JP7118610B2 - 検出器パック、x線検出器、x線ct装置及び検出器パックの製造方法 - Google Patents

検出器パック、x線検出器、x線ct装置及び検出器パックの製造方法 Download PDF

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本発明の実施形態は、検出器パック、X線検出器、X線CT装置及び検出器パックの製造方法に関わるものである。
医療用X線CT(Computed Tomography)装置において用いられるX線を検出する検出器は、複数の検出器パックが配列されることで形成され得る。
検出器パックは、一般に、フリップチップボンディングにより半導体チップが基板に実装されることが多いが、電極同士の接合力のみでは十分な強度が得られない場合がある。よって、半導体チップと基板との間にアンダーフィル材を充填し、硬化させることで信頼性を高める処理が行われる。
基板に対して複数の半導体チップが実装された検出器パックに対するアンダーフィル材の充填手法としては、小口径のノズルをもつディスペンサを用いて、複数の半導体チップの間隙にアンダーフィル材を供給する手法がある。また、アンダーフィル材の塗布領域が基板上に確保できない場合には、検出器パック自体を傾け、上方から半導体チップと基板との間にアンダーフィル材を充填する手法がある。
しかし、X線CT装置で用いられるような検出器パックは、100μm以下という極めて狭いギャップで複数の半導体チップが実装されており、さらに半導体チップ上にシンチレータが設置されているため、複数の半導体チップの間隙に直接アンダーフィル材を充填することは不可能である。また、検出器パックを傾けてアンダーフィル材を充填した場合、シンチレータ及び透明接着フィルムにアンダーフィル材が付着し、検出器パックの性能が劣化する問題がある。
特開2004-363215号公報 特開2006-108588号公報
発明が解決しようとする課題は、簡易な製造プロセスで検出器の性能及び信頼性を向上させることにある。
本実施形態に係る検出器パックは、基板と、半導体チップアレイと、シンチレータアレイと、接着部材とを含む。半導体チップアレイは、光を電気信号に変換する複数の半導体チップから成り、前記基板の第1の面と電気的に接続される。シンチレータは、X線を前記光に変換する複数のシンチレータ結晶から成り、前記半導体チップアレイ上に設けられる。接着部材は、前記半導体チップアレイと前記基板の前記第1の面との間かつ前記半導体チップアレイの長手方向の端部に充填され、前記半導体チップアレイと前記基板とを接着する。
本実施形態に係るX線CT装置の構成を示すブロック図。 本実施形態に係る検出器パックの一例を示す平面図。 図2のA-A’線で検出器パックを切断した場合の断面図。 図2のB-B’線で検出器パックを切断した場合の断面図。 アンダーフィル材を充填する際の検出器パックの一例を示す平面図。 図5のD-D’線で検出器パックを切断した場合の断面図。 アンダーフィル材の硬化方法の一例を示す図。 検出器パックの製造方法の一例を示すフローチャート。 回転フレームに配置される複数の検出器パックをz軸方向から見た一例を示す図。 図9に示す複数の検出器パックの拡大図。 配置された複数の検出器パックをy軸方向から見た平面図。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係わる検出器パック、X線検出器、X線CT装置および検出器パックの製造方法について説明する。以下の実施形態では、同一の参照符号を付した部分は同様の動作をおこなうものとして、重複する説明を適宜省略する。
以下、一実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、一実施形態に係る検出器パックを用いるX線CT装置の構成を示すブロック図である。図1に示すX線CT装置1は、架台装置10と、寝台装置30と、コンソール装置40とを有する。なお、本実施形態では、非チルト状態での回転フレーム13の回転軸又は寝台装置30の天板33の長手方向をZ軸方向、Z軸方向に直交し、床面に対し水平である軸方向をX軸方向、Z軸方向に直交し、床面に対し垂直である軸方向をY軸方向とそれぞれ定義するものとする。
例えば、架台装置10および寝台装置30はCT検査室に設置され、コンソール装置40はCT検査室に隣接する制御室に設置される。なお、コンソール装置40は、必ずしも制御室に設置されなくてもよい。例えば、コンソール装置40は、架台装置10及び寝台装置30とともに同一の部屋に設置されてもよい。いずれにしても架台装置10と、寝台装置30と、コンソール装置40とは互いに通信可能に有線または無線で接続されている。
架台装置10は、被検体PをX線CT撮影するための構成を有するスキャン装置である。架台装置10は、X線管11と、X線検出器12と、回転フレーム13と、X線高電圧装置14と、制御装置15と、ウェッジ16と、コリメータ17と、データ収集装置18(DAS(Data Acquisition System)18ともいう)とを含む。
X線管11は、X線高電圧装置14からの高電圧の印加及びフィラメント電流の供給により、陰極(フィラメント)から陽極(ターゲット)に向けて熱電子を照射する真空管である。照射された熱電子は、ターゲットの焦点に衝突した際のエネルギーによってX線に変換される。これにより、X線管11は、熱電子が衝突したターゲットの焦点から、被検体Pへ照射するX線を発生する。X線管11で発生したX線は、例えばコリメータ17を介してコーンビーム形に成形され、被検体Pに照射される。
X線検出器12は、X線管11から照射され、被検体Pを通過したX線を検出し、当該X線量に対応した電気信号をDAS18へと出力する。X線検出器12は、例えば、X線管の焦点を中心として1つの円弧に沿ってチャネル方向に複数のX線検出素子が配列された複数のX線検出素子列を有する。X線検出器12は、例えば、チャネル方向に複数のX線検出素子が配列されたX線検出素子列がスライス方向(列方向、row方向)に複数配列された2次元配列構造を有する。本実施形態では、上述のX線検出素子列の構成を複数の検出器パックで実現した構成を想定しており、詳細は図2以降を参照して後述する。
回転フレーム13は、X線発生部とX線検出器12とを回転軸回りに回転可能に支持する。具体的には、回転フレーム13は、X線管11とX線検出器12とを対向支持し、後述する制御装置15によってX線管11とX線検出器12とを回転させる円環状のフレームである。回転フレーム13は、アルミニウム等の金属により形成された固定フレーム(図示せず)に回転可能に支持される。詳しくは、回転フレーム13は、ベアリングを介して固定フレームの縁部に接続されている。回転フレーム13は、制御装置15の駆動機構からの動力を受けて回転軸Z回りに一定の角速度で回転する。なお、回転フレーム13は、X線管11とX線検出器12に加えて、X線高電圧装置14やDAS18を更に備えて支持する。このような回転フレーム13は、撮影空間をなす開口(ボア)19が形成された略円筒形状の筐体に収容されている。開口はFOVに略一致する。開口の中心軸は、回転フレーム13の回転軸Zに一致する。なお、DAS18が生成した検出データは、例えば発光ダイオード(LED)を有する送信機から光通信によって架台装置の非回転部分(例えば固定フレーム)に設けられた、フォトダイオードを有する受信機(図示せず)に送信され、コンソール装置40へと転送される。なお、回転フレームから架台装置の非回転部分への検出データの送信方法は、前述の光通信に限らず、非接触型のデータ伝送であれば如何なる方式を採用しても構わない。
X線高電圧装置14は、変圧器(トランス)及び整流器等の電気回路を有し、X線管11に印加する高電圧及びX線管11に供給するフィラメント電流を発生する機能を有する高電圧発生装置と、X線管11が照射するX線に応じた出力電圧の制御を行うX線制御装置とを有する。高電圧発生装置は、変圧器方式であってもよいし、インバータ方式であっても構わない。なお、X線高電圧装置14は、後述する回転フレーム13に設けられてもよいし、架台装置10の固定フレーム(図示しない)側に設けられても構わない。
制御装置15は、CPU(Central Processing Unit)等を有する処理回路と、モータ及びアクチュエータ等の駆動機構とを有する。処理回路は、ハードウェア資源として、CPUやMPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサとROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリとを有する。また、制御装置15は、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)やフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)、他の複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)により実現されてもよい。制御装置15は、コンソール装置40からの指令に従い、X線高電圧装置14およびDAS18等を制御する。当該プロセッサは、当該メモリに保存されたプログラムを読み出して実現することで上記制御を実現する。
また、制御装置15は、コンソール装置40若しくは架台装置10に取り付けられた入力インターフェースからの入力信号を受けて、架台装置10及び寝台装置30の動作制御を行う機能を有する。例えば、制御装置15は、入力信号を受けて回転フレーム13を回転させる制御や、架台装置10をチルトさせる制御、及び寝台装置30及び天板33を動作させる制御を行う。なお、架台装置10をチルトさせる制御は、架台装置10に取り付けられた入力インターフェースによって入力される傾斜角度(チルト角度)情報により、制御装置15がX軸方向に平行な軸を中心に回転フレーム13を回転させることによって実現される。また、制御装置15は架台装置10に設けられてもよいし、コンソール装置40に設けられても構わない。なお、制御装置15は、当該メモリにプログラムを保存する代わりに、当該プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むように構成しても構わない。この場合、当該プロセッサは、当該回路内に組み込まれたプログラムを読み出して実行することで上記制御を実現する。
ウェッジ16は、X線管11から照射されたX線量を調節するためのフィルタである。具体的には、ウェッジ16は、X線管11から被検体Pへ照射されるX線が、予め定められた分布になるように、X線管11から照射されたX線を透過して減衰するフィルタである。例えば、ウェッジ16(ウェッジフィルタ(wedge filter)、ボウタイフィルタ(bow-tie filter))は、所定のターゲット角度や所定の厚みとなるようにアルミニウムを加工したフィルタである。
コリメータ17は、ウェッジ16を透過したX線の照射範囲を絞り込むための鉛板等であり、複数の鉛板等の組み合わせによってスリットを形成する。
DAS18は、X線検出器12の各X線検出素子から出力される電気信号に対して増幅処理を行う増幅器と、増幅された電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換器とを有し、当該デジタル信号が示すデジタル値を有する検出データを生成する。検出データは、生成元のX線検出素子のチャネル番号、列番号、および収集されたビューを示すビュー番号により識別されたX線強度のデジタル値のセットである。なお、ビュー番号としては、ビューが収集された順番(収集時刻)を用いてもよく、X線管11の回転角度を表す番号(例、1~1000)を用いてもよい。また、DAS18が生成した検出データは、架台装置10に収容された受信機を介してコンソール装置40へと転送される。
寝台装置30は、スキャン対象の被検体Pを載置、移動させる装置であり、基台31と、寝台駆動装置32と、天板33と、支持フレーム34とを備えている。
基台31は、支持フレーム34を鉛直方向に移動可能に支持する筐体である。
寝台駆動装置32は、被検体Pが載置された天板33を天板33の長軸方向に移動するモータあるいはアクチュエータである。寝台駆動装置32は、コンソール装置40による制御、または制御装置15による制御に従い、天板33を移動する。例えば、寝台駆動装置32は、天板33に載置された被検体Pの体軸が回転フレーム13の開口の中心軸に一致するよう、天板33を被検体Pに対して直交方向に移動する。また、寝台駆動装置32は、架台装置10を用いて実行されるX線CT撮影に応じて、天板33を被検体Pの体軸方向に沿って移動してもよい。寝台駆動装置32は、制御装置15からの駆動信号のデューティ比等に応じた回転速度で駆動することにより動力を発生する。寝台駆動装置32は、例えば、ダイレクトドライブモータやサーボモータ等のモータにより実現される。
支持フレーム34の上面に設けられた天板33は、被検体Pが載置される板である。なお、寝台駆動装置32は、天板33に加え、支持フレーム34を天板33の長軸方向に移動してもよい。
コンソール装置40は、メモリ41と、ディスプレイ42と、入力インターフェース43と、処理回路44とを有する。メモリ41と、ディスプレイ42と、入力インターフェース43と、処理回路44との間のデータ通信は、バス(BUS)を介して行われる。
メモリ41は、種々の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、集積回路記憶装置等の記憶装置である。メモリ41は、例えば、投影データや再構成画像データを記憶する。メモリ41は、HDDやSSD等以外にも、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、フラッシュメモリ等の可搬性記憶媒体や、RAM(Random Access Memory)等の半導体メモリ素子等との間で種々の情報を読み書きする駆動装置であってもよい。また、メモリ41の保存領域は、X線CT装置1内にあってもよいし、ネットワークで接続された外部記憶装置内にあってもよい。例えば、メモリ41は、CT画像や表示画像のデータを記憶する。また、メモリ41は、本実施形態に係る制御プログラムを記憶する。
ディスプレイ42は、各種の情報を表示する。例えば、ディスプレイ42は、処理回路44によって生成された医用画像(CT画像)や、操作者からの各種操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)等を出力する。ディスプレイ42としては、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro Luminescence Display)、プラズマディスプレイ又は他の任意のディスプレイが、適宜、使用可能となっている。
入力インターフェース43は、操作者からの各種の入力操作を受け付け、受け付けた入力操作を電気信号に変換して処理回路44に出力する。例えば、入力インターフェース43は、投影データを収集する際の収集条件や、CT画像を再構成する際の再構成条件、CT画像から後処理画像を生成する際の画像処理条件等を操作者から受け付ける。入力インターフェース43としては、例えば、マウス、キーボード、トラックボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック、タッチパッド及びタッチパネルディスプレイ等が適宜、使用可能となっている。なお、本実施形態において、入力インターフェース43は、マウス、キーボード、トラックボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック、タッチパッド及びタッチパネルディスプレイ等の物理的な操作部品を備えるものに限られない。例えば、装置とは別体に設けられた外部の入力機器から入力操作に対応する電気信号を受け取り、この電気信号を処理回路44へ出力する電気信号の処理回路も入力インターフェース43の例に含まれる。
処理回路44は、入力インターフェース43から出力される入力操作の電気信号に応じてX線CT装置1全体の動作を制御する。例えば、処理回路44は、ハードウェア資源として、CPUやMPU、GPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサとROMやRAM等のメモリとを有する。処理回路44は、メモリに展開されたプログラムを実行するプロセッサにより、システム制御機能441、前処理機能442、再構成処理機能443、画像処理機能444、スキャン制御機能445、表示制御機能446などを実行する。なお、各機能441~446は単一の処理回路で実現される場合に限らない。複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより各機能441~446を実現するものとしても構わない。
システム制御機能441は、入力インターフェース43を介して操作者から受け付けた入力操作に基づいて、処理回路44の各機能を制御する。具体的には、システム制御機能441は、メモリ41に記憶されている制御プログラムを読み出して処理回路44内のメモリ上に展開し、展開された制御プログラムに従ってX線CT装置1の各部を制御する。例えば、処理回路44は、入力インターフェース43を介して操作者から受け付けた入力操作に基づいて、処理回路44の各機能を制御する。
前処理機能442は、DAS18から出力された検出データに対して対数変換処理やオフセット補正処理、チャネル間の感度補正処理、ビームハードニング補正等の前処理を施したデータを生成する。なお、前処理前のデータ(検出データ)および前処理後のデータを総称して投影データと称する場合もある。
再構成処理機能443は、前処理機能442にて生成された投影データに対して、フィルタ補正逆投影法や逐次近似再構成法等を用いた再構成処理を行ってCT画像データを生成する。
画像処理機能444は、入力インターフェース43を介して操作者から受け付けた入力操作に基づいて、再構成処理機能443によって生成されたCT画像データを公知の方法により、任意断面の断層像データや3次元画像データに変換する。
スキャン制御機能445は、X線高電圧装置14に高電圧を供給させて、X線管11にX線を照射させるなど、X線スキャンに関する各種動作を制御する。例えば、スキャン制御機能445は、スキャン範囲、撮影条件等を決定するための被検体Pの2次元の位置決め画像データを取得する。なお、位置決め画像データはスキャノ画像データやスカウト画像データと呼ばれる場合もある。
表示制御機能446は、各機能441~445による処理途中又は処理結果の情報を表示するようにディスプレイ42を制御する。
なお、コンソール装置40は、単一のコンソールにて複数の機能を実行するものとして説明したが、複数の機能を別々のコンソールが実行することにしても構わない。例えば、前処理機能442、再構成処理機能443等の処理回路44の機能を分散して有しても構わない。
次に、本実施形態に係る検出器パックの一例について図2から図4までを参照して説明する。
図2は、検出器パック121の平面図である。図3は、図2のA-A’線で検出器パック121を切断した場合の断面図である。図4は、図2のB-B’線で検出器パック121を切断した場合の断面図である。
検出器パック121は、回転フレーム13においてX線管11と対向する位置に配置される。複数の検出器パック121は、後述の半導体チップアレイの長手方向がスライス方向(z軸方向)となり、半導体チップアレイの短手方向が回転フレーム13の回転方向(チャネル方向、x軸方向)となるように並列配置されることにより、X線検出器12が形成される。
検出器パック121は、基板122と、複数の半導体チップ123と、シンチレータ124と、コネクタ125と、アンダーフィル材126(接着部材ともいう)とを含む。
基板122は、例えばアルミナから形成されたセラミック基板であり、第1の面1221と第1の面1221に対向する第2の面1222とを含む。
複数の半導体チップ123は、シンチレータ124からの光量に応じて電気信号を発生する機能を有し、フォトダイオード等の光電変換素子を有するASICである。言い換えれば、複数の半導体チップ123は、光を電気信号に変換する。複数の半導体チップ123は、基板122の第1の面1221上に配置される。本実施形態では、図2に示すように、第1の面1221上に100μm以下のギャップで、16個の半導体チップ123が2行8列のアレイ状に配置される。図2のように配列された複数の半導体チップ123を半導体チップアレイとも呼ぶ。半導体チップ123の電極に形成される金属バンプ127と第1の面1221上の電極とが、導電性接着剤128を用いたフリップチップボンディングによって電気的に接続される。これにより、複数の半導体チップ123と基板122の第1の面1221とが接続される。
シンチレータ124は、入射したX線量に応じた光子量の光を出力するシンチレータ結晶を有する。言い換えれば、シンチレータ124は、入射したX線を光に変換する。シンチレータ124は、半導体チップアレイ上に透明接着フィルム129(接着シートともいう)を介して積層される。
コネクタ125は、基板122の第2の面1222側に設置され、複数の半導体チップ123からの電気信号を、図示しない他の回路または基板へ伝送するための接続に用いられる。
アンダーフィル材126は、基板122と半導体チップ123との接着強度を向上させるための接着剤である。アンダーフィル材126には、例えばエポキシ樹脂といった熱硬化性樹脂が用いられる。アンダーフィル材126は、半導体チップアレイと基板122の第1の面1221との間であり、かつ半導体チップアレイの長手方向の端部に充填されることで、半導体チップ123と基板122とを接着する。例えば、アンダーフィル材126は、端部に設けられる半導体チップ123の1つ分の領域50に充填すればよい。
なお、ここでは図示しないが、検出器パック121はグリッドを含んでもよい。グリッドは、シンチレータ124のX線入射側の面に配置され、散乱X線を吸収する機能を有するX線遮蔽板を有する。
次に、アンダーフィル材126の充填方法について図5及び図6を参照して説明する。
図5は、検出器パック121の平面図であり、図6は、図5のD-D’線で検出器パック121を切断した場合の断面図である。
図5に示すように、ディスペンサ501が、ディスペンサ移動線502に沿って、アンダーフィル材126を検出器パック121に対して供給する。アンダーフィル材126は、毛細管現象により、微小な間隙である半導体チップ123-1と基板122の第1の面1221との間に侵入して充填されてゆく。
なお、アンダーフィル材126の供給の際、検出器パック121のz方向端部の半導体チップ123-1の側面全てにアンダーフィル材126が供給されるのではなく、半導体チップ123間の間隙を含む非供給領域503にはアンダーフィル材126が供給されないようにする。
図6に示す状態からアンダーフィル材126の侵入及び充填が完了した結果が図4のようになる。図4に示すように、アンダーフィル材126が2つの半導体チップ123の間隙および透明接着フィルム129と半導体チップ123との間隙に充填されない。よって、アンダーフィル材126がシンチレータ124又は透明接着フィルム129に付着して光の入射量が変化するといった、検出器パック121の性能劣化が生じない。
なお、アンダーフィル材126の供給量(充填量)は、例えば、半導体チップ123の大きさ(面積)、半導体チップ123と基板122との間隙の大きさ(面積又は体積)、金属バンプ127の大きさ(表面積又は体積)に基づき、少なくとも半導体チップアレイの長手方向端部にある半導体チップ123の1つ分に充填され、かつアンダーフィル材126が充填されるのが望ましくない間隙に侵入しないような量が決定されればよい。具体的には、アンダーフィル材126の供給量は、上記条件に基づいて検出器パック121の製造段階の試作などにより予め決定されればよい。
次に、アンダーフィル材126の硬化方法の一例について図7を参照して説明する。
図7は、検出器パック121と、アンダーフィル材126を硬化させるためのヒーター701及び熱伝導性治具702との断面図である。
ヒーター701は、熱伝導性治具702を介してアンダーフィル材126を加熱する。
熱伝導性治具702は、検出器パック121を積載可能にヒーター701上に配置される。具体的には、熱伝導性治具702は、ヒーター701上に、検出器パック121のコネクタ125がヒーター701に直接触れない高さとなるように構成され、検出器パック121の基板122の第2の面1222が熱伝導性治具702の上部に接するように積載される。また、熱伝導性治具702は、アンダーフィル材126が充填されている部分を加熱できればよく、図7に示すような長手方向端部を支持できる構成であればよい。
ヒーター701により熱伝導性治具702が加熱され、熱伝導性治具702の熱が基板122を介してアンダーフィル材126に伝わる(アンダーフィル材126が基板122を介して間接的に加熱される)ことにより、アンダーフィル材126が硬化する。ヒーター701の温度は、アンダーフィル材126が硬化する温度となるように設定されればよく、加熱中の基板122の温度を測定してもよいし、試験用の基板を用いて試験加熱を行い、アンダーフィル材126が硬化する温度が予め決定されてもよい。
図7に示す構成により部分的に基板122を加熱し、アンダーフィル材126を硬化させることで、検出器パック121全体を加熱する必要が無い。よって、熱に弱いシンチレータ124及び透明接着フィルム129が加熱されることによる劣化を低減することができ、結果として検出器パック121の性能劣化を防止することができる。
次に、検出器パック121の製造方法の一例について、図8のフローチャートを参照して説明する。
ステップS801では、基板122の第1の面1221に半導体チップアレイが配置される。具体的には、図3に示すように、基板122の第1の面1221に、フリップチップボンディングにより、半導体チップ123、透明接着フィルム129及びシンチレータ124が積層方向に配置される。
ステップS802では、基板122の第2の面1222に、コネクタ125が接続される。
ステップS803では、ディスペンサ501が、ディスペンサ移動線502に沿って検出器パック121の非供給領域503以外の領域に、アンダーフィル材126を供給する。
ステップS804では、ヒーター701が、熱伝導性治具702を介して、検出器パック121の基板122が所定の温度になるように当該基板122を加熱する。これにより、アンダーフィル材126が硬化する。
以上で検出器パック121の製造方法の一例を終了する。
次に、回転フレーム13に対する検出器パック121の取り付け例について図9から図11を参照して説明する。
図9は、回転フレーム13に配置される複数の検出器パック121をz軸方向から見た図の一例である。図10は、図9の複数の検出器パックのうち、2つの検出器パック121に注目した場合の当該検出器パック121の中心部分の断面図である。図11は、配置された複数の検出器パックをy軸方向から見た平面図である。
図11に示すように、アンダーフィル材126が充填された長手方向がスライス方向となるように、複数の検出器パック121が配列されることで、X線検出器12が形成される。検出器パック121の短手方向からはアンダーフィル材126が塗布されず、検出器パック121の短手方向の側面にアンダーフィル材126が付着しないため、短手方向(チャネル方向)で検出器パック121同士が干渉せず、密接に配置することができる。
なお、図9に示すように、例えばクーラー901で強制的に検出器パック121を空冷することもできる。これは、アンダーフィル材126が充填されていない検出器パック121の半導体チップ123と基板122の第1の面1221と間に空隙があるため、図9及び図10に示すような空気の流路902が確保されるからである。つまり、X線CT装置の動作中(スキャン中)においてクーラー901により半導体チップ123を空冷することで、X線検出器12の放熱性を向上させることができる。
図9の例では、2つのクーラー901によりチャンネル方向両端から空冷する例を示すが、1つのクーラー901により一方向から空冷してもよい。
なお、クーラー901に代えて、回転フレーム13を、回転フレーム13が回転することにより生じる空気の流路を取り入れる構造とすることで、半導体チップ123を空冷してもよい。
以上に示した実施形態によれば、アンダーフィル材が、半導体チップアレイと基板の第1の面との間であってかつ半導体チップアレイの長手方向の端部に充填されることで、一定の強度を確保しつつ、接続部分の長期信頼性を向上させることができる。これは、検出器パックでは、シンチレータなどの部材の反りの影響及びシンチレータとセラミック基板との熱膨張差による影響が大きく、基板の長辺方向端部のチップの電極接続部が優先的に破断しやすいため、当該部分をアンダーフィル材で補強することにより上記実益を得ることができる。さらには、アンダーフィル材の供給量の削減、パックの重量の低減も実現できる。
また、アンダーフィル材の塗布用治具や減圧装置などが不要のため、プロセスの簡易化を実現できる。さらに、アンダーフィル材が充填されていない半導体チップと基板の第1の面との間には間隙を有するため、放熱性の向上を実現できる。さらに、シンチレータと半導体チップアレイ界面へのアンダーフィル材の浸食を防止することができるので、検出器パックの性能劣化を防止できる。
また、ヒーターにより熱伝導性治具を介して検出器パックの基板を加熱してアンダーフィル材を硬化させることで、熱に弱いシンチレータ及び透明接着フィルムを直接加熱することなく、性能劣化を防止できる。
なお、本実施形態では、X線を検出するX線検出器として用いる検出器パックに関して説明してきたが、例えば、光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)といったイメージセンサ(撮像デバイス、撮像素子)のような検出器に用いる検出器パックとしても同様に構成することができる。すなわち、イメージセンサの光電変換素子と基板との間であってかつ光電変換素子の一方向の端部にアンダーフィル材126を充填することで、X線検出器に用いる検出器パックの場合と同様の実益を有するイメージセンサを構成できる。
X線CT装置1には、X線管と検出器とが一体として被検体の周囲を回転するRotate/Rotate-Type(第3世代CT)、リング状にアレイされた多数のX線検出素子が固定され、X線管のみが被検体の周囲を回転するStationary/Rotate-Type(第4世代CT)等様々なタイプがあり、いずれのタイプでも本実施形態へ適用可能である。
加えて、実施形態に係る各機能は、当該処理を実行するプログラムをワークステーション等のコンピュータにインストールし、これらをメモリ上で展開することによっても実現することができる。このとき、コンピュータに当該手法を実行させることのできるプログラムは、磁気ディスク(ハードディスクなど)、光ディスク(CD-ROM、DVDなど)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1・・・X線CT装置、10・・・架台装置、11・・・X線管、12・・・X線検出器、13・・・回転フレーム、14・・・X線高電圧装置、15・・・制御装置、16・・・ウェッジ、17・・・コリメータ、18・・・データ収集装置(DAS)、30・・・寝台装置、31・・・基台、32・・・寝台駆動装置、33・・・天板、34・・・支持フレーム、40・・・コンソール装置、41・・・メモリ、42・・・ディスプレイ、43・・・入力インターフェース、44・・・処理回路、50・・・領域、121・・・検出器パック、122・・・基板、123,123-1・・・半導体チップ、124・・・シンチレータ、125・・・コネクタ、126・・・アンダーフィル材、127・・・金属バンプ、128・・・導電性接着剤、129・・・透明接着フィルム、441・・・システム制御機能、442・・・前処理機能、443・・・再構成処理機能、444・・・画像処理機能、445・・・スキャン制御機能、446・・・表示制御機能、501・・・ディスペンサ、502・・・ディスペンサ移動線、503・・・非供給領域、701・・・ヒーター、702・・・熱伝導性治具、901・・・クーラー、902・・・流路、1221・・・第1の面、1222・・・第2の面。

Claims (8)

  1. 基板と、
    光を電気信号に変換する複数の半導体チップから成り、前記基板の第1の面と電気的に接続される半導体チップアレイと、
    入射したX線を前記光に変換する複数のシンチレータ結晶から成り、前記半導体チップアレイ上に設けられるシンチレータと、
    前記半導体チップアレイと前記基板の前記第1の面との間かつ前記半導体チップアレイの長手方向の端部に充填され、前記半導体チップアレイと前記基板とを接着する接着部材と、
    を備え、
    前記シンチレータは、前記X線が入射する入射面と、前記入射面の対面であって前記光を放出する放出面とを備え、
    前記接着部材は、前記半導体チップアレイと前記第1の面との間隙において、前記半導体チップアレイの長手方向の端部から前記半導体チップアレイの長手方向における中央部に向かって充填され、かつ前記中央部に位置する少なくとも1つの半導体チップと前記第1面とで形成される間隙部分には充填されない、
    検出器パック。
  2. 前記半導体チップアレイは、前記第1の面にフリップチップボンディングで接続され、
    前記接着部材は、前記半導体チップアレイのうち一部の半導体チップと前記第1の面との間隙に充填される請求項1に記載の検出器パック。
  3. 前記接着部材は、前記半導体チップアレイと前記第1の面との間隙において、前記長手方向の端部に設けられる前記半導体チップの領域に充填され、前記半導体チップアレイと前記第1の面との間隙のうち前記領域以外の領域には充填されない、請求項1または請求項2に記載の検出器パック。
  4. 前記シンチレータは、接着シートを介して前記半導体チップアレイ上に設けられ、
    前記接着部材の充填量は、少なくとも前記半導体チップの大きさ、当該半導体チップと前記第1の面との間隙の大きさ、及び前記半導体チップに形成されるバンプの大きさに基づき決定され、前記シンチレータ及び前記接着シートに付着しない量である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の検出器パック。
  5. 前記第1の面に対向する第2の面に設けられ、前記電気信号を外部に伝送するコネクタをさらに具備する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の検出器パック。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の検出器パックを複数具備し、
    複数の検出器パックは、前記半導体チップアレイの長手方向がスライス方向となり、当該半導体チップアレイの短手方向がチャネル方向となるように並列配置される、X線検出器。
  7. X線を照射するX線管と、
    前記X線管から照射されて被検体を透過したX線を検出する検出器とを備え、
    前記検出器は、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の検出器パックを複数具備し、
    複数の検出器パックは、前記半導体チップアレイの長手方向がスライス方向となり、当該半導体チップアレイの短手方向がチャネル方向となるように並列配置される、X線CT装置。
  8. 基板の第1の面に、光を電気信号に変換する複数の半導体チップからなる半導体チップアレイを配置するステップと、
    ディスペンサにより、前記半導体チップアレイと前記第1の面との間かつ前記半導体チップアレイの長手方向の端部に限定して接着部材を充填するステップと、
    前記第1の面とは反対側の第2の面に接触させた治具を加熱することにより前記接着部材を硬化させるステップとを具備する、検出器パックの製造方法。
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