JP7119407B2 - 車両の走行制御装置及び車両の走行制御方法 - Google Patents

車両の走行制御装置及び車両の走行制御方法 Download PDF

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Description

本開示は、車両の走行制御装置及び車両の走行制御方法に関する。
自車両の周辺が渋滞しており、自車両の車速がゼロである停車状態で、先行車両が発進して、先行車両と自車両の車間距離が所定距離以上となったときに、停止時車間距離以下になるまで自車両をクリープ走行させて、先行車両の停止に追従して停止させる運転支援システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-87784号公報
ところで、上記の特許文献1の技術では、渋滞を検出したときに、先行車両に追従する自車両をクリープトルクによるクリープ速度でクリープ走行させるので、走行中は、エンジンを稼働させており、クリープトルク発生のための燃料を消費していることになる。そのため、燃費の面で向上の余地があった。
本開示の目的は、先行車両に自車両が追従しているときで、自車両及び先行車両の周辺が渋滞しているときに、自車両の燃費を向上させることができる車両の走行制御装置及び車両の走行制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の態様の車両の走行制御装置は、先行車両の停止に追従して自車両を停止後、前記先行車両が発進するときで、前記自車両の周辺が渋滞していると判定したときには、この発進後の前記先行車両と前記自車両との車間距離が予め設定された設定距離以上となるときに前記自車両を発進させる機能を有する車両の走行制御装置において、前記自車両の発進時に、前記先行車両の周辺が渋滞していると判定したときには、前記車間距離、前記自車両の車重、および、前記自車両の走行路の勾配を含むパラメータに基づいて、前記自車両の発進時の加速度および加速時間を算出し、前記自車両の発進後は前記自車両を前記加速度および前記加速時間に基づいて一旦加速した後の惰行走行時の抵抗により、前記自車両の発進時における前記先行車両の位置で前記自車両を停止させる制御を行うように構成される。
また、上記の目的を達成するための本発明の態様の車両の走行制御方法は、車両の走行制御装置により、先行車両の停止に追従して自車両を停止後、前記先行車両が発進するときで、前記自車両の周辺が渋滞していると判定したときには、この発進後の前記先行車両と前記自車両との車間距離が予め設定された設定距離以上となるときに前記自車両を発進させる車両の走行制御方法において、前記走行制御装置により、前記自車両の発進時に、前記先行車両の周辺が渋滞しているか否かを判定し、渋滞していると判定したときには、前記車間距離、前記自車両の車重、および、前記自車両の走行路の勾配を含むパラメータに基づいて、前記自車両の発進時の加速度および加速時間を算出し、前記自車両の発進後は前記自車両を前記加速度および前記加速時間に基づいて一旦加速した後の惰行走行時の抵抗により、前記自車両の発進時における前記先行車両の位置で前記自車両を停止させることを特徴とする方法である。
本開示によれば、先行車両に自車両が追従しているときで、自車両及び先行車両が渋滞しているときに、自車両の燃費を向上させることができる。
本発明の実施形態の車両の走行制御装置の構成を例示する図である。 本発明の実施形態の車両の走行制御装置を備えた自車両と先行車両の走行状態を例示する図である。(a)は先行車両の発進時を、(b)は自車両の発進時を、(c)は自車両の停止時を例示している。 本発明の実施形態の車両の走行制御装置を備えた自車両、先行車両及び他車両の走行状態を例示する図である。(a)は先行車両の発進時を、(b)は自車両の発進時を、(c)は自車両の追従走行時を例示している。 本発明の実施形態の車両の走行制御方法における制御フローを例示する図である。
以下、本発明の実施形態の車両の走行制御装置1及び車両の走行制御方法について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、車両の走行制御装置1を備えた車両を自車両2、自車両2の走行路5にて先行している直近の車両を先行車両3、自車両2の走行路5に隣接する走行路を走行している車両を他車両4とする。
図1に示すように、自車両2には、車両の走行制御装置1の他に、走行情報取得装置6が備わる。走行情報取得装置6は、自車両2の車速、先行車両3と自車両2の車間距離X、先行車両3の車速、走行路5の勾配、自車両2の車重、等の自車両2の走行に関連するパラメータ(走行情報)を取得する装置である。自車両2の車速は、例えば、自車両2に備えた車速センサで取得する。車間距離Xは、例えば、自車両2に備えたレーザセンサやカメラ等で取得する。先行車両3の車速は、例えば、自車両2の車速と車間距離Xを基に推定算出する。走行路5の勾配は、例えば、自車両2に備えた勾配センサ等で取得する。自車両2の車重は、例えば、自車両2に備えた加速度センサ及びトルクセンサの各取得値を基に推定算出する。
車両の走行制御装置1は、各種情報処理を行うCPU(Central Processing Unit)、その各種情報処理を行うために用いられるプログラムや情報処理結果を読み書き可能な内部記憶装置、及び各種インターフェースなどから構成されるハードウエアであり、自車両2の走行を制御する装置である。ただし、本実施形態では、この装置1が有する機能の内、先行車両3に自車両2を追従走行させる制御(ACC制御:アダプティブ・クルーズ・コントロール制御)を行っているときの機能(発進機能等)を中心に説明する。自車両2の運転席に備わるACC制御用スイッチが運転者によりオンされているときに、ACC制御は行われる。なお、後述するが、車両の走行制御装置1は、先行車両3の停止に追従して自車両2を停止後、先行車両3が発進するときで、自車両2の周辺が渋滞していると判定したときには、この発進後の先行車両3と自車両2との車間距離Xが予め設定された設定距離Xa以上となるときに自車両2を発進させる機能を有する。
車両の走行制御装置1は、図1に示すように、自車両渋滞判定手段1aと、車間距離判定手段1bと、先行車両渋滞判定手段1cと、渋滞用走行パラメータ設定手段1dと、渋滞用走行指示手段1eと、他車両割込判定手段1fと、渋滞用走行中止手段1gと、を備える。
自車両渋滞判定手段1aは、自車両2の周辺が渋滞しているか否かを判定する手段である。より詳細には、自車両渋滞判定手段1aは、ACC制御時で、自車両2の車速Vが予め設定された設定車速Va以下であるときに、自車両2の外部に備わる交通情報提供装置7から受信する交通情報と、走行情報取得装置6から受信する走行情報とに基づいて、自車両2の周辺が渋滞しているか否かを判定する手段である。設定車速Vaは、自車両2の周辺が渋滞していると判定可能な程度の低速な車速であり、実験等により予め設定される。
交通情報は、例えば、自車両2の現在位置や、自車両2の前方の走行路5の交通状況等である。交通情報提供装置7は、例えば、GPS(グローバルポジショニングシステム)等により得られる自車両2の位置に基づいて、日本道路交通情報センターなどの交通情報提供機関からの交通情報を得る機能を有するものである。走行情報は、例えば、自車両2の車速Vと車間距離Xの各々の直近の一定期間における推移状況等である。この一定期間は、自車両2の周辺が渋滞していると判定可能な程度に車速V及び車間距離Xの推移データを取得可能な期間として設定される。
なお、自車両渋滞判定手段1aにより、自車両2の周辺が渋滞していると判定された後、次に自車両2の周辺が渋滞していないと判定されるまでは、この間の渋滞判定に使用する一定期間を通常の一定期間より短くすることで、自車両2の周辺が渋滞しているか否かをより迅速に判定する。また、ACC制御を行っていないとき、または、自車両2の車速Vが設定車速Vaを上回るときには、交通情報のみに基づいて、自車両2が渋滞状態にあるか否かを判定する。
車間距離判定手段1bは、先行車両3の停止に追従して自車両2を停止後、予め設定された設定時間t1内に先行車両3が発進するときで、自車両2の周辺が渋滞していると判定したときには、この発進後の先行車両3と自車両2の車間距離Xが予め設定された設定距離Xa以上であるか否かを判定する手段である。設定時間t1は、運転者がアクセルペダルを踏み込む手間を省くために設定される時間で、実験等により予め設定される。設定距離Xaは、自車両2の周辺が渋滞しているときに発進及び停止を繰り返さないために設定される時間で、実験等により予め設定される。
より詳細には、車間距離判定手段1bは、ACC制御が行われている前提の下で、以下の順に制御を行う。まず、走行情報取得装置6により取得される自車両2及び先行車両3の車速がともにゼロであるときに、自車両2及び先行車両3がともに停止していると判定する。
自車両2及び先行車両3がともに停止していると判定された後、走行情報取得装置6により取得される先行車両3の車速がゼロでなくなったときに、先行車両3が発進したと判定する。先行車両3が発進したと判定した時点で、運転者がACC機能をオフせずACC制御中のままであり、かつ、自車両渋滞判定手段1aにより自車両2が渋滞状態にあると判定されているときに、車間距離Xが設定距離Xa以上であるか否かの判定を行う。
先行車両渋滞判定手段1cは、先行車両3の周辺が渋滞しているか否かを判定する手段である。より詳細には、先行車両渋滞判定手段1cは、先行車両3と自車両2との車間距離Xと、先行車両3の車速と、に基づいて先行車両3の周辺が渋滞しているか否かを判定する手段である。例えば、車間距離判定手段1aで車間距離Xが第2設定距離Xb以下であると判定されて、先行車両渋滞判定手段1cにおける車間距離の条件を満たしたときで、さらに、走行情報取得装置6により取得される先行車両3の車速V’が予め設定された第2設定車速Vb以下で先行車両渋滞判定手段1cにおける車速の条件を満たしたときに、先行車両3の周辺が渋滞していると判定する。車間距離の条件を満たしていても、先行車両3の車速V’が第2設定車速Vbを超えていて車速の条件を満たしていないときは、先行車両3の周辺が渋滞していないと判定する。
渋滞用走行パラメータ設定手段1dは、車間距離判定手段1bにより車間距離Xが設定距離Xa以上であると判定されて自車両2を発進させるときで、かつ、先行車両渋滞判定手段1cにより先行車両3の周辺が渋滞していると判定されたときに、この時点における先行車両3の位置(図2の位置X2)で、自車両2を一旦加速した後の惰行走行時の走行抵抗のみで停止させるために必要となる最小限の発進時の加速度及び加速時間を算出する手段である。この加速度及び加速時間は、走行情報取得装置6により取得される種々のパラメータ(例えば、車間距離X、自車両2の車重及び自車両2の走行路5の勾配)に基づいて推定算出される。なお、自車両2の惰行走行とは、走行用のトルクを車輪に加えることなく、また、運転者のブレーキペダルの踏込により作動するフットブレーキ等の他の制動力なしに、自車両2への走行抵抗のみで自車両2を減速させる走行形態である。
渋滞用走行指示手段1eは、渋滞用走行パラメータ設定手段1dにより自車両2の最小限の発進時の加速度及び加速時間が算出された後に、この加速度及び加速時間で自車両2が発進する(加速走行する)ように、車両走行に関連する各種パラメータ(車両に備わるエンジンの燃料噴射量等)を制御し、この発進の加速終了後は自車両2を惰行走行させて、自車両2の発進時における先行車両3の位置X2で自車両2を停止させる手段である。
他車両割込判定手段1fは、車間距離判定手段1bにより車間距離Xが設定距離Xa以上であると判定されて自車両2を発進させるとき、または、渋滞用走行指示手段1eにより自車両2を加速走行及び惰行走行させているときに、自車両2の走行路5に隣接する走行路等から他車両4が先行車両3と自車両2の間に割り込んでくるか否かを判定する手段である。例えば、他車両4の走行路5側のウインカーが点滅しているときに、他車両4が割り込んでくると判定する。
渋滞用走行中止手段1gは、他車両割込判定手段1fにより他車両4が割り込んでくると判定したときに、渋滞用走行指示手段1eによる自車両2の加速走行及び惰行走行を中止する手段である。なお、自車両2の加速走行及び惰行走行を中止後は、車両の走行制御装置1により、他車両4を新たな先行車両としてこの車両4に追従する通常のACC制御を行う。また、他車両割込判定手段1fによる判定時が自車両2の発進時である場合には、渋滞用走行パラメータ設定手段1dによる加速度及び加速時間の算出を中止する。この場合も、同様に、その後、他車両4を新たな先行車両としてこの車両4に追従する通常のACC制御を行う。
本実施形態における自車両2の一連の走行の流れは以下のようになる。まず、先行車両3の停止に追従して自車両2を停止後、先行車両3が発進するときには、図2(a)に示すように、自車両2は追従せずに位置X1で停止する。次に、先行車両3と自車両2との車間距離Xが設定距離Xa以上となったときに、図2(b)に示すように、自車両2は発進する。このとき、先行車両3の周辺が渋滞しているときには、この時点の先行車両3の位置X2で自車両2を停止させるために、最小限必要となる自車両2の発進時の加速度及び加速時間を算出する。そして、自車両2を発進し、この算出した加速度及び加速時間で自車両2を加速走行させた後、惰行走行して、先行車両3の走行状態に関らず、図2(c)に示すように、自車両2を位置X2で一旦停止させる。その後は、先行車両3が停止していれば本実施形態の制御(図2(a)~(c)の一連の制御)を再度行い、先行車両3が走行していれば通常のACC制御に移行する。
あるいは、先行車両3と自車両2との車間距離Xが設定距離Xa以上で自車両2を発進させるとき、または、自車両2を加速走行及び惰行走行させているときで、図3(b)に示すように、先行車両3と自車両2の間に他車両4が割り込んでくるときには、図3(c)に示すように、他車両4を新たな先行車両としてこの車両4に追従する通常のACC制御を行う。なお、図3(a)は図2(a)と同様で、先行車両3の停止に追従して自車両2を停止後、先行車両3が発進するときを示している。
本実施形態の車両の走行制御装置1を基にした制御フローについて、言い換えれば、車両の走行制御方法の一例について、図4を参照しながら説明する。図4に示す制御フローは、自車両2のACC制御時で、かつ、先行車両3の停止に追従して自車両2を停止後、先行車両3が発進するときに、行われる制御フローである。
図4に示す制御フローがスタートすると、ステップS10にて、先行車両3の発進後の先行車両3と自車両2との車間距離Xが設定距離Xa以上となったか否かを判定する。車間距離Xが設定距離Xa未満である場合(NO)には、予め設定した待機時間を経過後、再度ステップS10の判定を行う。一方、車間距離Xが設定距離Xa以上である場合(YES)には、ステップS20に進む。
ステップS20にて、先行車両3の周辺が渋滞しているか否かを判定する。この判定方法は上述した方法と同様であるので、ここでは説明を省略する。先行車両3が渋滞していないと判定する場合(NO)には、ステップS50に進み、ステップS50にて、自車両2を発進させて、ACC制御により先行車両3に追従させる。ステップS50の制御を実施後、リターンに進んで、本制御フローを終了する。一方、ステップS20にて、先行車両3の周辺が渋滞していると判定する場合(YES)には、ステップS30に進む。
ステップS30にて、ステップS20の時点における先行車両3の位置で自車両2を惰行走行時の走行抵抗のみで停止させるために必要となる最小限の発進時の加速度及び加速時間を算出する。ステップS30を実施後、ステップS40に進む。
ステップS40にて、自車両を発進させ、ステップS30で算出した加速度及び加速時間で自車両2を加速走行後、惰行走行させて、自車両2の発進時における先行車両3の位置X2で自車両2を停止させる。ステップS40を実施後、リターンに進んで、本制御フローを終了する。
なお、ステップS30またはS40を行っているときに、先行車両3と自車両2の間への他車両4の割り込みの判定条件が成立した場合には、ステップS30またはS40を中止して、他車両4を新たな先行車両としてこの車両4に自車両2を追従させる。自車両2の追従後、リターンに進んで、本制御フローを終了する。
以上より、本実施形態では、自車両2のACC制御時で、かつ、自車両2の周辺が渋滞していると判定したときで、かつ、先行車両3と自車両2の車間距離Xが設定距離Xa以上となって自車両2の発進条件が成立したときに、さらに、先行車両3の周辺が渋滞していると判定したときには、自車両2の発進時の先行車両3の位置X2まで自車両2を加速走行及び惰行走行させ、この位置X2で自車両2を一旦停止させる制御を行う。自車両2をクリープ走行させて先行車両3に追従する場合と比較して、加速時に燃料を消費するだけで、位置X2までの自車両2の走行を燃料消費のない惰行走行のみで行うので、自車両2の燃費を向上させることができる。
本実施形態では、自車両2のACC制御時で、自車両2の車速Vが設定車速Va以下のときに、自車両2の周辺が渋滞しているか否かの判定を、自車両2の外部に備わる交通情報提供装置7から受信する交通情報と、自車両2の内部に備わる走行情報取得装置6から受信する走行情報と、の両方の情報に基づいて行う。これにより、自車両2の周辺が渋滞しているか否かの判定を交通情報のみに基づいて行う場合(例えば、自車両2のACC制御を行わない場合)と比較して、その判定精度を向上させることができる。
本実施形態では、自車両2のACC制御時における、先行車両3の周辺が渋滞しているか否かの判定を、先行車両3と自車両2との車間距離Xと、先行車両3の車速V’と、に基づいて行う。これにより、先行車両3の情報を少ないパラメータ数で迅速に把握することが可能となる。
本実施形態では、自車両2の発進時に、先行車両3の周辺が渋滞していると判定したときでも、先行車両3と自車両2の間に他車両4が割り込んでくるときには、自車両2の加速走行及び惰行走行を中止して、新たな先行車両となる他車両4に自車両2を追従させる。これにより、自車両2周辺の交通状況を円滑化することができる。
1 車両の走行制御装置
2 自車両
3 先行車両
4 他車両
5 走行路
6 走行情報取得装置
7 交通情報提供装置

Claims (3)

  1. 先行車両の停止に追従して自車両を停止後、前記先行車両が発進するときで、前記自車両の周辺が渋滞していると判定したときには、この発進後の前記先行車両と前記自車両との車間距離が予め設定された設定距離以上となるときに前記自車両を発進させる機能を有する車両の走行制御装置において、
    前記自車両の発進時に、前記先行車両の周辺が渋滞していると判定したときには、前記車間距離、前記自車両の車重、および、前記自車両の走行路の勾配を含むパラメータに基づいて、前記自車両の発進時の加速度および加速時間を算出し、前記自車両の発進後は前記自車両を前記加速度および前記加速時間に基づいて一旦加速した後の惰行走行時の抵抗により、前記自車両の発進時における前記先行車両の位置で前記自車両を停止させる制御を行うように構成される車両の走行制御装置。
  2. 前記自車両の発進時に、前記先行車両の周辺が渋滞していると判定したときでも、前記先行車両と前記自車両の間に他車両が割り込んでくると判定したときには、前記自車両を前記加速度および前記加速時間に基づいて一旦加速した後の惰行走行時の抵抗により、前記自車両の発進時における前記先行車両の位置で前記自車両を停止させる制御を中止する制御を行うように構成される請求項1に記載の車両の走行制御装置。
  3. 車両の走行制御装置により、先行車両の停止に追従して自車両を停止後、前記先行車両が発進するときで、前記自車両の周辺が渋滞していると判定したときには、この発進後の前記先行車両と前記自車両との車間距離が予め設定された設定距離以上となるときに前記自車両を発進させる車両の走行制御方法において、
    前記走行制御装置により、前記自車両の発進時に、前記先行車両の周辺が渋滞しているか否かを判定し、渋滞していると判定したときには、前記車間距離、前記自車両の車重、および、前記自車両の走行路の勾配を含むパラメータに基づいて、前記自車両の発進時の加速度および加速時間を算出し、前記自車両の発進後は前記自車両を前記加速度および前記加速時間に基づいて一旦加速した後の惰行走行時の抵抗により、前記自車両の発進時における前記先行車両の位置で前記自車両を停止させることを特徴とする車両の走行制御方法。
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