連れて送風排煙口111を介して排煙送風風道11に流れ、その後、横方向セクションの風口31、アウトレットダンパ32、アウトレット消音器33、アウトレットトンネル送風機34、アウトレット排煙ダンパ35およびアウトレット換気シャフト37を順に経て、トンネルから排出する。
一つの具体的な実施例において,インレットダンパ42とインレット換気シャフト47との間に更にインレット排煙風道と並列にインレット換気ダンパ46が設けられ,アウトレットダンパ32とアウトレット換気シャフト37との間に更にアウトレット排煙風道と並列にアウトレット換気ダンパ36が設けられる。
一つの具体例では、図2に示すように、地下鉄区間トンネルは地下鉄上りの第一トンネル7と地下鉄下りの第二トンネル8とを含み、第一トンネル7のインレット消音器43と第一トンネル7のインレットダンパ42とが接続され、第一トンネル7のアウトレット消音器33と第一トンネル7のアウトレットダンパ32とが接続され、第二トンネル8のインレット消音器43と第二トンネル8のインレットダンパ42とが接続され、第二トンネル8のアウトレット消音器33と第二トンネル8のアウトレットダンパ32とが接続される。第一トンネル7のアウトレット消音器33と第二トンネル8のインレット消音器43との間に第一上りと下りとを連通するダンパ5が設けられ,第二トンネル8のアウトレット消音器33と第一トンネル7のインレット消音器43との間に第二上りと下りとを連通するダンパ6が設けられる。
第一上りと下りとを連通するダンパ5及び第二上りと下りとを連通するダンパ6により,トンネル換気排煙の効率を効果的に向上させることができる。
本発明の実施例は更に前記装置に基づく川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法を提供し,図3、図5に示すような第一排煙モードを含む。なお、図3~図8に示す装置状態の模式図において、vは、機器がオン又は運行の状態を表し、×は、機器がオフ状態であることを表す。第一排煙モードは以下を含む:
インレット換気ユニットを給気状態に設定し、アウトレット換気ユニットを排煙状態に設定し、送風排煙口111をオンにすること。
先行車が発火した場合(列車の先端や末端を問わず)にも、後続車の先端が発火した場合にも、第一排煙モードを採用することができる。この時、気流がインレット換気ユニットから縦方向排煙セクション2に入り、発火することにより発生した煙道ガスを送風排煙口111から排煙送風風道11に導き、アウトレット換気ユニットを経てトンネルから排出し、排煙を完了する。本発明の実施例が提供する方法は、二列の地下鉄が同時に川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルにある時に、先行車の末端又は後続車の先端が発火する時に排煙と二つの列車の人員の脱出を両立させることを効果的に解決できる。
一つの具体的な実施例では、ステップがインレット換気ユニットを給気状態に設定し、アウトレット換気ユニットを排煙状態に設定し、送風排煙口111をオンにする前に、その前に以下を含む:
先行車が発火すると、後続車が直ちに停車することを通知し;
前記後続車の先端が発火すると、前記先行車が前行し続くことを通知すること。
図3は先行車が発火する時に(先行車の先端の発火や末端の発火を問わず)本発明のもう一つの実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法の第一排煙モードを採用する装置の状態概略図である。図5は後継車の先端が発火する時に本発明のもう一つの実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法の第一排煙モードを採用する装置の状態概略図を示す。
一つの具体的な実施例では,インレット換気ユニットを給気状態に設定し,以下を含む:
インレット換気シャフト47をオンにして送風し、インレット排煙ダンパ45をオンにし、インレットトンネル送風機44をオンにし送風し、インレットダンパ42をオンにし、インレット換気ダンパ46をオフにすること;
アウトレット換気ユニットを排煙状態に設定ことは、以下を含む:
アウトレット換気シャフト37をオンにして排煙を行い、アウトレット排煙ダンパ35をオンにし、アウトレットトンネル送風機34をオンにして排煙を行い、アウトレットダンパ32をオンにし、アウトレット換気ダンパ36をオフにすること。
一つの具体的な実施例では、地下鉄区間トンネルは地下鉄上りの第一トンネル7と地下鉄下りの第二トンネル8を含み、図4、図6に示すような第二の排煙モードを更に含み、第二の排煙モードは以下を含む:
第一トンネル7のインレット換気ユニットを給気状態に設定し、第二トンネル8のアウトレット換気ユニットを排煙状態に設定し、第二上りと下りとを連通するダンパ6をオンにし;
第一トンネル7のインレット換気ユニットを給気状態に設定し、第二トンネル8のアウトレット換気ユニットを給気状態に設定し、第二上りと下りとを連通するダンパ6をオンにし;
第二トンネル8のインレット換気ユニットを排煙状態に設定し、第一トンネル7のアウトレット換気ユニットを排煙状態に設定し、第一上りと下りとを連通するダンパ5をオンにし;
先行車(列車の先端や末端を問わず)が発火した場合にも、後続車の先端が発火した場合にも、第二排煙モードを採用することができる;第二排煙モードは、第一上りと下りとを連通するダンパ5と第二上りと下りとを連通するダンパ6とをオンにし、より高い換気排煙効率を有する。
図4は先行車が発火する時に(先行車の先端の発火や末端の発火を問わず)本発明のもう一つの実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法の第二排煙モードを採用する装置の状態概略図である。図6は後継車の先端が発火する時に本発明のもう一つの実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法の第二排煙モードを採用する装置の状態概略図を示す。
一つの具体的な実施例では、この方法は、図7に示すような第三排煙モードを更に含み、第三排煙モードは、以下を含む:
後続車の末端が発火すると、先行車が前行し続くことを通知し;
インレット換気ユニットを排煙状態に設定し、アウトレット換気ユニットを給気状態に設定し、送風排煙口111をオンにすること。
後続車の末端が発火する時に、第三排煙モードを採用することができる。
図7は後継車の末端が発火する時に本発明のもう一つの実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法の第三排煙モードを採用する装置の状態概略図を示す。
一つの具体的な具体例では、地下鉄区間トンネルは地下鉄上りの第一トンネル7と地下鉄下りの第二トンネル8を含み、図8に示すような第4の排煙モードを更に含み、第4の排煙モードは以下を含む:
後続車の末端が発火すると、先行車が前行し続くことを通知し;
第一トンネル7のインレット換気ユニットを排煙状態に設定し、第二トンネル8のアウトレット換気ユニットを給気状態に設定し、第二上りと下りとを連通するダンパ6をオンにし;
第一トンネル7のインレット換気ユニットを排煙状態に設定し、第二トンネル8のアウトレット換気ユニットを排煙状態に設定し、第二上りと下りとを連通するダンパ6をオンにし;
第二トンネル8のインレット換気ユニットを給気状態に設定し、第一トンネル7のアウトレット換気ユニットを給気状態に設定し、第一上りと下りとを連通するダンパ5をオンにし;
後続車の末端が発火すると、第4排煙モードを採用することができる;第4排煙モードは、第一上りと下りとを連通するダンパ5と第二上りと下りとを連通するダンパ6とをオンにし、より高い換気排煙効率を有する。
図8は後継車の末端が発火する時に本発明のもう一つの実施例が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法の第四排煙モードを採用する装置の状態概略図である。
以上の実施例から明らかなように、本発明が提供する川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置及び方法は、川又は海を貫く地下鉄区間トンネルを縦方向排煙セクション2と横方向排煙セクション1に区分し、横方向排煙セクション1に走行路と隔離する排煙送風風道11を設け、例えばトンネルの頂部に沿って排煙送風風道11を設け、排煙送風風道11と走行路とを送風排煙口111で換気連通する。横方向排煙セクション1にある地下鉄に火災が発生すると、送風排煙口111を通って排煙送風風道11に煙道ガスが入り、排煙送風風道11を通ってトンネルから排出することができ、運転通路からの人員の脱出に影響を与えない;縦方向排煙セクション2に排煙送風風道11を設ける必要がなく、工程コストを節約できる。本発明の実施例が提供する装置は、従来の縦方向排煙のみでは適用できない、二列の地下鉄が川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルにある時に、先行車の末端や後続車の先端が発火し、排煙と二つの列車の人員の脱出を両立させることができないという問題を有効に解決することができ、横方向排煙セクション1が有効に作用することを保証するために、後続車が地下鉄区間トンネルの縦方向排煙セクション2に進入した時に、先行車が横方向排煙セクション1に入っているはずである。
以上の説明は、本発明の好適な実施形態に過ぎず、本発明を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、任意の修正、均等置換、改良等は本発明の範囲に含まれるものである。
1 横方向排煙セクション
11 排煙送風風道
111 送風排煙口
2 縦方向排煙セクション
31 横方向セクションの風口
32 アウトレットダンパ
33 アウトレット消音器
34 アウトレットトンネル送風機
35 アウトレット排煙ダンパ
36 アウトレット換気ダンパ
37 アウトレット換気シャフト
41 縦方向セクションの風口
42 インレットダンパ
43 インレット消音器
44 インレットトンネル送風機
45 インレット排煙ダンパ
46 インレット換気ダンパ
47 インレット換気シャフト
5 第一上りと下りとを連通するダンパ
6 第二上りと下りとを連通するダンパ
7 第一トンネル
8 第二トンネル

Claims (8)

  1. 地下鉄区間トンネルは、順次に設けられている走行入口と、縦方向排煙セクションと、横方向排煙セクションと、走行出口とを含み、前記走行入口には、インレット換気ユニットが設けられ、前記走行出口には、アウトレット換気ユニットが設けられている;
    前記横方向排煙セクション内には、前記アウトレット換気ユニットに連通する排煙送風風道が設けられ、前記排煙送風風道と前記横方向排煙セクションの走行路との間には、複数の送風排煙口が設けられており、
    前記インレット換気ユニットは、順次に接続されている縦方向セクションの風口と、インレットダンパと、インレット換気シャフトとを含み、前記縦方向セクションの風口は、前記縦方向排煙セクションに設けられ、前記インレットダンパと前記インレット換気シャフトとの間にはインレット排煙風道が設けられ、前記インレット排煙風道には順次に接続されているインレット消音器と、インレットトンネル送風機と、インレット排煙ダンパとが含まれ、
    前記アウトレット換気ユニットは、順次に接続されている横方向セクションの風口と、アウトレットダンパと、アウトレット換気シャフトとを含み、前記横方向セクションの風口は、前記排煙送風風道に設けられ、前記アウトレットダンパと前記アウトレット換気シャフトとの間には、アウトレット排煙風道が設けられ、前記アウトレット排煙風道は、順次に接続されているアウトレット消音器と、アウトレットトンネル送風機と、アウトレット排煙ダンパとを含む;
    前記インレットダンパと前記インレット換気シャフトとの間には、前記インレット排煙風道と並列にインレット換気ダンパが更に設けられ、前記アウトレットダンパと前記アウトレット換気シャフトとの間には、前記アウトレット排煙風道と並列にアウトレット換気ダンパが更に設けられることを特徴とする川又は海を貫く地下鉄における区間が長い且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置。
  2. 前記地下鉄区間トンネルは地下鉄上りの第一トンネルと地下鉄下りの第二トンネルを含む;
    前記第一トンネルの前記インレット消音器と前記第一トンネルの前記インレットダンパとが接続され、前記第一トンネルの前記アウトレット消音器と前記第一トンネルの前記アウトレットダンパとが接続される;
    前記第二トンネルの前記インレット消音器と前記第二トンネルの前記インレットダンパとが接続され、前記第二トンネルの前記アウトレット消音器と前記第二トンネルの前記アウトレットダンパとが接続される;
    前記第一トンネルの前記アウトレット消音器と前記第二トンネルの前記インレット消音器との間に第一上りと下りとを連通するダンパが設けられ,前記第二トンネルの前記アウトレット消音器と前記第一トンネルの前記インレット消音器との間に第二上りと下りとを連通するダンパが設けられることを特徴とする請求項に記載の川又は海を貫く地下鉄における区間が長い且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置。
  3. 第一排煙モードを含み、前記第一排煙モードは:
    前記インレット換気ユニットを給気状態に設定し、前記アウトレット換気ユニットを排煙状態に設定し、前記送風排煙口をオンにすることを特徴とする請求項に記載の装置による川又は海を貫く地下鉄における区間が長い且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置。
  4. 前記インレット換気ユニットを給気状態に設定し、前記アウトレット換気ユニットを排煙状態に設定し、前記送風排煙口をオンにする前に、更に以下を含む:
    前記先行車が発火すると、前記後続車が直ちに停車することを通知し;
    前記後続車の先端が発火すると、前記先行車が前行し続くことを通知することを特徴とする請求項に記載の川又は海を貫く地下鉄における区間が長い且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法。
  5. 前記インレット換気ユニットを給気状態に設定することは,以下を含む:
    前記インレット換気シャフトをオンにして送風し、前記インレット排煙ダンパをオンにし、前記インレットトンネル送風機をオンにして送風し、前記インレットダンパーをオンにし、前記インレット換気ダンパをオフにすること;
    前記アウトレット換気ユニットを排煙状態に設定することは、以下を含む:
    前記アウトレット換気シャフトをオンにして排煙を行い、前記アウトレット排煙ダンパをオンにし、前記アウトレットトンネル送風機をオンにして排煙を行い、前記アウトレットダンパをオンにし、前記アウトレット換気ダンパをオフにすることを特徴とする請求項に記載の川又は海を貫く地下鉄における区間が長い且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法。
  6. 地下鉄区間トンネルは地下鉄上りの前記第一トンネルと地下鉄下りの前記第二トンネルを含み、前記方法は更に第二排煙モードを含み、前記第二排煙モードは以下を含む:
    前記第一トンネルの前記インレット換気ユニットを給気状態に設定し、前記第二トンネルの前記アウトレット換気ユニットを給気状態に設定し、前記第二上りと下りとを連通するダンパをオンにし;
    前記第二トンネルの前記インレット換気ユニットを排煙状態に設定し、前記第一トンネルの前記アウトレット換気ユニットを排煙状態に設定し、前記第一上りと下りとを連通するダンパをオンにし;
    前記送風排煙口をオンにすることを特徴とする請求項に記載の川又は海を貫く地下鉄における区間が長い且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法。
  7. 第三排煙モードを含み、前記第三排煙モードは、以下を含む:
    前記後続車の末端が発火すると、前記先行車が前行し続くことを通知し;
    前記インレット換気ユニットを排煙状態に設定し、前記アウトレット換気ユニットを給気状態に設定し、前記送風排煙口をオンにすることを特徴とする請求項に記載の川又は海を貫く地下鉄における区間が長い且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法。
  8. 地下鉄区間トンネルは地下鉄上りの前記第一トンネルと地下鉄下りの前記第二トンネルを含み、前記方法は更に第四排煙モードを含み、前記第四排煙モードは以下を含む:
    前記後続車の末端が発火すると、前記先行車が前行し続くことを通知し;
    前記第一トンネルの前記インレット換気ユニットを排煙状態に設定し、前記第二トンネルの前記アウトレット換気ユニットを排煙状態に設定し、前記第二上りと下りとを連通するダンパをオンにし;
    前記第二トンネルの前記インレット換気ユニットを給気状態に設定し、前記第一トンネルの前記アウトレット換気ユニットを給気状態に設定し、前記第一上りと下りとを連通するダンパをオンにし;
    前記送風排煙口をオンにすることを特徴とする請求項に記載の川又は海を貫く地下鉄における区間が長い且つ大きいトンネルの火災換気排煙方法。
JP2020195358A 2019-12-30 2020-11-25 川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置及び方法 Active JP7128251B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201911398869.5A CN111075490B (zh) 2019-12-30 2019-12-30 穿江海地铁长大区间隧道火灾通风排烟方法
CN201911398869.5 2019-12-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021110226A JP2021110226A (ja) 2021-08-02
JP7128251B2 true JP7128251B2 (ja) 2022-08-30

Family

ID=70319952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020195358A Active JP7128251B2 (ja) 2019-12-30 2020-11-25 川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置及び方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7128251B2 (ja)
CN (1) CN111075490B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112253207A (zh) * 2020-11-06 2021-01-22 天津大学 一种集约式的地铁通风排烟系统
CN117581558A (zh) 2021-07-01 2024-02-20 索尼半导体解决方案公司 成像装置和信息处理系统
CN113530590A (zh) * 2021-07-30 2021-10-22 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种双洞单向长大水下公路隧道通风系统及其通风方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000073699A (ja) 1998-08-27 2000-03-07 Metropolitan Expressway Public Corp 道路トンネルの換気・排煙システム
JP2007275607A (ja) 2007-05-11 2007-10-25 Kajima Corp トンネル防災システム
WO2010021005A1 (en) 2008-08-22 2010-02-25 Ansaldo Trasporti - Sistemi Ferroviari S.P.A. Ventilation system for railway tunnels
JP2013152044A (ja) 2012-01-25 2013-08-08 Hitachi Plant Technologies Ltd トンネル換気設備用コーナーベーンおよびその設置方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6111358Y2 (ja) * 1979-07-25 1986-04-10
EP1398461A1 (de) * 2002-09-03 2004-03-17 TLT-Turbo GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Entlüftung eines Tunnels
JP5951511B2 (ja) * 2013-01-17 2016-07-13 公益財団法人鉄道総合技術研究所 トンネル用気流制御設備
CN108035759B (zh) * 2017-12-27 2023-09-29 中国安全生产科学研究院 一种地铁区间隧道火灾通风排烟系统及方法
CN108952788B (zh) * 2018-08-16 2019-06-25 中国安全生产科学研究院 一种地下车站列车火灾通风排烟的方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000073699A (ja) 1998-08-27 2000-03-07 Metropolitan Expressway Public Corp 道路トンネルの換気・排煙システム
JP2007275607A (ja) 2007-05-11 2007-10-25 Kajima Corp トンネル防災システム
WO2010021005A1 (en) 2008-08-22 2010-02-25 Ansaldo Trasporti - Sistemi Ferroviari S.P.A. Ventilation system for railway tunnels
JP2013152044A (ja) 2012-01-25 2013-08-08 Hitachi Plant Technologies Ltd トンネル換気設備用コーナーベーンおよびその設置方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
君塚和夫,青函トンネルの安全を守る,日本信頼性学会誌,日本,2004年,26巻6号,502-512
梶山博司、斎藤寛之、斉藤実俊,機械換気を行う長大トンネル内の流れ・温熱環境の予測手法,鉄道総研報告,Vol.25、No.11,日本,2011年11月,47-52

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021110226A (ja) 2021-08-02
CN111075490A (zh) 2020-04-28
CN111075490B (zh) 2021-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7128251B2 (ja) 川又は海を貫く地下鉄における区間が長く且つ大きいトンネルの火災換気排煙装置及び方法
CN103939124B (zh) 一种水下单管双层盾构交通隧道通风排烟与疏散系统
CN108952788B (zh) 一种地下车站列车火灾通风排烟的方法
CN108952798B (zh) 一种具有防排烟和人员应急疏散功能的铁路救援站
KR101088341B1 (ko) 터널의 양방향 환기.배연 시스템 및 그 방법
CN108035759A (zh) 一种地铁区间隧道火灾通风排烟系统及方法
KR101191592B1 (ko) 능동제어형 선택집중배기 환기 방법
CN111016559B (zh) 一种采用公铁两用车进行特长铁路隧道防灾救援的方法
JP4283286B2 (ja) 立坑集中排気換気方式道路トンネルの換気制御方法
CN102519110A (zh) 一种开闭式系统车站地铁站台通风、排烟布置结构
CN210530904U (zh) 一种应用于隧道内的可移动式侧向排烟结构
CN202081896U (zh) 磁浮隧道的内部空间布置结构
CN108005703A (zh) 一种隧道可控风窗通风排污排烟系统
KR101732405B1 (ko) 열차풍을 이용한 승강장 배기장치
CN207437115U (zh) 一种地铁区间隧道火灾通风排烟系统
CN108561181B (zh) 一种地铁隧道排烟透气墙面结构
CN208885329U (zh) 一种地下车站排烟通道
CN204754938U (zh) 一种易于排烟的安全通车隧道
CN208057144U (zh) 一种长大交通隧道区域耦合式防排烟系统
CN113339037A (zh) 一种无轨顶风道的点式排风排烟车站隧道通风系统
CN102519120B (zh) 一种开闭式系统车站地铁站台通风排烟方法
CN104929672B (zh) 复合型地下环廊防火隔离装置及方法
CN209654067U (zh) 类矩形地铁隧道中的外加动力地铁隧道火灾气流防烟系统
CN108798743A (zh) 一种铁路隧道口紧急救援站防排烟通风系统
JPH10306700A (ja) 自動車道路トンネルの換気設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211109

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7128251

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150