JP7120176B2 - 自動充電システム - Google Patents

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Description

本開示は、自動充電システムに関し、より特定的には、自動充電器から車両に電力を供給する自動充電システムに関する。
近年、様々な工程自動化の一環として、車両に対して自動で充電が可能な自動充電システムが提案されている。たとえば特開2018-117433号公報(特許文献1)は、自動充電システムの構成例を開示する。特許文献1に示された自動充電システムにおいて、自動充電器は、車両の受電部に接触給電する給電部と、伸縮することで給電部の位置を移動可能な接続機構(アーム部)と、接続機構を制御駆動させる制御手段とを備える。制御手段は、給電部と受電部との接触状態に基づいて、大電流充電の前に接続機構を調整して、給電部と受電部との接触ズレを補正する。
特開2018-117433号公報 特開2018-093716号公報 特開2005-130687号公報
自動充電器から延びる充電コネクタが車両側のインレットに挿入され電力供給が行われている間に車両に振動が加わる場合がある。この場合、充電コネクタとインレットとの接続箇所にストレスが掛かり得る。そうすると、充電コネクタとインレットとがしっかり接続されていないと、充電コネクタがインレットから抜ける可能性がある一方で、充電コネクタとインレットとの接続が過度にしっかりしていると、充電コネクタまたはインレットが破損する可能性がある。したがって、充電コネクタおよびインレットが破損しない範囲で充電コネクタとインレットとの接続を確保しつつ、充電コネクタがインレットから抜けた場合には適切な対応を取ることが求められる。
本開示は、かかる課題を解決するためになされたものであり、本開示の目的は、自動充電器から車両に自動で充電が可能な自動充電システムにおいて、充電コネクタおよびインレットが破損しない範囲で充電コネクタとインレットとの接続を確保しつつ、充電コネクタがインレットから抜けた場合には適切な対応を取ることである。
本開示のある局面に従う自動充電システムは、蓄電装置が搭載された車両に対し、蓄電装置を充電するための電力を自動充電器から供給する。車両は、インレットを含む。自動充電器は、車両への供給電力を出力する充電コネクタと、充電コネクタの位置を調整することで充電コネクタをインレットに挿入するように構成された電源接続装置とを含む。自動充電システムは、充電コネクタがインレットに挿入された状態においてインレットおよび充電コネクタのうちの少なくとも一方の振動を吸収する振動吸収部材と、自動充電器から車両への電力供給動作を制御する制御装置とを備える。充電コネクタとインレットとの接続部は、車両への供給電力を伝送する電力端子と、充電コネクタとインレットとの接続を検知するための接続検知信号を伝送する信号端子とを有する。インレットへの充電コネクタの挿入方向に関し、信号端子の長さは、電力端子の長さよりも短い。制御装置は、接続検知信号の伝送が途絶した場合に自動充電器から車両への電力供給を停止させる。
上記構成によれば、振動吸収部材により振動を吸収することで、充電コネクタおよびインレットの破損を防止することができる。また、充電コネクタとインレットとの接続部において、信号端子の長さが電力端子の長さよりも短い。そのため、振動吸収部材によっても振動を吸収し切れず、充電コネクタがインレットから抜けた場合であっても、電力端子がインレットから電気的に遮断されるのに先立ち、信号端子がインレットから電気的に遮断される。よって、接続端子における接続検知信号の途絶を検出して自動充電器から車両への電力供給を直ちに停止させることで、通電中の電力端子の露出を防止できる。
本開示によれば、自動充電器から車両に自動で充電が可能な自動充電システムにおいて、充電コネクタおよびインレットが破損しない範囲で充電コネクタとインレットとの接続を確保しつつ、充電コネクタがインレットから抜けた場合には適切な対応を取ることができる。
本開示の実施の形態に係る自動充電システムの全体構成を概略的に示す図である。 車両および自動充電器の構成を概略的に示すブロック図である。 振動吸収部材が車両側に設けられた構成例を示す図である。 振動吸収部材が自動充電器側に設けられた構成例を示す図である。 インレットの構造の一例を示す図である。 充電コネクタがインレットに挿入された状態における充電コネクタとインレットとの接続を説明するための図である。 充電コネクタがインレット11から抜去される途中における充電コネクタ25とインレット11との接続を説明するための図である。 本実施の形態における自動充電制御を示すフローチャートである。 変形例に係る自動充電システムの全体構成を概略的に示す図である。 変形例に係る自動充電システムの全体構成を概略的に示す他の図である。
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
[実施の形態]
<自動充電システムの全体構成>
図1は、本開示の実施の形態に係る自動充電システムの全体構成を概略的に示す図である。図1を参照して、自動充電システム100は、車両1と、自動充電器2とを備える。
車両1は、車両外部から供給される電力による充電(以下、「外部充電」とも称する)が可能に構成されている。車両1は、たとえば電気自動車、プラグインハイブリッド車または燃料電池車である。自動充電器2は、ユーザ(車両1のドライバまたは充電スタンドの作業員など)の手を介さずに自動で車両1と接続して車両1に対して電力供給が可能に構成されている。図1には、車両1と自動充電器2とが電気的に接続された状況が示されている。
図2は、車両1および自動充電器2の構成を概略的に示すブロック図である。図1および図2を参照して、自動充電器2は、たとえば、いわゆる「急速充電」が可能なDC(Direct Current)充電器である。自動充電器2は、電源系統9からの交流電力を直流電力に変換し、その直流電力を車両1に供給する。ただし、自動充電器2の充電方式(充電電力の態様)は特に限定されず、自動充電器2は、AC(Alternating Current)充電器であってもよい。
車両1は、インレット11と、充電線PL,NLと、リレー121,122と、バッテリ13と、複数の信号線SLと、ECU(Electronic Control Unit)10とを含む。自動充電器2は、電力線ACLと、AC/DCコンバータ21と、給電線PL0,NL0と、可動アーム22と、カメラ23と、アクチュエータ24と、充電コネクタ25と、信号線SL0と、制御装置20とを含む。
電力線ACLは、電源系統9に電気的に接続されている。電力線ACLは、電源系統9からの交流電力をAC/DCコンバータ21へ伝送する。
AC/DCコンバータ21は、電力線ACLを流れる交流電力を、車両1に搭載されたバッテリ13(後述)を充電するための直流電力に変換する。AC/DCコンバータ21による電力変換は、力率改善のためのAC/DC変換と、電圧レベル調整のためのDC/DC変換との組み合わせによって実行されてもよい。AC/DCコンバータ21から出力された直流電力は、正極側の給電線PL0および負極側の給電線NL0に供給される。
給電線PL0,NL0は、AC/DCコンバータ21と充電コネクタ25との間に電気的に接続されている。給電線PL0,NL0は、AC/DCコンバータ21からの直流電力を充電コネクタ25に伝送する。
可動アーム22の内部には、給電線PL0,NL0と信号線SL0とが配設されている。また、可動アーム22の先端には充電コネクタ25が設けられている。可動アーム22は、充電コネクタ25の位置を車両1に設けられたインレット11の位置に移動させる。カメラ23は、車両1(特にインレット11)を撮影するために用いられる。カメラ23は、撮影した画像を制御装置20に出力する。アクチュエータ24は、制御装置20からの指令に従って可動アーム22を駆動する。なお、可動アーム22、カメラ23およびアクチュエータ24は、本開示に係る「電源接続装置」に相当する。
充電コネクタ25は、嵌合等の機械的な連結を伴ってインレット11に対して挿入することが可能に構成されている。充電コネクタ25のインレット11への挿入に伴い、車両1と自動充電器2との間で電力伝送のための電気的な接続が確保されるとともに、各種信号(指令、メッセージまたはデータ等を含む)を相互に送受信することが可能になる。
より具体的には、充電コネクタ25は、電力端子31,32と、信号端子41~44とを含む。電力端子31は、給電線PL0に電気的に接続されている。電力端子32は、給電線NL0に電気的に接続されている。信号端子41~44は、信号線SL0によって制御装置20に電気的に接続されている。なお、この例では4個の信号端子41~44が設けられているが、信号端子の個数は特に限定されない。5個以上の信号端子が設けられていてもよい。
制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などのメモリと、入出力ポート(いずれも図示せず)とを含む。制御装置20は、給電線PL0と給電線NL0との間の電圧、車両1からの信号、ならびに、メモリに記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、自動充電器2が所望の状態になるように自動充電器2内の機器類(AC/DCコンバータ21およびアクチュエータ24)を制御する。
より具体的には、制御装置20は、カメラ23により撮影された画像に対して所定の画像処理を施すことでインレット11を抽出する。そして、制御装置20は、抽出してインレット11の位置に向けて充電コネクタ25が移動するように、アクチュエータ24に指令を出力する。また、制御装置20は、充電コネクタ25およびインレット11を介してECU10との間で双方向通信を行うことにより、ECU10と協調しながら車両1に対する電力供給動作(自動充電器2側におけるAC/DCコンバータ21の電力変換動作)を制御する。
なお、制御装置20を複数に分割し、アクチュエータ24の制御とAC/DCコンバータ21の制御とが別々の制御装置により実現されてもよい。制御装置20は、本開示に係る「制御装置」に相当する。
インレット11は、電力端子51,52と、信号端子61~64とを含む。電力端子51は、高電位側の充電線PLに電気的に接続されている。電力端子52は、低電位側の充電線NLに電気的に接続されている。信号端子61~64は、信号線SLによってECU10に電気的に接続されている。
インレット11に含まれる各端子はピン端子(オス端子)であり、充電コネクタ25に含まれる各端子はソケット端子(メス端子)である。充電コネクタ25をインレット11を挿入すると、電力端子51が電力端子31に挿入され、電力端子52が電力端子32に挿入される。また、信号端子61~64は、信号端子41~44にそれぞれ挿入される。
充電線PL,NLは、インレット11とバッテリ13との間に電気的に接続されている。充電線PL,NLは、インレット11からの直流電力をバッテリ13に伝送する。
リレー121は充電線PLに接続され、リレー122は充電線NLに接続されている。リレー121,122の閉成/開放は、ECU10からの指令に応じて制御される。リレー121,122が閉成されると、インレット11からバッテリ13への電力伝送が可能な状態となる。
バッテリ13は、複数のセルを含む組電池である。各セルは、リチウムイオン電池またはニッケル水素電池などの二次電池である。自動充電器2から充電ケーブル3を介して供給される電力は、バッテリ13に蓄えられる。そして、車両1の走行時には、バッテリ13は、車両1の駆動力を発生させるための電力を供給する。
ECU10は、制御装置20と同様に、CPUと、メモリと、入出力ポート(いずれも図示せず)とを含む。ECU10は、各センサ等からの信号に応じて、車両1が所望の状態となるように機器類を制御する。ECU10は、制御装置20と協調しながら車両1への外部充電を制御する。
<車両の振動対策>
充電コネクタ25がインレット11に挿入され電力供給が行われている間に車両1に振動が加わる場合がある。この場合、充電コネクタ25とインレット11との接続箇所にストレスが掛かり得る。そうすると、充電コネクタ25とインレット11との接続状態によっては、充電コネクタ25がインレット11から抜ける可能性がある。そこで、本実施の形態においては、充電コネクタ25またはインレット11への振動を吸収する振動吸収部材が設けられる。振動吸収部材は、車両1側に設けられてもよいし、自動充電器2側に設けられてもよい。
図3は、振動吸収部材が車両1側に設けられた構成例を示す図である。図3を参照して、振動吸収部材14は、インレット11に設けられる。振動吸収部材14は、たとえば、インレット11と車体(シャーシ)との間に設置されるゴム等の弾性体(バネ)である。また、振動吸収部材14は、インレット11の周囲にインレット11の振動方向に隙間を設けた減衰器(ダンパ)であってもよい。あるいは、振動吸収部材14は、ゲル状の衝撃吸収材料であってもよい。
図4は、振動吸収部材が自動充電器2側に設けられた構成例を示す図である。図4を参照して、振動吸収部材26は、可動アーム22と充電コネクタ25との間に設けられる。振動吸収部材26は、振動吸収部材14と同様に、弾性体であってもよいし衝撃吸収材料であってもよい。
振動吸収部材14または振動吸収部材26を設置することで、車両1に振動が加わった場合であっても充電コネクタ25がインレット11に挿入された状態を維持し、それにより充電コネクタ25とインレット11との電気的な接続を確保し続けることが可能になる。なお、図3および図4には、振動吸収部材14および振動吸収部材26のうちのいずれか一方のみが設置された例が示されているが、振動吸収部材14,26の両方が設置されてもよい。
<充電コネクタおよびインレットの構成>
図5は、充電コネクタ25の構造の一例を示す図である。図5には、充電コネクタ25の正面図が示されている。なお、図5ならびに後述する図6および図7では、水平方向をxおよびyで表し、鉛直方向上方をzで表す。また、正のz方向を単に「上方」と称し、負のz方向を単に「下方」と称する場合がある。
図5を参照して、充電コネクタ25は、電力端子31,32と、信号端子41~44に加えて、ヘッド部71と、装着溝72と、留め具73とを含む。
ヘッド部71は、インレット11の形状と対応するように、インレット11の挿入方向に延在する円筒形状を有する。ヘッド部71の中心軸をOと記載する。装着溝72は、ヘッド部71の周囲に位置に、環状形状を有する。留め具73は、インレット11に設けられたロック機構74(図6および図7参照)と係止することで、インレット11からの充電コネクタ25の抜けを防止する。なお、ロック機構74のロック設定/解除は、ECU10からの指令に従って制御される(図1参照)。
電力端子31,32および信号端子41~44の各々は、ヘッド部71に設けられている。電力端子31,32は、たとえば、ヘッド部71の中心軸Oの左右にそれぞれ配置されている。一方、信号端子41,42は、たとえば中心軸Oの上方に配置され、信号端子43,44は、たとえば中心軸Oの下方に配置されている。
この例において、信号端子41は、グランド端子である。信号端子42は、充電コネクタ25とインレット11との接続を検知するための「接続検知信号」を伝送する端子である。信号端子43,44は、CAN(Controller Area Network)等の通信規格に従う信号を伝送する端子である。
自動充電システム100においては、車両1と自動充電器2との間で接続検知信号が途絶した場合、充電コネクタ25がインレット11から取り外された、あるいは充電コネクタ25がインレット11から抜けたと認識され、外部充電が停止される。なお、図5に示す端子配置は一例に過ぎず、端子配置としては様々な構成を採用可能である。
<充電コネクタの抜去対策>
前述のように、本実施の形態では、振動吸収部材14の設置により、車両1の振動に対する耐性を高める対策が施されている。しかし、この対策の許容量を超える振動が加わった場合には、充電コネクタ25がインレット11から抜ける可能性がある。このような状況が自動充電器2から車両1への電力供給中に生じる可能性も考えられる(ホットディスコネクト)。本実施の形態においては、以下に説明するように、振動吸収部材14の設置に加えて、インレット11からの充電コネクタ25の抜去(離脱)に備えた対策も取られている。
図6は、充電コネクタ25がインレット11に挿入された状態における充電コネクタ25とインレット11との接続を説明するための概念図である。図7は、充電コネクタ25がインレット11から抜去される途中における充電コネクタ25とインレット11との接続を説明するための概念図である。図6および図7には、図5の紙面上下の断面方向における充電コネクタ25とインレット11との「接続部」の図が概念的に示されている。
図6を参照して、充電コネクタ25のインレット11への挿入方向である充電コネクタ25の中心軸O(図中x方向)に関し、充電コネクタ25の信号端子41~44の長さは、電力端子31,32の長さよりも短い。また、インレット11の信号端子61~64の長さは、電力端子51,52の長さよりも短い。そうすると、図7に示すように、充電コネクタ25の抜去時には、電力端子31,32と電力端子51,52とが非接続となる(電気的に遮断される)のに先立ち、信号端子41~44と信号端子61~64とが非接続となる。
信号端子41~44と信号端子61~64とが非接続となることで、車両1と自動充電器2との間で接続検知信号が途絶する。接続検知信号の途絶を検出すると直ちにAC/DCコンバータ21の電力変換動作を停止させることで、電力端子31,32と電力端子51,52とが非接続となる前に自動充電器2から車両1への電力供給を中止することができる。これにより、通電中の電力端子31,32が露出しないようになり、ホットディスコネクトを防止することができる。
なお、自動充電器2側でAC/DCコンバータ21の電力変換動作停止に加えて、車両1側でインレット11のロック機構74のロック解除を行ってもよい。これにより、充電コネクタ25の抜去に伴うロック機構74の破損を防止することも可能となる。
<自動充電フロー>
図8は、本実施の形態における自動充電制御を示すフローチャートである。このフローチャートに示される一連の処理は、たとえば、自動充電器2が可動アーム22(アクチュエータ24)を制御することで充電コネクタ25のインレット11への挿入動作を開始した場合にメインルーチン(図示せず)から呼び出され、所定の制御周期毎に繰り返し実行される。各ステップ(以下「S」と略す)は、基本的には制御装置20によるソフトウェア処理によって実現されるが、制御装置20内に作製された電子回路によるハードウェア処理によって実現されてもよい。
図8を参照して、S1において、制御装置20は、車両1との間の接続検知信号を検出したかどうかを判定する。接続検知信号を未検出である場合(S1においてNO)には、制御装置20は、充電コネクタ25の挿入がまだ完了していないとして、処理をメインルーチンに戻す。そうすると、次回の制御周期経過時に一連の処理が再度実行される。
充電コネクタ25が挿入され、接続検知信号が検出された場合(S1においてYES)、制御装置20は、車両1のECU10との間での双方向通信により外部充電の準備(充電条件の設定等)を行ってから外部充電を開始する(S2)。具体的には、制御装置20は、充電条件に従う電力変換動作を開始するようにAC/DCコンバータ21を制御する。
S3において、制御装置20は、接続検知信号が途絶したかどうかを判定する。接続検知信号が途絶せず、検出され続けている場合(S3においてNO)、制御装置20は、AC/DCコンバータ21に電力変換動作を続けさせ、外部充電を継続する(S4)。
その後、制御装置20は、充電完了条件が成立したかどうかを判定する(S5)。たとえば、バッテリ13のSOC(State Of Charge)が所定値に達した場合に充電完了条件が成立したと判定される。充電完了条件が成立していない場合(S5においてNO)には、制御装置20は、制御装置20は処理をS3に戻す。これにより、充電完了条件が成立するか接続検知信号が途絶するまでS3~S5の処理が繰り返される。
充電完了条件が成立すると(S5においてYES)、制御装置20は、処理をS6に進める。S6において、制御装置20は、電力変換動作を終了するようにAC/DCコンバータ21を制御し、外部充電を完了する。
一方、S3において接続検知信号が途絶した場合(S3においてYES)、制御装置20は、処理をS7に進める。S7において、制御装置20は、電力変換動作を停止するようにAC/DCコンバータ21を制御し、外部充電を停止する。この場合、制御装置20は、自動充電システム100の管理者などに異常の発生を報知してもよい。これにより、管理者が充電コネクタ25とインレット11との接続状態(破損がないかなど)を確認するなどの対応を取ることが可能になる。
S6またはS7の処理が終了すると、制御装置20は、処理をメインルーチンに戻す。なお、図示しないがS6またはS7の処理の終了後、前述のように車両1のECU10は、ロック解除を行うようにインレット11のロック機構74を制御してもよい。
以上のように、本実施の形態においては、振動吸収部材14が車両1側に設けられるか、振動吸収部材26が自動充電器2側に設けられる。振動吸収部材14,26により車両1の振動を吸収することで、充電コネクタ25がインレット11に挿入された状態における充電コネクタ25およびインレット11の破損を防止することができる。さらに、充電コネクタ25の中心軸Oに関し、充電コネクタ25の信号端子41~44の長さは電力端子31,32の長さよりも短く、インレット11の信号端子61~64の長さは電力端子51,52の長さよりも短い。これにより、充電コネクタ25の抜去時には、まず、信号端子41~44と信号端子61~64とが非接続となるので、接続検知信号の途絶を検出して外部充電を直ちに停止することで、ホットディスコネクトを防止することができる。
なお、図8では、自動充電器2側の制御装置20が一連の処理を実行すると説明したが、処理の実行主体は制御装置20に限定されない。接続検知信号の途絶時(ただし、CAN通信を行う他の信号端子43,44は接続されている場合)に車両1側のECU10から制御装置20に対して外部充電を停止させるための指令を出力してもよい。
[変形例]
図1ではインレット11が車両1の側面に設けられた構成を例に説明した。しかし、インレット11の配置は特に限定されるものではない。
図9は、変形例に係る自動充電システムの全体構成を概略的に示す図である。図9を参照して、自動充電システム101において、車両1のインレット11は、車両1の上面に設けられている。自動充電器2は、インレット11の位置を検出し、車両1の上面に可動アーム22を延ばして充電コネクタ25をインレット11に挿入するように構成されている。
図10は、変形例に係る自動充電システムの全体構成を概略的に示す他の図である。図10を参照して、自動充電システム102において、車両1のインレット11は、車両1の下面に設けられている。自動充電器2は、インレット11の位置を検出し、車両1の下面に可動アーム22を延ばして充電コネクタ25をインレット11に挿入するように構成されている。
このように、インレット11の位置は、車両1の側面に限らず、車両1の上面であってもよいし、下面であってもよい。また、図示しないが、インレット11の位置は、車両1の進行方向前面または背面であってもよい。変形例においても実施の形態と同様に、充電コネクタ25およびインレット11の破損を防止しつつ、充電コネクタ25がインレット11から抜けた場合に備えた適切な対策を取ることができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、2 自動充電器、3 充電ケーブル、9 電源系統、10 ECU、11 インレット、121,122 リレー、13 バッテリ、14 振動吸収部材、20 制御装置、21 AC/DCコンバータ、22 可動アーム、23 カメラ、24 アクチュエータ、25 充電コネクタ、26 振動吸収部材、31,32,51,52 電力端子、41~44,61~64 信号端子、71 ヘッド部、72 接続溝、73 留め具、74 ロック機構、100~102 自動充電システム、ACL 電力線、NL,PL 充電線、NL0,PL0 給電線、SL,SL0 信号線。

Claims (2)

  1. 蓄電装置が搭載された車両に対し、前記蓄電装置を充電するための電力を自動充電器から供給する自動充電システムであって、
    前記車両は、インレットを含み、
    前記自動充電器は、
    前記車両への供給電力を出力する充電コネクタと、
    前記充電コネクタの位置を調整することで前記充電コネクタを前記インレットに挿入するように構成された電源接続装置とを含み、
    前記自動充電システムは、
    前記充電コネクタが前記インレットに挿入された状態において前記インレットおよび前記充電コネクタのうちの少なくとも一方の振動を吸収する振動吸収部材と、
    前記充電コネクタが前記インレットに挿入された状態において前記インレットからの前記充電コネクタの抜けを防止するロック機構と、
    前記自動充電器から前記車両への電力供給動作を制御する第1の制御装置と
    前記ロック機構のロック設定/解除を制御する第2の制御装置とを備え、
    前記充電コネクタと前記インレットとの接続部は、
    前記車両への供給電力を伝送する電力端子と、
    前記充電コネクタと前記インレットとの接続を検知するための接続検知信号を伝送する信号端子とを有し、
    前記インレットへの前記充電コネクタの挿入方向に関し、前記信号端子の長さは、前記電力端子の長さよりも短く、
    前記接続検知信号の伝送が途絶した場合、
    前記第1の制御装置は、前記自動充電器から前記車両への電力供給を停止させ、かつ、
    前記第2の制御装置は、前記ロック機構のロック解除を行う、自動充電システム。
  2. 前記第1の制御装置は、前記自動充電器に設けられ、
    前記第2の制御装置は、前記車両に設けられている、請求項1に記載の自動充電システム。
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