JP7125873B2 - 分析装置及び試薬容器 - Google Patents

分析装置及び試薬容器 Download PDF

Info

Publication number
JP7125873B2
JP7125873B2 JP2018133301A JP2018133301A JP7125873B2 JP 7125873 B2 JP7125873 B2 JP 7125873B2 JP 2018133301 A JP2018133301 A JP 2018133301A JP 2018133301 A JP2018133301 A JP 2018133301A JP 7125873 B2 JP7125873 B2 JP 7125873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reagent
container
outlet
reaction
discharge port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018133301A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020012663A (ja
Inventor
祐福 松下
博樹 齋藤
幸平 木原
貴洋 安藤
修 小木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2018133301A priority Critical patent/JP7125873B2/ja
Publication of JP2020012663A publication Critical patent/JP2020012663A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7125873B2 publication Critical patent/JP7125873B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

本開示は、分析装置及び試薬容器に関する。
患者の血液や尿などの検体に含まれる成分を分析する臨床用分析装置は、検体と試薬を反応させ、反応液の吸光度や発光強度、蛍光強度等の変化を測定し、目的成分の定性・定量する方式が一般に採用されている。近年、臨床用分析装置では、コストの削減を目的として、試薬及び検体の分注動作におけるディスポーザブルチップの使用を廃止することが求められており、その代替として、例えば、繰り返し使用可能な分注ノズルが使用される。
臨床用分析装置においては、分析精度の安定性が重要となる。しかし、1つの分注ノズルを繰り返し使用して複数種の試薬を分注すると、分注ノズルに付着した試薬のキャリーオーバによって試薬間のコンタミネーションが生じ、分析精度が低下してしまうという課題があった。
分注ノズルに付着した他種試薬のキャリーオーバを低減する技術として、例えば特許文献1には、「試料容器から反応容器に分注する試料プローブ12aを洗浄するための洗浄液を貯留し、試料プローブ12aを洗浄液に浸漬して洗浄する洗浄容器24と、洗浄容器24の下方から洗浄容器24に洗浄液を供給する洗浄液供給機構とを備え、試料プローブ12aが洗浄容器24に挿入されて洗浄液に浸漬された状態で、洗浄容器24の下方から洗浄液を供給して試料プローブ12aを洗浄する」構成を有する自動分析装置が開示されている。
特開2017-15452号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自動分析装置においては、試料プローブ12aの洗浄不足や洗浄液の残留に起因して、試薬のコンタミネーションや希釈が生じる可能性があり、分析精度の低下の抑制にさらなる改善が求められる。
そこで本開示は、分注動作におけるコンタミネーションや希釈による影響が少ない分析装置及び試薬容器を提供する。
上記課題を解決するため、本開示の代表的な分析装置の一つは、検体及び試薬を反応させる反応容器と、前記試薬を収容する試薬容器と、前記試薬容器から前記反応容器に前記試薬を分注する試薬分注ノズルと、前記反応容器中の前記検体及び前記試薬の反応液を分析する分析機構と、を備える分析装置であって、前記試薬容器は、開閉可能な第1の排出口を有し、前記試薬を収容する第1の容器と、前記第1の排出口から前記試薬が供給される第2の容器と、を有し、前記試薬分注ノズルは、前記第2の容器から前記試薬を分注する。
本開示に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、本開示の態様は、要素及び多様な要素の組み合わせ及び以降の詳細な記述と添付される特許請求の範囲の様態により達成され実現される。
本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本開示の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味に於いても限定するものではないことを理解する必要がある。
本開示によれば、分注動作におけるコンタミネーションや希釈による影響が少ない分析装置及び試薬容器を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
第1の実施形態に係る分析装置の全体構成を示す概略平面図である。 第1の実施形態に係る試薬容器及び試薬分注機の構成を示す概略図である。 第2の実施形態に係る試薬容器の構成を示す概略図である。 第3の実施形態に係る試薬容器の構成を示す概略図である。 第4の実施形態に係る試薬容器の構成を示す概略図である。 第5の実施形態に係る試薬容器の構成を示す概略図である。 第6の実施形態に係る試薬容器の構成を示す概略図である。
以下、図面を参照して、本開示の実施形態を説明する。図面に示す各構成の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするために表されたものであり、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本開示は、必ずしも、図面等に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
本明細書において単数形で表される構成要素は、特段文脈で明らかに示されない限り、複数形を含むものとする。
[第1の実施形態]
<分析装置の構成>
図1及び図2を参照して、第1の実施形態に係る分析装置の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る分析装置の全体構成を示す概略平面図である。本実施形態に係る分析装置は、例えば血清や血漿、尿などの検体に含まれる特定の成分を定性・定量分析する装置である。図1に示すように、分析装置は、検体収容器1、搬送レール2、検体収容ラック3、ターンテーブル4、ターンテーブル5、試薬容器6、試薬庫7、検体分注機8、試薬分注機9、反応容器輸送機11、ディスポーザブルチップ収容庫15、反応容器収容庫17、洗浄槽18、洗浄槽19、検出器20(分析機構)、制御部30を備える。
検体収容器1は、検体が収容される容器であり、検体収容ラック3に配置される。検体収容ラック3は、搬送レール2上で水平移動する。検体収容ラック3は、その移動方向に沿った所定位置(検体吸引位置)を通る検体分注機8の回動軌跡22上に、検体収容器1を移動させる。
試薬容器6は、検体中の特定の成分と反応する試薬101を収容する容器であり、試薬庫7の周方向に沿って配置される。試薬101は、例えば検体中の成分と反応して呈色、発光、あるいは蛍光発光する化合物(発光試薬)やこれらの希釈液、検体中の成分と結合する磁性粒子や多孔質などの粒子を含む溶液、基質液などである。
ターンテーブル4及び5は、反応容器21が挿入される反応容器挿入部10を備える。ターンテーブル4及び5は、水平方向に回転可能に構成され、反応容器21を検体分注機8及び試薬分注機9の回動軌跡22に移動させる。
反応容器収容庫17は、検体及び試薬101を反応させるための反応容器21を収容する。反応容器輸送機11は、回動可能なアーム12によって反応容器収容庫17から反応容器21をターンテーブル4又は5上に輸送し、反応容器挿入部10に挿入する。
試薬庫7は、例えばその周方向に沿って複数の試薬容器6を保管可能に構成される。試薬庫7は、ターンテーブル70上に配置されることにより回転可能に構成され、試薬が分注される試薬容器6を試薬分注機9の回動軌跡22上に移動させる。各試薬容器6は、それぞれ同じ試薬を収容していてもよいし、異なる試薬を収容していてもよい。
試薬分注機9は、試薬101を試薬容器6から反応容器21へ分注するための試薬分注ノズル24と、試薬分注ノズル24を保持するアーム14とを備える。アーム14は、その回動によって、試薬庫7の周方向に沿った所定位置(試薬吸引位置)とターンテーブル4及び5の周方向に沿った所定位置(試薬吐出位置)とを通る回動軌跡22に沿って、試薬分注ノズル24を移動させる。アーム14は、回動軸方向に沿って移動自在になっており、試薬分注ノズル24をアーム14の回動軸方向に沿って昇降させることもできる。試薬分注機9は、検体との反応に必要な場合、複数種類の試薬101を所定のタイミングで反応容器21へ分注してもよい。
洗浄槽19は、試薬分注機9の試薬分注ノズル24を洗浄する洗浄液を収容する。試薬101の分注後の試薬分注ノズル24は、分注の都度、洗浄槽19で洗浄される。
検体分注機8は、検体を検体収容器1から反応容器21へ分注するための検体分注ノズルと、検体分注ノズルを保持するアーム13とを備える。検体分注機8の構成は、試薬分注機9の構成と同様であるため、説明を省略する。
洗浄槽18は、検体分注機8の検体分注ノズルを洗浄する洗浄液を収容する。検体分注後の検体分注ノズルは、分注の都度、洗浄槽18で洗浄される。
洗浄槽18及び19の洗浄水は、例えば分析装置外部の純水装置(図示せず)から供給される。分析装置は、図示しない給水タンクを備え、純水装置から供給された純水(システム水という)が給水タンクに収容される。システム水は、図示しない給水ポンプによって給水タンクから洗浄槽18及び19へ供給される。
なお、検体分注ノズル及び試薬分注ノズル24の代わりに、ディスポーザブルチップ収容庫15に収容されたディスポーザブルチップを使用してもよい。また、検体分注機8及び試薬分注機9は、分離して配置されてもよい。
攪拌装置16は、回動可能なアーム27と、アーム27の先端側に設けられた攪拌棒を有し、攪拌棒により試薬101及び検体が分注された反応容器21を攪拌する。アーム27は、回動軸方向に沿って移動自在になっており、攪拌棒をアーム27の回動軸方向に沿って昇降させることもできる。
攪拌装置16による攪拌後、反応容器21は、反応容器輸送機11のアーム12によって、反応容器挿入部10から検出器20に移動される。
検出器20は、反応容器21へ分注された検体及び試薬101を所定の温度で所定の時間だけ反応させた反応液の吸光度や発光強度、蛍光強度等を検出する。検出器20として、例えば吸光度計や光電子増倍管などを用いることができる。
試薬101としての粒子を使用し、該粒子に結合した成分を定量する場合、その粒子の種類によって、ろ過フィルター、遠心分離、磁石などによる回収操作を行い、粒子のみを反応容器21に残留させる。その後、粒子が残留した反応容器21に適切な試薬101を分注し、攪拌して反応させた後、検出器20を用いて、粒子表面に結合した成分を定性・定量分析することができる。
制御部30は、本実施形態に係る分析装置の全体の動作を制御する。なお、図1においては、図示の簡略化のため、分析装置の各構成と制御部30とを接続する配線等を省略している。また、制御部30は、検出器20の検出結果に基づいて検体の分析を行い、検体に含まれる所定成分の濃度等を分析結果として図示しない表示部、プリンタなどに出力する。
<試薬容器の構成>
図2は、試薬容器6及び試薬分注機9の構成を示す概略図である。図2において、試薬容器6及び試薬庫7は、図1において矢印で示す試薬庫7の半径方向に沿った断面が示される。また、図2において、紙面左側を試薬庫7の半径方向外側とし、試薬庫7の側壁面が半径方向外側に位置する。なお、図示の簡略化のため、図2に示される試薬分注機9の位置及びアーム14の大きさは、図1に示される位置及び大きさと異なっている。
試薬容器6は、図2に示すように、第1の容器201と、第1の容器201の下部に配置される第2の容器204とを備える。また、試薬容器6は、試薬庫7の側壁面及び底面に接するように、試薬庫7に配置される。
第1の容器201は、試薬101を収容する容器であり、開閉可能なバルブ202を上面に有し、開閉可能な排出口203(第1の排出口)を底面に有する。排出口203として、例えば、電磁弁により開閉が制御される配管や、ピンチバルブにより開閉が制御されるチューブ等を使用することができる。バルブ202及び排出口203が開くことにより、バルブ202から第1の容器201内へ空気が侵入し、排出口203から試薬101が排出される。
第2の容器204は、第1の容器201から試薬101が供給される容器である。第2の容器204は、第1の容器201の排出口203が嵌合される開口208と、試薬分注ノズル24を挿入するための開口209とを上面に備える。第1の容器201は、第2の容器204の開口209を塞がないように、第2の容器204上に配置される。このように、本実施形態に係る試薬容器6において、試薬101は、第2の容器204のみから分注される。
第1の容器201は、第2の容器204から着脱可能に構成される。これにより、第1の容器201内の試薬101が無くなった場合に、第1の容器201のみを交換することができる。
第2の容器204は、開閉可能な排出口205(第2の排出口)を底面に備える。排出口205として、例えば、電磁弁により開閉が制御される配管や、ピンチバルブにより開閉が制御されるチューブ等を使用することができる。排出口205が開くことにより、試薬101が排出口205から廃棄される。排出口205は、試薬庫7の底面及びターンテーブル70を貫通するよう構成され、吸引ポンプ206に接続される。吸引ポンプ206により吸引された試薬101は、廃液タンク207に回収される。
図2に示すように、本実施形態に係る分析装置は、試薬庫7及びターンテーブル70の下部に、吸引ポンプ206及び廃液タンク207を収容する空間を有する。
なお、第1の容器201は、第2の容器204から着脱可能でなくともよい。この場合、第1の容器201内の試薬101が無くなった際は、第1の容器201及び第2の容器204を新たなものに交換する。
図2において図示は省略しているが、バルブ202、排出口203及び排出口205は、制御部30に接続され、これらの開閉が制御部30により制御される。また、吸引ポンプ206は、制御部30に接続され、制御部30によりその駆動が制御される。図示は省略しているが、第1の容器201及び第2の容器204は、制御部30と、バルブ202、排出口203及び205とを接続する配線や、電磁弁、ピンチバルブ等の構成要素を収納できるように、壁面が筐体の役割を有していてもよい。また、試薬庫7も同様に、制御部30と、バルブ202、排出口203及び205とを接続する配線等を収納可能な筐体であってもよい。
なお、排出口203は、制御部30に接続される電磁弁やピンチバルブ等の代わりに、バルブ202の開閉に連動して開閉する構成としてもよい。
第2の容器204の排出口205は、図2に示す例においては、試薬庫7の半径方向の中心側の端部に配置されているが、半径方向外側の端部(試薬庫7の側壁面の近傍)に配置されていてもよい。試薬庫7はターンテーブル70により回転するため、排出口205が半径方向外側に配置されることで、試薬101がより排出口205から排出されやすくなる。
制御部30は、第1の容器201の排出口203が第2の容器204に供給された試薬101に接触しないように、試薬101の第2の容器204への供給量を調整する。試薬101の第2の容器204への供給量は、バルブ202及び排出口203の開放時間によって調整することができる。試薬101の第2の容器204への供給量は、試薬分注ノズル24により一度に分注される試薬101の量より大きければ、特に限定はない。
試薬分注機9は、図2に示すように、試薬分注ノズル24を保持するアーム14と、アーム14の回動軸であるねじ軸26と、ねじ軸26及びアーム14の駆動を制御するステッピングモータ25とを有する。アーム14及びねじ軸26は、例えばボールねじを構成し、ねじ軸26の回転によってアーム14が回動及び昇降する。ステッピングモータ25は、制御部30に接続され、制御部30によりその駆動が制御される。
試薬分注ノズル24は、第2の容器204の開口209に挿入され、第2の容器204から試薬101を吸引し、反応容器21へ吐出するように構成されている。
<試薬の分注動作>
次に、本実施形態に係る分析装置の試薬101の分注動作について説明する。まず、ユーザは、試薬庫7に第1の容器201及び第2の容器204を設置する。なお、第2の容器204は、試薬庫7に予め設置されていてもよい。このとき、試薬101は第1の容器201のみに収容され、第2の容器204は空である。
次に、制御部30は、第1の容器201のバルブ202及び排出口203を開け、第2の容器204に所定量の試薬101を供給し、試薬101の供給が終了したらバルブ202及び排出口203を閉じる。図2は、第1の容器201から第2の容器204に所定量の試薬101を供給した状態を示している。
このように、試薬101を第2の容器204に供給したら、分注可能な状態となる。制御部30は、ステッピングモータ25を駆動して、試薬分注ノズル24により第2の容器204から反応容器21へ試薬101を分注する。
試薬101の分注後、制御部30は、第2の容器204の排出口205を開け、吸引ポンプ206により第2の容器204内の試薬101を廃棄する。試薬101を廃棄した後、制御部30は、排出口205を閉じ、第1の容器201のバルブ202及び排出口203を開け、第2の容器204に所定量の試薬101を供給する。
また、第2の容器204から試薬101を廃棄した後、制御部30は、排出口205を開けたまま第1の容器201の排出口203を開け、試薬101により第2の容器204をさらに共洗いしてもよい。その後、制御部30は、排出口205を閉じて第2の容器204に所定量の試薬101を供給する。これにより、試薬101のコンタミネーションの影響をさらに低減することができる。
図示は省略しているが、本実施形態に係る分析装置は、第2の容器204中の試薬101の水位を検知する液面検知センサを備えていてもよい。液面検知センサは、例えば試薬分注ノズル24の先端部、第2の容器204の壁面など、試薬101の液面が検知できる位置であれば任意の位置に設置することができる。液面検知センサとして、例えば光学式センサ、静電容量式センサなど、公知のものを使用することができる。
図示及び説明は省略するが、検体収容器1も試薬容器6と同様に第1の容器及び第2の容器を備え、第2の容器から検体が分注される構成とし、同様の分注動作を行うようにしてもよい。
<技術的効果>
以上説明したように、本実施形態に係る試薬容器6は、試薬101を供給する第1の容器201と、試薬分注ノズル24により試薬101が吸引される第2の容器204とを備え、分注後に第2の容器204から試薬101を廃棄する構成を有する。これにより、試薬分注ノズル24に付着した他の試薬や、洗浄操作により試薬分注ノズル24に残留した洗浄液によって試薬101のコンタミネーションが生じても、該試薬101を廃棄して新たに試薬101を供給することができるため、コンタミネーションの影響を低減することが可能である。
また、従来の試薬容器においては、試薬のコンタミネーションや希釈が生じた場合、試薬すべてを廃棄する必要があり、試薬が無駄になるため効率的に使用したいという課題があった。しかし、本実施形態の試薬容器6によれば、コンタミネーションや希釈が生じた分だけ試薬を廃棄することができるので、効率的に試薬を使用することができる。
さらに、本実施形態に係る分析装置は、コンタミネーションの影響が少なく分析結果の正確さを維持できるため、高価な部品である分注ノズルの交換頻度を低減することができる。
[第2の実施形態]
次に、図3を参照して、第2の実施形態に係る分析装置について説明する。本実施形態に係る分析装置は、試薬容器6の第2の容器304の構成以外は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<試薬容器の構成>
図3は、第2の実施形態に係る試薬容器6の構成を示す概略図である。本実施形態に係る試薬容器6は、図3に示すように、第2の容器304の底面が水平ではなく、深さに勾配を有する。排出口305は、第2の容器304の底面の最も深い位置に配置される。図3において、第2の容器304が水平方向の一端部に向かって深くなる例を示しているが、これに限定されず、深さに勾配を有し、最も深い位置に排出口305が設けられていればよい。例えば、第2の容器304は、水平方向の中央部が最も深く形成されていてもよい。
試薬庫7の底面は、第2の容器304の底面に沿うように形成されることが好ましい。
図示は省略しているが、排出口305には、廃液タンク207が接続される。なお、より効率的に試薬101を廃棄するために、排出口305及び廃液タンク207の間に吸引ポンプ206を設けてもよい。
<技術的効果>
以上のように、第2の実施形態においては、第2の容器304が深さに勾配を有するよう形成される。これにより、試薬101の廃棄時や共洗い時における第2の容器304内の試薬101の液残りを低減することができ、試薬101のコンタミネーションの影響を軽減することができる。また、本実施形態によれば、吸引ポンプ206を設けなくとも試薬101の廃棄が容易となるため、吸引ポンプ206の設置コストを削減することができる。
[第3の実施形態]
次に、図4を参照して、第3の実施形態に係る分析装置について説明する。本実施形態に係る分析装置は、試薬容器6の第2の容器404の構成以外は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<試薬容器の構成>
図4は、第3の実施形態に係る試薬容器6の構成を示す概略図である。本実施形態に係る試薬容器6は、図4に示すように、第2の容器404が第1の容器401に比べて容積が小さく形成される。第2の容器404の容積は、試薬分注ノズル24により一度に分注される試薬101の容積より大きければ特に限定されないが、例えば第1の容器401の10分の1~2分の1の容積にすることができる。
図示は省略しているが、排出口405には、廃液タンク207が接続される。なお、排出口405及び廃液タンク207の間に吸引ポンプ206を設けてもよい。
<技術的効果>
以上のように、第3の実施形態に係る試薬容器6は、第2の容器404が第1の容器401に比べて容積が小さく形成される。これにより、試薬分注ノズル24による試薬101の分注後に廃棄される試薬101の量が低減できるため、試薬101の消費量を削減することができる。
[第4の実施形態]
次に、図5を参照して、第4の実施形態に係る分析装置について説明する。本実施形態に係る分析装置は、試薬容器6の第2の容器504及び試薬庫7の構成以外は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<試薬容器の構成>
図5は、第4の実施形態に係る試薬容器6の構成を示す概略図である。本実施形態に係る試薬容器6は、図5に示すように、第2の容器504の重量を測定する重量計510を備える。重量計510は、試薬庫7の底面に配置される。
試薬庫7は、第1の容器501が第2の容器504に接触しない位置に配置されるよう、第1の容器501の底面を支持する支持部71を有する。支持部71は、第1の容器501の排出口503を嵌合するための開口72を有する。
第2の容器504を試薬庫7へ設置する際は、第2の容器504は、試薬庫7の半径方向中心側から側壁面に向かって、支持部71の下部に挿入される。第2の容器504は、図5に示すように上面すべてが開口(開放系)となっていてもよいし、試薬分注ノズル24が挿入される位置、及び第1の容器501から試薬が供給される位置のみが開口を有する構成であってもよい。試薬101の温度変化、蒸発、酸化、光による劣化などを防止する観点から、試薬分注ノズル24の挿入位置及び試薬101の供給位置のみが開口を有することが好ましい。
重量計510、第1の容器501の開閉バルブ502及び排出口503は、制御部530に接続される。図5において図示は省略しているが、第2の容器504の排出口505及び吸引ポンプ506も制御部530に接続され、その駆動が制御される。
制御部530は、第2の容器504の重量に応じて第2の容器504の試薬101の量を判断し、第2の容器504の試薬101の量に基づいて開閉バルブ502及び排出口503の開閉を制御する。例えば、制御部530は、分析の開始時に第2の容器504が空である場合、開閉バルブ502及び排出口503を開けて所定量の試薬101を第2の容器504に供給する。このとき、制御部530は、第2の容器504の重量により、試薬101が所定量供給されたかどうかを判断する。
試薬101の供給が終了したら、制御部530は、開閉バルブ502及び排出口503を閉じる。次に、試薬分注ノズル24により試薬101が分注されることにより、試薬101の分注量だけ第2の容器504の重量が減少したら、制御部530は、第2の容器504の排出口505を開け、試薬101を廃棄する。
第2の容器504の重量から、試薬101がすべて廃棄されたと判断された場合、制御部530は、開閉バルブ502及び排出口503を開け、第2の容器504に試薬101を所定量供給する。
<技術的効果>
以上のように、第4の実施形態に係る試薬容器6は、第2の容器504の重量を測定する重量計510を備える。これにより、第2の容器504に試薬101を適切な量だけ供給することができるため、試薬101の無駄を削減できる。
[第5の実施形態]
次に、図6を参照して、第5の実施形態に係る分析装置について説明する。本実施形態に係る分析装置は、試薬容器6の第2の容器604及び試薬庫7の構成以外は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<試薬容器の構成>
図6は、第5の実施形態に係る試薬容器6の構成を示す概略図である。本実施形態に係る試薬容器6は、図6に示すように、第2の容器604内部に洗浄水を送水する洗浄水流路610を備える。洗浄水流路610は、第2の容器604の側面に設けられた開口611に挿入される。洗浄水流路610は、例えば試薬庫7の側壁面の内部に配置される。洗浄水流路610は、例えば図示しない給水タンクに接続され、洗浄水としてシステム水が給水タンクから供給される。給水タンクは、制御部30に接続され、制御部30は、給水タンクから洗浄水流路610への洗浄水の送水を制御する。
第2の容器204から試薬101を分注した後、制御部30は、第2の容器204の排出口205を開け、吸引ポンプ206により第2の容器204内の試薬101を廃棄する。その後、制御部30は、洗浄水流路610から洗浄水を送水し、第2の容器204を洗浄する。洗浄後、制御部30は、排出口205を閉じ、第1の容器201の排出口203を開け、第2の容器204に所定量の試薬101を供給する。
なお、第2の容器204の洗浄後、洗浄水流路610から送風して、第2の容器204内部に残留した洗浄水を乾燥させてもよい。
<技術的効果>
以上のように、第5の実施形態に係る試薬容器6は、第2の容器604から試薬101を廃棄した後、洗浄水により第2の容器604を洗浄可能に構成される。これにより、第2の容器604内のコンタミネーションが生じた試薬101を効率的に洗浄することができ、試薬101のコンタミネーションによる分析精度の低下を抑制することができる。
[第6の実施形態]
次に、図7を参照して、第6の実施形態に係る分析装置について説明する。本実施形態に係る分析装置は、試薬容器6の第2の容器704の構成以外は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<試薬容器の構成>
図7は、第6の実施形態に係る試薬容器の構成を示す概略図である。本実施形態に係る試薬容器6は、図7に示すように、第2の容器704の側面の最下部に排出口705を備える。
第2の容器704から試薬101を廃棄する際、試薬庫7の回転により試薬101に遠心力がかかり、吸引ポンプ206を設けなくとも、共洗い時や試薬101の廃棄時における第2の容器304内の試薬101の液残りを低減することができる。なお、より効率的に試薬101を廃棄するために、排出口705に吸引ポンプ206を設けてもよい。
<技術的効果>
以上のように、第6の実施形態に係る試薬容器6は、第2の容器704の側面の最下部に排出口705が設けられる。これにより、吸引ポンプ206を設けなくとも、共洗い時や試薬101の廃棄時における第2の容器304内の試薬101の液残りを低減することができ、吸引ポンプ206の設置コストを削減できる。
また、試薬分注ノズル24の使用によりコンタミネーションや希釈が生じた試薬101を第2の容器704から十分に廃棄することができるため、新たに供給した試薬101の純度を保つことができ、分析精度の低下を抑制することができる。
本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記実施形態は本開示を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、第2の実施形態及び第3の実施形態を組み合わせて、試薬容器6の第2の容器が深さに勾配を有し、且つ第1の容器の容積より小さく形成される構成とすることができる。また、第4の実施形態及び第5の実施形態を組み合わせて、試薬容器6の第2の容器が洗浄水流路を有し、且つ重量計を備える構成とすることもできる。さらに、すべての実施形態の第2の容器に、重量計や洗浄水流路を設けてもよい。
各実施形態の変形例として、例えば、試薬101の分注後、試薬101を第2の容器から廃棄した後に、試薬分注ノズル24は、洗浄槽19から洗浄水を吸引して、第2の容器に吐出することで、第2の容器を洗浄してもよい。これにより、試薬分注ノズル24の洗浄と同時に第2の容器を洗浄することができ、分析時間の短縮につながる。
101・・・試薬
1・・・検体収容器
2・・・搬送レール
3・・・検体収容ラック
4、5、70・・・ターンテーブル
6・・・試薬容器
7・・・試薬庫
8・・・検体分注機
9・・・試薬分注機
10・・・反応容器挿入部
11・・・輸送機
12、13、14、27・・・アーム
15・・・ディスポーザブルチップ収容庫
16・・・攪拌装置
17・・・反応容器収容庫
18、19・・・洗浄槽
20・・・検出器
21・・・反応容器
22・・・回動軌跡
24・・・試薬分注ノズル
30、530・・・制御部
201・・・第1の容器
202・・・バルブ
203、205、305、405、505、605、705・・・排出口
204、304、404、504、604、704・・・第2の容器
206、506・・・吸引ポンプ
207、507・・・廃液タンク
208、209・・・開口
510・・・重量計
610・・・洗浄水流路

Claims (12)

  1. 検体及び試薬を反応させる反応容器と、
    前記試薬を収容する試薬容器と、
    前記試薬容器から前記反応容器に前記試薬を分注する試薬分注ノズルと、
    前記反応容器中の前記検体及び前記試薬の反応液を分析する分析機構と、
    前記試薬分注ノズルの駆動を制御する制御部と、
    重量計と、を備え、
    前記試薬容器は、
    開閉可能な第1の排出口を有し、前記試薬を収容する第1の容器と、
    前記第1の排出口から前記試薬が供給される第2の容器と、を有し、
    前記試薬分注ノズルは、前記第2の容器から前記試薬を分注し、
    前記重量計は、前記第2の容器の重量を測定し、前記制御部へ前記重量を出力し、
    前記制御部は、前記第1の排出口の開閉を制御することにより、かつ、前記第2の容器の重量に基づいて、前記第1の容器から前記第2の容器への前記試薬の供給を制御することを特徴とする分析装置。
  2. 請求項1記載の分析装置において、
    前記第2の容器は、開閉可能な第2の排出口を有することを特徴とする分析装置。
  3. 請求項2記載の分析装置において、
    前記第2の容器は、前記試薬が分注された後、前記第2の排出口から前記試薬を廃棄することを特徴とする分析装置。
  4. 請求項1記載の分析装置において、
    前記第2の容器は、深さに勾配を有することを特徴とする分析装置。
  5. 検体及び試薬を反応させる反応容器と、
    前記試薬を収容する試薬容器と、
    前記試薬容器から前記反応容器に前記試薬を分注する試薬分注ノズルと、
    前記反応容器中の前記検体及び前記試薬の反応液を分析する分析機構と、を備える分析装置であって、
    前記試薬容器は、
    開閉可能な第1の排出口を有し、前記試薬を収容する第1の容器と、
    前記第1の排出口から前記試薬が供給される第2の容器と、を有し、
    前記試薬分注ノズルは、前記第2の容器から前記試薬を分注し、
    前記分析装置は、前記第2の容器に洗浄水を供給する流路をさらに備えることを特徴とする分析装置。
  6. 検体及び試薬を反応させる反応容器と、
    前記試薬を収容する試薬容器と、
    前記試薬容器から前記反応容器に前記試薬を分注する試薬分注ノズルと、
    前記反応容器中の前記検体及び前記試薬の反応液を分析する分析機構と、を備える分析装置であって、
    前記試薬容器は、
    開閉可能な第1の排出口を有し、前記試薬を収容する第1の容器と、
    前記第1の排出口から前記試薬が供給され、開閉可能な第2の排出口を有する第2の容器と、を有し、
    前記試薬分注ノズルは、前記第2の容器から前記試薬を分注し、
    前記第2の排出口は、吸引ポンプを有することを特徴とする分析装置。
  7. 試薬を収容し、開閉可能な第1の排出口を底面に有する第1の容器と、
    前記第1の排出口から供給される前記試薬を収容する第2の容器と、を備え、
    前記第1の容器は、前記第2の容器の上に、着脱可能に載置され、
    前記第2の容器は、当該第2の容器から前記試薬を分注する試薬分注ノズルを挿入するための開口部を有することを特徴とする試薬容器。
  8. 請求項7記載の試薬容器において、
    前記第2の容器は、底面あるいは側面に、開閉可能な第2の排出口を有することを特徴とする試薬容器。
  9. 請求項8記載の試薬容器において、
    前記第2の排出口は、前記試薬が分注された後に開くことにより前記試薬を廃棄することを特徴とする試薬容器。
  10. 請求項8記載の試薬容器において、
    前記第2の排出口は、前記第2の容器の底面に設けられ、
    前記第2の容器の底面は、前記第2の排出口に向かって勾配を有することを特徴とする試薬容器。
  11. 請求項7記載の試薬容器において、
    前記第2の容器に洗浄水を供給する流路をさらに備えることを特徴とする試薬容器。
  12. 請求項8記載の試薬容器において、
    前記第2の排出口は、吸引ポンプを有することを特徴とする試薬容器。
JP2018133301A 2018-07-13 2018-07-13 分析装置及び試薬容器 Active JP7125873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018133301A JP7125873B2 (ja) 2018-07-13 2018-07-13 分析装置及び試薬容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018133301A JP7125873B2 (ja) 2018-07-13 2018-07-13 分析装置及び試薬容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020012663A JP2020012663A (ja) 2020-01-23
JP7125873B2 true JP7125873B2 (ja) 2022-08-25

Family

ID=69169824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018133301A Active JP7125873B2 (ja) 2018-07-13 2018-07-13 分析装置及び試薬容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7125873B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7290592B2 (ja) * 2020-03-24 2023-06-13 株式会社日立プラントサービス マイクロリアクタシステム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003139778A (ja) 2001-11-01 2003-05-14 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
US20150048119A1 (en) 2012-05-08 2015-02-19 Roche Diagnostics Operations, Inc. Microfluidic dispenser, cartridge and analysis system for analyzing a biological sample

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63131066A (ja) * 1986-11-20 1988-06-03 Nittec Co Ltd 自動分析装置
JPH03202773A (ja) * 1989-12-29 1991-09-04 Shimadzu Corp 自動分析装置の試薬分注装置
JPH043353U (ja) * 1990-04-25 1992-01-13
JP3609169B2 (ja) * 1995-09-22 2005-01-12 麒麟麦酒株式会社 サンプリング装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003139778A (ja) 2001-11-01 2003-05-14 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
US20150048119A1 (en) 2012-05-08 2015-02-19 Roche Diagnostics Operations, Inc. Microfluidic dispenser, cartridge and analysis system for analyzing a biological sample

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020012663A (ja) 2020-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5744923B2 (ja) 自動分析装置
JP6647288B2 (ja) 自動分析装置及び方法
JP2009042067A (ja) 自動分析装置
JPWO2009001464A1 (ja) 洗浄装置、洗浄ノズルの詰り検知方法及び自動分析装置
JP7125873B2 (ja) 分析装置及び試薬容器
JP5489283B2 (ja) 自動分析装置
JP2002340913A (ja) 自動分析装置
JP2010071897A (ja) 自動分析装置
JP3670503B2 (ja) 分注装置
JP6227441B2 (ja) 分析装置及びその方法
JP4175916B2 (ja) 自動分析装置
EP1335853B1 (en) Sample dispensing with liquid delivery without crossover
JP2011021993A (ja) 自動分析装置およびプローブ洗浄機構
JP2010286420A (ja) 分注ノズルの洗浄方法,自動分析装置、および容器
EP3971583B1 (en) Automatic analyzing device
CN114839139A (zh) 标准试样容器及自动分析装置
JP5203983B2 (ja) 自動分析装置
EP3929592A1 (en) Automated analyzer
JP2004361396A (ja) 遠心機内蔵型分析装置
JP6004398B2 (ja) 自動分析装置
WO2022239431A1 (ja) 自動分析装置
WO2017163567A1 (ja) 溶液吐出装置及び溶液の吐出制御方法
JP2009042025A (ja) 自動分析装置
JP2005291729A (ja) 生化学分析装置
JP2005291727A (ja) 生化学分析装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7125873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150