JP7124446B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに関する。
昨今の自動二輪車のエンジンにおいては、より小型化が求められており、エンジンの全高を低くするためにシリンダの位置を下げることが考えられる。例えば、特許文献1に記載のエンジンでは、アッパケースとロアケースとを備えた上下2分割式のクランクケースが採用されている。アッパケースの一部は、ピストンが摺動可能なシリンダ室が形成されたシリンダーブロックを構成し、シリンダーブロックの下端部は、クランク室内に突出している。また、クランクケースの下端部には、オイルを貯留するオイルパンが取り付けられている。
特開2010-59929号公報
ところで、エンジンの全高を下げる目的で、シリンダ下部がクランクケース内に突出するまでシリンダ位置を下げると、シリンダ下端とオイルパン内の油面との距離がより近くなる。このため、ピストン下降時のピストン背面の空気の移動(ピストンのポンピング)による油面変動が大きくなる。この結果、(1)オイルが吸入できなくなり、潤滑不良になる、(2)クランクシャフトがオイルを撹拌する抵抗となりフリクションロスが増大し、出力低減や燃費悪化が起こる、(3)クランクシャフトがオイルを撹拌することで空気がオイルに混ざり(エアレーション)、所定の潤滑性能を発揮できなくなる、という問題が発生し得る。
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、ピストンのポンピングに伴う油面変動を抑制することができるエンジンを提供することを目的とする。
本発明の一態様のエンジンは、クランクシャフトを収容するクランク室が形成されたクランクケースと、前記クランクケースに取り付けられるシリンダブロックと、ピストンに対する摺動面が形成されたシリンダと、を備え、前記クランクケースは、前記クランク室を形成する隔壁を有し、前記シリンダの下端は、前記シリンダブロックの下端よりも前記クランク室側に突出し、前記クランクシャフトの軸方向からみた前記シリンダの側面には、前記シリンダの内部と外部とを連通する連通孔が形成され、前記隔壁には、前記連通孔と連通する開口が形成され、前記連通孔は、前記シリンダの厚み方向に貫通する貫通穴によって形成され、前記シリンダの軸方向に対して交差する方向で少なくとも2つ並んで前記貫通穴が形成され、前記開口は、前記貫通穴よりも大きく形成されることを特徴とする。本発明の別の態様のエンジンでは、前記貫通穴の軸方向は、前記シリンダの厚み方向に対して外側に向かうに従って下方に傾斜することを特徴とする。本発明の更に別の態様のエンジンでは、前記隔壁は、少なくとも2つ並ぶ前記貫通穴に対応して前記開口を少なくとも2つに仕切る柱部を有し、前記柱部にオイル通路が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、ピストンのポンピングに伴う油面変動を抑制することができる。
本実施の形態に係るエンジンの左側面図である。 図1に示すエンジンをA-A線に沿って切断した断面図である。 図1に示すエンジンにおいて、カムチェーン室及びクラッチ室を左右に切断した断面図である。 図1に示すエンジンをシリンダの中心軸線を含む鉛直平面に沿って左右に切断した断面図である。 第2実施形態に係るエンジンの内部構造を示す模式図である。 比較例に係るエンジンの断面模式図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明を自動二輪車のエンジンに適用した例について説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。例えば、本発明をバギータイプの車両等、他のタイプの車両(鞍乗型車両)に適用してもよい。また、方向について、車両前方(車両進行方向)を矢印FR、車両後方を矢印RE、車両上方を矢印UP、車両下方を矢印LO、車両左方を矢印L、車両右方を矢印Rでそれぞれ示す。また、以下の各図では、説明の便宜上、一部の構成を省略している。
先ず、図1及び図2を参照して、本実施の形態に係るエンジンの概略構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るエンジンの左側面図である。図2は、図1に示すエンジンをA-A線に沿って切断した断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係るエンジン1は、単気筒エンジンであり、クランクケース10と、クランクケース10の上部に取り付けられるシリンダブロック11と、シリンダブロック11の上部に取り付けられるシリンダヘッド12と、シリンダヘッド12の上部に取り付けられるシリンダヘッドカバー13と、によって構成される。
クランクケース10は、左右割のケースで構成され、クランクシャフト20等の各種軸を収容するクランク室S1を形成する。クランクシャフト20は、車幅方向(左右方向)に中心軸(回転軸)を有する。具体的にクランクシャフト20は、クランクピン21と、クランクピン21の両側に設けられた左右一対のクランクウェブ22と、クランクピン21から偏心した位置で各クランクウェブ22から側方に突出する左右一対のメインジャーナル23と、を有する。クランクウェブ22には、メインジャーナル23に関してクランクピン21と反対側に突出したウェイト部24が一体に形成されている。
左右のメインジャーナル23は同軸上に位置し、クランクシャフト20の回転軸を構成する。各メインジャーナル23は、後述する隔壁に形成される軸受部30、40にベアリング18を介して支持される。また、特に図示はしないが、左側のメインジャーナル23の端部にはマグネトが設けられ、右側のメインジャーナル23の端部にはプライマリドライブギヤが設けられる。
クランクシャフト20の前方には、バランサシャフト25が配置される。バランサシャフト25には、バランサ(不図示)が設けられる。クランクシャフト20の後上方には、カウンタシャフト26が配置される。カウンタシャフト26にはクラッチ及び変速用の各種ギヤ(共に不図示)が設けられ、クラッチがカウンタシャフト26の右端に設けられる。カウンタシャフト26の後下方には、ドライブシャフト27が設けられる。ドライブシャフト27には、変速用の各種ギヤ(不図示)が設けられる。カウンタシャフト26及びドライブシャフト27の各種ギヤの組み合わせを切り替えることで、変速が可能となる。
クランク室S1は、複数の隔壁によって形成される。具体的に隔壁は、クランクケース10の左側においてクランク室S1とマグネト室S2とを仕切る第1隔壁3と、クランクケース10の右側においてクランク室S1とクラッチ室S3とを仕切る第2隔壁4と、を有する。また、クランク室S1の下方空間は、所定量のオイルが貯留されるオイル室(オイルパン)を構成する。
マグネトは、第1隔壁3の左側に形成されるマグネト室S2に収容され、マグネト室S2は、クランクケース10の左側に取り付けられるマグネトカバー(不図示)によって塞がれる。プライマリドライブギヤは、第2隔壁4の右側に形成されるクラッチ室S3に収容され、クラッチ室S3は、クランクケース10の右側に取り付けられるクラッチカバー14によって塞がれる。
シリンダブロック11は、ピストン6に対する摺動面が形成されたシリンダブロック11とは別体のシリンダ5を有する。シリンダ5は、外周面に無数の凹凸が形成されたスパイニースリーブであり、シリンダブロック11に対する密着性が向上されている。
シリンダ5の軸線は、鉛直方向に対して僅かに前傾しており、当該軸線に沿ってピストン6が往復動可能に収容されている。ピストン6とクランクシャフト20(クランクピン21)とは、コンロッド7によって接続される。ピストン6の往復動が、クランクシャフト20の回転に変換される。また、シリンダ5の下端は、クランク室S1に入り込んでおり、その直下に軸受部30、40が位置している。
ピストン6は、薄型の円筒形状を有するクラウン部60と、クラウン部60から下方に延びる一対のスカート部61及びピンボス部62とにより一体成形されている。クラウン部60の上方空間が燃焼室を形成する。一対のスカート部61は、クラウン部60の外周面に沿って円弧面を有し、吸排気方向(前後方向)で互いに対向している。スカート部61により、ピストン6が上下動する際の前後方向の姿勢を維持することが可能になっている。ピンボス部62には、コンロッド7の上端が連結される。
シリンダヘッド12は、前面に排気ポート15が形成され、背面に吸気ポート16が形成されている。シリンダヘッド12の下面、シリンダ5、及びピストン6の上面で燃焼室が形成される。シリンダヘッド12の左側面には、燃焼室内に突出する点火プラグ17が取り付けられる。また、シリンダヘッド12の内部には、シリンダ5の真上に配置される動弁機構(不図示)が収容される。動弁機構は、シリンダヘッドカバー13によって覆われる。
また、シリンダブロック11、シリンダヘッド12及びシリンダヘッドカバー13の内部において、シリンダ5の右側に形成される空間は、カムチェーン(不図示)を収容するカムチェーン室S4を構成する。カムチェーン室S4は、シリンダヘッドカバー13からクランクケース10までが連通するように上下に延びるように形成される。すなわち、カムチェーン室S4は、下方でクラッチ室S3に連通している。
ところで、自動二輪車のエンジンにおいては、ピストンの上下動に伴い、シリンダ内の空気がクランク室に流れ込むことで、クランク室の下方に位置するオイルパン内のオイル面がかき乱されることが想定される。オイルパンにはオイルの吸口(オイルストレーナ)が設けられるため、オイル面がかき乱されることで、オイルストレーナから適切にオイルを吸い出せなくなるという事態が生じ得る。上記現象は、特に単気筒エンジンにおいて顕著に表れるとされている。
例えば多気筒エンジンでは、それぞれのピストンの位相がズレているため、ある気筒のピストンが下降すると、同時に上昇するピストンがある。このため、下降中のピストン背面の空気が流入できる空間があり、ピストン背面の圧力の増加が緩和される。よって、上記現象が比較的起こり難いとされる。これに対し、単気筒エンジンではそのような空間がないため、ピストン背面の圧力は増加する。この結果、上記のような油面変動が生じ易くなっている。また、単気筒エンジンの中でも、シリンダ下端がクランク室に突出するタイプのエンジンでは、油面変動が更に大きくなり、ポンピングロスも増大し得る。
ここで、図6を用いて上記現象について説明する。図6は、比較例に係るエンジンの断面模式図である。図6では、説明の便宜上、クランクケース80、シリンダ81、及びピストン82のみ図示しており、他の構成は省略している。図6に示すように、ピストン82が下降することに伴って、シリンダ81の下方に存在する空気が、下方のクランクケース80に向かって押し出される。クランクケース80の底部には、所定の高さまでオイルLが貯留されている。
しかしながら、ピストン82によって押し出された空気がクランクケース80の底面に向かって流れることにより、ピストン82の直下で行き場を失ったオイルLは、上記空気によってシリンダ81の径方向外側に向かうように押し出される。この結果、ピストン82の直下においては所定の高さのオイル面が確保されず、オイルストレーナ(不図示)がオイルではなく空気を吸ってしまい、適切なオイル供給がなされないという結果になる。
そのため、例えば、クランク室を形成する隔壁に穴を開け、ポンピング時の空気を当該穴からクランク室の外に排出することが考えられる。しかしながら、昨今のエンジンの小型化に伴い、シリンダの下端がクランク室内の深い位置まで入り込むことで、隔壁の穴が塞がれてしまう。この結果、当該穴から空気を排出することが困難となることが想定される。
そこで、本件発明者等は、エンジンの小型化に伴うシリンダのクランク室に対する挿入深さと、クランク室の隔壁に形成される穴の位置との関係に着目し、本発明に想到した。具体的に本実施の形態では、シリンダ5の下端がクランク室S1に入り込んでいる。すなわち、シリンダ5の下端が、シリンダブロック11の下端よりもクランク室S1側に突出している。また、クランクシャフト20の軸方向からみたシリンダ5の側面に、シリンダ5の内部と外部とを連通する連通孔として貫通穴50を形成した。更に、当該貫通穴50に対応して隔壁(第1隔壁3及び第2隔壁4)にもそれぞれ開口31、41を形成し、貫通穴50と開口31、41との少なくとも一部が重なるように配置する構成とした。
これらの構成によれば、シリンダ5の下端をクランク室S1に入り込ませることでエンジン1の全高を低くすることが可能である。この場合、ピストンの上下動(ポンピング)に伴う空気の抵抗が増大することが考えられる。しかしながら、シリンダ5の側面に、隔壁の開口31、41と重なるように貫通穴50を形成したことで、開口31、41が塞がれることなく、シリンダ5内の空間とマグネト室S2及び/又はクラッチ室S3とを連通する連通路を確保することができる。
この結果、ピストン6のポンピングロスが低減される。具体的にピストン6のポンピングによってシリンダ5の下方に押し出される空気は、連通路(貫通穴50及び開口31、41)を通じてクランク室S1の外側(クラッチ室S3又はマグネト室S2)に排出されることになる。よって、シリンダ5直下のオイル面が荒されることなく、適切にオイル供給を実現することが可能である。すなわち、ピストン6のポンピングに伴う油面変動を抑制すること、及びエンジン1の小型化を両立することが可能である。
次に、図1から図4を参照して、本実施の形態に係るエンジンの内部構造、特に上記した連通路について説明する。図3は、図1に示すエンジンにおいて、カムチェーン室及びクラッチ室を左右に切断した断面図である。図4は、図1に示すエンジンをシリンダの中心軸線を含む鉛直平面に沿って左右に切断した断面図である。また、図2及び図4において、実線で示すピストンは上死点にある状態を示し、二点鎖線で示すピストンは下死点にある状態を示している。
図1から図4に示すように、第1隔壁3は、側面視においてクランクシャフト20(メインジャーナル23)を中心としたリング状の軸受部30を有する(特に図1参照)。軸受部30には、内側からベアリング18が取り付けられる。同様に、第2隔壁4は、側面視においてクランクシャフト20(メインジャーナル23)を中心としたリング状の軸受部40を有する(特に図3参照)。軸受部40には、内側からベアリング18が取り付けられる。
また、シリンダ5の下端は、軸受部30、40に至るまでクランク室S1に入り込んでいる。具体的にシリンダ5の下端は、軸受部30、40の真上で軸受部30、40の上端との間で僅かな隙間を形成する位置までクランク室S1に入り込んでいる。これにより、シリンダ5の下端をできる限り軸受部30、40に近づけることができ、エンジン1の全高を低くすることが可能である。
更に、シリンダ5の下端は、クランクウェブ22の外縁部分とほぼ同じ高さでクランク室S1に入り込んでいる。なお、シリンダ5の下端は、クランクウェブ22とシリンダ5の軸方向で少なくとも一部が重なってもよい。この場合、より下方にシリンダ5を配置することができ、エンジン1の全高を更に低くすることが可能である。
クランク室S1に入り込んだシリンダ5の車幅方向(左右方向)の両側面には、シリンダ5の厚み方向に貫通する貫通穴50が複数形成されている。具体的に貫通穴50は、側面視(図1又は図3)において、シリンダ5の軸方向に対して交差する方向、例えばシリンダ5の周方向に2つ並んで形成されている。
また、第1隔壁3及び第2隔壁4には、上記貫通穴50に対応した開口31、41がそれぞれ形成されている。各隔壁には、開口31、41をそれぞれ2つに仕切る柱部32、42が形成されている。具体的に開口31、41は、隣接する2つの貫通穴50に対応して上下に延びる柱部32、42によって前後2つに仕切られる。柱部32、42は、2つの貫通穴50を塞がない程度の前後幅を有している。これにより、各隔壁に開口31、41が形成されても、隔壁の剛性を確保することが可能である。また、開口31、41は、貫通穴50よりも大きく形成されている。
このように、シリンダ5の側面に貫通穴50を形成し、当該貫通穴50に対応して第1隔壁3及び第2隔壁4にそれぞれ開口31、41を形成したことで、シリンダ5内の空間とクランク室S1とを連通する連通路が形成される。これにより、ピストン6のポンピングに伴って下方に移動する空気は、連通路(貫通穴50及び開口31、41)を通じてシリンダ5内からマグネト室S2及びクラッチ室S3へ流入する(特に図2参照)。このため、当該空気がシリンダ5下方のクランクシャフト20にダイレクトに流れることがない。よって、クランクシャフト20の下方に貯留されるオイル面が空気の流れによって荒らされることを防止することが可能である。
また、開口31、41の下端がシリンダ5の下端よりも下方に位置するため、上記空気は、貫通穴50からだけでなく、シリンダ5の下方から開口31、41を通じてクランク室S1に流入することが可能である。すなわち、シリンダ5の下端と開口31、41の下端との間の隙間も連通路として活用することが可能である。この結果、より効果的に上記空気をシリンダ5の側面からクランク室S1に流入させることが可能である。
また、貫通穴50がピストン6の左右両側面に形成されるのに対し、ピストン6の姿勢維持のためのスカート部61は、シリンダ5の前後両側面に接触するように形成されている。すなわち、スカート部61は、貫通穴50にシリンダ5の径方向で重ならない位置に形成されている。また、ピストン6の左右両端部に位置するクラウン部60の外縁形状は、ピストン6の下死点において、貫通穴50に重ならないように形成されている。このため、ピストン6が下死点に位置してもピストン6(クラウン部60)によって貫通穴50が塞がれることがなく、空気の排出性も阻害されない。また、ピストン6とシリンダ5との間のオイルが貫通穴50から流出するのを防止することができ、ピストン6の摺動抵抗の増加を抑制することが可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、シリンダ5の下端をクランク室S1に入り込ませ、クランク室S1内において、シリンダ5の側面に貫通穴50を形成した。また、当該貫通穴50に対応して、クランクケース10の隔壁(第1隔壁3及び第2隔壁4)に開口31、41を形成して、シリンダ5内の空間とマグネト室S2及び/又はクラッチ室S3とを連通する連通路を形成した。これにより、ピストン6のポンピングに伴う油面変動を抑制すること、及びエンジン1の小型化を両立することが可能である。
次に図5を参照して、第2実施形態について説明する。図5は、第2実施形態に係るエンジンの内部構造を示す模式図である。図5では、説明の便宜上、第1隔壁3に形成される開口31を例にして説明する。
上記の実施形態では、隔壁(第1隔壁3及び第2隔壁4)に開口31、41を形成したことで、ピストン6のポンピングによる空気の排出性を向上している。しかしながら、従来では、隔壁にオイル通路が形成されていたため、開口31、41を形成したことでオイル通路を確保するスペースが困難となることが想定される。そこで、第2実施形態では、開口31、41が形成された隔壁であっても、オイル通路を確保することができる構造について説明する。
図5に示すように、第1隔壁3の開口31の外周に沿うように、側面視T字状のオイル通路9を形成した。具体的にオイル通路9は、2つの開口の上部を前後に延びる第1通路90と、第1通路90の途中から柱部32に沿って下方に延びる第2通路91とによって構成される。これにより、第1隔壁3に開口31が形成されてもオイル通路9を確保することが可能になっている。なお、当該オイル通路9は、第2隔壁4にも形成されてよい。
なお、上記の実施形態では、単気筒のエンジン1を例にして説明したが、この構成に限定されない。例えば、エンジン1は、2気筒以上の多気筒エンジンで構成されてもよく、各気筒の配置も適宜変更が可能である。
また、上記の実施形態では、クランク室S1の左側にマグネト室S2が形成され、クランク室S1の右側にクラッチ室S3が形成される構成としたが、この構成に限定されない。マグネト室S2とクラッチ室S3とは、左右逆であってもよい。
また、上記の実施形態では、貫通穴50及び開口31、41が2つずつ形成される構成としたが、この構成に限定されない。貫通穴50及び開口31、41の数は、1つ又は3つ以上であってもよい。また、2つ以上の貫通穴50及び開口31、41の並び位置は、前後に限らず上下であってもよい。
また、上記の実施形態では、シリンダ5がシリンダブロック11とは別体のスパイニースリーブで構成される場合について説明したが、この構成に限定されない。シリンダ5は、シリンダブロック11と一体に形成されてもよい。また、シリンダ5は、スパイニースリーブに限らず、例えば鋳鉄スリーブであってもよい。
また、上記の実施形態では、シリンダ5に形成される連通路として、円形の貫通穴50を例にして説明した。シリンダ5がシリンダブロック11とは別体のスリーブで構成される場合、シリンダ5は、シリンダブロック11に比べて高剛性材料で形成される。このため、シリンダ5に貫通穴50を形成する場合、その加工工具の耐久性を考慮する必要がある。そこで、上記の実施形態では、貫通穴50を円形穴とし、エンドミルを用いることなく、ドリルで貫通穴50を加工することにした。貫通穴50を単純な円形穴としたことで、ドリルでの穴加工が容易となり、比較的高剛性材料の加工であっても、エンドミルで加工する場合に比べて工具の消耗度合いを小さくすることが可能である。また、円形穴を複数形成することで、連通路の開口面積を拡大して、空気の排出性を向上することが可能である。
また、上記の実施形態では、シリンダ5に形成される連通路として、円形の貫通穴50を例にして説明したが、この構成に限定されない。上記したように、シリンダ5とシリンダブロック11とが一体に形成される場合、貫通穴50ではなく、切欠きによって連通路を形成してもよい。
また、上記の実施形態では、貫通穴50と開口31、41の少なくとも一部が重なる場合について説明したが、この構成に限定されない。貫通穴50と開口31、41が完全に重なってもよい。
また、上記の実施形態では、開口31、41が貫通穴50よりも大きく形成される場合について説明したが、この構成に限定されない。開口31、41より貫通穴50が大きく形成されてもよい。
また、上記の実施形態において、貫通穴50の軸方向は、シリンダ5の厚み方向に対して外側(外周側)に向かうに従って下方に傾斜することが好ましい。この構成によれば、斜め下方に向かう空気の流れに沿った連通路を形成することができ、より効果的な空気の排出性を得ることが可能である。
また、複数の実施形態及び変形例を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記実施の形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の実施の形態は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。更には、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施形態をカバーしている。
以上説明したように、本発明は、ピストンのポンピングに伴う油面変動を抑制することができるという効果を有し、特に、自動二輪車の単気筒エンジンに有用である。
1 :エンジン
3 :第1隔壁(隔壁)
4 :第2隔壁(隔壁)
5 :シリンダ
6 :ピストン
7 :コンロッド
9 :オイル通路
10 :クランクケース
11 :シリンダブロック
12 :シリンダヘッド
13 :シリンダヘッドカバー
14 :クラッチカバー
15 :排気ポート
16 :吸気ポート
17 :点火プラグ
18 :ベアリング
20 :クランクシャフト
21 :クランクピン
22 :クランクウェブ
23 :メインジャーナル
24 :ウェイト部
25 :バランサシャフト
26 :カウンタシャフト
27 :ドライブシャフト
30 :軸受部
31 :開口
32 :柱部
40 :軸受部
41 :開口
42 :柱部
50 :貫通穴
60 :クラウン部
61 :スカート部
62 :ピンボス部
80 :クランクケース
81 :シリンダ
82 :ピストン
90 :第1通路
91 :第2通路
S1 :クランク室
S2 :マグネト室
S3 :クラッチ室
S4 :カムチェーン室

Claims (10)

  1. クランクシャフトを収容するクランク室が形成されたクランクケースと、
    前記クランクケースに取り付けられるシリンダブロックと、
    ピストンに対する摺動面が形成されたシリンダと、を備え、
    前記クランクケースは、前記クランク室を形成する隔壁を有し、
    前記シリンダの下端は、前記シリンダブロックの下端よりも前記クランク室側に突出し、前記クランクシャフトの軸方向からみた前記シリンダの側面には、前記シリンダの内部と外部とを連通する連通孔が形成され、
    前記隔壁には、前記連通孔と連通する開口が形成され
    前記連通孔は、前記シリンダの厚み方向に貫通する貫通穴によって形成され、前記シリンダの軸方向に対して交差する方向で少なくとも2つ並んで前記貫通穴が形成され、
    前記開口は、前記貫通穴よりも大きく形成されることを特徴とするエンジン。
  2. クランクシャフトを収容するクランク室が形成されたクランクケースと、
    前記クランクケースに取り付けられるシリンダブロックと、
    ピストンに対する摺動面が形成されたシリンダと、を備え、
    前記クランクケースは、前記クランク室を形成する隔壁を有し、
    前記シリンダの下端は、前記シリンダブロックの下端よりも前記クランク室側に突出し、前記クランクシャフトの軸方向からみた前記シリンダの側面には、前記シリンダの内部と外部とを連通する連通孔が形成され、
    前記隔壁には、前記連通孔と連通する開口が形成され、
    前記連通孔は、前記シリンダの厚み方向に貫通する貫通穴によって形成され、
    前記貫通穴の軸方向は、前記シリンダの厚み方向に対して外側に向かうに従って下方に傾斜することを特徴とするエンジン。
  3. クランクシャフトを収容するクランク室が形成されたクランクケースと、
    前記クランクケースに取り付けられるシリンダブロックと、
    ピストンに対する摺動面が形成されたシリンダと、を備え、
    前記クランクケースは、前記クランク室を形成する隔壁を有し、
    前記シリンダの下端は、前記シリンダブロックの下端よりも前記クランク室側に突出し、前記クランクシャフトの軸方向からみた前記シリンダの側面には、前記シリンダの内部と外部とを連通する連通孔が形成され、
    前記隔壁には、前記連通孔と連通する開口が形成され、
    前記連通孔は、前記シリンダの厚み方向に貫通する貫通穴によって形成され、前記シリンダの軸方向に対して交差する方向で少なくとも2つ並んで前記貫通穴が形成され、
    前記隔壁は、前記貫通穴に対応して前記開口を少なくとも2つに仕切る柱部を有し、
    前記柱部にオイル通路が形成されることを特徴とするエンジン。
  4. 単気筒エンジンで構成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のエンジン。
  5. 前記隔壁は、前記クランク室とクラッチ室を仕切る第1隔壁と、前記クランク室とマグネト室とを仕切る第2隔壁と、を有し、
    前記第1隔壁及び第2隔壁のそれぞれに前記開口が形成されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のエンジン。
  6. 前記隔壁は、前記クランクシャフトを支持する軸受部を有し、
    前記軸受部は、前記シリンダの直下に位置し、
    前記シリンダの下端は、前記軸受部近傍に設けられたことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のエンジン。
  7. 前記シリンダの下端は、前記クランクシャフトと前記シリンダの軸方向で少なくとも一部が重なることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のエンジン。
  8. 前記ピストンは、前記摺動面に接触するスカート部を有し、
    前記スカート部は、前記連通孔に前記シリンダの径方向で重ならないことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のエンジン。
  9. 前記シリンダは、スパイニースリーブで構成されることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のエンジン。
  10. 前記開口の下端は、前記シリンダの下端よりも下方に位置することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のエンジン。
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