JP7124718B2 - 重心推定装置 - Google Patents

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本発明は、重心推定装置に関する。
例えば特許文献1には、フォークリフトの操舵車軸として形成されたリヤ側のセンタアクスルボディに固定された撓み力測定装置によってアクスル荷重を検出するという技術が記載されている。撓み力測定装置は、例えばセンタアクスルボディに設けられた測定区分の変形量(撓み)を測定する歪みゲージを有し、測定区分の撓みからアクスル荷重を検出する。
特開2009-175148号公報
上記従来技術では、センタアクスルボディにかかるアクスル荷重を検出することにより、荷役装置であるフォークリフトの重心位置を推定することができる。しかし、上記従来技術において推定される重心位置は、フォークリフトの前後方向の重心位置のみである。また、フォーク(積載部)に荷物が積載された状態のフォークリフトの重心位置を正確に推定するためには、荷物の複数方向の重心位置を推定する必要がある。
本発明の目的は、荷役車両の積載部に荷物が積載された状態において、荷役車両の複数の方向における荷物の重心位置を推定することができる重心推定装置を提供することである。
本発明の一態様は、左右2つの前輪及び後輪を有する走行装置と、走行装置の前側に配置され、マストに取り付けられた積載部を昇降させるリフトシリンダとマストを傾動させるティルトシリンダとを有する荷役装置とを具備する荷役車両に搭載され、積載部に積載された荷物の重心を推定する重心推定装置であって、左右2つの前輪にかかる荷重をそれぞれ検出する2つの荷重検出部と、リフトシリンダの圧力を検出する圧力検出部と、2つの荷重検出部により検出された左右2つの前輪にかかる荷重、圧力検出部により検出されたリフトシリンダの圧力及び荷役車両の構造に関するデータに基づいて、荷役車両の前後方向における荷物の重心推定値を算出する第1重心算出部と、2つの荷重検出部により検出された左右2つの前輪にかかる荷重及び荷役車両の構造に関するデータに基づいて、荷役車両の左右方向における荷物の重心推定値を算出する第2重心算出部とを備える。
このような重心推定装置においては、左右2つの前輪にかかる荷重とリフトシリンダの圧力とを検出し、左右2つの前輪にかかる荷重、リフトシリンダの圧力及び荷役車両の構造に関するデータに基づいて、荷役車両の前後方向における荷物の重心推定値を算出すると共に、左右2つの前輪にかかる荷重及び荷役車両の構造に関するデータに基づいて、荷役車両の左右方向における荷物の重心推定値を算出する。これにより、積載部に荷物が積載された状態において、荷役車両の前後方向及び左右方向における荷物の重心位置を推定することができる。
第1重心算出部は、左右2つの前輪にかかる荷重、リフトシリンダの圧力及び荷役車両の構造に関するデータに基づき、荷役車両の前後方向における荷役車両の全体の重心に関する一次方程式を用いて、荷役車両の前後方向における荷物の重心推定値を算出してもよい。このような構成では、マストが地面に対して垂直に立っていると仮定し、荷役車両の前後方向における荷役車両の全体の重心に関する一次方程式を用いて、荷役車両の前後方向における荷物の重心推定値を算出することにより、荷役車両の前後方向における荷物の重心位置を確実に推定することができる。
重心推定装置は、マストの傾動角を検出する角度検出部と、積載部の高さを検出する高さ検出部とを更に備え、第1重心算出部は、2つの荷重検出部により検出された左右2つの前輪にかかる荷重、圧力検出部により検出されたリフトシリンダの圧力、角度検出部により検出されたマストの傾動角、高さ検出部により検出された積載部の高さ及び荷役車両の構造に関するデータに基づいて、荷役車両の前後方向及び高さ方向における荷物の重心推定値を算出してもよい。このような構成では、左右2つの前輪にかかる荷重、リフトシリンダの圧力、マストの傾動角、積載部の高さ及び荷役車両の構造に関するデータに基づいて、荷役車両の前後方向及び高さ方向における荷物の重心推定値を算出することにより、積載部に荷物が積載された状態において、荷役車両の前後方向、左右方向及び高さ方向における荷物の重心位置を推定することができる。
第1重心算出部は、左右2つの前輪にかかる荷重、リフトシリンダの圧力、マストの傾動角、積載部の高さ及び荷役車両の構造に関するデータに基づき、荷役車両の前後方向における荷役車両の全体の重心に関する一次方程式を用いて、荷役車両の前後方向及び高さ方向における荷物の重心推定値を算出してもよい。このような構成では、マストの傾動角が異なる複数の状態について、荷役車両の前後方向における荷役車両の全体の重心に関する一次方程式を用いて、荷役車両の前後方向及び高さ方向における荷物の重心推定値を算出することにより、荷役車両の前後方向及び高さ方向における荷物の重心位置を確実に推定することができる。
第1重心算出部は、左右2つの前輪にかかる荷重、リフトシリンダの圧力、マストの傾動角、積載部の高さ及び荷役車両の構造に関するデータに基づき、マストの傾動角が異なる2つの状態における一次方程式の係数をそれぞれ求め、2つの状態における一次方程式の連立方程式を解くことにより、荷役車両の前後方向及び高さ方向における荷物の重心推定値を算出してもよい。このような構成では、マストの傾動角が異なる2つの状態における一次方程式の連立方程式を使用するので、荷役車両の前後方向及び高さ方向における荷物の重心推定値を簡単に算出することができる。
第2重心算出部は、左右2つの前輪にかかる荷重及び左右2つの前輪のトレッド幅に基づいて、荷役車両の左右方向における荷物の重心推定値を算出してもよい。このような構成では、左右2つの前輪にかかる荷重及び左右2つの前輪のトレッド幅に基づいて、荷役車両の左右方向における荷物の重心推定値を算出することにより、荷役車両の左右方向における荷物の重心位置を簡単に且つ確実に推定することができる。
本発明によれば、荷役車両の積載部に荷物が積載された状態において、荷役車両の複数の方向における荷物の重心位置を推定することができる。
本発明の一実施形態に係る重心推定装置を備えた荷役車両としてフォークリフトを示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係る重心推定装置を有する車両制御装置の構成を示すブロック図である。 前輪及び後輪の位置関係を荷物の左右方向の重心推定値と共に示す概念図である。 図2に示された第1重心算出部により実行される重心算出処理の手順を示すフローチャートである。 荷物の前後方向及び高さ方向の重心推定値を算出する際の荷役装置の各構成部品の位置関係を示す概念図である。 図2に示された制御部により実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る重心推定装置を有する車両制御装置の構成を示すブロック図である。 図7に示された第1重心算出部により実行される重心算出処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る重心推定装置を備えた荷役車両としてフォークリフトを示す側面図である。図1において、本実施形態に係る荷役車両であるフォークリフト1は、カウンター式のフォークリフトである。フォークリフト1は、走行装置2と、この走行装置2の前側に配置され、荷物Wの揚げ降ろしを行う荷役装置3とを具備している。
走行装置2は、車体4と、この車体4の前部に配置された左右2つの駆動輪である前輪5と、車体4の後部に配置された左右2つの操舵輪である後輪6と、前輪5を回転させる走行モータ7と、後述する油圧駆動ユニット23(図2参照)の油圧ポンプ(図示せず)を回転駆動させる荷役モータ8と、走行モータ7及び荷役モータ8に電力を供給するバッテリ9とを有している。
荷役装置3は、車体4の前端部にマストサポート10(図5参照)を介して回動可能に連結されている。荷役装置3は、車体4の前端部に立設されたマスト11と、このマスト11にリフトブラケット12を介して取り付けられ、荷物Wが積載される1対のフォーク13(積載部)と、このフォーク13を昇降させるリフトシリンダ14と、マスト11を傾動させるティルトシリンダ15とを有している。リフトシリンダ14及びティルトシリンダ15は、油圧駆動ユニット23(後述)により駆動される。
図2は、本発明の第1実施形態に係る重心推定装置を有する車両制御装置の構成を示すブロック図である。図2において、車両制御装置16は、フォークリフト1に搭載されている。車両制御装置16は、2つの荷重センサ17と、圧力センサ18と、角度センサ19と、距離センサ20と、電子制御ユニット21(ECU:Electronic Control Unit)と、表示器22と、上記の走行モータ7と、油圧駆動ユニット23とを備えている。
荷重センサ17は、図3に示されるように、左右2つの前輪5(左前輪5A及び右前輪5B)にかかる荷重をそれぞれ検出する荷重検出部を構成する。左前輪5A及び右前輪5Bには、前輪軸24がフレーム25を介して接続されている。荷重センサ17は、左前輪5A及び右前輪5Bのフレーム25にそれぞれ取り付けられている。
荷重センサ17としては、前輪5にかかる荷重を直接計測することが可能なセンサを用いてもよいし、前輪5にかかる歪みを計測する歪みゲージを用いてもよい。歪みゲージを用いる場合には、前輪5にかかる撓みと前輪5にかかる荷重との相関関係を予め測定し、その相関データを記憶部28(後述)に保存しておく。
なお、図3に示されるように、左右2つの後輪6(左後輪6A及び右後輪6B)には、後輪軸26がフレーム27を介して接続されている。前輪軸24の両端部及び後輪軸26の中央部は、車体4に支持されている。
圧力センサ18は、リフトシリンダ14の圧力を検出する圧力検出部を構成する。具体的には、圧力センサ18は、リフトシリンダ14のボトム側の圧力を検出する。
角度センサ19は、マスト11の傾動角(ティルト角)を検出する角度検出部を構成する。距離センサ20は、地面からフォーク13までの距離を検出することにより、フォーク13の高さ(荷役高さ)を検出する高さ検出部を構成する。
表示器22は、許容するティルト角及び荷役高さ等の情報を表示すると共に、荷物Wの重心に関する警告表示を行う。
油圧駆動ユニット23は、特に図示はしないが、リフトシリンダ14及びティルトシリンダ15に作動油を供給する油圧ポンプと、油圧ポンプとリフトシリンダ14との間に配置されたリフトバルブと、油圧ポンプとティルトシリンダ15との間に配置されたティルトバルブとを有している。
電子制御ユニット21は、CPU、RAM、ROM及び入出力インターフェース等からなるマイコンにより構成されている。電子制御ユニット21は、記憶部28と、第1重心算出部29と、第2重心算出部30と、制御部31とを有している。
記憶部28には、フォークリフト1の構造に関するデータと、荷物Wの重心の推定演算を行うための計算式とが記憶されている。フォークリフト1の構造としては、例えば走行装置2の寸法及び重量等、マスト11、フォーク13及びリフトシリンダ14等といった荷役装置3の各構成部品の寸法、重量及び位置等、フォークリフト1及び荷役装置3の重心等が挙げられる。
第1重心算出部29は、2つの荷重センサ17により検出された左前輪5A及び右前輪5Bにかかる荷重、圧力センサ18により検出されたリフトシリンダ14の圧力、角度センサ19により検出されたマスト11の傾動角、距離センサ20により検出されたフォーク13の高さ及びフォークリフト1の構造に関するデータに基づいて、フォークリフト1の前後方向及び高さ方向における荷物Wの重心推定値を算出する。
このとき、第1重心算出部29は、左前輪5A及び右前輪5Bにかかる荷重、リフトシリンダ14の圧力、マスト11の傾動角、フォーク13の高さ及びフォークリフト1の構造に関するデータに基づき、フォークリフト1の前後方向におけるフォークリフト1の全体の重心に関する一次方程式を用いて、フォークリフト1の前後方向及び高さ方向における荷物Wの重心推定値を算出する。
図4は、第1重心算出部29により実行される重心算出処理の手順を示すフローチャートである。なお、本処理は、フォークリフト1の始動スイッチがONされた後、例えば所定時間毎に実行される。
図4において、第1重心算出部29は、まず左前輪5A及び右前輪5Bにかかる荷重、リフトシリンダ14の圧力、マスト11の傾動角(ティルト角)、フォーク13の高さ(荷役高さ)及びフォークリフト1の構造に関するデータに基づいて、フォークリフト1の前後方向におけるフォークリフト1の全体の重心に関する一次方程式を生成する(手順S101)。フォークリフト1の全体の重心に関する一次方程式の生成方法は、以下の通りである。
即ち、まず前輪軸24にかかる荷重Wfは、下記式で表される。
Wf=Wfr+Wfl …(1)
Wfr:右前輪5Bにかかる荷重
Wfl:左前輪5Aにかかる荷重
また、後輪軸26にかかる荷重Wrは、下記式で表される。
Wr=(Mw+Mm+Mv)*g-Wf=(Mw+Mm+Mv)*g-(Wfr+Wfl) …(2)
Mw:荷物Wの重量
Mm:荷役装置3の重量
Mv:フォークリフト1の重量
g:重力加速度
荷物Wの重量Mwは、リフトシリンダ14の圧力、リフトシリンダ14の本数及びリフトシリンダ14の受圧面積から算出される。リフトシリンダ14の受圧面積は、既知の値である。また、荷役装置3の重量Mm及びフォークリフト1の重量Mvは、既知の値である。
ここで、マスト11の回動中心であるマストサポート10(図5参照)を原点とし、マスト11が地面に対して垂直に立った状態(ティルト角が0度の状態)を基本姿勢とした際、フォークリフト1の前後方向をX軸方向、フォークリフト1の左右方向をY軸方向、フォークリフト1の高さ方向をZ軸方向と定義すると、フォークリフト1全体の重心位置のX座標Xallは、下記式で表される。
Xall=Lwheel*({(Mw+Mm+Mv)-(Wfr+Wfl)/g}/(Mw+Mm+Mv)) …(3)
Lwheelは、図3に示されるように、フォークリフト1のホイールベースである。ホイールベースLwheelは、前輪軸24と後輪軸26との距離である。
一方、合成重心の公式から、フォークリフト1全体の重心位置のX座標Xallは、下記式でも表すことができる。
Xall=(Xw*Mw+Xm*Mm+Xv*Mv)/(Mw+Mm+Mv) …(4)
Xw:荷物Wの重心位置のX座標
Xm:荷役装置3の重心位置のX座標
Xv:フォークリフト1の重心位置のX座標
(3)式及び(4)式を連立させ、Xwについて解くと、下記式となる。
Xw=(Lwheel/Mw)*({(Mw+Mm+Mv)-(Wfr+Wfl)/g}-(Xm*Mm+Xv*Mv) …(5)
また、マスト11が垂直に立っている状態から傾動した後の荷物Wの重心位置のX座標Xwは、下記式で表される。
Xw=X*cosθ-Z*sinθ
=(Xoh+Xlc-Xoffset)*cosθ-(Height+Zwini-Rft-Zoffset)*sinθ …(6)
図5に示されるように、Xohは、前輪5の中心からバックレスト12Aの前端面までのX座標距離である。Xlcは、バックレスト12Aの前端面から荷物Wの中心(重心)までのX座標距離である。Xoffsetは、前輪5の中心からマストサポート10までのX座標距離である。Heightは、地面からフォーク13の積載面までのZ座標距離(荷役高さ)である。Zwiniは、フォーク13の積載面から荷物Wの中心までのZ座標距離である。Rftは、前輪5のタイヤ半径である。Zoffsetは、前輪5の中心からマストサポート10までのZ座標距離である。また、θは、ティルト角である。
(5)式及び(6)式により、下記式が得られる。
(Lwheel/Mw)*({(Mw+Mm+Mv)-(Wfr+Wfl)/g}-(Xm*Mm+Xv*Mv)=(Xoh+Xlc-Xoffset)*cosθ-(Height+Zwini-Rft-Zoffset)*sinθ …(7)
(7)式は、未知数が2つの一次方程式である。未知数は、Xlc及びZwiniである。(7)式をaX+bZ+c=0(X,Zが未知数)の形式に変形すると、下記式で表される。
Xlc*cosθ-Zwini*sinθ+(Xoh-Xoffset)*cosθ-(Height-Rft-Zoffset)*sinθ-[(Lwheel/Mw)*({(Mw+Mm+Mv)-(Wfr+Wfl)/g}-(Xm*Mm+Xv*Mv)]=0 …(8)
a=cosθ
b=-sinθ
c=(Xoh-Xoffset)*cosθ-(Height-Rft-Zoffset)*sinθ-[(Lwheel/Mw)*({(Mw+Mm+Mv)-(Wfr+Wfl)/g}-(Xm*Mm+Xv*Mv)]
(8)式は、フォークリフト1の前後方向におけるフォークリフト1の全体の重心に関する一次方程式である。a,b,cは、その一次方程式の係数である。なお、(8)式及び係数a,b,cの計算式は、記憶部28に予め記憶されている。θは、角度センサ19により得られる。Wfl、Wfrは、荷重センサ17により得られる。Mwは、圧力センサ18により得られる。Heightは、距離センサ20により得られる。Xoh、Xoffset、Rft、Zoffset、Lwheel、Mm、Mv、Xm、Xvは、フォークリフト1の構造に関するデータとして記憶部28に予め記憶されている。
フォークリフト1の重心Xvとしては、ティルト角θに依存せず、測定値または設計時データである既知の値がそのまま利用される。荷役装置3の合成重心Xmとしては、荷役高さ、フリーリフト量及び荷役高さに依存した構成部品毎の高さ移動量、構成部品単体の初期重心を考慮して、重心の合成公式及び回転公式により算出されるが、測定値または設計時データである既知の値が利用される。
第1重心算出部29は、手順S101を実行した後、ティルト角が異なる2つの状態における一次方程式の係数a,b,cを求める(手順S102)。このとき、1状態目の係数をa1,b1,c1とし、2状態目の係数をa2,b2,c2とする。
続いて、第1重心算出部29は、ティルト角が異なる2つの状態における一次方程式の係数a,b,cを用いて、フォークリフト1の前後方向及び高さ方向における荷物Wの重心推定値を算出する(手順S103)。
フォークリフト1の前後方向における荷物Wの重心推定値(以下、荷物Wの前後方向の重心推定値)は、バックレスト12Aの前端面からのX座標距離Xlcとして算出される。フォークリフト1の高さ方向における荷物Wの重心推定値(以下、荷物Wの高さ方向の重心推定値)は、フォーク13の積載面からのZ座標距離Zwiniとして算出される。具体的には、下記の2つの連立方程式を解くことにより、Xlc及びZwiniが算出される。
a1*Xlc+b1*Zwini+c1=0
a2*Xlc+b2*Zwini+c2=0
図2に戻り、第2重心算出部30は、2つの荷重センサ17により検出された左前輪5A及び右前輪5Bにかかる荷重及びフォークリフト1の構造に関するデータに基づいて、フォークリフト1の左右方向における荷物Wの重心推定値(以下、荷物Wの左右方向の重心推定値)を算出する。
上記の(1)式を参照して、荷物Wの左右方向の重心位置は、左右2つの前輪5のトレッド幅Wtredの逆比となる。トレッド幅Wtredは、図3に示されるように、左前輪5A及び右前輪5Bの中心線の間の距離である。従って、前輪軸24の左右方向の中心を原点Oとすると、荷物Wの左右方向の重心推定値Yは、下記式で表される。
Y=Wtred×{Wfl/(Wfl+Wfr)}-(Wtred/2)
Wfl、Wfrは、荷重センサ17により得られる。Wtredは、フォークリフト1の構造に関するデータとして記憶部28に予め記憶されている。
制御部31は、第1重心算出部29により算出された荷物Wの前後方向及び高さ方向の重心推定値と第2重心算出部30により算出された荷物Wの左右方向の重心推定値とに基づいて、表示器22、走行モータ7及び油圧駆動ユニット23を制御する。
図6は、制御部31により実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。なお、本処理も、フォークリフト1の始動スイッチがONされた後、例えば所定時間毎に実行される。
図6において、制御部31は、まず第1重心算出部29により算出された荷物Wの重量と、第1重心算出部29により算出された荷物Wの前後方向及び高さ方向の重心推定値と、第2重心算出部30により算出された荷物Wの左右方向の重心推定値とを取得する(手順S201)。
続いて、制御部31は、予め用意された荷重表を用いて、荷物Wの前後方向、左右方向及び高さ方向の重心許容値を算出する(手順S202)。荷物Wの前後方向の重心許容値は、荷物Wの重量Mw及び荷物Wの前後方向の重心推定値Xlcから算出される。荷物Wの左右方向の重心許容値は、荷物Wの重量Mw及び荷物Wの左右方向の重心推定値Yから算出される。荷物Wの高さ方向の重心許容値は、荷物Wの重量Mw及び荷物Wの高さ方向の重心推定値Zwiniから算出される。
続いて、制御部31は、荷物Wの前後方向、左右方向及び高さ方向の重心推定値が何れも重心許容値×Kよりも小さいかどうかを判断する(手順S203)。Kは、1よりも小さい定数である。制御部31は、手順S203の条件を満足するときは、許容する荷役高さ及びティルト角を表示器22に表示させる(手順S204)。
制御部31は、手順S203の条件を満足しないときは、荷物Wの前後方向、左右方向及び高さ方向の重心推定値の何れかが重心許容値×K以上であり且つ重心許容値よりも小さいかどうかを判断する(手順S205)。
制御部31は、手順S205の条件を満足するときは、許容する荷役高さ及びティルト角を表示器22に表示させる(手順S206)。そして、制御部31は、荷物Wの重心推定値が重心許容値に近い状態である旨を表示器22に警告表示させる(手順S207)。このとき、制御部31は、表示器22に警告音を発生させてもよい。
また、制御部31は、荷役及び走行に対する制限を行うように走行モータ7及び油圧駆動ユニット23を制御する(手順S208)。例えば、制御部31は、加速時の走行加速度、減速時の走行減速度、及び旋回時の走行速度を制限するように走行モータ7を制御する。また、制御部31は、荷物上昇時の加速度及び減速度、荷物下降時の加速度及び減速度、マスト11の前傾時及び後傾時の加速度及び減速度、及び荷物上昇時の荷役高さを制限するように油圧駆動ユニット23を制御する。
制御部31は、手順S205の条件を満足しないとき、具体的には、荷物Wの前後方向、左右方向及び高さ方向の重心推定値の何れかが重心許容値以上であると判断したときは、許容する荷役高さ及びティルト角を表示器に表示させる(手順S209)。そして、制御部31は、荷物Wの重心推定値が重心許容値を超えている旨を表示器22に警告表示させる(手順S210)。このとき、制御部31は、手順S207の実行時よりも大きな警告音を表示器22に発生させてもよい。
また、制御部31は、荷役及び走行に対する制限を行うように走行モータ7及び油圧駆動ユニット23を制御する(手順S211)。例えば、制御部31は、前進及び後進を禁止するように走行モータ7を制御する。また、制御部31は、荷物Wの上昇動作及びマスト11の前傾動作を禁止したり、荷物下降時の加速度及び減速度を制限するように油圧駆動ユニット23を制御する。
なお、制御部31は、上記の手順S203では、荷物Wの前後方向、左右方向及び高さ方向の重心推定値の何れかが重心許容値×Kよりも小さいかどうかを判断してもよい。
以上において、2つの荷重センサ17、圧力センサ18、角度センサ19、距離センサ20、電子制御ユニット21の記憶部28、第1重心算出部29及び第2重心算出部30は、本実施形態の重心推定装置32を構成している。
以上のように本実施形態にあっては、左右2つの前輪5にかかる荷重とリフトシリンダ14の圧力とマスト11の傾動角とフォーク13の高さとを検出し、左右2つの前輪5にかかる荷重、リフトシリンダ14の圧力、マスト11の傾動角、フォーク13の高さ及びフォークリフト1の構造に関するデータに基づいて、フォークリフト1の前後方向及び高さ方向における荷物Wの重心推定値を算出すると共に、左右2つの前輪5にかかる荷重及びフォークリフト1の構造に関するデータに基づいて、フォークリフト1の左右方向における荷物Wの重心推定値を算出する。これにより、フォーク13に荷物Wが積載された状態において、フォークリフト1の前後方向、左右方向及び高さ方向における荷物Wの重心位置を推定することができる。従って、荷物Wの重心位置を高精度に推定することができる。
また、本実施形態では、マスト11の傾動角が異なる複数の状態について、フォークリフト1の前後方向におけるフォークリフト1の全体の重心に関する一次方程式を用いて、フォークリフト1の前後方向及び高さ方向における荷物Wの重心推定値を算出することにより、フォークリフト1の前後方向及び高さ方向における荷物Wの重心位置を確実に推定することができる。
また、本実施形態では、マスト11の傾動角が異なる2つの状態における一次方程式の連立方程式を使用するので、フォークリフト1の前後方向及び高さ方向における荷物Wの重心推定値を簡単に算出することができる。
また、本実施形態では、左右2つの前輪5にかかる荷重及び左右2つの前輪5のトレッド幅に基づいて、フォークリフト1の左右方向における荷物Wの重心推定値を算出することにより、フォークリフト1の左右方向における荷物Wの重心位置を簡単に且つ確実に推定することができる。
図7は、本発明の第2実施形態に係る重心推定装置を有する車両制御装置の構成を示すブロック図である。図7において、車両制御装置16は、角度センサ19及び距離センサ20を備えていない点で、上記の第1実施形態と異なっている。
電子制御ユニット21は、上記の第1実施形態と同様に、記憶部28、第1重心算出部29、第2重心算出部30及び制御部31を有している。記憶部28及び第2重心算出部30の機能については、上記の第1実施形態と同様である。
第1重心算出部29は、2つの荷重センサ17により検出された左前輪5A及び右前輪5Bにかかる荷重、圧力センサ18により検出されたリフトシリンダ14の圧力及びフォークリフト1の構造に関するデータに基づいて、フォークリフト1の前後方向における荷物Wの重心推定値を算出する。
図8は、第1重心算出部29により実行される重心算出処理の手順を示すフローチャートであり、図4に対応する図である。
図8において、第1重心算出部29は、まず左前輪5A及び右前輪5Bにかかる荷重、リフトシリンダ14の圧力及びフォークリフト1の構造に関するデータに基づいて、フォークリフト1の前後方向におけるフォークリフト1の全体の重心に関する一次方程式を生成する(手順S111)。フォークリフト1の全体の重心に関する一次方程式の生成方法は、以下の通りである。
即ち、マスト11が地面に対して垂直に立った状態では、cosθ=1であり、sinθ=0である。このため、上記の(8)式は、下記式のように簡略化される。
Xlc+(Xoh-Xoffset)-[(Lwheel/Mw)*({(Mw+Mm+Mv)-(Wfr+Wfl)/g}-(Xm*Mm+Xv*Mv)]=0 …(9)
(9)式は、フォークリフト1の前後方向におけるフォークリフト1の全体の重心に関する一次方程式である。Wfl、Wfrは、荷重センサ17により得られる。Mwは、圧力センサ18により得られる。Xoh、Xoffset、Lwheel、Mm、Mv、Xm、Xvは、フォークリフト1の構造に関するデータとして記憶部28に予め記憶されている。
続いて、第1重心算出部29は、(9)式を用いて、フォークリフト1の前後方向における荷物Wの重心推定値(荷物Wの前後方向の重心推定値)を算出する(手順S112)。荷物Wの前後方向の重心推定値は、バックレスト12Aの前端面からのX座標距離Xlcとして算出される。具体的には、(9)式をXlcについて整理すると、下記式のようになる。
Xlc=[(Lwheel/Mw)*({(Mw+Mm+Mv)-(Wfr+Wfl)/g}-(Xm*Mm+Xv*Mv)]-(Xoh-Xoffset)
図7に戻り、制御部31は、第1重心算出部29により算出された荷物Wの前後方向の重心推定値と第2重心算出部30により算出された荷物Wの左右方向の重心推定値とに基づいて、表示器22、走行モータ7及び油圧駆動ユニット23を制御する。
制御部31により実行される制御処理の手順については、特に図示はしないが、制御部31は、荷物Wの前後方向及び左右方向の重心許容値(前述)を用い、荷物Wの前後方向及び左右方向の重心推定値を重心許容値×K及び重心許容値と比較し、その結果に応じて表示器22、走行モータ7及び油圧駆動ユニット23を制御する。
以上において、2つの荷重センサ17、圧力センサ18、電子制御ユニット21の記憶部28、第1重心算出部29及び第2重心算出部30は、本実施形態の重心推定装置40を構成している。
このような本実施形態においては、左右2つの前輪5にかかる荷重とリフトシリンダ14の圧力とを検出し、左右2つの前輪5にかかる荷重、リフトシリンダ14の圧力及びフォークリフト1の構造に関するデータに基づいて、フォークリフト1の前後方向における荷物Wの重心推定値を算出すると共に、左右2つの前輪5にかかる荷重及びフォークリフト1の構造に関するデータに基づいて、フォークリフト1の左右方向における荷物Wの重心推定値を算出する。これにより、フォーク13に荷物Wが積載された状態において、フォークリフト1の前後方向及び左右方向における荷物Wの重心位置を推定することができる。
また、本実施形態では、マスト11が地面に対して垂直に立っていると仮定し、フォークリフト1の前後方向におけるフォークリフト1の全体の重心に関する一次方程式を用いて、フォークリフト1の前後方向における荷物Wの重心推定値を算出することにより、フォークリフト1の前後方向における荷物Wの重心位置を確実に推定することができる。また、第1重心算出部29はフォークリフト1の前後方向における荷物Wの重心位置のみを推定するので、第1重心算出部29による荷物Wの重心の推定演算時間を短縮することができる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記実施形態では、荷物Wの前後方向の重心推定値として、バックレスト12Aの前端面から荷物Wの重心までのX座標距離Xlcを用い、荷物Wの高さ方向の重心推定値として、フォーク13の積載面から荷物Wの重心までのZ座標距離Zwiniを用いているが、特にその形態には限られない。例えば、荷物Wの前後方向の重心推定値を、マストサポート10から荷物Wの重心までのX座標距離とし、荷物Wの高さ方向の重心推定値を、マストサポート10から荷物Wの重心までのZ座標距離としてもよい。
また、上記実施形態の重心推定装置は、走行モータ7により駆動輪である前輪5が回転するバッテリ式のフォークリフト1に適用されているが、本発明は、エンジンにより駆動輪が回転するエンジン式のフォークリフトにも適用可能である。
また、上記実施形態の重心推定装置は、左右2つの前輪5と左右2つの後輪6とを有するフォークリフト1に適用されているが、本発明は、左右2つの前輪と1つの後輪とを有する3輪式のフォークリフトにも適用可能である。
また、上記実施形態の重心推定装置は、荷物Wが積載されるフォーク13を具備したフォークリフト1に搭載されているが、本発明は、荷物Wが積載される他のアタッチメントを具備したフォークリフト等の荷役車両にも適用可能である。
1…フォークリフト(荷役車両)、2…走行装置、3…荷役装置、5…前輪、6…後輪、11…マスト、13…フォーク(積載部)、14…リフトシリンダ、15…ティルトシリンダ、17…荷重センサ(荷重検出部)、18…圧力センサ(圧力検出部)、19…角度センサ(角度検出部)、20…距離センサ(高さ検出部)、29…第1重心算出部、30…第2重心算出部、32…重心推定装置、40…重心推定装置、W…荷物。

Claims (4)

  1. 左右2つの前輪及び後輪を有する走行装置と、前記走行装置の前側に配置され、マストに取り付けられた積載部を昇降させるリフトシリンダと前記マストを傾動させるティルトシリンダとを有する荷役装置とを具備する荷役車両に搭載され、前記積載部に積載された荷物の重心を推定する重心推定装置であって、
    前記左右2つの前輪にかかる荷重をそれぞれ検出する2つの荷重検出部と、
    前記リフトシリンダの圧力を検出する圧力検出部と、
    前記マストの傾動角を検出する角度検出部と、
    前記積載部の高さを検出する高さ検出部と、
    前記2つの荷重検出部により検出された前記左右2つの前輪にかかる荷重、前記圧力検出部により検出された前記リフトシリンダの圧力、前記角度検出部により検出された前記マストの傾動角、前記高さ検出部により検出された前記積載部の高さ及び前記荷役車両の構造に関するデータに基づいて、前記荷役車両の前後方向及び高さ方向における前記荷物の重心推定値を算出する第1重心算出部と、
    前記2つの荷重検出部により検出された前記左右2つの前輪にかかる荷重及び前記荷役車両の構造に関するデータに基づいて、前記荷役車両の左右方向における前記荷物の重心推定値を算出する第2重心算出部とを備える重心推定装置。
  2. 前記第1重心算出部は、前記左右2つの前輪にかかる荷重、前記リフトシリンダの圧力、前記マストの傾動角、前記積載部の高さ及び前記荷役車両の構造に関するデータに基づき、前記荷役車両の前後方向における前記荷役車両の全体の重心に関する一次方程式を用いて、前記荷役車両の前後方向及び高さ方向における前記荷物の重心推定値を算出する請求項記載の重心推定装置。
  3. 前記第1重心算出部は、前記左右2つの前輪にかかる荷重、前記リフトシリンダの圧力、前記マストの傾動角、前記積載部の高さ及び前記荷役車両の構造に関するデータに基づき、前記マストの傾動角が異なる2つの状態における前記一次方程式の係数をそれぞれ求め、前記2つの状態における一次方程式の連立方程式を解くことにより、前記荷役車両の前後方向及び高さ方向における前記荷物の重心推定値を算出する請求項記載の重心推定装置。
  4. 前記第2重心算出部は、前記左右2つの前輪にかかる荷重及び前記左右2つの前輪のトレッド幅に基づいて、前記荷役車両の左右方向における前記荷物の重心推定値を算出する請求項1~の何れか一項記載の重心推定装置。
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