JP7126996B2 - 釣糸ガイド、該ガイドを備える釣竿及び釣糸ガイドの成型方法 - Google Patents

釣糸ガイド、該ガイドを備える釣竿及び釣糸ガイドの成型方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7126996B2
JP7126996B2 JP2019140867A JP2019140867A JP7126996B2 JP 7126996 B2 JP7126996 B2 JP 7126996B2 JP 2019140867 A JP2019140867 A JP 2019140867A JP 2019140867 A JP2019140867 A JP 2019140867A JP 7126996 B2 JP7126996 B2 JP 7126996B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fishing line
line guide
fishing
fiber
reinforced resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019140867A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021023140A (ja
Inventor
拓司 川村
昌幸 渡辺
裕一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Globeride Inc
Original Assignee
Globeride Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Globeride Inc filed Critical Globeride Inc
Priority to JP2019140867A priority Critical patent/JP7126996B2/ja
Publication of JP2021023140A publication Critical patent/JP2021023140A/ja
Priority to JP2022129815A priority patent/JP7408742B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7126996B2 publication Critical patent/JP7126996B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fishing Rods (AREA)

Description

本発明は、釣糸ガイド、該釣糸ガイドを備えた釣竿、並びに該釣糸ガイドの成型方法に関するものである。
従来より、釣竿に装着されて釣糸を案内するための種々の釣糸ガイドが知られている。このような釣糸ガイドでは、釣竿の外周面に装着されるフレームと、フレームに止着され釣糸が挿通されるガイドリングとを備えるよう構成される。
このような釣糸ガイドとして、特許文献1には、金属製で形成されたフレームに、釣糸を挿通させるガイドリングを保持するためのリング保持部と、釣竿の外表面に装着するための固定部とが一体形成された釣糸ガイドが開示されている。
また、特許文献2には、フレームとフレームに止着され釣糸が挿通されるガイドリングとを備えたフレームを有する釣糸ガイドを繊維強化樹脂で射出成形することが開示されている。
特開2006-340661号公報 実公平2-14385号公報
しかしながら、特許文献1に開示の釣糸ガイドでは、フレームが金属材料で形成されているために重量が重くなるだけでなく撓み性も悪く、このような釣糸ガイドが装着された釣竿では重量や性能として問題があった。
また、特許文献2に開示のような釣糸ガイドでは、金属材料で形成されたフレームに比して軽量化を図ることはできるものの、ガイド全体としての剛性を高めるためにフレームに一定の厚さを持たせる必要があるため重量が重くなってしまい、また変形時に繊維強化樹脂層の層間せん断破壊がしやすいという問題もあった。
本発明の実施形態は、上記のような問題点に鑑み、ガイド全体として剛性を確保しつつ軽量化を可能とするだけでなく、釣竿表面に固定し易くかつ釣竿の放出時の糸絡みを防止することが可能な釣糸ガイド、該釣糸ガイドを備えた釣竿、該釣糸ガイドの成型方法を提供することを目的とする。
本発明の実施形態の他の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドは、環状のガイドリングを保持する保持部と、釣竿に固定される釣竿固定部と、該保持部と該釣竿固定部とを接続する接続部とを設けたフレームを有し、前記釣竿固定部は、該釣竿固定部の延伸方向に垂直な断面でみて円弧状に湾曲するよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドにおいて、前記保持部は、該保持部の延伸方向に垂直な断面でみて円弧状に湾曲するよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドにおいて、前記フレームは、該釣糸ガイドの長手方向に垂直な方向に湾曲するよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドにおいて、前記接続部は、該接続部の延伸方向に垂直な方向に湾曲するよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドにおいて、前記保持部は、前記釣竿固定部に対して30-90°傾斜するよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドにおいて、前記釣竿固定部の円弧状のRは、該釣竿固定部が固定される前記釣竿の外周面のRと同じにされる。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドにおいて、前記フレームは、複数の繊維強化樹脂プリプレグ層により形成され、前記釣竿に固定される側の繊維強化樹脂プリプレグ層の繊維方向は、前記フレームの延伸方向と、該延伸方向に垂直な方向とを指向している。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドにおいて、前記フレームは、複数の繊維強化樹脂プリプレグ層により形成され、前記釣竿に固定される側とは反対側の繊維強化樹脂プリプレグ層の繊維方向は、前記フレームの延伸方向に対して傾斜した方向と、該傾斜方向に垂直な方向とを指向している。
本発明の一実施形態に係る釣竿は、竿管と、環状のガイドリングを保持する保持部と、釣竿に固定される釣竿固定部と、該保持部と該釣竿固定部とを接続する接続部とを設けたフレームを有する釣糸ガイドと、該釣糸ガイドの釣竿固定部を前記竿管に固定する釣糸ガイド固定部材と、を備え、前記釣竿固定部は、該釣竿固定部の延伸方向に垂直な断面でみて円弧状に湾曲するよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドの成型方法では、筒状部材を該筒状部材の長手方向に垂直な方向に湾曲させて配置し、該筒状部材に1又は複数の繊維強化樹脂プリプレグシートを巻回し、該1又は複数の繊維強化樹脂プリプレグシートの加熱硬化処理を行い、該処理後の繊維強化樹脂プリプレグから釣糸ガイドのフレームを切り出すような各ステップを備える。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドの成型方法では、前記繊維強化樹脂プリプレグシートが複数である場合、最内層の繊維方向は、前記筒状部材の延伸方向と、該延伸方向に垂直な方向とを指向するよう構成されている。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドの成型方法では、前記繊維強化樹脂プリプレグシートが複数である場合、最外層の繊維方向は、前記筒状部材の延伸方向に対して傾斜した方向と、該傾斜方向に垂直な方向とを指向するよう構成されている。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドの成型方法では、前記筒状部材がマンドレルであり、前記加熱処理後、前記フレームを切り出す前に前記マンドレルを取り外すステップを備える。
本発明の様々な実施形態により、ガイド全体として剛性を確保しつつ軽量化を可能とするだけでなく、釣竿表面に固定し易くかつ釣竿の放出時の糸絡みを防止することが可能な釣糸ガイド、該釣糸ガイドを備えた釣竿、該釣糸ガイドの成型方法を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態における釣竿1の一態様を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10の一態様を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10を備える釣竿1の一態様を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10を備える釣竿1の断面図である。 本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10を備える釣竿1の断面図である。 本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10のフレーム6を示す図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10におけるフレーム6の繊維強化樹脂プリプレグ層9を示す図、(b)は、 本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10におけるフレーム6の繊維強化樹脂プリプレグ層11を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10の成型方法を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10のフレーム6を成型する前の巻回された繊維強化樹脂プリプレグシートを示す図である。
発明の実施をするための形態
以下、適宜図面を参照し、本発明の様々な実施形態を説明する。なお、各図面において共通する構成要素に対しては同一の参照符号が付されている。各図面は、説明の便宜上、必ずしも正確な縮尺で記載されているとは限らない。以下、本発明の実施形態について図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る釣竿の一実施形態を示す図である。図示のように、本発明の一実施形態による釣竿1は、竿体2と、竿体2にリールシート9を介して取り付けられたリール6と、竿体2に取り付けられた釣糸ガイド10と、を備える。図示の実施形態においては、リールシート9及び釣糸ガイド10の各々が、竿体の外周面に取り付けられる取付部品に該当する。
竿体2は、例えば、元竿3、中竿5、及び穂先竿7等を連結することによって構成されている。これらの各竿体は、例えば、並継ぎ式に継合される。元竿3、中竿5、及び穂先竿7は、振出方式、逆並継方式、インロー方式、又はこれら以外の公知の任意の継合方式により継合され得る。竿体2は、単一の竿体から構成されていても良い。
元竿3、中竿5、及び穂先竿7は、例えば、繊維強化樹脂製の管状体で構成されている。この繊維強化樹脂製の管状体は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸させた繊維強化樹脂プリプレグ(プリプレグシート)を芯金に巻回し、このプリプレグシートを加熱して硬化させることにより作成される。このプリプレグシートに含まれる強化繊維として、例えば、炭素繊維、ガラス繊維、及びこれら以外の任意の公知の強化繊維を用いることができる。当該プリプレグシートに含まれるマトリクス樹脂として、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。このような熱硬化性樹脂として、不飽和ポリエステル、フェノール、ビニルエステルが考えられるが、これらに限られない。また、熱可塑樹脂を用いる場合、PES(ポリエーテル サルフォン)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PC(ポリカーボネード)、PA(ポリアミド:6、12、66等)が考えられるが、これらに限られない。プリプレグシートが硬化された後には、芯金が脱芯される。また、管状体の外表面は、適宜研磨される。各竿体は、中実状に構成されてもよい。
図示の実施形態において、元竿3、中竿5及び穂先竿7には、リールシート9に装着されるリール6から繰り出される釣糸を案内する複数の釣糸ガイド10(釣糸ガイド10A~10D)が設けられている。より具体的には、元竿3には釣糸ガイド10Aが設けられ、中竿5には釣糸ガイド10Bが設けられ、穂先竿7には釣糸ガイド10Cが設けられている。穂先竿7の先端には、トップガイド10Dが設けられている。
次に、図2、3、4を参照して、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10及び該釣糸ガイド10を備える釣竿1についてさらに説明する。図2に示すように、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10は、環状のガイドリング12を保持する保持部13と、釣竿1に固定される釣竿固定部14と、該保持部13と該釣竿固定部14とを接続する接続部15とを設けたフレーム16を有し、前記釣竿固定部14は、該釣竿固定部14の延伸方向(A)に垂直な断面(図3に示すA-A’断面)でみて円弧状に湾曲するよう構成される。図4には、釣竿固定部14が該釣竿固定部14の延伸方向(A)に垂直な断面(図3に示すA-A’断面)でみて円弧状に湾曲する様子が示されている。
次に、図3に示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿1は、竿管17と、環状のガイドリング12を保持する保持部13と、釣竿1に固定される釣竿固定部14と、該保持部13と該釣竿固定部14とを接続する接続部15とを設けたフレーム16を有する釣糸ガイド10と、該釣糸ガイド10の釣竿固定部14を前記竿管17に固定する釣糸ガイド固定部材18と、を備え、前記釣竿固定部14は、該釣竿固定部14の延伸方向(B)に垂直な断面(A-A’断面)でみて円弧状に湾曲するよう構成される。既述の通り、図4に、釣竿固定部14が該釣竿固定部14の延伸方向(A)に垂直な断面(図3に示すA-A’断面)でみて円弧状に湾曲する様子が示されている。
本発明のこれらの実施形態により、ガイド全体として剛性を確保しつつ軽量化を可能とするだけでなく、釣竿表面に固定し易くかつ釣竿の放出時の糸絡みを防止することが可能な釣糸ガイド及び該釣糸ガイドを備えた釣竿を提供することが可能となる。
図3に示すように、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10において、前記保持部13は、該保持部13の延伸方向(C)に垂直な断面(B-B’断面)でみて円弧状に湾曲するよう構成される。図5には、保持部13が該保持部13の延伸方向(C)に垂直な断面(B-B’断面)でみて円弧状に湾曲する様子が示されている。
また、図3に示すように、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10において、前記フレーム16は、該釣糸ガイド10の長手方向(D)に垂直な方向に湾曲するよう構成される。
さらに、図3に示すように、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10において、前記接続部15は、該接続部15の延伸方向(E)に垂直な方向に湾曲するよう構成される。
次に、図6に示すように、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10において、前記保持部13は、前記釣竿固定部14に対して30-90°傾斜するよう構成される。
また、図4に示すように、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10において、前記釣竿固定部14の円弧状のR(R1)は、該釣竿固定部14が固定される前記釣竿1の外周面のR(R2)と同じにされる。
次に、図7aに示すように、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10において、前記フレーム16は、複数の繊維強化樹脂プリプレグ層(図示の例では、2つの繊維強化樹脂プリプレグ層19、21)により形成され、前記釣竿1に固定される側の繊維強化樹脂プリプレグ層19の繊維方向は、前記フレームの延伸方向(F)と、該延伸方向(F)に垂直な方向(G)とを指向している。このように、フレームの延伸方向(F)の繊維強化樹脂プリプレグ層19により、釣糸ガイド10を倒す方向又は釣糸ガイド10を起こす方向に対して剛性及び強度を発現するように構成することができる。また、該延伸方向(F)に垂直な方向(G)の繊維強化樹脂プリプレグ層19により、釣糸ガイド10を横から潰す方向に対して剛性及び強度を発現するように構成することができる。
また、図7bに示すように、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10において、前記フレーム16は、複数の繊維強化樹脂プリプレグ層(図示の例では、2つの繊維強化樹脂プリプレグ層19、21)により形成され、前記釣竿1に固定される側とは反対側の繊維強化樹脂プリプレグ層21の繊維方向(H)は、前記フレーム6の延伸方向(I)に対して傾斜した方向(J)と、該傾斜方向(J)に垂直な方向(K)とを指向している。このように、繊維方向(H)の繊維強化樹脂プリプレグ層21により、ねじる方向に対し、主として剛性及び強度を発現するように構成することができる。
図8a‐dに示すように、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10の成型方法では、(a)筒状部材22を該筒状部材22の長手方向(L)に垂直な方向に湾曲させて配置し、(b)該筒状部材22に1又は複数の繊維強化樹脂プリプレグシート23を巻回し、(c)該1又は複数の繊維強化樹脂プリプレグシート23の加熱硬化処理(例えば、80-150℃の温度、0.1-3MPaの圧力下において)を行い、(d)該処理後の繊維強化樹脂プリプレグ24から釣糸ガイド10のフレーム16を切り出すような各ステップを備える。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10の成型方法により、ガイド全体として剛性を確保しつつ軽量化を可能とするだけでなく、釣竿表面に固定し易くかつ釣竿の放出時の糸絡みを防止することが可能な釣糸ガイドの成型方法を提供することが可能となる。
図9に示すように、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10の成型方法では、繊維強化樹脂プリプレグシート23が複数である場合、最内層25の繊維方向は、筒状部材22の延伸方向(L)と、該延伸方向に垂直な方向とを指向するよう構成されている。
また、図9に示すように、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10の成型方法では、繊維強化樹脂プリプレグシート23が複数である場合、最外層26の繊維方向は、前記筒状部材22の延伸方向(L)に対して傾斜した方向(M)と、該傾斜方向(M)に垂直な方向(N)とを指向するよう構成されている。
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイド10の成型方法では、前記筒状部材22がマンドレルであり、前記加熱処理後、前記フレーム16を切り出す前に前記マンドレルを取り外すステップを備えるよう構成してもよい。
本明細書で説明された各構成要素の寸法、材料、及び配置は、実施形態中で明示的に説明されたものに限定されず、この各構成要素は、本発明の範囲に含まれうる任意の寸法、材料、及び配置を有するように変形することができる。また、本明細書において明示的に説明していない構成要素を、説明した実施形態に付加することもできるし、各実施形態において説明した構成要素の一部を省略することもできる。
1 釣竿
2 竿体
3 元竿
5 中竿
6 リール
7 穂先竿
8 リールシート
10 釣糸ガイド
12 ガイドリング
13 保持部
14 釣竿固定部
15 接続部
16 フレーム
17 竿管
18 釣糸ガイド固定部材
19 繊維強化樹脂プリプレグ層
21 繊維強化樹脂プリプレグ層
22 筒状部材
23 繊維強化樹脂プリプレグシート
24 繊維強化樹脂プリプレグ
25 最内層
26 最外層








Claims (4)

  1. 筒状部材を該筒状部材の長手方向に垂直な方向に湾曲させて配置し、
    該筒状部材に複数の繊維強化樹脂プリプレグシートを巻回し、
    該1又は複数の繊維強化樹脂プリプレグシートの加熱硬化処理を行い、
    該処理後の繊維強化樹脂プリプレグから釣糸ガイドのフレームを切り出す釣糸ガイドの成型方法であって、
    前記フレームは、複数の繊維強化樹脂プリプレグ層により形成され、
    該フレームは、環状のガイドリングを保持する保持部と、釣竿に固定される釣竿固定部と、該保持部と該釣竿固定部とを接続する接続部とで構成され、該保持部は、前記釣竿固定部に対して30-90°傾斜して形成され、該接続部は、該接続部の延伸方向に垂直な方向に湾曲しており、
    前記釣竿固定部は、該釣竿固定部の延伸方向に垂直な断面でみて円弧状に湾曲しており、
    前記保持部は、該保持部の延伸方向に垂直な断面でみて円弧状に湾曲している
    ことを特徴とする釣糸ガイドの成型方法。
  2. 前記繊維強化樹脂プリプレグシートが複数である場合、最内層の繊維方向は、前記筒状部材の延伸方向と、該延伸方向に垂直な方向とを指向するよう構成する、請求項に記載の釣糸ガイドの成型方法。
  3. 前記繊維強化樹脂プリプレグシートが複数である場合、最外層の繊維方向は、前記筒状部材の延伸方向に対して傾斜した方向と、該傾斜方向に垂直な方向とを指向するよう構成する、請求項又はに記載の釣糸ガイドの成型方法。
  4. 前記筒状部材がマンドレルであり、前記加熱処理後、前記フレームを切り出す前に前記マンドレルを取り外す、請求項からまでのいずれか1項に記載の釣糸ガイドの成型方法。
JP2019140867A 2019-07-31 2019-07-31 釣糸ガイド、該ガイドを備える釣竿及び釣糸ガイドの成型方法 Active JP7126996B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019140867A JP7126996B2 (ja) 2019-07-31 2019-07-31 釣糸ガイド、該ガイドを備える釣竿及び釣糸ガイドの成型方法
JP2022129815A JP7408742B2 (ja) 2019-07-31 2022-08-17 釣糸ガイド、該ガイドを備える釣竿及び釣糸ガイドの成型方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019140867A JP7126996B2 (ja) 2019-07-31 2019-07-31 釣糸ガイド、該ガイドを備える釣竿及び釣糸ガイドの成型方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022129815A Division JP7408742B2 (ja) 2019-07-31 2022-08-17 釣糸ガイド、該ガイドを備える釣竿及び釣糸ガイドの成型方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021023140A JP2021023140A (ja) 2021-02-22
JP7126996B2 true JP7126996B2 (ja) 2022-08-29

Family

ID=74661895

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019140867A Active JP7126996B2 (ja) 2019-07-31 2019-07-31 釣糸ガイド、該ガイドを備える釣竿及び釣糸ガイドの成型方法
JP2022129815A Active JP7408742B2 (ja) 2019-07-31 2022-08-17 釣糸ガイド、該ガイドを備える釣竿及び釣糸ガイドの成型方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022129815A Active JP7408742B2 (ja) 2019-07-31 2022-08-17 釣糸ガイド、該ガイドを備える釣竿及び釣糸ガイドの成型方法

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP7126996B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3049128U (ja) 1997-05-09 1998-06-02 株式会社余天 リール釣竿用中間ガイド
JP2011205998A (ja) 2010-03-30 2011-10-20 Globeride Inc 釣糸ガイド及びその製造方法
JP2011223912A (ja) 2010-04-19 2011-11-10 Globeride Inc 釣糸ガイド及びその製造方法
JP2012070676A (ja) 2010-09-29 2012-04-12 Globeride Inc 釣糸ガイド及びその製造方法
JP2014030429A (ja) 2013-10-18 2014-02-20 Globeride Inc 釣糸ガイド
JP2017085916A (ja) 2015-11-04 2017-05-25 株式会社シマノ 釣糸ガイド及び釣竿並びに鍛造ガイドフレーム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5460441B2 (ja) 2010-04-19 2014-04-02 グローブライド株式会社 釣糸ガイド及びその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3049128U (ja) 1997-05-09 1998-06-02 株式会社余天 リール釣竿用中間ガイド
JP2011205998A (ja) 2010-03-30 2011-10-20 Globeride Inc 釣糸ガイド及びその製造方法
JP2011223912A (ja) 2010-04-19 2011-11-10 Globeride Inc 釣糸ガイド及びその製造方法
JP2012070676A (ja) 2010-09-29 2012-04-12 Globeride Inc 釣糸ガイド及びその製造方法
JP2014030429A (ja) 2013-10-18 2014-02-20 Globeride Inc 釣糸ガイド
JP2017085916A (ja) 2015-11-04 2017-05-25 株式会社シマノ 釣糸ガイド及び釣竿並びに鍛造ガイドフレーム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022159458A (ja) 2022-10-17
JP7408742B2 (ja) 2024-01-05
JP2021023140A (ja) 2021-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109640646B (zh) 钓竿
JPH0742778A (ja) 炭素繊維強化樹脂製コイルスプリング
KR100879904B1 (ko) 장대의 제조 방법
KR20190052010A (ko) 낚싯대
JP7126996B2 (ja) 釣糸ガイド、該ガイドを備える釣竿及び釣糸ガイドの成型方法
JP2024032819A (ja) 光学機器、筒状体の製造方法、光学機器を製造する製造方法
JP2017140809A (ja) タンクの製造方法
JP2019050795A (ja) 取付部品が取り付けられた竿体を有する釣竿
JP4397005B2 (ja) 竿体の製造方法
JP2004121402A (ja) ゴルフクラブシャフト
JP6976895B2 (ja) 芯材に繊維強化樹脂層が巻回された竿体を有する釣竿及びその製造方法
JP2010154780A (ja) 釣り用スプールおよびその製造方法
JPH07329196A (ja) 繊維で強化された合成樹脂管
JP4022124B2 (ja) 釣竿
JP2007216558A (ja) 繊維強化合成樹脂ボビン
JP7198171B2 (ja) 釣竿、リールシート装着構造及びその成型方法
WO2022208960A1 (ja) 釣糸ガイド、該釣糸ガイドを備える釣竿
JP3596983B2 (ja) 繊維強化光ファイバコードおよびその製造方法
JPWO2018164177A1 (ja) 取付部品が取り付けられた竿体を有する釣竿、管状体及びその製造方法
CN113646556A (zh) 具有碳纤维和玻璃纤维层的复合线圈弹簧
JP4461460B2 (ja) 強化プラスチック管の成形方法
JP7290795B2 (ja) 管体中間体及び管体製造方法
JP3553365B2 (ja) 釣竿
JP7272930B2 (ja) 釣竿及び釣糸ガイド
JP7193440B2 (ja) 釣り用品用の湾曲体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7126996

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150