JP7121442B2 - Taraxacum属植物の形質転換植物の製造方法 - Google Patents
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Description
また従来のクローン増殖技術である接ぎ木は、元の木がもつ病気を一緒に継いでしまう可能性があり、罹病した苗を増殖させる可能性がある。従って、安定的に植物を増殖できる方法が望まれている。
なお、本発明の製造方法は、上記各工程を含む限りその他の工程を含んでいてもよく、上記各工程は1回行ってもよいし、植え継ぐなどして複数回行ってもよい。
本発明の方法では、標的遺伝子又はそのフラグメント、及び、ハイグロマイシン耐性遺伝子(以下、標的遺伝子等、と記載することがある。)を含むプラスミドを含有するアグロバクテリウム・ツメファシエンスをTaraxacum属植物由来の組織片に感染させる。そこで、まず、アグロバクテリウム・ツメファシエンスの調製方法(アグロバクテリウム・ツメファシエンス調製工程)について説明する。
マーカー遺伝子であるハイグロマイシン耐性遺伝子は、後述する選択培養培地に含まれるハイグロマイシンに対する抵抗性を付与する選択マーカーをコードする遺伝子であり、これにより、形質転換された組織片であれば、ハイグロマイシンを含有する選択培養培地中でも生育することができ、結果、形質転換された組織片を選択的に生育させることが可能となる。
感染工程では、Taraxacum属植物由来の組織片に、標的遺伝子又はそのフラグメント、及び、ハイグロマイシン耐性遺伝子を含むプラスミドを含有するアグロバクテリウム・ツメファシエンス(アグロバクテリウム・ツメファシエンス調製工程により得られたアグロバクテリウム・ツメファシエンス)を感染させる。
共存培養工程では、例えば、感染工程により得られた組織片(アグロバクテリウム・ツメファシエンスが感染した組織片)を共存培養培地中で培養する。これにより、感染により組織片に導入された標的遺伝子等の遺伝子断片が、植物細胞の遺伝子中に組み込まれ、より安定した形質転換体を得ることができる。
選択培養工程では、感染工程で得られた組織片(感染工程の後、共存培養工程を行う場合には、共存培養工程で得られた組織片)のうち、標的遺伝子を獲得した組織片をハイグロマイシンにより選択する。すなわち、感染工程で得られた組織片を、ハイグロマイシンを含有する選択培養培地で培養して、標的遺伝子を獲得した組織片を選択する。
カルス誘導工程では、選択培養工程で得られた組織片を、サイトカイニン系植物ホルモン、オーキシン系植物ホルモン、及び、炭素源を含むカルス誘導培地で培養して、カルスを形成させる(カルスを誘導する)。なお、カルス誘導培地は、液体であっても固体であってもよいが、培地上に置床して培養することで、カルス化しやすいため、固体培養が好ましい。また、カルス誘導培地が液体培地である場合には、静置培養を行ってもよく、振とう培養を行ってもよい。
モノテルペン化合物としては、D-リモネン、α-ピネン、β-ピネン、l-メントール、ゲラニオール、カラン、ピナン、ミルセン、オシメン、コスメン等が挙げられる。なかでも、D-リモネン、α-ピネンが好ましい。
再生誘導工程では、カルス誘導工程で得られたカルスを、植物生長ホルモン及び炭素源を含む再生誘導培地中で培養することにより不定胚、不定芽及びシュートを形成させる。カルスから不定胚を誘導(形成)し、不定胚を培養することにより、不定芽を経て安定的にシュートの形成を行うことができるため、再生誘導工程の培養条件は、カルスから不定胚を誘導できる条件であれば、特に限定されない。
発根工程では、再生誘導工程で得られたシュートを、発根培地で培養することにより発根させる。
ゲルライト:和光純薬工業(株)製
アセトシリンゴン:東京化成工業(株)製
NAA:1-ナフタレン酢酸
BA:ベンジルアデニン
ハイグロマイシン:和光純薬工業(株)製
オーグメンチン:グラクソ・スミスクライン社製
[播種・休眠打破・発根・栽培]
シャーレに濾紙2~3枚を重ねて敷き、脱イオン水で湿らせた。濾紙上に、ロシアタンポポ(Taraxacum kok-saghyz)の種子(United States Department of Agriculture, Animal and Plant Health Inspection Service, Plant Protection and Quarantineより入手)を互いに1.5cm以上離して置いた。シャーレのふたをしてパラフィルムでシールした。シャーレを冷蔵庫(4℃)に3日間入れておき、休眠打破した。休眠打破処理後は、種を発芽培地に置床し、16~22℃の培養機内に置いた。発芽培地は、MS培地(植物細胞工学入門(学会出版センター)p20~p36に記載)に、ショ糖を20g/L添加し、培地のpHを5.8に調整した後、ゲルライトを3g/L添加して、オートクレーブ(121℃、20分)で滅菌し、クリーンベンチ内で冷却することにより調製した。
標的遺伝子と共にハイグロマイシン耐性遺伝子を挿入したプラスミドをエレクトロポレーション法によって導入したアグロバクテリウム・ツメファシエンス(EHA105系統)をLB液体培地中で培養温度28℃、一晩振とう培養した。600nmで測定した吸光度(OD600)=約1.0になるまで培養し、遠心分離で集菌し、懸濁用溶液(感染培地;0.1mmol/Lのアセトシリンゴン、0.01mmol/Lのメルカプトエタノール、30g/Lのショ糖を添加し、pH5.8に調整したMS液体培地)でOD600=0.1~0.2になるように調整した。なお、吸光度は、サーモ・サイエンティフィック社製のNano Drop 2000 cにより測定した。
発芽後1ヶ月栽培した植物の子葉を5mm幅に切り出し(100個)、アグロバクテリウム・ツメファシエンスを懸濁させた感染培地(40mL)中に25℃で5~10分静置した(感染工程)。その後、子葉片に付着した余分なアグロバクテリウム・ツメファシエンス懸濁液を取り除き、共存培養培地上に、向軸面を下にして、置床し、培養温度25℃、暗所(0.1lx未満の明るさ)で、2日間共存培養した(共存培養工程)。
共存培養培地は、MS培地に、ベンジルアデニン(BA)、1-ナフタレン酢酸(NAA)、ショ糖をそれぞれ、1.0mg/L、0.1mg/L、30g/L添加し、培地のpHを5.8に調整した後、ゲルライトを3g/L添加して、オートクレーブ(121℃、20分)で滅菌し、クリーンベンチ内で冷却することにより調製した。
共存培養後の子葉片を回収し、ハイグロマイシンを含有する表1に記載の選択培養培地に移植し、培養温度25℃、24時間中16時間の照明下(2000lx)で4週間培養した。なお、培地交換を1週間おきに行った。
選択培養培地は、MS培地に、表1に記載の濃度でベンジルアデニン(BA)、1-ナフタレン酢酸(NAA)、オーグメンチン、ハイグロマイシン、ショ糖を添加し、培地のpHを5.8に調整した後、ゲルライトを3g/L添加して、オートクレーブ(121℃、20分)で滅菌し、クリーンベンチ内で冷却することにより調製した。
選択培養工程で選抜された子葉片をカルス誘導培地に移植し、培養温度25℃、24時間中16時間の照明下(2000lx)で1週間培養した。その結果、子葉片からカルスが誘導されているものが確認された。
カルス誘導培地は、MS培地に、ベンジルアデニン(BA)、1-ナフタレン酢酸(NAA)、ショ糖をそれぞれ、0.5mg/L、0.1mg/L、30g/L添加し、培地のpHを5.8に調整した後、ゲルライトを3g/L添加して、オートクレーブ(121℃、20分)で滅菌し、クリーンベンチ内で冷却することにより調製した。
カルス誘導工程において子葉片から生じたカルスを再生誘導培地に移植し、培養温度25℃、24時間中16時間の照明下(2000lx)で4週間培養した。なお、培地交換を2週間おきに行った。その結果、カルスから不定胚の形成後、シュート(不定芽)が形成されているものが確認された。
再生誘導培地は、MS培地に、ベンジルアデニン(BA)、1-ナフタレン酢酸(NAA)、オーグメンチン、ハイグロマイシン、ショ糖をそれぞれ、0.5mg/L、0.1mg/L、375mg/L、0.5mg/L、30g/L添加し、培地のpHを5.8に調整した後、ゲルライトを3g/L添加して、オートクレーブ(121℃、20分)で滅菌し、クリーンベンチ内で冷却することにより調製した。
再生誘導工程においてカルスから生じた1~2cm程度のシュート(不定芽)をカルスから切り出し、発根培地に移植し、培養温度25℃、24時間中16時間の照明下(2000lx)で3週間培養した。その結果、発根が観察され、再生植物体が得られたものがあった。得られた再生植物体の様子を写した写真を図1(図1の(a)、(b))に示す。
発根培地は、MS培地に、オーグメンチン、ショ糖をそれぞれ、375mg/L、30g/L添加し、培地のpHを5.8に調整した後、ゲルライトを3g/L添加して、オートクレーブ(121℃、20分)で滅菌し、クリーンベンチ内で冷却することにより調製した。
再生個体における遺伝子の導入の確認を以下の通りにして行った。実施例1の発根に至った再生植物体の葉の一部からCTAB法によりDNAを抽出し、抽出したDNAを鋳型にハイグロマイシン耐性遺伝子に特異的な下記プライマーを用いて、PCR反応を行った。PCR反応は、94℃で3分加熱した後、94℃で30秒、55℃で30秒、72℃で1分を1サイクルとして35サイクル行い、最後に72℃で10分加熱して行った。そして、PCR反応後の溶液の一部をアガロースゲル電気泳動して、遺伝子の導入を確認した。
プライマー1(Hyg-F):5′-GCTGATCCCCATGTGTATCACTGGC-3′
プライマー2(Hyg-R):5′-CTATTCCTTTGCCCTCGGACGAGTGC-3′
[播種・休眠打破・発根・栽培]
シャーレに濾紙2~3枚を重ねて敷き、脱イオン水で湿らせた。濾紙上に、ロシアタンポポ(Taraxacum kok-saghyz)の種子(United States Department of Agriculture, Animal and Plant Health Inspection Service, Plant Protection and Quarantineより入手)を互いに1.5cm以上離して置いた。シャーレのふたをしてパラフィルムでシールした。シャーレを冷蔵庫(4℃)に3日間入れておき、休眠打破した。休眠打破処理後は、種を発芽培地に置床し、16~22℃の培養機内に置いた。発芽培地は、MS培地に、ショ糖を20g/L添加し、培地のpHを5.8に調整した後、ゲルライトを3g/L添加して、オートクレーブ(121℃、20分)で滅菌し、クリーンベンチ内で冷却することにより調製した。
発芽後1ヶ月栽培した植物の子葉を5mm幅に切り出し、カルス誘導培地上に、向軸面を下にして、置床し、培養温度25℃、24時間中16時間の照明下(2000lx)で、4週間培養した。培地は2週間ごとに新しい培地に変更した。
カルス誘導培地は、MS培地に、表2に記載の濃度でベンジルアデニン(BA)、1-ナフタレン酢酸(NAA)、ショ糖を添加し、培地のpHを5.8に調整した後、ゲルライトを3g/L添加して、オートクレーブ(121℃、20分)で滅菌し、クリーンベンチ内で冷却することにより調製した。
参考例11~16、比較参考例17において、カルスが誘導された子葉片数をカウントして、誘導成功率を算出した。結果を表2に示す。
誘導成功率(%)=カルス誘導成功子葉片数(個)/試験子葉片数(個)×100
[播種・休眠打破・発根・栽培]
シャーレに濾紙2~3枚を重ねて敷き、脱イオン水で湿らせた。濾紙上に、ロシアタンポポ(Taraxacum kok-saghyz)の種子(United States Department of Agriculture, Animal and Plant Health Inspection Service, Plant Protection and Quarantineより入手)を互いに1.5cm以上離して置いた。シャーレのふたをしてパラフィルムでシールした。シャーレを冷蔵庫(4℃)に3日間入れておき、休眠打破した。休眠打破処理後は、種を発芽培地に置床し、16~22℃の培養機内に置いた。発芽培地は、MS培地に、ショ糖を20g/L添加し、培地のpHを5.8に調整した後、ゲルライトを3g/L添加して、オートクレーブ(121℃、20分)で滅菌し、クリーンベンチ内で冷却することにより調製した。
発芽後1ヶ月栽培した植物の子葉を5mm幅に切り出し、カルス誘導培地上に、向軸面を下にして、置床し、培養温度25℃、24時間中16時間の照明下(2000lx)で、4週間培養した。培地は2週間ごとに新しい培地に変更した。
カルス誘導培地は、MS培地に、ベンジルアデニン(BA)、1-ナフタレン酢酸(NAA)、ショ糖をそれぞれ、0.5mg/L、0.1mg/L、20g/L添加し、培地のpHを5.8に調整した後、ゲルライトを3g/L添加して、オートクレーブ(121℃、20分)で滅菌し、クリーンベンチ内で冷却することにより調製した。
カルス誘導工程において子葉片から生じたカルスを再生誘導培地に移植し、培養温度25℃、24時間中16時間の照明下(2000lx)で4週間培養した。培地は2週間ごとに新しい培地に変更した。
再生誘導培地は、MS培地に、表3に記載の濃度でベンジルアデニン(BA)、1-ナフタレン酢酸(NAA)、オーグメンチン、ハイグロマイシン、ショ糖を添加し、培地のpHを5.8に調整した後、ゲルライトを3g/L添加して、オートクレーブ(121℃、20分)で滅菌し、クリーンベンチ内で冷却することにより調製した。
参考例21~22、比較参考例23において、水浸しておらず、発根に適した状態である健全シュートの個数、水浸しているシュート(水浸状シュート)の個数をカウントして、健全シュート率を算出した。結果を表3に示す。
健全シュート率(%)=健全シュート数(個)/試験総シュート数(個)×100
配列番号1:プライマー1
配列番号2:プライマー2
Claims (4)
- Taraxacum属植物由来の組織片に、標的遺伝子又はそのフラグメント、及び、ハイグロマイシン耐性遺伝子を含むプラスミドを含有するアグロバクテリウム・ツメファシエンスを感染させる感染工程、
該感染工程で得られた組織片のうち、上記標的遺伝子を獲得した組織片をハイグロマイシンにより選択する選択培養工程、
該選択培養工程で得られた組織片を、サイトカイニン系植物ホルモン、オーキシン系植物ホルモン、及び、炭素源を含むカルス誘導培地で培養してカルスを形成させるカルス誘導工程、
該カルス誘導工程で得られたカルスを、植物生長ホルモン及び炭素源を含む再生誘導培地で培養して、不定胚、不定芽及びシュートを形成させる再生誘導工程、並びに、
該再生誘導工程で得られたシュートを、発根培地で培養して、発根させる発根工程を含み、
前記選択培養工程が、前記感染工程で得られた組織片を、ハイグロマイシンを0.1~2mg/Lの濃度で含有する選択培養培地で培養して、前記標的遺伝子を獲得した組織片を選択する工程であるTaraxacum属植物の形質転換植物の製造方法。 - 前記カルス誘導培地中、サイトカイニン系植物ホルモンの濃度が0.5~1.2mg/L、オーキシン系植物ホルモンの濃度が1.2mg/L未満である請求項1記載のTaraxacum属植物の形質転換植物の製造方法。
- 前記再生誘導培地中、植物生長ホルモンが、サイトカイニン系植物ホルモン及びオーキシン系植物ホルモンを含み、
該サイトカイニン系植物ホルモンの濃度が、0.4~1.1mg/L、オーキシン系植物ホルモンの濃度が0.2mg/L未満である請求項1又は2記載のTaraxacum属植物の形質転換植物の製造方法。 - 前記Taraxacum属植物が、Taraxacum kok-saghyz、又はTaraxacum brevicorniculatumである請求項1~3のいずれかに記載のTaraxacum属植物の形質転換植物の製造方法。
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