JP7122674B2 - 電気機器及び電磁継電器 - Google Patents
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Description
本開示の一実施形態に係る電気機器100は、図1Aに示すように、樹脂部材1と壁部21と端子3と突起部4とを備える。樹脂部材1は、基板300に対向する取付面10を有する。壁部21は、取付面10における特定領域20を囲む。端子3は、特定領域20から樹脂部材1の外側へ突出する。突起部4は、壁部21と端子3の基部30との間に設けられる。突起部4は、端子3の基部30を覆うシール部材5が特定領域20に形成された状態で、シール部材5から露出する先端部40を有する。先端部40は、端子3及び壁部21から離れて設けられている。
以下、本実施形態に係る電気機器100の詳細を説明する。
電気機器100は、上述の通り樹脂部材1を備える。まず、樹脂部材1について説明する。
上述の通り、樹脂部材1は取付面10を有するが、樹脂部材1の形状は、特に限定されない。本実施形態の樹脂部材1は、図2Aに示すように、矩形の箱状である。具体的には、樹脂部材1は、取付面10と、取付面10と間隔を空けて対向する対面11と、取付面10と対面11との間に位置する四つの側面12とを備えている。このため、本実施形態の樹脂部材1は、対面11と取付面10と四つの側面12とを有する箱状である。取付面10、側面12、及び対面11は、単一の部材で構成されていてもよく、別々の部材で構成されていてもよい。例えば、本実施形態の樹脂部材1は、取付面10及び四つの側面12を有する部材と、対面11を有する部材とが別々の部材で構成されている。この場合、対面11を有する部材は、取付面10及び四つの側面12を有する部材である容器の、蓋として機能することができる。また、容器が中空である場合、容器の空間内に、種々の部品を収容することができる。
特定領域20、壁部21、端子3及び突起部4の詳細を、以下に説明する。
本実施形態の電気機器100において、取付面10は特定領域20を含んでいる。特定領域20の形状は、特に限定されないが、本実施形態の特定領域20は矩形状である(図3参照)。取付面10における特定領域20の位置は、端子3を囲むようにあれば特に限定されない。換言すると、取付面10における特定領域20の位置は、端子3の位置によって決定される。
端子3は、上述の通り、特定領域20から樹脂部材1の外側に向かって突出している。具体的には、端子3は、樹脂部材1の内部から特定領域20に設けられた開口を通って樹脂部材1の外側に突出している。本実施形態では、特定領域20の中心からずれた位置から端子3が突出している。なお、本開示における端子3の基部30は、端子3において樹脂部材1から突出している部分の基部であり、言い換えれば、端子3において特定領域20(特定領域20の開口)から突出している部分のうちの、根元の部分(特定領域20に近い部分)である。
本実施形態の突起部4は、図3に示すように矩形状であり、端子3の平面32の幅方向に延びている。上述の通り、突起部4によって、特定領域20に形成されたシール液が、端子3の表面を這い上がることが抑制される(図1A参照)。本実施形態のように、端子3が平面32を有する平板状であると、シール液は平面32を這い上ろうとするが、突起部4が平面32の幅方向に延びていることにより、シール液が平面32を這い上がることを効果的に抑制することができる。
本実施形態では、図3及び図4に示すように、特定領域20が、壁部21から端子3に向かうにつれて壁部21の開口面210と開口面210と対向する特定領域20との間の距離(図4に記載のL4)が長くなる傾斜部201を有することが好ましい。この傾斜部201にシール液を供給することにより、傾斜部201の傾斜に沿って、シール液を流し広げることができる。本実施形態の傾斜部201は、壁部21から端子3に向かって傾斜しているため、シール液を端子3に向かって流し広げることができる。その結果、シール液で端子3の基部30を覆いやすくなり、シール部材5によって端子3の基部30を封止しやすくなる。特に、シール部材5が熱硬化性樹脂製である場合、特定領域20にシール液を供給してから、端子3の基部30を覆うまでの間にも、シール液の粘度は上昇し続ける。このため、傾斜部201によって、シール液が端子3の基部30を覆うために要する時間を短縮することにより、シール液の粘度が上昇し過ぎる前に、端子3の基部30をシール液で覆いやすい。また本実施形態では、特定領域20が傾斜部201を有しているが、図2Aに示すように、突起部4が設けられていないシール領域2が、傾斜部201を有していることも好ましい。この場合も、シール領域2から突出した端子3の基部30をシール液で覆いやすい。また複数のシール領域2がそれぞれ傾斜部201を有する場合、シール液は各シール領域2が有する傾斜部201に供給される。このため、複数のシール領域2のうち少なくとも二つが、取付面10の一辺に沿う方向において、傾斜部201の一部が互いに重なっていることが好ましい。シール液を供給するための装置の移動量を少なくすることができ、シール液の供給を効率良く行うことができる。
複数のシール領域2のうち、特定領域20以外のシール領域2には、突起部4が設けられていない。特定領域20では、突起部4によって、シール液が端子3の表面を這い上がることを抑制することができる。これに対して、突起部4が設けられていないシール領域2では、例えば、端子3の平面31と壁部21との間の距離、及び端子3の平面32と壁部21との間の距離を小さくし、これによって、シール液の這い上がりを抑制している。平面31と壁部21との間の距離、及び平面32と壁部21との間の距離は、シール領域2における端子3が突出する位置、又はシール領域2の形状によって、調整することができる。例えば、図2Aに示すように、平面31と壁部21との間の距離、及び平面32と壁部21との間の距離が、端子3の側面と壁部21との間の距離よりも大きくなるように、シール領域2を設定するとよい。
電気機器100の構成は、上述のものに限定されない。
以下、本実施形態の電磁継電器600について、図7を参照しながら説明する。尚、図7に示す電磁継電器600は一例に過ぎず、寸法、形状等は、適宜設計変更することができ、図7に示す構成には限定されない。
図7には、電気機器100を備える電磁継電器600を示したが、電気機器100を電磁継電器600以外にも適用することができる。
第1の態様に係る電気機器(100)は、樹脂部材(1)と壁部(21)と端子(3)と突起部(4)とを備える。樹脂部材(1)は、基板(300)に対向する取付面(10)を有する。壁部(21)は取付面(10)における特定領域(20)を囲む。端子(3)は、特定領域(20)から樹脂部材(1)の外側へ突出する。突起部(4)は、壁部(21)と端子(3)の基部(30)との間に設けられる。突起部(4)は、端子(3)の基部(30)を覆うシール部材(5)が特定領域(20)に形成された状態で、シール部材(5)から露出する先端部(40)を有する。先端部(40)は、端子(3)及び壁部(21)から離れて設けられている。
10 取付面
100 電気機器
2 シール領域
20 特定領域
21 壁部
210 開口面
201 傾斜部
202 ガイド部
3 端子
30 基部
31、32 平面
4 突起部
40 先端部
5 シール部材
60 固定接点
61 可動接点
600 電磁継電器
Claims (10)
- 基板に対向する取付面を有する樹脂部材と、
前記取付面における特定領域を囲む壁部と、
前記特定領域から前記樹脂部材の外側へ突出する端子と、
前記壁部と前記端子の基部との間に設けられた突起部と、
を備え、
前記突起部は、前記端子の前記基部を覆うシール部材が前記特定領域に形成された状態で、前記シール部材から露出する先端部を有し、
前記先端部は、前記端子及び前記壁部から離れて設けられており、
前記特定領域は、
前記壁部から前記端子に向かうにつれて前記壁部の開口面と前記開口面と対向する前記特定領域との間の距離が長くなる傾斜部と、
前記傾斜部に設けられ、前記壁部から前記端子に向かう方向に延びているガイド部と、
を有し、
前記ガイド部は突起又は溝である、
電気機器。 - 前記特定領域から、一つの前記端子が突出している、請求項1に記載の電気機器。
- 前記壁部、前記突起部、前記端子の第1の順に並ぶ方向において、前記第1の順における前記壁部と前記突起部との間の距離は、前記端子と前記突起部との間の距離より長い、請求項1又は2に記載の電気機器。
- 前記端子は、平面を有する平板状であって、
前記突起部は、前記端子の前記平面の幅方向に延びている、請求項1~3のいずれか1項に記載の電気機器。 - 前記端子は、平面を有する平板状であって、
前記端子の前記平面の幅方向において、前記突起部の中央部は、前記突起部の端部よりも、前記端子に近い、請求項1~3のいずれか1項に記載の電気機器。 - 前記シール部材は、熱硬化性樹脂製である、請求項1~5のいずれか1項に記載の電気機器。
- 前記壁部の開口面と対向する前記特定領域の表面粗さは、前記突起部の表面粗さよりも大きい、請求項1~6のいずれか1項に記載の電気機器。
- 前記突起部、前記端子、前記壁部の第2の順で並ぶ方向において、前記突起部と前記端子との間の距離は、前記第2の順における前記壁部と前記端子との間の距離よりも短い、請求項1~7のいずれか1項に記載の電気機器。
- 前記取付面は矩形状であり、
前記取付面は、前記特定領域を含む前記シール部材が形成される複数のシール領域を含み、
複数の前記シール領域は、複数の壁部でそれぞれ囲まれ、前記シール領域から前記樹脂部材の外側へ端子が突出し、
複数の前記シール領域のうち少なくとも二つは、前記取付面の一辺に沿う方向において、少なくとも一部が互いに重なっている、請求項1~8のいずれか1項に記載の電気機器。 - 請求項1~9のいずれか1項に記載の電気機器と、
固定接点と、
前記固定接点と接触又は開離する可動接点と、
前記固定接点と前記可動接点とを接触又は開離させる駆動部と、を備える電磁継電器。
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