JP7122455B2 - トラフィック伝送方法、装置及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

トラフィック伝送方法、装置及びコンピュータ記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、出願番号が201810880267.2であり、出願日が2018年08月03日である中国特許出願に対して優先権の利益を主張するものであり、該出願の全てのコンテンツを引用により本発明に援用する。
本発明は、通信技術分野に関するが、これに限定するものではなく、特に、トラフィック伝送方法、装置及びコンピュータ記憶媒体に関する。
通信技術の発展に伴い、インターネット、有線テレビ網及び電気通信網の3つのネットワークの融合が進み、統合した1つのネットワークシステムを形成している。この3つのネットワークのうち、電気通信網の伝送技術は、同期デジタル階層(SDH、Synchronous Digital Hierarchy)技術からパケット伝送技術をはじめとするイーサネット技術への変換が求められる。
SDH技術は、回路伝送技術の一種として、具体的には、両クライアント間に個別かつ専用な回路チャネルを配置して情報を伝送するものであり、有益点といえば、伝送遅延時間が短く、遅延ジッタが小さく、信頼性が高く、音声トラフィックの伝送に特に適している。しかしながら、両クライアント間に情報の伝送がない場合、この個別チャネルは、解除されない限り、常に両クライアントに独占される状態で、他のカスタマで利用されることができず、伝達効率が低い。一方、パケット伝送技術は、メッセージフォーマットを利用して両カスタマ間において情報伝送を実行するものであり、具体的な解決策といえば、両クライアント間に1つの仮想伝送チャネルを構築し、両クライアントはこの仮想チャネルによってメッセージ伝送を実行し、仮想チャネルは物理的エンティティチャネルに配置してよく、すべてのクライアントは物理的エンティティチャネルの帯域幅リソースを共有する。両クライアント間に情報の伝達がない場合、仮想伝達チャネルの帯域幅リソースは他のクライアントに共有し使用されることで、良好な多重化特性が具備され、帯域幅が無駄にならないように確保し、伝達効率が高く、伝達コストが低い。
現在、ネットワーク融合されたネットワークにおいて、メッセージの送信に不確実な時間遅延、及びこの時間遅延のズレによるジッタが存在している。また、ネットワーク融合に伴い、パケット伝送技術を利用して音声トラフィックを伝送する際、前記問題により音声トラフィックの伝送品質が低下し、音声トラフィックの高品質な伝送が実現できなくなる可能性がある。
本発明の実施例は、トラフィック伝送方法、装置及びコンピュータ記憶媒体を提供することを目的としている。
本発明の技術案は下記のように達成される。
本発明の第1態様によれば、
伝送待ちメッセージのデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得することと、
各前記データブロックを所定のメッセージフォーマットに従ってそれぞれカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちメッセージを取得することと、
各前記伝送待ちメッセージをそれぞれ解析し、各前記伝送待ちメッセージの送信方向を確定することと、
同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングし、所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信することと、を含む、トラフィック伝送方法を提供する。
本発明の第2態様によれば、
受信した伝送メッセージを逆カプセル化し、前記伝送メッセージに担持されたデータブロックストリームを取得することと、
前記データブロックを所定のコード復元ポリシーに従って逆方向復号化し、前記元トラフィックデータの符号化方式に対応するビットストリームを取得することと、
前記ビットストリームから前記元トラフィックデータを復元することと、
前記元トラフィックデータをクライアントに送信することと、を含む、トラフィック伝送方法を提供する。
本発明の第3態様によれば、
伝送待ちメッセージのデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得するように構成されるタイル分割部と、
各前記データブロックを所定のメッセージフォーマットに従ってそれぞれカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちメッセージを取得し、前記伝送待ちメッセージを所定の伝送速度に従って前記解析部に伝送するように構成されるカプセル化部と、
各前記伝送待ちメッセージをそれぞれ解析し、各前記伝送待ちメッセージの送信方向を確定するように構成される解析部と、
同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングするように構成されるスケジューリング部と、
所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信するように構成される第1送信部と、を備えるネットワーク装置を提供する。
本発明の第4態様によれば、
受信した伝送メッセージを逆カプセル化し、前記伝送メッセージに担持されたデータブロックストリームを取得するように構成される逆カプセル化部と、
前記データブロックを所定のコード復元ポリシーに従って逆方向復号化し、前記元トラフィックデータの符号化方式に対応するビットストリームを取得するように構成される第1復元部と、
前記ビットストリームから前記元トラフィックデータを復元するように構成される第2復元部と、
元トラフィックデータをクライアントに送信するように構成される第2送信部と、を備える、ネットワーク装置を提供する。
本発明の第5態様によれば、
第1ネットワークインタフェース、第1記憶装置および第1プロセッサを備え、
前記第1ネットワークインタフェースは、他の外部ネットワーク要素との情報受送信中に信号の受送信を行うように構成され、
前記第1記憶装置は、前記第1プロセッサにおいて実行可能なコンピュータプログラムが記憶されるように構成され、
前記第1プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行すると、第1態様に係るトラフィック伝送方法を実現するように構成される、ネットワーク装置を提供する。
本発明の第6態様によれば、
第2ネットワークインタフェース、第2記憶装置および第2プロセッサを備え、
前記第2ネットワークインタフェースは、他の外部ネットワーク要素との情報受送信中に信号の受送信を行うように構成され、
前記第2記憶装置は、前記第2プロセッサにおいて実行可能なコンピュータプログラムが記憶されるように構成され、
前記第2プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行すると、第2態様に係るトラフィック伝送方法を実現するように構成される、ネットワーク装置を提供する。
本発明の第7態様によれば、
トラフィック伝送プログラムが記憶されており、前記トラフィック伝送プログラムが少なくとも1つのプロセッサに実行されると、第1態様または第2態様に係るトラフィック伝送方法が実現される、コンピュータ記憶媒体を提供する。
本発明の実施例によるトラフィック伝送方法、装置及びコンピュータ記憶媒体は、伝送待ちトラフィックのデータを統一した所定長さ毎にタイル分割してから、所定の伝送速度に従って解析して送信することで、伝送待ちトラフィックの伝送中に安定した速度で伝送することを達成し、遅延時間が極めて短く、遅延ズレが非常に小さく、トラフィックの伝送品質はSDHネットワークの伝送品質に近い。
本発明の実施例に係る通信ネットワークアーキテクチャの模式図である。 本発明の実施例に係るメッセージ伝送のフローチャートである。 本発明の実施例に係るトラフィック伝送方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係る送信エンドにおけるメッセージ処理のフローチャートである。 本発明の実施例に係る多重選択の模式図である。 本発明の実施例に係るOTNフレーム形成の模式図である。 本発明の実施例に係る他のトラフィック伝送方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係るターゲットエンドにおけるメッセージ処理のフローチャートである。 本発明の実施例に係るトラフィック伝送方法の詳細的なフローチャートである。 本発明の実施例に係る具体的例示のフローチャートである。 本発明の実施例に係る他の一具体的例示のフローチャートである。 本発明の実施例に係る更なる一具体的例示のフローチャートである。 本発明の実施例に係るネットワーク装置の構造模式図である。 本発明の実施例に係る他の一ネットワーク装置の構造模式図である。 本発明の実施例に係るネットワーク装置の具体的なハードウェア構造の模式図である。 本発明の実施例に係る更なる一ネットワーク装置の構造模式図である。 本発明の実施例に係る他の一ネットワーク装置の具体的なハードウェア構造の模式図である。
以下、本発明の実施例における図面を参照しながら、本発明の実施例に係る技術案を全般的に詳しく説明する。
図1を参照すると、本発明の実施例に係るパケット伝送技術が適用される通信ネットワーク100のアーキテクチャ模式図を示しており、この通信ネットワーク100は、複数
のクライアント装置および複数のネットワークノード装置を備える。クライアント装置はそれぞれクライアント1、クライアント2、クライアント3およびクライアント4であり、ネットワークノード装置はそれぞれノードA、ノードB、ノードC、ノードD、ノードEおよびノードFを含む。図1に示すように、クライアント1とクライアント2において伝送しようとする情報を集合する場合、クライアント1とクライアント2の間にそれぞれノードA、ノードB、ノードCおよびノードDを通過して一点鎖線で示すような1つの仮想の伝送チャネル1を構築してよい。この伝送チャネル1において、クライアント1とクライアント2はカスタマエッジ(CE、Customer Edge)装置と呼ばれ、ノードAとノードDはクライアント1とクライアント2にそれぞれ接続されるため、プロバイダエッジ(PE、Provider Edge)装置と呼ばれ、ノードBとノードCは、この伝送チャネルにおいて、情報のデータ交換のみ担当しているため、プロバイダ(P、Provider)装置と呼ばれる。同様に、クライアント3とクライアント4の間に点線で示すような仮想の伝送チャネル2を構築すると、この伝送チャネル2にとって、ノードAとノードCはPE装置と呼ばれてよく、ノードBはP装置と呼ばれてよい。上述した両伝送チャネルについて、図面から見られるように、伝送チャネル1と伝送チャネル2はノードAからノードBを経てノードCに至る物理的エンティティ(Physical entity)チャネルを共有している。クライアント1とクライアント2の間にメッセージ送信がない場合、伝送チャネル1は遊休状態となり、帯域幅リソースを解放し、その際、伝送チャネル2は伝送チャネル1から解放された帯域幅リソースを共有できるので、伝送チャネル2の帯域幅が増幅され、帯域幅の無駄が避けられることを理解されたい。
なお、上述した通信ネットワーク100はイーサネットに適用されるだけではなく、光伝送ネットワーク(OTN、Optical Transport Network)やフレキシブルイーサネット(FlexE、Flexible Ethernet)などのパケット伝送技術を基礎とした通信ネットワークにも適用されるものであるが、本発明の実施例において重複な説明を省略する。
図1を例として、情報の伝送過程において、通常はメッセージ形態を使用して情報を伝送するが、各メッセージの長さは不定で、通常は64バイトないし1518バイトである。クライアント1においてクライアント2へ伝送しようとするメッセージがない場合、伝送チャネル1の帯域幅は他のクライアントに共有して使用可能であり、例えば、伝送チャネル2に共有して使用可能である。しかしながら、クライアント1においてクライアント2へ伝送しようとするメッセージがある場合、伝送チャネル2がクライアント3とクライアント4で使用されていると、クライアント3とクライアント4の伝送が完成するまで待ってから伝送チャネル1を使用するしかない。したがって、パケット伝送過程において、メッセージ送信に不確実な時間遅延が存在することがあり、メッセージの伝送に遅延とジッタをもたらすおそれがある。
通信装置に関して、図2にメッセージ伝送過程の具体的なフローを示しており、図面から見られるように、物理的入口から受信したメッセージは解析と仕分けを経て、メッセージの特徴情報、例えばメッセージのMACアドレス、IPアドレス、優先順位などのコンテンツに基づき、メッセージの送信ポートを確定し、メッセージの出口と優先順位に基づき、図面に示す順序1、順序2、...順序nのように順序イングしながら、スケジューリングを待ち物理出口へ出力する。図面から見られるように、スケジューラは所定スケジューリングアルゴリズムに基づき異なる順序からメッセージをスケジューリングして、物理出口へ送信し送出する。スケジューリングアルゴリズムに基づき、メッセージに確実な出力帯域幅があるように確保可能としても、各メッセージの長さが異なるため、1つのメッセージを送信および出力しようとすると、前の1つのメッセージが送信完了するまで待ってから次の1つのメッセージを送信するしかなく、待機時間は不確実であり、遅延時間の不確実により遅延ジッタがもたらされるおそれもある。メッセージは1つのネットワー
クノード装置を通過するたびにある程度の遅延とジッタが存在し、複数台の装置を通過したら甚大な遅延時間と遅延ジッタが蓄積され、パケット伝送過程において伝送品質が不安定となり、高品質な音声トラフィック、例えば電力ネットワーク、軍用ネットワーク、鉄道ネットワーク等大口顧客向けの専用線トラフィック伝送が必要とされる場合、音声トラフィックの品質が大幅に低下して、このような専用線トラフィックで求められる品質を満たすことができなくなるおそれがある。
要約すると、パケット伝送技術の場合、ある1つのクライアントAにおいてトラフィックメッセージを伝達し始めるとき、他のクライアントにおいてメッセージ送信中であれば、クライアントAは他のクライアントが現在のメッセージを送信完了するまで待ってから仮想チャネルの帯域幅を回収するしかなく、これにより、クライアントAのメッセージがタイムリーに送信できず、したがって、ネットワーク融合されたネットワークにおいて、メッセージの送信に不確実な時間遅延、及びこの時間遅延のズレによるジッタが存在している。1ペアのクライアント間において伝達されるメッセージがネットワーク上の数多くの中間ノード装置を通過する必要がある場合、このメッセージはネットワーク上の1つの中間ノード装置を通過するたびにある程度の遅延とジッタを引き起こし、複数台の中間ノード装置を通過した場合、遅延とジッタが蓄積され、トラフィック伝送の品質低下が深刻になる。従って、ネットワーク融合に伴い、パケット伝送技術を使用して音声トラフィックを伝送する場合、上述した課題により音声トラフィックの伝送品質が低下し、音声トラフィックの高品質な伝送が達成できなくなる。
本発明の実施例は、図1に示すネットワークアーキテクチャを基礎として、下記の技術構成を提供する。
図3を参照すると、本発明の実施例に係るトラフィック伝送方法を示しており、この方法はトラフィックの伝送する送信エンドPE装置に利用してよく、この方法は、
S301において、伝送待ちメッセージのデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得することと、
S302において、各データブロックを所定のメッセージフォーマットに従ってそれぞれカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちメッセージを取得することと、
S303において、各伝送待ちメッセージをそれぞれ解析し、各前記伝送待ちメッセージの送信方向を確定することと、
S304において、同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングし、所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信することと、を含んでよい。
なお、図3に示す技術案に関して、処理方式は、伝送待ちトラフィックのデータをS301ないしS303の段階に従って処理する過程を表すものとしてよい。見られるように、伝送待ちトラフィックのデータを統一した所定長さ毎にタイル分割してから、所定の伝送速度に従って解析し送信するが、送信相手のネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェース上のタイムスロットは専用であるため、伝送待ちトラフィックの伝送中に安定した速度で伝送することを達成し、遅延時間が極めて短く、遅延ズレが非常に小さく、トラフィックの伝送品質はSDHネットワークの伝送品質に近い。
図3に示す技術案に関して、可能な一実現形態において、前記伝送待ちトラフィックのデータに物理インタフェースによって受信したビットストリーム、及び/又はユーザインタフェースから受信したメッセージデータが含まれている。
上述した実現形態に関して、好ましくは、前記伝送待ちトラフィックのデータが物理イ
ンタフェースによって受信したビットストリームである場合、前記伝送待ちメッセージのデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得することは、
前記物理インタフェースによって受信したビットストリームを前記所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得することと、または、
前記物理インタフェースによって受信したビットストリームを所定の符号化ポリシーに従って符号化した後、符号化されたビットストリームを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得することと、を含む。
上述した実現形態に関して、好ましくは、前記伝送待ちトラフィックのデータがユーザインタフェースによって受信したメッセージデータである場合、前記伝送待ちメッセージのデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得することは、
前記メッセージデータを所定の符号化ポリシーに従って符号化することと、
符号化されたメッセージデータの伝送速度を調整し、前記符号化されたメッセージデータをバッファリング(Buffering)することと、
バッファした前記符号化されたメッセージデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得することと、を含む。
なお、図1に示す伝送チャネル1を例として、クライアント1において伝送待ちトラフィックをクライアント2へ送信し、このトラフィックは伝送品質が求められる専用線トラフィックであってよく、この場合、ノードAにおいて、ノードAとクライアント1の間にあるカスタマインタフェースは物理インタフェースであってもよく、ユーザインタフェースであってもよい。カスタマインタフェースが物理インタフェースである場合、物理インタフェースにおいてカスタマ信号とビットストリーム情報を検知し、カスタマのビットストリームを所定長さ毎にスライシングしてよい。例えば、カスタマインタフェースが1Gのイーサネットインタフェースである場合、カスタマの物理インタフェースはPCS階層において8b/10b符号化(即ち、8ビット長さを10ビット長さに変換すること)、物理符号化副層(PCS、Physical Coding Sublayer)階層において検知されるものは10bの符号化されたビットストリームであり、ビットストリームを所定長さの情報ブロックに分割してから、イーサネットメッセージにカプセル化する。カスタマインタフェースが10G、40Gのイーサネットインタフェースである場合、PCS階層において64b/66b符号化(即ち、64ビット長さを66ビット長さに変換すること)の符号化方式を使用し、PCSの検知によって抽出されるものは符号化された66ビット長さのブロックストリームであり、66ビットブロックのストリームの固定長さ毎にタイル分割してから、イーサネットメッセージにカプセル化する。
カスタマインタフェースがユーザインタフェースである場合、受信したものはメッセージデータ、例えばイーサネットメッセージであり、まずは、イーサネットメッセージを符号化し(ここで、様々な符号化方式を使用可能であるが、64b/66b符号化方式が比較的に効率的であるため、速度調整の便宜上、64b/66b符号化方式を利用してよく、本発明の実施例ではいずれも64b/66bを例示しているが、他の符号化方式の利用可能性を排除する意味でない)、符号化された66ビットブロックのストリームをバッファリングし、バッファリングしながら速度を調整する。バッファ深さがほぼ空っぽ(Nearly empty)になる方向へ移動する場合、66ビットブロックのストリームに遊休idleブロック(即ち、66ビット長さの制御ブロック、本情報ブロックは遊休状態の情報ブロックであることを指示するために用いられる)を差し入れ、一方、バッファ深さがほぼいっぱい(Nearly full)になる方向へ移動する場合、66ビットブロックのストリームから遊休ブロックまたはその他の情報ブロックを削除することで、バッファがオーバーフロー(overflow)にならないように保証できる。バッファ
から66ビット長さのブロックストリームを読み取り、固定長さ毎にタイル分割してから、イーサネットメッセージにカプセル化する。
なお、この実現形態において、前記符号化されたビットストリーム又は前記符号化されたメッセージデータが66ビットストリームである場合、前記所定長さは66ビットの整数倍であり、
前記符号化されたビットストリーム又は前記符号化されたメッセージデータが65ビットストリームである場合、前記所定長さは65ビットの整数倍であり、
前記符号化されたビットストリーム又は前記符号化されたメッセージデータが10ビットストリームである場合、前記所定長さは10ビットの整数倍である。
図3に示す技術案に関して、可能な一実現形態において、前記データブロックを所定のメッセージフォーマットに従ってカプセル化し、伝送待ちメッセージを取得することは、
各前記データブロックをイーサネットメッセージのフォーマットに従ってカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちイーサネットメッセージを取得することを含む。
上述した実現形態に関して、好ましくは、各前記データブロックをイーサネットメッセージのフォーマットに従ってカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちイーサネットメッセージを取得することは、
各前記データブロックのマルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS、Multi-Protocol Label Switching)プロトコルラベルを前記伝送待ちイーサネットメッセージにカプセル化し、前記データブロックのMPLSプロトコルラベルに擬似ワイヤ(Pseudo Wire)ラベル、トンネルラベル(Tunnel label)および擬似ワイヤ制御ワードのうちの少なくとも1項が含まれていることを含む。
上述した実現形態に関して、好ましくは、各前記データブロックをイーサネットメッセージのフォーマットに従ってカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちイーサネットメッセージを取得することは、
各前記データブロックの付属情報を前記伝送待ちイーサネットメッセージにカプセル化し、前記データブロックの付属情報にシーケンス番号、クロック情報およびタイムスタンプ値のうちの少なくとも1項が含まれていることを含む。
なお、本実施例はその他のメッセージフォーマットを使用してカプセル化してもよいが、本明細書では単にイーサネットのメッセージフォーマットを例示して説明する。イーサネットのメッセージフォーマットに従ってカプセル化する過程において、30バイト位(6バイトのソースMACアドレス、6バイトのターゲットMACバイト、2バイトのメッセージ分類、4バイトの擬似ワイヤラベル、4バイトのトンネルラベル、4バイトの制御ワード、4バイトの巡回冗長検査(CRC、Cyclic Redundancy Check))が追加され、表1に示すように、65ビットの符号化を例とすれば、イーサネットメッセージの構成は下記どおりである。
Figure 0007122455000001
表1において、メッセージの解析速度を加速し、メッセージの伝達チャネルを速やかに確定するため、MPLSラベル交換技術を使用してメッセージのスケジューリング交換を実現する。メッセージにラベル値が付加されるが、それにトンネルラベル、擬似ワイヤラベル、および擬似ワイヤ制御ワードなどのフィールドが含まれてよい。メッセージコンテンツ部は固定ブロック長の転送に用いられ、表1の場合、65ビットブロックのストリーム毎にタイル分割することで、メッセージコンテンツ部の長さは32倍の65ビット長さであり、即ち、260バイト(即ち、1バイトは8ビットに等しい)である。カプセル化されたイーサネットメッセージは固定速度で集合および出力する。MPLSラベル交換技術によれば、イーサネットメッセージにはトンネルラベルと擬似ワイヤラベルがカプセル化されているため、ラベル値を使用してメッセージを解析すればよいことで、MACアドレス、IPアドレスなどの情報を使用して解析しなくてもよく、これによりメッセージのテーブルルックアップ(Table Look-up)速度を加速し、処理速度を加速する。ラベル値に基づき、メッセージが所属するカスタマ、および伝送用チャネルを確定できるため、メッセージデータのコンテンツを分割した後、カプセル化する際、メッセージに1階層または2階層のラベル、即ち、トンネルラベルや擬似ワイヤラベルを付加してカプセル化してよい。MPLSプロトコルによれば、擬似ワイヤラベルはカスタマの属性を表示し、トンネルラベルはカスタマの伝送経路を表示し、トンネルラベルは同じ伝送経路の異なるカスタマを表示することに用いられる。ラベル値に基づき、各トラフィックフローの伝送経路を確定し、伝送経路上の各ノード装置からこのカスタマに独立したネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェース上の独立したタイムスロットを割り当てる。
なお、擬似ワイヤ制御ワードには、シーケンス番号、クロック情報、タイムスタンプ値等が含まれてよく、メッセージ紛失の有無、カスタマトラフィックのクロック復元、遅延時間等の情報を監視することに用いられる。スライス長が長いほど、メッセージに担持されたブロックのコンテンツ長が長く、カプセル化の效率が高い。メッセージの長さが長いほど、両トラフィックフローのメッセージが同一方向に集合する際、スケジューリング時間をずらしなく、両トラフィックフローが同時に到達すると、交代で出力しかなく、ある1つのトラフィックが先に出力すると、もう1つのトラフィックは出力を待機する。メッセージが大きいほど、次の1つのトラフィックフローの待機時間が長い。ブロック長が短いほど、メッセージに担持されたブロックのコンテンツ長が短く、カプセル化の效率が低い。しかしながら、両トラフィックフローのメッセージが同時に同一方向に集合する時、出力待ちメッセージの待ち時間は短い。64b/66b符号化を例として、64b/66b符号化を実行したトラフィックフローを復号化するには、66bブロック長の境界を探す必要があり、66bブロックの境界を探すのに所要する期間か非常に長いため、カプセル化されたメッセージから66bブロックの境界を探す過程を省くため、タイル分割の固定長さを66bの整数倍にしてよく、こうしたら、66ビットブロックをその長さのまま分割すればよく、ブロック内のすべての情報はビットの完全な66ビットブロックであり、ブロックの第1ビットがちょうど第1個目の66ビットブロックの第1ビットとなり、64b/66b復号化を実行する際、66ビットブロックの境界を探す作業を省くことが可能になった。同様に、65ビットブロックのストリームをタイル分割する場合、ブロック長は65ビットの整数倍であってよく、10ビットブロックのストリームをタイル分割する場合、ブロック長は10ビットの整数倍であってよい。
10M、100M、1Gのイーサネットインタフェースにおいて、物理PHY階層では4b/5b、8b/10b等の符号化形式を使用する。物理PHY階層で8b/10b符号化を実行する場合、8ビット長さを10ビット長さに変換することで、スペシャル機能の情報を伝送し、伝送時帯域幅を追加で25%増大させ、即ち、10Mのトラフィックフローの伝送に12.5M帯域幅が所要するが、伝送チャネルの帯域幅の利用率は80%し
かない。たとえば、符号化された10ビットブロックのストリームをタイル分割し、メッセージのカプセル化效率が同様に90%である場合、帯域幅の利用率は72%しかない。10bに符号化されたものを再符号化し、8つの10b符号化ブロックを1つの65ビット長さの符号化ブロックに変換(具体的な変換過程は中国G.7041/Y.1303標準2005版8.1.1チャプタを参照可能)し、8つの10b符号化データのストリームを1つの65ビットブロックのストリームに変換し、65ビットブロックのストリームをタイル分割することで、メッセージの最高転送效率を80%から98.46%に向上する。65ビットブロックのストリームをタイル分割する際、復号化時65ビットブロックの境界を探す作業を省くため、ブロック長は65ビット長さの整数倍であってよく、こうすると、ブロック内のすべての情報はビットが完全な65ビットブロックであり、ダイシングする第1ビットがちょうど第1個目の65ビットブロックの第1ビットとなり、65bブロックを復号化する際、65bブロックの境界を探す作業を省くことが可能になった。実現の場合、65ビットブロックを66ビットブロックに再符号化してもよく、こうすると、変換する前のビットストリームが66ビット長さのビットストリームであり、10Gインタフェースおよび40GインタフェースのPCS階層の符号長と一致になる。物理階層において4b/5b符号化する際、符号化された5ビット長さのブロックのストリームにおいて直接ダイシングしてよく、ブロック長は5ビットの整数倍であってもよく、二つの5ビット長さの符号化ブロックを1つの10ビット長さの符号化ブロックに取り扱い、8b/10bを使用して65bに変換する規則に従い、8つの10b符号化データブロックを1つの65ビットブロックに変換し、65ビットのブロックのストリームをタイル分割する。
図3に示す技術案に関して、具体的には、トラフィック伝送の送信エンドPE装置にスケジューリング部を配置し、伝送待ちメッセージを所定の伝送速度に従ってスケジューリング部へ伝送し、伝送速度はカスタマ情報が求められる帯域幅を保証すべきである。カスタマトラフィックが過負荷(Overload)状態にあるか軽負荷(lightload)状態にあるかを問わず、カプセル化された伝送待ちメッセージは常に固定速度で送信される。トラフィックがフルフロー状態にある場合、伝送待ちメッセージに大量のカスタマに有用な情報が運ばれており、カスタマトラフィックが軽負荷状態にある場合、伝送待ちメッセージの一部はカスタマに有用な情報であり、一部は遊休情報である。伝送待ちメッセージを定速で送信することにより、クライアントのベアラ速度は常に変わらず、カスタマトラフィックの有効情報がどのように変化しても、ベアラ速度は常に一定で変わらず、カスタマトラフィックの有効帯域幅や、ネットワーク上の他のトラフィックの速度により影響を受けない。
図3に示す技術案に関して、前記伝送待ちメッセージを解析し、前記伝送待ちメッセージの送信方向を確定することは、具体的に、カスタマインタフェースから送信されるすべてのメッセージに対してラベル解析を実行し、メッセージの伝送チャネルを確定することである。
図3に示す技術案に関して、可能な一実現形態において、前記同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングし、所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信することは、
ラウンドロビン・スケジューリング方式(Round Robin scheduling)に従い、同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングすることと、
所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェース上の専用タイムスロットに送信することと、を含んでよい。
なお、この実現形態によれば、送信速度が安定し、パケット長が固定長である、同一送信方向の専用線トラフィックがスケジューリングに参加する場合、スケジューリング部の作業速度は、スケジューリングに参加するすべてのトラフィックフローの総速度より速い、または等しい。スケジューリングおよび出力用のネットワークインタフェース(またはネットワークインタフェースのタイムスロット)は専用であるため、出力速度が安定し、安定した作業状態で、専用線トラフィックフローはネットワーク上の伝送経路において安定した速度で伝送され、遅延時間が極めて短く、遅延ズレが非常に小さく、トラフィックの伝送品質はSDHネットワークの伝送品質に近い。
また、選択的に、前記同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングし、所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信することは、
複数のトラフィックフローのうち、スケジューリング・出力可能なトラフィックフローが1つしか存在しない場合、多重選択方式によって、スケジューリング・出力可能なトラフィックフローをスケジューリングし、所定の伝送速度に従って専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信することを含む。
なお、すべてのメッセージのうち、1つのトラフィックフローのみクライアントのインタフェースに送信可能で、1つのトラフィックフローに集合する複数のトラフィックフローが存在しない場合、ラウンドロビン・スケジューリングの代わりに多重選択方式を使用してよい。
本実施例において、上述した技術案は送信エンドとしてのPE装置に適用され、このPE装置の一側のインタフェースはU側インタフェース、すなわちカスタマインタフェースとして、カスタマトラフィックに接続し、もう一側はN側インタフェースとして、ネットワークインタフェースに接続する。カスタマトラフィックはPE装置からネットワークシステムに進入し、構築されたネットワークチャネルを介して、数多くの装置を通過しターゲット点に送信される。しかしながら、ネットワークアーキテクチャ全般において、送信エンドとしてのPE装置は他の伝送チャネルのP装置に用いられる可能性も極めて高く、すなわち、ただトラフィックを1つのネットワークインタフェースからもう1つのネットワークインタフェースへ送信するだけである。したがって、送信エンドのPE装置が同時に他の伝送チャネルのP装置に用いられる場合、本実施例の上述した技術案は、
専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットから少なくとも1つの物理信号を受信すると、各前記物理信号のそれぞれをメッセージデータに復元することと、
各前記物理信号に対応するメッセージデータを解析し、少なくとも1つの前記メッセージデータの送信方向を確定することと、
同一送信方向及び同一処理方式のメッセージデータを同一のトラフィックフローにスケジューリングした後、前記トラフィックフローをトラフィックマッピングして専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェーの専用タイムスロットによって送信することと、をさらに含んでよい。
すなわち、普通の場合、送信エンドのPE装置は同時に他の伝送チャネルのP装置として働き、これを基とし、本実施例の技術案は図4を参照すればよく、図4における実線に示すように、ネットワークインタフェースへのメッセージはスケジューリングを経て、集合し1つのトラフィックフローを形成してネットワークインタフェースに送信され、ネットワークインタフェースに送信されたメッセージがトラフィックマッピングされてネット
ワーク上の物理インタフェースによって送出される。図4における点線に示すようにカスタマインタフェースへのメッセージはスケジューリングを経て、集合し1つのトラフィックフローを形成してカスタマインタフェースに送信される。カスタマトラフィックは、カプセル化した後、固定長で、定速送信され、すべての専用線トラフィックの速度は一定で変わらず、同一方向のすべての専用線トラフィックがスケジューリングおよび出力し、スケジューリング部の作業速度は入力されたすべてのトラフィックフローの総速度より速い、または等しく、これにより、入力されたトラフィックフローがスケジューリング部に進入すると即時にスケジューリングされ、詳しくは、スケジューリング部は簡単な交代式スケジューラを使用するだけで要求を満足できる。
カスタマインタフェースに送信されるメッセージは、図5に示すように、ネットワークインタフェースからのメッセージおよびすべてのカスタマインタフェースからのメッセージのうちの1つのトラフィックフローのみカスタマインタフェースに送信され、1つのトラフィックフローに集合する複数のトラフィックフローが存在しない場合、スケジューラの代わりにマルチプレクサを利用してよく、多重のトラフィックフローから1つのトラフィックフローを選択してカスタマインタフェースに送信する。
上述した技術案において、ネットワークインタフェースは普通のイーサネットインタフェースであってもよく、FlexEインタフェースまたはOTNインタフェースであってもよい。イーサネットインタフェースの場合、ネットワークインタフェース全般が1つのタイムスロットに該当する。FlexEインタフェースまたはOTNインタフェースの場合、ネットワークインタフェースに数多くのタイムスロットがある。ネットワークインタフェースが普通のイーサネットインタフェースである場合、このネットワークインタフェースは専用線トラフィックのみ送信可能に要求され、ネットワークインタフェースが専用となり、他の非専用線トラフィックを伝送しないことで、送信過程において専用線トラフィックが他トラフィックの速度不確実およびパケット長不確実により影響を受けないように保証する。
ネットワークインタフェースがFlexEインタフェースである場合、スケジューリングおよび集合されたトラフィックフローはFlexEネットワークの論理インタフェースに送信され、FlexEカスタマの形態でFlexEタイムスロットにマッピングし伝送する。FlexEインタフェースにおいて、FlexEチャネル全般をn*20個のタイムスロットスライス(Slice)に区切り、各タイムスロットスライスの長さは66ビットであり、対応する帯域幅は5G(ビット/秒)の帯域幅である。各FlexEカスタマは異なるタイムスロットにおいて転送され、相互間において厳格に物理的隔離をさせることで、お互いに影響を与えずに、各FlexEカスタマが全部定速で伝送される。
ネットワークインタフェースがOTNインタフェースである場合、図6に示すように、集合された送信トラフィックフローをOTNネットワークの論理インタフェースへ送信し、OTN物理インタフェースのカスタマとして光チャンネルペイロードユニット(OPU、Optical channel Payload Unit)にマッピングし、OPUは光チャネルデータユニット(ODU、Optical Channel Data Unit)にカプセル化し、1つのODUが1つのタイムスロットとして、最終的にOTNフレームトラフィックに処理し伝送される。異なるODUの間はお互いに隔離され、お互いの伝送速度に影響を及ぼさない。
本実施例で提供されるトラフィック伝送方法によれば、専用線トラフィックの伝送速度が安定し、パケット長が固定長であるため、同一方向の専用線トラフィックがスケジューリングに参加すると、スケジューリングおよび出力されるネットワークインタフェース(またはネットワークインタフェースのタイムスロット)は専用となり、出力速度が安定す
る。したがって、安定した作業状態で、専用線トラフィックフローはネットワーク上の伝送経路において安定した速度で伝送され、遅延時間が極めて短く、遅延ズレが非常に小さく、トラフィックの伝送品質はSDHネットワークの伝送品質に近い。
図7を参照すると、本発明の実施例に係るトラフィック伝送方法を示しており、この方法は、トラフィック伝送の受信端PE装置に利用してよく、この方法は、
S701において、受信した伝送メッセージを逆カプセル化し、前記伝送メッセージに担持されたデータブロックストリームを取得することと、
S702において、前記データブロックを所定のコード復元ポリシーに従って逆方向復号化し、前記元トラフィックデータの符号化方式に対応するビットストリームを取得することと、
S703において、前記ビットストリームから前記元トラフィックデータを復元することと、
S704において、前記元トラフィックデータをクライアントに送信することと、を含む。
なお、本実施例の技術案において、伝送メッセージを受信した後は、図8を参照して、逆カプセル化によってメッセージターゲットアドレス、元アドレス、ラベル、CRC検査等フィールドを含むカプセル化部コンテンツを除去し、メッセージに担持されたスライス部を抽出し、ビットブロックの符号化ストリームを復元および復号化し、符号化ブロックのストリームから元のカスタマトラフィックを復元し出力する。例えば、カスタマインタフェースが66ビットブロックのストリームである場合、抽出された66ビットブロックのストリームを物理階層のインタフェースに送信し送出するが、もしカスタマインタフェースが8b/10符号化を経た符号化ストリームであって、8b/10符号化を経て65bに変換符号化している場合、65b符号化ブロックのストリームを抽出した後、まず65b符号化ブロックから10b符号化ブロックを復元および復号化してから、10b符号化ブロックを物理階層のインタフェースに送信し送出する。
図9を参照すると、本発明の実施例に係るトラフィック伝送方法のフローを示しており、このフローは図1に示すネットワークアーキテクチャの二つのPE装置、それぞれ送信エンドPE装置AとターゲットPE装置Bに利用してよく、このフローは、下記の段階を含んでよい。
S901で、装置Aにおいて伝送待ちメッセージのデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得し、
S902で、装置Aにおいて各データブロックを所定のメッセージフォーマットに従ってそれぞれカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちメッセージを取得し、
S903で、装置Aにおいて各伝送待ちメッセージをそれぞれ解析し、各前記伝送待ちメッセージの送信方向を確定し、
S904で、装置Aにおいて同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングし、所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信する。
なお、上述した段階S901~S904は、送信エンドPE装置Aにおいて専用線トラフィックを送信するフローであり、具体的な実現過程は第1実施例の相応部分を参照してよく、本発明の実施例において重複な説明を省略する。
S905で、装置Bにおいて受信した伝送メッセージを逆カプセル化し、前記伝送メッセージに担持されたデータブロックストリームを取得し、
S906で、装置Bにおいて前記データブロックを所定のコード復元ポリシーに従って逆方向復号化し、前記元トラフィックデータの符号化方式に対応するビットストリームを取得し、
S907で、装置Bにおいて前記ビットストリームから前記元トラフィックデータを復元し、
S908で、装置Bにおいて前記元トラフィックデータをクライアントに送信する。
なお、上述した段階S905~S908はターゲットPE装置Bにおいて専用線トラフィックを受信するフローであり、具体的な実現過程は第2実施例の相応部分を参照してよく、本発明の実施例において重複な説明を省略する。
図9に示すフローに関して、本実施例では下記の具体的例示によって図9に示すフローの具体的な実現過程を説明する。なお、具体的例示の番号は、例示と例示間の優先関係や前後関係を示すものではなく、単に異なる例示を区分するために用いられることに留意されたい。
第1具体的例示
図10Aを参照すると、FlexEを例とし、送信エンドのPE装置において、PCS階層のビット符号化ストリームに4つの1Gカスタマトラフィックがあり、それぞれ8b/10bを経て65bに変換符号化を実行していると設定すると、次は、それぞれ65ビット長さの符号化ブロックにスライシングし、固定長にスライシングしてから、それぞれイーサネットメッセージにカプセル化し、MPLSラベルを携帯させ、ラウンドロビン・スケジューリング部へ定速送信する。ラベル解析を経て、同一方向及び同一処理方式のメッセージはスケジューリングによって集合し1つのトラフィックフローを形成して、FlexEカスタマのフォーマットでFlexEタイムスロット(これらのタイムスロットは専用である)にマッピングし、FlexEインタフェースにおいてFlexEトラフィック処理を完成、例えば、64/66符号化、タイムスロットマッピング、FlexEフレーム形成等を経て送出する。
ネットワーク上のP装置において、FlexEインタフェースから対応タイムスロットのトラフィックを抽出した後、P装置における点線に示すように、FlexEタイムスロットで直接交差して、他の1つのFlexEインタフェースのタイムスロットに送信してもよく、P装置における実線に示すように、タイムスロットからカスタマトラフィックを抽出し、カスタマトラフィックを復元し、スケジューラによって対応ネットワークインタフェースにスケジューリングし、メッセージを符号化して対応FlexEタイムスロットにマッピングし、FlexEインタフェースによって送出してもよい。
ターゲットPE装置において、FlexEインタフェースのタイムスロットからメッセージトラフィックを復元した後、スケジューリングによって対応物理インタフェースに送信し、逆カプセル化およびビットの符号化ブロック復元を経て、カスタマトラフィックのビットストリームに復元しカスタマに送信する。4つの1G速度のカスタマの場合、スライシングおよびカプセル化を経て、総速度が5G速度に近づき、1つのFlexEタイムスロットによって伝送可能である。
第2具体的例示
図10Bを参照すると、OTNを例とし、送信エンドのPE装置において、PCS階層ビット符号化ストリームに2つの1Gのカスタマトラフィックがあり、8b/10bを経て65bの符号化ブロックに変換符号化したと設定すると、次は、65ビット長さの符号化ブロックをそれぞれスライシングし、固定長にスライシングしてから、それぞれにイーサネットメッセージにカプセル化し、MPLSラベルを携帯させ、ラウンドロビン・スケジューリング部へ定速送信する。ラベル解析を経て、同一方向のメッセージはスケジューリングによって集合し1つのトラフィックフローを形成して、OTNカスタマの方式でOTNインタフェースにおいて処理、例えば、OPUマッピング、ODUカプセル化、OTUフレーム形成等の処理を経て、送出する。
ネットワーク上のP装置において、OTNインタフェースかたODUトラフィックを抽出した後、P装置における実線に示すように、ODUで直接交差して、他1つのOTNインタフェースのOTUに送信してもよく、P装置における実線に示すように、ODUからOPUコンテンツを抽出し、カスタマトラフィックに復元し、スケジューラによって対応ネットワークインタフェースにスケジューリングし、メッセージをOPUにマッピングし、ODUにカプセル化し、OTUフレームを形成し、OTNインタフェースによって送出してもよい。
ターゲットPE装置において、OTNインタフェース中からODUトラフィックを抽出した後、OPU抽出およびメッセージトラフィック復元を経て、スケジューリングによって対応物理インタフェースに送信し、そして逆カプセル化、ビット符号化ブロック復元を経て、カスタマトラフィックのビットストリームを復元しカスタマに送信する。2つの1G速度のカスタマの場合、スライシング、カプセル化を経て、総速度が2.5G速度に近づき、1つのODUによって伝送可能である。
第3具体的例示
図10Cを参照すると、普通のイーサネットを例とし、送信エンドPE装置においてPCS階層ビット符号化ストリームにそれぞれ10M、100M、1Gのカスタマトラフィックがあり、8b/10bを経て65bの符号化ブロックに変換符号化を実行していると設定すると、次は、65ビット長さの符号化ブロックをそれぞれスライシングし、固定長にスライシングしてから、それぞれイーサネットメッセージにカプセル化し、MPLSラベルを携帯させ、ラウンドロビン・スケジューリング部へ定速送信する。ラベル解析を経て、同一方向および同一処理方式のメッセージはスケジューリングによって集合し1つのトラフィックフローを形成し、専用イーサネットインタフェースによって送出する。なお、このイーサネットインタフェースは1つのトラフィックフローのみ転送し、他のトラフィックフローと同一インタフェースを共有しない。
ネットワーク上のP装置において、イーサネットインタフェースからカスタマトラフィックを復元し、スケジューラによって対応ネットワークインタフェースにスケジューリングし、イーサネットインタフェースによって送出する。
ターゲットPE装置において、イーサネットインタフェースからメッセージ抽出し、逆カプセル化、ビット符号化ブロック復元を経て、カスタマトラフィックのビットストリームを復元してカスタマに送信する。10M、100M、1G速度の3つのカスタマは1つの伝送チャネルを共有するが、お互いに影響を与えずに、全部高品質で伝送可能であり、トラフィック実際の速度、メッセージの長さ、ネットワーク状況により影響を受けない。
上述した3つの具体的例示の説明から見られるように、本発明の実施例で提供されるトラフィック伝送方法によれば、専用線トラフィックフローはネットワーク上の伝送経路において安定した速度で伝送され、遅延時間が極めて短く、遅延ズレが非常に小さく、トラフィックの伝送品質はSDHネットワークの伝送品質に近い。
図11を参照すると、本発明の実施例に係るネットワーク装置110の構成を示しており、該当ネットワーク装置は、
伝送待ちメッセージのデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得するように構成される、タイル分割部1101と、
各データブロックを所定のメッセージフォーマットに従ってそれぞれカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちメッセージを取得する、前記伝送待ちメッセージを所定の伝送速度に従って前記解析部に伝送するように構成される、カプセル化部1102と、
各伝送待ちメッセージをそれぞれ解析し、各前記伝送待ちメッセージの送信方向を確定するように構成される、解析部1103と、
同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングするように構成される、スケジューリング部1104と、
所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェース、またはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信するように構成される、第1送信部1105と、を備える。
上述した技術案において、前記伝送待ちトラフィックのデータが物理インタフェースによって受信したビットストリームである場合、前記タイル分割部1101は、
前記物理インタフェースによって受信したビットストリームを前記所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得する、または、
前記物理インタフェースによって受信したビットストリームを所定の符号化ポリシーに従って符号化した後、符号化されたビットストリームを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得する、ように構成される。
上述した技術案において、前記伝送待ちトラフィックのデータがユーザインタフェースによって受信したメッセージデータである場合、前記タイル分割部1101は、
前記メッセージデータを所定の符号化ポリシーに従って符号化し、
符号化されたメッセージデータの伝送速度を調整し、前記符号化されたメッセージデータをバッファリングし、
バッファした前記符号化されたメッセージデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得する、ように構成される。
上述した技術案において、前記符号化されたビットストリーム又は前記符号化されたメッセージデータが66ビットストリームである場合、前記所定長さは66ビットの整数倍であり、
前記符号化されたビットストリーム又は前記符号化されたメッセージデータが65ビットストリームである場合、前記所定長さは65ビットの整数倍であり、
前記符号化されたビットストリーム又は前記符号化されたメッセージデータが10ビットストリームである場合、前記所定長さは10ビットの整数倍である。
上述した技術案において、前記カプセル化部1102は、
各前記データブロックをイーサネットメッセージのフォーマットに従ってカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちイーサネットメッセージを取得するように構成される。
上述した技術案において、前記カプセル化部1102は、
各前記データブロックのマルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)のプロトコルラベルを前記伝送待ちイーサネットメッセージにカプセル化し、前記データブロックのMPLSプロトコルラベルに擬似ワイヤラベル、トンネルラベルおよび擬似ワイヤ制御ワードのうちの少なくとも1項が含まれているように構成される。
上述した技術案において、前記カプセル化部1102は、
各前記データブロックの付属情報を前記伝送待ちイーサネットメッセージにカプセル化し、前記データブロックの付属情報にシーケンス番号、クロック情報およびタイムスタンプ値のうちの少なくとも1項が含まれているように構成される。
上述した技術案において、前記スケジューリング部1104は、
ラウンドロビン・スケジューリング方式に従い、同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングし、
所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信するように構成される。
上述した技術案において、前記スケジューリング部1104は、
複数のトラフィックフローのうち、スケジューリング・出力可能なトラフィックフローが1つしか存在しない場合、多重選択方式によって、スケジューリング・出力可能なトラフィックフローをスケジューリングし、所定の伝送速度に従って専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信するように構成される。
上述した技術案において、ネットワーク装置110は、さらに、
専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットから少なくとも1つの物理信号を受信すると、各前記物理信号のそれぞれをメッセージデータに復元するように構成される復元部1106を備え、
前記解析部1103は、さらに、各前記物理信号に対応するメッセージデータを解析し、少なくとも1つの前記メッセージデータの送信方向を確定するように構成され、
前記スケジューリング部1104は、さらに、同一送信方向及び同一処理方式のメッセージデータを同一のトラフィックフローにスケジューリングした後、前記トラフィックフローをトラフィックマッピングして専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットによって送信するように構成される。
なお、本実施例において、「部」ということは、一部回路、一部プロセッサ、一部プログラムまたは一部ソフトウェアなどであってよく、もちろん、ユニットであってもよく、モジュールであってもよく、非モジュール化であってもよいことを理解されたい。
また、本実施例における各構成部は、1つの処理ユニットに集積してもよく、それぞれのユニットが独立した物理存在であってもよく、2つまたは2つ以上のユニットが1つのユニットに集積したものでもよい。上述した集積したユニットは、ハードウェアの形態で実現でもよく、ソフトウェアの機能モジュールの形態で実現してもよい。
上記集積したユニットがソフトウェアの機能モジュールの形態で実現し、独立した製品として販売または使用しない場合、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶してよく、このような理解に基づくと、本実施例の技術案の本質的部分または従来技術と比較して貢献となる部分またはこの技術案の全部あるいは一部をソフトウェア製品の形態で実現してよく、このコンピュータソフトウェア製品は1つの記憶媒体に記憶され、それに若干の命令が含まれており、前記命令が1台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワーク装置等であってよい)またはprocessor(プロセッサ)によって実行されることにより、本実施例の前記方法の全部または一部が実現可能である。前述した記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM、Read Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
したがって、本実施例ではトラフィック伝送プログラムが記憶されているコンピュータ記憶媒体を提供し、前記トラフィック伝送プログラムは少なくとも1つのプロセッサで実行することにより、上述第1実施例に記載のトラフィック伝送方法を実現可能である。
上述したネットワーク装置110およびコンピュータ記憶媒体に関して、図13を参照すると、本発明の実施例に係るネットワーク装置110の具体的なハードウェア構造を示しており、該当構成は、第1ネットワークインタフェース1301、第1記憶装置130
2および第1プロセッサ1303を備えてよく、各構成要素はバスシステム1304によって共に連結される。バスシステム1304はこれらの構成要素間の接続および通信を実現するために用いられるものに理解されたい。バスシステム1304はデータバスだけではなく、電源バス、制御バスおよび状態信号バスも含んでよい。説明を明確化にするために、図13において様々なバスをまとめてバスシステム1304と示している。ここで、第1ネットワークインタフェース1301は、他の外部ネットワーク要素との送受信過程において信号の受信と送信に用いられ、
第1記憶装置1302は、第1プロセッサ1303で実行可能なコンピュータプログラムが記憶されるように構成され、
第1プロセッサ1303は、
前記コンピュータプログラムを実行すると、
伝送待ちメッセージのデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得することと、
各データブロックを所定のメッセージフォーマットに従ってそれぞれカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちメッセージを取得することと、
各伝送待ちメッセージをそれぞれ解析し、各前記伝送待ちメッセージの送信方向を確定することと、
同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングし、所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信することと、を実現するように構成される。
なお、本発明の実施例に係る第1記憶装置1302は、揮発性メモリまたは非揮発性メモリであってよく、または、揮発性メモリと非揮発性メモリの両方を含んでよいことを理解されたい。ここで、非揮発性メモリは読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(Programmable
ROM、PROM)、消去可能でプログラム可能な読み取り専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)またはフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリはランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってよく、外部のキャッシュに用いられる。例示であって、限定的なものではない説明によれば、様々な形態のRAM、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期式動的ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、2倍データ速度同期式動的ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDRSDRAM)、強化同期式動的ランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)およびダイレクト・ラムバスRAM(Direct Rambus RAM、DRRAM)を使用してよい。本明細書で説明されるシステムと方法の第1記憶装置1302は、限定される訳ではないが、これらとその他の任意の適切なタイプの記憶装置を備えることが意図される。
第1プロセッサ1303は信号処理能力を持つ集積回路チップであってよい。実現過程において、上述した方法的各段階は、第1プロセッサ1303のハードウェア的集積論理回路またはソフトウェア形態の命令によって完成してよい。前記第1プロセッサ1303は汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラム可能なゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FP
GA)又はその他のプログラム可能な論理素子、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理素子、ディスクリートハードウェアアセンブリであってよい。本発明の実施例で開示される各方法、段階及びロジックブロック図を実現または実行可能である。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、あるいは任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本発明の実施例で開示される方法の各段階に基づいて直接ハードウェアデコーダによって実行し完成、あるいはデコーダにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行し完成してよい。ソフトウェアモジュールはランダムメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能な読み取り専用メモリ又は電気的消去可能でプログラム可能な読み取り専用メモリ、レジスタ等の本分野で公知されている記憶媒体に内装してよい。この記憶媒体は第1記憶装置1302に内装しており、第1プロセッサ1303は第1記憶装置1302内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上述した方法を実現する。
なお、本明細書で説明されるこれらの実施例はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコードまたはそれらの組合せで実現可能であることを理解されたい。ハードウェアによる実現に関して、処理ユニットは1つまたは複数の特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuits、ASIC)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing、DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSP Device、DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device、PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサおよび本出願に記載の機能を実行可能なその他の電子ユニットまたはそれらの組み合わせの内に実現されてよい。
ソフトウェアによる実現に関して、本明細書に記載された機能モジュール(例えば、プロセス、関数など)を実行することで本明細書に記載された技術を実現できる。ソフトウェアコードは記憶装置内に記憶されてよく、プロセッサによって実行される。記憶装置はプロセッサに内装またはプロセッサの外部で実現してよい。
具体的に、ネットワーク装置110における第1プロセッサ1303は、さらに、コンピュータプログラムを実行すると、前述した第1実施例に記載の方法が実現可能に構成され、本発明の実施例において重複な説明を省略する。
図14を参照すると、本発明の実施例に係るネットワーク装置140の構成を示しており、このネットワーク装置140は、
受信した伝送メッセージを逆カプセル化し、前記伝送メッセージに担持されたデータブロックストリームを取得するように構成される、逆カプセル化部1401と、
前記データブロックを所定のコード復元ポリシーに従って逆方向復号化し、前記元トラフィックデータの符号化方式に対応するビットストリームを取得するように構成される、第1復元部1402と、
前記ビットストリームから前記元トラフィックデータを復元するように構成される、第2復元部1403と、
前記第2送信部1404、元トラフィックデータをクライアントに送信するように構成される、第2送信部1404と、を備える。
また、本実施例では、トラフィック伝送プログラムが記憶されているコンピュータ記憶媒体を提供しており、前記トラフィック伝送プログラムが少なくとも1つのプロセッサによって実行されることで、上述第2実施例の記載方法が実現可能である。コンピュータ記憶媒体に関する具体的な説明は、第4実施例の説明を参照すればよく、本発明の実施例に
おいて重複な説明を省略する。
前記ネットワーク装置140およびコンピュータ記憶媒体に関して、図15を参照すると、本発明の実施例に係るネットワーク装置140の具体的なハードウェア構造を示しており、該当構成は、第2ネットワークインタフェース1501、第2記憶装置1502および第2プロセッサ1503を備えてよく、各構成要素はバスシステム1504によって共に連結される。なお、バスシステム1504はこれらの構成要素間の接続および通信を実現するために用いられるものに理解されたい。バスシステム1504はデータバスだけではなく、電源バス、制御バスおよび状態信号バスも含んでよい。説明を明確化にするために、図15においては様々なバスをまとめてバスシステム1504と示しており、
前記第2ネットワークインタフェース1501は、他の外部ネットワーク要素との送受信過程において信号の受信と送信に用いられ、
第2記憶装置1502は、第2プロセッサ1503で実行可能なコンピュータプログラムが記憶されるように構成され、
第2プロセッサ1503は、
前記コンピュータプログラムを実行すると、
受信した伝送メッセージを逆カプセル化し、前記伝送メッセージに担持されたデータブロックストリームを取得することと、
前記データブロックを所定のコード復元ポリシーに従って逆方向復号化し、前記元トラフィックデータの符号化方式に対応するビットストリームを取得することと、
前記ビットストリームから前記元トラフィックデータを復元することと、
前記元トラフィックデータをクライアントに送信することと、を実現するように構成される。
なお、本実施例に係るネットワーク装置140の具体的なハードウェア構造の構成要素は、第4実施例の相応部分と類似していることを理解されたく、本発明の実施例において重複な説明を省略する。
上述実施例に基づき、本発明の実施例では、上述した4つの実施例に記載のネットワーク装置110および第5実施例に記載のネットワーク装置140を備えてよいトラフィック伝送システムをさらに提供する。なお、このシステムは前述した第3実施例の記載のフローを実現可能であり、本発明の実施例において重複な説明を省略する。
なお、本発明の実施例に記載の技術案は、お互いに矛盾しない限り、任意の組み合わせが可能である。
上述した内容は、単に本出願の具体的な実施例であり、本出願の保護範囲を限定するものではない。当業者であれば、本発明で開示された技術範囲内での変化又は均等置換を容易に考えることができ、これらの変化又は代替は全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本発明の保護範囲は請求項の保護範囲を基準とすべきである。

Claims (16)

  1. 伝送待ちメッセージのデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得することと、
    各前記データブロックを所定のメッセージフォーマットに従ってそれぞれカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちメッセージを取得することと、
    各前記伝送待ちメッセージをそれぞれ解析し、各前記伝送待ちメッセージの送信方向を確定することと、
    同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングし、所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信することと、を含
    同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングし、所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信することは、
    複数のトラフィックフローのうち、スケジューリング・出力可能なトラフィックフローが1つしか存在しない場合、多重選択方式によって、スケジューリング・出力可能なトラフィックフローをスケジューリングし、所定の伝送速度に従って専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信することを含む、
    トラフィック伝送方法。
  2. 前記伝送待ちトラフィックのデータが物理インタフェースによって受信したビットストリームである場合、伝送待ちメッセージのデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得することは、
    前記物理インタフェースによって受信したビットストリームを前記所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得すること、または、
    前記物理インタフェースによって受信したビットストリームを所定の符号化ポリシーに従って符号化した後、符号化されたビットストリームを前記所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得することと、を含む、
    請求項1に記載のトラフィック伝送方法。
  3. 前記伝送待ちトラフィックのデータがユーザインタフェースによって受信したメッセージデータである場合、伝送待ちメッセージのデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得することは、
    前記メッセージデータを所定の符号化ポリシーに従って符号化することと、
    符号化されたメッセージデータの伝送速度を調整し、前記符号化されたメッセージデータをバッファリングすることと、
    バッファした前記符号化されたメッセージデータを前記所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得することと、を含む、
    請求項1に記載のトラフィック伝送方法。
  4. 前記符号化されたビットストリーム又は前記符号化されたメッセージデータが66ビットストリームである場合、前記所定長さは66ビットの整数倍であり、
    前記符号化されたビットストリーム又は前記符号化されたメッセージデータが65ビットストリームである場合、前記所定長さは65ビットの整数倍であり、
    前記符号化されたビットストリーム又は前記符号化されたメッセージデータが10ビットストリームである場合、前記所定長さは10ビットの整数倍である、
    請求項2または請求項3に記載のトラフィック伝送方法。
  5. 各前記データブロックを所定のメッセージフォーマットに従ってそれぞれカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちメッセージを取得することは、
    各前記データブロックをイーサネットメッセージのフォーマットに従ってそれぞれカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちイーサネットメッセージを取得することを含む、
    請求項1に記載のトラフィック伝送方法。
  6. 各前記データブロックをイーサネットメッセージのフォーマットに従ってそれぞれカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちイーサネットメッセージを取得することは、
    各前記データブロックのマルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)のプロトコルラベルを前記伝送待ちイーサネットメッセージにカプセル化し、前記データブロックのMPLSプロトコルラベルに擬似ワイヤラベル、トンネルラベルおよび擬似ワイヤ制御ワードのうちの少なくとも1項が含まれていることを含む、
    請求項5に記載のトラフィック伝送方法。
  7. 各前記データブロックをイーサネットメッセージのフォーマットに従ってそれぞれカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちイーサネットメッセージを取得することは、
    各前記データブロックの付属情報を前記伝送待ちイーサネットメッセージにカプセル化し、前記データブロックの付属情報にシーケンス番号、クロック情報およびタイムスタンプ値のうちの少なくとも1項が含まれていることを含む、
    請求項5に記載のトラフィック伝送方法。
  8. 同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングし、所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信することは、
    ラウンドロビン・スケジューリング方式に従い、同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングすることと、
    所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信することと、を含む、
    請求項1に記載のトラフィック伝送方法。
  9. 専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットから少なくとも1つの物理信号を受信すると、各前記物理信号のそれぞれをメッセージデータに復元することと、
    各前記物理信号に対応するメッセージデータを解析し、少なくとも1つの前記メッセージデータの送信方向を確定することと、
    同一送信方向及び同一処理方式のメッセージデータを同一のトラフィックフローにスケジューリングした後、前記トラフィックフローをトラフィックマッピングして専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットによって送信することと、をさらに含む、
    請求項1~8のいずれか1項に記載のトラフィック伝送方法。
  10. タイル分割部と、カプセル化部と、解析部と、スケジューリング部と、第1送信部と、を備え、
    前記タイル分割部は、伝送待ちメッセージのデータを所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得するように構成され、
    前記カプセル化部は、各前記データブロックを所定のメッセージフォーマットに従ってそれぞれカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちメッセージを取得し、前記伝送待ちメッセージを所定の伝送速度に従って前記解析部に伝送するように構成されと、
    前記解析部は、各前記伝送待ちメッセージをそれぞれ解析し、各前記伝送待ちメッセージの送信方向を確定するように構成され、
    前記スケジューリング部は、同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングするように構成され、
    前記第1送信部は、所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信するように構成され、
    前記スケジューリング部は、
    複数のトラフィックフローのうち、スケジューリング・出力可能なトラフィックフローが1つしか存在しない場合、多重選択方式によって、スケジューリング・出力可能なトラフィックフローをスケジューリングし、所定の伝送速度に従って専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信するように構成される、
    ネットワーク装置。
  11. 前記伝送待ちトラフィックのデータが物理インタフェースによって受信したビットストリームである場合、前記タイル分割部は、
    前記物理インタフェースによって受信したビットストリームを前記所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得するように構成され、または、
    前記物理インタフェースによって受信したビットストリームを所定の符号化ポリシーに従って符号化した後、符号化されたビットストリームを前記所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得するように構成され、
    前記伝送待ちトラフィックのデータがユーザインタフェースによって受信したメッセージデータである場合、前記タイル分割部は、
    前記メッセージデータを所定の符号化ポリシーに従って符号化し、
    符号化されたメッセージデータの伝送速度を調整し、前記符号化されたメッセージデータをバッファリングし、
    バッファした前記符号化されたメッセージデータを前記所定長さ毎にタイル分割し、少なくとも1つのデータブロックを取得するように構成され、
    前記符号化されたビットストリーム又は前記符号化されたメッセージデータが66ビットストリームである場合、前記所定長さは66ビットの整数倍であり、
    前記符号化されたビットストリーム又は前記符号化されたメッセージデータが65ビットストリームである場合、前記所定長さは65ビットの整数倍であり、
    前記符号化されたビットストリーム又は前記符号化されたメッセージデータが10ビットストリームである場合、前記所定長さは10ビットの整数倍である、
    請求項10に記載のネットワーク装置。
  12. 前記カプセル化部は、
    各前記データブロックをイーサネットメッセージのフォーマットに従ってそれぞれカプセル化し、少なくとも1つの伝送待ちイーサネットメッセージを取得し、
    各前記データブロックのマルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)のプロトコルラベルを前記伝送待ちイーサネットメッセージにカプセル化し、
    各前記データブロックの付属情報を前記伝送待ちイーサネットメッセージにカプセル化するように構成され、
    前記データブロックのMPLSプロトコルラベルに、擬似ワイヤラベル、トンネルラベルおよび擬似ワイヤ制御ワードのうちの少なくとも1項が含まれ、
    前記データブロックの付属情報に、シーケンス番号、クロック情報およびタイムスタンプ値のうちの少なくとも1項が含まれている、
    請求項10に記載のネットワーク装置。
  13. 前記スケジューリング部は、
    ラウンドロビン・スケジューリング方式に従い、同一送信方向及び同一処理方式の伝送待ちメッセージを同一のトラフィックフローにスケジューリングし、
    所定の伝送速度に従って前記トラフィックフローを専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットに送信するように構成される、 請求項10に記載のネットワーク装置。
  14. 専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットから少なくとも1つの物理信号を受信すると、各前記物理信号のそれぞれをメッセージデータに復元するように構成される復元部をさらに備え、
    前記解析部は、さらに、各前記物理信号に対応するメッセージデータを解析し、少なくとも1つの前記メッセージデータの送信方向を確定するように構成され、
    前記スケジューリング部は、さらに、同一送信方向及び同一処理方式のメッセージデータを同一のトラフィックフローにスケジューリングした後、前記トラフィックフローをトラフィックマッピングして専用ネットワークインタフェースまたはネットワークインタフェースの専用タイムスロットによって送信するように構成される、
    請求項10~13のいずれか1項に記載のネットワーク装置。
  15. 第1ネットワークインタフェース、第1記憶装置および第1プロセッサを備え、
    前記第1ネットワークインタフェースは、他の外部ネットワーク要素との情報受送信中に信号の受送信を行うように構成され、
    前記第1記憶装置は、前記第1プロセッサにおいて実行可能なコンピュータプログラムが記憶されるように構成され、
    前記第1プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項1~9のいずれか1項に記載のトラフィック伝送方法を実現するように構成される、
    ネットワーク装置。
  16. トラフィック伝送プログラムが記憶されており、前記トラフィック伝送プログラムが少なくとも1つのプロセッサに実行されると、請求項1~9のいずれか1項に記載のトラフィック伝送方法が実現される、
    コンピュータ記憶媒体。
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